JPH0818625B2 - 野菜、果物等の収容法並びにその収容法に用いる保冷容器 - Google Patents

野菜、果物等の収容法並びにその収容法に用いる保冷容器

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JPH0818625B2
JPH0818625B2 JP2228702A JP22870290A JPH0818625B2 JP H0818625 B2 JPH0818625 B2 JP H0818625B2 JP 2228702 A JP2228702 A JP 2228702A JP 22870290 A JP22870290 A JP 22870290A JP H0818625 B2 JPH0818625 B2 JP H0818625B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、野菜、果物等の被予冷物を発泡合成樹脂製
の容器本体と蓋体よりなる保冷容器内に収容して閉蓋状
態のまま、真空チャンバー内を減圧させることで容器内
の強制排気を可能とするとともに、予冷後、真空チャン
バー内を復圧させることで容器内も又大気圧に戻すこと
を可能にした野菜、果物等の収容法並びにその収容法に
用いる保冷容器に関する。
〔従来の技術〕
従来の真空予冷法に用いられる保冷容器としては、第
7図に示すような発泡合成樹脂製の容器本体Aとこの容
器本体Aに気密状態で外嵌される同じく発泡合成樹脂製
の蓋体Bよりなる容器の適所、例えば図示したように蓋
体Bに直径10mm程度の通気用の貫通口Cを設けたものが
ある。そして、こうした保冷容器の容器本体A内に野
菜、果物等の被予冷物を収容して閉蓋し、このまま真空
チャンバー内に置き、この真空チャンバー内を、例えば
5mmHg程度に減圧させることによって、通気用の貫通口
Cを通じて容器内の空気を強制排気させて被予冷物の保
持している水分の一部を蒸発させ、気化潜熱を奪うこと
により、この容器内の被予冷物を予冷している。
又、本出願人はこうした一般技術を大幅に改良した保
冷容器として、容器本体と蓋体の接合部近傍にオリフィ
ス効果を有する開口部を設けた真空予冷法に用いられる
保冷容器を実公昭63−616号として既に開示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前者のような保冷容器においては、真空チャ
ンバー内を復圧させて容器内を大気圧に戻した時点よ
り、通気用の貫通口が大径であることから、この貫通口
を通じて容器内外に自由な空気の流動が行われ、予冷し
た被予冷物の温度が徐々に外気温に近づいて予冷効果が
損なわれたり、被予冷物に酸素が供給されて予冷した被
予冷物の鮮度を長時間維持できなくなるという問題があ
る。そのため、予冷後にこの通気用の貫通口を外部より
テープ等で封着して容器内外の空気の流動を遮断しよう
としているが、そのための作業時間が大幅にかかって面
倒である。
又、後者においては容器の開口部の封着を要しないこ
とで大幅な作業量の削減を達成して工業的に大いに注目
されている。つまり、この実公昭63−616号公報に記載
された保冷容器は、容器本体と蓋体との接合面近辺にオ
リフィス効果を有する開口部を設けてなることで、閉蓋
状態のまま真空チャンバー内の空気を排出して真空予冷
しうるとともに、予冷後、真空チャンバー内を復圧して
容器内を大気圧に戻した後は、開口部の自然通気抵抗に
よって外気が容器内に流入することを防止して外気温の
影響を遮断することができる。しかしながら、この保冷
容器の場合には、前記オリフィス効果を有する開口部
は、蓋体と容器本体との接合面近辺に、容器の壁面を横
断して容器内外に連通するように設けており、容器外面
側の開口部から容器内面側の開口部までの距離は容器壁
面の厚さによって制限されることから、通気抵抗は、主
にこの開口形状や開口面積に規定され、開口部の形状、
開口面積は制限を受け易く、かつ、より厳密に設定する
必要があり、容器内外に圧力差が殆どない場合に空気の
流動を実質的に遮断するためには、開口部の開口面積は
比較的小さなものになりがちであった。このように、先
の考案におけるオリフィス効果を有する開口部において
は、容器内外の通気抵抗が、開口部の開口面積に左右さ
れる傾向が大きいことから、この開口部を余り大きく設
定し難く開口部は小さなものになりがちである。しか
し、開口部が小さいと容器内に収容した被予冷物のクズ
等によって開口部が詰まってしまうおそれも等も生じう
る。また、この種の発泡合成樹脂成形品の場合、非発泡
品に較べ、その性質、製法上、寸法精度が低い場合があ
り、上記のようなオリフィス効果を有する開口部の場
合、容器内外に圧力差が殆どない場合に、実質的に空気
の流動が遮断される程度の小さな開口部とするには、金
型の製造や、成形操作を慎重に行うことが必要となる。
本発明では、上記のようなオリフィス効果を有する開口
部を設けた保冷容器を更に改良すべく研究を重ねた結
果、閉蓋状態のまま真空予冷操作を可能とする開口部を
設けた保冷容器において、前記開口部の形状や、開口面
積等をそれほど厳密にしなくとも、又、開口面積が多少
大きくとも、真空予冷後、容器内を復圧した後において
は開口部を通じての空気の流動を実質的に遮断して外気
温の影響を少なくすることができ、更に短時間で容器内
を所望の減圧状態にでき、しかも予冷後には容器本体と
蓋体の接合部に設けた嵌合手段を有効に利用して容器内
外の空気の流動を遮断しうる高性能の保冷容器を提供し
て鮮度保持の信頼性が増し、長距離、長時間の輸送、又
長時間保管の改善を可能とする研究を目ざし、本発明に
至ったのである。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、野
菜、果物等の被予冷物を容器内に収容して閉蓋状態のま
ま、この被予冷物を真空予冷法によって短時間で予冷で
き、しかも被予冷物の予冷後には容器内外の連通部を封
着しなくても、容器内外の自由な空気の流動を実質的に
遮断することができ、被予冷物の鮮度を良好に保つこと
ができる野菜、果物等の収容法を要旨とし、又こうした
収容法に用いられる保冷容器を提供せんとするものであ
る。又、気密性の高い保冷容器を閉蓋する際には、容器
内部に閉じ込められた空気が一時的に圧縮されて容器内
圧が高くなるが、気密性が高いとその加圧空気の逃げ道
がないことから、閉めたはずの蓋体が部分的に開いた
り、閉めにくかったりして能率的な閉蓋作業が困難とな
る。とりわけ、機械による自動化を計る場合には大きな
問題となっている。本発明は、このような際においても
閉蓋作業が容易であるにもかかわらず、閉蓋後の気密性
に影響を与えることなく、断熱性能を最大限生かせる保
冷容器をも提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成するための本発明の請求項1
に係る発明は、発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とより
なり、容器本体と蓋体との接合部に互いに嵌合する嵌合
手段の一方と他方とを設けるとともに、両嵌合手段の接
合面の周方向の全周又はその一部に連続して通気路を設
け、該通気路の適所に、該通気路から容器内に連通する
内面側開口を設けるとともに、該内面側開口から周方向
に所定の距離を隔てた位置に通気路から容器外に連通す
る外面側開口を設けることにより、閉蓋時に容器内外に
連通する一連を通気用連通部を形成した保冷容器の内部
に、野菜、果物等の被予冷物を収容して閉蓋状態のまま
真空チャンバー内に収納し、この真空チャンバー内を減
圧させることで、容器内の空気を、前記通気用連通部を
通じて該通気用連通部を空気が流動する際に生じる粘性
抵抗と境膜摩擦抵抗に抗して容器外へ強制排気させて被
予冷物を予冷し、その後、真空チャンバー内を復圧させ
て前記通気用連通部を通じて容器内を大気圧に戻し、こ
の容器を真空チャンバーから取り出した後は、前記通気
用連通部の粘性抵抗と境膜摩擦抵抗によって容器内への
外気の流入を実質的に遮断させてなる野菜、果物等の収
容法を要旨とするものである。
また、請求項2に係る発明は、前記の収容法におい
て、接合部の周方向に連続して設けた前記通気路の断面
積及び、内面側開口と外面側開口との距離を、容器内外
に圧力差が存在しない場合には自由な空気の流動が実質
的に遮断される程度に形成するというものである。
更に、請求項3に係る発明は、上記のような野菜、果
物等の収容法に用いる保冷容器であって、発泡合成樹脂
製の容器本体と蓋体とよりなり、容器本体と蓋体との接
合部に互いに嵌合する嵌合手段の一方と他方とを設ける
とともに、両嵌合手段の接合面の周方向の全周又はその
一部に連続して通気路を設け、該通気路の適所に、該通
気路から容器内に連通する内面側開口を設けるととも
に、該内面側開口から周方向に所定の距離を隔てた位置
に通気路から容器外に連通する外面側開口を設けること
により、閉蓋時に容器内外に連通する一連の通気用連通
部を形成してなり、前記通気用連通部における通気路の
断面積、及び内面側開口と外面側開口との間の距離を、
容器内外に圧力差がない場合には、自由な空気の流動が
実質的に遮断されるように設定してなることを要旨とす
るものである。
そして、請求項4に係る発明は、前記保冷容器におい
て、容器本体と蓋体とに設けた両嵌合手段の接合面に、
容器の角部を含む周方向に連続して通気路を設けるとと
もに、前記角部から周方向の一方へ所定の距離を隔てて
内面側開口を設けるとともに、前記角部から周方向の他
方へ所定の距離を隔てて外面側開口を設けることで、容
器の角部を間にはさんで通気用連通部を設けるというも
のである。
〔作 用〕
而して、こうした保冷容器内に野菜、果物等の被予冷
物を収容して容器を閉蓋し、これをそのまま真空チャン
バー内に置き、この真空チャンバー内を減圧させること
で、容器内の空気を通気用連通部を通じて外部に強制排
気させることによって、被予冷物の保持している水分の
一部を蒸発させ、気化潜熱を奪うことによって予冷す
る。そして、この閉蓋状態の容器内を減圧させる過程で
は、通気用連通部を空気が流動する際に生じる粘性抵抗
と通気用連通部を形成する壁面に薄く付着して流動する
ことのない空気層との間に生じる境膜摩擦抵抗に抗して
容器内の強制排気が行なわれるのである。予冷後、真空
チャンバー内を復圧させると、容器外の空気が前記した
のと逆に通気用連通部を通じて容器内に流入する。そし
て、容器内外の圧力がほぼ同圧になった後には、容器内
に空気が充満し、しかも容器内の空気な温度が低いため
密度が高く、外の空気は温度が高いために密度が低くな
って流動しにくくなっているのに加えて、その通気用連
通部の粘性抵抗と境膜摩擦抵抗によって容器内への外気
の流入が実質的に遮断され、被予冷物が外気温の影響を
受けて予冷効果が損なわれたり、被予冷物に新しい酸素
が供給されて呼吸作用による昇温によって予冷した被予
冷物の鮮度を長時間維持できないというおそれを防止す
るものである。
〔実施例〕
本発明に係る野菜、果物等の収容法の詳細をそれに用
いる保冷容器をもとにして更に説明する。第1図,第2
図にはこうした保冷容器の第1実施例を示している。図
中1として示すのは発泡合成樹脂製の上面が開口した函
体状の容器本体、2はこの容器本体1の上面開口を気密
状態で閉止する同じく発泡合成樹脂製の蓋体である。こ
の保冷容器は、容器本体1に対して蓋体2を気密状態で
閉止しうるようにその両者の接合部に嵌合手段を設けて
いる。図示した第1実施例では、容器本体1の側壁3上
面の内面側に沿って凸条4をその側壁3の全体にわたっ
て設けるとともに、蓋体2の下面外周にはこの凸条4に
嵌合される凹条5を同じくその下面外周の全体にわたっ
て設けている。そして、この容器を閉蓋したときには、
容器本体1側の凸条4に蓋体2側の凹条5が嵌合される
のであるが、このとき凸条4と凹条5の間に内外連通す
る通気用連通部6が形成されるように、蓋体2の対角線
位置にある角部を間にはさんで凹条5の外側面から底面
にかけて凹溝7を設け、更にはこの凹溝7の凹条5の内
側面側に位置する一端にこの凹条5内側面に扇形状の凹
所を形成して容器内に向けた内面側開口8と凹条5の外
側面側に位置する他端に蓋体2の外周下面に扇形状の凹
所を形成して容器外に向けた外面側開口9をそれぞれ設
けている。この凹溝7の断面積及び/又は長さは、この
容器を閉蓋して容器内外に圧力差が存在しない場合には
粘性抵抗と境膜摩擦抵抗により自由な空気の流動が実質
的に遮断される程度に形成されている。ここで、境膜摩
擦抵抗とは、ある面に薄く付着した空気層はその周囲を
仮りに完全な真空状態としても取除くことができないと
される境膜理論から、この薄く付着した空気層とその外
側を流動しようとする空気の間に生じる抵抗である。
次に、第3図には保冷容器の第2実施例を示してい
る。この第2実施例では、容器本体1側に設けた凸条4
の角部を間にはさんだ上面から外側面にかけて凹溝7を
設け、この凹溝7に連通させて凸条4上面に内面側開口
8と凸条4外側の側壁3上面に外面側開口9を第1実施
例と同様、扇形状の凹所に形成して、この容器の閉蓋
時、容器内外を連通させる通気用連通部6が設けられて
いる。
更に、第4図には保冷容器の第3実施例を示してい
る。この第3実施例では、容器本体1の側壁3上部の凸
条4の長さ方向にわたってこの凸条4上面から外側面に
かけて凹溝7を設け、この凹溝7に連通させて凸条4上
面に内面側開口8と凸条4外側の側壁3上面に外面側開
口9を同じく第1実施例と同様、扇形状の凹所に形成し
て、通気用連通部6が設けられている。
そして、これら保冷容器では、容器本体1と蓋体2の
接合部に設けた嵌合手段の適所の接合面側にこの嵌合手
段の長さ方向にわたる凹溝7を設け、この凹溝7の一端
から容器内に向けた内面側開口8と他端から容器外に向
けた外面側開口9を形成して、容器を閉蓋したときに内
外連通する通気用連通部6を設けたものである。このた
め、容器本体1内に野菜、果物等の被予冷物を収容して
この容器本体1に蓋体2を外嵌させて閉蓋し、このまま
真空チャンバー内に少なくとも外面側開口9が塞がれな
いように複数、連接並びに積段して置き、この真空チャ
ンバー内を、例えば5mmHg程度に減圧させたときに、容
器内の空気が内面側開口8より凹溝7を通じて外面側開
口9から容器外に強制排気され、容器内に収容した被予
冷物の保持している水分の一部を蒸発させ、気化潜熱を
奪うことにより、約2〜5℃程度に予冷することができ
るのである。そして、この予冷操作の後、真空チャンバ
ー内を復圧させると、今度は容器外の空気が外面側開口
9より凹溝7を通じて内面側開口8から容器内に流入す
る。そして、容器内外の圧力がほぼ同圧になった後に
は、容器内に空気が充満し、しかも容器内の空気は温度
が低いため密度が高く、外の空気は温度が高いために密
度が低くなって流動しにくくなっているのに加えて、空
気がこの凹溝7を流動する際に生じる粘性抵抗と凹溝7
の壁面に薄く付着して流動することのない空気層との間
に生じる境膜摩擦抵抗により、容器内外の自由な空気の
流動が実質的に遮断されるのである。
図示した実施例にかかわらず、嵌合手段の一方と他方
となる凸条4や凹条5を容器の外周全体にわたって設け
ることなく、角部を間にはさんだ四隅にだけ設けたり、
又は相対向した一対の辺に設けたりすることもできる。
又、内面側開口8並びに外面側開口9の形状としては図
示したような扇形状の凹所以外に、種々のものが考えら
れるが、その断面形状は粘性抵抗と境膜摩擦抵抗が有効
に生じるような形状、例えばスリット状に形成すれば、
容器内の空気を強制排気させる際に脱気しやすく、又容
器内外の圧力差が存在しなくなった場合に空気の流動を
実質的に遮断しうるものとして好ましいものとなる。更
に、凹溝7は嵌合手段の一方と他方の双方、即ち凸条4
と凹条5の両者にまたがって設けることも可能である。
次に、容器内に収容した被予冷物を真空予冷法によっ
て予冷した後の保冷性能を、他の任意容器と比較実験し
た結果を第8図に示している。この実験結果について
は、縦軸に温度(℃)、横軸に時刻を表している。そし
て、が外気温の変化値を示し、が段ボール箱、が
第7図に示す発泡合成樹脂製の容器本体Aと蓋体Bより
なる容器のこの蓋体Bに直径10mmの通気用の貫通口Cを
四つ設けた保冷容器、が第5図(イ)に示すように凹
溝7幅aを5mm,高さを4mm、折曲部から凹溝7端部まで
の長さbを30mmとし、内面側開口8並びに外面側開口9
の幅cを20mm,高さを2mmにそれぞれして、第5図(ロ)
に示すように長さ440mm、幅320mm、高さ185mmに成形し
た保冷容器の容器本体1側又は蓋体2側の角部を間には
さんで通気用連通部6を四つ設けた本発明の一例である
保冷容器、が第6図(イ)に示すように凹溝7幅dを
5mm,高さを3mm、長さeを60mmとし、内面側開口8並び
に外面側開口9の幅fを20mm,高さを2mmにそれぞれし
て、第6図(ロ)に示すように長さ440mm、幅320mm、高
さ185mmに成形した保冷容器の容器本体1側又は蓋体2
側の角部以外の位置に通気用連通部6を四つ設けた同じ
く本発明の一例である保冷容器、が発泡合成樹脂製の
容器本体内に被予冷物を収容して予冷した後、同じく発
泡合成樹脂製の蓋体を外嵌させて閉蓋した場合を示して
いる。そして、このそれぞれの容器にほうれん草を2kg
収容して予冷した。その結果、第8図の比較実験データ
からもわかるように、0点まで被予冷物を真空予冷法に
よって予冷した後、被予冷物の保冷性能は並びにの
場合と比較して、本発明に係る保冷容器並びにはほ
とんどに示す完全密封の保冷容器と同等の保冷効果が
あることが知見された。これは、凹溝7の長さ、幅、高
さによって、この凹溝7を通過する空気に粘性抵抗と境
膜摩擦抵抗が生じ、従来の通気用の貫通口のような大径
のものを設けた場合と比較して、予冷後の容器内外の空
気の流動が遮断されるため、外気温の影響を受けること
なく容器内の冷気温を維持できるからと考えられる。そ
して、その維持温度は完全密封した保冷容器とほぼ同等
であった。又、粘性抵抗と境膜摩擦抵抗をより大きくす
るには、第5図(イ),(ロ)に示すように凹溝7を折
曲させたり、凹溝7の幅と深さによる断面積を小さくし
たり、又は長さを長くする等が適宜考慮されるのであ
る。そして、この凹溝7は設ける数を増したり、断面積
を小さくしたり、又は長さを短くすることにより、効果
を有効に発揮させることができるから、これらの要件を
考慮して必要な凹溝の数、更には凹溝の断面積や長さを
適宜設定すればよいのである。
次に、第9図,第10図,第11図には保冷容器の他の態
様を示している。この保冷容器では、容器本体1の側壁
3上面の内面側に沿って凸条4をその側壁3の全体にわ
たって設けるとともに、蓋体2の下面外周にはこの凸条
4に嵌合される凹条5を同じくその下面外周の全体にわ
たって設けている。そして、この容器を閉蓋したときに
は、容器本体1側の凸条4に蓋体2側の凹条5が嵌合さ
れるのであるが、このとき凸条4と凹条5の間には第11
図に示すような隙間10が凸条4上面側と凸条4外側面側
に形成されるように凸条4と凹条5の大きさ関係及び/
又は位置関係が決定されている。尚、図中11は蓋体2下
面に下設した容器本体1の側壁3内面側に沿ってこの容
器本体1の開口上部に内装される内装凸部である。そし
て、この内装凸部11を設けることによって容器を閉蓋し
たとき、この容器の外周全体にわたって隙間10が形成さ
れることになる。次に、8,9はそれぞれこうした隙間10
に連通させて容器の対角線位置の角部を間にはさむとと
もに、位置を変位させて扇形状の凹所に形成して設けた
本発明に係る保冷容器と同様の容器内に向けた内面側開
口と容器外に向けた外面側開口である。ここで、この隙
間10の断面積及び/又は長さは、ここを通過しようとす
る空気の間に生じる粘性抵抗と凸条4の上面と外側面並
びに凹条5の底面と内側面に薄く付着して流動すること
のない空気層とここを通過する空気との間に生じる境膜
摩擦抵抗によって、内面側開口8と外面側開口9間に圧
力差が存在しない場合には空気の流動が実質的に遮断さ
れる程度に形成されている。そして、容器本体1内に野
菜、果物等の被予冷物を収容し、蓋体2を外嵌させて閉
蓋したときには、容器本体1側の凸条4と蓋体2側の凹
条5の間に隙間10が容器の外周全体にわたって形成さ
れ、しかも第9図,第10図,第11図に示すように間隔を
あけ、且つ位置を変位させて設けた内面側開口8と外面
側開口9がこの隙間10に連通する。即ち、この保冷容器
では隙間10、内面側開口8、外面側開口9から通気用連
通部6が形成されるのである。
次に、第12図、第13図には保冷容器の更に他の態様を
示している。第12図に示す保冷容器は、発泡合成樹脂製
の容器本体1と蓋体2よりなる容器の適所に内外連通す
る通気用連通部6を、容器本体1の外周における底板12
の段設部13の外方から容器内にのぞませて穿設した取付
口14から容器内に向けて所要の長さのパイプ材15をその
一方の端部を取付口14に取付けて容器内に向けて立設さ
せたものである。そして、パイプ材15の内面側における
断面積及び/又は長さは、容器内外に圧力差が存在しな
い場合には粘性抵抗と境膜摩擦抵抗により自由な空気の
流動が実質的に遮断される程度に設定している。又、第
13図に示す保冷容器は、発泡合成樹脂製の容器本体1と
蓋体2よりなる容器の適所に所要の長さの内外連通する
開口16を穿設して通気用連通部6を設けたものである。
この開口16の断面積及び/又は長さも又、容器内外に圧
力差が存在しない場合には粘性抵抗と境膜摩擦抵抗によ
り自由な空気の流動が実質的に遮断される程度に形成し
ている。
ここで、凹溝7又は隙間10と内面側開口8、外面側開
口9、パイプ材15、開口16を適宜二つ以上組合わせて保
冷容器を形成することも可能である。
次に、容器内に収容した被予冷物の真空予冷法によっ
て予冷した後の保冷性能を、種々の容器について比較実
験した結果を第19図に示している。この実験結果につい
ては、縦軸に温度(℃)、横軸に時間(hr)を表わして
いる。そして、′は第14図に示す表層がクラフトK22
0、中芯がSCP125、裏層がクラフトK250のAフルートか
らなる内寸法が長さ405mm、幅295mm、高さ135mmでその
両側に幅70mm、高さ30mmの把手穴が設けられた段ボール
箱、′は第15図に示す発泡ポリスチレン55倍成形品よ
りなる肉厚が全て20mmの内寸法が長さ405mm、幅295mm、
高さ135mmの容器本体と蓋体よりなる完全気密に閉蓋で
きる保冷容器、′はこの′の保冷容器と同じものの
底板に直径6mmの通気用の貫通口を四つ設けた保冷容
器、′は′の保冷容器と同じものに第16図(イ)に
示すように凹溝7幅gを5mm、高さを5mm、折曲部から凹
溝7端部までの長さhを100mmとし、内面側開口8並び
に外面側開口9の幅iを20mm、高さを2mmにそれぞれし
て、第16図(ロ)に示すように容器本体1側又は蓋体2
側の角部を間にはさんで通気用連通部6を四つ設けた本
発明の一例である保冷容器、′は′と同様′の保
冷容器と同じものに凹溝7幅を5mm、高さを5mm、折曲部
から凹溝7端部までの長さjを100mmとし、内面側開口
8並びに外面側開口9の開口側における幅kを30mm、高
さlを3mm、折曲側並びに凹溝7の連接側における幅m
を15mm、高さn,pを2mmにそれぞれして、第16図(ロ)に
示すように容器本体1側又は蓋体2側の角部を間にはさ
んで通気用連通部6を四つ設けた本発明の一例である保
冷容器、′は′の保冷容器と同じものに第12図に示
すように容器本体1の底板12における四つの角部外部か
ら外径6mm、内径5mm、長さ120mmのパイプ材15を立設さ
せて通気用連通部6を設けた保冷容器、′は′の保
冷容器と同じものに第18図(イ)(ロ)(ハ)に示すよ
うに容器本体1側の凸条4の幅qを10mmとしてこの凸部
9の上面側と外面側に2mmの隙間10が形成されるように
するとともに、内面側開口8の幅rを30mm、高さsを2m
m、又外面側開口9の幅tを20mm、高さuを2mmにそれぞ
れして、(イ)に示すような位置関係に形成して通気用
連通部6を設けた保冷容器を用いた場合をそれぞれ示し
ている。そして、このそれぞれの容器に中国野菜を3kg
収容して予冷した。その結果、第19図の比較実験データ
からも被予冷物の保冷性能が本発明に係る′′並び
に粘性抵抗と境膜摩擦抵抗が有効に発揮されるように内
外挿通する通気用連通部を設けた′′の容器が顕著
に優れているのがわかるのである。ここで、′は予冷
中に容器が破裂して実験データの測定は不能であった。
〔発明の効果〕
以上のようになる本発明に係る野菜、果物等の収容法
にあっては、発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とよりな
り、前記容器本体と蓋体との接合部に互いに嵌合する嵌
合手段の一方と他方とを設けるとともに、両嵌合手段の
接合面の周方向の全周又はその一部に連続して通気路を
設け、該通気路の適所に、該通気路から容器内に連通す
る内面側開口を設けるとともに、該内面側開口から周方
向に所定の距離を隔てた位置に通気路から容器外に連通
する外面側開口を設けることにより、閉蓋時に容器内外
に連通する一連の通気用連通部を形成した保冷容器を利
用するものであるから、内部に野菜、果物等の被予冷物
を収容して閉蓋状態のまま、予冷操作、又大気圧への戻
し操作が可能となり、真空チャンバーを利用した真空予
冷法において予冷作業の効率化を計ることができる。
又、予冷後において容器内外の圧力差がなくなった後に
は、容器内に空気が充満するのと容器内の空気は温度が
低いため密度が高く、外の空気は温度が高いために密度
が低くなって流動しにくくなっているのに加えて、通気
用連通部の粘性抵抗と境膜摩擦抵抗により、容器内外の
自由な空気の流動を実質的に遮断でき、被予冷物の温度
上昇を最小限にとどめることができる。更に、被予冷物
に新しい酸素が供給されないので呼吸作用による昇温も
なく、こうしたことからも予冷した被予冷物の鮮度を長
時間維持できる。又、通気用連通部の容器外に向いた開
口部を予冷後に封着する必要がないので、その作業時間
を省略できる。加えて、表面張力によって容器内の水分
が容器外に漏出することがなく、容器の周囲を濡らすこ
とがないのである。しかも、気密性の高い容器を閉蓋す
る場合、通気用連通部は単なる通気路となり、閉蓋時の
加圧空気の逃げをも可能として機械を用いた自動閉蓋に
好適なものとなるのである。しかも、本発明では、閉蓋
時に容器内外に連通する通気用連通部に通気抵抗を付与
する構造として、容器本体と蓋体との嵌合手段の接合面
の周方向の全周又はその一部に連続して通気路を設け、
該通気路の適所に、該通気路から容器内に連通する内面
側開口を設けるとともに、該内面側開口から周方向に所
定の距離を隔てた位置に通気路から容器外に連通する外
面側開口を設けて通気用連通部を構成し、前記通気路の
断面積、及び内面側開口と外面側開口との間の距離を、
容器内外に圧力差がない場合には、自由な空気の流動が
実質的に遮断されるように設定してなるから、閉蓋時の
通気用連通部の通気抵抗は、前記通気路の開口面積、お
よび内面側開口と外面側開口との間の距離によって種々
設定することができる。つまり、通気路の開口面積を大
きくしても、内面側開口と外面側開口との間の距離を長
くすれば、通気用連通部に所望の通気抵抗を付与するこ
とができ、容器内外に圧力差が殆どない場合には空気の
流動を実質的に遮断することができる。しかも、本発明
では、前記通気路を容器本体と蓋体との接合面に設けら
れる嵌合手段の周方向の全周又はその一部に沿って設け
てなるので、容器の壁面厚さによる制限を受けることな
く、通気路の長さを充分にとり、かつ内面側開口との間
の通気路の距離を任意の長さに設定することができる。
したがって、開口面積を大きくしても、内面側開口と外
面側開口との間の距離を自由にかつ充分にとることで所
望の通気抵抗を得ることができるので、開口部にゴミ等
がつまるという恐れも少なく、より信頼性の高いものと
なり得る。また、この種の発泡合成樹脂成形品の場合、
非発泡品に較べ、その性質、製法上、寸法精度が低い場
合があるが、本発明では、前記のように通気用連通部の
通気抵抗は、その開口面積と、内面側開口と外面側開口
間の距離との兼ね合いで決まるものであり、多少の寸法
誤差があっても実用上殆ど問題なく使用できる、という
利点がある。
更に、前記通気用連通部として、容器本体と蓋体とに
設けた両嵌合手段の接合面に、容器の角部を含む周方向
に連続して通気路を設けるとともに、前記角部から周方
向の一方へ所定の距離を隔てて内面側開口を設けるとと
もに、前記角部から周方向の他方へ所定の距離を隔てて
外面側開口を設けることで、容器の角部を間にはさんで
通気用連通部を設けてなるものでは、容器の角部で通気
用連通部の通気路が折曲状態に形成されることから、通
気路の断面積が同じであれば、通気路を直線状態に設け
る場合に較べて大きな通気抵抗を付与することができ、
同程度の通気抵抗を望む場合には、通気路を直線状態に
設ける場合に較べて、通気路の長さを短くしたり、その
断面積を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る野菜、果物等の収容法に用いる保
冷容器の第1実施例を示す斜視図、第2図は同じく第1
実施例の要部を示す斜視図、第3図は保冷容器の第2実
施例の一部を示す斜視図、第4図は保冷容器の第3実施
例の一部を示す斜視図、第5図(イ)(ロ),第6図
(イ)(ロ)はそれぞれ比較実験に用いる本発明に係る
保冷容器を示す説明図、第7図は従来の保冷容器を示す
斜視図、第8図は真空予冷法によって予冷した後の保冷
性能比較実験データを示すグラフ、第9図は保冷容器の
他の態様を示す斜視図、第10図は同じくその要部を示す
斜視図、第11図は同じくその要部を示す縦断面図、第12
図,第13図は保冷容器の更に他の態様の要部を示す縦断
面図、第14図は比較実験に用いる段ボール箱の斜視図、
第15図は同じく比較実験に用いる発泡合成樹脂製の保冷
容器の斜視図、第16図(イ)(ロ)は比較実験に用いる
本発明に係る保冷容器を示す説明図、第17図は同じく比
較実験に用いる本発明に係る保冷容器の要部を示す説明
図、第18図(イ)(ロ)(ハ)は比較実験に用いる保冷
容器の他の態様を示すそれぞれ平面図,正面図,要部の
縦断面図、第19図は真空予冷法によって予冷した後の保
冷性能比較実験データを示すグラフである。 1:容器本体、2:蓋体、 3:側壁、4:凸条、 5:凹条、6:通気用連通部、 7:凹溝、8:内面側開口、 9:外面側開口、10:隙間、 11:内装凸部、12:底板、 13:段設部、14:取付口、 15:パイプ材、16:開口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とよりな
    り、容器本体と蓋体との接合部に互いに嵌合する嵌合手
    段の一方と他方とを設けるとともに、両嵌合手段の接合
    面の周方向の全周又はその一部に連続して通気路を設
    け、該通気路の適所に、該通気路から容器内に連通する
    内面側開口を設けるとともに、該内面側開口から周方向
    に所定の距離を隔てた位置に通気路から容器外に連通す
    る外面側開口を設けることにより、閉蓋時に容器内外に
    連通する一連の通気用連通部を形成した保冷容器の内部
    に、野菜、果物等の被予冷物を収容して閉蓋状態のまま
    真空チャンバー内に収納し、この真空チャンバー内を減
    圧させることで、容器内の空気を、前記通気用連通部を
    通じて該通気用連通部を空気が流動する際に生じる粘性
    抵抗と境膜摩擦抵抗に抗して容器外へ強制排気させて被
    予冷物を予冷し、その後、真空チャンバー内を復圧させ
    て前記通気用連通部を通じて容器内を大気圧に戻し、こ
    の容器を真空チャンバーから取り出した後は、前記通気
    用連通部の粘性抵抗と境膜摩擦抵抗によって容器内への
    外気の流入を実質的に遮断させてなる野菜、果物等の収
    容法。
  2. 【請求項2】接合部の周方向に連続して設けた前記通気
    路の断面積及び、内面側開口と外面側開口との距離を、
    容器内外に圧力差が存在しない場合には自由な空気の流
    動が実質的に遮断される程度に形成した特許請求の範囲
    第1項記載の野菜、果物等の収容法。
  3. 【請求項3】発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とよりな
    り、容器本体と蓋体との接合部に互いに嵌合する嵌合手
    段の一方と他方とを設けるとともに、両嵌合手段の接合
    面の周方向の全周又はその一部に連続して通気路を設
    け、該通気路の適所に、該通気路から容器内に連通する
    内面側開口を設けるとともに、該内面側開口から周方向
    に所定の距離を隔てた位置に通気路から容器外に連通す
    る外面側開口を設けることにより、閉蓋時に容器内外に
    連通する一連の通気用連通部を形成してなり、前記通気
    用連通部における通気路の断面積、及び内面側開口と外
    面側開口との間の距離を、容器内外に圧力差がない場合
    には、自由な空気の流動が実質的に遮断されるように設
    定してなる保冷容器。
  4. 【請求項4】容器本体と蓋体とに設けた両嵌合手段の接
    合面に、容器の角部を含む周方向に連続して通気路を設
    けるとともに、前記角部から周方向の一方へ所定の距離
    を隔てて内面側開口を設けるとともに、前記角部から周
    方向の他方へ所定の距離を隔てて外面側開口を設けるこ
    とで、容器の角部を間にはさんで通気用連通部を設けて
    なる特許請求の範囲第3項記載の保冷容器。
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