JP2018137291A - 部材及び取付け方法 - Google Patents

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Chitoshi Aramaki
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Abstract

【課題】電気部品が備える線材の被取付け部への取付けを容易にし、不具合の発生を抑え得る部材等の提供。【解決手段】部材は、本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定し得る固定部と、前記本体部が前記固定部に固定された状態において、前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し得る、第一の保持部と、前記状態において、前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し得る、第二の保持部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は線材の取付けに関する。
トランスを電子機器に設置する際に、実装用端子を設置したケースにトランスを設置し、トランスが備える線材を実装用端子と電気的に接続された被取付け部に取り付ける作業が行われる場合がある。
ここで、特許文献1は、内面に一対の板状の絶縁壁を備え、上記絶縁壁の上端部に傾斜部を構成するとともに、上記絶縁壁に複数本の凸状リブを設けた保護ケースに上記インダクタ部を収納してなるトランスを開示する。
実開平1−110410号公報
しかしながら、特にトランスが小型である場合等においては、トランス取付け作業の作業効率が低下し、又は、トランスの取付け後において不具合が多発する場合がある。その不具合は、例えば、取付け時における線材のたわみ不足のために線材の熱収縮のため発生する断線や、取付け不良が生じた線材が他の端子と接触することにより発生するショート等である。
上記不具合の発生は、トランスに限らず、線材を備える部品に共通の課題である。
本発明は、部品が備える線材の被取付け部への取付けを容易にし、不具合の発生を抑え得る部材等の提供を目的とする。
本発明の部材は、固定部と、第一の保持部と、第二の保持部とを備える。前記固定部は、本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定し得る。前記第一の保持部は、前記本体部が前記固定部に固定された状態において、前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し得る。前記第二の保持部は、前記状態において、前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し得る。
本発明の部材等は、部品が備える線材の被取付け部への取付けを容易にし、不具合の発生を抑え得る。
本実施形態の部材の構成例を表す概念図である。 本実施形態のスリット又はスリットに相当する部分のバリエーションを表す図である。 トランスの構成例を表す概念図である。 トランスを本実施形態の部材に設置した設置状態例(その1)を表す概念図である。 トランスを本実施形態の部材に設置した設置状態例(その2)を表す概念図である。 ケースの構成例を表す概念図(その1)である。 ケースの構成例を表す概念図(その2)である。 ケースの構成例を表す概念図(その3)である。 トランスと本実施形態の部材との組合せをケースに設置した設置状態(その1)を表す図である。 トランスと本実施形態の部材との組合せをケースに設置した設置状態(その2)を表す図である。 線材の被取付け部への取付けが行われた後の設置状態を表す図である。 線材の端部切断後の設置状態を表す図である。 複数のトランスを接着した本実施形態の部材をケースに収容した状態を表す概念図である。 本発明の部材の最小限の構成を表すブロック図である。
[構成と動作]
図1は、本実施形態の部材の例である部材101の構成を表す概念図である。図1(a)は、部材101における溝106が設けられた側を見た場合を想定した図である。また、図1(b)は、部材101の図1(a)に表す矢印199bの向きを見た場合を想定した図である。また、図1(c)は、部材101の図1(a)に表す矢印199aの向きを見た場合を想定した図である。
部材101は、図3を参照して後述するトランス121を設置(一次設置)した部材101を、図6乃至8を参照して後述するケース156に設置(二次設置)することにより、トランス121をケース156に設置するために用いられるものである。
部材101には、溝106と、スリット111a及び111bとを備える。
溝106は、図1(b)に表す見方において、部材101の上面に形成されている。なお、以下の説明における上下左右は、特別な説明がない限り、説明対象の図面についての上下左右を表すこととする。
スリット111a及び111bは、図1(b)に表す見方において、部材101の上面から下面にかけて形成されている。
スリット111aは、図1(a)に表す見方において、端部161aから遠い部分に、端部161aに近い部分(以下、「狭部」という)より広がっている部分(以下、「広部」という)を備える。当該広部は、後述のように、線材を当該狭部から当該広部に挿入した場合に、当該線材を保持する。そして、当該広部は、当該保持により、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に設置し得る。
スリット111bは、図1(a)に表す見方において、端部161bから遠い部分に端部161bに近い部分より広がっている広部が設けられている。当該広部は、後述のように、線材を当該狭部から当該広部に挿入した場合に、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を、所定の位置近傍に設置し得る。
図2は、部材101における、図1に表すスリット111a又はスリット111aに相当する部分のバリエーションを表す図である。図2は、部材101の図1(a)と同様な向きを見た場合を想定した図である。
図2(a)に表すスリット111aaは、図1に表すスリット111aである。スリット111aaは、狭部112aaと略円形の広部113aaとを備える。広部113aaは、線材を狭部112aaから広部113aaに挿入した場合に、当該線材を保持する。さらに、広部113aに挿入された線材は、図5を参照して後述するトランスのように部材101に固定されている場合は、図1(b)、(c)における上下方向にも自由には動かない。そのため、部材101は、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に維持し得る。
図2(b)に表すスリット111abは、狭部112aaと、略正方形の広部113abとを備える。広部113abは、線材を狭部112aaから広部113abに挿入した場合に、当該線材を保持する。さらに、広部113aに挿入された線材は、図5を参照して後述するトランスのように部材101に固定されている場合は、図1(b)、(c)における上下方向にも自由には動かない。そのため、部材101は、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に維持し得る。
図2(c)に表すスリット111acは、狭部112aaと、ショベル形状の広部113acとを備える。広部113acは、線材を狭部112aaから広部113acに挿入した場合に、当該線材を保持する。さらに、広部113aに挿入された線材は、図5を参照して後述するトランスのように部材101に固定されている場合は、図1(b)、(c)における上下方向にも自由には動かない。そのため、部材101は、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に維持し得る。
図2(d)に表すスリット111adは、狭部と広部との区別がない。スリット111adは、例えば、スリット111adのスリット間隔を設定することにより、挿入した線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に設置することができる。それは、例えば、当該間隔を、線材の直径と同程度の値に設定した場合である。
図2(c)に表すスリット111aeは、狭部112aeと、円形の広部113acとを備える。狭部112aeは、線材を通すとき以外はほとんど隙間がない。狭部112aeは、外部から広部113aaに向けて線材を通す際には、部材101の持つ弾性により、上下に広がる。そして、狭部112aeは、線材が広部に挿入されると、ほとんど隙間がなくなる。 図2(f)に表す穴114は、端部161a側に開放されていない。そのため、穴114に線材を挿入するためには、線材の端から穴114に挿入する必要がある。穴114は、線材を穴114に挿入した場合に、当該線材を保持することにより、当該線材における後述の被取付け部に巻き付けることが想定された取付け部の位置を所定の位置近傍に設置し得る。
なお、図1に表すスリット111b又はスリット111bに相当する部分についても、図2に表す、スリット111a又はスリット111bに相当する部分のバリエーションと同様のバリエーションが想定され得る。
図3は、前述のトランス121の構成例を表す概念図である。図3(a)はトランス121の側面図である。また、図3(b)は、トランス121の図3(a)に表す矢印199dの向きを見た場合を想定した図である。また、図3(c)は、トランス121の図3(a)に表す矢印199cの向きを見た場合を想定した図である。
トランス121は、本体131と、線材126aa、126abと、線材126ba、bbとを備える。本体131は、図示しない磁心と磁心に巻かれた一対の線材(以下、「本体線材」という)とを備える。当該磁心は、例えばフェライト等の、磁性材料により構成されている。
線材126aaは、一方の本体線材の一方の端に電気的に接続されている。また、線材126baは、当該一方の本体線材の他方の端に電気的に接続されている。線材126aa、126ba及び当該一方の本体線材のうちの当該一方の本体線材を含む二つ以上は、一体化した、一つの線材であっても構わない。図4は、線材126aa、126ba及び当該一方の本体線材が一体化した場合を表す。
線材126abは、他方の本体線材の一方の端に電気的に接続されている。また、線材126bbは、当該他方の本体線材の他方の端に電気的に接続されている。線材126ab、126bb及び当該他方の本体線材のうちの当該他方の本体線材を含む二つ以上は、一体化した、一つの線材であっても構わない。図4は、線材126ab、126bb及び当該他方の本体線材が一体化した場合を表す。
線材126aa、126ab、126ba、126bb及び本体線材は、銅線等の導線の表面に絶縁体が形成されたものである。ただし、線材126aa、126ab、126ba及び126bbの各々の端部の近傍には絶縁体が形成されていない。線材126aa、126ab、126ba及び126bbの各々は、ある程度自在に曲げることが可能なものである。
図3に表されるトランス121は、前述のように、図1に表す部材101に設置された後、部材101ごと、図6乃至8に表すケースに設置される。次に、トランス121を部材101に設置した設置状態について説明する。
図4は、図3に表すトランス121を図1に表す部材101に設置した設置状態例(その1)を表す概念図である。図4に表す部材101は、図1(b)に表す向きの部材101である。また、図4に表すトランス121は、図3(a)に表す向きのトランス121である。
トランス121は、図4に表すように、本体131の下方の部分が、部材101の溝106に収まるように、部材101に設置される。トランス121の最下部の近傍と、溝106の最下部の近傍とは、接着剤181により接着されている。トランス121は、溝106に収まることにより、部材101への確実な固定が容易になる。
図5は、図3に表すトランス121を図1に表す部材101に設置した設置状態例(その2)を表す概念図である。図5に表す部材101の見方は、図1(b)に表す部材101の見方と同じである。また、図5に表すトランス121の見方は、図3(a)に表すトランス121の見方と同じである。
図5において、線材126aa及び126abは広部113aaに挿入されている。当該挿入は、例えば、線材126aa及び126abの各々の、狭部112aaを経由しての、広部113aaへの挿入である。当該挿入により、線材126aaの端部136aa及び線材126abの端部136abの位置は、広部113aaの最下部の下方に保たれる。
また、線材126ba及び126bbは広部113baに挿入されている。当該挿入は、例えば、線材126ba及び126bbの各々の、狭部112baを経由しての、広部113baへの挿入である。当該挿入により、線材126baの端部136ba及び線材126bbの端部136bbの位置は、広部113baの最下部の下方に保たれる。
図6乃至図8は、前述のケース156の構成例を表す概念図である。図6は、ケース156の側面図である。図7は、ケース156の、図6に表す矢印199eの向きを見た場合を想定した図である。また、図8は、ケース156の、図6に表す矢印199fの向きを見た場合を想定した図である。
ケース156は、図5に表す、トランス121を設置した部材101を設置するためのものである。ケース156への部材101の設置の様子については、図9乃至図12を参照して後述する。
ケース156は、本体部171と、端子134a及び134bとを備える。
本体部171は、側部166a乃至166dと、底部167とを備える。本体部171は箱状である。
端子134aは、本体部171の側部166aに設置されている。端子134aは、実装部146aと、導体176aと、被取付け部151aとを備える。
実装部146aは、所定の強度を持ち、実装相手との接続が想定された部分である。
被取付け部151aは、所定の強度を持ち、図5に表す線材126aaを取り付けることが想定された部分である。
実装部146aと被取付け部151aとは、導体176aに電気的に接続されるとともに、導体176aに固定されている。導体176aは側部166aに固定されている。これにより、端子134aは、側部166aに固定されている。
実装部146a、被取付け部151a及び導体176aのうちの導体176aを含む二つ以上は、一体的なものであっても構わない。
端子134bは、本体部171の側部166cに設置されている。端子134bは、実装部146bと、導体176bと、被取付け部151bとを備える。
実装部146bは、所定の強度を持ち、実装相手との接続が想定された部分である。
被取付け部151bは、所定の強度を持ち、図5に表す線材126baを取り付けることが想定された部分である。
実装部146bと被取付け部151bとは、導体176bに電気的に接続されるとともに、導体176bに固定されている。導体は側部166cに固定されている。これにより、端子134aは、側部166cに固定されている。
実装部146b、被取付け部151b及び導体176bのうちの導体176bを含む二つ以上は、一体的なものであっても構わない。
図9及び図10は、図5に表すトランス121と部材101との組合せを、図6乃至図8に表すケース156に設置した設置状態(その1)を表す図である。図9は、図5及び図6に表す向きを表す図である。また、図10は、図9に表す矢印199eの向きを見た場合を想定した図である。
なお、図9においては、図10に表す端子135a、135b及び線材126ab、126bbは、図示を省略してある。
図9に表すように、図5に表すトランス121と部材101との組合せは、図6に表す本体部171の内部に収容されている。そして、トランス121の最下部の近傍は、底部167の上面に接触している。また、部材101の左面は側部166aの右面に、部材101の右面は側部166cの左面に、それぞれ、ほぼ接触し、保持されている。
また、図9及び図10に表すように、線材126aaにおける被取付け部151aに巻き付けることが想定された取付け部は、端子134aの被取付け部151aの近傍に位置している。また、線材126baにおける被取付け部151bに巻き付けることが想定された取付け部は、端子134bの被取付け部151bの近傍に位置している。
図9及び図10において、トランス121の最下部の近傍は、底部167の上面に、接着剤等により固定されていても構わない。また、部材101の左面は側部166aの右面に接着剤等により固定されていても構わない。また、部材101の右面は側部166cの左面に接着剤等により固定されていても構わない。
図9及び図10に表す状態で、線材126aaの被取付け部151aへの取付け、及び線材126baの被取付け部151bへの取付けが行われる。
線材126abの図7に表す被取付け部152aへの取付け、及び、線材126bbの図7及び図8に表す被取付け部152bへの取付けも上記と同様に行われる。
図11は、線材126aaの被取付け部151aへの取付け、及び線材126baの被取付け部151bへの取付けが行われた後の設置状態を表す図である。
線材126aの端部136aより下方の部分である取付け部は、被取付け部151aに巻き付けられている。線材126bの端部136bより下方の部分である取付け部は、被取付け部151bに巻き付けられている。
図9及び図10に表す状態で当該巻付けを行う際に、線材126aaにおける被取付け部151aに巻き付けることが想定された取付け部は被取付け部151aの近傍に位置している。また、当該巻付けを行う際に、線材126baにおける後述の被取付け部151bに巻き付けることが想定された取付け部は被取付け部151bの近傍に位置している。
そして、トランス121の最下部の近傍は底部167の上面により保持されている。また、部材101の左面は側部168aの右面により保持されている。また、部材101の右面は側部168cの左面により保持されている。さらに、トランス121は部材101に接着されている。そのため、トランス121と部材101との組合せは、当該巻付けを行う際に、側部166aに固定された被取付け部151a及び側部166cに固定された被取付け部151bに対して、相対的に動きにくくなっている。さらに、線材126aaの被取付け部151aに巻きつける部分は、被取付け部151aの近傍に位置する。また、線材126baの被取付け部151bに巻きつける部分は、被取付け部151bの近傍に位置する。従い、図9及び図10に表す状態で、線材126aa及び126baの各々を被取付け部151a及び151bの各々に巻きつけるのは容易である。さらに、図9及び図10に表す状態では、線材126aa及び126baの各々を被取付け部151a及び151bの各々に確実に巻きつけることが可能である。
図11に表すトランス121と部材101とケース156との組合せにおいて、図12に表すように、線材126aaの端部136aa近傍及び線材126baの端部136ba近傍は、切断される。
図11又は図12に表す、線材126aaと被取付け部151a及び線材126baと被取付け部151bとは、半田等により接合されても構わない。また、図10に表す、線材126abと被取付け部152a及び線材126bbと被取付け部152bとは、半田等により接合されても構わない。
以上説明した例においては、互いに接着された一つのトランスと本実施形態の部材との組合せをケースに収容する場合について説明した。しかしながら、互いに接着されたトランスと本実施形態の部材との複数の組合せをケースに収容しても構わない。さらには、複数のトランスが接着された本実施形態の部材の少なくとも一部はケースに収容されていても構わない。
図13は、複数のトランスを接着した本実施形態の部材101bをケースに収容した状態を表す概念図である。図13は、図10に表す向きと同様の向きを見た場合を想定した、当該状態の上面図である。
部材101bは、図1に表す部材101と同様に、トランスを固定した状態でケース156bに格納され、トランスの線材の取付け部を、ケース156bに設置された、当該取付け部に対応する被取付け部の近傍に保持し得る。ただし、部材101bは、複数のトランスを固定し、トランスの各々の線材の取付け部を、当該取付け部に対応する被取付け部の近傍に保持し得る点が、図1に表す部材101と異なる。
部材101bの奥側には、図12に表すトランス121の場合と同様に、トランス121a乃至121dの4個のトランスが接着されている。
そして、各トランスの左側で上側の線材の端部の近傍は、ケース156bの側部166aに固定された端子134aa、134ac、134ae及び134agの各々の被取付け部(図6乃至図8に表す被取付け部151a参照)に巻き付けられている。
また、各トランスの左側で下側の線材の端部の近傍は、ケース156bの側部166aに固定された端子134ab、134ad、134af及び134ahの各々の被取付け部(図6乃至図8に表す被取付け部151a参照)に巻き付けられている。
また、各トランスの右側で上側の線材の端部の近傍は、ケース156bの側部166cに固定された端子134ba、134bc、134be及び134bgの各々の被取付け部(図6乃至図8に表す被取付け部151b参照)に巻き付けられている。
また、各トランスの右側で上側の線材の端部の近傍は、ケース156bの側部166cに固定された端子134bb、134bd、134bf及び134bhの各々の被取付け部(図6乃至図8に表す被取付け部151b参照)に巻き付けられている。
これらの巻付けは、各線材が各被取付け部に巻きつけられる前の状態(図9及び図10に表す状態に相当する状態)において、各線材の端部が各被取付け部の近傍に保持されることにより、容易かつ確実に行われ得る。また、部材101bの左側面がケース156bの側部166aの右側面により保持されていることも、当該巻付けの容易かつ確実な実行に寄与する。また、部材101bの右側面がケース156bの側部166cの左側面により保持されていることも、当該巻付けの容易かつ確実な実行に寄与する。また、各トランスの図13に向かって紙面の奥側の部分が、ケース156bの底部167により保持されていることも、当該巻付けの容易かつ確実な実行に寄与する。さらには、各トランスが部材101bに接着されていることも、当該巻付けの容易かつ確実な実行に寄与する。
[効果]
本実施形態の部材は、トランスの本体部を当該部材に固定してケースに設置した場合に、当該トランスの線材の一方の端部をケースに設置した一方の端子近傍に、当該線材の他方の端部を他方の端子近傍に、それぞれ、保持し得る。線材の端部が取付け対象の端子近傍に保持された場合には、線材の端子への巻付けが容易であり、また、線材の端子への巻付けの確実な実行を行い得る。そのため、本実施形態の部材はトランスが備える線材の被取付け部への取付けを容易にし、しかも、当該取付けの不具合の発生を抑え得る。
なお、以上説明した実施形態においては、線材は保持部に巻きつけられているが、線材が保持部に取り付けられる方法は任意である。当該取付けは、例えば、線材が被取付け部に巻きつけられることなく行われる半田付け等によるものであっても構わない。
また、本実施形態の部材は、トランスを保持できればよく、その保持の方法は接着に限定されない。
また、本実施形態の部材の形状は、トランスを保持でき、トランスを保持した状態でケースに装着でき、当該装着を行った状態で、トランスの各端部を各被取付け部の近傍に保持できるものであれば、任意である。また、ケースの本体の形状は、トランスを固定した本実施形態の部材を装着できる限り任意である。
さらに、本実施形態の部材が保持するものは、トランスに限定されない。本実施形態の部材が保持するものは、被取付け部に取り付けるべき線材を備えるものであれば任意である。
ただし、上述のトランスの場合は、一対の線材の組合せが二つの方向に引き出されている。そして、それぞれの線材の組合せにおいて線材が絡み合う等のトラブルが発生しやすい。そのため、上記効果は、トランスを用いた場合に特に顕著なものである。
図14は、本発明の部材の最小限の構成である部材101xの構成を表すブロック図である。
部材101xは、固定部101axと、第一の保持部101bxと、第二の保持部101cxとを備える。
固定部101axは、本体部と第一の線材と第二の線材を備える図示しない部品の前記本体部を固定し得る。
第一の保持部101bxは、前記本体部が前記固定部に固定された状態において、前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し得る。
第二の保持部101cxは、前記状態において、前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し得る。
部材101xは、前記本体部を当該部材に固定した状態で、前記第一の取付け部を前記第一の被取付け部の近傍に、前記第二の取付け部を前記第二の被取付け部の近傍に、それぞれ、保持しうる。線材の取付け部が取付け対象の端子近傍に保持された場合には、線材の取付け部の被取付け部への取付けが容易であり、また、線材の取付け部の被取付け部への確実な取付けを行い得る。そのため、部材101xは、第一の線材及び第二の線材の被取付け部への取付けを容易にし、また、取付け不良による不具合の発生を抑え得る。
そのため、部材101xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定し得る固定部と、
前記本体部が前記固定部に固定された状態において、前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し得る、第一の保持部と、
前記状態において、前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し得る、第二の保持部と、
を備える、部材。
(付記A2)
前記第一の線材と前記第二の線材とが電気的に接続されている、付記A1に記載された部材。
(付記A3)
前記第一の線材と前記第二の線材とが一体的なものである、付記A1又は付記A2に記載された部材。
(付記A4)
前記部品がトランスを備える、付記A1乃至付記A3のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A5)
前記部品がコイルを備える、付記A1乃至付記A4のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A6)
前記部品がトランスを備える、付記A1乃至付記A5のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A7)
前記固定部と、前記第一の保持部と、前記第二の保持部とが、一体化した構造である、付記A1乃至付記A6のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A8)
前記状態において、前記第一の被取付け部及び前記第二の被取付け部が設置されたケースに、少なくとも一部が収容されることにより、前記第一の保持部が前記第一の取付け部の位置を前記第一の被取付け部の近傍に保持し得、前記第二の保持部が前記第二の取付け部の位置を前記第一の被取付け部の近傍に保持し得る、付記A1乃至付記A7のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A9)
前記固定部に、前記本体部の少なくとも一部を収容し得る溝が設けられている、付記A1乃至付記A8のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A10)
前記第一の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第一のスリットが設けられている、付記A1乃至付記A9のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A11)
前記第一のスリットが、前記第一のスリットの開放された端部の近傍より前記第一のスリットの開放されていない端部の近傍のほうが前記第一のスリットの幅が広い、付記A10に記載された部材。
(付記A12)
前記第一の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第一の穴が設けられている、付記A1乃至付記A9のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A13)
前記第二の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第二のスリットが設けられている、付記A1乃至付記A12のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A14)
前記第二のスリットが、前記第二のスリットの開放された端部の近傍より前記第二のスリットの開放されていない端部の近傍のほうが前記第二のスリットの幅が広い、付記A13に記載された部材。
(付記A15)
前記第二の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第二の穴が設けられている、付記A1乃至付記A12のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記A16)
前記固定部が複数の前記部品の前記本体部を固定し得、前記複数の前記本体部が前記状態において、前記部品の各々に対応する前記第一の保持部が、前記各々の前記第一の取付け部の位置を、前記各々に対応する前記第一の被取付け部の近傍に保持し得、前記状態において、前記各々に対応する前記第二の保持部が、前記各々の前記第二の取付け部の位置を、前記各々に対応する前記第二の被取付け部の近傍に保持し得る、
付記A1乃至付記A15のうちのいずれか一に記載された部材。
(付記B1)
付記A8乃至付記A16のうちのいずれか一(付記A8を引用する部分に限る)に記載された部材と、前記ケースとを備える、構造。
(付記C1)
本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定した部材の少なくとも一部をケースに収容することにより、
前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し、
前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し、
前記第一の取付け部を前記第一の被取付け部に、前記第二の取付け部を前記第二の被取付け部に、取り付ける、取付け方法。
101、101x 部材
101ax 固定部
101bx 第一の保持部
101cx 第二の保持部
106 溝
111a、111aa、111ab、111ac、111ad、111ae、111b スリット
112aa、112ae、112ba 狭部
113aa、113ab、113ac、113ba 広部
114 穴
121、121a、121b、121c、121d トランス
126aa、126ab、126ba、126bb 線材
131 本体
134a、134aa、134ab、134ac、134ad、134ae、134af、134ag、134ah、134b、134ba、134bb、134bc、134bd、134be、134bf、134bg、134bh、135a、135b 端子
136aa、136ab、136ba、136bb 端部
146a、146b、147a、147b 実装部
151a、151b、152a、152b 被取付け部
156、156b ケース
161a、161b 端部
166a、166b、166c、166d 側部
167 底部
171 本体部
176a、176b、177a、177b 導体
181 接着剤
199a、199b、199c、199d、199e、199f 矢印

Claims (10)

  1. 本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定し得る固定部と、
    前記本体部が前記固定部に固定された状態において、前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し得る、第一の保持部と、
    前記状態において、前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し得る、第二の保持部と、
    を備える、部材。
  2. 前記第一の線材と前記第二の線材とが一体的なものである、請求項1に記載された部材。
  3. 前記固定部と、前記第一の保持部と、前記第二の保持部とが、一体化した構造である、請求項1又は請求項2に記載された部材。
  4. 前記状態において、前記第一の被取付け部及び前記第二の被取付け部が設置されたケースに、少なくとも一部が収容されることにより、前記第一の保持部が前記第一の取付け部の位置を前記第一の被取付け部の近傍に保持し得、前記第一の保持部が前記第一の取付け部の位置を前記第一の被取付け部の近傍に保持し得る、請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一に記載された部材。
  5. 前記固定部に、前記本体部の少なくとも一部を収容し得る溝が設けられている、請求項1乃至請求項4のうちのいずれか一に記載された部材。
  6. 前記第一の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第一のスリットが設けられている、請求項1乃至請求項5のうちのいずれか一に記載された部材。
  7. 前記第一のスリットが、前記第一のスリットの開放された端部の近傍より前記第一のスリットの開放されていない端部の近傍のほうが前記第一のスリットの幅が広い、請求項6に記載された部材。
  8. 前記第一の保持部に前記第一の線材を挿入し得る第一の穴が設けられている、請求項1乃至請求項7のうちのいずれか一に記載された部材。
  9. 前記固定部が複数の前記部品の前記本体部を固定し得、前記複数の前記本体部が前記状態において、前記部品の各々に対応する前記第一の保持部が、前記各々の前記第一の取付け部の位置を、前記各々に対応する前記第一の被取付け部の近傍に保持し得、前記状態において、前記各々に対応する前記第二の保持部が、前記各々の前記第二の取付け部の位置を、前記各々に対応する前記第二の被取付け部の近傍に保持し得る、
    請求項1乃至請求項8のうちのいずれか一に記載された部材。
  10. 本体部と第一の線材と第二の線材を備える部品の前記本体部を固定した部材の少なくとも一部をケースに収容することにより、
    前記第一の線材における第一の取付け部の位置を、前記第一の取付け部が取り付けられる第一の被取付け部の近傍に保持し、
    前記第二の線材における第二の取付け部の位置を、前記第二の取付け部が取り付けられる第二の被取付け部の近傍に保持し、
    前記第一の取付け部を前記第一の被取付け部に、前記第二の取付け部を前記第二の被取付け部に、取り付ける、取付け方法。
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