JPH08194249A - レンズマウントコンバ−タ - Google Patents

レンズマウントコンバ−タ

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Publication number
JPH08194249A
JPH08194249A JP7006537A JP653795A JPH08194249A JP H08194249 A JPH08194249 A JP H08194249A JP 7006537 A JP7006537 A JP 7006537A JP 653795 A JP653795 A JP 653795A JP H08194249 A JPH08194249 A JP H08194249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side member
lens barrel
main body
mount
lens
Prior art date
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Application number
JP7006537A
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English (en)
Inventor
Yukio Kanjiyou
行男 冠城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7006537A priority Critical patent/JPH08194249A/ja
Publication of JPH08194249A publication Critical patent/JPH08194249A/ja
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズ鏡筒をカメラ本体に対して任意の回転位
置で接続することができるレンズマウントコンバ−タを
提供する。 【構成】レンズ鏡筒2に着脱可能に取り付けられるマウ
ント部材5と、マウント部材5を固定するマウント座6
と、カメラ本体3に着脱可能に取り付けられるマウント
部材4と、マウント座6とマウント部材4との間に装着
される中間リング7と、マウント座6と中間リング7と
を締め付けるロックナット9と、中間リング7とマウン
ト部材4とを締め付けるロックナット8と、マウント部
材4の端面に形成された周方向溝4aに設けられた回転
制限ピン10と、中間リング7の端面に設けられ、か
つ、ロックナット8による締め付けが行われていないと
きに中間リング7が回転した場合には、当該回転にとも
なって回転制限ピン10と係合し、マウント部材4を同
方向に回転させる回転制限ピン11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学
的な軸線が一致するように接続するレンズマウントコン
バ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸
線が一致するように接続するレンズマウントコンバ−タ
が従来から知られており、例えば、図3に示すように構
成されている。この例では、レンズ鏡筒22に設けられ
たバヨネットマウント22aと、カメラ本体23に設け
られたスクリュ−マウント23aとの整合をとるために
レンズマウントコンバ−タ21が用いられる。
【0003】レンズマウントコンバ−タ21は、本体と
して、筒状部材26を備え、筒状部材26の一方の端面
には、バヨネットマウントが形成されたマウント部材2
5がビス27によって固定されている。筒状部材26の
他方の端面には、スクリュ−マウントが形成されたマウ
ント部材24がビス28よって固定されている。撮影時
において、レンズマウントコンバ−タ21は、マウント
部材25を介してレンズ鏡筒22のマウント22aに係
合し、その後、レンズ固定ピン29によって固定され
る。レンズ鏡筒22と一体化したレンズマウントコンバ
−タ21は、マウント部材24を介してカメラ本体23
に固定される。
【0004】また、カメラ本体23が小型である場合、
普通、これにともなってスクリュ−マウント23a自体
も小さくなる。スクリュ−マウント23aが小さくなれ
ば、機械的強度もそれだけ落ちることになる。したがっ
て、大型のレンズ鏡筒を使用する場合には、図3に示す
ような支持脚30(一般的には三脚)を取り付け、スク
リュ−マウント23aに過大な重量がかからないように
するのが普通である。支持脚30は、レンズマウントコ
ンバ−タ21を介してレンズ鏡筒22およびカメラ本体
23を支持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すような従来
のレンズマウントコンバ−タの場合、マウント部材25
は、バヨネットマウント22aに対して、予め定めた相
対位置で固定される。一方、マウント部材24は、スク
リュ−マウント23aに完全に捩じ込まれた状態で固定
される。つまり、レンズ鏡筒22、レンズマウントコン
バ−タ21、および、カメラ本体23の一体化にともな
って、これらの光学的な位置決めが完了するように構成
されている。
【0006】ところで、撮影状況によっては、目的の構
図に合わせるためにカメラ本体23を回転させる必要が
生じる。しかし、レンズマウントコンバ−タ21が支持
脚30で支えられているとレンズ側は回転できないた
め、光学的な位置決めを変えずにカメラ本体23を自由
に回転させることができなくなる。
【0007】このような問題点を考慮して、例えば、図
4に示すようなレンズマウントコンバ−タ31が提案さ
れている。レンズマウントコンバ−タ31は、レンズ鏡
筒32とカメラ本体33とを接続するものであり、レン
ズ固定ピン41を有するマウント部材35と、マウント
部材35がビス37によって固定されるとともに、支持
脚42が取り付けられる筒状部材36と、カメラ本体3
3に取り付けられるマウント部材34とを有して構成さ
れている。そして、このレンズマウントコンバ−タ31
では、マウント部材34をロックナット38により固定
している。マウント部材34の端面には、周方向に沿っ
て溝34aが形成され、そこに、筒状部材36の端面に
植設された回転制限ピン39が挿入されている。一方、
溝34aの中にも、回転制限ピン40が植設されてい
る。
【0008】そして、レンズ鏡筒32とカメラ本体33
との間にレンズマウントコンバ−タ31を装着したの
ち、任意の構図を設定したい場合には、ロックナット3
8を緩めて、マウント部材34とともにカメラ本体33
を回転させればよい。カメラ本体33を回転させ構図を
決めたら、再びロックナット38を締めて固定する。
【0009】また、ロックナット38を緩めた際に、筒
状部材36を回転制限ピン39と回転制限ピン40とが
当接するまで回転させ、その後、筒状部材36をさらに
回転させれば、回転制限ピン39、40を介してマウン
ト部材34に回転力が伝わり、レンズマウントコンバ−
タ自体をカメラ本体33から取り外すことができる。
【0010】しかしながら、この従来例では、カメラ本
体33の回転調整を行う際、溝34a内において回転制
限ピン39、40が互いに当接してしまう(図5参
照)。そのため、これらの回転制限ピンに対応する回転
角度αが設定できなくなり、目的の撮影ができないこと
が多々生じている。
【0011】このような問題点を鑑み、本発明の目的
は、レンズ鏡筒をカメラ本体に対して任意の回転位置で
接続するレンズマウントコンバ−タを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の第1の態様によれば、レンズ鏡筒とカメラ本
体とを光学的な軸線が一致するように接続するレンズマ
ウントコンバ−タにおいて、前記レンズ鏡筒に着脱可能
に取り付けられる鏡筒側部材と、前記カメラ本体に着脱
可能に取り付けられる本体側部材と、前記鏡筒側部材と
前記本体側部材との間に装着される中間部材と、前記中
間部材に対する前記鏡筒側部材の、前記軸線を回転軸と
する回転方向における任意の相対位置で、前記鏡筒側部
材を前記中間部材に固定する第1の連結機構と、前記本
体側部材に対する前記中間部材の、前記回転方向の予め
定めた回転角度内における任意の相対位置で、前記中間
部材を前記本体側部材に固定する第2の連結機構とを備
えることを特徴とするレンズマウントコンバ−タが提供
される。
【0013】前記目的を達成するための本発明の第2の
態様によれば、レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸
線が一致するように接続するレンズマウントコンバ−タ
において、前記レンズ鏡筒に着脱可能に取り付けられる
鏡筒側部材と、前記カメラ本体に着脱可能に取り付けら
れる本体側部材と、前記鏡筒側部材と前記本体側部材と
の間に装着される中間部材と、前記鏡筒側部材と前記中
間部材とに係合するとともに、前記軸線を回転軸とする
自身の回転にともなって、前記鏡筒側部材と前記中間部
材とを締め付ける第1の連結部材と、前記中間部材と前
記本体側部材とに係合するとともに、前記軸線を回転軸
とする自身の回転にともなって、前記中間部材と前記本
体側部材とを締め付ける第2の連結部材とを備え、前記
中間部材には、前記中間部材と前記本体側部材とが締め
付けられていないときに当該中間部材が回転した場合に
は、当該回転にともなって前記本体側部材の一部と係合
し、当該本体側部材を同方向に回転させる係合部が設け
られていることを特徴とするレンズマウントコンバ−タ
が提供される。
【0014】前記目的を達成するための本発明の第3の
態様によれば、第2の態様において、前記中間部材と前
記本体側部材とが締め付けられているときに前記中間部
材に接触する前記本体側部材の端面には、周方向に沿っ
て溝が形成されており、前記本体側部材の一部は、当該
溝内に設けられた第1の回転制限ピンであり、前記係合
部は、前記溝に挿入される第2の回転制限ピンであるこ
とを特徴とするレンズマウントコンバ−タが提供され
る。
【0015】前記目的を達成するための本発明の第4の
態様によれば、第2または第3の態様において、前記鏡
筒側部材には、当該鏡筒側部材と前記中間部材とが締め
付けられているときに、前記中間部材の端部が嵌まり込
む第1の案内部が形成されており、前記中間部材には、
当該中間部材と前記本体側部材とが締め付けられている
ときに、前記本体側部材の端部が嵌まり込む第2の案内
部が形成されていることを特徴とするレンズマウントコ
ンバ−タが提供される。
【0016】前記目的を達成するための本発明の第5の
態様によれば、レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸
線を一致させた状態で相対回転可能に連結する連結機構
と、前記カメラ本体に対する前記レンズ鏡筒の、回転方
向おける任意の相対位置で、前記レンズ鏡筒を前記カメ
ラ本体に固定する固定機構とを備えることを特徴とする
レンズマウントコンバ−タが提供される。
【0017】
【作用】本発明によれば、連結機構によりレンズ鏡筒と
カメラ本体とを光学的な軸線を一致させた状態で相対回
転可能に連結することが可能であり、さらに、固定機構
により回転方向おける任意の相対位置で、レンズ鏡筒に
カメラ本体を固定することができる。すなわち、レンズ
鏡筒に対するカメラ本体の、回転方向における位置決め
を自由に行うことができるようになり、レンズ鏡筒を三
脚等に固定した場合でも、撮影者は、カメラ本体を回転
させて被写体の様々な構図を設定することができる。
【0018】連結機構や固定機構には、様々な形態があ
るが、鏡筒側部材、一方の端面に周方向に沿って溝が形
成され、そこに第1の回転制限ピンが設けられた本体側
部材、これらの部材の間に装着され、かつ、第2の回転
制限ピンが設けられた中間部材、鏡筒側部材と中間部材
とを締め付ける第1の連結部材、および、中間部材と本
体側部材とを締め付ける第2の連結部材を備えているも
のであってもよい。これらの部材を用いて、カメラ本体
をレンズ鏡筒に固定する場合には、例えば、つぎのよう
な接続を行う。なお、鏡筒側部材は、三脚に固定されて
いるものとする。
【0019】まず、固定されている鏡筒側部材にレンズ
鏡筒を取付け、カメラ本体に本体側部材を取り付ける。
つぎに、レンズ鏡筒を取り付けた鏡筒側部材と中間部材
とを軸線が一致するように互いの端面を合わせ、これら
に第1の連結部材を係合させる。その後、第1の連結部
材を回転させれば、鏡筒側部材と中間部材とを締め付け
ることができる。
【0020】さらに、レンズ鏡筒および鏡筒側部材と一
体化された中間部材と、カメラ本体に取り付けた本体側
部材とを軸線が一致するように互いの端面を合わせ、こ
れらに第2の連結部材を係合させる。なお、これらの端
面を合わせる際に、中間部材の第2の回転制限ピンが、
本体側部材の溝に挿入されるようにする。その後、第2
の連結部材を回転させれば、中間部材と本体側部材とを
締め付けることができる。
【0021】以上のような接続を行えば、撮影レンズに
カメラ本体を固定することができる。なお、カメラ本体
の撮影レンズに対する回転方向における位置を変更した
い場合には、つぎのような調整を行えばよい。
【0022】すなわち、第2の連結部材を先程と逆方向
に回転させ、中間部材と本体側部材とを互いに相対回転
できるように緩めれば、カメラ本体の撮影レンズに対す
る回転位置を任意に変えることができる。所望の位置を
決めたら、第2の連結部材で、再び、中間部材と本体側
部材とを締め付ければよい。なお、本体側部材の溝に
は、第2の回転制限ピンが挿入されているため、中間部
材と本体側部材とを相対回転させていくと、第2の回転
制限ピンが溝内に設けられた第1の回転制限ピンに当接
する。この状態において、中間部材をさらに回転させれ
ば、これらの回転制限ピンを介して、回転力が本体側部
材に伝達される。すなわち、本体側部材がカメラ本体に
ねじ込まれて取り付けられている場合には、本体側部材
をカメラ本体から取り外すことができる。
【0023】なお、上記において、第1、第2の回転制
限ピンが邪魔になる回転角度については調整を行うこと
ができない。したがって、この回転角度分の調整を行い
たい場合には、今度は、第2の連結部材を回転させ、鏡
筒側部材と中間部材とを互いに相対回転できるように緩
めればよい。このようにすれば、先程の回転角度分の調
整を含め、カメラ本体の撮影レンズに対する回転位置を
任意に変えることができる。
【0024】なお、鏡筒側部材に、中間部材の端部が嵌
まり込む第1の案内部が形成されていれば、鏡筒側部材
と中間部材とが締め付けられているときに、これらが軸
線と垂直方向にずれることがない。また、中間部材に、
本体側部材の端部が嵌まり込む第2の案内部が形成され
ていれば、中間部材と本体側部材とが締め付けられてい
るときに、これらが軸線と垂直方向にずれることがな
い。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0026】図1に示すように、本実施例のレンズマウ
ントコンバ−タ1は、レンズ鏡筒2とカメラ本体3とを
光学的な軸線が一致するように接続する。本実施例で
は、カメラ本体3に、電子カメラ(例えばCCDカメ
ラ)を用いており、また、レンズ鏡筒2の内部には、写
真撮影用のレンズ群が設けられている。カメラ本体3
は、レンズ鏡筒2のレンズ群を介して高解像度の撮影を
行うことができる。
【0027】図2に示すように、レンズマウントコンバ
−タ1は、カメラ本体3に着脱可能に取り付けられるマ
ウント部材4と、レンズ鏡筒2に着脱可能に取り付けら
れるマウント部材5と、マウント部材5を固定するマウ
ント座6と、マウント座6とマウント部材4との間に装
着される中間リング7と、マウント部材4と中間リング
7とを連結するロックナット8と、マウント座6と中間
リング7とを連結するロックナット9とを有して構成さ
れている。
【0028】マウント部材4には、スクリュ−マウント
(詳細にはCマウント)が形成されており、カメラ本体
3のマウント3aにねじ込まれる。マウント部材4の中
間リング7側の端面には周方向に沿って溝4aが形成さ
れている。回転制限ピン10は、溝4aの底面に植設さ
れており、その頭部が溝口から突出しないような長さを
有する。
【0029】中間リング7のマウント部材4側の端面に
は、マウント部材4の端部が摺動可能に嵌まり込む案内
凹部7aが形成されており、その底面には、回転制限ピ
ン11が植設されている。回転制限ピン11は、マウン
ト部材4の端部が案内凹部7aに嵌まり込んだ際に、溝
4aに挿入されるような位置に配置されている。中間リ
ング7の外周には、ロックナット8と噛み合うねじが切
られている。ロックナット8は、内向きのフランジ8a
をマウント部材4に係合させた状態で、中間リング7の
外周に、ねじを噛み合わせて嵌め込まれている。ロック
ナット8が締め付けられると、中間リング7にマウント
部材4が固定される。なお、マウント部材4は、案内凹
部7aにより軸線と垂直な方向の動きが規制される。
【0030】マウント座6の中間リング7側の端面に
は、中間リング7の外向きのフランジ7bが摺動可能に
嵌まり込む案内凹部6aが形成されている。マウント座
6の外周には、ロックナット9と噛み合うねじが切られ
ており、そこに、中間リング7のフランジ7bに係合し
たロックナット9が嵌め込まれている。ロックナット9
が締め付けられると、マウント座6に中間リング7が固
定される。なお、中間リング7は、案内凹部6aにより
軸線と垂直な方向の動きが規制される。また、マウント
座6の外周には、図示しないが、レンズマウントコンバ
−タ1を支持する支持脚(例えば三脚)が取外し可能に
固定される。
【0031】マウント部材5は、ビス12によってマウ
ント座6に固定されている。マウント部材5は、バヨネ
ットマウント(詳細にはFマウント)が形成されてお
り、これに対応するように形成されたレンズ鏡筒側のマ
ウント2aと係合する。これらの係合が行われると、レ
ンズ鏡筒側のマウント2aの挿入孔(図示せず)にレン
ズ固定ピン13が挿入され、レンズ鏡筒2とレンズマウ
ントコンバ−タ1との接続が完了する。レンズ固定ピン
13は、バネ14によってレンズ鏡筒側に常に付勢され
ており、レバ−15をこれに逆らって動かさないかぎ
り、挿入孔から抜けることはない。
【0032】つぎに、レンズマウントコンバ−タの装着
方法の一例を説明する。なお、図2において、ロックナ
ット8は緩められており、ロックナット9は、締め付け
られていることとする。また、図示しないが支持脚は、
マウント座6に取り付けられている。
【0033】レンズマウントコンバ−タ1をカメラ本体
3に接続するためには、レンズマウントコンバ−タ1の
マウント部材4をカメラ本体3のマウント3aにねじ込
んでいく。具体的には、ロックナット9やマウント座6
を掴んで回転させながらこれをカメラ本体3側に押し込
んでいく。このとき、ロックナット8は緩められている
ので、マウント部材4と中間リング7とは相対回転可能
になっているが、所定回転が行われれば、やがて回転制
限ピン10、11が当接する。したがって、回転制限ピ
ン10、11どうしが当接した後は、マウント部材4は
中間リング7とともに回転する。すなわち、回転制限ピ
ン10、11を介して、マウント部材4を回転させるこ
とができる。マウント部材4のねじ込みが終了したら、
ロックナット8を締めて、中間リング7をマウント部材
4に固定する。
【0034】レンズマウントコンバ−タ1をカメラ本体
3に接続したら、つぎに、レンズマウントコンバ−タ1
とレンズ鏡筒2との接続を行う。
【0035】この接続では、レンズマウントコンバ−タ
1のマウント部材5に、レンズ鏡筒2のマウント2aを
回転させながら係合させる。係合時には、レンズ固定ピ
ン13がマウント2aの挿入孔に挿入され、レンズマウ
ントコンバ−タ1とレンズ鏡筒2との位置決めが完了す
る。
【0036】以上の作業を行うことによりレンズマウン
トコンバ−タ1が装着されるが、このとき、カメラ本体
3の回転方向の姿勢が所望していたものと異なるときが
ある。このような場合は、再びロックナット8を緩め、
マウント部材4とともにカメラ本体3を回転させる。カ
メラ本体3を目的の姿勢に合わせたら、ロックナット8
を締め付けて固定する。
【0037】また、図5を用いて説明したように、回転
制限ピン10、11が邪魔になってしまう角度範囲にお
いてカメラ本体3を固定したい場合には、ロックナット
9を緩めて、中間リング7をマウント座6に対して回転
させる。カメラ本体3の回転方向の位置決めが終了した
ら、ロックナット8、9をそれぞれ締め付ける。
【0038】以上がレンズマウントコンバ−タの装着方
法の一例であるが、もちろんこの装着方法に限定される
わけではなく、レンズ鏡筒2とレンズマウントコンバ−
タ1との接続を行い、その後、レンズマウントコンバ−
タ1とカメラ本体3との接続を行うようにしてもよい。
【0039】また、ロックナット8、9の締め付けが完
了し、レンズマウントコンバ−タ1がカメラ本体3に接
続されている際、この接続を解除しようとして、ロック
ナット9を掴んで回転させ、マウント部材4をカメラ本
体3から取り外そうとしたときに、ロックナット8の締
め付けが弱いと、中間リング7がマウント部材4に対し
て空回りしてしまうことがある。しかしながら、本実施
例では回転制限ピン10、11が存在するので、ある程
度の空回りを許した後はこれらの回転制限ピンを介して
マウント部材4を回転させることができる。
【0040】なお、ロックナット8は、その径が比較的
小さいので、手で締め付けることが困難な場合がある。
したがって、ロックナット8の外周にレバ−(図示せ
ず)を取付け、これを用いて締め付けを行うようにして
もよい。もちろん、このレバ−は、取外しできるように
してもよい。なお、本発明のレンズマウントコンバ−タ
は、本実施例に限定されるわけではなく、いわゆるテレ
コンバ−タに適用することも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明のレンズマウントコンバ−タによ
れば、レンズ鏡筒をカメラ本体に対して任意の回転位置
で接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズマウントコンバ−タの一実
施例の装着状態を示す説明図である。
【図2】本発明に係るレンズマウントコンバ−タの一実
施例の断面図である。
【図3】従来のレンズマウントコンバ−タ(その1)の
断面図である。
【図4】従来のレンズマウントコンバ−タ(その2)の
断面図である。
【図5】回転制限ピンに係る説明図である。
【符号の説明】
1、21、31:レンズマウントコンバ−タ、 2、2
2、32:レンズ鏡筒、 3、23、33:カメラ本
体、 4、5、24、25、34、35:マウント部
材、 6:マウント座、 7:中間リング、 8、9、
38:ロックナット、 10、11、39、40:回転
制限ピン、 12、27、28、37:ビス、 13、
29、41:レンズ固定ピン、 14:バネ、 15:
レバ−、 26、36:筒状部材、 30、42:支持

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸線
    が一致するように接続するレンズマウントコンバ−タに
    おいて、 前記レンズ鏡筒に着脱可能に取り付けられる鏡筒側部材
    と、 前記カメラ本体に着脱可能に取り付けられる本体側部材
    と、 前記鏡筒側部材と前記本体側部材との間に装着される中
    間部材と、 前記中間部材に対する前記鏡筒側部材の、前記軸線を回
    転軸とする回転方向における任意の相対位置で、前記鏡
    筒側部材を前記中間部材に固定する第1の連結機構と、 前記本体側部材に対する前記中間部材の、前記回転方向
    の予め定めた回転角度内における任意の相対位置で、前
    記中間部材を前記本体側部材に固定する第2の連結機構
    とを備えることを特徴とするレンズマウントコンバ−
    タ。
  2. 【請求項2】レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸線
    が一致するように接続するレンズマウントコンバ−タに
    おいて、 前記レンズ鏡筒に着脱可能に取り付けられる鏡筒側部材
    と、 前記カメラ本体に着脱可能に取り付けられる本体側部材
    と、 前記鏡筒側部材と前記本体側部材との間に装着される中
    間部材と、 前記鏡筒側部材と前記中間部材とに係合するとともに、
    前記軸線を回転軸とする自身の回転にともなって、前記
    鏡筒側部材と前記中間部材とを締め付ける第1の連結部
    材と、 前記中間部材と前記本体側部材とに係合するとともに、
    前記軸線を回転軸とする自身の回転にともなって、前記
    中間部材と前記本体側部材とを締め付ける第2の連結部
    材とを備え、 前記中間部材には、 前記中間部材と前記本体側部材とが締め付けられていな
    いときに当該中間部材が回転した場合には、当該回転に
    ともなって前記本体側部材の一部と係合し、当該本体側
    部材を同方向に回転させる係合部が設けられていること
    を特徴とするレンズマウントコンバ−タ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記中間部材と前記本体側部材とが締め付けられている
    ときに前記中間部材に接触する前記本体側部材の端面に
    は、周方向に沿って溝が形成されており、前記本体側部
    材の一部は、当該溝内に設けられた第1の回転制限ピン
    であり、前記係合部は、前記溝に挿入される第2の回転
    制限ピンであることを特徴とするレンズマウントコンバ
    −タ。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 前記鏡筒側部材には、当該鏡筒側部材と前記中間部材と
    が締め付けられているときに、前記中間部材の端部が嵌
    まり込む第1の案内部が形成されており、 前記中間部材には、当該中間部材と前記本体側部材とが
    締め付けられているときに、前記本体側部材の端部が嵌
    まり込む第2の案内部が形成されていることを特徴とす
    るレンズマウントコンバ−タ。
  5. 【請求項5】レンズ鏡筒とカメラ本体とを光学的な軸線
    を一致させた状態で相対回転可能に連結する連結機構
    と、前記カメラ本体に対する前記レンズ鏡筒の、回転方
    向おける任意の相対位置で、前記レンズ鏡筒を前記カメ
    ラ本体に対して固定する固定機構とを備えることを特徴
    とするレンズマウントコンバ−タ。
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