JPH08188255A - チップ電子部品整列供給装置 - Google Patents

チップ電子部品整列供給装置

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JPH08188255A
JPH08188255A JP7001394A JP139495A JPH08188255A JP H08188255 A JPH08188255 A JP H08188255A JP 7001394 A JP7001394 A JP 7001394A JP 139495 A JP139495 A JP 139495A JP H08188255 A JPH08188255 A JP H08188255A
Authority
JP
Japan
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chip electronic
chip
room
electronic component
electronic components
Prior art date
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Pending
Application number
JP7001394A
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English (en)
Inventor
Kichiyoshi Ooyabu
▲吉▼致 大薮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08188255A publication Critical patent/JPH08188255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップ電子部品整列供給装置において、チッ
プ電子部品の整列および供給をより高速かつ安定的に行
なえるようにする。 【構成】 部屋4内に一時的に貯留された複数個のチッ
プ電子部品2に撹拌作用を及ぼすため、整列通路5の入
口近傍に圧縮空気を吐出するための空気吐出口7を設け
るほか、整列通路5の入口近傍から部屋4内の比較的広
い領域にわたって分布するように空気吐出口23を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個のチップ電子
部品を所定の方向に向けた整列状態としながらチップマ
ウント機に供給するためのチップ電子部品整列供給装置
に関するもので、特に、このようなチップ電子部品整列
供給装置内での複数個のチップ電子部品の移動を円滑に
するための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来のチップ電子部品整列供
給装置1が縦断面図で示されている。この整列供給装置
1は、複数個のチップ電子部品2を収納しているチップ
収納ケース3から供給されたチップ電子部品2を一時的
に貯留し、次いでこれらを所定の方向に向けた整列状態
としながらチップマウント機(図示せず)に供給するた
めに用いられる。図6には、整列供給装置1の主要部が
拡大されて斜視図で示されている。
【0003】より詳細には、整列供給装置1は、複数個
のチップ電子部品2を一時的に貯留する部屋4と、この
部屋4に連通し、かつ複数個のチップ電子部品2を所定
の方向に向けた整列状態で移動させるように案内する整
列通路5とを備える。したがって、部屋4内においてラ
ンダムな状態で貯留されたチップ電子部品2は、所定の
方向に向けられたものだけが整列通路5内に入り込む。
整列通路5内では、複数個のチップ電子部品2が所定の
方向に向けられながら1列に配列されている。したがっ
て、整列通路5から出たチップ電子部品2は、一定の方
向を向いていて、チップマウント機に備えるたとえば真
空吸引チャック(図示せず)等により保持されながら適
宜の回路基板上にまで運ばれ、この回路基板上にマウン
トされる。
【0004】上述のようなチップ収納ケース3から整列
供給装置1への複数個のチップ電子部品2の供給が、チ
ップ電子部品2に働く重力によってもたらされるように
するため、チップ収納ケース3から部屋4内に至るチッ
プ電子部品2の移動経路は、たとえば45度程度に傾斜
されている。
【0005】チップ電子部品2の整列およびチップマウ
ント機への供給を、より高速かつ安定的に行なうため、
整列供給装置1においていくつかの対策が講じられてい
る。
【0006】まず、部屋4内の空間の一部を遮るよう
に、ゲート6が設けられている。ゲート6は、部屋4内
に多数のチップ電子部品2があるとき、そのようなチッ
プ電子部品2のそれぞれから与えられる重力により、比
較的下方に位置するチップ電子部品2が詰まり合い、そ
れらの動きが阻害されることを防止するとともに、部屋
4内に存在するチップ電子部品2の数量にかかわらず、
整列通路5の入口付近にあるチップ電子部品2に加わる
重量をほぼ一定に保つように作用する。
【0007】また、整列通路5の入口近傍から部屋4内
のチップ電子部品2に向かって間欠的に圧縮空気を吹付
けるため、空気吐出口7が上記入口近傍に設けられてい
る。空気吐出口7から間欠的に吐出される圧縮空気は、
整列通路5内に入り得なかった姿勢にあるチップ電子部
品2を吹上げるとともに、部屋4内のチップ電子部品2
に対して撹拌作用を及ぼす。
【0008】また、上述した空気吐出口7の近傍に、空
気吐出口8が設けられている。この空気吐出口8から間
欠的に吐出される圧縮空気は、整列通路5の出口方向に
向くようにされ、それによって、この圧縮空気はチップ
電子部品2を整列通路5から送り出す作用を果たす。
【0009】また、部屋4内であって、整列通路5の入
口近傍には、可動ブロック9が配置される。可動ブロッ
ク9は、上下方向にわずかな範囲内で変位可能であり、
この変位は、たとえば空気吐出口7から間欠的に吐出さ
れる圧縮空気によってもたらされる。可動ブロック9の
変位は、対向する壁面間の距離を変更し、それによっ
て、1個または複数個のチップ電子部品2がこれら壁面
間で突張り合った、いわゆる「ブリッジ現象」を生じに
くくする。
【0010】また、部屋4の底面部には、溝10が設け
られ、この溝10の底面は、整列通路5の底面に向かっ
て一様に延びている。
【0011】また、部屋4を規定する壁面のいくつかの
場所において、傾斜面11、12および13等が形成さ
れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気吐出口7
から吐出される空気の圧力、すなわち空気によってチッ
プ電子部品2に及ぼされる力のコントロールは、比較的
厳密に行なわれなければならない。なぜなら、空気の圧
力が高すぎると、チップ電子部品2が高く吹上げられ、
整列通路5の入口近傍にまで落下するのに比較的長い時
間が必要となり、そのため、チップ電子部品2の整列お
よび供給を高速かつ安定的に行なえなくなり、他方、空
気の圧力が低すぎると、部屋4内のチップ電子部品2を
撹拌するだけの作用が及ぼされず、チップ電子部品2の
整列および供給が途絶えてしまうことがあるからであ
る。
【0013】それゆえに、この発明の目的は、チップ電
子部品に対して適正な撹拌作用を安定して及ぼし得るよ
うに圧縮空気を吐出できるようにされたチップ電子部品
整列供給装置を提供しようとすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数個のチ
ップ電子部品を一時的に貯留し、次いでこれらを所定の
方向に向けた整列状態としながらチップマウント機に供
給するためのものであって、複数個のチップ電子部品を
一時的に貯留する部屋と、この部屋に連通し、かつ複数
個のチップ電子部品を所定の方向に向けた整列状態で移
動させるように案内する整列通路と、この整列通路の入
口近傍から部屋内のチップ電子部品に向かって吹付けら
れる圧縮空気を吐出するための空気吐出口とを備える、
チップ電子部品整列供給装置に向けられるものであっ
て、上述した技術的課題を解決するため、次のような構
成を備えることを特徴としている。
【0015】すなわち、この発明では、空気吐出口は、
整列通路の入口近傍から部屋内の比較的広い領域にわた
って分布するように設けられる。
【0016】上述したように、空気吐出口を比較的広い
領域にわたって分布するようにするため、たとえば、複
数個の空気吐出口が設けられたり、スリット状の空気吐
出口が設けられらたりすることができる。
【0017】
【作用】整列通路の入口近傍から部屋内の比較的広い領
域にわたって分布するように設けられた空気吐出口から
吐出される圧縮空気は、部屋内の比較的広い領域にわた
って、その作用を及ぼす。そのため、空気吐出口の単位
面積当り分担すべきチップ電子部品の数量が従来の場合
に比べて少なくなり、比較的低い圧力の圧縮空気であっ
ても、チップ電子部品を確実に動かすことができるよう
になる。
【0018】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、空気吐
出口から吐出される圧縮空気の圧力が比較的低くても、
部屋内のチップ電子部品を確実に動かすことができるた
め、圧縮空気の圧力を低くし、それによって、部屋内に
おいてチップ電子部品が必要以上に高く吹上げられるこ
とを防止できる。その結果、チップ電子部品が吹上げら
れた後落下するのに要する時間を短縮でき、チップ電子
部品の整列および供給をより高速かつ安定的に行なえる
ようになる。
【0019】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるチップ電
子部品整列供給装置21を示す、図6に相当の図であ
る。図2は、図1の線II−IIに沿う断面図である。
図2からわかるように、図1では、側部パネル22が除
去された状態で図示されている。なお、図1および図2
において、図6に示した要素に相当する要素には同様の
参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0020】この実施例では、空気吐出口7および8に
加えて、さらに、複数個の空気吐出口23が、整列通路
5の入口近傍から部屋4内の比較的広い領域にわたって
分布するように設けられていることを特徴としている。
これら空気吐出口23には、図2に示すように、共通の
空気通路24を通して圧縮空気が間欠的に導入される。
空気吐出口23の数および分布状態は任意であるが、比
較的低い圧力の空気の吐出によっても、部屋4内のチッ
プ電子部品2が確実に動かされるように選ばれる。各空
気吐出口23の大きさは、当然のことながら、チップ電
子部品2が入り込まないように選ばれる。たとえば、チ
ップ電子部品2として、1.6×0.8×0.8mm3
のチップコンデンサが適用される場合、空気吐出口23
は、その直径が0.5mm以下であることが望ましい。
【0021】図3は、この発明の他の実施例によるチッ
プ電子部品整列供給装置31を示す、図1に相当の図で
ある。図4は、図3の線IV−IVに沿う断面図であ
る。図3および図4において、図1、図2または図6に
示す要素に相当する要素には、同様の参照符号を付し、
重複する説明は省略する。
【0022】この整列供給装置31では、空気吐出口7
および8に加えて、整列通路5の入口近傍から部屋4の
比較的広い領域にわたって分布するように、スリット状
の空気吐出口32が設けられていることを特徴としてい
る。空気吐出口32へは、空気通路33に導入された圧
縮空気が複数の枝管34を介して供給される。
【0023】上述した実施例では、スリット状の空気吐
出口32が、段差部35と側部パネル22との間に形成
され、それによって溝10の側縁部に沿って位置された
が、これに代えて、スリット状の空気吐出口が溝10の
底面の幅方向中央部に位置されてもよい。
【0024】以上述べたこの発明による各実施例と図6
に示した従来例とのそれぞれを用いて、1.6×0.8
×0.8mm3 の寸法のチップコンデンサを取扱う場
合、従来例では、0.14秒/個であるのに対し、実施
例では、0.10秒/個まで供給スピードが高められる
ことが確認されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるチップ電子部品整列
供給装置21の主要部を示す斜視図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う断面図である。
【図3】この発明の他の実施例によるチップ電子部品整
列供給装置31の主要部を示す斜視図である。
【図4】図3の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】従来のチップ電子部品整列供給装置1をチップ
収納ケース3とともに示す縦断面図である。
【図6】図5に示したチップ電子部品整列供給装置1の
主要部を示す斜視図である。
【符号の説明】 21,31 チップ電子部品整列供給装置 2 チップ電子部品 4 部屋 5 整列通路 7,8,23,32 空気吐出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のチップ電子部品を一時的に貯留
    し、次いでこれらを所定の方向に向けた整列状態としな
    がらチップマウント機に供給するためのものであって、 複数個のチップ電子部品を一時的に貯留する部屋と、 前記部屋に連通し、かつ複数個のチップ電子部品を所定
    の方向に向けた整列状態で移動させるように案内する整
    列通路と、 前記整列通路の入口近傍から前記部屋内のチップ電子部
    品に向かって吹付けられる圧縮空気を吐出するための空
    気吐出口とを備える、チップ電子部品整列供給装置にお
    いて、 前記空気吐出口は、前記整列通路の入口近傍から前記部
    屋内の比較的広い領域にわたって分布するように設けら
    れたことを特徴とする、チップ電子部品整列供給装置。
JP7001394A 1995-01-09 1995-01-09 チップ電子部品整列供給装置 Pending JPH08188255A (ja)

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JP7001394A JPH08188255A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 チップ電子部品整列供給装置

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JPH08188255A true JPH08188255A (ja) 1996-07-23

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ID=11500283

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JP7001394A Pending JPH08188255A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 チップ電子部品整列供給装置

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JP (1) JPH08188255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022027096A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 日亜化学工業株式会社 発光モジュールの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022027096A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 日亜化学工業株式会社 発光モジュールの製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030630