JPH0817642A - 表面実装コイル - Google Patents
表面実装コイルInfo
- Publication number
- JPH0817642A JPH0817642A JP6172058A JP17205894A JPH0817642A JP H0817642 A JPH0817642 A JP H0817642A JP 6172058 A JP6172058 A JP 6172058A JP 17205894 A JP17205894 A JP 17205894A JP H0817642 A JPH0817642 A JP H0817642A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- coil
- terminal
- case
- trench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード線の垂れ下がりが小さい、信頼性の高
い表面実装コイルを提供することにある。 【構成】 ケース６は収納部４と４個の端子３を有して
いる。前記ケース６の底面の開口面の角と端子３の間に
設けた溝８に、鈎形部９を設ける。
い表面実装コイルを提供することにある。 【構成】 ケース６は収納部４と４個の端子３を有して
いる。前記ケース６の底面の開口面の角と端子３の間に
設けた溝８に、鈎形部９を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の電源機器、映像
機器、音響機器、産業機器、電話関連機器などに使用さ
れる表面実装コイルに関する。
機器、音響機器、産業機器、電話関連機器などに使用さ
れる表面実装コイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の表面実装コイルは、電子機器の信
号系回路に使用され、例えば、一例として、雑音防止用
のトロイダル型コイル等がある。図３は、従来の表面実
装コイルの外観斜視図を示している。図４は、従来の表
面実装コイルの底面から見た構造を示す斜視図である。
号系回路に使用され、例えば、一例として、雑音防止用
のトロイダル型コイル等がある。図３は、従来の表面実
装コイルの外観斜視図を示している。図４は、従来の表
面実装コイルの底面から見た構造を示す斜視図である。
【０００３】図３において、ケース１内にトロイダルコ
イルを収納し、トロイダルコイルのリード線７は、ケー
ス１内から溝５を通して引き出され、端子３に絡げられ
ている。トロイダル型コイルから引き出されたリード線
７は、端子３に絡げられている。
イルを収納し、トロイダルコイルのリード線７は、ケー
ス１内から溝５を通して引き出され、端子３に絡げられ
ている。トロイダル型コイルから引き出されたリード線
７は、端子３に絡げられている。
【０００４】図４において、ケース１は底面が開口した
箱型であり、かつ収納部４を形成しており、前記収納部
４の内壁円周面の外側壁に２個ずつの端子３を対向させ
て設けている。また、開口面には端子３と開口面の角と
の間に収納部４と外部をつなぐ断面が方形の溝５を設け
てある。収納部４には、トロイダル型コイル２がリード
線（図示しない）を４本出して納まっている状態を示し
ている。
箱型であり、かつ収納部４を形成しており、前記収納部
４の内壁円周面の外側壁に２個ずつの端子３を対向させ
て設けている。また、開口面には端子３と開口面の角と
の間に収納部４と外部をつなぐ断面が方形の溝５を設け
てある。収納部４には、トロイダル型コイル２がリード
線（図示しない）を４本出して納まっている状態を示し
ている。
【０００５】従来は、コイルの組み立ては収納部４にト
ロイダル型コイル２を収納し、そのリード線を溝５に通
して端子３の根本に絡げ、半田付けにより行われてい
た。
ロイダル型コイル２を収納し、そのリード線を溝５に通
して端子３の根本に絡げ、半田付けにより行われてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような表面実装コ
イルは、リード線の溝５からの引出しの強弱、また端子
３へのリード線絡げの強弱によって、リード線のたるみ
が生じる。図３のように、開口面を下にした状態では、
ケース１の溝５内でリード線の垂れ下がりが生じ、基板
の配線導体と接触し、回路の短絡等の問題があった。
イルは、リード線の溝５からの引出しの強弱、また端子
３へのリード線絡げの強弱によって、リード線のたるみ
が生じる。図３のように、開口面を下にした状態では、
ケース１の溝５内でリード線の垂れ下がりが生じ、基板
の配線導体と接触し、回路の短絡等の問題があった。
【０００７】本発明の目的は、上記の問題を解決し、リ
ード線の垂れ下がりを小さくし、信頼性の高い表面実装
コイルを提供することにある。
ード線の垂れ下がりを小さくし、信頼性の高い表面実装
コイルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、底面を開口
し、該底面の対向側面に各々少なくとも１対以上の端子
を形成し、開口端面に該端子に近接してコイルの巻線の
引出し溝を設けた容器に、前記コイルを収納し、該コイ
ルのリード線を前記引出し溝に通して、端子の根元にか
らげて接続してなる表面実装コイルにおいて、前記引出
し溝が溝底を端子に向かって掘削した断面鈎形形状であ
ることを特徴とする表面実装コイルである。
し、該底面の対向側面に各々少なくとも１対以上の端子
を形成し、開口端面に該端子に近接してコイルの巻線の
引出し溝を設けた容器に、前記コイルを収納し、該コイ
ルのリード線を前記引出し溝に通して、端子の根元にか
らげて接続してなる表面実装コイルにおいて、前記引出
し溝が溝底を端子に向かって掘削した断面鈎形形状であ
ることを特徴とする表面実装コイルである。
【０００９】
【作用】本発明は、断面鈎型の溝をケースの開口底面に
設けることにより、リード線の垂れ下がりを防ぎ、配線
基板の回路との短絡を防ぎ、表面実装コイルの信頼性の
向上がはかれる。
設けることにより、リード線の垂れ下がりを防ぎ、配線
基板の回路との短絡を防ぎ、表面実装コイルの信頼性の
向上がはかれる。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。図１は、本発明の表面実装コイルの外観斜視
図、図２は表面実装コイルの構造を示す斜視図である。
説明する。図１は、本発明の表面実装コイルの外観斜視
図、図２は表面実装コイルの構造を示す斜視図である。
【００１１】図１において、ケース６には端子３及び溝
８を設けている。ケース６に収納されているトロイダル
コイルのリード線は、溝８の鈎型部９を通って引き出さ
れ、端子３の根本に絡げられる。
８を設けている。ケース６に収納されているトロイダル
コイルのリード線は、溝８の鈎型部９を通って引き出さ
れ、端子３の根本に絡げられる。
【００１２】図２において、ケース６は収納部４を有し
ている。前記ケース６の底面の開口面の角と端子３の間
に設けた溝８の断面が、鈎形状となっている。溝８は、
開口底面を上方にした状態で見れば、溝底を端子３に向
かって掘削した形を示している。トロイダル型コイル２
の巻線は、バイファイラ巻に巻かれており、２本ずつの
リード線７が４本出ており、収納部４へ収められる状態
を示している。
ている。前記ケース６の底面の開口面の角と端子３の間
に設けた溝８の断面が、鈎形状となっている。溝８は、
開口底面を上方にした状態で見れば、溝底を端子３に向
かって掘削した形を示している。トロイダル型コイル２
の巻線は、バイファイラ巻に巻かれており、２本ずつの
リード線７が４本出ており、収納部４へ収められる状態
を示している。
【００１３】収納部４にトロイダル型コイル２を収納
し、前記コイル２のリード線７は端子３に近付けて溝８
を通し、ケース６の外側に引き出すと、溝８の鈎型部９
を必ず通る。従って、リード線７の引出し方が弱く、ま
た端子３への絡げが弱くても、リード線７は鈎型部９上
に載る状態に保たれ、ケース６内のリード線７の垂れ下
がりは小さくなる。
し、前記コイル２のリード線７は端子３に近付けて溝８
を通し、ケース６の外側に引き出すと、溝８の鈎型部９
を必ず通る。従って、リード線７の引出し方が弱く、ま
た端子３への絡げが弱くても、リード線７は鈎型部９上
に載る状態に保たれ、ケース６内のリード線７の垂れ下
がりは小さくなる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケース内でのコイルのリード線の垂れ下がりが小さく、
表面実装した時に、リード線と基板の配線導体が接触す
ることなく、信頼性の高い表面実装コイルを提供でき
る。
ケース内でのコイルのリード線の垂れ下がりが小さく、
表面実装した時に、リード線と基板の配線導体が接触す
ることなく、信頼性の高い表面実装コイルを提供でき
る。
【図１】本発明の表面実装コイルの外観斜視図。
【図２】本発明の表面実装コイルの底面から見た構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図３】従来の表面実装コイルの外観斜視図。
【図４】従来の表面実装コイルの底面から見た構造を示
す斜視図。
す斜視図。
１，６ ケース ２ （トロイダル型）コイル ３ 端子 ４ 収納部 ５，８ 溝 ７ リード線 ９ 鈎型部
Claims (1)
- 【請求項１】 底面を開口し、該底面の対向側面に各々
少なくとも１対以上の端子を形成し、開口端面に該端子
に近接してコイルの巻線の引出し溝を設けた容器に、前
記コイルを収納し、該コイルのリード線を前記引出し溝
に通して、端子の根元にからげて接続してなる表面実装
コイルにおいて、前記引出し溝が溝底を端子に向かって
掘削した断面鈎形形状であることを特徴とする表面実装
コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17205894A JP3432290B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 表面実装コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17205894A JP3432290B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 表面実装コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817642A true JPH0817642A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3432290B2 JP3432290B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=15934761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17205894A Expired - Fee Related JP3432290B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 表面実装コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3432290B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008508732A (ja) * | 2004-08-04 | 2008-03-21 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 電気的コンポーネント用のホルダ |
| JP2018137291A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本電気株式会社 | 部材及び取付け方法 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP17205894A patent/JP3432290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008508732A (ja) * | 2004-08-04 | 2008-03-21 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 電気的コンポーネント用のホルダ |
| US7898822B2 (en) | 2004-08-04 | 2011-03-01 | Epcos Ag | Holder for electric components |
| JP4751390B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2011-08-17 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 電気的コンポーネント用のホルダ |
| JP2018137291A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本電気株式会社 | 部材及び取付け方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3432290B2 (ja) | 2003-08-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |