JPH08178704A - 計器構造 - Google Patents

計器構造

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Publication number
JPH08178704A
JPH08178704A JP6320189A JP32018994A JPH08178704A JP H08178704 A JPH08178704 A JP H08178704A JP 6320189 A JP6320189 A JP 6320189A JP 32018994 A JP32018994 A JP 32018994A JP H08178704 A JPH08178704 A JP H08178704A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
pointer
mirror surface
case
surface member
Prior art date
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Pending
Application number
JP6320189A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Kohama
直之 小浜
Hiroyuki Yokota
博之 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP6320189A priority Critical patent/JPH08178704A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 よりリアルで立体感のある計器の提供。 【構成】 回転自在な鏡面部材55をケース3内におけ
る目視方向Xに対して傾斜させて設け、鏡面部材55の
表面に指針57を突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、指針を立体的に写し
出す計器構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の計器構造としては、例え
ば自動車における速度計などの計器類があり、かかる計
器構造の一例を図3〜図5に示す(実開平6−7097
号公報参照)。図3は従来例の正面図、図4は図3のA
−A断面図、図5は図3の斜視図である。
【0003】図3に示すように、計器1のケース3は、
ケース本体3aと下部カバー3bとからなり、両者が一
体となって矩形箱体を形成している。ケース本体3の長
手方向(図3中の左右方向)の略中央には速度計5が配
置され、速度計5の左右両側には温度計7や燃料計9が
配置されている。
【0004】図4に示すように、ケース本体3aの目視
方向前方側(図4中の左側)には開口部11が形成され
ている。開口部11には、見返し13を介して透明な表
面ガラス15が装着され、ケース3内には、目視方向前
方上端(図4中の左上端)と後方下端(図4中の右下
端)とを接続する傾斜面17が、ケース3の長手方向全
域に渡って形成されている。この傾斜面17の目視方向
前方側の表面には、ミラー19が取り付けられ、ミラー
19の表面側には、若干の隙間Dを介して指針21が回
転自在に設けられている。指針21の起端には、半球状
のキャップ21aが一体形成されている。
【0005】傾斜面17及びミラー19の中央部には、
貫通孔17a,19aがそれぞれ形成され、両貫通孔1
7a,19a内には、前記指針21のキャップ21aを
支持する支軸23が挿入されている。傾斜面17の裏側
には、前記支軸23に連結され指針21に車両の速度に
応じた回転角度を与える内機25が配置されている。内
機25は、傾斜面17に前部側に設けられた支持部材2
7を介してねじ29により固定されている。内機25は
後部側(図4中の右上側)が配線基板31に実装されて
おり、配線基板31とケース3との間には、電気接続用
のリード線を外部に引き出すための中空円筒のスペーサ
33が挟持されている。
【0006】下部カバー3b内部の幅方向略中央には、
ランプ35が取付けられている。下部カバー3bはケー
ス本体3aに下方から装着され、ケース本体3aと下部
カバー3bとの間には文字盤37が配置されている。文
字盤37の表面には、指針21に対応する目盛や意匠
(図示外)がプリントにより表示されている。ランプ3
5は、文字盤37上の目盛を発光させるためのもので、
目盛から発光した光によって指針21も照明される。こ
の場合、目盛だけでなく文字盤37全体を透過照明して
も良い。
【0007】このような計器構造によれば、指針21が
ミラー19に反射することで、半球状の指針キャップ2
1aが一つの球のように見えるとともに、図5に示すよ
うに、指針21全体が宙に浮いているように見え、立体
感が得られる。また、文字盤37上の目盛や意匠がミラ
ー19に反射することで、実際にはケース3下方の文字
盤37に表示されている目盛や意匠が、ケース3の奥面
Pに表示されているように見えるので、奥行き感が得ら
れる。
【0008】図6は、上記計器構造を模式的に示したも
ので、b面側から見た場合、半球状の指針キャップ21
aがミラー19に相当するd面上に球のように写し出さ
れるとともに、文字盤37に相当するa面の目盛や意匠
がd面で反射して写り、これが奥面(c面)に表示され
ているように見える。
【0009】また、温度計7及び燃料計9についても、
速度計5と同様に構成されている。すなわち、各指針3
9,41がミラー19の表面側に配置され、指針39及
び41に対応する目盛や意匠が文字盤37上にプリント
されており、これによって温度計7及び燃料計9も立体
感のある構造となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計器構造では、指針21とミラー19の表面
との間に生じる隙間Dがミラー19に写ってしまうの
で、球のように写し出された指針キャップ21a,39
a,41aに線が入ったように見えてしまい(図3及び
図4の二点鎖線)、リアル感に欠けるという不都合があ
った。
【0011】そこで、この発明は、よりリアルで立体感
のある計器の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、回転自在な鏡面部材をケ
ース内における目視方向に対して傾斜させて設け、この
鏡面部材の表面に指針を突設したことを特徴とするもの
である。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の計器構造であって、前記鏡面部材を円盤状とし、前記
鏡面部材の外側に露出する傾斜鏡面を該鏡面部材と略同
方向に傾斜させて固定し、前記傾斜鏡面に反射して目視
可能となる目盛部を前記ケース内に設けたことを特徴と
するものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、指針を鏡面部
材の表面に突設したため、指針と鏡面部材の表面との間
に間隙が生じないので、指針は、鏡面部材に反射して、
間隙による線の写らない姿態で宙に浮いているように見
える。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、目盛部が傾斜鏡面に反射
するので、目盛部は指針よりも奥面に表示されているよ
うに見え、且つ、傾斜鏡面を固定したので、鏡面部材の
回転時であっても、目盛部を鮮明に写し出すことができ
る。また、鏡面部材を円盤状としたので、鏡面部材を回
転させても、指針のみが回転しているように見える。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本実施例に係る計器構造を図4と同様
の断面で表した側断面図、図2は図1の速度計の斜視図
であり、従来と同様の構成部分には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0017】図1に示すように、計器51は、支軸23
に支持された指針部材53を備えている。指針部材53
は、略円盤状の鏡面部材55と、鏡面部材55の表面に
突設された指針57とから構成され、鏡面部材55の中
心は支軸23に連結されている。すなわち、鏡面部材5
5は、支軸23を介して内機25によって回転自在とな
っている。鏡面部材55は、傾斜鏡面としてのミラー1
9の表面上に設けられ、ケース3内における目視方向
(図中矢印X方向)に対して傾斜している。ミラー19
は、ケース3内の目視方向前方上端(図1中の左上端)
と後方下端(図1中の右下端)とを接続する傾斜面17
の表面に固定され、鏡面部材55の外側に露出してい
る。指針57は、鏡面部材55の中心に突出する半球状
の指針キャップ57aと、指針キャップ57aから周縁
に延びる棒体部57bとを備え、鏡面部材55の表面に
接着されている。ケース3の上部カバー3aと下部カバ
ー3bとの間には文字盤37が配置され、文字盤37の
表面には、目盛部としての目盛や意匠(図示外)がプリ
ントにより表示されている。かかる目盛部は、指針57
に対応して配置され、ランプ35によって発光し、ミラ
ー19に反射して目視可能となる。
【0018】このような計器構造によれば、指針57は
半球状の指針キャップ57aが鏡面部材55に反射する
ことで、一つの球のように見え、かつ指針57全体が、
宙に浮いているように見えて立体感が生まれる。また、
文字盤37上の目盛部もミラー19に反射することで、
実際には下面に表示されているものが、奥面に表示され
ているように見え、奥行き感が得られる。
【0019】そして、指針57を鏡面部材53の表面に
突設しているので、図2に示すように、指針57と鏡面
部材53の表面との間に間隙が生ぜず、鏡面部材53に
反射したときに間隙による線が写ることもない。従っ
て、指針57は、線の写っていない姿態で宙に浮いてい
るように見えるので、よりリアルで立体感のある計器5
1を得ることができる。
【0020】また、目盛部は固定されたミラー19に反
射されるので、鏡面部材53の回転時であっても、目盛
部を鮮明に写し出すことができる。
【0021】さらに、鏡面部材53を円盤状としたの
で、鏡面部材53を回転させても、指針57のみが回転
しているように見える。
【0022】なお、図2に示すように、ミラー19の表
面に、指針57に対応した目盛59を突設しても良い。
【0023】また、鏡面部材53をミラー19の貫通孔
19a内に回転自在に嵌込むようにしても良い。
【0024】また、上記実施例では、速度計5について
説明したが、温度計7及び燃料計9についても同様の構
成とすることにより、同じ作用効果を得ることができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、指針を鏡面部材の表面に突設したた
め、鏡面部材に反射した指針は、鏡面部材との間隙によ
る線の写らない姿態で宙に浮いているように見えるの
で、よりリアルで立体感のある計器を得ることができ
る。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、目盛部が反射する傾斜鏡
面を固定したので、鏡面部材の回転時であっても、目盛
部を鮮明に写し出すことができる。また、鏡面部材を円
盤状としたので、鏡面部材を回転させても、指針のみが
回転しているように見える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る計器構造の側断面図である。
【図2】図1の速度計の斜視図である。
【図3】従来例の正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3の斜視図である。
【図6】図4の模式図である。
【符号の説明】
3 ケース 19 ミラー(傾斜鏡面) 55 鏡面部材 57 指針 X 目視方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な鏡面部材をケース内における
    目視方向に対して傾斜させて設け、この鏡面部材の表面
    に指針を突設したことを特徴とする計器構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の計器構造であって、 前記鏡面部材を円盤状とし、前記鏡面部材の外側に露出
    する傾斜鏡面を該鏡面部材と略同方向に傾斜させて固定
    し、前記傾斜鏡面に反射して目視可能となる目盛部を前
    記ケース内に設けたことを特徴とする計器構造。
JP6320189A 1994-12-22 1994-12-22 計器構造 Pending JPH08178704A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6320189A JPH08178704A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 計器構造

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JP6320189A JPH08178704A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 計器構造

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Publication Number Publication Date
JPH08178704A true JPH08178704A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18118703

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JP6320189A Pending JPH08178704A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 計器構造

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JP (1) JPH08178704A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102913A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
CN103456372A (zh) * 2013-08-19 2013-12-18 张智 悬浮指示器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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