JPH08187279A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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Publication number
JPH08187279A
JPH08187279A JP7018613A JP1861395A JPH08187279A JP H08187279 A JPH08187279 A JP H08187279A JP 7018613 A JP7018613 A JP 7018613A JP 1861395 A JP1861395 A JP 1861395A JP H08187279 A JPH08187279 A JP H08187279A
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JP
Japan
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container body
air purifier
lid
fan
medicinal agent
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Pending
Application number
JP7018613A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kaneko
子 俊 彦 金
Koji Yamauchi
内 浩 司 山
Hiroyasu Myojin
神 弘 恭 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by ST Chemical Co Ltd filed Critical ST Chemical Co Ltd
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洋式または和式のトイレ,部屋,玄関,台
所,車室等にコンパクトに収納することができ、小型、
軽量で、薬効剤を長期間安定して拡散させ、消臭効果を
著しく向上させる。 【構成】 吸入口14と排気口17を有する容器本体1
2を形成する。容器本体12にモーター21の回転によ
り回転駆動されるシロッコファン23を収納する。容器
本体12内の消臭剤等の薬効剤を前記シロッコファン2
3の回転により強制的に拡散させる。前記容器本体12
の吸入口14から排気口17に至る空気流路内に消臭剤
等の薬効剤を含浸させたワックスシート25、及び活性
炭フィルター48を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気清浄器に関し、更に
詳細に説明すると、吸入口と排気口を有する容器本体を
有し、該容器本体にはモーターの回転により回転駆動さ
れるファンが収納され、該容器本体内の消臭剤等の薬効
剤を前記ファンの回転により強制的に拡散させる空気清
浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部屋,玄関,台所,車室及び
トイレ等の消臭、芳香をさせるために種々の消臭剤及び
芳香剤が用いられている。また、従来より消臭剤及び芳
香剤等の薬効剤をモーターの回転により回転駆動される
ファンを用いて強制的に揮散させる電気、電池式の空気
清浄器が種々存在する。
【0003】これらの空気清浄器は、容器本体に収納し
た液状の芳香剤を吸液芯で吸い上げ、風を当てて揮散さ
せるようにしたもの、素焼きの陶器等に芳香剤を含浸さ
せ、風を当てて揮散させるようにしたもの、ゲル状、ゼ
リー状の芳香剤に風を当てて揮散させるようにしたも
の、オゾンにより吸引した悪臭を分解して消臭するも
の、及び活性炭により吸引した悪臭を吸着して消臭する
もの等が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の空気
清浄器は揮散の初期の段階で薬効剤が必要以上に大量に
揮散し、薬効剤を長期間に亘って揮散させることができ
ない欠点を有していた。また長期間に亘って薬効剤を揮
散させる場合には、容器本体が大型化し、また装置が大
がかりになる欠点を有していた。更にオゾンにより吸引
した悪臭を分解して消臭するものにおいては、オゾン発
生装置やオゾン漏れを防止する防止機構が必要となりコ
スト高となる欠点を有し、また吸入した空気の吸着だけ
では十分な消臭効果が得られないものであった。
【0005】本発明の目的は、部屋,玄関,台所,車室
及びトイレ等にコンパクトに収納することができ、小
型、軽量であると共に、薬効剤を長期間安定して拡散さ
せることができ、各部屋,トイレ等の消臭効果を著しく
向上させることができ、消臭または芳香を簡易に行え、
薬効剤の交換が容易で、長期間の使用に耐える経済性に
優れた空気清浄器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の空気
清浄器は、吸入口と排気口を有する容器本体を有し、該
容器本体にはモーターの回転により回転駆動されるファ
ンが収納され、該容器本体内の消臭剤等の薬効剤を前記
ファンの回転により強制的に拡散させる空気清浄器にお
いて、前記容器本体の吸入口から排気口に至る空気流路
内に薬効剤を含浸させたワックスシートを収納したこと
を特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に記載の空気清浄器は、
前記空気流路内に収納した薬効剤を含浸させたワックス
シートが、ワックス成分、繊維成分及び油性有効成分と
を含有することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に記載の空気清浄器は、
前記空気流路内に薬効剤を含浸させたワックスシート
と、吸着タイプの消臭剤を収納したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に記載の空気清浄器は、
前記ファンがシロッコファンであることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に記載の空気清浄器は、
前記容器本体が吸入口を有する蓋体を備え、該蓋体が容
器本体に対して着脱自在になされていることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項6に記載の空気清浄器は、
前記蓋体が洋式便器に掛け止めし得るようになされてい
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に記載の空気清浄器によれ
ば、容器本体の吸入口から排気口に至る空気流路内に薬
効剤を含浸させたワックスシートを収納したので、薬効
剤を長期間安定して拡散させることができ、消臭効果を
長期間維持することができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の空気清浄器によ
れば、空気流路内に収納した薬効剤を含浸させたワック
スシートが、ワックス成分、繊維成分及び油性有効成分
とを含有するので、薬効剤を長期間安定して拡散させる
ことができ、消臭効果を長期間維持することができる。
【0014】本発明の請求項3に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の吸入口から排気口に至る空気流路内に
薬効剤を含浸させたワックスシートを収納し、且つ吸着
タイプの消臭剤を収納したので、容器本体内で吸着タイ
プの消臭剤で悪臭を吸着して脱臭し、且つワックスシー
トの薬効剤に接触して脱臭することができ、また容器本
体の外部に出てからは拡散されたワックスシートの薬効
剤が室内等の消臭作用をし、薬効剤を長期間安定して拡
散させることができ、消臭効果を長期間維持することが
でき、また吸着タイプの消臭剤を併用しているので、消
臭効果を更に向上させることができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の空気清浄器によ
れば、前記ファンがシロッコファンであるので、ファン
の両側より吸入して中央から排気することができ、容器
本体の吸入口から排気口に至る空気流路内に薬効剤を含
浸させたワックスシートを収納したので、薬効剤を長期
間安定して拡散させることができ、消臭効果を長期間維
持することができる。
【0016】本発明の請求項5に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体が吸入口を有する蓋体を備え、該蓋体が
容器本体に対して着脱自在になされているので、薬効剤
を含浸させたワックスシートの詰め替え等が容易で、ま
た容器本体の吸入口から排気口に至る空気流路内に薬効
剤を含浸させたワックスシートを収納したので、薬効剤
を長期間安定して拡散させることができ、消臭効果を長
期間維持することができる。
【0017】本発明の請求項6に記載の空気清浄器によ
れば、前記容器本体が吸入口を有する蓋体を備え、該蓋
体が容器本体に対して着脱自在になされ、前記蓋体が洋
式便器に掛け止めし得るようになされているので、洋式
便器内の悪臭を吸入口より吸引し、脱臭及び消臭するこ
とができ、またトイレ内の全体を消臭することができ、
薬効剤の詰め替え等が容易で、また蓋体の変更により洋
式トイレ用としたり、または和式トイレ用として用いる
ことができ、また部屋,玄関,台所及び車室等に用いる
ことができ、容器本体の吸入口から排気口に至る空気流
路内に薬効剤を含浸させたワックスシートを収納したの
で、薬効剤を長期間安定して拡散させることができ、消
臭効果を長期間維持することができる。
【0018】
【実施例】以下本発明に係る空気清浄器を図面を参照し
て詳述する。図1乃至図7には本発明の一実施例の概略
が夫々示されており、この空気清浄器11は合成樹脂製
の容器本体12を有し、この容器本体12には図1及び
図2より明らかな如く、吸入口14を有する蓋体13が
設けられ、該蓋体13が本実施例では容器本体12に対
してスライド式に着脱自在になされている。
【0019】前記蓋体13は、本実施例では洋式便器の
側部上端に掛け止めし得るように、容器本体12の上部
開口部を覆うと共に、側方に突出する掛け止め部15が
形成されている。また蓋体13は掛け止め片15aの形
成された下部蓋体13aと、前記下部蓋体13aに嵌合
される上部蓋体13bとから形成されている。前記下部
蓋体13aは掛け止め部15側にのみ形成されている。
また上部蓋体13bが前記容器本体12に対して側面方
向からスライド式に嵌合される。
【0020】この上部蓋体13bの掛け止め部15の両
側に前記吸盤16が取付けられている。また下部蓋体1
3aと上部蓋体13bとの間には吸入口14から吸入し
た空気を流通させる空気流路13cが形成されている。
また上部蓋体13bの両側部にスライド部19が形成さ
れ、このスライド部19の先端13dが、容器本体12
の上端に形成されたストッパー部18に係止される。ま
た上部蓋体13bの内側には3本の垂直壁13eが形成
され、垂直壁13eが空気流路13cのスペーサー及び
容器本体12を反転させて床置き形とした場合の、後述
する活性炭フィルター48の支持壁となる。尚、蓋体1
3は蝶番等により一部または全部が開閉自在に形成され
るものであってもよい。
【0021】図3(a)、(b)、(c)に示す如く、
容器本体12の下端は円弧状に形成され、この円弧状の
外周面の中央に複数のスリットからなる排気口17が形
成されている。この排気口17は本実施例では3本形成
されている。このスリットからなる排気口17により容
器本体12が強度的に弱くなるのを防止するために、各
スリットを横断するように横杆部17aが形成されてい
る。また容器本体12の上端には上部蓋体13bを前記
容器本体12に対して側面方向からスライド式に嵌合さ
せるためのスライド片12aが形成されている。また容
器本体12の前面壁及び後面壁と適宜の間隔を置いて、
正面略U字状の内向きフランジ部12bが形成されてい
る。
【0022】また図3(c)に示す如く、容器本体12
の前面壁及び後面壁と適宜の間隔を置いて形成された正
面略U字状の内向きフランジ部12bと前面壁及び後面
壁との間であって、容器本体12の下端中央から上方に
延びる受片12c,12dが夫々形成され、前記受片1
2c,12dと内向きフランジ部12bとにより夫々平
面より見てT字状をなすように形成されている。また容
器本体12の上端には、後述するように、容器本体12
を反転させて床置き形とした場合の吸入口14を形成す
る切欠部12eが形成されている。この切欠部12eは
前記下部蓋体13aの掛け止め部15の掛け止め片15
aが形成された側とは反対側に形成された遮蔽部15b
により、遮蔽されている。
【0023】この容器本体12の内部の前記受片12
c,12dの何れか一方、本実施例では受片12dの上
方にはモーター21のモーターケース31が支持され
る。また前記受片12cの上方には消臭剤等の薬効剤を
含浸させたワックスシート25が収納保持される。
【0024】容器本体12の内部には、モーター21の
回転により回転駆動されるファン23が収納され、前記
ファン23の回転により強制的にワックスシート25の
薬効剤を拡散させることができるようになされている。
【0025】前記ファン23は、図4(a)、(b)に
示す如く、本実施例ではシロッコファンより形成されて
いる。このファン23の回転軸23aにはモーター21
の出力軸21aが連結され、ファン23が回転駆動され
る。ファン23の先端に断面円弧状の羽根23bが形成
され、この羽根23bにより、容器本体12の内部の空
気がファンの両側より吸入され、容器本体12の下端の
外周面の複数のスリットからなる排気口17から排気す
ることができる。
【0026】前記モーター21は、図5及び図6に示す
モーターケース31に収納されている。モーターケース
31はファン23の回転軸23a側に形成された円筒状
の凹部32を有し、この凹部32にモーター21の本体
が収納されている。
【0027】モーターケース31の円筒状の外周の前端
部に本実施例では3個の係止爪33が形成され、この係
止爪33は爪部33aの両側に形成されたスリット33
bにより形成されている。尚、係止爪33は図示のもの
に限定されるものではなく、爪部33aの個数も3個に
限定されるものではない。
【0028】モーターケース31の下部には取付片35
が形成され、この取付片35にスリット36が形成され
ている。この取付片35のスリット36が容器本体12
の下部に形成された受片12dと内向きフランジ部12
bとにより平面より見てT字状に形成された部分に係止
されるようになされている。
【0029】またモーターケース31の上部には挿入片
38が形成され、この挿入片38が後述する活性炭フィ
ルター担持具41に挿入保持される。挿入片38の下端
には楔状部39が形成されている。
【0030】容器本体12の吸入口14から排気口17
に至る空気流路内に薬効剤を含浸させたワックスシート
25が収納されている。このワックスシート25は前記
ファン23の側部であって、容器本体12の下部に形成
された受片12cに支持されるようになされている。前
記ワックスシート25は容器本体12に詰め替え可能に
収納されている。
【0031】前記ワックスシート25はワックス成分、
繊維性成分及び油性有効成分を含有し、固形徐放剤組成
物を形成している。前記繊維性成分は織布または不織布
等の繊維、または紙、木材等の繊維から形成されてい
る。また油性有効成分はフィトンチッド等の消臭剤、香
料、殺虫・防虫剤、防かび剤等の何れか、またはこれら
の組み合わせからなる。
【0032】このワックスシート25は、溶融したワッ
クスと香料、消臭剤等の揮散性の薬効剤とを混合したも
のを、不織布、濾紙等の含浸体に含浸させ、常温にて固
化させたものであり、香料、消臭剤等の揮散性の薬効剤
を徐々に放出することができるものであり、固形徐放剤
組成物を形成している。前記ワックスシート25を複数
枚重ねて用いることもでき、または容器本体12の両側
に配設することもできる。
【0033】図7及び図8に示す如く、容器本体12に
収納される活性炭フィルター担持具41は、基板部42
と、この基板部42の前後両側に形成された側板部43
と、この側板部43の一側に形成された受部45と、略
同一高さで突出形成された4本の突出ピン46とを備え
ている。前記側板部43の上部両側には夫々水平方向に
延びるガイド突起43aが夫々形成されている。
【0034】前記受部45にモーターケース31の下部
に形成された挿入片38が挿入される。また前記4本の
突出ピン46の上端にハニカム状に形成された活性炭フ
ィルター48が担持される。尚活性炭フィルターは、圧
力損失の小さいハニカム活性炭が好ましいが、これに限
定されるものではなく、他の吸着性の活性炭を用いるこ
とができ、更に活性炭に限らず、人工酵素等の他の吸着
性の脱臭剤を用いることもできる。
【0035】活性炭フィルター担持具41の基板部42
の左右両側には係止片51が左右一対づつ形成され、こ
の係止片51が容器本体12に形成された排気口17の
上端に夫々係止される。また活性炭フィルター担持具4
1の基板部42には、モーター21の配線21bが取り
付けられ、この配線21bに連結されたスイッチ21c
が基板部42の左右両側の何れか一方に配設され、また
基板部42の左右両側の他方にピンジャック21dが配
設されている。尚、モーター21が電池により回転駆動
される場合には、ピンジャック21dを省略して基板部
42に電池が載置される。前記スイッチ21c及びピン
ジャック21dはスリットからなる排気口17の中央の
スリットの上端に位置し、容器本体12の外方より操作
し得るようになされている。
【0036】図9及び図10には、本発明の異なる実施
例が示されており、この実施例では前述せる蓋体13に
代えて、掛け止め部15を有しない蓋体61を用い、前
記容器本体12の上端に形成された切欠部12eと対向
して吸入口14を形成する切欠部61aが形成され、こ
の蓋体61側を部屋等の床や車室等に載置し得るように
構成したことを除いては、前述せる実施例と同様の構成
を有するものである。尚、符号61bは活性炭フィルタ
ー48の支持壁となる垂直壁である。
【0037】尚、本発明は図示の構成に限定されるもの
ではなく、例えばトイレの使用状態を検出して、モータ
ー21を駆動させるようにすることもでき、その他種々
の変形変更をなすことができる。
【0038】斯る構成によれば、蓋体を洋式便器に掛け
止めする構成の場合には、モーター21が作動すると、
洋式トイレの便器内の空気、悪臭が吸入口14より吸入
され、容器本体12内の活性炭フィルター担持具41に
担持された活性炭フィルター48により脱臭及び除塵さ
れ、またワックスシート25の油性有効成分が拡散さ
れ、容器本体12内において消臭されると共に、容器本
体12の排気口17より排気された後は、トイレ内に拡
散された油性有効成分がトイレ内全体を消臭、芳香させ
ることとなる。
【0039】また、薬効剤を含浸させたワックスシート
25の詰め替え等が容易で、また蓋体13、61の変更
により洋式トイレ用、または和式トイレ用としたり、ま
たは部屋,玄関,台所,車室等に用いることができ、容
器本体12の吸入口14から排気口17に至る空気流路
内に薬効剤を含浸させたワックスシート25を収納した
ので、薬効剤を長期間安定して拡散させることができ、
消臭効果を長期間維持することができる。
【0040】
【発明の効果】以上が本発明に係る空気清浄器の一実施
例の構成であるが、斯る本発明の請求項1に記載の空気
清浄器の構成によれば、吸入口と排気口を有する容器本
体を有し、該容器本体にはモーターの回転により回転駆
動されるファンが収納され、該容器本体内の消臭剤等の
薬効剤を前記ファンの回転により強制的に拡散させる空
気清浄器において、前記容器本体の吸入口から排気口に
至る空気流路内に薬効剤を含浸させたワックスシートを
収納したので、薬効剤を長期間安定して拡散させること
ができ、消臭効果を長期間維持することができる。
【0041】また、本発明の請求項2に記載の空気清浄
器の構成によれば、空気流路内に収納した薬効剤を含浸
させたワックスシートが、ワックス成分、繊維成分及び
油性有効成分とを含有するので、薬効剤を長期間安定し
て拡散させることができ、消臭効果を長期間維持するこ
とができる。
【0042】また、本発明の請求項3に記載の空気清浄
器の構成によれば、空気流路内に薬効剤を含浸させたワ
ックスシートと、吸着タイプの消臭剤を収納したので、
容器本体内で吸着タイプの消臭剤で悪臭を吸着して脱臭
し、且つワックスシートの薬効剤に接触して脱臭するこ
とができ、また容器本体の外部に出てからは拡散された
ワックスシートの薬効剤が室内等の消臭作用をし、薬効
剤を長期間安定して拡散させることができ、消臭効果を
長期間維持することができ、また吸着タイプの消臭剤を
併用しているので、消臭効果を更に向上させることがで
きる。
【0043】また、本発明の請求項4に記載の空気清浄
器の構成によれば、ファンがシロッコファンであるの
で、ファンの両側より吸入して中央から排気することが
でき、容器本体の吸入口から排気口に至る空気流路内に
薬効剤を含浸させたワックスシートを収納したので、薬
効剤を長期間安定して拡散させることができ、消臭効果
を長期間維持することができる。
【0044】また、本発明の請求項5に記載の空気清浄
器の構成によれば、容器本体が吸入口を有する蓋体を備
え、該蓋体が容器本体に対して着脱自在になされている
ので、薬効剤を含浸させたワックスシートの詰め替え等
が容易で、また蓋体の変更により種々の用途に適応する
ことができ、容器本体の吸入口から排気口に至る空気流
路内に薬効剤を含浸させたワックスシートを収納したの
で、薬効剤を長期間安定して拡散させることができ、消
臭効果を長期間維持することができる。
【0045】また、本発明の請求項6に記載の空気清浄
器の構成によれば、容器本体が吸入口を有する蓋体を備
え、該蓋体が容器本体に対して着脱自在になされ、前記
蓋体が洋式便器に掛け止めし得るようになされているの
で、洋式便器内の悪臭を吸入口より吸引し、脱臭及び消
臭することができ、またトイレ内の全体を消臭すること
ができ、薬効剤の詰め替え等が容易で、また蓋体の変更
により洋式トイレ用としたり、または和式トイレ用とし
て用いることができ、また部屋,玄関,台所及び車室等
に用いることができ、容器本体の吸入口から排気口に至
る空気流路内に薬効剤を含浸させたワックスシートを収
納したので、薬効剤を長期間安定して拡散させることが
でき、消臭効果を長期間維持することができる。
【0046】本発明によれば、洋式または和式のトイ
レ、または部屋,玄関,台所及び車室等にコンパクトに
収納することができ、小型、軽量であると共に、薬効剤
を長期間安定して拡散させることができ、消臭効果を著
しく向上させることができ、消臭または芳香を簡易に行
え、薬効剤の交換が容易で、長期間の使用に耐える経済
性に優れた空気清浄器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気清浄器を洋式トイレに適用
した状態の概略側断面図。
【図2】本発明に係わる空気清浄器を洋式トイレに適用
した状態の概略正面図。
【図3】本発明に係わる空気清浄器の容器本体の一実施
例を夫々示すもので、(a)は容器本体の側断面図、
(b)は同図(a)のB−B線断面図、(c)は同図
(a)のC−C線断面図。
【図4】本発明に係わる空気清浄器のファンの一実施例
を夫々示すもので、(a)はファンの一部正面図、
(b)はファンの断面図。
【図5】本発明に係わる空気清浄器のモーターケースの
一実施例を示す正面図。
【図6】本発明に係わる空気清浄器のモーターケースの
一実施例を示す側面図。
【図7】本発明に係わる空気清浄器の活性炭フィルター
担持具の平面図。
【図8】本発明に係わる空気清浄器の活性炭フィルター
担持具の正面図。
【図9】本発明に係わる空気清浄器の異なる実施例を示
す側面図。
【図10】本発明に係わる空気清浄器の異なる実施例を
示す正面図。
【符号の説明】
11 空気清浄器 12 容器本体 13 蓋体 13a 下部蓋体 13b 上部蓋体 14 吸入口 15 掛け止め部 15a 掛け止め片 16 吸盤 17 排気口 21 モーター 23 ファン 25 ワックスシート 31 モーターケース 33 係止爪 38 挿入片 41 活性炭フィルター担持具 42 基板部 43 側板部 45 受部 46 突出ピン 48 活性炭フィルター 51 係止片 61 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/81

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口と排気口を有する容器本体を有
    し、該容器本体にはモーターの回転により回転駆動され
    るファンが収納され、該容器本体内の消臭剤等の薬効剤
    を前記ファンの回転により強制的に拡散させる空気清浄
    器において、前記容器本体の吸入口から排気口に至る空
    気流路内に薬効剤を含浸させたワックスシートを収納し
    たことを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 前記空気流路内に収納した薬効剤を含浸
    させたワックスシートが、ワックス成分、繊維成分及び
    油性有効成分とを含有することを特徴とする請求項1記
    載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 前記空気流路内に薬効剤を含浸させたワ
    ックスシートと、吸着タイプの消臭剤を収納したことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 前記ファンがシロッコファンであること
    を特徴とする請求項1、請求項2または請求項3の何れ
    かに記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 前記容器本体が吸入口を有する蓋体を備
    え、該蓋体が容器本体に対して着脱自在になされている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または
    請求項4の何れかに記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 前記蓋体が洋式便器に掛け止めし得るよ
    うになされていることを特徴とする請求項5に記載の空
    気清浄器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000189502A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 S T Chem Co Ltd 薬剤揮散装置
KR200449805Y1 (ko) * 2008-06-03 2010-08-16 임지선 가정용 간이 공기정화기
JP2020110552A (ja) * 2019-01-16 2020-07-27 合同会社デンネツ・エルド 消臭装置

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