JPH0817944A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH0817944A
JPH0817944A JP6153163A JP15316394A JPH0817944A JP H0817944 A JPH0817944 A JP H0817944A JP 6153163 A JP6153163 A JP 6153163A JP 15316394 A JP15316394 A JP 15316394A JP H0817944 A JPH0817944 A JP H0817944A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SRAMのメモリセルの蓄積ノード容量を増
やしてソフトエラー耐性を向上させる。 【構成】 6個のMISFETでメモリセルを構成した
完全CMOS型のSRAMにおいて、メモリセルの駆動
用MISFETQd1,Qd2 、転送用MISFETQt
1,Qt2 および負荷用MISFETQp1,Qp2 のそれ
ぞれのゲート電極6,10a,10bを構成する第1導
電層の上層に形成した高融点金属シリサイド層でCMO
Sインバータの相互の入出力端子間を接続する一対の局
所配線L1,L2 を形成し、この局所配線L1,L2 の上層
に形成した基準電圧線20を局所配線L1,L2 と重なる
ように配置して容量を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置お
よびその製造技術に関し、特に、SRAM(Static Rand
om Access Memory) を有する半導体集積回路装置に適用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置としてのSRAMは、ワ
ード線と一対の相補性データ線との交差部に、フリップ
フロップ回路と2個の転送用MISFET(Metal Insul
ator Semiconductor Field Effect Transistor) とで構
成されたメモリセルを備えている。
【0003】SRAMのメモリセルのフリップフロップ
回路は、情報蓄積部として構成され、1ビットの情報を
記憶する。このメモリセルのフリップフロップ回路は、
一例として一対のCMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor) インバータで構成される。CMOSイ
ンバータのそれぞれは、nチャネル型の駆動用MISF
ETとpチャネル型の負荷用MISFETとで構成され
る。また、転送用MISFETはnチャネル型で構成さ
れる。すなわち、このメモリセルは、6個のMISFE
Tを使用した、いわゆる完全CMOS(Full Complement
ary Metal Oxide Semiconductor)型で構成される。
【0004】フリップフロップ回路を構成する一対のC
MOSインバータの相互の入出力端子間は、一対の配線
(以下、局所配線という)を介して交差結合される。一
方のCMOSインバータの入出力端子には、一方の転送
用MISFETのソース領域が接続され、他方のCMO
Sインバータの入出力端子には、他方の転送用MISF
ETのソース領域が接続される。一方の転送用MISF
ETのドレイン領域には相補性データ線の一方が接続さ
れ、他方の転送用MISFETのドレイン領域には相補
性データ線の他方が接続される。一対の転送用MISF
ETのそれぞれのゲート電極にはワード線が接続され、
このワード線によって転送用MISFETの導通、非導
通が制御される。
【0005】ところで、近年の半導体記憶装置の大容量
化に伴い、上述した完全CMOS型SRAMのメモリセ
ルの占有面積も縮小の一途を辿っている。しかし、メモ
リセルの占有面積が小さくなると、メモリセルの蓄積ノ
ード容量(前記蓄積ノードA,Bに寄生するpn接合容
量やゲート容量)も小さくなり、蓄積電荷量が減少す
る。
【0006】この結果、半導体チップの表面に照射され
たα線に起因するメモリセルの情報反転(いわゆるα線
ソフトエラー)に対する耐性が低下し、メモリセルの安
定動作を確保することが困難となる。従って、メモリセ
ルの安定動作を低下させることなく微細化を促進するた
めには、蓄積電荷量を確保するための対策が不可欠とな
る。
【0007】特開昭61−128557号公報は、メモ
リセルのフリップフロップ回路をnチャネル型の駆動用
MISFETと負荷抵抗素子とで構成したSRAMに関
するものであるが、この公報に開示されたSRAMは、
メモリセルの上部に電源電圧(VCC) または基準電圧
(VSS) に接続された多結晶シリコンの電極を配置し、
この電極と蓄積ノードとこれらを挟む絶縁膜とで容量を
形成することによって、蓄積ノード容量の増加を図って
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SRA
Mのメモリセルをさらに微細化するためには、メモリセ
ルの蓄積電荷量をより確実に確保するための新たな対策
が不可欠である。
【0009】本発明の目的は、SRAMのメモリセルの
蓄積ノード容量を増やしてソフトエラー耐性を向上させ
ることのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、SRAMのメモリセ
ルを微細化することのできる技術を提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、SRAMのメモリセ
ルの高速動作、低電圧動作を実現することのできる技術
を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、SRAMのメモリセ
ルの製造歩留り、信頼性を向上させることのできる技術
を提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下の
通りである。
【0015】(1).本発明の半導体集積回路装置は、駆動
用MISFETおよび負荷用MISFETからなる一対
のCMOSインバータで構成されたフリップフロップ回
路と、前記フリップフロップ回路の一対の入出力端子に
接続された一対の転送用MISFETとでメモリセルを
構成したSRAMにおいて、半導体基板の主面上に形成
した第1導電層で前記駆動用MISFET、前記負荷用
MISFETおよび前記転送用MISFETのそれぞれ
のゲート電極を形成し、前記第1導電層の上層に形成し
た第2導電層で前記一対のCMOSインバータの相互の
入出力端子間を接続する一対の局所配線を形成し、前記
第2導電層の上層に形成した第3導電層で前記駆動用M
ISFETのソース領域に接続される基準電圧線を形成
し、前記基準電圧線を前記一対の局所配線と重なるよう
に配置するものである。
【0016】(2).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記局所配線の一部を、前記駆動用
MISFET、前記負荷用MISFETまたは前記転送
用MISFETのいずれかのゲート電極上に延在させる
ものである。
【0017】(3).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記局所配線の一部を、前記CMO
Sインバータの入出力端子を構成する半導体領域上に延
在するものである。
【0018】(4).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記基準電圧線の上層に、前記基準
電圧線を構成する前記第3導電層よりも低抵抗の導電材
で構成された基準電圧供給用の第4導電層を形成し、そ
れぞれのメモリセルに少なくとも1個以上設けた接続孔
を通じて前記第4導電層と前記基準電圧線とを電気的に
接続するものである。
【0019】(5).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記第4導電層と前記基準電圧線と
を接続する前記接続孔と、前記基準電圧線と前記駆動用
MISFETのソース領域とを接続する接続孔とを離間
して配置するものである。
【0020】(6).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記局所配線を高融点金属シリサイ
ド膜で構成するものである。
【0021】(7).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記転送用MISFETのドレイン
領域上に前記第2導電層の高融点金属シリサイド層を形
成すると共に、前記高融点金属シリサイド層上に前記第
3導電層のパッド層を形成し、前記パッド層および前記
高融点金属シリサイド層を介して前記ドレイン領域にデ
ータ線を接続するものである。
【0022】(8).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記負荷用MISFETのソース領
域上に前記第2導電層の高融点金属シリサイド層を形成
すると共に、前記高融点金属シリサイド層上に前記第3
導電層のパッド層を形成し、前記パッド層および前記高
融点金属シリサイド層を介して前記ソース領域に基準電
圧を供給するものである。
【0023】(9).本発明の半導体集積回路装置は、前記
SRAMにおいて、前記負荷用MISFETのソース領
域に隣接する半導体基板の主面に前記ソース領域と異な
る導電型のウエル給電用半導体領域を形成し、前記パッ
ド層および前記高融点金属シリサイド層を介して前記ソ
ース領域および前記ウエル給電用半導体領域に電源電圧
を供給するものである。
【0024】(10). 本発明の半導体集積回路装置は、前
記SRAMにおいて、前記転送用MISFETのゲート
電極を前記第1導電層で構成する手段に代えて、前記第
1導電層よりも上層の導電層で構成するものである。
【0025】(11). 本発明の半導体集積回路装置は、駆
動用MISFETおよび負荷用MISFETからなる一
対のCMOSインバータで構成されたフリップフロップ
回路と、前記フリップフロップ回路の一対の入出力端子
に接続された一対の転送用MISFETとでメモリセル
を構成したSRAMにおいて、半導体基板の主面上に形
成した第1導電層で前記駆動用MISFET、前記負荷
用MISFETおよび前記転送用MISFETのそれぞ
れのゲート電極を構成し、前記第1導電層の上層に形成
した第2導電層で前記一対のCMOSインバータの相互
の入出力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、前
記第2導電層の上層に形成した第3導電層で前記負荷用
MISFETのソース領域に接続される電源電圧線を構
成し、前記電源電圧線を前記一対の局所配線と重なるよ
うに配置するものである。
【0026】(12). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に互いに離間して形成された第1
導電型の第1半導体領域と第2導電型の第2半導体領域
とを接続する配線を形成する際、次の工程(a) 〜(d) を
有するものである。
【0027】(a) 前記第1半導体領域と前記第2半導体
領域のそれぞれの表面に第1のシリコン層を選択的に形
成する工程、(b) 前記第1のシリコン層の上を含む半導
体基板の全面に高融点金属膜を形成する工程、(c) 前記
高融点金属膜の上に第2のシリコン層を形成した後、前
記第2のシリコン層を配線の形状にパターニングする工
程、(d) 前記半導体基板を熱処理して、前記第1のシリ
コン層、前記高融点金属膜および前記第2のシリコン層
をシリサイド化した後、前記半導体基板上に残った未反
応の前記高融点金属膜を除去する工程。
【0028】(13). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、駆動用MISFETおよび負荷用MISFET
からなる一対のCMOSインバータで構成されたフリッ
プフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の一対の
入出力端子に接続された一対の転送用MISFETとで
メモリセルを構成したSRAMの製造方法において、前
記一対のCMOSインバータの相互の入出力端子間を接
続する一対の局所配線を次の工程(a) 〜(d) で形成する
ものである。
【0029】(a) 前記CMOSインバータの入出力端子
を構成する第1導電型の第1半導体領域と第2導電型の
第2半導体領域のそれぞれの表面と、駆動用MISFE
Tおよび負荷用MISFETのそれぞれのゲート電極の
一部の表面とに第1のシリコン層を選択的に形成する工
程、(b) 前記第1のシリコン層の上を含む半導体基板の
全面に高融点金属膜を形成する工程、(c) 前記高融点金
属膜の上に第2のシリコン層を形成した後、前記第2の
シリコン層を局所配線の形状にパターニングする工程、
(d) 前記半導体基板を熱処理して、前記第1のシリコン
層、前記高融点金属膜および前記第2のシリコン層をシ
リサイド化した後、前記半導体基板上に残った未反応の
前記高融点金属膜を除去する工程。
【0030】(14). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記(a) 工
程に先立ち、フォトレジストをマスクにしたドライエッ
チングで前記駆動用MISFET、前記負荷用MISF
ETのそれぞれのゲート電極の一部の表面を覆う厚い絶
縁膜を除去する工程と、前記半導体基板の全面をエッチ
バックして前記第1半導体領域、前記第2半導体領域の
それぞれの表面を覆う薄い絶縁膜を除去すると共に、前
記ゲート電極の側壁に前記薄い絶縁膜を残す工程とを有
するものである。
【0031】(15). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記第1半
導体領域、前記第2半導体領域のそれぞれの表面に形成
される高融点金属シリサイド層の底面の高さを、前記駆
動用MISFETおよび負荷用MISFETのゲート絶
縁膜の上面よりも高くするものである。
【0032】(16). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記(c) 工
程で前記第2のシリコン層を局所配線の形状にパターニ
ングする際、前記駆動用MISFET、前記負荷用MI
SFETのそれぞれの半導体領域のうち、前記CMOS
インバータの入出力端子を構成しない半導体領域上の少
なくとも一部には、前記第2のシリコン層を残さないよ
うにするものである。
【0033】(17). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記(d) 工
程の後、前記局所配線の上層に基準電圧線または電源電
圧線を形成し、前記局所配線と前記基準電圧線または前
記電源電圧線との間に容量を形成するものである。
【0034】(18). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記(c) 工
程で前記高融点金属膜の上に形成する第2のシリコン層
の膜厚を、前記シリサイド化に必要な膜厚よりも厚くす
るものである。
【0035】(19). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記(c) 工
程で前記高融点金属膜の上に第2のシリコン層を形成し
た後、前記第2のシリコン層の上に第2の高融点金属膜
またはそのシリサイド膜を形成するものである。
【0036】(20). 本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記SRAMの製造方法において、前記駆動用
MISFET、前記転送用MISFET、前記負荷用M
ISFETのそれぞれの半導体領域のうち、データ線、
電源電圧線、基準電圧線のいずれかが接続される半導体
領域の表面には、前記局所配線を形成する工程で同時に
高融点金属シリサイド層を形成するものである。
【0037】
【作用】上記した手段によれば、局所配線の上層に形成
される基準電圧線をこの局所配線と重なるように配置す
ることにより、基準電圧線と局所配線との間に容量が形
成されるので、局所配線に接続された蓄積ノードの容量
を増大させることができ、メモリセルのα線ソフトエラ
ー耐性を向上させることができる。
【0038】上記した手段によれば、局所配線の一部を
駆動用MISFET、負荷用MISFETあるいは転送
用MISFETのいずれかのゲート電極と重なるように
配置することにより、蓄積ノード容量のゲート容量成分
を増やすことができるので、メモリセルの蓄積ノード容
量を増やしてα線ソフトエラー耐性を向上させることが
できる。
【0039】上記した手段によれば、局所配線の一部を
メモリセルの蓄積ノードと重なるように配置することに
より、蓄積ノード容量の拡散層容量成分を増やすことが
できるので、メモリセルの蓄積ノード容量を増やしてα
線ソフトエラー耐性を向上させることができる。
【0040】上記した手段によれば、基準電圧線の上層
に、それよりも低抵抗配線を配置し、それぞれのメモリ
セルに少なくとも1個以上設けた接続孔を通じて低抵抗
配線から基準電圧線に給電を行うことにより、メモリセ
ルごとに基準電圧の給電が可能となるので、基準電圧を
安定化することができる。この結果、電源電圧の最小値
(Vcc.min) が向上し、メモリセルのα線ソフトエラー
耐性を向上させることができる。
【0041】上記した手段によれば、低抵抗配線と基準
電圧線とを接続する接続孔と、基準電圧線と駆動用MI
SFETのソース領域とを接続する接続孔とを離間して
配置することにより、これらの接続孔の重なりによる段
差が回避され、接続孔形成領域を平坦化することができ
るので、これらの接続孔のコンタクト抵抗を低減してメ
モリセルの高速動作、低電圧動作を実現することができ
る。
【0042】上記した手段によれば、多結晶シリコン膜
とその上に堆積した高融点金属膜とさらにその上に堆積
した第2の多結晶シリコン膜との間でシリサイド化反応
を生起させて局所配線を形成することにより、メモリセ
ルの蓄積ノードを構成する半導体領域のシリコンが上記
シリサイド反応に関与するのを防ぐことができるので、
この半導体領域の接合リーク電流を低減してメモリセル
の動作信頼性を向上させることができる。
【0043】上記した手段によれば、ゲート電極の一部
に接続孔を形成する工程と、半導体領域を露出させる工
程とを別けて行うことにより、接続孔と半導体領域との
マスク合わせ余裕が不要となるので、接続孔面積を縮小
してメモリセルを高集積化することができる。また、局
所配線と半導体領域との接続を側壁絶縁膜に対して自己
整合で行うことにより、マスク合わせ余裕が不要となる
ので、メモリセルサイズを縮小して高集積化を実現する
ことができる。
【0044】上記した手段によれば、メモリセルの蓄積
ノード間を接続する一対の局所配線を高融点金属シリサ
イドで構成することにより、負荷用MISFETの半導
体領域中のp型不純物や、駆動用MISFETの半導体
領域中あるいはゲート電極中のn型不純物が局所配線を
通じて相互拡散するのを防止することができるので、導
電型の異なる半導体領域間および半導体領域とゲート電
極との間をオーミックに、かつ低抵抗で接続することが
でき、メモリセルの高速動作、低電圧動作を実現するこ
とができる。
【0045】上記した手段によれば、上層の多結晶シリ
コン膜をエッチングする際のマスクとなるフォトレジス
トに合わせずれが生じた場合でも、下層の多結晶シリコ
ン膜の削れを防ぐことができるので、上記フォトレジス
トの合わせ余裕を不要とすることができ、半導体領域の
面積を縮小してメモリセルを高集積化することができ
る。
【0046】上記した手段によれば、メモリセルを構成
する転送用MISFET、駆動用MISFET、負荷用
MISFETのそれぞれのソース領域、ドレイン領域の
少なくとも一部の表面に低抵抗の高融点金属シリサイド
層を形成することにより、ソース領域、ドレイン領域を
低抵抗化することができるので、メモリセルの高速動
作、低電圧動作を実現することができる。
【0047】上記した手段によれば、高融点金属シリサ
イド層の上に形成される多結晶シリコンのパッド層の導
電型を考慮することなく、負荷用MISFETのソース
領域およびウエル給電用ドレイン領域と電源電圧線とを
オーミックに接続することができるので、1つの接続孔
を通じてこの負荷用MISFETのソース領域およびウ
エル給電用ドレイン領域に同時に電源電圧を供給するこ
とができ、これにより、負荷用MISFETのソース領
域とウエル給電用ドレイン領域とを隣接して配置するこ
とができると共に、それらの面積を縮小することができ
るので、メモリセルを高集積化することができる。
【0048】上記した手段によれば、シリサイド化反応
によって局所配線を形成する際、高融点金属シリサイド
層の上に堆積する多結晶シリコン膜の膜厚をこのシリサ
イド化反応に必要な膜厚よりも厚く堆積することによ
り、局所配線の膜厚が厚くなり、その表面積が大きくな
るので、局所配線とその上層の基準電圧線との間に形成
される容量が大きくなり、これによって、メモリセルの
蓄積ノード容量をさらに増やしてα線ソフトエラー耐性
を向上させることができる。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て同一の機能を有するものは同一の符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0050】図3は本実施例のSRAMのメモリセルの
等価回路図である。図示のように、本実施例のSRAM
のメモリセルは、一対の相補性データ線(データ線D
L,データ線バーDL)とワード線WLとの交差部に配
置された一対の駆動用MISFETQd1,Qd2 、一対
の負荷用MISFETQp1,Qp2 および一対の転送用
MISFETQt1,Qt2 で構成されている。駆動用M
ISFETQd1,Qd2および転送用MISFETQ
1,Qt2 はnチャネル型で構成され、負荷用MISF
ETQp1,Qp2 はpチャネル型で構成されている。す
なわち、このメモリセルは、4個のnチャネル型MIS
FETと2個のpチャネル型MISFETとを使った完
全CMOS型で構成されている。
【0051】上記メモリセルを構成する6個のMISF
ETのうち、駆動用MISFETQd1 と負荷用MIS
FETQp1 とはCMOSインバータ(INV1)を構成
し、駆動用MISFETQd2 と負荷用MISFETQ
2 とはCMOSインバータ(INV2)を構成してい
る。この一対のCMOSインバータ(INV1,INV2)
の相互の入出力端子(蓄積ノードA,B)間は、一対の
局所配線L1,L2 を介して交差結合し、1ビットの情報
を記憶する情報蓄積部としてのフリップフロップ回路を
構成している。
【0052】上記フリップフロップ回路の一方の入出力
端子(蓄積ノードA)は転送用MISFETQt1 のソ
ース領域に接続され、他方の入出力端子(蓄積ノード
B)は転送用MISFETQt2 のソース領域に接続さ
れている。転送用MISFETQt1 のドレイン領域は
データ線DLに接続され、転送用MISFETQt2
ドレイン領域はデータ線バーDLに接続されている。
【0053】また、フリップフロップ回路の一端(負荷
用MISFETQp1,Qp2 のソース領域)は電源電圧
(VCC) に接続され、他端(駆動用MISFETQd1,
Qd2 のソース領域)は基準電圧(VSS) に接続されて
いる。電源電圧(VCC) は、例えば5Vであり、基準電
圧(VSS) は、例えば0V(GND電位)である。
【0054】上記回路の動作を説明すると、一方のCM
OSインバータ(INV1)の蓄積ノードAが高電位
(“H”)であるときは、駆動用MISFETQd2
ONになるので、他方のCMOSインバータ(INV2)
の蓄積ノードBが低電位(“L”)になる。従って、駆
動用MISFETQd1 がOFFになり、蓄積ノードA
の高電位(“H”)が保持される。すなわち、一対のC
MOSインバータ(INV1,INV2)を交差結合させた
ラッチ回路によって相互の蓄積ノードA,Bの状態が保
持され、電源電圧が印加されている間、情報が保存され
る。
【0055】転送用MISFETQt1,Qt2 のそれぞ
れのゲート電極にはワード線WLが接続され、このワー
ド線WLによって転送用MISFETQt1,Qt2 の導
通、非導通が制御される。すなわち、ワード線WLが高
電位(“H”)であるときは、転送用MISFETQt
1,Qt2 がONになり、ラッチ回路と相補性データ線
(データ線DL,バーDL)とが電気的に接続されるの
で、蓄積ノードA,Bの電位状態(“H”または
“L”)がデータ線DL,バーDLに現れ、メモリセル
の情報として読み出される。
【0056】メモリセルに情報を書き込むには、ワード
線WLを“H”電位レベル、転送用MISFETQt1,
Qt2 をON状態にしてデータ線DL,バーDLの情報
を蓄積ノードA,Bに伝達する。また、メモリセルの情
報を読み出すには、同じくワード線WLを“H”電位レ
ベル、転送用MISFETQt1,Qt2 をON状態にし
て蓄積ノードA,Bの情報をデータ線DL,バーDLに
伝達する。
【0057】次に、上記メモリセルの具体的な構成を図
1(メモリセルの略1個分を示す半導体基板の平面
図)、図2(図1のII−II’線における半導体基板の断
面図)および図3〜図7を用いて説明する。なお、図1
および図4〜図7にはメモリセルの導電層のみを図示
し、素子分離用絶縁膜や層間絶縁膜などの絶縁膜は図示
しない。
【0058】メモリセルを構成する6個のMISFET
は、p- 型半導体基板1のフィールド絶縁膜2で周囲を
囲まれた活性領域に形成されている。nチャネル型で構
成される駆動用MISFETQd1,Qd2 および転送用
MISFETQt1,Qt2 のそれぞれはp型ウエル3の
活性領域に形成され、pチャネル型で構成される負荷用
MISFETQp1,Qp2 はn型ウエル4の活性領域に
形成されている。p型ウエル3、n型ウエル4のそれぞ
れは、半導体基板1上に形成されたp型エピタキシャル
シリコン層5の主面に形成されている。
【0059】転送用MISFETQt1,Qt2 は、ワー
ド線WLと一体に構成されたゲート電極6を有してい
る。このゲート電極6(ワード線WL)は、多結晶シリ
コン膜(または多結晶シリコン膜と高融点金属シリサイ
ド膜とを積層したポリサイド膜)で構成され、酸化シリ
コン膜で構成されたゲート絶縁膜7の上に形成されてい
る。
【0060】上記転送用MISFETQt1,Qt2 のそ
れぞれのソース領域、ドレイン領域は、p型ウエル3の
活性領域に形成された低不純物濃度のn- 型半導体領域
8および高不純物濃度のn+ 型半導体領域9で構成され
ている。すなわち、転送用MISFETQt1,Qt2
それぞれのソース領域、ドレイン領域は、LDD(Light
ly Doped Drain) 構造で構成されている。
【0061】フリップフロップ回路の一方のCMOSイ
ンバータ(INV1)を構成する駆動用MISFETQd
1 および負荷用MISFETQp1 は、共通のゲート電
極10aを有しており、他方のCMOSインバータ(I
NV2)を構成する駆動用MISFETQd2 および負荷
用MISFETQp2 は、共通のゲート電極10bを有
している。これらのゲート電極10a,10bは、前記
転送用MISFETQt1,Qt2 のゲート電極6(ワー
ド線WL)と同じ多結晶シリコン膜で構成され、ゲート
絶縁膜7の上に形成されている。ゲート電極6(ワード
線WL)およびゲート電極10a,10bを構成する多
結晶シリコン膜には、n型の不純物(例えばリン
(P))が導入されている。
【0062】駆動用MISFETQd1,Qd2 のそれぞ
れのソース領域、ドレイン領域は、p型ウエル3の活性
領域に形成された低不純物濃度のn- 型半導体領域8お
よび高不純物濃度のn+ 型半導体領域9で構成されてい
る。すなわち、駆動用MISFETQd1,Qd2 のそれ
ぞれのソース領域、ドレイン領域は、LDD構造で構成
されている。また、負荷用MISFETQp1,Qp2
それぞれのソース領域、ドレイン領域は、n型ウエル4
の活性領域に形成された低不純物濃度のp- 型半導体領
域11および高不純物濃度のp+ 型半導体領域12で構
成されている。すなわち、負荷用MISFETQp1,Q
2 のそれぞれのソース領域、ドレイン領域は、LDD
構造で構成されている。
【0063】メモリセルを構成する上記6個のMISF
ETの上層には、ゲート電極(6,10a,10b)の
上部および側壁を覆う酸化シリコンの絶縁膜13および
側壁絶縁膜(サイドウォールスペーサ)14を介して一
対の局所配線L1,L2 が形成されている。この一対の局
所配線L1,L2 は、多結晶シリコン膜と高融点金属膜と
を半導体基板1上で反応させて形成した高融点金属シリ
サイド膜、例えばコバルトシリサイド(CoSiX ) 膜
で構成されている。後述するように、一対の局所配線L
1,L2 は、側壁絶縁膜14に対して自己整合的に形成さ
れる。また、側壁絶縁膜14は、ゲート電極(6,10
a,10b)に対して自己整合的に形成される。
【0064】一方の局所配線L1 は、負荷用MISFE
TQp1 のドレイン領域(p+ 型半導体領域12)およ
び駆動用MISFETQd1 のドレイン領域 (n+ 型半
導体領域9)に接続され、かつ絶縁膜13に開孔された
接続孔15を通じて駆動用MISFETQd2 および負
荷用MISFETQp2 のゲート電極10bに接続され
ている。他方の局所配線L2 は、負荷用MISFETQ
2 のドレイン領域(p+ 型半導体領域12)および駆
動用MISFETQd2 のドレイン領域 (n+型半導体
領域9)に接続され、かつ絶縁膜13に開孔された接続
孔15を通じて駆動用MISFETQd1 および負荷用
MISFETQp1 のゲート電極10aに接続されてい
る。
【0065】転送用MISFETQt1 のドレイン領域
(n+ 型半導体領域9)の表面には、高融点金属シリサ
イド層、例えばコバルトシリサイド層16が形成され、
転送用MISFETQt2 のドレイン領域(n+ 型半導
体領域9)の表面にはこれと同じコバルトシリサイド層
16が形成されている。転送用MISFETQt1,Qt
2 のドレイン領域には、このコバルトシリサイド層16
を介してデータ線DL,バーDLが接続される。コバル
トシリサイド層16は、後述するように局所配線L1,L
2 と同一の工程で形成される。
【0066】負荷用MISFETQp1 のソース領域
(p+ 型半導体領域12)およびこのソース領域に隣接
して形成されたn+ 型半導体領域18の表面には、高融
点金属シリサイド層、例えばコバルトシリサイド層17
が形成され、負荷用MISFETQp2 のソース領域
(p+ 型半導体領域12)およびこのソース領域に隣接
して形成されたn+ 型半導体領域18の表面にもこれと
同じコバルトシリサイド層17が形成されている。負荷
用MISFETQp1,Qp2 のソース領域およびn+
半導体領域18のそれぞれには、後述する電源電圧線を
通じて電源電圧(Vcc) が供給される。コバルトシリサ
イド層17は、後述するように局所配線L1,L2 および
コバルトシリサイド層16と同一の工程で形成される。
【0067】図4および図5は、上記一対の局所配線L
1,L2 およびその下層のゲート電極10a,10bのレ
イアウトを示す平面図である。
【0068】図4に示すように、一方の局所配線L
1 は、その一部がゲート電極10aと重なるように延在
し、他方の局所配線L2 は、その一部がゲート電極10
bと重なるように延在している。図には示さないが、局
所配線L1,L2 は、その一部をゲート電極6(ワード線
WL)と重なるように延在させてもよい。
【0069】このように、本実施例のSRAMのメモリ
セルは、局所配線L1,L2 の一部をレイアウトが許容す
る範囲で可能な限り、(駆動用MISFETQd1 、負
荷用MISFETQp1 の)ゲート電極10a、(駆動
用MISFETQd2 、負荷用MISFETQp2 の)
ゲート電極10bあるいは(転送用MISFETQt1,
Qt2 の)ゲート電極6(ワード線WL)と重なるよう
に配置する。この構成により、蓄積ノード容量のゲート
容量成分(C1)(図3参照)を増やすことができるの
で、メモリセルの蓄積ノード容量を増やしてα線ソフト
エラー耐性を向上させることができる。
【0070】また、図5の網掛けパターンで示すよう
に、一方の局所配線L1 は、その一部がメモリセルの蓄
積ノードAを構成する半導体領域(駆動用MISFET
Qd1のn+ 型半導体領域9および負荷用MISFET
Qp1 のp+ 型半導体領域12)と重なるように延在
し、他方の局所配線L2 は、その一部がメモリセルの蓄
積ノードBを構成する半導体領域(駆動用MISFET
Qd2 のn+ 型半導体領域9および負荷用MISFET
Qp2 のp+ 型半導体領域12)と重なるように延在し
ている。
【0071】すなわち、本実施例のSRAMのメモリセ
ルは、局所配線L1,L2 の一部をメモリセルの蓄積ノー
ドA,Bと重なるように配置する。この構成により、蓄
積ノード容量の拡散層容量成分を増やすことができるの
で、メモリセルの蓄積ノード容量を増やしてα線ソフト
エラー耐性を向上させることができる。
【0072】上記局所配線L1,L2 の上層には、酸化シ
リコン膜と窒化シリコン膜との積層膜で構成された薄い
絶縁膜19を介して基準電圧線20が形成されている。
この基準電圧線20は、局所配線L1,L2 の上部を覆う
ように配置されている。基準電圧線20は、n型の不純
物(例えばP)を導入した多結晶シリコン膜で構成さ
れ、絶縁膜19および絶縁膜(ゲート絶縁膜7と同層の
絶縁膜)に開孔された接続孔21(図1参照)を通じて
駆動用MISFETQd1,Qd2 のそれぞれのソース領
域(n+ 型半導体領域9)に接続されている。
【0073】転送用MISFETQt1,Qt2 のドレイ
ン領域(n+ 型半導体領域9)の上層には、上記基準電
圧線20と同じ多結晶シリコン膜で構成されたパッド層
22が形成されている。このパッド層22は、絶縁膜1
9に開孔された接続孔23を通じて前記高融点金属シリ
サイド層16と電気的に接続されている。また、負荷用
MISFETQp1,Qp2 のそれぞれのソース領域(p
+ 型半導体領域12)の上層には、上記基準電圧線20
と同じ多結晶シリコン膜で構成されたパッド層24が形
成されている。このパッド層24は、絶縁膜19に開孔
された接続孔25を通じて前記高融点金属シリサイド層
17と電気的に接続されている。
【0074】図6は、上記基準電圧線20およびその下
層の局所配線L1,L2 のレイアウトを示す平面図、図7
は同じく斜視図である。
【0075】図示のように、基準電圧線20は、局所配
線L1,L2 の上層のほぼ全域を覆うように形成されてい
る。すなわち、本実施例のSRAMのメモリセルは、局
所配線L1,L2 の上層に形成される基準電圧線20をこ
の局所配線L1,L2 と重なるように配置する。この構成
により、基準電圧線20、局所配線L1,L2 およびそれ
らを挟む薄い絶縁膜19で容量(C2)(図3参照)が形
成されるので、局所配線L1,L2 に接続された蓄積ノー
ドA,Bの容量を増大させることができ、メモリセルの
α線ソフトエラー耐性を向上させることができる。
【0076】上記基準電圧線20の上層には、層間絶縁
膜26を介して第1層目のメタル配線が形成されてい
る。層間絶縁膜26は、例えば酸化シリコン膜とBPS
G(Boro Phospho Silicate Glass) 膜との積層膜で構成
されている。第1層目のメタル配線は、例えばアルミニ
ウム(Al)合金で構成され、電源電圧線27、サブ基
準電圧線28、サブワード線(またはデバイデッドワー
ド線)29およびパッド層30などを構成している。
【0077】電源電圧線27は、層間絶縁膜26に開孔
された接続孔31を通じて前記パッド層24と電気的に
接続されている。サブ基準電圧線28は、層間絶縁膜2
6に開孔された接続孔32(図1参照)を通じて基準電
圧線20と電気的に接続されている。サブワード線29
は、層間絶縁膜26、絶縁膜19,13に開孔された接
続孔(図示せず)を通じて前記ワード線WLと電気的に
接続されている。パッド層30は、層間絶縁膜26に開
孔された接続孔33を通じて前記パッド層22と電気的
に接続されている。
【0078】このように、本実施例のSRAMのメモリ
セルは、多結晶シリコン膜で構成された基準電圧線20
の上層に、多結晶シリコンよりも低抵抗のAlで構成さ
れたサブ基準電圧線28を配置し、それぞれのメモリセ
ルに少なくとも1個以上設けた接続孔32を通じてサブ
基準電圧線28から基準電圧線20に給電を行う。この
構成により、メモリセルごとに基準電圧(Vss) の給電
が可能となるので、基準電圧(Vss) を安定化すること
ができる。この結果、電源電圧(Vcc) の最小値(Vc
c.min) が向上し、メモリセルのα線ソフトエラー耐性
を向上させることができる。
【0079】また、本実施例のSRAMのメモリセル
は、図1に示すように、サブ基準電圧線28と基準電圧
線20とを接続する前記接続孔32と、基準電圧線20
と駆動用MISFETQd1,Qd2 のソース領域(n+
型半導体領域9)とを接続する前記接続孔21とを離間
して配置する。この構成により、接続孔21,32の重
なりによる段差が回避され、接続孔形成領域を平坦化す
ることができるので、接続孔21,32のコンタクト抵
抗を低減してメモリセルの高速動作、低電圧動作を実現
することができる。
【0080】上記第1層目のメタル配線の上層には、層
間絶縁膜34を介して第2層目のメタル配線が形成され
ている。層間絶縁膜34は、下層から順に酸化シリコン
膜34a、スピンオングラス(Spin On Glass) 膜34
b、酸化シリコン膜34cを積層した3層膜で構成され
ている。第2層目のメタル配線は、例えばアルミニウム
合金で構成され、前記データ線DL,バーDLを構成し
ている。このデータ線DL,バーDLは、層間絶縁膜3
4に開孔された接続孔35を通じて前記パッド層30と
電気的に接続されている。
【0081】次に、上記のように構成された本実施例の
SRAMのメモリセルの製造方法を説明する。なお、こ
のメモリセルの製造方法を示す各図(図8〜図39)の
うち、断面図は前記図1のII−II’線に対応している。
また、平面図にはメモリセルの導電層のみを図示し、各
導電層間の絶縁膜の図示は省略する。
【0082】まず、図8に示すように、p- 型単結晶シ
リコンからなる半導体基板1の上にp型のエピタキシャ
ルシリコン層5を成長させた後、窒化シリコン膜を熱酸
化のマスクに用いた周知のLOCOS法でエピタキシャ
ルシリコン層5の表面に厚い酸化シリコン膜で構成され
たフィールド絶縁膜2を形成する。続いて、フォトレジ
ストをマスクにしたイオン注入法でエピタキシャルシリ
コン層5にn型不純物(P)およびp型不純物(BF2)
を導入した後、これらの不純物を引延し拡散してp型ウ
エル3およびn型ウエル4を形成する。次に、フィール
ド絶縁膜2で囲まれたp型ウエル3およびn型ウエル4
のそれぞれの主面に膜厚9nm程度の薄い酸化シリコン膜
で構成されたゲート絶縁膜7を形成する。
【0083】図9は上記フィールド絶縁膜2で囲まれた
活性領域AR(メモリセル1個分)の平面パターンであ
る。メモリセルは、同図に示す4個の+印で囲まれた矩
形の領域内に形成される。このメモリセルの大きさは、
一例として4.0(μm)×2.8(μm)程度である。また、
このメモリセル16個分の活性領域ARのパターンを図
10に示す。
【0084】次に、図11、図12に示すように、転送
用MISFETQt1,Qt2 のゲート電極6(ワード線
WL)と、駆動用MISFETQd1,Qd2 および負荷
用MISFETQp1,Qp2 のゲート電極10a,10
bとを形成する。ゲート電極6(ワード線WL)および
ゲート電極10a,10bは、半導体基板1の全面にC
VD(Chemical Vapor Deposition) 法で膜厚100nm適
度の多結晶シリコン膜を堆積した後、その上にCVD法
で酸化シリコン(膜厚120nm程度)の絶縁膜13を堆
積し、フォトレジストをマスクにしたドライエッチング
でこの絶縁膜13および多結晶シリコン膜をパターニン
グして形成する。図13は、このゲート電極6(ワード
線WL)およびゲート電極10a,10bのメモリセル
16個分のパターンである。
【0085】次に、図14に示すように、フォトレジス
トをマスクにしたイオン注入法でp型ウエル3とn型ウ
エル4の一部とにn型不純物(リン(P),ヒ素(A
s))を導入する。次に、上記フォトレジストを除去し
た後、図15に示すように、フォトレジストをマスクに
したイオン注入法でn型ウエル4にp型不純物(フッ化
ボロン(BF2))を導入する。次に、上記フォトレジス
トを除去した後、半導体基板1の全面にCVD法で堆積
した酸化シリコン膜をRIE(Reactive Ion Etching)法
でパターニングして、図16に示すように、ゲート電極
6(ワード線WL)およびゲート電極10a,10bの
それぞれの側壁にそれらに対して自己整合的に側壁絶縁
膜(サイドウォールスペーサ)14を形成する。
【0086】次に、図17に示すように、フォトレジス
トをマスクにしたイオン注入法でp型ウエル3とn型ウ
エル4の一部とにn型不純物(P,As)を導入する。
次に、上記フォトレジストを除去した後、図18に示す
ように、フォトレジストをマスクにしたイオン注入法で
n型ウエル4にp型不純物(BF2)を導入する。
【0087】次に、上記フォトレジストを除去した後、
上記n型不純物およびp型不純物を熱拡散して、図19
に示すように、p型ウエル3の主面に転送用MISFE
TQt1,Qt2 、駆動用MISFETQd1,Qd2 のそ
れぞれのソース領域、ドレイン領域(n- 型半導体領域
8、n+ 型半導体領域9)を形成し、n型ウエル4の主
面に負荷用MISFETQp1,Qp2 のソース領域、ド
レイン領域(p- 型半導体領域11、p+ 型半導体領域
12)を形成する。また、負荷用MISFETQp1,Q
2 のソース領域(p+ 型半導体領域12)に隣接した
n型ウエル4の主面にウエル給電用のn+ 型半導体領域
18を形成する。
【0088】次に、図20に示すように、フォトレジス
トをマスクにしたドライエッチングで、駆動用MISF
ETQd1,Qd2 のゲート電極10a,10bの上を覆
う前記絶縁膜13に接続孔15を形成し、ゲート電極1
0a,10bのそれぞれの一部を露出させる。
【0089】次に、上記フォトレジストを除去した後、
図21に示すように、半導体基板1の全面をエッチバッ
クして、駆動用MISFETQd1,Qd2 、転送用MI
SFETQt1,Qt2 のそれぞれのソース領域、ドレイ
ン領域(n+ 型半導体領域9)、負荷用MISFETQ
1,Qp2 のソース領域、ドレイン領域(p+ 型半導体
領域12)、ウエル給電用のn+ 型半導体領域18のそ
れぞれの表面を覆う薄い絶縁膜(ゲート絶縁膜7と同層
の絶縁膜)を除去し、n+ 型半導体領域9、p+ 型半導
体領域12およびn+ 型半導体領域18を露出させる。
【0090】このように、本実施例の製造方法は、まず
フォトレジストをマスクにしたドライエッチングでゲー
ト電極10a,10b上の絶縁膜13に接続孔15を形
成し、次いで半導体基板1の全面をエッチバックしてn
+ 型半導体領域9、p+ 型半導体領域12、n+ 型半導
体領域18のそれぞれの表面を覆う絶縁膜を除去する。
【0091】すなわち、ゲート電極10a,10bの一
部を露出させる工程と、n+ 型半導体領域9、p+ 型半
導体領域12およびn+ 型半導体領域18を露出させる
工程とを別けて行い、n+ 型半導体領域9、p+ 型半導
体領域12およびn+ 型半導体領域18を側壁絶縁膜1
4に対して自己整合的に露出させる。この構成により、
接続孔15とn+ 型半導体領域9、p+ 型半導体領域1
2、n+ 型半導体領域18とのマスク合わせ余裕が不要
となるので、接続孔15、n+ 型半導体領域9、p+
半導体領域12およびn+ 型半導体領域18の面積を縮
小してメモリセルを高集積化することができる。
【0092】なお、マスク合わせに余裕がある場合に
は、上記手段に代えて、フォトレジストをマスクにした
ドライエッチングでゲート電極10a,10bの一部、
+ 型半導体領域9、p+ 型半導体領域12およびn+
型半導体領域18を同時に露出させてもよい。この場合
は、前記エッチバック工程が不要となるので、メモリセ
ルの製造工程を短縮することができる。
【0093】次に、図22、図23に示すように、上記
工程で露出したゲート電極10a,10bの一部、n+
型半導体領域9、p+ 型半導体領域12およびn+ 型半
導体領域18のそれぞれの表面に選択CVD法で膜厚4
0nm程度の薄い多結晶シリコン膜36を選択的に堆積す
る。すなわち、ゲート電極10a,10b、n+ 型半導
体領域9、p+ 型半導体領域12およびn+ 型半導体領
域18の上にのみ多結晶シリコン膜36を堆積し、酸化
シリコン膜からなる絶縁膜13,14の上には堆積させ
ないようにする。あるいは、半導体基板1の全面にCV
D法で多結晶シリコン膜36を堆積し、フォトレジスト
をマスクにしたドライエッチングでこの多結晶シリコン
膜36をパターニングすることにより、ゲート電極10
a,10bの一部、n+ 型半導体領域9、p+ 型半導体
領域12およびn+ 型半導体領域18のそれぞれの表面
に多結晶シリコン膜36を残すようにしてもよい。
【0094】次に、図24に示すように、半導体基板1
の全面にスパッタ法で膜厚20nm程度の薄いCo膜37
を堆積した後、図25に示すように、半導体基板1の全
面にCVD法またはスパッタ法で膜厚40nm程度の薄い
多結晶シリコン膜38を堆積する。このように、本実施
例の製造方法は、ゲート電極10a,10bの一部、n
+ 型半導体領域9、p+ 型半導体領域12およびn+
半導体領域18のそれぞれの表面に多結晶シリコン膜3
6、Co膜37、多結晶シリコン膜38を堆積し、その
他の領域(絶縁膜上)にはCo膜37、多結晶シリコン
膜38を堆積する。なお、上記Co膜37に代えて他の
高融点金属膜、例えばW、Mo、Ti、Taなどの薄膜
を堆積してもよい。
【0095】次に、図26に示すように、フォトレジス
ト39をマスクにしたドライエッチングで上層の多結晶
シリコン膜38をパターニングし、局所配線L1,L2
形成する領域、転送用MISFETQt1,Qt2 のドレ
イン領域(n+ 型半導体領域9)、負荷用MISFET
Qp1,Qp2 のソース領域(p+ 型半導体領域12)お
よびこれに隣接するn+ 型半導体領域9のそれぞれの表
面に多結晶シリコン膜38を残す。
【0096】上記多結晶シリコン膜38のエッチングマ
スクとなるフォトレジスト39は、駆動用MISFET
Qd1,Qd2 のドレイン領域(n+ 型半導体領域9)や
負荷用MISFETQp1,Qp2 のドレイン領域(p+
型半導体領域12)の上部を完全に覆っていなくともよ
い。すなわち、図26に示すように、フォトレジスト3
9のマスク合わせずれによってn+ 型半導体領域9上の
多結晶シリコン膜38の一部(図の矢印で示す箇所)が
エッチングされてしまっても支障はない。これは、多結
晶シリコン膜38の一部がエッチングされても、その下
層のCo膜37がエッチングのストッパとなるので、n
+ 型半導体領域9やp+ 型半導体領域12の表面の多結
晶シリコン膜36がエッチングされることはないからで
ある。
【0097】特に限定はされないが、本実施例では、上
記多結晶シリコン膜38をエッチングする際、駆動用M
ISFETQd1,Qd2 のn+ 型半導体領域9(ソース
領域、ドレイン領域)のうち、メモリセルの蓄積ノード
A,Bを構成するn+ 型半導体領域9(ドレイン領域)
上には多結晶シリコン膜38を残すが、蓄積ノードA,
Bを構成しないn+ 型半導体領域9(ソース領域)上に
は多結晶シリコン膜38を残さない。このn+ 型半導体
領域9(ソース領域)上の多結晶シリコン膜38は、そ
の全部を完全に除去する必要はなく、フォトレジスト3
9のマスク合わせずれによって、その一部がエッチング
されずに残っていても支障はない。
【0098】次に、上記フォトレジスト39を除去した
後、700℃程度の不活性ガス雰囲気中で半導体基板1
を熱処理し、多結晶シリコン膜38とCo膜37と多結
晶シリコン膜36との間でシリサイド化反応を生じさせ
る。次に、多結晶シリコン膜36,38を堆積しなかっ
た領域上に残った未反応のCo膜37をウェットエッチ
ングで除去することにより、図27、図28に示すよう
に、コバルトシリサイド膜で構成される局所配線L1,L
2 およびコバルトシリサイド層16,17,36’が形
成される。図29は、この局所配線L1,L2 、コバルト
シリサイド層16,17,36’のメモリセル16個分
のパターンである。
【0099】このように、本実施例の製造方法は、メモ
リセルの蓄積ノードA,B間を接続する一対の局所配線
1,L2 をコバルトシリサイドで構成する。このコバル
トシリサイドは、多結晶シリコンに比べて電気抵抗の小
さい材料であると共に、P(リン)やB(ホウ素)など
の不純物原子の拡散に対する有効な障壁となる材料であ
る。従って、この構成により、負荷用MISFETQp
1,Qp2 のドレイン領域(p+ 型半導体領域12)中の
p型不純物や、駆動用MISFETQd1,Qd2 のドレ
イン領域(n+ 型半導体領域9)あるいはゲート電極1
0a,10b中のn型不純物がこの局所配線L1,L2
通じて相互拡散するのを防止することができるので、導
電型の異なるp+ 型半導体領域12と、n+ 型半導体領
域9およびゲート電極10a,10bとをオーミック
に、かつ低抵抗で接続することができ、メモリセルの高
速動作、低電圧動作を実現することができる。
【0100】また、本実施例の製造方法は、局所配線L
1,L2 を形成する際、メモリセルの蓄積ノードA,Bを
構成する駆動用MISFETQd1,Qd2 のドレイン領
域(n+ 型半導体領域9)および負荷用MISFETQ
1,Qp2 のドレイン領域(p+ 型半導体領域12)の
それぞれの表面に選択的に多結晶シリコン膜36を形成
し、さらのその上にCo膜37および多結晶シリコン膜
38を形成してこの3層の間でシリサイド化反応を生じ
させる。この構成により、メモリセルの蓄積ノードA,
Bを構成する上記n+ 型半導体領域9およびp+ 型半導
体領域12のシリコンが上記シリサイド化反応に関与す
るのを防ぐことができるので、コバルトシリサイド層1
6,17を浅く形成することができ、n+ 型半導体領域
9およびp+ 型半導体領域12の接合リーク電流を低減
してメモリセルの動作信頼性を向上させることができ
る。
【0101】これに対し、多結晶シリコン膜36を設け
ることなく、Co膜37を直接n+型半導体領域9およ
びp+ 型半導体領域12に接触させた場合は、n+ 型半
導体領域9およびp+ 型半導体領域12のシリコンがシ
リサイド化反応に関与するため、コバルトシリサイド層
16,17が基板(p型ウエル3、n型ウエル4)中に
深く形成されることとなり、n+ 型半導体領域9、p+
型半導体領域12から基板へリークする接合リーク電流
が増大してしまう。
【0102】なお、上記n+ 型半導体領域9およびp+
型半導体領域12のシリコンがシリサイド反応に関与し
ないようにするには、シリサイド化反応によって局所配
線L1,L2 を形成した後も、局所配線L1,L2 とその下
層のn+ 型半導体領域9、p+ 型半導体領域12との間
に、少なくともゲート絶縁膜7の膜厚以上の多結晶シリ
コン膜36が残るようにその膜厚を制御するとよい。
【0103】また、上記の構成によれば、上層の多結晶
シリコン膜38をエッチングする際のマスクとなるフォ
トレジスト39に合わせずれが生じた場合でも、メモリ
セルの蓄積ノードA,Bを構成するn+ 型半導体領域9
およびp+ 型半導体領域12上の多結晶シリコン膜36
の削れを防ぐことができる。従って、フォトレジスト3
9の合わせ余裕が不要となるので、n+ 型半導体領域9
およびp+ 型半導体領域12の面積を縮小してメモリセ
ルを高集積化することができる。
【0104】また、本実施例の製造方法は、メモリセル
を構成する6個のMISFET(転送用MISFETQ
1,Qt2 、駆動用MISFETQd1,Qd2 、負荷用
MISFETQp1,Qp2 )のそれぞれのソース領域、
ドレイン領域の少なくとも一部の表面に低抵抗のコバル
トシリサイド層16(または17)を形成する。この構
成により、コバルトシリサイド層16(または17)を
形成したソース領域、ドレイン領域を低抵抗化すること
ができるので、メモリセルの高速動作、低電圧動作を実
現することができる。
【0105】また、本実施例の製造方法は、上記多結晶
シリコン膜38をエッチングする際、駆動用MISFE
TQd1,Qd2 のn+ 型半導体領域9(ソース領域、ド
レイン領域)のうち、メモリセルの蓄積ノードA,Bを
構成しないn+ 型半導体領域9(ソース領域)上には多
結晶シリコン膜38を残さないようにする。この構成に
より、駆動用MISFETQd1,Qd2 のソース領域、
ドレイン領域間が多結晶シリコン膜38および局所配線
1,L2 を通じて短絡する不具合を防止することができ
るので、SRAMの製造歩留り、信頼性を向上させるこ
とができる。
【0106】また、本実施例の製造方法は、局所配線L
1,L2 をゲート電極(6,10a,10b)の側壁絶縁
膜14に対して自己整合的に形成する。この構成によ
り、局所配線L1,L2 と、蓄積ノードA,Bを構成する
+ 型半導体領域9およびp+型半導体領域12とを接
続する際、それらの間のマスク合わせ余裕が不要となる
ので、図28に示すように、ワード線WLの延在する方
向に沿った間隔Z1,Z2を縮小することができ、メモリ
セルサイズを縮小してメモリセルの高集積化を実現する
ことができる。
【0107】次に、図30に示すように、半導体基板1
の全面にCVD法で絶縁膜19を堆積する。この絶縁膜
19は、膜厚10nm程度の酸化シリコン膜の上に膜厚1
0nm程度の窒化シリコン膜を積層して形成する。
【0108】次に、図31に示すように、フォトレジス
トをマスクにしたドライエッチングで、転送用MISF
ETQt1,Qt2 のドレイン領域(n+ 型半導体領域
9)上の上記絶縁膜19を除去して接続孔23を形成
し、負荷用MISFETQp1,Qp2 のソース領域(p
+ 型半導体領域12)およびこのソース領域に隣接する
ウエル給電用のn+ 型半導体領域18のそれぞれの上の
絶縁膜19を除去して接続孔25を形成する。また同図
には示さないが、駆動用MISFETQd1,Qd2のソ
ース領域(n+ 型半導体領域9)上の絶縁膜19を除去
して接続孔21を形成する。
【0109】次に、半導体基板1の全面にCVD法で膜
厚70nm程度の多結晶シリコン膜を堆積した後、フォト
レジストをマスクにしたドライエッチングでこの多結晶
シリコン膜をパターニングして、図32、図33に示す
ように、基準電圧線20、パッド層22およびパッド層
24を形成する。基準電圧線20は局所配線L1,L2
上部を覆うように配置され、接続孔21を通じて駆動用
MISFETQd1,Qd2 のソース領域(n+ 型半導体
領域9)に接続される。パッド層22は接続孔23を通
じてコバルトシリサイド層16に接続され、パッド層2
4は接続孔25を通じてコバルトシリサイド層17に接
続される。図34は、この基準電圧線20、パッド層2
2,24のメモリセル16個分のパターンである。
【0110】次に、図35に示すように、半導体基板1
の全面にCVD法で層間絶縁膜26を堆積する。この層
間絶縁膜26は、膜厚150nm程度の酸化シリコン膜の
上に膜厚300nm程度のBPSG膜を積層し、次いでこ
のBPSG膜をリフローにより平坦化して形成する。
【0111】次に、フォトレジストをマスクにしたドラ
イエッチングで層間絶縁膜26に接続孔31,33を形
成した後、半導体基板1の全面にスパッタ法で膜厚30
0nm程度のAl合金膜を堆積し、フォトレジストをマス
クにしたドライエッチングでこのAl合金膜をパターニ
ングして、図36、図37に示すように、層間絶縁膜2
6上に電源電圧線27、サブ基準電圧線28、サブワー
ド線29およびパッド層30を形成する。
【0112】このように、本実施例の製造方法は、層間
絶縁膜26に開孔した接続孔31を通じて負荷用MIS
FETQp1,Qp2 のソース領域(p+ 型半導体領域1
2)およびこのソース領域に隣接するウエル給電用のn
+ 型半導体領域18に電源電圧線27を接続する際、あ
らかじめこのp+ 型半導体領域12およびn+ 型半導体
領域18の上に多結晶シリコンのパッド層24を設けて
おく。また、層間絶縁膜26に開孔した接続孔33を通
じて転送用MISFETQt1,Qt2 のドレイン領域
(n+ 型半導体領域6)にパッド層30を接続する際、
あらかじめこのn+ 型半導体領域6の上に多結晶シリコ
ンのパッド層22を設けておく。
【0113】この構成により、層間絶縁膜26をエッチ
ングして接続孔31,33を形成する際に、接続孔3
1,33の底部にコバルトシリサイド層16,17が露
出することがないので、このコバルトシリサイド層1
6,17の削れを防止することができる。
【0114】また、本実施例の製造方法は、負荷用MI
SFETQp1,Qp2 のソース領域(p+ 型半導体領域
12)およびこのソース領域に隣接するウエル給電用の
型半導体領域18と電源電圧線27とを接続する
際、あらかじめこのp型半導体領域12およびn+
型半導体領域18の表面にコバルトシリサイド層16を
形成する。この構成により、コバルトシリサイド層16
の上に形成される多結晶シリコンのパッド層24の導電
型を考慮することなく、p+ 型半導体領域12およびn
+ 型半導体領域18と電源電圧線27とをオーミックに
接続することができるので、1つの接続孔31を通じて
このp+ 型半導体領域12とn+ 型半導体領域18とに
同時に電源電圧(Vcc) を供給することができる。従っ
て、p+ 型半導体領域12とn+ 型半導体領域18とを
隣接して配置することができると共に、それらの面積を
縮小することができるので、メモリセルを高集積化する
ことができる。
【0115】次に、図38に示すように、半導体基板1
の全面に層間絶縁膜34を堆積する。この層間絶縁膜3
4は、CVD法で堆積した膜厚500nm程度の酸化シリ
コン膜34aの上に膜厚250nm程度のスピンオングラ
ス膜34bを回転塗布し、次いでこのスピンオングラス
膜34bの表面をエッチバックで平坦化した後、その上
に膜厚400nm程度の酸化シリコン膜34cをCVD法
で堆積して形成する。
【0116】その後、フォトレジストをマスクにしたド
ライエッチングで層間絶縁膜34に接続孔35を形成し
た後、半導体基板1の全面にスパッタ法でAl合金膜を
堆積し、フォトレジストをマスクにしたドライエッチン
グでこのAl合金膜をパターニングして、データ線D
L,データ線バーDLを形成することにより、本実施例
のSRAMのメモリセルが完成する。図39は、このデ
ータ線DL,データ線バーDLのメモリセル16個分の
パターンである。
【0117】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0118】前記実施例では、局所配線L1,L2 を形成
する際、メモリセルの蓄積ノードA,Bを構成する駆動
用MISFETQd1,Qd2 のドレイン領域(n+ 型半
導体領域9)および負荷用MISFETQp1,Qp2
ドレイン領域(p+ 型半導体領域12)のそれぞれの表
面に多結晶シリコン膜36、Co膜37および多結晶シ
リコン膜38を形成してこの3層の間でシリサイド化反
応を生じさせたが、下層の多結晶シリコン膜36は必ず
しも必要ではなく、Co膜37とその上に堆積した多結
晶シリコン膜38との間でシリサイド化反応を生じさせ
て局所配線L1,L2 を形成することもできる。
【0119】この場合は、上記ドレイン領域(n+ 型半
導体領域9,p+ 型半導体領域12)の表面に多結晶シ
リコン膜36を選択的に堆積する工程が不要となるの
で、メモリセルの製造工程を少なくすることができる。
ただし、この場合は、上記ドレイン領域(n+ 型半導体
領域9,p+ 型半導体領域12)の表面にCo膜37が
直接堆積されることになるので、このドレイン領域のシ
リコンとCo膜37との間でシリサイド化反応が進行し
ないよう、上層の多結晶シリコン膜38の膜厚を充分に
厚く形成し、シリサイド化反応に必要なシリコンを多結
晶シリコン膜38から供給するようにしなければならな
い。
【0120】また、フォトレジストをマスクにしたドラ
イエッチングで上層の多結晶シリコン膜38をパターニ
ングする際、上記ドレイン領域(n+ 型半導体領域9,
+型半導体領域12)上の多結晶シリコン膜38の一
部がエッチングされると、ドレイン領域のシリコンとC
o膜37との間でシリサイド化反応が進行してしまうた
め、マスク合わせ余裕を充分に確保し、多結晶シリコン
膜38がドレイン領域(n+ 型半導体領域9,p+ 型半
導体領域12)と充分重なるようにしてその削れを防ぐ
必要がある。
【0121】また、シリサイド化反応によって局所配線
1,L2 を形成する際、Co膜37の上に堆積する上記
多結晶シリコン膜38の膜厚をこのシリサイド化反応に
必要な膜厚よりも厚く堆積し、コバルトシリサイド層の
上に未反応の多結晶シリコン膜を残すようにしてもよ
い。あるいは、多結晶シリコン膜38の上にさらに高融
点金属膜や高融点金属シリサイド膜を堆積してもよい。
このようにすると、図40に示すように、局所配線L1,
2 の膜厚がコバルトシリサイド層単独の場合よりも厚
くなるので、その表面積が大きくなる。この結果、局所
配線L1,L2 とその上層の基準電圧線20との間に形成
される容量(C2)を大きくすることができるので、メモ
リセルの蓄積ノード容量をさらに増やしてα線ソフトエ
ラー耐性を向上させることができる。
【0122】またこの場合は、図40に示すように、転
送用MISFETQt1,Qt2 のドレイン領域(n+
半導体領域9)の表面に形成されるコバルトシリサイド
層16や、負荷用MISFETQp1,Qp2 のソース領
域(p+ 型半導体領域12)の表面に形成されるコバル
トシリサイド層17の上にも未反応の多結晶シリコン膜
が残る。この結果、コバルトシリサイド層16,17の
上に基準電圧線20と同層の多結晶シリコン膜でパッド
層22,24を形成する必要がなくなり、この多結晶シ
リコン膜をパターニングして基準電圧線20を形成する
際のマスク合わせ余裕が不要となるので、メモリセルの
面積を縮小することができる。また、基準電圧線20と
同層のパッド層22,24が不要になると、図41に示
すように、基準電圧線20の占有面積を大きくすること
ができるので、メモリセルの蓄積ノード容量をさらに増
やしてα線ソフトエラー耐性を向上させることができ
る。
【0123】前記実施例では、局所配線L1,L2 とその
上層の基準電圧線20との間で容量(C)を形成した
が、図42に示すように、基準電圧線20と同層の多結
晶シリコン膜で形成される電源電圧供給用のパッド層2
4の面積を拡大して局所配線L1,L2 上を覆うように配
置し、このパッド層24と局所配線L1,L2 との間で容
量を形成してもよい。この場合、基準電圧線20は駆動
用MISFETQd1,Qd2 のソース領域(n+ 型半導
体領域9)の上層のみに残すようにする。
【0124】前記実施例のSRAMのメモリセルは、転
送用MISFETQt1,Qt2 のゲート電極6(ワード
線WL)を駆動用MISFETQd1,Qd2 や負荷用M
ISFETQp1,Qp2 のゲート電極10a,10bと
同層の多結晶シリコン膜で構成したが、ゲート電極6
(ワード線WL)は、ゲート電極10a,10bよりも
上層の多結晶シリコン膜(例えば基準電圧線20と同層
の多結晶シリコン膜)で構成してもよい。この場合は、
図43に示すように、ゲート電極6(ワード線WL)と
ゲート電極10a,10bとを互いの一部が重なるよう
に配置することができるので、メモリセルの面積を縮小
してSRAMを高集積化することができる。
【0125】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0126】本発明によれば、局所配線の上層に形成さ
れる基準電圧線をこの局所配線と重なるように配置する
ことにより、基準電圧線と局所配線との間に容量が形成
されるので、局所配線に接続された蓄積ノードの容量を
増大させることができ、メモリセルのα線ソフトエラー
耐性を向上させることができる。
【0127】本発明によれば、局所配線の一部を駆動用
MISFET、負荷用MISFETあるいは転送用MI
SFETのいずれかのゲート電極と重なるように配置す
ることにより、蓄積ノード容量のゲート容量成分を増や
すことができるので、メモリセルの蓄積ノード容量を増
やしてα線ソフトエラー耐性を向上させることができ
る。
【0128】本発明によれば、局所配線の一部をメモリ
セルの蓄積ノードと重なるように配置することにより、
蓄積ノード容量の拡散層容量成分を増やすことができる
ので、メモリセルの蓄積ノード容量を増やしてα線ソフ
トエラー耐性を向上させることができる。
【0129】本発明によれば、基準電圧線の上層に、そ
れよりも低抵抗配線を配置し、それぞれのメモリセルに
少なくとも1個以上設けた接続孔を通じて低抵抗配線か
ら基準電圧線に給電を行うことにより、メモリセルごと
に基準電圧の給電が可能となるので、基準電圧を安定化
することができる。この結果、電源電圧の最小値(Vc
c.min) が向上し、メモリセルのα線ソフトエラー耐性
を向上させることができる。
【0130】本発明によれば、低抵抗配線と基準電圧線
とを接続する接続孔と、基準電圧線と駆動用MISFE
Tのソース領域とを接続する接続孔とを離間して配置す
ることにより、これらの接続孔の重なりによる段差が回
避され、接続孔形成領域を平坦化することができるの
で、これらの接続孔のコンタクト抵抗を低減してメモリ
セルの高速動作、低電圧動作を実現することができる。
【0131】本発明によれば、多結晶シリコン膜とその
上に堆積した高融点金属膜とさらにその上に堆積した第
2の多結晶シリコン膜との間でシリサイド化反応を生起
させて局所配線を形成することにより、メモリセルの蓄
積ノードを構成する半導体領域のシリコンが上記シリサ
イド反応に関与するのを防ぐことができるので、この半
導体領域の接合リーク電流を低減してメモリセルの動作
信頼性を向上させることができる。
【0132】本発明によれば、ゲート電極の一部に接続
孔を形成する工程と、半導体領域を露出させる工程とを
別けて行うことにより、接続孔と半導体領域とのマスク
合わせ余裕が不要となるので、接続孔面積を縮小してメ
モリセルを高集積化することができる。また、局所配線
と半導体領域とを自己整合的に接続することにより、両
者のマスク合わせ余裕が不要となるので、メモリセルサ
イズを縮小してメモリセルの高集積化を実現することが
できる。
【0133】本発明によれば、メモリセルの蓄積ノード
間を接続する一対の局所配線を高融点金属シリサイドで
構成することにより、負荷用MISFETの半導体領域
中のp型不純物や、駆動用MISFETの半導体領域中
あるいはゲート電極中のn型不純物が局所配線を通じて
相互拡散するのを防止することができるので、導電型の
異なる半導体領域間および半導体領域とゲート電極との
間をオーミックに、かつ低抵抗で接続することができ、
メモリセルの高速動作、低電圧動作を実現することがで
きる。
【0134】本発明によれば、上層の多結晶シリコン膜
をエッチングする際のマスクとなるフォトレジストに合
わせずれが生じた場合でも、下層の多結晶シリコン膜の
削れを防ぐことができるので、上記フォトレジストの合
わせ余裕を不要とすることができ、半導体領域の面積を
縮小してメモリセルを高集積化することができる。
【0135】本発明によれば、メモリセルを構成する転
送用MISFET、駆動用MISFET、負荷用MIS
FETのそれぞれのソース領域、ドレイン領域の少なく
とも一部の表面に低抵抗の高融点金属シリサイド層を形
成することにより、ソース領域、ドレイン領域を低抵抗
化することができるので、メモリセルの高速動作、低電
圧動作を実現することができる。
【0136】本発明によれば、高融点金属シリサイド層
の上に形成される多結晶シリコンのパッド層の導電型を
考慮することなく、負荷用MISFETのソース領域お
よびウエル給電用ドレイン領域と電源電圧線とをオーミ
ックに接続することができるので、1つの接続孔を通じ
てこの負荷用MISFETのソース領域およびウエル給
電用ドレイン領域に同時に電源電圧を供給することがで
きる。これにより、負荷用MISFETのソース領域と
ウエル給電用ドレイン領域とを隣接して配置することが
できると共に、それらの面積を縮小することができるの
で、メモリセルを高集積化することができる。
【0137】本発明によれば、シリサイド化反応によっ
て局所配線を形成する際、高融点金属シリサイド層の上
に堆積する多結晶シリコン膜の膜厚をこのシリサイド化
反応に必要な膜厚よりも厚く堆積することにより、局所
配線の膜厚が厚くなり、その表面積が大きくなるので、
局所配線とその上層の基準電圧線との間に形成される容
量が大きくなる。これにより、メモリセルの蓄積ノード
容量をさらに増やしてα線ソフトエラー耐性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル
を示す平面図である。
【図2】図1のII−II' 線における半導体基板の要部断
面図である。
【図3】本発明のSRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図4】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線とゲ
ート電極との重なりを示す平面図である。
【図5】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と蓄
積ノードとの重なりを示す平面図である。
【図6】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と基
準電圧線との重なりを示す平面図である。
【図7】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と基
準電圧線との重なりを示す斜視図である。
【図8】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を示
す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明のSRAMのメモリセルの活性領域を示
す平面図である。
【図10】本発明のSRAMのメモリセル16個分の活
性領域パターンを示す平面図である。
【図11】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図13】本発明のSRAMのメモリセル16個分のゲ
ート電極(ワード線)パターンを示す平面図である。
【図14】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図15】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図16】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図17】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図18】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図19】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図20】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図21】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図22】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図23】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図24】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図25】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図26】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図27】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図28】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図29】本発明のSRAMのメモリセル16個分の局
所配線パターンを示す平面図である。
【図30】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図31】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図32】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図33】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図34】本発明のSRAMのメモリセル16個分の基
準電圧線パターンを示す平面図である。
【図35】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図36】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図37】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図38】本発明のSRAMのメモリセル16個分のデ
ータ線パターンを示す平面図である。
【図40】本発明のSRAMのメモリセルの他の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図41】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図42】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図43】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 エピタキシャルシリコン層 6a,6b ゲート電極 7 ゲート絶縁膜 8 n- 型半導体領域 9 n+ 型半導体領域 10a,10b ゲート電極 11 p- 型半導体領域 12 p+ 型半導体領域 13 絶縁膜 14 側壁絶縁膜(サイドウォールスペーサ) 15 接続孔 16 コバルトシリサイド層 17 コバルトシリサイド層 18 n+ 型半導体領域 19 絶縁膜 20 基準電圧線 21 接続孔 22 パッド層 23 接続孔 24 パッド層 25 接続孔 26 層間絶縁膜 27 電源電圧線 28 サブ基準電圧線 29 サブワード線 30 パッド層 31 接続孔 32 接続孔 33 接続孔 34 層間絶縁膜 34a 酸化シリコン膜 34b スピンオングラス膜 34c 酸化シリコン膜 35 接続孔 36 多結晶シリコン膜 36’コバルトシリサイド層 37 Co膜 38 多結晶シリコン膜 39 フォトレジスト AR 活性領域 DL データ線 バーDL データ線 Qd1 駆動用MISFET Qd2 駆動用MISFET Qp1 負荷用MISFET Qp2 負荷用MISFET Qt1 転送用MISFET Qt2 転送用MISFET WL ワード線
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル
を示す平面図である。
【図2】図1のII−II' 線における半導体基板の要部断
面図である。
【図3】本発明のSRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図4】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線とゲ
ート電極との重なりを示す平面図である。
【図5】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と蓄
積ノードとの重なりを示す平面図である。
【図6】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と基
準電圧線との重なりを示す平面図である。
【図7】本発明のSRAMのメモリセルの局所配線と基
準電圧線との重なりを示す斜視図である。
【図8】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を示
す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明のSRAMのメモリセルの活性領域を示
す平面図である。
【図10】本発明のSRAMのメモリセル16個分の活
性領域パターンを示す平面図である。
【図11】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図13】本発明のSRAMのメモリセル16個分のゲ
ート電極(ワード線)パターンを示す平面図である。
【図14】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図15】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図16】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図17】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図18】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図19】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図20】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図21】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図22】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図23】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図24】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図25】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図26】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図27】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図28】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図29】本発明のSRAMのメモリセル16個分の局
所配線パターンを示す平面図である。
【図30】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図31】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図32】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図33】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図34】本発明のSRAMのメモリセル16個分の基
準電圧線パターンを示す平面図である。
【図35】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図36】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図37】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図38】本発明のSRAMのメモリセルの製造方法を
示す半導体基板の要部断面図である。
【図39】本発明のSRAMのメモリセル16個分のデ
ータ線パターンを示す平面図である。
【図40】本発明のSRAMのメモリセルの他の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図41】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図42】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【図43】本発明のSRAMのメモリセルの他の構成を
示す半導体基板の要部平面図である。
【符号の説明】 1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 エピタキシャルシリコン層 6a,6b ゲート電極 7 ゲート絶縁膜 8 n- 型半導体領域 9 n+ 型半導体領域 10a,10b ゲート電極 11 p- 型半導体領域 12 p+ 型半導体領域 13 絶縁膜 14 側壁絶縁膜(サイドウォールスペーサ) 15 接続孔 16 コバルトシリサイド層 17 コバルトシリサイド層 18 n+ 型半導体領域 19 絶縁膜 20 基準電圧線 21 接続孔 22 パッド層 23 接続孔 24 パッド層 25 接続孔 26 層間絶縁膜 27 電源電圧線 28 サブ基準電圧線 29 サブワード線 30 パッド層 31 接続孔 32 接続孔 33 接続孔 34 層間絶縁膜 34a 酸化シリコン膜 34b スピンオングラス膜 34c 酸化シリコン膜 35 接続孔 36 多結晶シリコン膜 36’コバルトシリサイド層 37 Co膜 38 多結晶シリコン膜 39 フォトレジスト AR 活性領域 DL データ線 バーDL データ線 Qd1 駆動用MISFET Qd2 駆動用MISFET Qp1 負荷用MISFET Qp2 負荷用MISFET Qt1 転送用MISFET Qt2 転送用MISFET WL ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続された一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電層で前記駆動用MISFET、前記負荷用MIS
    FETおよび前記転送用MISFETのそれぞれのゲー
    ト電極を形成し、前記第1導電層の上層に形成した第2
    導電層で前記一対のCMOSインバータの相互の入出力
    端子間を接続する一対の局所配線を形成し、前記第2導
    電層の上層に形成した第3導電層で前記駆動用MISF
    ETのソース領域に接続される基準電圧線を形成し、前
    記基準電圧線を前記一対の局所配線と重なるように配置
    したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記局所配線の一部を、前記駆動用MISFE
    T、前記負荷用MISFETまたは前記転送用MISF
    ETのいずれかのゲート電極上に延在したことを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記局所配線の一部を、前記CMOSインバータ
    の入出力端子を構成する半導体領域上に延在したことを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記基準電圧線の上層に、前記基準電圧線を構成
    する前記第3導電層よりも低抵抗の導電材で構成された
    基準電圧供給用の第4導電層を形成し、それぞれのメモ
    リセルに少なくとも1個以上設けた接続孔を通じて前記
    第4導電層と前記基準電圧線とを電気的に接続したこと
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記第4導電層と前記基準電圧線とを接続する前
    記接続孔と、前記基準電圧線と前記駆動用MISFET
    のソース領域とを接続する接続孔とを離間して配置した
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記局所配線を構成する前記第2導電層を高融点
    金属シリサイド膜で構成したことを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記転送用MISFETのドレイン領域上に前記
    第2導電層の高融点金属シリサイド層を形成すると共
    に、前記高融点金属シリサイド層上に前記第3導電層の
    パッド層を形成し、前記パッド層および前記高融点金属
    シリサイド層を介して前記ドレイン領域にデータ線を接
    続したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記負荷用MISFETのソース領域上に前記第
    2導電層の高融点金属シリサイド層を形成すると共に、
    前記高融点金属シリサイド層上に前記第3導電層のパッ
    ド層を形成し、前記パッド層および前記高融点金属シリ
    サイド層を介して前記ソース領域に基準電圧を供給する
    ようにしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記負荷用MISFETのソース領域に隣接する
    半導体基板の主面に前記ソース領域と異なる導電型のウ
    エル給電用半導体領域を形成し、前記パッド層および前
    記高融点金属シリサイド層を介して前記ソース領域およ
    び前記ウエル給電用半導体領域に電源電圧を供給するよ
    うにしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の半導体集積回路装置で
    あって、前記転送用MISFETのゲート電極を前記第
    1導電層で構成する手段に代えて、前記第1導電層より
    も上層の導電層で構成したことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  11. 【請求項11】 駆動用MISFETおよび負荷用MI
    SFETからなる一対のCMOSインバータで構成され
    たフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路
    の一対の入出力端子に接続された一対の転送用MISF
    ETとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体
    集積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した
    第1導電層で前記駆動用MISFET、前記負荷用MI
    SFETおよび前記転送用MISFETのそれぞれのゲ
    ート電極を構成し、前記第1導電層の上層に形成した第
    2導電層で前記一対のCMOSインバータの相互の入出
    力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、前記第2
    導電層の上層に形成した第3導電層で前記負荷用MIS
    FETのソース領域に接続される電源電圧線を構成し、
    前記電源電圧線を前記一対の局所配線と重なるように配
    置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 半導体基板上に互いに離間して形成さ
    れた第1導電型の第1半導体領域と第2導電型の第2半
    導体領域とを接続する配線を形成する際、次の工程(a)
    〜(d) を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。 (a) 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域のそれぞ
    れの表面に第1のシリコン層を選択的に形成する工程、
    (b) 前記第1のシリコン層の上を含む半導体基板の全面
    に高融点金属膜を形成する工程、(c) 前記高融点金属膜
    の上に第2のシリコン層を形成した後、前記第2のシリ
    コン層を配線の形状にパターニングする工程、(d) 前記
    半導体基板を熱処理して、前記第1のシリコン層、前記
    高融点金属膜および前記第2のシリコン層をシリサイド
    化した後、前記半導体基板上に残った未反応の前記高融
    点金属膜を除去する工程。
  13. 【請求項13】 駆動用MISFETおよび負荷用MI
    SFETからなる一対のCMOSインバータで構成され
    たフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路
    の一対の入出力端子に接続された一対の転送用MISF
    ETとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体
    集積回路装置の製造方法であって、前記一対のCMOS
    インバータの相互の入出力端子間を接続する一対の局所
    配線を形成する際、次の工程(a) 〜(d) を含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 (a) 前記CMOSインバータの入出力端子を構成する第
    1導電型の第1半導体領域と第2導電型の第2半導体領
    域のそれぞれの表面と、駆動用MISFETおよび負荷
    用MISFETのそれぞれのゲート電極の一部の表面と
    に第1のシリコン層を選択的に形成する工程、(b) 前記
    第1のシリコン層の上を含む半導体基板の全面に高融点
    金属膜を形成する工程、(c) 前記高融点金属膜の上に第
    2のシリコン層を形成した後、前記第2のシリコン層を
    局所配線の形状にパターニングする工程、(d) 前記半導
    体基板を熱処理して、前記第1のシリコン層、前記高融
    点金属膜および前記第2のシリコン層をシリサイド化し
    た後、前記半導体基板上に残った未反応の前記高融点金
    属膜を除去する工程。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(a) 工程に先立ち、フォトレ
    ジストをマスクにしたドライエッチングで前記駆動用M
    ISFET、前記負荷用MISFETのそれぞれのゲー
    ト電極の一部の表面を覆う厚い絶縁膜を除去する工程
    と、前記半導体基板の全面をエッチバックして前記第1
    半導体領域、前記第2半導体領域のそれぞれの表面を覆
    う薄い絶縁膜を除去すると共に、前記ゲート電極の側壁
    に前記薄い絶縁膜を残す工程とを有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記第1半導体領域、前記第2半
    導体領域のそれぞれの表面に形成される高融点金属シリ
    サイド層の底面の高さを、前記駆動用MISFETおよ
    び負荷用MISFETのゲート絶縁膜の上面よりも高く
    することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(c) 工程で前記第2のシリコ
    ン層を局所配線の形状にパターニングする際、前記駆動
    用MISFET、前記負荷用MISFETのそれぞれの
    半導体領域のうち、前記CMOSインバータの入出力端
    子を構成しない半導体領域上の少なくとも一部には、前
    記第2のシリコン層を残さないようにすることを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(d) 工程の後、前記局所配線
    の上層に基準電圧線または電源電圧線を形成し、前記局
    所配線と前記基準電圧線または前記電源電圧線との間に
    容量を形成することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(c) 工程で前記高融点金属膜
    の上に形成する第2のシリコン層の膜厚を、前記シリサ
    イド化に必要な膜厚よりも厚くすることを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記(c) 工程で前記高融点金属膜
    の上に第2のシリコン層を形成した後、前記第2のシリ
    コン層の上に第2の高融点金属膜またはそのシリサイド
    膜を形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の半導体集積回路装置
    の製造方法であって、前記駆動用MISFET、前記転
    送用MISFET、前記負荷用MISFETのそれぞれ
    の半導体領域のうち、データ線、電源電圧線、基準電圧
    線のいずれかが接続される半導体領域の表面には、前記
    局所配線を形成する工程で同時に高融点金属シリサイド
    層を形成することを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。
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