JPH08187137A - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
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- JPH08187137A JPH08187137A JP7018345A JP1834595A JPH08187137A JP H08187137 A JPH08187137 A JP H08187137A JP 7018345 A JP7018345 A JP 7018345A JP 1834595 A JP1834595 A JP 1834595A JP H08187137 A JPH08187137 A JP H08187137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- chair
- base body
- base
- movable seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
トも低廉となる足腰の弱い人の立ち上がりを容易にした
椅子を提供する。 【構成】 背もたれ部を含む椅子基体、椅子基体に結合
する脚部、椅子基体の前部において当該基体に軸着さ
れ、この軸を中心に前方縦方向に回動可能な可動座部基
体、可動座部基体の前部に一体に取り付けられた肘掛支
柱および肘掛支柱に上端に軸着され、この軸を中心に前
方縦方向に回動可能な肘掛基体よりなる椅子。
Description
がりを容易にした椅子に関し、更に詳しくは、立ち上が
り時に自身で肘掛を押し下げることにより座部が押し上
がる椅子に関する。
になり、広く椅子が使用されている。椅子から立ち上が
ることは畳等に座っている状態から立ち上がることと比
べると容易ではあるが、老人や病人等足腰の弱い人にと
っては、それでもかなりな労力のいることである。
の容易な椅子が提供されているが、これには座部を持ち
上げるための複雑な電気的あるいは機械的機構が用いら
れており、極めて高価なものとなっているのが現状であ
った。
構で製作も容易であり、しかもコストも低廉な立ち上が
りを容易とする椅子の提供が求められていた。
鑑み、立ち上がりを容易とする椅子の機構に関し研究を
行った結果、肘掛を一定程度まで前方に回転可能とし、
この肘掛にかかる力を回転モーメントに変えることによ
り、当該目的を達成することができることを見出し、本
発明を完成した。
基体、椅子基体に結合する脚部、椅子基体の前部におい
て当該基体に軸着され、この軸を中心に前方縦方向に回
動可能な可動座部基体、可動座部基体の前部に一体に取
り付けられた肘掛支柱および肘掛支柱に上端に軸着さ
れ、この軸を中心に前方縦方向に回動可能な肘掛基体よ
りなる椅子を提供するものである。
更に説明する。図1は、本発明の椅子のフレーム構造の
側面図を示すものである。
をも含む略L字型の椅子基体1に脚部8が結合され、更
に当該椅子基体の前部には、軸着部Aを介して可動座部
基体2が前方縦方向への回転可能に取り付けられてい
る。 この可動座部基体の前部には、肘掛支柱3が設け
られ、この肘掛支柱上端には、更に軸着部Bを介して肘
掛基体4の一端が前方縦方向への回転可能に結合されて
いる。
ム構造の使用時の動きを示す図面である。 まず、前記
肘掛基体4は、軸着部Bを中心に最大θ1まで前方縦方
向に回転することができ、θ1回転した時点でストッパ
ーが働き、それ以上は回転しない。 そして、θ1まで回
転した肘掛基体に力を加えると、前記可動座部基体は、
軸着部Aを中心に最大θ2まで前方縦方向に回転するこ
とができ、θ2回転した時点でストッパーが働く。 この
ように、肘掛基体をθ1回転させた後、力を加え、肘掛
基体を最初の状態からθ1+θ2回転させることにより、
可動座部基体もθ2だけ回転し、可動座部後部を大きく
押し上げるのである。
利用する椅子の使用方法を示す図面である。
示す図面であり、肘掛7(肘掛基体4)および座部8
(可動座部2)も水平状態とし、通常の肘掛椅子として
使用できる。
状況を示す図面であり、肘掛7を引き起こすようにして
角度θ1まで回転させる。 椅子使用者の立ち上がり準備
の好ましい姿勢は、足を椅子の方に引き寄せ、若干前か
がみになった姿勢である。
図面である。 この図に示すように、重心を前に出しな
がら肘掛7に体重を掛けると、この力が肘掛基体4およ
び肘掛支柱3を押し下げ、この力は軸着部Aを中心とす
る回転モーメントとなり、可動座部2を回転させ、特に
座部8の後部を押し上げる。 そして、この座部後部の
押し上げが使用者の腰部を押し上げ、立ち上がりを容易
にするのである。
通りであるから、肘掛基体4と肘掛支柱3の回転角度θ
1と、可動座部2の回転角度θ2には注意を払う必要があ
る。すなわち、肘掛を起こした後、これに体重をかけて
座部を動かすのであるから、起こした後の肘掛の角度θ
1はこれに力をかけやすい角度であることが必要であ
る。 角度θ1は、 一般的には、140〜170゜程度
の鈍角であることが好ましい。
ては腰部を押し上げる量が少なく、また余り大きすぎて
も腰部の押し上げよりも前に押し出す感じになるので好
ましくなない。 従って、角度θ2は腰部の押上が充分
で、しかも回転後の肘掛がほぼ水平(180゜前後)で
止まる程度とすることが望ましく、このような条件を満
たす角度θ2は、角度θ1との関係もあるが、一般には3
0〜45゜程度の鋭角である。
に取り付けられた脚部5は、回転可能で、高さ調整装置
のついたものであるが、脚部はこのようなものに限定さ
れず、例えば通常広く使用されている4脚の固定式の脚
部のものであっても良い。また、図示した図面において
は、座部全体が可動式のものであったが、座部を分割可
能のものとし、例えば、前側の座部は椅子基体に取付け
て固定座部とし、後部の座部を可動座部とすることもで
きる。
ら前記実施例に制約されるものではなく、必要に応じて
変更することができることはいうまでもない。
に体重をかけることにより、座部が自動的に持ち上がる
ため、足腰の弱い人でも容易に立ち上がることができ
る。 また、その肘掛および可動座部の回転も適当な角
度で停止するようになっているため、使用時における危
険もなく安心して使用できるものである。
れ、作用するものであるから、これを利用することによ
り、足腰の弱い人でも容易に立ち上がることが可能とな
る。 また、本発明の椅子フレーム機構は、特別の機械
的あるいは電気的機構を使用しないので、構成が簡単で
あり、また製作も容易であるため、コストも低廉となる
等の効果を奏する。
面
態を示す図面
面
Claims (3)
- 【請求項1】 背もたれ部を含む椅子基体、椅子基体に
結合する脚部、椅子基体の前部において当該基体に軸着
され、この軸を中心に前方縦方向に回動可能な可動座部
基体、可動座部基体の前部に一体に取り付けられた肘掛
支柱および肘掛支柱に上端に軸着され、この軸を中心に
前方縦方向に回動可能な肘掛基体よりなる椅子。 - 【請求項2】 肘掛支柱に対する肘掛基体の可能最大回
転角θ1が140〜170゜である請求項第1項記載の
椅子。 - 【請求項3】 椅子基体に対する可動座部基体の可能最
大回転角θ2が30〜45゜である請求項第1項記載の
椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01834595A JP3639628B2 (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01834595A JP3639628B2 (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08187137A true JPH08187137A (ja) | 1996-07-23 |
JP3639628B2 JP3639628B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=11969080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01834595A Expired - Fee Related JP3639628B2 (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3639628B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2501316A (en) * | 2012-04-20 | 2013-10-23 | Grey Edward Bence Giddins | Chair hand grips and supports |
CN104665322A (zh) * | 2014-12-28 | 2015-06-03 | 马锡洪 | 桌椅制做方法 |
WO2017038812A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社岡村製作所 | 什器 |
CN112842829A (zh) * | 2019-11-28 | 2021-05-28 | 丰田自动车株式会社 | 腿支架及覆盖腿支架的衣服 |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP01834595A patent/JP3639628B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107613812A (zh) * | 2015-08-31 | 2018-01-19 | 株式会社冈村制作所 | 日常用具 |
CN112842829A (zh) * | 2019-11-28 | 2021-05-28 | 丰田自动车株式会社 | 腿支架及覆盖腿支架的衣服 |
JP2021083758A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 脚装具及び脚装具を覆う衣服 |
CN112842829B (zh) * | 2019-11-28 | 2023-09-08 | 丰田自动车株式会社 | 腿支架及覆盖腿支架的衣服 |
US11911331B2 (en) | 2019-11-28 | 2024-02-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Leg brace and garment covering leg brace |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3639628B2 (ja) | 2005-04-20 |
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