JPH08182483A - 海苔束収納ケースの自動反転移動装置 - Google Patents

海苔束収納ケースの自動反転移動装置

Info

Publication number
JPH08182483A
JPH08182483A JP7000109A JP10995A JPH08182483A JP H08182483 A JPH08182483 A JP H08182483A JP 7000109 A JP7000109 A JP 7000109A JP 10995 A JP10995 A JP 10995A JP H08182483 A JPH08182483 A JP H08182483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
reversing
case
receiving
transferring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7000109A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takeshita
賢二 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKESHITA SANGYO KK
Original Assignee
TAKESHITA SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKESHITA SANGYO KK filed Critical TAKESHITA SANGYO KK
Priority to JP7000109A priority Critical patent/JPH08182483A/ja
Publication of JPH08182483A publication Critical patent/JPH08182483A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、海苔束収納ケースの自動反転移
動装置に関するものである。 【構成】 この発明は、上下反転した状態の海苔束の収
納ケースを吸着持上げて品質検査ライン方向に収納ケー
スの開口部が向くように同ケースを反転させる持上げ反
転機構と、同機構の横側方に接続し、かつ搬送ベルトの
先端で同機構の下方に伸長及び短縮作動する受取りフレ
ームを有した受取り搬送機構と、受取り搬送機構の基端
に直交状態に接続し、かつ同機構からの反転状態の収納
ケースを傾斜して搬送する傾斜搬送機構と、同機構の先
端に接続し、かつ反転状態の収納ケースを反転アームに
て正常状態に起立修正する反転戻し機構とよりなる海苔
束収納ケースの自動反転移動装置を提供せんとするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、海苔束収納ケースの
自動反転移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品としての海苔の品質検査を行
う場合には、予め収納ケースに収納した海苔束を一旦ケ
ースから全部取出して任意の海苔から所要の検査を行
い、検査終了後は、また元の収納ケースに収める。
【0003】かかる検査作業工程中において収納ケース
から海苔束を一旦取出し、検査終了後にまた元の収納ケ
ース中に収める作業は人手に頼っていた。
【0004】そこで、かかる海苔束取出し作業を機械に
より省力化すべく本出願人は、特願平4−349527
号により自動海苔取出し装置を出願した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、海苔束取出し
作業を自動化しても、収納ケースを検査終了後の詰め直
し場所まで移送するのは人力により行っていたため、海
苔束取出し作業の自動化の後工程に時間と労力を要し、
海苔検査作業の省力化が完全には行われない欠点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上下反転し
た状態の海苔束の収納ケースを吸着持上げて品質検査ラ
イン方向に収納ケースの開口部が向くように同ケースを
反転させる持上げ反転機構と、同機構の横側方に接続
し、かつ搬送ベルトの先端で同機構の下方に伸長及び短
縮作動する受取りフレームを有した受取り搬送機構と、
受取り搬送機構の基端に直交状態に接続し、かつ同機構
からの反転状態の収納ケースを傾斜して搬送する傾斜搬
送機構と、同機構の先端に接続し、かつ反転状態の収納
ケースを反転アームにて正常状態に起立修正する反転戻
し機構とよりなる海苔束収納ケースの自動反転移動装置
を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】この発明では、海苔束の収納ケースを持上げ反
転機構にて一定の距離に上下反転した状態で持上げて内
収納の海苔束を下向きの開口部より下方に残留して取出
し、次いで収納ケースの開口部が品質検査ライン方向を
向いた横倒し状態となるように反転させる。
【0008】次いで、受取り搬送機構の受取りフレーム
を伸長して、反転持上げされた収納ケースの下方に位置
せしめ、受取りフレーム上に収納ケースを載置し、次い
で同フレームを短縮作動せしめて搬送ベルトにより受取
り搬送機構の端部まで搬送し、所要の手段で傾斜搬送機
構に乗せ換えて反転戻し機構まで搬送し、ここで反転ア
ームの反転作動により品質検査ライン方向を向いて開口
した横倒し状態の収納ケースを後方に反転させて開口部
が上方を向いた正常状態に起立修正するものであり、以
降の工程は適宜搬送ベルト或は搬送ローラ等の搬送機構
を利用して、検査終了後の海苔束を、再度、収納ケース
中に詰めるための作業場まで収納ケースを搬送するもの
である。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面にもとづき摺接すれ
ば、次の通りである。
【0010】図2に示すように、この発明は、開口部が
下方を向いた姿勢の収納ケースMを持上げて内収納の海
苔束を残留した状態とし、次いで横向きに反転状態とす
る持上げ反転機構Aと、持上げ反転した収納ケースMを
品質検査ラインLの横側方に受取り搬送する受取り搬送
機構Bと、受取り搬送機構Bの終端に直角方向に連結し
て斜め下方に収納ケースを搬送する傾斜搬送機構Cと、
傾斜搬送機構Cの終端に連結して、収納ケースを上方開
口の正常姿勢に反転させる反転戻し機構Dとより構成さ
れている。
【0011】この発明の前段階において、図示しない海
苔束取出し機構によって海苔束が上下反転した収納ケー
スMから自動的に取出されるものであり、その海苔束を
取出す工程を次に説明すると、まず、海苔束の収納され
た収納ケースMの上蓋を開蓋したまま上下反転させて、
開蓋部が受板上に載置され、ケースの外底面が上方に向
いた状態とし、この状態で収納ケースの外底面を吸盤1
にて吸着して収納ケースのみを上方に持上げ、同ケース
中の海苔束は受板上に残留露見した状態とする。
【0012】持上げられた収納ケースMは、その後の工
程において、本発明の移送装置により反転移送されて、
検査ラインの終端位置にまで上方開口の正常姿勢で搬送
されるようになっている。
【0013】(I) 持上げ反転機構Aについて。 この機構Aは図7に示すように、開口部が下方に向いた
姿勢の収納ケースMの外底面を昇降反転自在の吸盤1に
て吸着し、吸着機構2の作動により、品質検査ラインL
方向に収納ケースMの開口部が向くように横向き姿勢と
する。2-1 は収納ケースの反転機能を果すためのシリン
ダを示す。
【0014】(II) 受取り搬送機構Bについて。 この機構は、搬送ベルト3を架設した搬送フレーム4
と、搬送フレーム4の先端において、エアシリンダ5で
伸縮自在となる受取りフレーム6とよりなる。すなわ
ち、図4に示すように受取りフレーム6は、搬送フレー
ム4の外側面にスライド自在に遊嵌されている。この受
取り搬送機構Bは、海苔の品質検査ラインLと直角の横
方向に敷設されている。また、搬送フレーム4の終端に
は、図5に示すように、搬送ベルト3と直交する方向に
進退自在に押杆7が設けられており、搬送ベルト3の終
端に搬送されたきた収納ケースMの後端面たる外底面を
前方へ押しやる機能を果す。図3に示すように、8は、
搬送ベルト3を懸架したプーリー、9は、プーリー軸、
10は受取りフレーム6の後端フレームであり、エアシリ
ンダ5の先端と連結されている。
【0015】なお、搬送ベルト3は、伸縮作動する受取
りフレーム6の上面よりやや突出状態である。図4に示
すように11は、搬送フレーム4と受取りフレーム6との
間の摺動部分に介設したガイド体である。図8、図9に
示すように12は、押杆7を進退作動するための押杆作動
機構であり、押杆7の基端をエアシリンダ12′によりガ
イドに沿って作動させるように構成している。図2に示
すように13は、地上面より一定の高さに搬送フレーム4
を支持するための支持フレームを示す。mは搬送ベルト
3を作動するためのモータを示す。
【0016】かかる受取り搬送機構Bの作用を説明する
と、まず持上げ反転機構Aで吸着持上げされて反転した
収納ケースMは、開口部を前方、すなわち搬送ベルト3
と直交する方向に向けた状態となっており、その状態で
その下方に伸長してきた受取りフレーム6上に載置さ
れ、吸着機構2から解除されると受取りフレーム6が短
縮作動して搬送ベルト3上に収納ケースMを移送してく
ると同時に、搬送ベルト3の作動により搬送フレーム4
の端部に収納ケースMを搬送してくる。
【0017】ここで、搬送ベルト3は搬送作動を停止
し、次いで押杆7が収納ケースMを前方へ押していき、
次工程の傾斜搬送機構Cに受け渡す。
【0018】(III) 傾斜搬送機構について。 傾斜搬送機構Cは、図6に示すように搬送フレーム4の
終端に直角状態に接続された傾斜フレーム14と、同フレ
ーム14に懸架した傾斜ベルト15とよりなる。
【0019】(IV) 反転戻し機構Dについて。 反転戻し機構Dは、傾斜搬送機構Cの終端に接続される
ものであり、図10に示すように反転戻しフレーム16と
その両端に懸架した反転戻しベルト17と、同ベルト17の
後端部分の両側に起立自在に配設した反転アーム18とよ
りなる。
【0020】反転アーム18は、基部を枢支19すると共
に、アーム基端20はエアシリンダ21に連動連接してお
り、同シリンダ21の伸長作動により倒伏し、短縮作動に
より起立するように構成されている。
【0021】また、反転戻し機構Dにおける反転戻しベ
ルト17は、図10に示すように少し下り勾配の傾斜角度
αを形成しており、これは、反転アーム18で収納ケース
Mを起立させる場合に、反転時に収納ケースMが起立姿
勢をくずして過反転することを防止するために、収納ケ
ースMの前進方向前部に荷重がかかるようにしたもので
ある。
【0022】反転戻し機構Dの作用について説明する
と、傾斜搬送機構Cから搬送されてきた収納ケースM
は、進行方向に向って開口部が位置する倒伏状態であ
り、この状態で反転戻しベルト17の後半部に至ると、同
ベルト17は一旦停止し、次いで反転アーム18が作動して
収納ケースMを後方へ転倒させると、開口部が上方を向
いた正常姿勢に復元する。
【0023】なお、この後の工程は図1に示すように、
別途搬送機構Eを収納ケースMを正常姿勢のままで品質
検査ラインLの終端近傍まで搬送する。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、海苔束を品質検査す
るために一旦収納ケースから取出した後に、検査終了後
再度収納ケース中に収納するまでの工程中において、収
納ケースを上下反転した状態で海苔束取出し後、自動的
に上方に開口部が向いた正常の姿勢にもどすことができ
る効果を有し、人手によらずにかかる収納ケースの反転
を行い、かつ、再度検査済の海苔束を詰め込む場所にま
で搬送できるため、省力化、検査作業の効率化に大きく
貢献できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明海苔束収納ケースの自動反転移送装置の
全体を示す説明図。
【図2】同斜視図。
【図3】同平面図。
【図4】図3のI−I線における断面図。
【図5】本発明装置の部分平面図。
【図6】本発明装置の側面図。
【図7】同正面図。
【図8】押杆部分の側面図。
【図9】押杆部分の正面図。
【図10】反転戻し機構の説明図。
【図11】同要部の断面図。
【符号の説明】
A 持上げ反転機構 B 受取り搬送機構 C 傾斜搬送機構 D 反転戻し機構 L 品質検査ライン M 収納ケース m モーター 1 吸盤 2 吸着機構 2-1 シリンダ 3 搬送ベルト 4 搬送フレーム 5 エアシリンダ 6 受取りフレーム 7 押杆 8 プーリー 9 プーリー 10 後端フレーム 11 ガイド杆 12 押杆作動機構 13 支持フレーム 14 傾斜フレーム 15 傾斜ベルト 16 反転戻しフレーム 17 反転戻しベルト 18 反転アーム 19 枢支部 20 アーム基端 21 エアシリンダ 22 支柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下反転した状態の海苔束の収納ケース
    (M) を吸着持上げて品質検査ライン(L) 方向に収納ケー
    ス(M) の開口部が向くように同ケース(M) を反転させる
    持上げ反転機構(A) と、 同機構(A) の横側方に接続し、かつ搬送ベルト(3) の先
    端で同機構(A) の下方に伸長及び短縮作動する受取りフ
    レーム(4) を有した受取り搬送機構(B) と、 受取り搬送機構(B) の基端に直交状態に接続し、かつ同
    機構(B) からの反転状態の収納ケース(M) を傾斜して搬
    送する傾斜搬送機構(C) と、 同機構(C) の先端に接続し、かつ反転状態の収納ケース
    (M) を反転アーム(18)にて正常状態に起立修正する反転
    戻し機構(D) とよりなる海苔束収納ケースの自動反転移
    動装置。
JP7000109A 1995-01-04 1995-01-04 海苔束収納ケースの自動反転移動装置 Pending JPH08182483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000109A JPH08182483A (ja) 1995-01-04 1995-01-04 海苔束収納ケースの自動反転移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000109A JPH08182483A (ja) 1995-01-04 1995-01-04 海苔束収納ケースの自動反転移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08182483A true JPH08182483A (ja) 1996-07-16

Family

ID=11464916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7000109A Pending JPH08182483A (ja) 1995-01-04 1995-01-04 海苔束収納ケースの自動反転移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08182483A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110789971A (zh) * 2019-11-21 2020-02-14 广东和胜工业铝材股份有限公司 一种纸箱输送转动装置
CN114682510A (zh) * 2022-03-21 2022-07-01 重庆工业职业技术学院 一种基于重力的物流分拣装置
CN115257061A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 厦门博视源机器视觉技术有限公司 一种折盒机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110789971A (zh) * 2019-11-21 2020-02-14 广东和胜工业铝材股份有限公司 一种纸箱输送转动装置
CN114682510A (zh) * 2022-03-21 2022-07-01 重庆工业职业技术学院 一种基于重力的物流分拣装置
CN114682510B (zh) * 2022-03-21 2023-05-05 重庆工业职业技术学院 一种基于重力的物流分拣装置
CN115257061A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 厦门博视源机器视觉技术有限公司 一种折盒机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0612302B1 (en) Apparatus for handling an object and method for aquiring or loading an object
WO1996030287A1 (en) Method and apparatus for mechanized loading and unloading
EP1427655B1 (fr) Dispositif de transfert pour convoyeur lineaire
JPH08182483A (ja) 海苔束収納ケースの自動反転移動装置
JPH0647890A (ja) オフセット印刷版材を1枚ずつ搬送する方法及び装置
JPS6042127B2 (ja) 卵をコンベヤ−に移送する装置
JPH02225225A (ja) 板ガラスの入込み装置
JPH07187379A (ja) 底面のある被搬送物を載せるトレー及び本トレーから本被搬送物を取り出す装置
JP2000233832A (ja) 収納体処理装置
JPS59128117A (ja) 荷起こし装置
JP2000118755A (ja) 給紙機
JPH11300668A (ja) 物品処理装置
JPH06305569A (ja) 山形鋼の自動積重ね装置
JPH0532328U (ja) ケース分離装置
JPH0413430A (ja) シート搬送装置
JPH0632355Y2 (ja) 刷版仕分装置
CN217941007U (zh) 管到盘倒装机
CN218057155U (zh) 分拣机器人和接驳系统
JP2002113633A (ja) 切断及び二次加工設備
JP2000083473A (ja) 人工栽培茸取り出し装置
JP2565631Y2 (ja) 選果コンベアの青果物取出装置
JPH09191036A (ja) ウエハ検査装置
JP2002068412A (ja) 素材保管装置
JPS6026743Y2 (ja) せいろの供給装置
JPS6243951Y2 (ja)