JPH09191036A - ウエハ検査装置 - Google Patents

ウエハ検査装置

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JPH09191036A
JPH09191036A JP292497A JP292497A JPH09191036A JP H09191036 A JPH09191036 A JP H09191036A JP 292497 A JP292497 A JP 292497A JP 292497 A JP292497 A JP 292497A JP H09191036 A JPH09191036 A JP H09191036A
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arm
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Kazu Nagai
和 永井
Genichi Yamana
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Eiichi Hanzawa
栄一 半沢
Akira Uriyuuta
明 瓜生田
Tatsuo Nirei
辰夫 楡井
Hidefumi Ibaraki
秀文 茨木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送によるウエハの汚染を防止すると共に、
ウエハを安全且つ高速で搬送し検査工程時間を容易に短
縮できるウエハ検査装置を提供する。 【解決手段】 複数のウエハ2を収納したキャリア1か
ら供給されたウエハ2をマクロ観察するマクロ検査部7
0と、マクロ検査部70を経由して供給されるウエハ2
をミクロ観察するミクロ検査部12と、キャリア1とマ
クロ検査部70との間に配置されウエハ2を真空吸着し
て搬送する第1の吸着アーム23と、マクロ検査部70
とミクロ検査部12との間に配置されウエハ2を真空吸
着して搬送する第2の吸着アーム9とを備え、キャリア
1から各検査部12,70に吸着アーム9,23だけを
用いてウエハ2を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キヤリア内に収納
されたウエハをマクロ観察、ミクロ観察するためのウエ
ハ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウエハ検査装置は、ウエハを収納
するキャリアとミクロ観察するための顕微鏡装置とをウ
エハ搬送装置を介して連結することにより構成されてい
る。そして、ウエハ搬送装置は、そもそもウエハをキャ
リアから取り出して顕微鏡ステージに送り、顕微鏡観察
の済んだウエハをキャリアに能率良く戻すように構成さ
れている。
【0003】図9は従来のウエハ検査装置を示すの斜視
図、図10は同装置のウエハ搬送部を示す平面図であ
る。1はウエハ2を収納するキャリア、3はキャリア1
をウエハ2の収納ピッチ間隔で上下動して所定位置に移
動するエレベータ、4はキャリア1からウエハ2を押し
出すウエハ押し出し部材、5は押し出されたウエハ2を
後述の回転台の方へ搬送したり、該回転台上のウエハ2
をキャリア1の方へ搬送するコンベアベルトである。
【0004】6,6はコンベアベルト5により搬送され
てきたウエハ2を矢印方向の往復動により回転台に芯合
わせするセンタ出しガイド、7はウエハ2を真空吸着し
て回転せしめる回転台、8はウエハ2の外周部より若干
内側に位置するように配置されていてウエハ2のオリフ
ラ位置を検出するオリフラセンサである。
【0005】9は上昇により回転台7上のウエハ2を載
置し真空吸着してから180°回転し、その後真空吸着
を解除し下降して後述のホルダにウエハ2を渡したり、
同様な動作によりホルダ上のウエハ2を回転台7上へ受
け渡す交換アーム、10はコンベアベルト5により搬送
されてきたウエハ2をキャリア1内へ押し込むウエハ押
し込み部材、11はその際のウエハ2の有無を検出する
ウエハ検出センサである。
【0006】12はXYステージ12aを有する顕微
鏡、13は交換アーム9の上下死点の中間に位置するよ
うにしてステージ12a上にX方向に摺動可能に取り付
けられていて交換アーム9からウエハ2を受取って顕微
鏡観察部に移動せしめたり、観察済みのウエハ2を交換
アーム9に戻すホルダである。
【0007】14はホルダ検知スイッチ、15はキャリ
ア1内の全ウエハ2を搬送するか後述のウエハNo.指
定スイッチにより指定されたウエハ2を搬送するかを決
める全数/抜取切替えスイッチ、16はオリフラ合わせ
の方向を決めるオリフラ位置選択スイッチ、17はクリ
ーニングスイッチ、18はエラー表示LED、19は抜
取りするウエハのNo.を指定するウエハNo.指定ス
イッチ、20は動作の開始を入力する開始スイッチ、2
1は途中で装置を初期状態にするリセットスイッチ、2
2は緊急に装置を停止させる非常停止スイッチであっ
て、これらのスイッチは図示しない制御回路を介して上
記の各部材と接続されている。
【0008】そして、上記の各部材からキャリア1及び
顕微鏡12を除いたコンベアベルト5、回転台7、交換
アーム9によりウエハ搬送部を構成している。
【0009】次に、上記ウエハ搬送部の動作について説
明する。まず、エレベータ3にキャリア1を載せ、開始
スイッチ20をONにすると、エレベータ3が1番目
(キャリア1の下から1番目、2番目と呼ぶ)のウエハ
2がベルトコンベア5の搬入位置と一致する位置まで下
降し、1番目のウエハ2がウエハ押し出し部材4により
コンベアベルト5上に押し出される。
【0010】このウエハ2はコンベアベルト5により回
転台7上に搬送されセンタ出しガイド6,6により回転
台7に芯合わせされる。その後、回転台7はウエハ2を
真空吸着した状態で回転する。続いて、オリフラセンサ
8によりウエハ2のオリフラ位置を検出し、オリフラ位
置選択スイッチ16により設定されたオリフラ位置でウ
エハ2を停止させる。
【0011】このオリフラ合わせが終了すると、回転台
7の載置面より下方に待機していた交換アーム9が上昇
し、その一端にウエハ2を載せて真空吸着し、180°
回転する。その後、交換アーム9は真空吸着を解除し再
び下降する。この交換アーム9の下降途中でホルダ13
がウエハ2を受け取り、顕微鏡観察部に送る。
【0012】続いて、キャリア1内の2番目のウエハ2
がウエハ押し出し部材4によりコンベアベルト5上に押
し出され、以下上記と同様にしてオリフラ合わせされ、
回転台7上で待機する。
【0013】顕微鏡12によるホルダ13上に載置され
たウエハ2のミクロ検査が終了して開始スイッチ20が
ONされると、交換アーム9が上昇し、その両端に1,
2番目のウエハ2,2が真空吸着される。この状態で交
換アーム9が180°回転し、真空吸着を解除した後に
下降し、1番目のウエハ2と2番目ウエハ2との入れ替
えが行われる。
【0014】ミクロ検査の終了した1番目のウエハ2
は、コンベアベルト5によりキャリア1内の元のスロッ
トに入り、ウエハ押し込み部材10によりスロット内に
完全に押し込まれる。
【0015】その後、3番目のウエハ2がウエハ押し出
し部材4によりコンベアベルト5の上に押し出され、上
記と同様にしてオリフラ合わせされ、回転台7上で待機
する。 以下、同様にして順次ウエハ2が顕微鏡12の
ホルダ13に搬送され、最後のウエハ2のミクロ検査が
終了し、全てのウエハ2がキャリア1内に収納される
と、エレベータ3は上昇して初期位置に復帰する。
【0016】尚、上記動作において、全数/抜取切替ス
ッチ15によりキャリア1内の全てのウエハ2を搬送す
る(全数検査)か、ウエハNo.指定スイッチ19で指
定したウエハ2のみを搬送する(抜取検査)かを設定す
ることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に顕微
鏡によるミクロ観察を行う場合、前処理としてウエハ表
面のキズ、汚れ、ゴミを目視で観察するマクロ検査が行
われている。従来のウエハ検査装置には、マクロ検査装
置とミクロ検査装置の両方を備えたものが無く、図9に
示すようにコンベアベルト5を備えたウエハ搬送装置に
隣接してミクロ観察するための顕微鏡12が配置されて
いる。マクロ観察を行う場合には、コンベアベルト式の
ウエハ搬送路に隣接してマクロ検査装置とミクロ検査装
置を配置し、コンベアベルトにより搬送されてきたウエ
ハを吸着アームを用いて各検査装置に引き渡すことが行
われる。このような従来のウエハ検査装置では、オリフ
ラ合わせ工程、マクロ観察工程、又はミクロ観察工程に
ウエハを搬送する手段としてコンベアベルトが用いられ
ているので、ウエハの裏面とコンベアベルトとの間の摩
擦によりウエハ裏面にベルトからの粉塵等が付着して汚
れることがある。このコンベアベルトにより搬送された
ウエハはキャリア内に所定の間隔で収納される際に、上
側に収納されたウエハの裏面に付着した粉塵等が下側に
収納されたウエハの表面に落下し、ウエハの表面を汚し
てしまうという問題を引き起こしてしまう。又、マクロ
観察やミクロ観察ではウエハの表面しか検査していなか
ったため、ウエハ収納後に問題が発生しても対処するこ
とができなかった。更に、マクロ検査装置とミクロ検査
装置を別個に配置すると、ウエハの搬送路が長くなると
共に、コンベアベルトの上にウエハが載せられているの
で高速で搬送することができず、検査工程時間を短縮す
ることが困難であった。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑み、キャリアか
ら各検査部へのウエハの搬送手段からコンベアベルトを
排除し搬送による汚染を防止すると共に、ウエハを安全
且つ高速で搬送し検査工程時間を容易に短縮できるウエ
ハ検査装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数のウエハを収納したキャリアと、
このキャリアから選択供給されたウエハをマクロ観察す
るマクロ検査部と、マクロ検査部を経由して供給される
前記ウエハをミクロ観察するミクロ検査部と、前記キャ
リアと前記マクロ検査部との間に配置されキャリア内か
らウエハを真空吸着してマクロ検査部に搬送する第1の
吸着アームと、前記マクロ検査部と前記ミクロ検査部と
の間に配置されマクロ検査部に供給されたウエハを真空
吸着してミクロ検査部に搬送する第2の吸着アームとを
備え、前記キャリアからマクロ検査部またはマクロ検査
部を介してミクロ検査部に前記吸着アームだけを用いて
ウエハを搬送する。この本発明によれば、キャリア内に
収納されたウエハをマクロ検査部を介してミクロ検査部
に全て吸着アームで吸着した状態で安定且つ高速に搬送
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、上記従来例と同一の
部材には同一符号を付して説明を省略する。図1は本発
明の実施の形態に係るウエハ検査装置の全体構成を示す
斜視図、図2は同装置の平面図である。
【0021】23は後述の駆動機構により駆動されるよ
うになっていて、エレベータ3の上下動によりウエハ2
を載置した後に真空吸着し、キャリア1より水平移動せ
しめて回転台70に渡したり、回転台70上のウエハ2
をキャリア1へ戻す第1の吸着アームである。24は回
転台70を揺動する手段と電気的又は機械的に連結され
ているジョイステイック、25は操作パネルである。
【0022】図3は吸着アーム23の駆動機構の平面
図、図4は該駆動機構の一部破断正面図、図5は図4V
−V線に沿う断面図であって、図3中の(I),(I
I),(III)は夫々吸着アーム23の回転台7上にある
位置,ウエハ2をキャリア1に収納後次のウエハ2を受
取る前の待機位置,キャリア1内に挿入した位置を示し
ている。
【0023】26は搬送装置本体に固定されたフレー
ム、27はフレーム26の左右(図2では前後)壁間に
横架された一対の水平ガイド軸、28はリニア軸受29
を介して水平ガイド軸27に摺動可能に装架されたアー
ムブロック、30はリニア軸受31を介してアームブロ
ック28に上下方向に摺動可能に支持された一対の支持
軸、32は支持軸30の上端に固着され且つ先端部に吸
着アーム23が固定されていると共に支持軸30の下方
への抜けも防止する支持腕、33は支持軸30の下端に
固着されていて支持軸30の上方への抜けを防止すると
共に後述のエアシリンダのピストンロッドに係合し得る
係合片、34は支持軸30に嵌められ上方への移動習性
を付与しているバネ、35は支持腕32に固定されてい
てアームブロック28が上下方向に動いた時後述の上点
センサ,下点センサに検知される被検知片、36はアー
ムブロック28に固定されていてアームブロツク28が
水平方向に移動した時後述の位置センサに検知される被
検知片である。37及び38はフレーム26の左右端近
傍に枢着されたプーリー、39はプーリー37,38間
に掛けられ且つアームブロック28に接続されたベル
ト、40はプーリー37を駆動する正逆回転可能なモー
タであって、これらがアームブロック水平駆動機構を構
成している。
【0024】41,42,43は夫々上記位置(I),
(II),(III)に対応してフレーム26に固定されて
いて被検知片36を検知するとによりアームブロック2
8の水平方向位置を検出する位置センサである。44は
フレーム26の左端近傍に固定されていてアームブロッ
ク28が上記位置(I)にある時ピストンロッド44a
が係合片33に係合してアームブロック28を引き下げ
たりするエアシリンダー、45,46はフレーム26の
左壁に固定されていてアームブロック28が上記位置
(I)にある時被検知片35を検知することによりアー
ムブロック28の上下方向位置を検出する上点センサ,
下点センサである。
【0025】図6は操作パネル25の正面図である。4
7は自動/手動切替えスイッチであって、自動モードの
時は開始スイッチ20を一回押すだけで全ウエハ2が連
続的に搬送され、手動モードの時は開始スイッチ20を
一回押すたびに一枚のウエハ2が搬送されるようになっ
ている。48はシーケンス設定スイッチであって、ホル
ダ搬送スイッチがONの時は顕微鏡観察(ミクロ観察)
のためにウエハ2がホルダ13まで搬送され、オリフラ
合わせスイッチがONの時は回転台70上でオリフラ合
わせが行なわれ、揺動マクロスイッチがONの時は揺動
マクロ観察のために回転台70に真空吸着されているウ
エハ2が上昇した状態でジョイステック24の操作に応
じて回転軸70aが傾斜揺動せしめられ、水平マクロス
イッチがONの時は水平マクロ観察のために回転台70
上に真空吸着されているウエハ2が上昇しない初期位置
に停止した状態で回転軸70aが回転せしめられ、マク
ロ回転スイッチがONの時は揺動マクロ観察と同様にジ
ョイステック24を用いて回転軸70aを所望の角度に
傾斜させた状態で回転軸70aが回転せしめられるよう
になっている。
【0026】49は回転台70の回転速度を設定する回
転速度設定スイッチ、50は停止時間設定スイッチであ
って、マクロ観察シーケンスの時はウエハ2の回転台7
0上での停止時間を設定し、ホルダ搬送シーケンスの時
はウエハ2のホルダ13上での停止時間を設定する(但
し、自動モードの時)ようになっている。51は一時停
止スイッチであって、これがONの時は停止時間設定ス
イッチ50を無効にして連続停止を行わせるようになっ
ている。52は処理中のウエハ2のNo.又はエラーコ
ードを表示するウエハNo./エラーコード表示部、5
3はNo./コード表示LED、54は自動/手動表示
LED、55は全数/抜取表示LEDである。
【0027】次に本発明の実施の形態の動作について説
明する。 ウエハの搬送について: (a)自動モードでホルダ搬送・オリフラ合わせシーケ
ンスの場合 まず、エレベータ3にキャリア1を載せて開始スイッチ
20を押すと、エレベータ3が1番目のウエハ2の取り
出し位置まで下降する。次に、位置(II)で待機してい
る第1の吸着アーム23が水平駆動機構により図7中の
一点鎖線で示す如く1番目のウエハ2の下に挿入され
(位置(III))、この状態でエレベータ3を若干下降
せしめることにより吸着アーム23にウエハ2が載せら
れて真空吸着される。その後、吸着アーム23は水平駆
動機構によりそのまま図7の実線図で示す如く回転台7
0の上方(位置(I))まで水平移動し、真空吸着を解
除しエアシリンダ44により下降して回転台70上にウ
エハ2を載せる。
【0028】次に、一対のセンタ出しガイド6の往復動
(図2中の矢印方向)によりウエハ2が回転台70に芯
合わせされ、その後ウエハ2を回転台70に真空吸着し
回転させる。次に、オリフラセンサ8によりウエハ2の
オリフラを検出し、オリフラ位置選択スイッチ16によ
り設定されたオリフラ位置でウエハ2を停止させる。
【0029】次に,回転台70より下方位置に待機して
いた交換アーム9(第2の吸着アーム)が上昇してウエ
ハ2を該アーム9に載せ真空吸着し、180°回転す
る。続いて、交換アーム9は真空吸着を解除して再び下
降し、ホルダ13は交換アーム9の下降途中でウエハ2
を受取る。交換アーム9の下降後、キャリア1内の2番
目のウエハ2が吸着アーム23により回転台7上に搬送
され、オリフラ合わせされる。
【0030】次に,停止時間設定スイッチ50により設
定された停止時間後、交換アーム9が上昇してホルダ1
3上及び回転台70上の1番目,2番目のウエハ2,2
を真空吸着し、180°回転する。続いて、交換アーム
9は真空吸着解除後に降し、1番目と2番目のウエハ
2,2の交換を完了する。尚、上記停止時間は、ホルダ
13が顕微鏡側にセットされている場合は、ホルダ13
がホルダ検知スイッチ14に検知された時即ち顕微鏡観
察が終了しホルダ13が戻されたことが検知された時か
ら計時される。その後、1番目のウエハ2は吸着アーム
23によりキャリア1内の元のスロット内に戻され、続
いて3番目のウエハ2が吸着アーム9により回転台70
上に搬送され、再びオリフラ合わせされて待機せしめら
れる。
【0031】以下同様に順次ウエハ2がホルダ13まで
搬送されるが、最後のウエハ2がホルダ13内に収納さ
れると、エレベータ3,吸着アーム23は初期位置に戻
って停止せしめられる。
【0032】(b)オリフラ合わせのシーケンスが設定
されていない場合 オリフラ合わせは省略される。 (c)手動モードの場合 停止時間による動作の制御がなく、常に開始スイッチ2
0による制御となる。
【0033】マクロ観察について: (a)自動モードで揺動マクロシーケンスが設定されて
いる場合 まず、エレベータ3にキャリア1を載せて開始スイッチ
20を押すと、前述と同様にして吸着アーム23により
1番目のウエハ2が回転台70上に搬送された後センタ
出しガイド6,6により回転台70に芯合わせされる。
次に回転台70にウエハ2を真空吸着し、回転台70と
一緒に上昇させる。次に、回転台70は下降時以外はジ
ョイステック24の操作により図8中のaで示すように
全方向に傾斜せしめられ、その状態でウエハ2の揺動マ
クロ観察が行われる。
【0034】尚、マクロ回転のシーケンスが設定されて
いる場合は、回転速度設定スイッチ49によって設定さ
れた速度で回転台70が回転せしめられ、その状態でウ
エハ2のマクロ回転観察が行われる。次に停止時間設定
スイッチ50により設定された時間回転台70が上昇状
態を保った後、回転台70は再び下降する。そして、吸
着アーム23が、1番目のウエハ2をキャリア1内に戻
し、2番目のウエハ2を1番目と同様に揺動検知位置ま
で搬送する。以上の繰り返しが行われ、最後のウエハ2
がキャリア1内に収納されると、吸着アーム23,エレ
ベータ3は初期位置に戻り停止する。
【0035】(b)水平マクロシーケンスが設定されて
いる場合 基本動作は揺動マクロシーケンスと同様であるが、回転
台70が上昇せず図8中のbで示すように水平な状態で
ウエハ2の水平マクロ観察が行われる。尚、マクロ回転
のシーケンスが設定されている時は、揺動マクロ観察の
場合と同じである。
【0036】(c)シーケンス設定スイッチ48の全て
が設定されていない場合 吸着アーム23によるウエハ2のキャリア1に対する抜
き出し収納動作のみとなり、観察位置は図8中のc位置
となる。
【0037】(d)手動モードの場合 一枚のウエハ毎に開始スイッチ20を押して行うことに
なり、吸着アーム23はキャリア1内にウエハ2を収納
した後に次のウエハ2を取り出し、準備完了状態で開始
スイッチ20の動作待ちで待機する。揺動マクロ又は水
平マクロのシーケンス設定でオリフラ合わせシーケンス
が設定されている時は、搬送途中又は収納途中でオリフ
ラ合わせされる。
【0038】(e)シーケンスの途中変更の場合 一枚のウエハ毎にシーケンスの変更ができる。例えば水
平マクロシーケンスの状態で検査中に、顕微鏡12で更
に詳細にミクロ観察したい場合、まず一時停止スイッチ
51を押して停止時間設定スイッチ50を無効にし、ホ
ルダ搬送(オリフラ合わせの必要ある場合は更にオリフ
ラ合わせ)のシーケンス設定スイッチを押すと、該当ウ
エハ2がホルダ13まで搬送される。
【0039】以上のように、本発明の実施の形態は、各
種の操作・観察を検査工程の中で自在に適合し得るよう
にしているので、操作性が良く、検査の多様性への適合
が容易である。具体的には、(1)複数種のマクロ観察
に対応できる、(2)マクロ観察と顕微鏡観察の切替え
にワンタッチで対応できる、(3)一枚のウエハ毎に上
記観察の変更ができる、(4)揺動せずに水平状態で回
転なしで検査の場合に揺動,回転を排除できるので搬送
時間が短くて済むなどの利点がある。又、キャリア、マ
クロ検査部及びミクロ検査部間をすべて吸着アームによ
りウエハを搬送しコンベアベルトを廃止することによ
り、ベルト搬送方式のようにウエハ裏面との擦れによる
ウエハ裏面の汚染及びキズが付き難くなり、その結果と
してウエハの不良化をほとんど無くすことができると共
に、ベルトのように磨耗等による粉塵の発生がほとんど
無く検査部のクリーン化を向上させることができる。
又、ウエハを吸着パッドにより吸着して搬送するので、
ウエハを安定かつ高速に搬送することができる。更に、
マクロ検査部とミクロ検査部を同一ライン上に配置する
ことにより、ウエハの搬送行程を短くでき検査時間の短
縮を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、キャリ
ア、マクロ検査部及びミクロ検査部間をすべて吸着アー
ムによりウエハを搬送しコンベアベルトを廃止すること
により、ベルト搬送方式のようにウエハ裏面との擦れに
よるウエハ裏面の汚染を良好に防止することができると
共に、ウエハを吸着パッドにより吸着して搬送するの
で、ウエハを安定かつ高速に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウエハ検査装置全体
の構成を示す斜視図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の吸着アームの駆動機構の平面図であ
る。
【図4】同装置の吸着アームの駆動機構の一部破断正面
図である。
【図5】図4V−V線に沿う断面図である。
【図6】同装置の操作パネルの正面図である。
【図7】同装置の吸着アームの動作を示す図である。
【図8】同装置の回転台の動作を示す図である。
【図9】従来のウエハ検査装置全体の構成を示す斜視図
である。
【図10】同従来装置の平面図である。
【符号の説明】
1 キャリア 2 ウエハ 3 エレベータ 6 センタ出しガイド 7 回転台 8 オリフラセンサ 9 交換アーム 11 ウエハ検出センサ 12 顕微鏡 13 ホルダ 14 ホルダ検知スイッチ 23 第1の吸着アーム 26 フレーム 27 水平ガイド軸 28 アームブロック 29,31 リニア軸受 30 支持軸 32 支持腕 33 係合片 34 バネ 35,36 被検知片 37,38 プーリー 39 ベルト 40 モータ 41,42,43 位置センサ 44 エアシリンダー 45 上点センサ 46 下点センサ 70 回転台
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/68 A (72)発明者 瓜生田 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 楡井 辰夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 茨木 秀文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウエハを収納したキャリアと、こ
    のキャリアから選択供給されたウエハをマクロ観察する
    マクロ検査部と、マクロ検査部を経由して供給される前
    記ウエハをミクロ観察するミクロ検査部と、前記キャリ
    アと前記マクロ検査部との間に配置されキャリア内から
    ウエハを真空吸着してマクロ検査部に搬送する第1の吸
    着アームと、前記マクロ検査部と前記ミクロ検査部との
    間に配置されマクロ検査部に供給されたウエハを真空吸
    着してミクロ検査部に搬送する第2の吸着アームとを備
    え、前記キャリアからマクロ検査部またはマクロ検査部
    を介してミクロ検査部に前記吸着アームだけを用いてウ
    エハを搬送することを特徴とするウエハ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の吸着アームは前記マクロ検査
    部で待機しているウエハと前記ミクロ検査部でミクロ観
    察が終了したウエハとを同時に交換することを特徴とす
    る請求項1記載のウエハ検査装置。
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