JP2528118Y2 - レンズ固定具 - Google Patents
レンズ固定具Info
- Publication number
- JP2528118Y2 JP2528118Y2 JP1993032656U JP3265693U JP2528118Y2 JP 2528118 Y2 JP2528118 Y2 JP 2528118Y2 JP 1993032656 U JP1993032656 U JP 1993032656U JP 3265693 U JP3265693 U JP 3265693U JP 2528118 Y2 JP2528118 Y2 JP 2528118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment ring
- focus adjustment
- aperture
- focus
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lens Barrels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、製造ラインに設置し、
撮影像を処理して不良の検出などを行う検査器に取り付
けられる撮影レンズのフォーカス調節リング及び絞り調
節リングの作動を固定したり、固定を解除するものに関
する。
撮影像を処理して不良の検出などを行う検査器に取り付
けられる撮影レンズのフォーカス調節リング及び絞り調
節リングの作動を固定したり、固定を解除するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】製造ライン等に設置する検査器は、必ず
しも水平に設置されるわけではなく、設置した検査器の
姿勢が悪いと、撮影レンズの自重によりレンズが移動し
てフォーカス位置が変動したりする。あるいは、人又は
物が撮影レンズのフォーカス調節リング・絞り調節リン
グに接触して、フォーカス位置・絞り値が変わることが
ある。撮影レンズのフォーカス位置が変わると撮影像が
不鮮明になる。また、撮影レンズの絞り値が変わると露
出オーバーあるいはアンダーとなり、撮影像が不鮮明に
なる。従って、撮影レンズのフォーカス位置又は絞り値
の設定が変わった場合いずれも撮影像が不鮮明になって
検査できないという問題が生じるので、フォーカス調節
リング・絞り調節リングを固定する必要がある。
しも水平に設置されるわけではなく、設置した検査器の
姿勢が悪いと、撮影レンズの自重によりレンズが移動し
てフォーカス位置が変動したりする。あるいは、人又は
物が撮影レンズのフォーカス調節リング・絞り調節リン
グに接触して、フォーカス位置・絞り値が変わることが
ある。撮影レンズのフォーカス位置が変わると撮影像が
不鮮明になる。また、撮影レンズの絞り値が変わると露
出オーバーあるいはアンダーとなり、撮影像が不鮮明に
なる。従って、撮影レンズのフォーカス位置又は絞り値
の設定が変わった場合いずれも撮影像が不鮮明になって
検査できないという問題が生じるので、フォーカス調節
リング・絞り調節リングを固定する必要がある。
【0003】しかしながら、撮影レンズのフォーカス調
節リング・絞り調節リングを固定する適当な器具がなか
った。そこで、従来は撮影レンズのフォーカス調節リン
グ・絞り調節リングに粘着テープを貼って固定したり、
自己融着テープを巻いて固定していた。
節リング・絞り調節リングを固定する適当な器具がなか
った。そこで、従来は撮影レンズのフォーカス調節リン
グ・絞り調節リングに粘着テープを貼って固定したり、
自己融着テープを巻いて固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、粘着テープ
や自己融着テープを使用して撮影レンズのフォーカス調
節リング・絞り調節リングを固定した場合には、テープ
は経時変化や湿度によって粘着力が低下するなど信頼性
に問題がある。また、フォーカス位置・絞り値を変更す
るには、テープを剥がして設定を変更した後に再びテー
プでフォーカス調節リング・絞り調節リングを固定しな
ければならず、作業性に問題がある。
や自己融着テープを使用して撮影レンズのフォーカス調
節リング・絞り調節リングを固定した場合には、テープ
は経時変化や湿度によって粘着力が低下するなど信頼性
に問題がある。また、フォーカス位置・絞り値を変更す
るには、テープを剥がして設定を変更した後に再びテー
プでフォーカス調節リング・絞り調節リングを固定しな
ければならず、作業性に問題がある。
【0005】そこで、本考案の目的は、信頼性・作業性
に優れ、フォーカス調節リング・絞り調節リングの固定
及び固定解除が可能なレンズ固定具を提供することであ
る。
に優れ、フォーカス調節リング・絞り調節リングの固定
及び固定解除が可能なレンズ固定具を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案のレンズ固定具では、撮影レンズ光軸と
平行な面を有すると共に撮影レンズ鏡筒の外周固定部に
着脱自在な台座と、この台座の前記撮影レンズ光軸に平
行な面のフォーカス調節リング・絞り調節リングと相対
する位置のうち少なくともどちらか一方の位置に、先端
に弾性部材を設けたねじを周方向に1個配設するのであ
る。
ために、本考案のレンズ固定具では、撮影レンズ光軸と
平行な面を有すると共に撮影レンズ鏡筒の外周固定部に
着脱自在な台座と、この台座の前記撮影レンズ光軸に平
行な面のフォーカス調節リング・絞り調節リングと相対
する位置のうち少なくともどちらか一方の位置に、先端
に弾性部材を設けたねじを周方向に1個配設するのであ
る。
【0007】
【作用】本考案のレンズ固定具は、撮影レンズ鏡筒の外
周固定部に着脱自在に構成された部材の撮影レンズ光軸
に平行な面に、先端に弾性部材を設けたネジをフォーカ
ス調節リング・絞り調節リングと相対する位置に配設し
ているので、前記ネジを進退させることで必要に応じて
フォーカス調節リング・絞り調節リングを固定したり、
フォーカス調節リング・絞り調節リングの固定を解除で
きる。
周固定部に着脱自在に構成された部材の撮影レンズ光軸
に平行な面に、先端に弾性部材を設けたネジをフォーカ
ス調節リング・絞り調節リングと相対する位置に配設し
ているので、前記ネジを進退させることで必要に応じて
フォーカス調節リング・絞り調節リングを固定したり、
フォーカス調節リング・絞り調節リングの固定を解除で
きる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を添付した図面に示す一実施例
に基づいて説明する。図1は本考案のレンズ固定具の構
成を示す図、図2は本考案のレンズ固定具の正面図であ
る。
に基づいて説明する。図1は本考案のレンズ固定具の構
成を示す図、図2は本考案のレンズ固定具の正面図であ
る。
【0009】図面において、1は撮影レンズ鏡筒6の外
周固定部6aより若干大きな径の孔1aを有する台座で
あり、ボルト2及びナット3を締めたり緩めたりするこ
とで、台座1は撮影レンズ鏡筒6の外周固定部6aに対
して着脱可能である。また、この台座1は撮影レンズ鏡
筒6の光軸に平行な突出部1bを有しており、この突出
部1b上の撮影レンズ鏡筒6のフォーカス調節レンズ7
と絞り調節リング8に相対する位置にねじ4・5を1個
ずつ配設している。これらのねじ4・5の先端に弾性部
材例えばウレタンゴム4a・5aを設け、さらに後端部
には六角レンチと係合可能である図示しない六角穴を設
けている。
周固定部6aより若干大きな径の孔1aを有する台座で
あり、ボルト2及びナット3を締めたり緩めたりするこ
とで、台座1は撮影レンズ鏡筒6の外周固定部6aに対
して着脱可能である。また、この台座1は撮影レンズ鏡
筒6の光軸に平行な突出部1bを有しており、この突出
部1b上の撮影レンズ鏡筒6のフォーカス調節レンズ7
と絞り調節リング8に相対する位置にねじ4・5を1個
ずつ配設している。これらのねじ4・5の先端に弾性部
材例えばウレタンゴム4a・5aを設け、さらに後端部
には六角レンチと係合可能である図示しない六角穴を設
けている。
【0010】本考案は上記したような構成をしており、
撮影レンズ鏡筒6のフォーカス調節リング7を固定する
場合には、六角レンチを用いてねじ4をフォーカス調節
リング7へ進め、ねじ4の先端に設けたウレタンゴム4
aとフォーカス調節リング7の摩擦力によってフォーカ
ス調節リング7を固定する。また、フォーカス調節リン
グ7のフォーカス位置を変更する場合は、六角レンチを
用いてねじ4をフォーカス調節リング7より退避させ、
フォーカス調節リング7の固定を解除した後に、フォー
カス調節リング7を作動してフォーカス位置を変更すれ
ばよい。撮影レンズ鏡筒6の絞り調節リング8を固定し
たり、絞り値を変更する場合も同様である。
撮影レンズ鏡筒6のフォーカス調節リング7を固定する
場合には、六角レンチを用いてねじ4をフォーカス調節
リング7へ進め、ねじ4の先端に設けたウレタンゴム4
aとフォーカス調節リング7の摩擦力によってフォーカ
ス調節リング7を固定する。また、フォーカス調節リン
グ7のフォーカス位置を変更する場合は、六角レンチを
用いてねじ4をフォーカス調節リング7より退避させ、
フォーカス調節リング7の固定を解除した後に、フォー
カス調節リング7を作動してフォーカス位置を変更すれ
ばよい。撮影レンズ鏡筒6の絞り調節リング8を固定し
たり、絞り値を変更する場合も同様である。
【0011】また、本考案は図3に示すように、撮影レ
ンズ鏡筒6のフォーカス調節リング7・絞り調節リング
8の作動を固定するねじ4・5を配設している台座11
に例えばステンレス製のベルト12・13を固着した構
成と成し、ベルト12・13の先端に設けたボルト14
及びナット15を締めたり緩めたりすることで撮影レン
ズ鏡筒6の外周固定部6aに着脱自在と成してもよい。
ンズ鏡筒6のフォーカス調節リング7・絞り調節リング
8の作動を固定するねじ4・5を配設している台座11
に例えばステンレス製のベルト12・13を固着した構
成と成し、ベルト12・13の先端に設けたボルト14
及びナット15を締めたり緩めたりすることで撮影レン
ズ鏡筒6の外周固定部6aに着脱自在と成してもよい。
【0012】本実施例では、フォーカス調節リング・絞
り調節リング両方を固定可能な構成と成したが、必要に
応じてフォーカス調節リング・絞り調節リングのいずれ
か一方のみを固定可能な構成と成してもよい。
り調節リング両方を固定可能な構成と成したが、必要に
応じてフォーカス調節リング・絞り調節リングのいずれ
か一方のみを固定可能な構成と成してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のレンズ固
定具は撮影レンズ鏡筒への着脱が容易であり、撮影レン
ズ鏡筒のフォーカス調節リング・絞り調節リングを固定
したり、固定を解除することが容易であるので作業性が
よい。さらに、撮影レンズ鏡筒のフォーカス調節リング
・絞り調節リングを固定する力は経時的に、また湿度な
どの環境要因によって変化することはないので信頼性に
優れている。
定具は撮影レンズ鏡筒への着脱が容易であり、撮影レン
ズ鏡筒のフォーカス調節リング・絞り調節リングを固定
したり、固定を解除することが容易であるので作業性が
よい。さらに、撮影レンズ鏡筒のフォーカス調節リング
・絞り調節リングを固定する力は経時的に、また湿度な
どの環境要因によって変化することはないので信頼性に
優れている。
【図1】本考案のレンズ固定具の構成を示す図である。
【図2】本考案のレンズ固定具の正面図である。
【図3】本考案のレンズ固定具の第2の実施例の構成を
示す図である。
示す図である。
1 台座 1b 突出部 4 ねじ 4a ウレタンゴム 5 ねじ 5a ウレタンゴム 6 撮影レンズ鏡筒 7 フォーカス調節リング 8 絞り調節リング
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影レンズ光軸と平行な面を有すると共
に撮影レンズ鏡筒の外周固定部に着脱自在な台座と、こ
の台座の前記撮影レンズ光軸に平行な面のフォーカス調
節リング・絞り調節リングと相対する位置のうち少なく
ともどちらか一方の位置に、先端に弾性部材を設けたね
じを周方向に1個配設したことを特徴とするレンズ固定
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032656U JP2528118Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レンズ固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993032656U JP2528118Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レンズ固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075110U JPH075110U (ja) | 1995-01-24 |
JP2528118Y2 true JP2528118Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=12364913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993032656U Expired - Lifetime JP2528118Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レンズ固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528118Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015079015A (ja) * | 2012-01-31 | 2015-04-23 | 富士フイルム株式会社 | レンズ装置及び撮像装置 |
JP6584281B2 (ja) * | 2015-10-21 | 2019-10-02 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | カメラレンズ調整ずれ防止装置およびカメラレンズ調整方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56140156A (en) * | 1980-04-01 | 1981-11-02 | Toray Industries | Leather like structure and method |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP1993032656U patent/JP2528118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH075110U (ja) | 1995-01-24 |
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