JPH081847Y2 - 電動射出成形機の型締装置 - Google Patents
電動射出成形機の型締装置Info
- Publication number
- JPH081847Y2 JPH081847Y2 JP1990089222U JP8922290U JPH081847Y2 JP H081847 Y2 JPH081847 Y2 JP H081847Y2 JP 1990089222 U JP1990089222 U JP 1990089222U JP 8922290 U JP8922290 U JP 8922290U JP H081847 Y2 JPH081847 Y2 JP H081847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- mold clamping
- movable
- ball screw
- electric motor
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電動射出成形機の型締装置に関し、特に、
型締用電動機と型開閉用電動機とにより、型締と型開閉
を独立の電動機で作動させるようにするための新規な改
良に関する。
型締用電動機と型開閉用電動機とにより、型締と型開閉
を独立の電動機で作動させるようにするための新規な改
良に関する。
[従来の技術] 従来、用いられていたこの種の電動射出成形機の型締
装置としては種々あるが、その中で代表的なものについ
て述べると、例えば、特開昭60-132709号公報に開示さ
れているように、可動盤の型締ハウジング側にボールナ
ットを固定し、このボールナットに対して、型締ハウジ
ングに一端が回転可能に固定されたねじ軸を螺合させ、
電動機の回転をねじ機構により直線運動に変換し、可動
盤を動かすことで型開閉および型締めを行う構成が一般
的であった。
装置としては種々あるが、その中で代表的なものについ
て述べると、例えば、特開昭60-132709号公報に開示さ
れているように、可動盤の型締ハウジング側にボールナ
ットを固定し、このボールナットに対して、型締ハウジ
ングに一端が回転可能に固定されたねじ軸を螺合させ、
電動機の回転をねじ機構により直線運動に変換し、可動
盤を動かすことで型開閉および型締めを行う構成が一般
的であった。
[考案が解決しようとする課題] 従来の電動射出成形機の型締装置は、以上のように構
成されていたため、次のような課題が存在していた。
成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、1個の電動機を用い、この電動機の回転を
直線運動に変換するために1個のねじ機構を使用してい
たため、高い生産性を得るのに速い型開閉速度を得よう
とすると、型締力が小さくなっていた。
直線運動に変換するために1個のねじ機構を使用してい
たため、高い生産性を得るのに速い型開閉速度を得よう
とすると、型締力が小さくなっていた。
また、逆に大きい型締力を得ようとすると、型開閉速
度が遅くなり、生産性を高めることができなかった。
度が遅くなり、生産性を高めることができなかった。
さらに、大きい型締力と速い型開閉速度を両立させよ
うとすると、容量が相当に大きい電動機を使用しなけれ
ばならず、型締装置の全体形状が大形化するという致命
的な課題を有するものであった。
うとすると、容量が相当に大きい電動機を使用しなけれ
ばならず、型締装置の全体形状が大形化するという致命
的な課題を有するものであった。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、型締用電動機と型開閉用電動機とによ
り、型締と型開閉を独立の電動機で作動させるようにし
た電動射出成形機の型締装置を提供することを目的とす
る。
たもので、特に、型締用電動機と型開閉用電動機とによ
り、型締と型開閉を独立の電動機で作動させるようにし
た電動射出成形機の型締装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本考案による電動射出成形機の型締装置は、基台上に
設けられ固定型を有する固定盤に設けられた複数のタイ
バーと、前記各タイバーを介して摺動自在に設けられ可
動型を有する可動盤とを有し、電動機を介して前記固定
型と可動型の型開閉および型締を行うようにした電動射
出成形機の型締装置において、前記可動盤に回転自在に
設けられた第1ボールナットと、前記可動盤に設けられ
前記第1ボールナットを回転させるための型締用電動機
と、前記基台に設けられ前記可動盤に回転自在に螺合さ
れた第2ボールねじと、前記第2ボールねじを回転させ
るための型開閉用電動機と、前記第1ボールナットと螺
合する第1ボールねじに形成されたスプライン部と、前
記スプライン部を保持するための孔部を有し前記基台上
に設けられた型締ハウジングと、前記孔部の近傍に設け
られ前記スプライン部を保持するためのサポート板と、
前記孔部をふさぐために移動自在に設けられたストッパ
プレートとを備え、前記各ボールねじは互いに並設され
ていると共に、型締時には、前記第1ボールねじが前記
ストッパプレートに当接するようにした構成である。
設けられ固定型を有する固定盤に設けられた複数のタイ
バーと、前記各タイバーを介して摺動自在に設けられ可
動型を有する可動盤とを有し、電動機を介して前記固定
型と可動型の型開閉および型締を行うようにした電動射
出成形機の型締装置において、前記可動盤に回転自在に
設けられた第1ボールナットと、前記可動盤に設けられ
前記第1ボールナットを回転させるための型締用電動機
と、前記基台に設けられ前記可動盤に回転自在に螺合さ
れた第2ボールねじと、前記第2ボールねじを回転させ
るための型開閉用電動機と、前記第1ボールナットと螺
合する第1ボールねじに形成されたスプライン部と、前
記スプライン部を保持するための孔部を有し前記基台上
に設けられた型締ハウジングと、前記孔部の近傍に設け
られ前記スプライン部を保持するためのサポート板と、
前記孔部をふさぐために移動自在に設けられたストッパ
プレートとを備え、前記各ボールねじは互いに並設され
ていると共に、型締時には、前記第1ボールねじが前記
ストッパプレートに当接するようにした構成である。
[作用] 本考案による電動射出成形機の型締装置においては、
可動型の第1ボールナットを回転させるための型締用電
動機と、第2ボールねじ部を回転させるための型開閉用
電動機とが各々独立して作動するように設けられている
ため、型開閉用電動機の回転方向を制御することによっ
て高速で型開閉を行うことができ、また、型締用電動機
を作動させることにより、型締力の付加および除去を行
うことができる。
可動型の第1ボールナットを回転させるための型締用電
動機と、第2ボールねじ部を回転させるための型開閉用
電動機とが各々独立して作動するように設けられている
ため、型開閉用電動機の回転方向を制御することによっ
て高速で型開閉を行うことができ、また、型締用電動機
を作動させることにより、型締力の付加および除去を行
うことができる。
従って、大容量の電動機を用いることなく、高速サイ
クルで十分な型締力を作用させることができる。
クルで十分な型締力を作用させることができる。
[実施例] 以下、図面と共に本考案による電動射出成形機の型締
装置の好適な実施例について詳細に説明する。
装置の好適な実施例について詳細に説明する。
第1図および第2図は、本考案による電動射出成形機
の型締装置を示すためのもので、第1図は一部段面付き
側面図、第2図は型締時を示す一部断面付き側面図であ
る。
の型締装置を示すためのもので、第1図は一部段面付き
側面図、第2図は型締時を示す一部断面付き側面図であ
る。
図において符号1で示されるものは固定された基台で
あり、この基台1上には互いに所定間隔離れた状態で固
定盤2および型締ハウジング3固定して設けられてお
り、この型締ハウジング3と基台1との間には押え板4
が設けられている。
あり、この基台1上には互いに所定間隔離れた状態で固
定盤2および型締ハウジング3固定して設けられてお
り、この型締ハウジング3と基台1との間には押え板4
が設けられている。
前記固定盤2の外面に形成された凹部2a内には、射出
成形機(図示せず)のシリンダ5に設けられたノズル部
5aが当接可能に配設されており、この固定盤2の内面2b
には固定型6が設けられている。
成形機(図示せず)のシリンダ5に設けられたノズル部
5aが当接可能に配設されており、この固定盤2の内面2b
には固定型6が設けられている。
前記固定盤2と型締ハウジング3は、4本(図面には
二本のみ開示)のタイバー7で連結されており、さら
に、タイバー7には、所定の厚さを有する可動盤8が矢
印Aの方向に摺動自在に設けられており、この可動盤8
の一面8aには、前記固定型6と対抗して可動型9が設け
られている。
二本のみ開示)のタイバー7で連結されており、さら
に、タイバー7には、所定の厚さを有する可動盤8が矢
印Aの方向に摺動自在に設けられており、この可動盤8
の一面8aには、前記固定型6と対抗して可動型9が設け
られている。
前記可動盤8の他面8b側に設けられた筒状突部10に
は、一対の軸受11を介して第1ボールナット12を有する
回転軸13が回転自在に設けられており、この第1ボール
ナット12には、第1ボールねじ14の一端側の第1ねじ部
14aが螺合している。
は、一対の軸受11を介して第1ボールナット12を有する
回転軸13が回転自在に設けられており、この第1ボール
ナット12には、第1ボールねじ14の一端側の第1ねじ部
14aが螺合している。
前記第1ボールナット12には、従動側プーリ15が一体
に取付けられており、この従動側プーリ15に形成された
案内孔15a内には前記第1ねじ部14aが貫通して設けられ
ている。
に取付けられており、この従動側プーリ15に形成された
案内孔15a内には前記第1ねじ部14aが貫通して設けられ
ている。
前記従動側プーリ15は、前記可動盤8に保持体16を介
して装着された型締用電動機17の回転軸18に設けられた
駆動側プーリ19にタイミングベルト20を介して接続され
ており、この従動側プーリ15の回転によって第1ボール
ねじ14を軸方向に移動させることができる。
して装着された型締用電動機17の回転軸18に設けられた
駆動側プーリ19にタイミングベルト20を介して接続され
ており、この従動側プーリ15の回転によって第1ボール
ねじ14を軸方向に移動させることができる。
前記第1ボールねじ14の他端側に形成されたスプライ
ン部21は、前記型締ハウジング3に形成された孔部3a内
を貫通して配設されており、この孔部3aの面側3aAには
断面形状がほぼコ字形をなすサポート板22が取付けら
れ、このサポート板22には貫通孔22aが形成されてい
る。
ン部21は、前記型締ハウジング3に形成された孔部3a内
を貫通して配設されており、この孔部3aの面側3aAには
断面形状がほぼコ字形をなすサポート板22が取付けら
れ、このサポート板22には貫通孔22aが形成されてい
る。
前記サポート板22の上部には、ストッパプレート23を
上下方向に案内するための案内孔22bが形成されてお
り、このストッパプレート23は、前記型締ハウジング3
の内面3bに装着された電動シリンダ24のロッド24aに接
続されている。
上下方向に案内するための案内孔22bが形成されてお
り、このストッパプレート23は、前記型締ハウジング3
の内面3bに装着された電動シリンダ24のロッド24aに接
続されている。
前記基台1には、一対のベアリングケース30が設けら
れており、このベアリングケース30間には、一対のベア
リング31を介して第2ボールねじ32が回転自在に設けら
れ、この第2ボールねじ32は、前記基台1上に設けられ
た型開閉用電動機33の回転軸34にカップリング35を介し
て接続されている。
れており、このベアリングケース30間には、一対のベア
リング31を介して第2ボールねじ32が回転自在に設けら
れ、この第2ボールねじ32は、前記基台1上に設けられ
た型開閉用電動機33の回転軸34にカップリング35を介し
て接続されている。
前記第2ボールねじ32は、前記可動盤8の下部8cに固
定して設けられた第2ボールナット36内に螺合してお
り、この第2ボールねじ32の回転によって前記可動盤8
を矢印Aに沿って自在に移動することができるように構
成されている。
定して設けられた第2ボールナット36内に螺合してお
り、この第2ボールねじ32の回転によって前記可動盤8
を矢印Aに沿って自在に移動することができるように構
成されている。
なお、前記各ボールねじ14,32は互いに直列状ではな
く並設されているため、装置全体の長さを短くすること
ができる。
く並設されているため、装置全体の長さを短くすること
ができる。
本考案による電動射出成形機の型締装置は前述したよ
うに構成されており、以下に、その動作について説明す
る。
うに構成されており、以下に、その動作について説明す
る。
まず、第1図に示す型開き状態で、型閉じ開始の電気
信号により型開閉用電動機33を駆動させ、カップリング
35を介して第2ボールねじ32を回転させることにより、
第2ボールねじ32と第2ボールナット36によって構成さ
れる第2ボールねじ機構40により、可動盤8は固定盤2
の方向へ移動する。
信号により型開閉用電動機33を駆動させ、カップリング
35を介して第2ボールねじ32を回転させることにより、
第2ボールねじ32と第2ボールナット36によって構成さ
れる第2ボールねじ機構40により、可動盤8は固定盤2
の方向へ移動する。
尚、この場合、第1ボールねじ14のスプライン部21の
端面21aは、固定型6と可動型9が完全に閉鎖した場合
に、型締ハウジング3の可動盤8側の内面3bよりストッ
パプレート23の厚み+Δlだけ離れた位置に停止するよ
うに、固定型6と可動型9の厚さに応じて所定の位置に
停止されている。
端面21aは、固定型6と可動型9が完全に閉鎖した場合
に、型締ハウジング3の可動盤8側の内面3bよりストッ
パプレート23の厚み+Δlだけ離れた位置に停止するよ
うに、固定型6と可動型9の厚さに応じて所定の位置に
停止されている。
従って、前述の動作を継続することにより、可動型9
が固定型6に接触するまで可動盤8を移動させる。
が固定型6に接触するまで可動盤8を移動させる。
この可動盤8の移動に供なって第1ボールねじ14は、
サポート板22に案内された状態で、固定盤2側へ移動
し、この可動型9が固定型6に接触した時に、第2図に
示すように、第1ボールねじ14のスプライン部21の端面
21aと型締ハウジング3の可動盤8側の内面3bとの間
は、ストッパプレート23の厚さ+Δlの隙間Lが形成さ
れる。
サポート板22に案内された状態で、固定盤2側へ移動
し、この可動型9が固定型6に接触した時に、第2図に
示すように、第1ボールねじ14のスプライン部21の端面
21aと型締ハウジング3の可動盤8側の内面3bとの間
は、ストッパプレート23の厚さ+Δlの隙間Lが形成さ
れる。
すなわち、この隙間Lはあらかじめ第1ボールナット
12の回転位置を調整することにより設定されている。
12の回転位置を調整することにより設定されている。
次に、電動シリンダ24を、第1図から第2図に示す位
置、つまり、ストッパプレート23を型締ハウジング3の
孔部3aがふさがれる位置まで垂下させ、この状態で型締
用電動機17を回転させると、従動側プーリ15、タイミン
グベルト20および駆動側プーリ19を介して第1ボールナ
ット12を回転させる。
置、つまり、ストッパプレート23を型締ハウジング3の
孔部3aがふさがれる位置まで垂下させ、この状態で型締
用電動機17を回転させると、従動側プーリ15、タイミン
グベルト20および駆動側プーリ19を介して第1ボールナ
ット12を回転させる。
これによって、第1ボールねじ14と第1ボールナット
12により構成される第1ボールねじ機構41により、第1
ボールねじ14は第2図で左方向に移動して第1ボールね
じ14がストッパプレート23と当接し、これによって隙間
Δlが零となると共に、型締用電動機17を回転させるこ
とによつて固定型6と可動型9間に型締力が作用する。
前述の型締力が所定値に達すると、型締用電動機17にサ
ーボロックをかけ、これにより所定の型締力が保持され
る。
12により構成される第1ボールねじ機構41により、第1
ボールねじ14は第2図で左方向に移動して第1ボールね
じ14がストッパプレート23と当接し、これによって隙間
Δlが零となると共に、型締用電動機17を回転させるこ
とによつて固定型6と可動型9間に型締力が作用する。
前述の型締力が所定値に達すると、型締用電動機17にサ
ーボロックをかけ、これにより所定の型締力が保持され
る。
次に、シリンダ5のノズル部5aから各型6,9間の金型
キャビティ42内に溶融樹脂を射出し、成形品の冷却が終
了すると、型締用電動機17を前述の回転方向とは逆方向
に回転させ、型締力を解除する。
キャビティ42内に溶融樹脂を射出し、成形品の冷却が終
了すると、型締用電動機17を前述の回転方向とは逆方向
に回転させ、型締力を解除する。
さらに、ストッパプレート23と第1ボールねじ14の端
面21aとの間に隙間Δlが形成されると、この型締用電
動機17の動作を停止させる。
面21aとの間に隙間Δlが形成されると、この型締用電
動機17の動作を停止させる。
次に、前記電動シリンダ24によりストッパプレート23
を型締ハウジング3に設けられた孔部3aが貫通する位置
まで引き上げる。その後、型開閉用電動機33を前述の動
作と逆方向に回転させ、可動型9を固定型6から遠ざか
る方向へ移動させ、可動盤8が第1図に示す位置まで移
動すると、型開閉用電動機33を停止させ成形品の取出し
を行う。以上の動作によって成形の1サイクルが終了し
たことになり、以下、同様のサイクルを繰り返すことが
できる。
を型締ハウジング3に設けられた孔部3aが貫通する位置
まで引き上げる。その後、型開閉用電動機33を前述の動
作と逆方向に回転させ、可動型9を固定型6から遠ざか
る方向へ移動させ、可動盤8が第1図に示す位置まで移
動すると、型開閉用電動機33を停止させ成形品の取出し
を行う。以上の動作によって成形の1サイクルが終了し
たことになり、以下、同様のサイクルを繰り返すことが
できる。
尚、前述のスプライン部21、ストッパプレート23およ
び型締ハウジング3の構成は、1例を示したものであ
り、例えば、図示しないチャッキング機構等により前述
の構成に代えた場合も同等の作用効果を得ることができ
る。
び型締ハウジング3の構成は、1例を示したものであ
り、例えば、図示しないチャッキング機構等により前述
の構成に代えた場合も同等の作用効果を得ることができ
る。
[考案の効果] 本考案による電動射出成形機の型締装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。
すなわち、型開閉工程と型締工程を各々別の独立した
ボールねじ機構および電動機で行うようにしたので、従
来の1個の大容量電動機の構成と異なり、電動機の構成
が小形且つ安価となり、型開閉速度が迅速化され、生産
性の大巾な向上を得ることができる。
ボールねじ機構および電動機で行うようにしたので、従
来の1個の大容量電動機の構成と異なり、電動機の構成
が小形且つ安価となり、型開閉速度が迅速化され、生産
性の大巾な向上を得ることができる。
第1図および第2図は、本考案による電動射出成形機の
型締装置を示すためのもので、第1図は一部断面付き側
面図、第2図は型締時を示す一部断面付き側面図であ
る。 1は基台、2は固定盤、3は型締ハウジング、3aは孔
部、6は固定型、7はタイバー、8は可動盤、9は可動
型、14は第1ボールねじ、17は型締用電動機、21はスプ
ライン部、22はサポート板、23はストッパプレート、32
は第2ボールねじ、33は型開閉用電動機である。
型締装置を示すためのもので、第1図は一部断面付き側
面図、第2図は型締時を示す一部断面付き側面図であ
る。 1は基台、2は固定盤、3は型締ハウジング、3aは孔
部、6は固定型、7はタイバー、8は可動盤、9は可動
型、14は第1ボールねじ、17は型締用電動機、21はスプ
ライン部、22はサポート板、23はストッパプレート、32
は第2ボールねじ、33は型開閉用電動機である。
Claims (1)
- 【請求項1】基台(1)上に設けられ固定型(6)を有
する固定盤(2)に設けられた複数のタイバー(7)
と、前記各タイバー(7)を介して摺動自在に設けられ
可動型(9)を有する可動盤(8)とを有し、電動機を
介して前記固定型(6)と可動型(9)の型開閉および
型締を行うようにした電動射出成形機の型締装置におい
て、 前記可動盤(8)に回転自在に設けられた第1ボールナ
ット(12)と、前記可動盤(8)に設けられ前記第1ボ
ールナット(12)を回転させるための型締用電動機(1
7)と、前記基台(1)に設けられ前記可動盤(8)に
回転自在に螺合された第2ボールねじ(32)と、前記第
2ボールねじ(32)を回転させるための型開閉用電動機
(33)と、 前記第1ボールナット(12)と螺合する第1ボールねじ
(14)に形成されたスプライン部(21)と、前記スプラ
イン部(21)を保持するための孔部(3a)を有し前記基
台(1)上に設けられた型締ハウジング(3)と、前記
孔部(3a)の近傍に設けられ前記スプライン部(21)を
保持するためのサポート板(22)と、前記孔部(3a)を
ふさぐために移動自在に設けられたストッパプレート
(23)とを備え、前記各ボールねじ(14,32)は互いに
並設されていると共に、型締時には、前記第1ボールね
じ(14)が前記ストッパプレート(23)に当接するよう
に構成したことを特徴とする電動射出成形機の型締装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990089222U JPH081847Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 電動射出成形機の型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990089222U JPH081847Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 電動射出成形機の型締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447520U JPH0447520U (ja) | 1992-04-22 |
JPH081847Y2 true JPH081847Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31823060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990089222U Expired - Fee Related JPH081847Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 電動射出成形機の型締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081847Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002064355A1 (fr) * | 1999-08-30 | 2002-08-22 | Institute Of Technology Precision Electrical Discharge Work's | Dispositif a pressuriser |
JP5595755B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2014-09-24 | キヤノン電子株式会社 | 型締め方法およびその装置ならびにこれを用いた射出成形機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106221A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Meiki Co Ltd | 射出成形機における駆動装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP1990089222U patent/JPH081847Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0447520U (ja) | 1992-04-22 |
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