JPH08175610A - 自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防止装置 - Google Patents

自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防止装置

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Publication number
JPH08175610A
JPH08175610A JP6322090A JP32209094A JPH08175610A JP H08175610 A JPH08175610 A JP H08175610A JP 6322090 A JP6322090 A JP 6322090A JP 32209094 A JP32209094 A JP 32209094A JP H08175610 A JPH08175610 A JP H08175610A
Authority
JP
Japan
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load
shutter
stacker crane
fork
automatic warehouse
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Pending
Application number
JP6322090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Midorikawa
浩史 緑川
Ichiro Kato
一朗 加藤
Hitoshi Nakajima
仁志 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
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Publication of JPH08175610A publication Critical patent/JPH08175610A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷崩れを確実に防止する。 【構成】 荷台(3)の上部から懸垂した一対のシャッ
タ状荷押え(20)を、回転駆動装置(12)、タイミ
ングベルト(17)、アイドラホイール(14、16)
及び荷押え(20)の下端部の重錘ロッド(21)に設
けたタイミングベルトホイール(15)により巻き上
げ、巻き下げする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走台車に立設した一
対のマストに昇降自在に支持された荷台に動作方向が走
行方向に直交するフォークが設けられた自動倉庫スタッ
カクレーンの荷崩れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスタッカクレーンは図16に示す
ように、走行方向A・Bに走行自在な自走台車1に一対
のマスト2が立設され、それらマスト2、2に荷台3が
昇降自在に支持されている。この荷台3は、基部4及び
両側部5、5からなり、基部4には、動作方向C・Dが
走行方向A・Bに直交するフォーク6が設けられてい
る。なお、図中の符号7は制御盤である。
【0003】この従来のスタッカクレーン自体には、荷
崩れ防止などの機構を備えたものはなく、荷崩れ防止に
は、以下の方法がとられている。 (1) スタッカクレーンの走行速度を抑えて加減速を
滑らかにする(なお、これには、停止精度を向上する目
的もある。)。 (2) 荷崩れし易い荷自体に、バンドやラップなどを
付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の荷崩れし易い荷
に対してバンドなどの外装材をかけ自動倉庫内に入れる
方法では、最終搬送先で外装材を外すための人手による
作業が必要となる。場合によっては、入荷時に外装材を
付ける作業も必要となって手間がかかると共に、自動化
の妨げにもなってしまう。また、外した外装材の搬出方
法も考える必要があり、クリーンな環境においては、外
装材を外す際のごみの発生が問題となる。本発明は、荷
崩れを確実に防止する自動倉庫スタッカクレーンの荷崩
れ防止装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自走台
車に立設した一対のマストに昇降自在に支持された荷台
に動作方向が走行方向に直交するフォークが設けられた
自動倉庫スタッカクレーンにおいて、前記荷台の上部か
ら懸垂される一対のシャッタ状荷押えを設け、該シャッ
タ状荷押えの巻き下げ・巻き上げ手段を設けている。
【0006】更に本発明によれば、巻き下げ・巻き上げ
手段が、シャッタ状荷押えの下端部に固設された重錘ロ
ッドと、該ロッドの両端部に回転自在に支持されたホイ
ール体と、荷台上部に設けられた正逆転可能な回転駆動
装置と、該回転駆動装置と前記ホイール帯との間に巻回
された帯体とから構成され、前記回転駆動装置に、フォ
ークの動作に連動して荷を支持したフォークが荷台上に
戻った時点でシャッタ状荷押えを巻き下げて荷を固定す
るフォーク連動機構と、スタッカクレーンの動作に連動
し該クレーンの停止時にシャッタ状荷押えを巻き上げて
荷を開放するスタッカクレーン連動機構とが備えられて
いる。
【0007】
【作用】上記のように構成された自動倉庫スタッカクレ
ーンの荷崩れ防止装置において、回転駆動装置は空荷状
態時にシャッタ状荷押えを巻き上げておき、荷を積載し
たフォークが荷台に戻ると、荷押えを巻き下げて荷を押
える。そして、スタッカクレーンが搬送先に停止する
と、荷押えを巻き上げて荷を開放する。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。なお、これらの図において図16に対応する部分に
ついては、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0009】図1および図2において、荷台3の両側部
5、5を走行方向Aに連結する一対のビーム10が設け
られ、これらビーム10、10の中央部は、プレート1
1で連結されている。そのプレート11の中央部の上面
には、回転駆動装置12が配設され、中央部の下面に
は、一対のシャッタ状荷押え20の上縁部が固設されて
いる。
【0010】図3及び図4をも参照し、シャッタ状荷押
え20は、塩化ビニールなど比較的やわらかくて荷Wを
傷付けない材料で形成されている。その荷押え20の下
縁部には、重錘ロッド21が固設され、そのロッド21
の両端部には、ホイール体であるタイミングベルトホイ
ール15が回転自在に設けられている。
【0011】前記回転駆動装置12の両端部には、ドラ
イブホイール13が設けられている。ここで図5ないし
図7を参照して図面左側を例に説明すると、ビーム10
には、外側アイドラホイール14及び内側アイドラホイ
ール16が設けられ、一端がドライブホイール13に巻
回された帯体であるタイミングベルト17は、アイドラ
ホイール14を介してタイミングベルトホイール15で
反転され、アイドラホイール16を経て他端はドライブ
ホイール13下方のビーム10に止着されている。した
がって、ドライブホイール13を時計方向に回転(正
転)すると、ホイール15を介して重錘ロッド21が図
5から図7に示すように上方に移動され、シャッタ状荷
押え20が巻き上げられるようになっている。また、ド
ライブホイール13を反時計方向に回転(逆転)する
と、前述と逆の動作で、シャッタ状荷押え20が巻き下
げられるようになっている。また、図面右側について
は、ベルト17aがたすき掛けである点以外は、左側と
対称に構成されているので、符号に添字aを付して重複
説明を省略する。
【0012】なお、ホイール体及び帯体は、タイミング
ベルトホイール15及びタイミングベルト17に限られ
るものではなく、スプロケット及びチェーン、または、
プーリ及びワイヤを用いることができる。
【0013】また、回転駆動装置12には、フォーク連
動機構とスタッカクレーン連動機構とが設けられてい
る。
【0014】そのフォーク連動機構は、フォーク6の動
作に連動し、荷Wを支持したフォーク6が荷台3上に戻
った時点で、シャッタ状荷押え20、20を巻き下げて
荷Wを固定する(図8)。
【0015】また、スタッカクレーン連動機構は、スタ
ッカクレーンの動作に連動し、クレーンが搬送先に到着
して停止した時点で、シャッタ状荷押え20、20を巻
き上げて荷Wを開放する(図1)。なお、図9のよう
に、積み上げた個々の荷物要素wにより荷Wの外形に段
部Sがあっても、シャッタ状でフレキシブルな荷押え2
0、20が外形になじんで荷Wを確実に固定するように
なっている。
【0016】次に、図10ないし図15を参照して搬送
の態様を説明する。
【0017】空荷状態時に、回転駆動装置12は、シャ
ッタ状荷押え20、20を巻き上げておく(図10)。
【0018】フォーク6上にパレットPを介して荷Wを
載置すると、回転駆動装置12はドライブホイール13
を逆転し、荷押え20、20の巻き下げを開始する(図
11)。
【0019】次いで、フォーク6が荷台3上に戻った状
態では、荷押え20、20による荷Wの固定を完了する
(図12)。
【0020】そこで、スタッカクレーンは走行方向A又
はBに走行して荷Wを搬送する(図13)。
【0021】そして、スタッカクレーンが搬送先に停止
すると、回転駆動装置12はドライブホイール13を正
転し、荷押え20、20の巻き上げを開始する(図1
4)。次いで、荷押え20、20の巻き上げが完了する
と、フォーク6がC方向に動作し、荷Wを所定位置に移
載する(図15)。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、一対のシャッタ状荷押えで荷を挟みこんで
固定することにより、荷崩れを確実に防止することがで
きる。したがって、荷崩れしないようにスタッカクレー
ンの走行速度を制限する必要がなく、サイクルタイムを
短縮することができる。
【0023】また、一カ所の入荷場で外装材を外し、ク
リーンな複数の場所へ荷を搬送するような物流システム
のスタッカクレーンに、特に有効に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】タイミングベルトホイール回りの側面図。
【図4】図3の正面図。
【図5】片方のシャッタ状荷押えの巻き上げ開始時の状
態を示す正面図。
【図6】巻き上げ途中の状態を示す正面図。
【図7】巻き上げ終了時の状態を示す正面図。
【図8】両シャッタ状荷押えの巻き上げ途中の状態を示
す正面図。
【図9】両シャッタ状荷押えの段部のある荷へ巻き下げ
ている状態を示す正面図。
【図10】搬送態様の空荷状態を説明する正面図。
【図11】搬送態様の荷押え作動開始を説明する正面
図。
【図12】搬送態様の荷押え完了の状態を説明する正面
図。
【図13】搬送態様のスタッカクレーンの走行状態を説
明する正面図。
【図14】搬送態様の荷押えの巻き上げ状態を説明する
正面図。
【図15】搬送態様の巻き上げ完了時に荷を移載する状
態を示す正面図。
【図16】本発明が実施されるスタッカクレーンを示す
斜視図。
【符号の説明】
1・・・自走台車 2・・・マスト 3・・・荷台 4・・・基部 5・・・側部 6・・・フォーク 7・・・制御盤 10・・・ビーム 11・・・プレート 12・・・回転駆動装置 13・・・ドライブホイール 14・・・外側アイドラホイール 15・・・タイミングベルトホイール 16・・・内側アイドラホイール 17・・・タイミングベルト 20・・・シャッタ状荷押え 21・・・重錘ロッド P・・・パレット S・・・段部 W・・・荷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走台車に立設した一対のマストに昇降
    自在に支持された荷台に動作方向が走行方向に直交する
    フォークが設けられた自動倉庫スタッカクレーンにおい
    て、前記荷台の上部から懸垂される一対のシャッタ状荷
    押えを設け、該シャッタ状荷押えの巻き下げ・巻き上げ
    手段を設けたことを特徴とする自動倉庫スタッカクレー
    ンの荷崩れ防止装置。
  2. 【請求項2】 巻き下げ・巻き上げ手段が、シャッタ状
    荷押えの下端部に固設された重錘ロッドと、該ロッドの
    両端部に回転自在に支持されたホイール体と、荷台上部
    に設けられた正逆転可能な回転駆動装置と、該回転駆動
    装置と前記ホイール帯との間に巻回された帯体とから構
    成され、前記回転駆動装置に、フォークの動作に連動し
    て荷を支持したフォークが荷台上に戻った時点でシャッ
    タ状荷押えを巻き下げて荷を固定するフォーク連動機構
    と、スタッカクレーンの動作に連動し該クレーンの停止
    時にシャッタ状荷押えを巻き上げて荷を開放するスタッ
    カクレーン連動機構とが備えられていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防
    止装置。
JP6322090A 1994-12-26 1994-12-26 自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防止装置 Pending JPH08175610A (ja)

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JP6322090A JPH08175610A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH08175610A true JPH08175610A (ja) 1996-07-09

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ID=18139808

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JP6322090A Pending JPH08175610A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 自動倉庫スタッカクレーンの荷崩れ防止装置

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JP (1) JPH08175610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211583A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Panasonic Electric Works Co Ltd 移動型の搬送物受渡し装置

Cited By (1)

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