JPH10146891A - ラミネータ - Google Patents

ラミネータ

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JPH10146891A
JPH10146891A JP8308859A JP30885996A JPH10146891A JP H10146891 A JPH10146891 A JP H10146891A JP 8308859 A JP8308859 A JP 8308859A JP 30885996 A JP30885996 A JP 30885996A JP H10146891 A JPH10146891 A JP H10146891A
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lever
bearing
film
laminator
force
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Eiichi Miyake
栄一 三宅
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Hakuto Co Ltd
San Ei Giken Inc
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Hakuto Co Ltd
San Ei Giken Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/0046Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by constructional aspects of the apparatus
    • B32B37/0053Constructional details of laminating machines comprising rollers; Constructional features of the rollers

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム幅方向の押圧力が均一となるように
して、フィルムを基板にラミネートする。 【解決手段】 ラミネータは、基板4およびフィルムを
その間に挟む一対の圧着ロール2と、軸受1に連結され
たレバー32とを備える。レバー32の一端30は軸受
1に連結され、他端である内端31は軸受1よりも内方
に位置している。加圧装置によりレバー32の内端31
に矢印のごとく力を作用させることにより、圧着ロール
2にはモーメントM1が作用するとともに、軸受1には
モーメントM2が作用する。モーメントM1およびM
2は、互いに圧着ロール2を反対方向に曲げようとする
傾向を打ち消し合い、圧着ロール2をほぼ平坦に維持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板にフィルムをラ
ミネートするためのラミネータに関する。
【0002】
【従来の技術】一対の圧着ロールを用いて基板の片面ま
たは両面にフィルムをラミネートするラミネータは知ら
れている。搬送されてきた基板が入り込む一対の圧着ロ
ール間にフィルムを供給することによって、フィルムは
基板に圧着される。フィルムを基板に圧着するには、押
圧力が必要である。かかる押圧力は、エアシリンダのよ
うな加圧装置によって、圧着ロールの両端部を回転可能
に支持する軸受に力を作用させることにより与えられ
る。
【0003】図6(イ)に示すように、従来は加圧装置
をAまたはBの位置に配置していた。Aの位置に配置し
た場合、加圧装置からの力は、矢印で示すごとく、軸受
部に直接加えられる。Bの位置に配置した場合、加圧装
置からの力は、軸受1から圧着ロール2の軸方向に沿っ
て外方に延びるレバー3の外端に矢印で示すごとく加え
られる。構造の便宜上、加圧装置は軸受1よりも外方の
Bの位置に設けられることが多い。
【0004】加圧装置をA、Bいずれの位置に配置した
場合においても、一対の圧着ロール2間の基板4および
フィルムには、軸受1および圧着ロール2を介して押圧
力が与えられる。ところが、基板4を間に挟んだ一対の
圧着ロール2は、両端部に加圧装置からの力を受けたと
き、図6(ロ)に示すように互いに対して凹となるよう
に変形してしまう。基板4の両側端縁が圧着ロール2の
支点となり、圧着ロール2に曲げモーメントM1が生じ
るからである。これではフィルム幅方向に関して基板お
よびフィルムに対する押圧力が不均一になってしまう。
この傾向は、加圧装置をBの位置に配置した場合の方が
大きい。
【0005】例えばプリント回路用基板に感光性レジス
トフィルムをラミネートするような場合、フィルムが基
板に対して均一に圧着されることが特に強く望まれる。
しかしながら、従来のラミネータにおいては、上述した
ような圧着ロールの変形により、フィルム幅方向の押圧
力が不均一となるので、フィルムを基板に均一に圧着す
ることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、フィルム幅方向の押圧力が均一となるようなラミネ
ータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、基板にフィルムをラミネートする
ためのラミネータにおいて、一対の圧着ロールであっ
て、前記基板およびフィルムをその間に挟む一対の圧着
ロールと、前記圧着ロールのそれぞれの端部を回転可能
に支持する軸受と、一端が前記軸受に連結され、他端が
前記圧着ロールの軸方向に沿って前記軸受よりも内方に
位置しているレバーと、前記レバーの前記他端に力を作
用させることにより、前記軸受を介して前記一対の圧着
ロール間の前記基板およびフィルムに押圧力を加えると
ともに、該一対の圧着ロールを互いに対して凸となるよ
う変形させる傾向の曲げモーメントを生じさせる加圧装
置と、を備えるラミネータが提供される。
【0008】前記加圧装置の作用を受ける前記レバーの
前記他端の位置は、前記軸受の位置に対して、前記圧着
ロールの軸方向に沿って可変とされることが望ましい。
【0009】前記レバーの前記他端に接触して前記圧着
ロールの軸方向に延びるバーをさらに備え、前記加圧装
置は、前記圧着ロールの軸方向に沿って前記軸受よりも
外方に配置され、その位置で前記バーに力を加えること
により、前記レバーの前記他端に間接的に力を作用させ
るようにしてもよい。
【0010】前記レバーの前記他端を、該他端に回転可
能に設けられたローラを介して前記バーと接触するもの
とし、前記圧着ロールが、前記ローラが前記バー上を転
がることにより軸方向に移動可能となるようにすること
もできる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(イ)は、本発明によるラミ
ネータの一実施例の構成を概略的に示した正面図であ
る。本発明のラミネータにおいては、一端30が軸受1
に連結され、他端すなわち内端31が圧着ロール2の軸
方向に沿って軸受1よりも内方に位置しているレバー3
2が設けられ、加圧装置はレバー32の内端31の位置
Cに配置される。
【0012】加圧装置がレバー32に対して矢印のごと
く力を作用させると、その力は軸受1および圧着ロール
2に伝達され、圧着ロール2間の基板4およびフィルム
に押圧力が加えられる。それと同時に、前述したごと
く、圧着ロール2には図1(ロ)に示すような互いに対
して凹となるような変形をもたらす曲げモーメントM1
が生じる。
【0013】ところが、片持ちばりの形態をしたレバー
32の自由端である内端の位置Cに矢印のような力が作
用することにより、レバー32の固定端である軸受1に
は、図1(ハ)に示すような、圧着ロール2を互いに対
して凸となるように変形させる傾向の曲げモーメントM
2が生じる。
【0014】曲げモーメントM1とM2とは、相殺して完
全にモーメントがゼロの状態を作り出すことができる性
質のものではないが、圧着ロール2に対する曲がりの影
響を互いに打ち消しあって、図1(ニ)に示すように、
圧着ロール2がほぼ平坦な状態で基板およびフィルムに
押圧力を与えるようにすることができる。それによっ
て、基板およびフィルムには幅方向に沿って均一な押圧
力が加えられることになる。
【0015】図2は本発明によるラミネータの別の実施
例を概略的に示す正面図である。この実施例において
は、加圧装置はレバー32に直接的に力を作用させるの
ではなく、レバー32の内端31に接触して圧着ロール
2の軸方向に延びるバー5を介して間接的に力を作用さ
せる。加圧装置は、圧着ロール2の軸方向に沿って軸受
1よりも外方のBの位置に配置され、その位置でバー5
に矢印で示すごとく力を加える。この力は、バー5に接
触するレバー32の内端31に伝達されるが、モーメン
トは内端31に伝達されない。したがって、図2の構成
は、力学的には図1(イ)のものと同等と言える。しか
しながら、図2の構成は、エアシリンダ等の加圧装置を
軸受1の外側に配置できる点で構造的に有利である。
【0016】図3および図4は、図2の実施例のラミネ
ータの全体構造を示す正面図および左側面図であり、こ
こに示した構成は、プリント回路用基板にレジストフィ
ルムを圧着するためのラミネータへの適用例である。ロ
ーラコンベヤ6上を搬送されてきた基板4が入り込む一
対の圧着ロール2間には、圧着すべきレジストフィルム
7が送り込まれる。フィルム7は、フィルムロール8か
ら繰り出されるときに表面のカバーフィルム9を剥がさ
れ、レジスト面を基板4側に向けた状態で圧着ロール2
間に供給される。カバーフィルム9はロール10の状態
に巻き取られる。両端部を軸受1によって回転可能に支
持された圧着ロール2は、駆動歯車11に接続された駆
動装置(図示せず)によって回転駆動される。圧着ロー
ル2の回転とともに、フィルム7は基板4上に圧着され
てゆく。
【0017】図5に示すように、軸受1は、二股に別れ
たアーム12を有している。それぞれのアーム12の内
面には、圧着ロール2の軸方向に延びる溝13が形成さ
れており、該溝13内にレバー32が取り付けられる。
軸受1のアーム12には、溝13の長手方向に延びたス
ロット14が設けられ、レバー32にはネジ穴15が設
けられている。したがってレバー32は、スロット14
の長さの範囲内で軸方向位置を選択され、ネジ16にて
溝13内に固定される。
【0018】レバー32の内端にはローラ17が回転可
能に設けられている。該ローラ17は、断面I字形のバ
ー5のフランジ内面に乗り、該バー5に対するレバー3
2の接触点となっている。軸受1に対するレバー32の
軸方向固定位置を調節することにより、バー5に接触す
るローラ17の位置と軸受1の位置との間の距離を変更
することができる。
【0019】エアシリンダのような加圧装置18が軸受
1の外方に配置され、そこでバー5に対して圧着ロール
2の方に向けて力を加えている。この力は、レバー32
のローラ17を介して軸受1に伝達され、さらに圧着ロ
ール2を介して基板4およびフィルム7に押圧力を与え
る。同時に、軸受1に伝達された力は、図1(ロ)に示
すように、一対の圧着ロール2を互いに対して凹となる
ように変形させるようなモーメントM1を圧着ロール2
に生じさせる。挟んだ基板4の両側端縁19が圧着ロー
ル2の支点として作用するからである。
【0020】一方、加圧装置18からバー5を介してロ
ーラ17に加えられた力は、該ローラ17から軸受1ま
での距離を腕の長さとするモーメントM2を軸受1に生
じさせる。このモーメントは、図1(ハ)に示すように
一対の圧着ロール2を互いに対して凸となるよう変形さ
せる傾向にある。
【0021】M1の大きさは圧着ロール2の軸方向に沿
って変化し、M2の大きさは一定であるが、双方のモー
メントは圧着ロール2に対して互いに逆方向に曲げよう
とする傾向にあるので、両者の影響を打ち消しあうこと
になる。それによって、図1(ニ)に示すように、圧着
ロール2がほぼ平坦な状態で基板4およびフィルム7に
押圧力が与えられるようになり、フィルム7を基板4に
均一に圧着することができる。
【0022】加圧装置18の加圧力を変えることによ
り、モーメントM1およびM2の双方が変化するが、軸受
1に対するレバー32の軸方向固定位置を調節すること
により、モーメントM2だけを変化させることができ
る。したがって、加圧装置18の加圧力の調節と、レバ
ー32の固定位置の調節とを併せて行うことにより、種
々の大きさの基板に対しても所望の圧着均一性を得るこ
とができる。
【0023】圧着ロール2の交換時には、バー5の軸方
向に隣接させて同じ形の補助バー20を配置することに
より、レバー32のローラ17をバー5上で転がしなが
ら圧着ロール2を軸受1とともに軸方向に沿ってラミネ
ータの外部へと引き抜くことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のラミネータによれば、フィルム
幅方向の押圧力が均一となるので、フィルムを基板に均
一に圧着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明によるラミネータの一実施例の
概略を示す正面図。(ロ)は加圧装置により軸受に作用
される力により圧着ロールが受ける曲げの影響を示すた
めの概略正面図。(ハ)は加圧装置によりレバー内端に
作用する力によって軸受に生じるモーメントの、圧着ロ
ールに対する曲げの影響を示すための概略正面図。
【図2】本発明によるラミネータの別の実施例の概略を
示すための正面図。
【図3】図2の実施例の全体構造を示す正面図。
【図4】図2の実施例の全体構造を示す左側面図。
【図5】軸受およびレバーの詳細を示す分解斜示図。
【図6】(イ)は従来のラミネータの概略を示す正面
図。(ロ)は従来のラミネータにおいて圧着ロールが受
ける曲げの影響を示すための概略正面図。
【符号の説明】
1 軸受、2 圧着ロール、3 従来のレバー、4 基
板、5 バー、6 ローラコンベヤ、7 フィルム、8
フィルムロール、9 カバーフィルム、10カバーフ
ィルムロール、11 駆動歯車、12 アーム、13
溝、14 スロット、15 ネジ穴、16 ネジ、17
ローラ、18 加圧装置、19 基板の両側端縁、2
0 補助バー、30 レバーの一端、31 レバーの内
端(他端)、32 レバー、M1 モーメント、M2
ーメント。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】(イ)は本発明によるラミネータの一実施例の
概略を示す正面図。(ロ)は加圧装置により軸受に作用
される力により圧着ロールが受ける曲げの影響を示すた
めの概略正面図。(ハ)は加圧装置によりレバー内端に
作用する力によって軸受に生じるモーメントの、圧着ロ
ールに対する曲げの影響を示すための概略正面図。
(ニ)は(ロ)における曲げの影響と(ハ)における曲
げの影響とが打ち消しあって平坦な状態となった圧着ロ
ールを示す概略正面図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 9:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にフィルムをラミネートするための
    ラミネータにおいて、 一対の圧着ロールであって、前記基板およびフィルムを
    その間に挟む一対の圧着ロールと、 前記圧着ロールのそれぞれの端部を回転可能に支持する
    軸受と、 一端が前記軸受に連結され、他端が前記圧着ロールの軸
    方向に沿って前記軸受よりも内方に位置しているレバー
    と、 前記レバーの前記他端に力を作用させることにより、前
    記軸受を介して前記一対の圧着ロール間の前記基板およ
    びフィルムに押圧力を加えるとともに、該一対の圧着ロ
    ールを互いに対して凸となるよう変形させる傾向の曲げ
    モーメントを生じさせる加圧装置と、を備えるラミネー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記加圧装置の作用を受ける前記レバー
    の前記他端の位置が、前記軸受の位置に対して、前記圧
    着ロールの軸方向に沿って可変となされている、請求項
    1に記載のラミネータ。
  3. 【請求項3】 前記レバーの前記他端に接触して前記圧
    着ロールの軸方向に延びるバーをさらに備え、前記加圧
    装置は、前記圧着ロールの軸方向に沿って前記軸受より
    も外方に配置され、その位置で前記バーに力を加えるこ
    とにより、前記レバーの前記他端に間接的に力を作用さ
    せるようになされている、請求項1または2に記載のラ
    ミネータ。
  4. 【請求項4】 前記レバーの前記他端は、該他端に回転
    可能に設けられたローラを介して前記バーと接触してお
    り、前記圧着ロールは、前記ローラが前記バー上を転が
    ることにより軸方向に移動可能となされている、請求項
    3に記載のラミネータ。
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