JPH08175097A - 転写ローラー - Google Patents

転写ローラー

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JPH08175097A
JPH08175097A JP31827794A JP31827794A JPH08175097A JP H08175097 A JPH08175097 A JP H08175097A JP 31827794 A JP31827794 A JP 31827794A JP 31827794 A JP31827794 A JP 31827794A JP H08175097 A JPH08175097 A JP H08175097A
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transfer
rubber
transfer roller
roller
film
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JP31827794A
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Hiroshi Iwamoto
洋 岩本
Yutaka Nishimura
豊 西村
Koji Matsuo
孝二 松尾
Norihisa Komatsu
徳久 小松
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写部分の周囲の少なくとも2方に立ち上が
り部分を有する被転写体に転写膜を転写する場合におい
て、所望の転写寸法が得られ、且つ転写精度を良好に転
写することができる。 【構成】 ゴム1cにより表面被覆した切り欠き転写ロ
ーラー型転写ローラー1のローラーの転写始終両端にお
いて、ゴム1cに隣接し、且つ先端部が被転写体5に接
触しないような、ゴムの変形を規制するゴム変形防止用
支持体1bからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写部分の周囲少なく
とも2方に立ち上がりを有する形状の被転写体に転写膜
を形成するための転写ローラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の転写部分の周囲少なくとも
2方に立ち上がりを有する形状の被転写体に転写膜を形
成するための転写ローラーについて、図面を参照しなが
ら説明する。
【0003】図3は、転写部分の周囲少なくとも2方に
立ち上がり部分を有する被転写体に対して転写シートの
転写膜を転写する転写ローラー2である。転写ローラー
2を用いた転写機をその転写過程にしたがって図4に示
す。
【0004】図4(a)に示すように、被転写体5に沿
うように転写膜3aとそれを支持する支持体3bからな
る転写シート3を供給する。そして、図4(b)に示す
ように、転写シート3の上から転写ローラー2を被転写
体5に対して転写ローラー2の切り欠きの壁面を鉛直に
下降させ、加圧接触させる。次に、図4(c)に示すよ
うに、転写ローラー2を図面右方向に加圧させながら回
転させて転写シート3の転写膜3aを被転写体5に圧着
させる。そして、図4(d)に示すように、転写ローラ
ー2を上昇させ転写膜3aが被転写体5に形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の転写
ローラーを用いた転写機では、転写時において、転写ロ
ーラーのゴム部分が被転写体上に加圧接触するため、転
写開始点および転写終了点においてゴム部分が変形し、
圧力が分散され、転写膜端部においてツキ不良が発生し
たり、転写ローラーの弧の長さ以上の転写膜が転写さ
れ、所望の転写寸法が得られず、精度が悪かった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、転
写部分の周囲の少なくとも2方に立ち上がり部分を有す
る被転写体に対して所望の転写寸法が得られ、且つ、転
写精度良く転写することができる転写ローラーを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ゴムにより表面被覆した切り欠き型転写
ローラーの転写始終両端においてゴムに隣接し、且つ、
先端部が被転写体に接触しないようなゴムの変形を規制
するゴム変形防止用支持体から構成する。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、切り欠き型転
写ローラーのゴムの変形および圧力の分散を防止し、所
望の転写寸法が得られ、且つ、転写精度良く転写するこ
とができるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例における転写ローラ
ーについて図面を参照にしながら説明する。図1は本発
明の一実施例における転写ローラーの斜視図である。
【0010】図1において、転写ローラー1の本体1a
およびゴム変形防止用支持体1bは剛体、例えば、ステ
ンレスやアルミの金属である。また、ゴム変形防止用支
持体1bは、転写ローラー本体1aと一体化したもの、
または、ビス止めしたものである。1cはゴムである。
【0011】上記のように構成した転写ローラー1を用
いた転写機の転写過程を図2により説明する。
【0012】図2(a)において、1は転写ローラー、
3は転写膜3aと転写膜3aを支持する支持体3bから
なる転写シート、4は転写シート送り装置、5は被転写
体を示す。転写ローラー1は、弧の長さ300mm、ゴ
ム厚は10mmで材質はシリコーンゴムであり硬度(J
IS6301の硬度計で測定)は60度である。
【0013】転写シート3は長尺のロール状になってお
り、厚み25μmのポリエステルフィルム上に剥離層を
設け、その上に1.5μmからなる転写膜3aを設けて
ある。幅は、200mmで転写幅は転写シート幅により
きまる。
【0014】転写シート送り装置4は、転写機に転写シ
ート3の新しい部分を供給し、使用済みの部分を巻き取
るように構成されていて、転写シート3がたるまないよ
うにテンションをかけている。
【0015】まず、図2(a)に示すように、被転写体
5に沿うように転写シート3を供給する。そして、図2
(b)において、転写シート3の上から転写ローラー1
を被転写体5に対して転写ローラー1の切り欠きの壁面
を鉛直に下降させ、加圧接触させる。次に、図2(c)
に示すように、転写ローラー1を図面右方向に加圧させ
ながら回転させて転写シート3の転写膜3aを被転写体
5に圧着させる。そして、図2(d)に示すように、転
写ローラー1を上昇させ転写膜3aが被転写体5に形成
される。
【0016】このような本実施例によれば、転写圧力の
影響を受けても、転写ローラー表面のゴムの変形を防止
することができるので、転写ローラー弧の長さ通りの所
望の転写寸法の転写膜を精度良く形成することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
は、ゴムにより表面被覆した切り欠き転写ローラー周囲
の両端においてゴムに隣接し、且つ転写時に先端部が被
転写体に接触しないようなゴムの変形を規制するゴム変
形防止用支持体から構成しているので、転写圧力が変化
してもゴムの変形を防止することができ、所望の寸法の
転写膜を精度良く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における転写ローラーの斜視
【図2】(a) 本発明の一実施例における転写シート
のセット過程の工程説明図 (b) 本発明の一実施例における転写ローラーの押圧
過程の工程説明図 (c) 本発明の一実施例における転写膜の転写過程の
工程説明図 (d) 本発明の一実施例における転写膜の形成過程の
工程説明図
【図3】従来例における転写ローラーの斜視図
【図4】(a) 従来例における転写シートのセット過
程を示す工程説明図 (b) 従来例における転写ローラーの押圧過程を示す
工程説明図 (c) 従来例における転写膜の転写過程を示す工程説
明図 (d) 従来例における転写膜の形成を示す工程説明図
【符号の説明】
1 転写ローラー 1a 転写ローラー本体 1b ゴム変形防止用支持体 1c ゴム 2 転写ローラー 3 転写シート 3a 転写膜 3b 支持体 4 転写シート送り装置 5 被転写体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 徳久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムにより表面被覆した切り欠き型転写
    ローラーであって、前記切り欠き型転写ローラー周囲の
    転写始終両端において前記ゴムに隣接し、且つ、転写時
    に先端部が被転写体に接触しないようなゴムの変形を規
    制するゴム変形防止用支持体を設けてあることを特徴と
    する転写ローラー。
  2. 【請求項2】 ゴム変形防止用支持体が剛体であること
    を特徴とする請求項1記載の転写ローラー。
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