JPH08188650A - 液晶共重合体の製造方法 - Google Patents

液晶共重合体の製造方法

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JPH08188650A
JPH08188650A JP445695A JP445695A JPH08188650A JP H08188650 A JPH08188650 A JP H08188650A JP 445695 A JP445695 A JP 445695A JP 445695 A JP445695 A JP 445695A JP H08188650 A JPH08188650 A JP H08188650A
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formula
monomer
catalyst
liquid crystal
compound
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JP445695A
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Ryusuke Watanabe
隆佐 渡辺
Takamitsu Nagase
隆光 長瀬
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高分子液晶中に含まれる不純物、特にイオン
性不純物とそれに変わり得る不純物の量を低減すること
ができ、側鎖に芳香環を有する鎖状炭化水素骨格とシロ
キサン骨格とを繰り返し単位として有する安定で耐久性
のある液晶共重合体の製造方法を提供する。 【構成】 カルボキシル基を有するジエン化合物と光学
活性ヒドロキシ化合とをカルボジイミド化合物を縮合剤
として用いて反応させ、下記一般式で表されるモノマー 【化1】 を合成し、これとジヒドロポリジメチルシロキサンとを
ビス(1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサン)白金錯体触媒の存在下で重合させ、次
いで得られた共重合体から水溶性ホスフイン誘導体を用
いた配位子交換法により、或は水素添加反応を行うこと
により触媒残渣を除去する液晶共重合体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不純物の量を大幅に低減
させた液晶表示材料に好適に用いられる液晶共重合体の
製造方法に関する。更に詳しくいえば、本発明は液晶表
示パネル等に用いられる耐久性に優れ、広い温度範囲で
カイラルスメクチックC相(SmC*相)を示し、外部
電界の変化に対し高速応答性を示す、不純物の量を大幅
に低減させた液晶共重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子液晶は液晶表示パネルの大型化、
曲面化のために有用な液晶材料であるが、外部電界の変
化に対して高速応答性を示し、使用可能な温度範囲にお
いて十分満足する特性を有する高分子液晶は現在のとこ
ろ得られていない。
【0003】例えば、特開昭63−990204号公報
において、ポリアクリレート系強誘電性高分子液晶の合
成が報告されており、優れた性能を示すことが明らかと
なっているが、この側鎖型高分子液晶においても、な
お、応答速度、使用可能な温度範囲に問題が残ってい
る。
【0004】また、特開昭63−254529号公報に
おいては、エポキシ基を有するモノマーを重合させて得
られるポリエーテル系強誘電性高分子液晶が開示されて
いる。この側鎖型高分子液晶には、室温付近を含む広い
温度範囲で外部電界刺激に対して応答するという利点は
あるものの、その応答速度が遅く、実用に供するには未
だ不十分である。
【0005】更に、特開平5−194744号公報に
は、側鎖に芳香環を有する鎖状炭化水素骨格とシロキサ
ン骨格とを繰り返し単位として有する共重合体が室温域
を含む幅広い温度範囲でSmC*相を発現するととも
に、電界変化に対する高速応答性を有すること、また主
鎖両末端に残存する二重結合を水素添加することにより
液晶共重合体の耐久性が向上することが開示されてい
る。
【0006】しかしながら、この技術には次のような問
題点が存在する。 (1)モノマーを製造する段階で塩化チオニルを用いる
ため、モノマーに高濃度の塩素と硫黄が混入してしま
い、また、触媒としてピリジンを用いるので、窒素も混
入してくる。(2)重合触媒として塩化白金酸を用いる
ため、高濃度の塩素が高分子液晶に混入する。(3)こ
れらの不純物は殆ど有機物として存在しているが、長期
的には無機イオンとなって電極の腐食、高分子液晶の加
水分解劣化、ひいては、液晶パネルの表示特性を低下さ
せる恐れがある。(4)実際、液晶中のイオン量が余り
にも多いと、パネルの双安定性が失われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は高分子液晶中
に含まれる不純物、特にイオン性不純物とそれに変わり
得る不純物の量を低減することができ、側鎖に芳香環を
有する鎖状炭化水素骨格とシロキサン骨格とを繰り返し
単位として有する安定で耐久性のある液晶共重合体の製
造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、液晶共重合体の
モノマーを製造する際に、縮合剤としてカルボジイミド
化合物を用い、モノマー重合触媒としてビス(1,3−
ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン)白金錯体触媒を用いることにより、前記課題が解決
されることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
【0009】すなわち、本発明の第1の方法は、下記一
般式で表されるジエン化合物[I]
【0010】
【化13】 (式中、l及びmは2〜5の整数、aは1〜20の整
数、Aは、
【0011】
【化14】 を表す。)と下記一般式で表される光学活性ヒドロキシ
化合物[II]
【0012】
【化15】 (式中、bは1〜10の整数、Bは、
【0013】
【化16】 を表し、A及びBは同じではなく、*は不斉炭素を表
す。)とをカルボジイミド化合物を縮合剤として用いて
反応させ、下記一般式で表されるモノマー[III]
【0014】
【化17】 を合成し、次いで該モノマー[III]と次の一般式で
表されるシロキサン化合物[IV]
【0015】
【化18】 (式中pは0〜3の整数を表わす。)とをビス(1,3
−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン)白金錯体触媒の存在下で重合させ、次いで得られた
共重合体から水溶性ホスフィン誘導体を用いた配位子交
換法により触媒残渣を除去することを特徴とする液晶共
重合体の製造方法を提供するものである。
【0016】本発明の第2の方法は、前記方法で得られ
た共重合体からホスフィン誘導体を用いた配位子交換法
で触媒残渣を除いた共重合体、あるいは触媒残渣を除く
前の共重合体に水素添加反応を行うことを特徴とする液
晶重合体の製造方法を提供するものである。
【0017】本発明の液晶共重合体の製造原料として用
いられるモノマー[III]はジエン化合物[I]と光
学活性ヒドロキシ化合物[II]とをカルボジイミド化
合物を縮合剤として反応させることにより得られる。
【0018】ここで用いる光学活性ヒドロキシ化合物
[II]は、ヒドロキシ芳香族カルボン酸化合物と光学
活性アルコールとを反応させることにより得られる。ヒ
ドロキシ芳香族カルボン酸化合物としては、4−ヒドロ
キシ安息香酸又は4′−ヒドロキシビフェニル−4−カ
ルボン酸が用いられる。光学活性アルコールとしては、
(+)−2−ブタノール、(−)−2−ブタノール、
(+)−2−ペンタノール、(−)−2−ペンタノー
ル、(+)−2−ヘキサノール、(−)−2−ヘキサノ
ール、(+)−2−ヘプタノール、(−)−2−ヘプタ
ノール、(+)−2−オクタノール、(−)−2−オク
タノール、(+)−2−ノナノール、(−)−2−ノナ
ノール、(+)−2−デカノール、(−)−2−デカノ
ール、(+)−2−ウンデカノール及び(−)−2−ウ
ンデカノールが挙げられる。
【0019】カルボジイミド化合物としては、1,3−
ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−エチル−3−
(3′−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド等が
挙げられる。
【0020】反応は溶媒中で、必要に応じ触媒の存在
下、好ましくは室温〜80℃で4〜24時間行う。溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジクロロメタン、クロロホル
ム、ジメチルホルムアミド等が好ましく用いられる。触
媒としてはトリエチルアミン、ピリジン、p−ジメチル
アミノピリジン等が好ましく用いられる。
【0021】反応原料の仕込み組成比(モル比)は、ジ
エン化合物[I]1に対して、光学活性ヒドロキシ化合
物[II]1±0.5、縮合剤[II]1±0.5、触
媒0〜0.5とすることが好ましい。光学活性ヒドロキ
シ化合物[II]、縮合剤[III]の割合がこの範囲
外だと目的物の収率が低下し、精製が困難になることが
ある。また、触媒が少ないと目的物の収率が低下し、多
いと精製が困難になることがある。
【0022】反応原料の仕込み順序は特に制限はなく、
例えばジエン化合物[I]、光学活性ヒドロキシ化合物
[II]、縮合剤及び触媒を同時に仕込んでもよいし、
ジエン化合物[I]に縮合剤を入れた後、光学活性ヒド
ロキシ化合物[II]、触媒の順序で仕込んでもよい
し、触媒、ジエン化合物[I]、縮合剤、光学活性ヒド
ロキシ化合物[II]の順序で仕込んでもよい。
【0023】得られたモノマー[III]の精製は
(1)液クロ分取、(2)イオン交換樹脂を用いての水
洗、(3)再結晶により、例えば次に示すように行われ
る。
【0024】液クロ分取は、充填剤としてシリカゲル単
独か、シリカゲルとアルミナを併用して使用し、移動相
としてヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒を使用して行う
ことが好ましい。
【0025】また、イオン交換樹脂を用いての水洗は、
イオン交換樹脂として強酸性イオン交換樹脂と強塩基性
イオン交換樹脂を等モル比で混合した両イオン性イオン
交換樹脂を用い、使用量は処理するモノマーの約10重
量%加えて行うことが好ましい。洗浄処理においては、
液クロで分取したモノマーを約10重量%になるように
トルエンに溶解し、同じ容積の純水と上記の量のイオン
交換樹脂ビーズを加えて、室温で約20分間撹拌混合す
る。洗浄したトルエン溶液は、孔径0.2μmのテフロ
ンフィルターで濾過後、エバポレーターでトルエンを留
去する。
【0026】再結晶は溶媒としてエタノールをモノマー
の15〜30倍量用い、約70℃に加熱して溶解して行
われる。
【0027】このようにして得られるジエン化合物[I
II]の代表例としては、1−メチルブチル 4′−
[4″−{10−(1,6−ヘプタジエン−4−イルオ
キシ)デシルオキシ}ベンゾイルオキシ]ビフェニル−
4−カルボキシレート、1−メチルブチル 4′−
[4″−{10−(1,5−ヘキサジエン−3−イルオ
キシ)デシルオキシ}ベンゾイルオキシ]ビフェニル−
4−カルボキシレート、1−メチルヘプチル 4−
[4″−{8−(1,6−ヘプタジエン−4−イルオキ
シ)オクチルオキシ}ビフェニル−4′−カルボニルオ
キシ]ベンゾエート等が挙げられる。
【0028】次に、得られたモノマー[III]とシロ
キサン化合物[IV]とをビス(1,3−ジビニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン)白金錯体
触媒の存在下で重合させ、共重合体とする。
【0029】シロキサン化合物[IV]としては、pの
値が0、1、2のものはpの値に分布はほとんどなく単
一のものが用いられるが、pの値が大きな化合物は重合
度(pの値)に分布があるため、pの値は平均値で表わ
される。したがって得られた高分子化合物のpの値も平
均値である。具体的には1,1,3,3−テトラメチル
ジシロキサン、1,1,3,3,5,5−ヘキサメチル
トリシロキサン、1,1,3,3,5,5,7,7−オ
クタメチルテトラシロキサン等の各種α,ω−ジヒドロ
オリゴジメチルシロキサン等が用いられる。
【0030】モノマー[III]とシロキサン化合物
[IV]の反応に用いられる溶媒としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジクロロメタン、クロロホルム等が好適に用いられ
る。
【0031】原料の仕込み組成(モル比)は(モノマー
[III]/シロキサン化合物[IV])≧1.0、好
ましくは1〜2の範囲となるようにする。シロキサン化
合物[IV]が過剰だと、シロキサン化合物の加水分解
化合物がポリマー中に生成し、ポリマーの相転移温度の
低下、液晶性の低下を招くことがある。
【0032】反応温度は通常、40℃以上、好ましくは
60〜150℃である。40℃未満だと反応が遅く、反
応温度が高すぎると副反応が起こる可能性がある。反応
時間は通常30分〜20時間であり、反応温度に応じて
適宜定められる。
【0033】次に上記のようにして得られた共重合体か
ら触媒残渣を除去する。
【0034】本発明の第1の方法においては、共重合体
から水溶性ホスフィン誘導体を用いた配位子交換法によ
り白金(触媒残渣)を除去する。この方法は共重合体を
トルエン等の溶液にしておき、そこにホスフィン誘導体
の水溶液を加えて撹拌することにより行われる。
【0035】水溶性ホスフィン誘導体としては、一般式
2P−BSO3M(式中、Aはフェニル基或はメチルフ
ェニル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル基等の
アルキルフェニル基或はジメチルフェニル基、ジエチル
フェニル基、ジプロピルフェニル基等のジアルキルフェ
ニル基であり、BはAの水素がSO3Mで置換された基
であり、MはNaまたはKである。)で表される化合物
が好適に用いられる。
【0036】具体的には、ジフェニルホスフィノベンゼ
ン−3−スルホン酸ナトリウム、ジフェニルホスフィノ
ベンゼン−3−スルホン酸カリウム、ジフェニルホスフ
ィノベンゼン−4−スルホン酸ナトリウム、ジフェニル
ホスフィノベンゼン−4−スルホン酸カリウム、ジ
(4′−メチルフェニル)ホスフィノベンゼン−3−ス
ルホン酸ナトリウム、ジ(4′−メチルフェニル)ホス
フィノベンゼン−3−スルホン酸カリウム、ジ(4′−
エチルフェニル)ホスフィノベンゼン−3−スルホン酸
ナトリウム、ジ(4′−エチルフェニル)ホスフィノベ
ンゼン−3−スルホン酸カリウム等が挙げられる。
【0037】本発明の第2の方法においては、得られた
共重合体からホスフィン誘導体を用いた配位子交換法で
触媒残渣を除いた共重合体、あるいは触媒残渣を除く前
の共重合体に水素添加反応を行ない触媒を除去する。
【0038】この水素添加反応に用いられる触媒として
は、例えばPd、Pt、Rh、Rtの金属単体若しくは
これらをカーボンに担持したものが好適に用いられる。
触媒の使用量は、共重合体[VI]に対して通常50p
pm以上、好ましくは200〜2500ppmである。
【0039】反応溶媒としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等が用いら
れ。これらの金属は粉末状であってもカーボンに担持さ
れていてもよい。
【0040】水素は通常は常圧以上、好ましくは5〜1
5kg/cm2Gの加圧下で反応系に供給される。圧力
が高過ぎると副反応が進行し、分解する可能性が生ず
る。圧力が低過ぎると反応の進行が遅くなる。
【0041】反応温度は通常、室温〜150℃、好まし
くは、室温〜50℃、反応時間は通常、1〜4時間とす
る。反応温度が室温未満であると反応が遅くなり、15
0℃を超えると副反応が起こりやすくなる。
【0042】次いで、上記配位子交換法のみ、水素添加
法のみ、或は配位子交換法及び水素添加法により触媒残
渣を除去された生成物からの共重合体の分取は、例えば
シリカゲルを充填剤として、ヘキサン/酢酸エチル混合
溶媒を用いて液クロ分取を行い共重合体を分取すること
により好適に行われる。
【0043】得られた共重合体は、好ましくは更にイオ
ン交換樹脂処理を行なった後、溶媒除去を行い精製ポリ
マーが得られる。
【0044】このイオン交換樹脂処理は、イオン交換樹
脂として強酸性イオン交換樹脂と強塩基性イオン交換樹
脂を等モル比で混合した両イオン性イオン交換樹脂を用
い、使用量は処理する共重合体の約10重量%加えて行
うことが好ましい。洗浄処理において、は液クロで分取
した共重合体を約10重量%になるようにトルエンに溶
解し、同じ容積の純水と上記の量のイオン交換樹脂ビー
ズを加えて、室温で約20分間撹拌混合する。洗浄した
トルエン溶液は、孔径0.2μmのテフロンフィルター
で濾過後、エバポレーターでトルエンを留去することに
より行われる。その後、十分な溶媒除去を行うために、
真空乾燥機による溶媒除去を行うことが好ましい。
【0045】なお、本発明の方法において、上記の水素
添加法による処理を行わない場合には、下記一般式
(V)で表される共重合体が得られ、水素添加法による
処理を行った場合には、下記一般式(VI)で表される
共重合体が得られる。
【0046】
【化19】 (式中、l、m、p、a、b、A、B及び*は上記と同
じ意味を有し、nは繰り返し単位の繰り返し数を表
す。) 本発明の方法によって得られる上記液晶共重合体の重量
平均分子量Mwとしては、1000以上が好ましく、通
常1000〜10万が好ましい。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0048】実施例1 (1)4′−[4″−{10−(1,6−ヘプタジエン
−4−イルオキシ)デシルオキシ}ベンゾイルオキシ]
ビフェニル−4−カルボキシリックアシッド(S)−
(+)−1−メチルブチルエステル(モノマー)の合成 (1−1)4−(10−ブロモデシルオキシ)−1,6
−ヘプタジエンの合成 水素化ナトリウム(含有量60重量%)35.4gをテ
トラヒドロフラン(THF)300mlに懸濁させ、系
をアルゴン置換した。1,6−ヘプタジエン−4−オー
ル120gを含むTHF溶液200mlを滴下した。水
素ガスの発生が収まるまで室温で攪拌した。1,10−
ジブロモデカン480gを含むTHF溶液600mlを
加え7時間還流した。生じた不溶物を瀘過により除いた
後、THFを減圧留去した。シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより精製し、目的とするブロム体45.0
gを得た(収率17%)。
【0049】(1−2)4−[10−(1,6−ヘプタ
ジエン−4−イルオキシ)デシルオキシ]ベンゾイック
アシッドの合成 (1−1)で得たブロム体45.0g、メチル 4−ヒ
ドロキシベンゾエート24.6g、炭酸カリウム13.
2gを2−ブタノン150ml中で12時間還流した。
生じた不溶物を瀘過により除き、溶媒を減圧留去した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、メ
チルエステル体46.2gを得た(収率84%)。
【0050】上記のメチルエステル体及び水酸化カリウ
ム30.0g、水54.5gをメタノール60ml中で
1時間還流した。水150mlを加えさらに1時間還流
した。水900mlで希釈し、希塩酸を滴下してpH=
2とした。生じた沈殿を瀘過により集め、水洗、乾燥し
4−[10−(1,6−ヘプタジエン−4−イルオキ
シ)デシルオキシベンゾイックアシッド39.0gを得
た(収率87%)。
【0051】(1−3)モノマーの合成 (1−2)により合成した4−[10−(1,6−ヘプ
タジエン−4−イルオキシ)デシルオキシ]ベンゾイッ
クアシッド20.0g(51.5ミリモル、塩素分 2
9ppm)、(S)−1−メチルブチル 4−ヒドロキ
シビフェニル−4′−カルボキシレート14.6g(5
1.3ミリモル)、1,3−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド12.6g(61.3ミリモル)、p−ジメチル
アミノピリジン0.60g(4.9ミリモル)を乾燥ト
ルエン200mlに加え、室温で5時間撹拌した。一晩
静置後、析出したジシクロウレアの結晶を濾過して除い
た。沈殿をヘキサンで洗って、その洗浄液を濾液に加え
た。濾液を50℃で減圧留去し、32.5gの凝縮物を
得た。次に、シリカゲルとアルミナを充填剤として液ク
ロで分取し、21.0gの目的物を得た。
【0052】これを250mlのトルエン溶液に溶解
し、純水250mlと両イオン性交換樹脂2.1gを加
え、約30分間撹拌混合して洗浄した。
【0053】トルエン層を分離し、孔径0.2μmのテ
フロン製フィルターで濾過して水滴とごみを除いた後、
トルエンを60℃で減圧留去した。次に、500mlの
エタノールに70℃で溶解し、冷蔵庫に入れて再結晶す
る操作を合計2回行った。最後に、室温で半日真空乾燥
した。ポリマー収量は5.7gであった。塩素分を測定
したところ、1ppmであった。
【0054】(2)ポリマーの合成 (1)で得られた塩素分1ppmのモノマー15.0g
(22.8ミリモル)、塩素分5ppm未満の1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン2.04g(15.
2ミリモル)、乾燥トルエン150ml及び白金ビス
(ジビニルジシロキサン)2.8×10-3ミリモルを仕
込み、85℃で4時間半撹拌した。重合反終了後、溶媒
のトルエンを真空乾燥で除いて、15.5gのポリマー
を得た。
【0055】(3)白金(触媒残渣)の除去(配位子交
換法) (2)で得られたポリマー5.0gをトルエン100m
lに溶解し、この溶液にジフェニルホスフィノベンゼン
−3−スルホン酸ナトリウム10.0mg(27×10
-3モル)を加えて撹拌した。次に、純水を100ml加
えて撹拌した。これに、1.0gの両イオン性イオン交
換樹脂を加えて、更に30分間撹拌した。
【0056】トルエン層を分離し、孔径0.2μmのテ
フロン製フィルターで濾過して水滴とごみを除いた後、
トルエンを60℃で減圧留去した。濃縮物をシリカゲル
を充填剤として液クロで分取した。分取物を50mlの
トルエンに溶解し、純水50mlと両イオン性イオン交
換樹脂0.5gを加え、約30分間撹拌混合して洗浄し
た。トルエン層を分離し、孔径0.2μmのテフロン製
フィルターで濾過して水滴とごみを除いた後、トルエン
を60℃で減圧留去した。次に、ELグレードのアセト
ンを少量加えてサンプルを溶解後、再び60℃で減圧留
去する操作を3回繰り返した後、60℃で一晩真空乾燥
した。収量は4.3gで、ポリマーを分析したところ、
以下の結果が得られた。 ポリマーの分子量、Mn:2,350、Mw:4,5
50 不純物、白金1ppm、リン1ppm、塩素7pp
m、硫黄14ppm、窒素3ppm 実施例2 白金(触媒残渣)の除去(水素添加法) パイレックス製内筒の付いた容量200mlのオートク
レーブに、前記(2)で得られたポリマー6.0gと和
光純薬製5重量%Pd/C触媒1.00gを加えた反応
液を仕込み、水素で8kg/cm2に加圧し、室温で3
時間撹拌した。
【0057】終了後、Pd/C触媒を濾過して除去し
た。次に0.3gの活性炭を加え、50℃で40分間緩
やかに撹拌し、その後、室温で一晩放置した。翌日、孔
径0.2μmのテフロン製フィルターと孔径0.2μm
のゼータポアメンブランフィルターを重ねて吸引濾過
し、活性炭を除去した。
【0058】次に、トルエンを60℃で減圧留去し、
6.38gの濃縮物を得、そのうち5.5gをシリカゲ
ルを充填剤として液クロで分取した。分取物から溶剤を
留去した後、トルエン50mlで溶解し、これに純水5
0mlと両性イオン交換樹脂0.5gを加え、約30分
間撹拌した。トルエン層を分離し、孔径0.2μmのテ
フロン製フィルターで濾過して水滴とごみを除いた後、
トルエンを60℃で減圧留去した。次に、ELグレード
のアセトンを少量加えてサンプルを溶解後、再び60℃
でアセトンを少量加えてサンプルを溶解後、再び60℃
でアセトンを減圧留去した。収量は5.31gで、ポリ
マーを分析したところ、以下の結果が得られた。 ポリマーの分子量、Mn:2,310、Mw:4,4
40 不純物、白金<1ppm、パラジウム<1ppm、塩
素6ppm、硫黄<10ppm、窒素4ppm 比較例1 実施例1の(1−2)で製造したカルボン酸のうち、1
2.6gにチオニルクロリド5.2g及び触媒量のピリ
ジンを加え85℃で2時間加熱した。過剰のチオニルク
ロリドを減圧留去した後、トルエン50mlを加え酸ク
ロリド溶液とした。そこへ(S)−1−メチルブチル
4−ヒドロキシビフェニル−4′−カルボキシレート
8.6g、ピリジン3.0gを含むトルエン溶液50m
lを室温で滴下し、室温で1日反応させた。生じた不溶
物を濾過により除き、溶媒を減圧留去した。シリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより精製し、目的とする光
学活性モノマー4′−[4″−{10−(1,6−ヘプ
タジエン−4−イルオキシ)デシルオキシ}ベンゾイル
オキシ]ビフェニル−4−カルボキシリックアシッド
(S)−(+)−1−メチルブチルエステル15.4g
を得た(収率78%)。上記により得られた化合物1
0.0gと1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
1.36gを乾燥トルエン100mlに均一に溶解さ
せた。次に、10mgの塩化白金酸6水和物を加えた
後、85℃で5時間撹拌した。なお、反応容器内の空気
は予めアルゴンガスで置換し、反応中に湿気や空気が容
器内に入らないように密封した。
【0059】反応混合物を室温まで冷却した後濾過し、
濾液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮した。更
にこの濃縮物をカラムクロマトグラフィーで精製後、6
0℃で一晩真空乾燥し、8.5gの白色粘稠のポリマー
を得た。
【0060】得られたポリマー5.00gを200ml
の乾燥トルエンに溶解し、5重量%のPdを担持したカ
ーボン粉末を1.0g添加した。このサスペンジョンを
1リットルのsus316製のオートクレーブに仕込ん
だ。その後、オートクレーブ内の空気を10kg/cm
2Gの水素で置換した後、室温30℃で2時間半激しく
撹拌した。脱圧後、反応容器を5Cの濾紙で濾過し、そ
の後エバポレーターで濃縮し、カラムクロマトグラフィ
ーによって目的物を分取した。分取した溶液はエバポレ
ーターで大部分の溶媒を除き、最後に60℃で一晩真空
乾燥することによって、白色粘稠のポリマー4.6gを
得た。ポリマーを分析したところ、以下の結果が得られ
た。 ポリマーの分子量、Mn:2,300、Mw:3,8
00 不純物、白金<1ppm、塩素320ppm、硫黄5
0ppm、窒素19ppm なお、上記の実施例及び比較例において、不純物・分子
量の測定は下記に示す方法によって行った。
【0061】(1)塩素 石英製燃焼ガラス管内において、サンプルをアルゴンガ
ス気流中で加熱分解させた後、酸素気流中で950℃で
燃焼させる。この際、サンプル中の塩素は塩化水素に変
換される。この塩化水素を含む燃焼ガスは電解液に吸収
され、電解液中のAg+イオンと反応してAgCl(沈
殿)になる。
【0062】すると、発生電極対に電流を流すことによ
って一定に制御していた電解液中の電位が変化するた
め、発生電極に電解電流が流れ、消費された量に匹敵す
るAg +イオンが銀電極から発生し、電解液は元の平衡
電位に戻る。このとき流れた電気量から塩素量を逆算す
る。測定下限は1ppmである。 HCl+Ag+→AgCl↓+H+ Ag →Ag++e- (2)硫黄 パイロ紫外蛍光法で硫黄の定量を行った。サンプルは高
温酸化(約1,100℃)により、その殆どの硫黄化合
物が二酸化硫黄に変換される。この燃焼ガスは蛍光チャ
ンバーに送られ、そこで紫外線が照射され、その時二酸
化硫黄が発生する紫外線エミッションを光電子増倍管で
検出する。測定下限は10ppmである。 SO2+hν(照射光)→SO2+hν(発生光) (3)窒素 パイロ紫外蛍光法で窒素の定量を行った。サンプルは高
温酸化(約1,100℃)により、その殆どの窒素化合
物が一酸化窒素に変換される。この一酸化窒素はオゾン
発生器で発生したオゾンと反応し、励起状態の二酸化窒
素になる。この励起分子は減衰時に光を生じ、それを光
電子増倍管で検出する。測定下限は1ppmである。
【0063】(4)白金、パラジウム、リン等 IPC(誘導結合プラズマ、すなわちアルゴンプラズ
マ)法で定量した。測定に必要なサンプル量は元素の種
類に依存するが、普通数gで、測定下限は0.1ppm
程度である。但し、白金の測定下限は0.5〜1ppm
である。 (5)分子量 GPCでポリスチレンを基準にして分子量を算出した。
但し、カラムは、TSK H8、TSK GMH6、日
立GL−A120及びGL−A130を連結して用い
た。
【0064】
【発明の効果】本発明の製造方法により、高分子液晶中
に含まれる不純物、特にイオン性不純物とそれに変わり
得る不純物の量を低減することができ、安定で耐久性の
ある室温域を含む幅広い温度範囲で強誘電性を示す上
に、外部電界の変化に対する高速応答性を有するととも
に、液晶パネルとして使用した場合にコントラストに優
れ、かつ耐久性にも優れた液晶共重合体が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/13 500 1/1333 // C07B 61/00 300 C07C 69/92 9546−4H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で表されるジエン化合物
    [I] 【化1】 (式中、l及びmは2〜5の整数、aは1〜20の整
    数、Aは、 【化2】 を表す。)と下記一般式で表される光学活性ヒドロキシ
    化合物[II] 【化3】 (式中、bは1〜10の整数、Bは、 【化4】 を表し、A及びBは同じではなく、*は不斉炭素を表
    す。)とをカルボジイミド化合物を縮合剤として用いて
    反応させ、下記一般式で表されるモノマー[III] 【化5】 を合成し、次いで該モノマー[III]と次の一般式で
    表されるシロキサン化合物[IV] 【化6】 (式中pは0〜3の整数を表わす。)とをビス(1,3
    −ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
    ン)白金錯体触媒の存在下で重合させ、次いで得られた
    共重合体から水溶性ホスフィン誘導体を用いた配位子交
    換法により触媒残渣を除去することを特徴とする液晶共
    重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 下記一般式で表されるジエン化合物
    [I] 【化7】 (式中、l及びmは2〜5の整数、aは1〜20の整
    数、Aは、 【化8】 を表す。)と下記一般式で表されるヒドロキシ化合物
    [II] 【化9】 (式中、bは1〜10の整数、Bは、 【化10】 を表し、A及びBは同じではなく、*は不斉炭素を表
    す。)とをカルボジイミド化合物を縮合剤として用いて
    反応させ、下記一般式で表されるモノマー[III] 【化11】 を合成し、次いで該モノマー[III]と次の一般式で
    表されるシロキサン化合物[IV] 【化12】 (式中pは0〜3の整数を表わす。)とをビス(1,3
    −ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
    ン)白金錯体触媒の存在下で重合させ、次いで得られた
    共重合体に水素添加反応を行うことを特徴とする液晶共
    重合体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法で得られた液晶共重
    合体に水素添加反応を行うことを特徴とする液晶共重合
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 カルボジイミド化合物が1,3−ジシク
    ロヘキシルカルボジイミドである請求項1、2又は3記
    載の液晶共重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 水溶性ホスフィン誘導体がジフェニルホ
    スフィノベンゼン−3−スルホン酸ナトリウムである請
    求項1、3又は4記載の液晶共重合体の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2801305A1 (fr) * 1999-11-24 2001-05-25 Galderma Res & Dev Analogues de la vitamine d
JP2019056069A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 日本ゼオン株式会社 重合性液晶材料、重合性液晶組成物、高分子、光学フィルム、光学異方体、偏光板、反射防止フィルム、表示装置、並びに、重合性液晶組成物の製造方法

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