JPH08177140A - 建築物用内装材及び内装材用断熱材 - Google Patents

建築物用内装材及び内装材用断熱材

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JPH08177140A
JPH08177140A JP32318094A JP32318094A JPH08177140A JP H08177140 A JPH08177140 A JP H08177140A JP 32318094 A JP32318094 A JP 32318094A JP 32318094 A JP32318094 A JP 32318094A JP H08177140 A JPH08177140 A JP H08177140A
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Kato Sangyo KK
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SANIN KASEI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工に際して断熱材の破損が回避でき、確実
な断熱効果の確保が得られ、更に取付作業の簡素化が可
能な建築物用内装材及び内装材用断熱材を提供する。 【構成】 基部1Aの両側部に側部溝7を介して基部1
Aと一体的に形成された側部当接部1B、1B、上部に
上部溝を介して同様に一体的に形成された上部当接部及
び下部に下部溝を介して一体的に形成された下部当接部
を有する発泡合成樹脂製の断熱材1の基部底面3を仕上
材15に予め接着固定する内装材となる壁材16を柱1
7と間柱18及び上部ランナと下部ランナによって囲ま
れる部材間に断熱材1を挿入して壁材16を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物用内装材及び内
装材用断熱材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物に使用される断熱材、例え
ば仕切壁の柱と間柱との間のような相対向する部材間に
挿入される断熱材は、実公昭61−46096号公報、
実開平2−13617号公報に開示され、かつ図11に
示すように硬質発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン等
の発泡合成樹脂製の板状成形部材30に、その両面全
面、或いは両端付近の所定範囲に多数の切込み溝30a
を設け、矢印a方向に一定寸法自在に圧縮変形可能にし
たものである。
【0003】このように形成された断熱材30を図12
に示す相対向する部材である柱31と間柱32との間に
挿入するには、先ず断熱材30の一端30bを柱31或
いは間柱32の一方、例えば柱31の角部31aに当接
せしめ、他端30cを矢印b方向に押して断熱材30を
湾曲させ、鎖線30′で示すように、他端30cを間柱
32の内側に押込み、更に断熱材30全体を矢印c方向
に押動させて柱31と間柱32との間に配設する。しか
る後図12(a)に示すように柱31と間柱32との間
を横架する仕上材33によって断熱材30を被覆する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記断熱材30にあっ
ては、互いに平行な多数の切込み溝30aを有し、施工
に際して断熱材30を湾曲せしめて相対向する部材間に
挿入することから、施工の際湾曲変形に起因する応力に
より断熱材が破損することがあり、かつ部材間に押込み
挿入することにより図12(a)のように湾曲して隙間
dが生じることが多く、また柱31及び間柱32等の部
材が特に木材である場合には、その部材にねじれ、或い
は曲がりが生じて断熱材30に偏心した力が作用して断
熱材30を湾曲せしめ、前記同様に仕上材23との間に
隙間dを発生させるおそれがある。更に断熱材30の加
工精度及び断熱材30の上下端が当接する上側及び下側
ランナの湾曲やねじれに起因して断熱材30の上下端と
上側ランナ及び下側ランナとの間に隙間が生じ、その結
果これら隙間により空気が流通して断熱効果の低下を招
くおそれがある。また断熱材30と仕上材33とを別途
部材間に設けることからその取付作業が煩雑になり作業
効率の低下を招来する等不具合がある。
【0005】従って、本発明の目的は、施工に際して断
熱材の破損が回避でき、かつ確実な断熱効果の確保が得
られ、更に取付作業の簡素化を図ることにより作業効率
の向上が期待できる建築物用内装材及び内装材用断熱材
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による建築物用壁材は、相対向する部材間に挿入され
る矩形平板状の発泡合成樹脂製断熱材と、この断熱材を
接着支持し、かつ前記部材間を覆って張設される仕上材
とによって構成され、上記断熱材が、底面が前記仕上材
に接着される矩形状の基部と、両側面に沿って底面から
頂面方向に頂面との間に間隔を残して形成された側部溝
を介して基部と一体的に連結して上記部材に圧接する当
接部とを有することを特徴とするものであり、内装材用
断熱材は、相対向する部材間に挿入される矩形平板状の
発泡合成樹脂製断熱材において、前記部材間を覆って部
材上に張設される仕上材に底面が接着支持される矩形の
基部と、両側面に沿って底面から頂面方向に頂面との間
に間隔を残して形成された側部溝を介して基部と一体的
に連結して上記部材に圧接する当接部とを有することを
特徴とするものである。
【0007】
【実施例】次に本発明における建築物用内装材及び内装
材用断熱材の一実施例を内装材が壁材であって、相対向
する第1部材が柱及び間柱で、第2部材が上部ランナ及
び下部ランナの場合を例に図によって説明する。
【0008】図1は本実施例における断熱材1の裏面か
ら見た斜視図であって、図2は図1のA−A線断面図、
図3は図1のB−B線断面図であって、図4は断熱材1
を仕上材に取付けて形成した壁材の要部断面斜視図であ
る。
【0009】断熱材1は、硬質発泡ポリウレタン、発泡
ポリスチレン等の発泡合成樹脂材からなり、平面視略矩
形の平板状で、頂面2と底面3が略平行な面であって、
その両側面4、4、上端面5及び下端面6が各々頂面2
から底面3方向へ移行するに従って外方へ変位して傾斜
する断面略台形である。
【0010】更に、底面3の両側面4、4近傍部位に、
この両側面4、4に沿って平行な側部溝7、7が形成さ
れている。この側部溝7、7は、頂面2との間に間隔を
残して形成され、その内側内面7a、7aが互いに略平
行で、かつ外側内面7b、7bが略々前記両側面4、4
と略平行な断面略くさび形であって、これら側部溝7、
7によって断熱材1を基部1Aと、この基部1Aと頂面
2側において一体的に連結する側部当接部1B、1Bと
に分岐している。
【0011】同様に、底部3の上端面5近傍位置に、こ
の上端面5に沿って平行な上部溝8が頂部2との間に間
隔を残して形成され、底面3の下端面6近傍部位には下
端面6に沿って平行な下部溝9が形成されていて、上部
溝8の内側内面8aと下部溝9の内側内面9aとが互い
に平行でかつ上部溝8の外側内面8bが上端面5と、下
部溝9の外側内面9bが下端面6と各々平行であって、
上部溝9及び下部溝9の断面形状が略くさび形に形成さ
れ、上部溝8、下部溝9によって断熱材1を基部1A
と、この基部1Aと頂部2側において一体に連結する上
部当接部1C、下部当接部1Dとに分岐している。
【0012】更に断熱材1の各隅部には、側部溝7、7
と上部溝8及び側部溝7、7と下部溝9が交わる部位か
ら互いに交わる側部溝7、7と上部溝8とのなす外角α
の半分の角α/2、即ち側部溝7、7と135°の角度
をもって外方に切欠かれた隅部溝10、10‥‥が形成
され、各隅部溝10、10‥‥の幅は、両側部溝7、
7、上部溝8、下部溝9の幅の約1.5倍に形成されて
いる。
【0013】また基部1Aの頂面2から底面3までの長
さ寸法L1 に対し、側部当接部1B、1B、上部当接部
1C、下部当接部1Dの頂面2から各先端1Ba、1C
a、1Daまでの長さ寸法L2 は若干、例えば2mm程
度短く形成されて、後述する仕上材15に貼設した際、
各先端1Ba、1Ca、1Daと仕上材15とが間隙を
介して対向するようになっている。
【0014】一方仕上材15は、断熱材1を重畳した
際、平面視断熱材1の外周に所定量周縁15aが突出す
る大きさを有する、例えばベニア合板、けい酸カルシウ
ム板、繊維補強石こう板、石こうボード等からなる矩形
板であって、図4に示すように仕上材15の周縁15a
が重畳した断熱材1から所定量突出するように仕上材1
5の所定位置に断熱材1の基部1Aの底面3を接着支持
して壁材16を形成する。
【0015】このように形成された壁材16を建築物の
柱及び間柱間に取付ける取付作業は、図5及び図6に説
明断面図を示すように、柱17、間柱18、天井或いは
梁19に設けられた上部ランナ20及び床21に設けら
れた下部ランナ22に囲まれた部材間に断熱材1の頂面
2を挿入して柱17及び間柱18の各角部17a、18
aに断熱材1の両側面4、4を、上部ランナ20の角部
20aに上端面5を、下部ランナ22の角部22aに下
端面6を各々当接させて、柱17、間柱18、上部ラン
ナ20及び下部ランナ22と、壁材16との相対位置決
めを行う。
【0016】次に相対位置決めされた壁材16の仕上材
15全面を矢印f方向に押し、仕上材15を介して断熱
材1を破線1′で示すように柱17、間柱18、上部ラ
ンナ20、下部ランナ22間に押し込むことにより、図
7及び図8に断面図を示すように、仕上材15の周縁1
5aを柱17、間柱18、上部ランナ20、下部ランナ
22に当接せしめて、柱17、間柱18、上部ランナ2
0及び下部ランナ22上に仕上材15を張設し、その当
接した仕上材15の周縁15aと柱17、間柱18、上
部ランナ20及び下部ランナ22とを必要に応じてビス
止め等適宜手段により固着する。
【0017】従って、壁板16の取付け施工に際して、
断熱材1と仕上材15とが予め接着等により一体化され
ていることから、単に仕上材15を介して断熱材1を柱
17、間柱18、上部ランナ20、下部ランナ22間に
押込むことにより所定位置に仕上材15が位置決め固定
され、作業用の簡素化が得られる。また断熱材1が仕上
材15によって補強され、断熱材1全体を湾曲する必要
がないことから断熱材1の破損が回避される。
【0018】更に取付け施工された断熱材1の側部当接
部1B、1Bが、柱18、間柱19によって矢印g方向
の押圧力を受け、側部溝7、7に沿って弾性的に傾倒変
形し、その反力によって側部当接部1B、1Bの側面
4、4が弾性的に柱18及び間柱19に圧接して柱1
8、間柱19がねじれ等で変形している場合でも断熱材
1と柱18、間柱19との気密性が確保できる。
【0019】同様に、断熱材1の上部当接部1C、下部
当接部1Dが各々上部ランナ20及び下部ランナ22に
よる矢印h、i方向の押圧力によって上部溝8、下部溝
9に沿って弾性的に傾倒変形し、その反力によって上部
当接部1Cの上端面5及び下部当接部1Dの下端面6が
各々上部ランナ20及び下部ランナ22に圧接して上部
ランナ20、下部ランナ22にねじれ等の変形がある場
合でも断熱材1と上部ランナ20及び下部ランナ22と
の気密性が確保でき、その結果断熱材1の外周を形成す
る両側面4、4、上端面5及び下端面6と、断熱材1を
取囲む柱17、間柱18、上部ランナ20及び下部ラン
ナ22とが各々隙間なく圧接して気密性が維持され、断
熱材1の底面3と仕上材15との間が接着して隙間が生
じるおそれがないことと相俟って断熱効果が大幅に向上
する。
【0020】また、取付状態において、隅部溝10、1
0‥‥を隔てて対向する両側部当接部1B、1Bと上部
当接部1C、両側部当接部1B、1Bと下部当接部1D
の各端部が、各当接部1B、1B、1C、1Dの傾倒に
よって互いに当接し、過度の傾倒を阻止することにより
両側面4、4、上端面5、下端面6の柱18、間柱1
9、上部ランナ20、下部ランナ22への圧接力が長期
に亘って維持され、気密性が維持されて長期間に亘る断
熱効果の確保が得られる。
【0021】なお、図9に平面図を示すように、断熱材
1を複数、例えば3つの断熱材片1a、1b、1cに分
割して別個に製造し、蟻継ぎ、合じゃくり、或いは接着
等により接合23して断熱材1を形成することにより断
熱材1の製造を容易にすることも可能であり、また図1
0に断面を示すように、柱17及び複数、例えば2本の
間柱18、18間に亘る幅の広い仕上材15に柱17と
間柱18及び間柱18と間柱18との各々の間に嵌合す
るよう予め複数の断熱材1、1を接着支持して壁材16
を構成することにより施工の合理化を図ることも可能で
あり、また、予め仕上材及び仕上材に接着される断熱材
の寸法を規格化することにより、所定の柱、間柱等の部
材間の取付位置に所定の壁材を位置決め組付けることが
可能であり、取付作業の大幅な効率向上が得られ、かつ
柱、間柱等の部材に圧接する断熱材の当接部が溝を介し
て弾性的に傾倒可能であることから、壁材の取付後でも
柱、間柱等の部材の垂直の修正、所謂“たち”を見るこ
とが可能である。
【0022】以上説明では、内装材として壁材の場合を
例に記載したが、壁材に限らず例えば床構造において、
仕上材に上記実施例同様予め断熱材を接着して床材を形
成し、断熱材を根太間に挿入することにより床材として
適用することも可能であり、また天井材を仕上材に上記
実施例同様予め断熱材を接着することにより形成し、天
井構造の垂木間に断熱材を挿入して用いる等、その他の
断熱効果を得ようとする建築物の対向する部材間に広く
本発明は適用し得るものであり、構造が簡単なことと相
俟って実用的効果大なるものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した本発明の建築物用内装材及
び内装材用断熱材によれば、断熱材と仕上材とが予め接
着等により一体化されることから単に仕上材を介して断
熱材を対向する部材間に押込むことにより所定位置に装
着され、取付作業の簡素化が得られ、これは予め各寸法
を規格化することにより更に取付率の向上が得られる。
更に断熱材が仕上材によって補強され、かつ断熱材を湾
曲変形せしめる必要がないことから、断熱材の破損が回
避される。また取付施工された断熱材の両側部当接部、
上部当接部及び下部当接部が対向する部材に弾性的に圧
接することから断熱材と、断熱材を取囲む部材間の気密
性が確保され、確実な断熱効果が得られる等本発明の効
果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築物用内装材及び内装材用断熱材の
一実施例を内装材が壁材である場合を例として説明する
ための断熱材の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】壁材の要部断面斜視図である。
【図5】壁材の取付作業を説明する断面図である。
【図6】壁材の取付作業を説明する断面図である。
【図7】壁材を形成する断熱材の他の実施例を説明する
平面図である。
【図8】壁材の他の実施例を説明する断面図である。
【図9】壁材の取付状態を説明する断面図である。
【図10】同じく壁材の取付状態を説明する断面図であ
る。
【図11】従来の断熱材の斜視図である。
【図12】従来の断熱材の取付作業を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1 断熱材 1A 基部 1B 側部当接部 1C 上部当接部 1D 下部当接部 2 頂面 3 底面 4 側面 5 上端面 6 下端面 7 側部溝 8 上部溝 9 下部溝 10 隅部溝 15 仕上材 16 壁材 17 柱 18 間柱 20 上部ランナ 22 下部ランナ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】従来の建築物に使用される断熱材、例えば
仕切壁の柱と間柱との間のような相対向する部材間に挿
入される断熱材は、実公昭61−46096号公報、実
平2−13617号公報に開示され、かつ図11に示
すように硬質発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン等の
発泡合成樹脂製の板状成形部材30に、その両面全面、
或いは両端付近の所定範囲に多数の切込み溝30aを設
け、矢印a方向に一定寸法自在に圧縮変形可能にしたも
のである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する部材間に挿入される矩形平板
    状の発泡合成樹脂製断熱材と、この断熱材を接着支持
    し、かつ前記部材間を覆って張設される仕上材とによっ
    て構成され、上記断熱材が、底面が前記仕上材に接着さ
    れる矩形状の基部と、両側面に沿って底面から頂面方向
    に頂面との間に間隔を残して形成された側部溝を介して
    基部と一体的に連結して上記部材に圧接する当接部とを
    有することを特徴とする建築物用内装材。
  2. 【請求項2】 相対向する一対の第1部材及び両第1部
    材間を連結して相対向する一対の第2部材によって囲ま
    れた部材間に挿入される矩形平板状の発泡合成樹脂製断
    熱材と、この断熱材を接着支持し、かつ前記両第1部材
    間及び両第2部材間を覆って両第1部材及び両第2部材
    上に張設される仕上材とによって構成され、上記断熱材
    が、底面が前記仕上材に接着される矩形状の基部と、両
    側面に沿って底面から頂面方向に頂面との間に間隔を残
    して形成された側部溝を介して基部と一体的に連結して
    第1部材に圧接する側部当接部と、上端面に沿って底面
    から頂面方向に頂面との間に間隔を残して形成された上
    部溝を介して基部と一体的に連結して一方の第2部材に
    圧接する上部当接部と、下端面に沿って底面から頂面方
    向に頂面との間に間隔を残して形成された下部溝を介し
    て基部と一体的に連結して他方の第2部材に圧接する下
    部当接部とを有することを特徴とする建築物用内装材。
  3. 【請求項3】 側部当接部と上部当接部との各々の端部
    が側部溝と上部溝とのなす外角の半分の角度をもって側
    部溝と上部溝とが交わる部位から外方へ切欠かれた隅部
    溝を介して対向し、かつ側部当接部と下部当接部との各
    々の端部が側部溝と下部溝とのなす外角の半分の角度を
    もって側部溝と下部溝とが交わる部位から外方へ切欠か
    れた隅部溝を介して対向する請求項2に記載の建築物用
    内装材。
  4. 【請求項4】 側部当接部、上部当接部、下部当接部の
    各先端と仕上材とが間隙を介して対向する請求項2また
    は3に記載の建築物用内装材。
  5. 【請求項5】 断熱材の両側面、上端面及び下端面が各
    々頂面側から底面側へ移向するに従って外方へ変位する
    ように傾斜する請求項2〜4のいずれか1つに記載の建
    築物用内装材。
  6. 【請求項6】 相対向する部材間に挿入される矩形平板
    状の発泡合成樹脂製断熱材において、前記部材間を覆っ
    て部材上に張設される仕上材に底面が接着支持される矩
    形の基部と、両側面に沿って底面から頂面方向に頂面と
    の間に間隔を残して形成された側部溝を介して基部と一
    体的に連結して上記部材に圧接する当接部とを有するこ
    とを特徴とする内装材用断熱材。
  7. 【請求項7】 相対向する一対の第1部材及び両第1部
    材間を連結して相対向する部材間に挿入される矩形平板
    状の発泡合成樹脂製断熱材において、前記両第1部材間
    及び両第2部材間を覆って両第1部材及び両第2部材上
    に張設される仕上材に底面が接着支持される矩形状の基
    部と、両側面に沿って底面から頂面方向に頂面との間に
    間隔を残して形成された側部溝を介して基部と一体的に
    連結して第1部材に圧接する側部当接部と、上端面に沿
    って底面から頂面方向に頂面との間に間隔を残して形成
    された上部溝を介して基部と一体的に連結して第1部材
    に圧接する上部当接部と、下端面に沿って底面から頂面
    方向に頂面との間に間隔を残して形成された下部溝を介
    して基部と一体的に連結して第1部材に圧接する下部当
    接部とを有することを特徴とする内装材用断熱材。
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