JP3299720B2 - 中空成形機の型締装置 - Google Patents

中空成形機の型締装置

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JP3299720B2
JP3299720B2 JP14322098A JP14322098A JP3299720B2 JP 3299720 B2 JP3299720 B2 JP 3299720B2 JP 14322098 A JP14322098 A JP 14322098A JP 14322098 A JP14322098 A JP 14322098A JP 3299720 B2 JP3299720 B2 JP 3299720B2
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movable
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clamping device
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憲雄 壷井
秀次 伊藤
俊司 青木
隆 斉藤
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/56Opening, closing or clamping means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空成形機の型締
装置に関し、特に、送りねじとモータの直動により可動
盤を往復動させると共に、金型早送り後の型締・保圧を
行い、クリーン運転、型厚調整自在及び成形効率向上を
得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機の型締装置においては、一般に駆動源として油圧を用
い、可動盤をシリンダで駆動するか、又は、トグル又は
リンク機構を用いて電動で型締を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機の型
締装置は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、油圧駆動の場合に
は、中空成形品に汚れが付着するため、電動駆動が採用
されているが、直動ではなくトグルやリンクを用いるた
め、可動盤の動きは機構の構造により自動的にスタート
と終わりの速度関係比が決まり、成形時においてもパリ
ソンの大きさや肉厚、原料の溶融強度によって必要な力
のポイントが決まるため、機構により自動的に決まるポ
イントと一致せず、成形時の調整が困難であった。ま
た、成形工程のサイクル時間の短縮についても、必要な
部分のみ早く送り、その後は遅く送ると云う制御も困難
で、さらに、型厚の変更に対処して機構の調整を行うこ
とは大変な作業であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、送りねじとモータの直動に
より可動盤を往復動させると共に、金型早送り後の型締
・保圧を行い、クリーン運転、型厚調整自在及び成形効
率向上を得るようにした中空成形機の型締装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
の型締装置は、保持盤に摺動自在に設けられたタイバー
の両端に固定された第1、第2可動盤と、前記タイバー
に摺動自在に設けられ前記第1可動盤と保持盤との間に
位置する第3可動盤と、前記第1、第2可動盤を第1モ
ータにより往復動させるための第1送りねじと、前記第
3可動盤を第2モータにより往復動させるための第2送
りねじと、前記第1可動盤又は第2可動盤と前記第3可
動盤との間に設けられ前記第1、第3可動盤の往復動を
同期させるための同期手段とを備え、前記第1、第3可
動盤に中空成形用の金型を設け、前記第1モータにて前
記第1、第2可動盤の早送りを行い、前記第2モータに
て前記第1、第3可動盤の型締め及び保圧を行うように
した中空成形機の型締装置において、前記第2可動盤に
は前記第2送りねじを貫通させるための貫通孔が設けら
れ、型開時に前記第2送りねじが前記貫通孔を貫通する
構成であり、また、前記第2可動盤には前記貫通孔を塞
ぐためのゲートロックが設けられ、保圧時に前記第2送
りねじの端部が前記ゲートロックに当接するようにした
構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による中
空成形機の型締装置の好適な実施の形態について説明す
る。図1において、符号1で示されるものは保持盤であ
り、この保持盤1には案内孔1aを介して4本(図では
2本のみ示す)のタイバー2が摺動自在に設けられ、こ
のタイバー2の両端には第1、第2可動盤3,4が固設
され、このタイバー2の矢印A方向の往復動によってパ
リソン50が垂下する型締中心Pを固定点として各可動
盤3,4も同時に往復動する。
【0007】前記保持盤1に設けられた早送りねじであ
る第1送りねじ6は第2可動盤4の案内孔4aを貫通で
き、第2可動盤4に設けた第1モータ7の第1ねじ7a
により第1ナット7bを回転させて第1送りねじ6を移
動させ同時に第2可動盤4を移動させる構成である。前
記第1可動盤3と保持盤1との間にはこのタイバー2を
介して第3可動盤5が摺動自在に設けられ、この第3可
動盤5には4本(図では2本のみ示す)の保圧ねじとし
ての第2送りねじ8が設けられ、この各第2送りねじ8
は、保持盤1に設けられた第2モータ9の第2ねじ9a
により第2ナット9bを回転させることによって第3可
動盤5を移動させることができるように構成されてい
る。なお、この各第2送りねじ8は実際には1個の第2
モータ9の回転を図示しない周知の伝達機構を介して各
第2送りねじ8の第2ナット9bに伝達されるように構
成されている。
【0008】前記第1可動盤3と第3可動盤5との間に
は互いに各可動盤3,5が同期して開閉移動できるよう
に同期手段10が設けられ、この同期手段10は第1可
動盤3に設けられた第1ラック11、第3可動盤5に設
けられた第2ラック12及び各ラック11,12に噛合
するピニオン13とからなり、第1、第2可動盤3,4
とタイバー2の移動と第3可動盤5の移動は同期して行
われ、第1、第3可動盤3,5に取付けた金型20,2
1の型閉及び型開が行われる構成である。なお、同期手
段10は前述の第1、第3可動盤3,5間に限らず、図
示していないが、第3、第2可動盤5,4間に設けた場
合も前述と同一の作用を有するものである。
【0009】前記第2可動盤4には4個(図には2個の
み示す)の貫通孔4bが形成され、この各貫通孔4bに
は前記第2送りねじ8が貫通自在に構成されていると共
に、前記可動盤4には肉厚状の板からなるゲートロック
30が矢印B方向に往復移動自在に設けられ、この第2
可動盤4に設けられたゲートロック用シリンダ31によ
り各ゲートロック30が移動して各貫通孔4bの開閉を
行うことができるように構成されている。なお、前述の
各モータ7,9は、第1モータ7が早送り用に高速タイ
プで小パワー型、第2モータ9が第1モータ7よりも低
速タイプで大パワー型が採用され、仕事量としては各モ
ータ7,9共ほぼ同じに構成されている。
【0010】次に動作について述べる。なお、次の図2
から図4においては、図1の各モータ7,9及び同期手
段10については省略している。まず、図2で示す型開
の場合、第1モータ7を高速駆動することにより、第1
送りねじ6が第2可動盤4の外側へ急速移動されると共
に、各第2送りねじ8も貫通孔4bを貫通して外側へ突
出し、同時に第1、第2可動盤3,4がタイバー2と共
に左側に急速移動するため、第1、第3可動盤3,5は
同期手段10を介して急速に型開方向に移動し、金型2
0,21の型開が行われる。
【0011】次に、図3で示す型閉早送りの場合につい
て述べる。まず、前述の型開時における第1、第3可動
盤3,5間の第1距離をL1、第3可動盤5と保持盤1
間の第2距離をL2、保持盤1と第2可動盤4間の第3
距離をL3として型閉早送りを行った。すなわち、第1
モータ7を高速逆回転させると、第1送りねじ6を介し
て第1、第2可動盤3,4が急速に早送りストローク量
1分移動し、例えば、金型20,21がパリソン50
と接触した状態の位置(すなわち早送りストローク量S
1)をセンサ(図示せず)で検出し、この時点で第1モ
ータ7の速度を高速から低速に切換えて所定の型閉を行
う。なお、この場合、第1、第3可動盤3,5間は−S
1の早送り量分だけ縮まることになる。
【0012】その後、図4で示すように、第2可動盤4
のゲートロック用シリンダ31を作動させると、ゲート
ロック30が各貫通孔4bを塞ぎ、第2モータ9を作動
させることにより、各第2送りねじ8の端部8aがゲー
トロック30に当接する。この状態で、第2モータ9を
さらに駆動させて+S2の早送りストローク量分各第2
送りねじ8をゲートロック30側へ繰り出すことによ
り、第1、第3可動盤3,5は保圧ストローク量−S2
分だけ反力によって型締が行われ保圧が行われる。この
場合、各第2送りねじ8の端部8aがゲートロック30
に当接するため、第1モータ7と第1送りねじ6の係合
状態には負荷がかからず、その結果、早送り用の比較的
小型のモータ(大型のモータによる停止力を用いる必要
がない)で済ますことができ、第1、第2モータ6,9
共に小型のモータで型閉、型締及び保圧動作を達成する
ことができる。
【0013】次に、図4の開閉保圧状態から型開を行う
場合について述べる。まず、図4の状態で第2モータM
2を逆回転させて保圧ストローク量−S2分移動させ
と、第2送りねじ8とゲートロック30との当接が解除
され、この状態でゲートロック用シリンダ31を作動さ
せるとゲートロック30が貫通孔4bから逃げ、貫通孔
4bが貫通した状態となる。前述の状態で、第1送りね
じ6を第1モータ7により−S1早送りストローク分だ
け早送りすることにより各第2送りねじ8は図2で示さ
れるように貫通孔4bを貫通して各可動盤3,5は離間
して金型20,21が型開することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明による中空成形機の型締装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、モータと送りねじによる直
動によって各可動盤を移動させているため、可動盤の早
送り及び任意の位置での停止等が可能となり、型閉及び
型開時の可動盤の高速移動が達成でき、サイクル時間の
短縮を実現することができる。また、ゲートロックによ
り第2送りねじが貫通する貫通孔を塞いで反力によって
保圧時の保圧力を得ているため、モータを大容量化する
ことなく効率的な保圧を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中空成形機の型締装置を示す構成
図である。
【図2】図1の型開時をを示す構成図である。
【図3】図2の型閉早送りを示す構成図である。
【図4】図1の型閉保圧を示す構成図である。
【符号の説明】
1 保持盤 2 タイバー 3 第1可動盤 4 第2可動盤 4b 貫通孔 5 第3可動盤 6 第1送りねじ 7 第1モータ 8 第2送りねじ 8a 端部 9 第2モータ 10 同期手段 11,12 ラック 13 ピニオン 20,21 金型 30 ゲートロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 隆 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目2番1 号 株式会社日本製鋼所内 (56)参考文献 特開 平1−237106(JP,A) 特開 昭61−106211(JP,A) 特開 平4−323020(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/48 - 49/56 B29C 33/20 - 33/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持盤(1)に摺動自在に設けられたタイ
    バー(2)の両端に固定された第1、第2可動盤(3、4)
    と、前記タイバー(2)に摺動自在に設けられ前記第1可
    動盤(3)と保持盤(1)との間に位置する第3可動盤(5)
    と、前記第1、第2可動盤(3、4)を第1モータ(7)によ
    り往復動させるための第1送りねじ(6)と、前記第3可
    動盤(5)を第2モータ(9)により往復動させるための第2
    送りねじ(8)と、前記第1可動盤(3)又は第2可動盤(4)
    と前記第3可動盤(5)との間に設けられ前記第1、第3
    可動盤(3、5)の往復動を同期させるための同期手段(10)
    とを備え、前記第1、第3可動盤(3、5)に中空成形用の
    金型(20、21)を設け、前記第1モータ(7)にて前記第
    1、第2可動盤(3、4)の早送りを行い、前記第2モータ
    (9)にて前記第1、第3可動盤(3、5)の型締め及び保圧
    を行うように構成した中空成形機の型締装置において、
    前記第2可動盤(4)には前記第2送りねじ(8)を貫通させ
    るための貫通孔(4b)が設けられ、型開時に前記第2送り
    ねじ(8)が前記貫通孔(4b)を貫通することを特徴とする
    中空成形機の型締装置。
  2. 【請求項2】 前記第2可動盤(4)には前記貫通孔(4b)
    を塞ぐためのゲートロック(30)が設けられ、保圧時に前
    記第2送りねじ(8)の端部(8a)が前記ゲートロック(30)
    に当接するように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の中空成形機の型締装置。
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