JPH08182427A - 脱穀機の排稈搬送装置 - Google Patents
脱穀機の排稈搬送装置Info
- Publication number
- JPH08182427A JPH08182427A JP33931594A JP33931594A JPH08182427A JP H08182427 A JPH08182427 A JP H08182427A JP 33931594 A JP33931594 A JP 33931594A JP 33931594 A JP33931594 A JP 33931594A JP H08182427 A JPH08182427 A JP H08182427A
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- Japan
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- sensor
- culm
- waste straw
- inlet cover
- cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排稈搬送体の搬送方向上手側で、センサーに
より入口カバーを確実に開動させることによって、排稈
の株元遅れを防止して良好な搬送を行うことを目的とす
る。 【構成】 脱穀機１の後部に設置される開閉可能な入口
カバー６を有するカッター部３′に脱穀済の排稈を排稈
搬送体２で供給するに、上記排稈搬送体２の搬送方向上
手側で排稈の搬送経路内に突設するセンサー４０を搬送
方向に搖動可能に枢支するとともに、上記カッター部
３′の入口部に枢支した入口カバー６を開動させる作動
部材６４の一側部を上記センサー４０に近接する位置に
設け、該センサー４０と作動部材６４との間にセンサー
４０の検出時の搖動作動を作動部材６４の開動方向への
押動作動に変換する変換機構７を設け、上記センサー４
０が搬送排稈に接当して作動されるとき、変換機構７を
介して入口カバー６を開動させるように構成した。
より入口カバーを確実に開動させることによって、排稈
の株元遅れを防止して良好な搬送を行うことを目的とす
る。 【構成】 脱穀機１の後部に設置される開閉可能な入口
カバー６を有するカッター部３′に脱穀済の排稈を排稈
搬送体２で供給するに、上記排稈搬送体２の搬送方向上
手側で排稈の搬送経路内に突設するセンサー４０を搬送
方向に搖動可能に枢支するとともに、上記カッター部
３′の入口部に枢支した入口カバー６を開動させる作動
部材６４の一側部を上記センサー４０に近接する位置に
設け、該センサー４０と作動部材６４との間にセンサー
４０の検出時の搖動作動を作動部材６４の開動方向への
押動作動に変換する変換機構７を設け、上記センサー４
０が搬送排稈に接当して作動されるとき、変換機構７を
介して入口カバー６を開動させるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀機の排稈搬送装置
に係り、詳しくは、脱穀済の排稈を排稈搬送体により搬
送して、機体の後部に設置されたカッター部に供給する
入口部の入口カバーを改良した脱穀機の排稈搬送装置に
関するものである。
に係り、詳しくは、脱穀済の排稈を排稈搬送体により搬
送して、機体の後部に設置されたカッター部に供給する
入口部の入口カバーを改良した脱穀機の排稈搬送装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、脱穀機のフィードチエンから排稈
搬送体を介して脱穀済の排稈をカッター部に送り込み、
該部に装備されたカッターで排稈を切断するようにした
排稈搬送装置のカッター部には、その上部をカッターカ
バーで覆うとともに、排稈の株元側の通過部に開閉可能
な入口カバーが設けられていて、排稈のカッター部への
搬送供給を許容するとともに、非搬送時にカッター部の
入口部を閉鎖することにより、外部からカッター部の内
方へ手を差し込むことを防止するようにしている。
搬送体を介して脱穀済の排稈をカッター部に送り込み、
該部に装備されたカッターで排稈を切断するようにした
排稈搬送装置のカッター部には、その上部をカッターカ
バーで覆うとともに、排稈の株元側の通過部に開閉可能
な入口カバーが設けられていて、排稈のカッター部への
搬送供給を許容するとともに、非搬送時にカッター部の
入口部を閉鎖することにより、外部からカッター部の内
方へ手を差し込むことを防止するようにしている。
【０００３】ところが、従来の入口カバーは排稈が搬送
されるとき、その始端部が株元側に押接されて、通路上
部に設けた横軸を中心として外側方に持上げ開動される
方式のもの、あるいは通路後部に設けた縦軸を中心とし
て前方部を上方に持上げ開動する方式のものであるた
め、排稈搬送体で茎部を挾持搬送される排稈は、その挾
持部から離間した株元側が大きな抵抗を受けることにな
り、株元の搬送遅れが生じて搬送姿勢が乱され、搬送の
詰りやカッターによる切断長の不揃えが生ずる等の不具
合があった。
されるとき、その始端部が株元側に押接されて、通路上
部に設けた横軸を中心として外側方に持上げ開動される
方式のもの、あるいは通路後部に設けた縦軸を中心とし
て前方部を上方に持上げ開動する方式のものであるた
め、排稈搬送体で茎部を挾持搬送される排稈は、その挾
持部から離間した株元側が大きな抵抗を受けることにな
り、株元の搬送遅れが生じて搬送姿勢が乱され、搬送の
詰りやカッターによる切断長の不揃えが生ずる等の不具
合があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実状に鑑み、従来の不具合を解消すべく創案されたもの
であって、その意図するところは、排稈搬送体で搬送さ
れる排稈をセンサーにより検出して、入口カバーが自動
的に開動できるようにし、もって、排稈の株元遅れや詰
り等を防止した状態で排稈をカッター部に搬送供給させ
ることができ、カッター部での切断処理を的確に行わせ
ることができる脱穀機の排稈搬送装置を提供することを
課題とするものである。
実状に鑑み、従来の不具合を解消すべく創案されたもの
であって、その意図するところは、排稈搬送体で搬送さ
れる排稈をセンサーにより検出して、入口カバーが自動
的に開動できるようにし、もって、排稈の株元遅れや詰
り等を防止した状態で排稈をカッター部に搬送供給させ
ることができ、カッター部での切断処理を的確に行わせ
ることができる脱穀機の排稈搬送装置を提供することを
課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明が採用した第１の技術手段は、脱穀機の後部
に設置される開閉可能な入口カバーを有するカッター部
に脱穀済の排稈を排稈搬送体で供給する排稈搬送装置に
おいて、上記排稈搬送体の搬送方向上手側で排稈の搬送
経路内に突設するセンサーを搬送方向に搖動可能に枢支
するとともに、上記カッター部の入口部に枢支した入口
カバーを開動させる作動部材の一側部を上記センサーに
近接する位置に設け、該センサーと作動部材との間にセ
ンサーの検出時の搖動作動を作動部材の開動方向への押
動作動に変換する変換機構を設け、上記センサーが搬送
排稈に接当して作動されるとき、変換機構を介して入口
カバーを開動させるようにしたことを特徴とするもので
ある。また、本発明が採用した第２の技術手段は、入口
カバーを開動作動させる作動部材は、入口カバーを形成
する複数枚のカバー片を開動自在に連結支持する連結部
材としたことを特徴とするものである。
め、本発明が採用した第１の技術手段は、脱穀機の後部
に設置される開閉可能な入口カバーを有するカッター部
に脱穀済の排稈を排稈搬送体で供給する排稈搬送装置に
おいて、上記排稈搬送体の搬送方向上手側で排稈の搬送
経路内に突設するセンサーを搬送方向に搖動可能に枢支
するとともに、上記カッター部の入口部に枢支した入口
カバーを開動させる作動部材の一側部を上記センサーに
近接する位置に設け、該センサーと作動部材との間にセ
ンサーの検出時の搖動作動を作動部材の開動方向への押
動作動に変換する変換機構を設け、上記センサーが搬送
排稈に接当して作動されるとき、変換機構を介して入口
カバーを開動させるようにしたことを特徴とするもので
ある。また、本発明が採用した第２の技術手段は、入口
カバーを開動作動させる作動部材は、入口カバーを形成
する複数枚のカバー片を開動自在に連結支持する連結部
材としたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】したがって本発明によれば、入口カバーは排稈
搬送体で挾持搬送される排稈が、センサーにより検出さ
れたとき、センサーの作動を変換機構を介して作動部材
が直接的に押動されることにより強制開動されるので、
株元部の抵抗を抑制できて搬送姿勢の乱れを防止するこ
とができ、カッターによる切断長の不揃えも生じない。
搬送体で挾持搬送される排稈が、センサーにより検出さ
れたとき、センサーの作動を変換機構を介して作動部材
が直接的に押動されることにより強制開動されるので、
株元部の抵抗を抑制できて搬送姿勢の乱れを防止するこ
とができ、カッターによる切断長の不揃えも生じない。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。１はコンバインに搭載される脱穀機であっ
て、該脱穀機１の後部にはフィードチエン１ａから排稈
搬送体２を介して供給された脱穀済の排稈を細断するデ
ィスクカッター３を内装したカッター部３′が配設され
ており、該カッター部３′の上方にはカッターカバー３
ａが脱穀機１の天板（図示せず）の後方に一連に形成さ
れて、ディスクカッター３を覆っている。
説明する。１はコンバインに搭載される脱穀機であっ
て、該脱穀機１の後部にはフィードチエン１ａから排稈
搬送体２を介して供給された脱穀済の排稈を細断するデ
ィスクカッター３を内装したカッター部３′が配設され
ており、該カッター部３′の上方にはカッターカバー３
ａが脱穀機１の天板（図示せず）の後方に一連に形成さ
れて、ディスクカッター３を覆っている。
【０００８】上記カッターカバー３ａの下部には排稈搬
送体２が平面視においてフィードチエン１ａの終端部か
らカッター部３′の供給口中央部に向けて斜設されてお
り、該排稈搬送体２で搬送される排稈の株元部が通過す
るカッターカバー３ａ側面の搬送経路には側面視でコ字
状に切開された入口部３ｂが形成され、この入口部３ｂ
には排稈搬送体２に排稈検出機構４が設置され、該排稈
検出機構４にはワイヤ５、或は適宜なリンク機構によっ
て連繋されて開閉作動可能な入口カバー６が設けられて
いる。
送体２が平面視においてフィードチエン１ａの終端部か
らカッター部３′の供給口中央部に向けて斜設されてお
り、該排稈搬送体２で搬送される排稈の株元部が通過す
るカッターカバー３ａ側面の搬送経路には側面視でコ字
状に切開された入口部３ｂが形成され、この入口部３ｂ
には排稈搬送体２に排稈検出機構４が設置され、該排稈
検出機構４にはワイヤ５、或は適宜なリンク機構によっ
て連繋されて開閉作動可能な入口カバー６が設けられて
いる。
【０００９】上記排稈検出機構４には、排稈チエン２１
を張設するチエンフレーム２０の株元側面に取付けられ
た取付フレーム２２の搬送方向上手側に、排稈搬送体２
の挾持部に近接させ、かつ搬送経路に向けて下向きに突
設させた搖動杆（センサー）４０をその中途部に形成し
た支軸４１を介して回動可能に垂設するとともにその上
端部を変換機構７に係合させるようにしている。この変
換機構７は取付フレーム２２の前端部上に突設して曲成
した取付板２２ａに縦軸７０により側方に回動可能に支
持されたリンク板７１を有するとともに、該リンク板７
１に前記センサー４０の上端部を挿通遊嵌させる係合孔
７２と、該係合孔７２の側方で上方に突出する作動突起
７３を立設して構成されている。
を張設するチエンフレーム２０の株元側面に取付けられ
た取付フレーム２２の搬送方向上手側に、排稈搬送体２
の挾持部に近接させ、かつ搬送経路に向けて下向きに突
設させた搖動杆（センサー）４０をその中途部に形成し
た支軸４１を介して回動可能に垂設するとともにその上
端部を変換機構７に係合させるようにしている。この変
換機構７は取付フレーム２２の前端部上に突設して曲成
した取付板２２ａに縦軸７０により側方に回動可能に支
持されたリンク板７１を有するとともに、該リンク板７
１に前記センサー４０の上端部を挿通遊嵌させる係合孔
７２と、該係合孔７２の側方で上方に突出する作動突起
７３を立設して構成されている。
【００１０】一方、前記入口カバー６は、上部を入口部
３ｂに開動可能に枢支された巾狹のカバー片６０を入口
部３ｂに沿って適数枚列設して一連状に形成され、機外
から搬送経路内およびカッター部３′内に手が差し込ま
れるのを防止するようにしている。このカバー片６０，
…はそれぞれ取付枠６１に取着した取付片６２に取付軸
６３によって垂下するように枢支するとともに、該取付
軸６３の下部を作動部材６４を連結支持する連結杆６４
ｂに回動ピン６５を介して連結し、上記作動部材６４の
センサー４０に近接する側には接当片６４ａを長孔およ
びボルトを介して接当位置決め調節可能に取着してい
る。
３ｂに開動可能に枢支された巾狹のカバー片６０を入口
部３ｂに沿って適数枚列設して一連状に形成され、機外
から搬送経路内およびカッター部３′内に手が差し込ま
れるのを防止するようにしている。このカバー片６０，
…はそれぞれ取付枠６１に取着した取付片６２に取付軸
６３によって垂下するように枢支するとともに、該取付
軸６３の下部を作動部材６４を連結支持する連結杆６４
ｂに回動ピン６５を介して連結し、上記作動部材６４の
センサー４０に近接する側には接当片６４ａを長孔およ
びボルトを介して接当位置決め調節可能に取着してい
る。
【００１１】叙上の構成において、脱穀済の排稈がフィ
ードチエン１ａから排稈搬送体２に継走されると、図２
に示すように、センサー４０は搬送上手側において挾持
搬送される排稈の挾持部近傍の茎部に接して、搬送方向
と同じ矢印方向に押動されて搖動し、係合孔７２を介し
て係合するリンク板７１を縦軸７０周りに回動させる。
この結果、リンク板７１に立設された作動突起７３が近
接配置された作動部材６４の接当片６４ａに接当して該
作動部材６４を図３の点線に示す横方向に押動すること
により、各カバー片６０，…を回動ピン６５を介して取
付軸６３を中心に上方に向けて開動させ、入口部３ｂを
株元通過可能に開放することができる。また後続搬送さ
れる排稈によって、センサー４０が傾倒押動され続ける
ことによって、上記入口カバー６の開動姿勢を維持し続
けることができ、排稈は入口カバー６による抵抗を大き
く受けることを抑制されるから、株元の搬送遅れや詰り
が防止された状態で搬送され、カッター３で良好に切断
することができる。
ードチエン１ａから排稈搬送体２に継走されると、図２
に示すように、センサー４０は搬送上手側において挾持
搬送される排稈の挾持部近傍の茎部に接して、搬送方向
と同じ矢印方向に押動されて搖動し、係合孔７２を介し
て係合するリンク板７１を縦軸７０周りに回動させる。
この結果、リンク板７１に立設された作動突起７３が近
接配置された作動部材６４の接当片６４ａに接当して該
作動部材６４を図３の点線に示す横方向に押動すること
により、各カバー片６０，…を回動ピン６５を介して取
付軸６３を中心に上方に向けて開動させ、入口部３ｂを
株元通過可能に開放することができる。また後続搬送さ
れる排稈によって、センサー４０が傾倒押動され続ける
ことによって、上記入口カバー６の開動姿勢を維持し続
けることができ、排稈は入口カバー６による抵抗を大き
く受けることを抑制されるから、株元の搬送遅れや詰り
が防止された状態で搬送され、カッター３で良好に切断
することができる。
【００１２】また入口カバー６を開動作動させる作動部
材６４の前端部とセンサー４０とを近接させて設けたの
で、センサー４０の搖動動作を変換機構７を介して作動
部材を直接的に押動し、入口カバー６を的確に開動作動
することができるとともに、上記変換機構７を含む連動
機構を入口カバー６とセンサー４０との間に簡略な構成
でコンパクトに設置することができ、排稈搬送時に支障
を生ずることがない。そして、排稈の搬送終了時、すな
わちセンサー４０が排稈非検知姿勢に復帰されるとき、
複数の狹幅状に形成された各カバー片６０，…は、作動
部材６４の自重が付加されて一連に閉塞回動するので、
入口カバー６は搬送終了後は速かに入口部３ｂを閉塞す
ることができる。
材６４の前端部とセンサー４０とを近接させて設けたの
で、センサー４０の搖動動作を変換機構７を介して作動
部材を直接的に押動し、入口カバー６を的確に開動作動
することができるとともに、上記変換機構７を含む連動
機構を入口カバー６とセンサー４０との間に簡略な構成
でコンパクトに設置することができ、排稈搬送時に支障
を生ずることがない。そして、排稈の搬送終了時、すな
わちセンサー４０が排稈非検知姿勢に復帰されるとき、
複数の狹幅状に形成された各カバー片６０，…は、作動
部材６４の自重が付加されて一連に閉塞回動するので、
入口カバー６は搬送終了後は速かに入口部３ｂを閉塞す
ることができる。
【００１３】
【発明の効果】これを要するに本発明は、脱穀機の後部
に設置される開閉可能な入口カバーを有するカッター部
に脱穀済の排稈を排稈搬送体で供給する排稈搬送装置に
おいて、上記排稈搬送体の搬送方向上手側で排稈の搬送
経路内に突設するセンサーを搬送方向に搖動可能に枢支
するとともに、上記カッター部の入口部に枢支した入口
カバーを開動させる作動部材の一側部を上記センサーに
近接する位置に設け、該センサーと作動部材との間にセ
ンサーの検出時の搖動作動を作動部材の開動方向への押
動作動に変換する変換機構を設け、上記センサーが搬送
排稈に接当して作動されるとき、変換機構を介して入口
カバーを開動させるようにしたことから、搬送される排
稈を検出して搖動するセンサーの作動力によって、変換
機構を介して作動部材を直接的に作動させて入口カバー
を開動させることができ、特に排稈の搬送初期におい
て、入口カバーと株元部との接当を回避して入口部を良
好に通過させ、搬送乱れや詰りを防止した状態でカッタ
ー部に供給切断処理を的確に行わせることができる。ま
た、複数枚に分割された入口カバーを一連に連結する部
材を、センサーで作動される作動部材に兼ねさせて構成
したので、簡略な構成でありながら、各入口カバーを同
時かつ円滑に開動方向に作動させることができる。
に設置される開閉可能な入口カバーを有するカッター部
に脱穀済の排稈を排稈搬送体で供給する排稈搬送装置に
おいて、上記排稈搬送体の搬送方向上手側で排稈の搬送
経路内に突設するセンサーを搬送方向に搖動可能に枢支
するとともに、上記カッター部の入口部に枢支した入口
カバーを開動させる作動部材の一側部を上記センサーに
近接する位置に設け、該センサーと作動部材との間にセ
ンサーの検出時の搖動作動を作動部材の開動方向への押
動作動に変換する変換機構を設け、上記センサーが搬送
排稈に接当して作動されるとき、変換機構を介して入口
カバーを開動させるようにしたことから、搬送される排
稈を検出して搖動するセンサーの作動力によって、変換
機構を介して作動部材を直接的に作動させて入口カバー
を開動させることができ、特に排稈の搬送初期におい
て、入口カバーと株元部との接当を回避して入口部を良
好に通過させ、搬送乱れや詰りを防止した状態でカッタ
ー部に供給切断処理を的確に行わせることができる。ま
た、複数枚に分割された入口カバーを一連に連結する部
材を、センサーで作動される作動部材に兼ねさせて構成
したので、簡略な構成でありながら、各入口カバーを同
時かつ円滑に開動方向に作動させることができる。
【図１】脱穀機の後部斜視図
【図２】要部の平面図
【図３】図２の側面図
【図４】センサーおよび変換機構の側面図
【図５】入口カバーの構成を示す背面図
１ 脱穀機 ２ 排稈搬送体 ３ カッター ４ センサー機構 ４０ センサー ６ 入口カバー ６０ カバー片 ６４ 作動部材 ７ 変換機構
Claims (2)
- 【請求項１】 脱穀機の後部に設置される開閉可能な入
口カバーを有するカッター部に脱穀済の排稈を排稈搬送
体で供給する排稈搬送装置において、上記排稈搬送体の
搬送方向上手側で排稈の搬送経路内に突設するセンサー
を搬送方向に搖動可能に枢支するとともに、上記カッタ
ー部の入口部に枢支した入口カバーを開動させる作動部
材の一側部を上記センサーに近接する位置に設け、該セ
ンサーと作動部材との間にセンサーの検出時の搖動作動
を作動部材の開動方向への押動作動に変換する変換機構
を設け、上記センサーが搬送排稈に接当して作動される
とき、変換機構を介して入口カバーを開動させるように
したことを特徴とする脱穀機の排稈搬送装置。 - 【請求項２】 入口カバーを開動作動させる作動部材
は、入口カバーを形成する複数枚のカバー片を開動自在
に連結支持する連結部材としたことを特徴とする請求項
１記載の脱穀機の排稈搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33931594A JPH08182427A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 脱穀機の排稈搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33931594A JPH08182427A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 脱穀機の排稈搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182427A true JPH08182427A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18326299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33931594A Pending JPH08182427A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 脱穀機の排稈搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182427A (ja) |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP33931594A patent/JPH08182427A/ja active Pending
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