JP3937561B2 - プレス装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の転圧ローラ間に搬送される板状部材やシート状部材当の被プレス材にプレス処理を施して所定の厚みに形成するプレス装置の改良に関し、例えばリチウムイオン電池の帯状電極材の製造工程に用いられるホットプレス装置に用いて好適なプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば各種の電子機器や、ノート型パーソナルコンピュータ或いはコードレス電話機等には、直流電源としてリチウムイオン電池等の2次電池が用いられている。リチウムイオン電池は、周知のように負極に金属リチウムが用いられるとともに、正極に各種電極材料と導電材とを混合したものが用いられて構成されている。リチウムイオン電池は、その全体形状から円筒型、扁平型(コイン型)、ピン型或いは平板型(角型、ペーパ型)等に分類される。リチウムイオン2次電池は、例えば帯状の金属箔集電体に電極活物質を塗布してなる電極材をセバレータを介して渦巻き状に巻回し、これを円筒形容器内に密封するとともに正極端子と負極端子とを設けて構成される。リチウムイオン2次電池は、電極材が渦巻き状に巻回されて反応面積が大きくなることから大電流を得ることが可能となる。
【0003】
電極材は、電池の性能を向上させるために金属箔集電体に対して電極活物質の粒子がバインダによりしっかりと固定されるとともに、バインダ内に高密度で分散されている必要がある。このため、電極材は、図8及び図9に示したホットプレス装置100によって電極素材に対して、加熱・圧延するホットプレス処理が施されて形成される。電極材は、このホットプレス処理によって電極活物質の粒子がバインダ内で高密度にかつしっかりと固定される。
【0004】
従来のプレス装置100は、図8及び図9に示すように、互いに接離自在に対向支持されて帯状の電極素材103が搬送される転圧空間部104を構成する第1の転圧ローラ101と第2の転圧ローラ102とを備えている。プレス装置100は、第1の転圧ローラ101と第2の転圧ローラ102とによって転圧空間部104を搬送される電極素材103を挟み込んで搬送することにより、この電極素材103に対して圧延処理を施して所定の厚み寸法に形成する。第1の転圧ローラ101には、ヒータが付設されており電極素材103を加熱する。
【0005】
プレス装置100は、基台105に配設した左右一対の軸受106a、106bからなる第1の軸受部106によって第1の転圧ローラ101の支軸107の両端を回転自在に支持している。プレス装置100は、基台105に設けた図示しないスタンドに配設した左右一対の軸受108a、108bからなる第2の軸受部108によって第2の転圧ローラ102の支軸109の両端を回転自在に支持している。プレス装置100は、第2の転圧ローラ102を軸支する第2の軸受部108がスタンドに対して上下方向、すなわち第1の転圧ローラ101を軸支する第1の軸受部106に対して接離自在とされている。プレス装置100には、第2の軸受部108の軸受108a、108bに、それぞれ第1の転圧ローラ101と第2の転圧ローラ102との対向間隔、すなわち転圧空間部104の高さ寸法を調整する調整機構110(110a、110b)が付設されている。
【0006】
以上のように構成されたプレス装置100は、調整機構110によって第1の転圧ローラ101に対して第2の転圧ローラ102が調整移動されて転圧空間部104が所定の高さ寸法に設定される。プレス装置100は、図示しない供給機構を介して電極素材103が転圧空間部104内を搬送されて、この電極素材103を第1の転圧ローラ101と第2の転圧ローラ102とで挟み込んで搬送する。電極素材103は、これによって加熱されるとともに所定の厚み寸法とするプレス処理が施される。電極素材103は、このプレス処理により電極活物質が金属箔集電体に対してより高密度でかつ均一な状態でしっかりと固定されて電極材を構成する。なお、電極材は、次工程へと搬送されて例えば渦巻き状に巻回したり積層したりする等の工程が施される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のプレス装置100においては、第1の転圧ローラ101と第2の転圧ローラ102とが調整機構110によってその対向間隔を幅方向の全域に亘って調整されることにより転圧空間部104が所定の高さ寸法に設定される。転圧空間部104は、その高さ寸法が幅方向の全域に亘って同一寸法に保持されている。プレス装置100は、プレス処理時に、電極素材103からの反力が第1の転圧ローラ101に対しては図9において上方に作用するとともに第2の転圧ローラ102に対しては同図において下方に作用する。
【0008】
プレス装置100においては、このように圧延荷重条件が変化することによって、第1の転圧ローラ101が下方へと撓むとともに第2の転圧ローラ102が上方へと撓んで軸方向の撓み現象が生じる。この撓み現象は、支軸107、109がその両端を軸受部106、108によって規制されていることから、図9に示すように、支点部から第1の転圧ローラ101及び第2の転圧ローラ102の軸方向の中央部において転圧空間部104の高さ寸法を大きくする。
【0009】
したがって、プレス装置100は、同図に示すように、電極素材103に対して幅方向の中央部の厚み寸法t1に対して両側部分の厚み寸法t2が小さくなるようにプレスすることになり、厚み寸法が不均一な電極材を形成する。また、プレス装置100は、金属箔集電体に対して電極活物質の密度が不均一な電極材を形成する。このような電極材は、次工程において例えば渦巻き状に巻回されたり積層されたりする際に均一な層構造を構成することから電池品質を劣化させるといった問題を生じさせる。
【0010】
従来のプレス装置100は、かかる問題点を解決するために、例えば電極素材103に与える温度条件等を最適化してこの電極素材103に対する圧延荷重条件を低く設定することにより第1の転圧ローラ101或いは第2の転圧ローラ102に生じる撓み現象を抑制して均一な厚み寸法を有する電極材を形成するようにしていた。しかしながら、かかる電極材は、金属箔集電体に対して充分な密度を有する電極活物質層の形成が困難であるために電池の性能向上を図ることができないといった問題があった。
【0011】
また、プレス装置100においては、例えば圧延荷重条件を異にして電極素材103に対して複数回のプレス処理を施すことも考慮されるが、プレス処理の工程ばかりでなく調整機構110を再操作して転圧空間部104の高さ寸法を調整する等の段取り工程も増えるために生産性が大幅に悪くなり実用的で無い。リチウムイオン電池においては、性能向上を図るために、プレス装置100によってより高い圧延荷重条件で電極素材103に対してプレス処理を施すことが必要となっている。
【0012】
したがって、本発明は、高い圧延荷重条件によってプレス処理を施した場合においても転圧ローラに生じる撓みが予め補正されていることにより幅方向の全域に亘って均一な厚み寸法のプレス材が形成されるようにしたプレス装置を提供することを目的に提案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本発明にかかるプレス装置は、互いに接離自在に対向支持された第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの相対する外周面間に被プレス材を挟み込んでプレス処理を施す。プレス装置は、第1の転圧ローラの両側に配設されてローラ支軸を回転自在に支持する第1の軸受部と、第1の軸受部の外側に位置して配設され第1の転圧ローラのローラ支軸の端部を回転自在に支持する第2の軸受部と、第2の転圧ローラの両側に配設されてローラ支軸を回転自在に支持する第3の軸受部と、第3の軸受部の外側に位置して配設され第2の転圧ローラのローラ支軸の端部を回転自在に支持する第4の軸受部とを備える。プレス装置は、第1の軸受部及び第3の軸受部の少なくとも一方の軸受部を他方の軸受部に対して接離自在に支持することによって第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの対向間隔を設定する第1の支持機構と、第2の軸受部と第4の軸受部との間に位置して配設されて第1の転圧ローラのローラ支軸と第2の転圧ローラのローラ支軸とを互いに離間する方向にそれぞれ付勢し、第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとに生じる軸方向の撓みを補正する撓み補正機構とを備えて構成される。
【0014】
以上のように構成された本発明にかかるプレス装置によれば、第1の支持機構により第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの対向間隔、すなわち転圧空間部の高さ寸法が規定でき、第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとによって被プレス材を挟み込んでプレス処理を施す際に、これら第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとに生じる軸方向の撓みが撓み補正機構によって予め補正されていることから被プレス材を幅方向の全域に亘って均一な転圧力で圧延する。したがって、プレス装置は、厚み寸法が均一であるとともに品質の安定した被プレス材を形成する。また、プレス装置は、撓み補正機構を適宜に設定操作することによって第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとによる転圧力が適宜調整されるとともに撓み補正機構によってその転圧力の反作用力によって生じる第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの軸方向の撓みが適宜補正されることから、所望の厚み寸法を有する高精度のプレス材が形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態として図に示したプレス装置1は、リチウム電池の製造工程中に設置されて図示しない供給部から連続して供給されるシート状の電極素材2にホットプレス処理を施すことにより、金属箔集電体に対して電極活物質が高密度かつ強固に固定されて一定の厚み寸法を有する電極材を形成するようにしたホットプレス装置である。
【0016】
ホットプレス装置1は、図1乃至図3に示すように、ベース3と、このベース3上に互いに平行に対峙してそれぞれ固定金具4(4a乃至4d)によって固定された左右一対のサイドフレーム5(5a、5b)とを備える。なお、以下の説明において、前後、上下及び左右等の用語は、図1を基準として用いるものとする。また、サイドフレーム5のように、同等に構成された複数組或いは対からなる部材については、最初に上記のように表記するとともに、以降は特に個別に用いる以外は代表符号を付して個々の説明を省略するものとする。
【0017】
ホットプレス装置1は、図1及び図3に示すように、ベース3の一方領域に詳細を後述するローラ駆動部6が構成されるとともに他方領域にサイドフレーム5に支持された詳細を後述する各部材が配設されて転圧部7が構成されてなる。ホットプレス装置1には、図2において矢印で示す経路で走行する電極素材2が供給される。電極素材2は、図3に示すように、転圧部7を挟んで配設された詳細を省略するガイド機構7b、7cによって搬送され、この転圧部7に構成された転圧空間部7aを通過する際に所定の厚み寸法とするホットプレス処理が施される。電極素材2は、ホットプレス装置1から取り出されて図示しない次工程へと供給される。
【0018】
ローラ駆動部6は、詳細を省略するが、駆動モータ8と、この駆動モータ8の回転出力を減速して第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とに伝達する減速歯車機構9等から構成される。ローラ駆動部6には、減速歯車機構9に、図2において第1の転圧ローラ10を時計方向へと回転駆動させるとともに第2の転圧ローラ11を反時計方向へと回転駆動させるために分岐歯車機構が設けられている。ローラ駆動部6は、第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とを等速度で回転駆動する。
【0019】
転圧部7には、上述したサイドフレーム5内に、図1に示すように上下に互いに平行状態で支持されるとともに、相対する外周面の間に転圧空間部7aを構成する第1の転圧ローラ10及び第2の転圧ローラ11が備えられる。また、転圧部7には、第1の転圧ローラ10のローラ支軸12を回転自在に支持する左右一対の第1の軸受部13(13a、13b)と、左右一対の第2の軸受部14(14a、14b)及び第1の転圧ローラ10の高さ位置を調整自在に支持する左右一対の第1の支持機構15(15a、15b)とが備えられる。
【0020】
転圧部7には、第2の転圧ローラ11のローラ支軸16をそれぞれ回転自在に支持する左右一対の第3の軸受部17(17a、17b)と、左右一対の第4の軸受部18(18a、18b)及び第2の転圧ローラ11の高さ位置を調整自在に支持する左右一対の第2の支持機構19(19a、19b)とが備えられる。また、転圧部7には、第2の軸受部14と第4の軸受部18との間に配設された左右かつ前後一対の油圧シリンダ装置20a乃至20dが備えられる。油圧シリンダ装置20a乃至20dは、詳細を後述するが第2の軸受部14と第4の軸受部18と共同して、電極素材2をホットプレス処理する際に第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とに生じる軸方向の撓みを補正する撓み補正機構20を構成する。
【0021】
サイドフレーム5は、電極素材2をホットプレス処理する際に変形等が生じることの無い充分な機械的強度を有しており、上述したように固定金具4によってベース3上に立設されている。サイドフレーム5は、図1及び図3に示すようにその上端部に架け渡したディスタンスロッド21によって所定の対向間隔に保持されて上述した転圧部7を構成している。サイドフレーム5は、図2に示すようにそれぞれ中央領域が高さ方向にくり抜かれることにより略門型を呈している。サイドフレーム5は、このくり抜き部位が各軸受部を上下方向に移動自在に組み付けられる軸受組付空間部22として構成する。
【0022】
第1の転圧ローラ10は、金属材料により電極素材2を圧延処理する際に変形等が生じることの無い充分な機械的剛性を有しかつサイドフレーム5の対向間隔よりもやや小幅とされて形成されてなる。第1の転圧ローラ10は、その両側にローラ支軸12を貫通させるとともにこれと一体的に回転する。ローラ支軸12は、その両端部に太径部12aと細径部12bとが形成されて、後述するように第1の軸受部13及び第2の軸受部14とにより回転自在に軸支されている。また、第1の転圧ローラ10には、内部にヒータ10aが組み込まれており、所定の温度に加熱されている。第1の転圧ローラ10は、転圧部7を搬送される電極素材2を加熱する。
【0023】
第1の軸受部13は、図1及び図2に示すようにサイドフレーム5の軸受組付空間部22に位置してそれぞれ組み付けられている。第1の軸受部13は、ローラ支軸12の太径部12aを回転自在に支持するとともに詳細を後述するように第1の支持機構15を介してそれぞれ上下方向に調整自在に支持されている。第1の軸受部13は、詳細を省略するがそれぞれ軸受箱と、これら軸受箱内に設けられた軸受メタルとボールベアリング等によって構成されている。第1の軸受部13は、それぞれローラ支軸12の細径部12bを側方へと露呈させるとともに第2の軸受部14に対してそれぞれ内側に位置している。
【0024】
第2の軸受部14は、図1及び図4に示すように、第1の軸受部13を貫通してサイドフレーム5の軸受組付空間部22から突出されたローラ支軸12の両端の細径部12bをそれぞれ回転自在に支持する。第2の軸受部14は、詳細を省略するが軸受メタルとボールベアリング等の軸受部材を備えるとともに、それぞれ受け座部材23(23a、23b)を備えている。受け座部材23は、図4及び図5に示すように、筒状を呈する基部24と、これら基部24の外周部の両側にそれぞれ一体に突出形成された受け部25(25a、25b)とからなる。受け部25は、図5に示すように、基部24の約1/2の高さを有し上端部に水平方向に折曲されて取付部26(26a、26b)が形成されている。取付部26には、後述するように油圧シリンダ装置20a乃至20dがそれぞれ取り付けられる。
【0025】
第1の支持機構15は、サイドフレーム5の軸受組付空間部22にそれぞれ設けた左右一対の油圧シリンダ装置によって構成される。第1の支持機構15は、図2に示すように各シリンダ本体がサイドフレーム5に取り付けられるとともに各ピストン部材の先端部がそれぞれ第1の軸受部13の軸受箱の底面とそれぞれ連結されている。第1の支持機構15は、かかる構成によって第1の軸受部13の下方部を支持している。第1の支持機構15は、駆動されることによりピストン部材が動作して第1の軸受部13をサイドフレーム5に沿って上下方向に調整移動させる。したがって、ホットプレス装置1は、第1の支持機構15によって第1の転圧ローラ10が上下方向に調整移動されることから、上述したように第2の転圧ローラ11との対向間隔、すなわち転圧空間部7aの高さ寸法が調整される。
【0026】
第2の転圧ローラ11も、上述した第1の転圧ローラ10と同様に、金属材料により電極素材2を圧延処理する際に変形等が生じることの無い充分な機械的剛性を有しかつサイドフレーム5の対向間隔よりもやや小幅とされて形成されてなる。第2の転圧ローラ11は、転圧部7内に上述した第1の転圧ローラ10の上方に位置して配設され、その両側にローラ支軸16を貫通させるとともにこれと一体的に回転する。ローラ支軸16は、その両端部に太径部16aと細径部16bとが形成されており、第3の軸受部17(17a、17b)及び第4の軸受部18(18a、18b)とによって回転自在に軸支されている。第2の転圧ローラ11にも、その内部にヒータ11aが組み込まれており、所定の温度に加熱されている。第2の転圧ローラ11は、第2の転圧ローラ10とによって転圧部7を搬送される電極素材2を加熱する。
【0027】
第3の軸受部17は、上述した第1の転圧ローラ10のローラ支軸12を軸支する第1の軸受部13とほぼ同等の構成を有しており、図1及び図2に示すように、サイドフレーム5間の軸受組付空間部22の上方に位置してそれぞれ組み付けられている。第3の軸受部17は、ローラ支軸16の太径部16aを回転自在に支持するとともに詳細を後述するように第2の支持機構19を介してサイドフレーム5に支持されている。第3の軸受部17は、詳細を省略するがそれぞれ軸受箱17a、17bと、これら軸受箱17a、17b内に設けられた軸受メタルとボールベアリング等によって構成されている。第3の軸受部17は、それぞれローラ支軸16の細径部16bを側方へと露呈させるとともに第4の軸受部18に対してそれぞれ内側に位置している。
【0028】
第4の軸受部18は、図1及び図4に示すように、第3の軸受部17を貫通してサイドフレーム5の軸受組付空間部22から突出されたローラ支軸16の両端の細径部16bをそれぞれ回転自在に支持する。第4の軸受部18は、詳細を省略するが軸受メタルとボールベアリング等の軸受部材を備えるとともに、それぞれ受け座部材28(28a、28b)を備えている。受け座28は、上述した第1の転圧ローラ10側の受け座部材23と上下対称形をなし、図4及び図5に示すように、筒状を呈する基部29と、これら基部29の外周部の両側にそれぞれ一体に突出形成された受け部30(30a、30b)とからなる。受け部30は、図5に示すように、基部29の約1/2の高さを有し下端部に水平方向に折曲されて取付部31(31a、31b)が形成されている。取付部31には、後述するように油圧シリンダ装置20a乃至20dがそれぞれ取り付けられる。
【0029】
第2の支持機構19は、詳細を省略するがサイドフレーム5の軸受組付空間部22にそれぞれ固定された左右一対の取付金具によって構成される。第2の支持機構19は、図2に示すように第3の軸受部17の軸受箱17a、17bの底面にそれぞれ結合されることによって、この第3の軸受部17の高さ位置を規定している。したがって、ホットプレス装置1は、高さ位置が規定された第3の軸受部17に支持される第2の転圧ローラ11を基準として、サイドフレーム5の軸受組付空間部22に沿って第1の軸受部13が上下方向に調整移動されてこの第1の軸受部13に支持された第1の転圧ローラ10の高さ位置が設定される。
【0030】
勿論、ホットプレス装置1においては、第2の支持機構19を油圧プレスで構成することにより第3の軸受部17をサイドフレーム5に沿って上下方向に調整自在としてもよい。ホットプレス装置1は、この場合第1の転圧ローラ10も上述した構成によって支持するようにしてもよいが、転圧空間部7aの高さ寸法を規定する機械的基準を保持するために第1の転圧ローラ10を支持する第1の軸受部13をサイドフレーム5に対して固定することが好ましい。
【0031】
油圧シリンダ装置20a乃至20dは、それぞれシリンダ本体32と、ピストン部材33とから構成され、図5に示すようにシリンダ本体32がその底面を第1の転圧ローラ10側の受け座部材23の取付部26に固定される。また、油圧シリンダ装置20a乃至20dは、ピストン部材33が第2の転圧ローラ11側の受け座部材28の取付部26に固定される。ホットプレス装置1は、このように第1の転圧ローラ10の第2の軸受部14と第2の転圧ローラ11の第4の軸受部18との間に、油圧シリンダ装置20a乃至20dからなる撓み補正機構20がそれぞれ配設されて構成される。
【0032】
ホットプレス装置1は、各油圧シリンダ装置20a乃至20dが駆動されてそのピストン部材33がシリンダ本体32内をスライド動作することにより、第2の軸受部14と第4の軸受部18に対して互いに離間させる方向の作用力を負荷する。したがって、ホットプレス装置1は、撓み補正機構20によって第1の転圧ローラ10のローラ支軸12と第2の転圧ローラ11のローラ支軸16とがその両端部に互いに離間させる方向の作用力が負荷される。一方、ホットプレス装置1は、第2の軸受部14と第4の軸受部18とが第1の支持機構15及び第2の支持機構19によって高さ方向に対して位置決め固定されている。したがって、ホットプレス装置1は、撓み補正機構20を設定操作した場合においても第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とによって構成される転圧空間部7aの高さ寸法の初期設定値が変わることは無い。
【0033】
以上のように構成されたホットプレス装置1について、図6及び図7を参照して電極素材2に対するホットプレス処理の操作について説明する。なお、図6及び図7においては、第2の転圧ローラ11を軸支する第3の軸受部17も、油圧プレス装置によって第2の支持機構19が構成されている。したがって、ホットプレス装置1は、第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とが互いに接離自在とされて構成されている。勿論、第3の軸受部17は、第2の支持機構19によって所定の高さ位置に設定操作された後、固定されることにより機械的な基準位置に設定される。
【0034】
ホットプレス装置1は、第1の支持機構15を構成する油圧プレス装置の動作量が設定されることによって、第2の転圧ローラ11とで構成する転圧空間部7aの高さ寸法が規定される。転圧空間部7aの高さ寸法は、電極素材2の厚み寸法、金属箔集電体やこれに塗布される電極活物質の材質或いは加熱温度等に応じて、第2の転圧ローラ11に対して第1の転圧ローラ10が接近動作して電極素材2に所定のプレス圧を以ってホットプレス処理が施こされて形成される電極材の所定の厚み寸法である。
【0035】
ホットプレス装置1は、かかる第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11との撓み現象を撓み補正機構20により予め補正するようにする。すなわち、ホットプレス装置1は、図6に示すように、撓み補正機構20を構成する各油圧プレス装置20a乃至20dが駆動されることによって、第1の転圧ローラ10のローラ支軸12を軸支する第2の軸受部14と第2の転圧ローラ11のローラ支軸16を軸支する第4の軸受部18とを互いに離間させる方向の作用力を負荷する。ローラ支軸12には、撓み補正機構20によって両端を下方へと押圧されることにより、軸方向の中心部に上向きの反作用力が生成される。一方、ローラ支軸16には、撓み補正機構20によって両端を上方へと押圧されることにより、軸方向の中心部に下向きの反作用力が生成される。
【0036】
ホットプレス装置1は、転圧空間部7aに電極素材2が搬送されると、図7に示すように第1の支持機構15が動作して第1の転圧ローラ10を上方へと移動動作させて電極素材2を第2の転圧ローラ11との間で挟み込んでホットプレス処理を行う。ホットプレス装置1は、この電極素材2のホットプレス処理に際して、第1の転圧ローラ10が下方へと撓むとともに第2の転圧ローラ11が上方へと撓んで軸方向の撓み現象が生じる。ホットプレス装置1は、第1の転圧ローラ10のローラ支軸12がその両端を第1の軸受部13によって規制されるとともに第2の転圧ローラ11のローラ支軸16がその両端を第3の軸受部17によって規制されていることから、この撓み現象によって第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とが軸方向の中央部において互いに離間されるようになる。
【0037】
一方、ホットプレス装置1は、上述したように撓み補正機構20によって第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とに生じる軸方向の撓み現象を抑制する作用力が負荷されている。したがって、ホットプレス装置1は、図7に示すように第1の転圧ローラ10と第2の転圧ローラ11とが軸方向の全域に亘って均一な転圧空間部7aを構成して電極素材2のホットスタンプ処理を行う。プレス装置1は、これによって幅方向の中央部の厚み寸法T1と側端部の厚み寸法T2とが等しい電極材を形成する。
【0038】
電極材は、上述したように幅方向の全域に亘って所定のプレス圧を以ってホットスタンプ処理が施されることにより、金属箔集電体に対して塗布された電極活物質の粒子がバインダによりしっかりと固定されるとともに、バインダ内に高密度でかつ均一に分散されて形成される。また、電極材は、均一な厚み寸法に形成される。したがって、電極材は、品質が安定しかつ高精度のリチウムイオン電池を形成する。
【0039】
なお、上述した実施の形態として示したホットプレス装置1は、供給部から連続して供給されるシート状の電極素材2にホットプレス処理を施すことにより、金属箔集電体に対して電極活物質が高密度かつ強固に固定されて一定の厚み寸法を有する電極材を形成するようにしたホットプレス装置であるが、本発明はかかるホットプレス装置に限定されるものでは無く、帯状の適宜の被プレス材を所定の厚み寸法にプレス処理するプレス装置にも展開される。
【0040】
また、ホットプレス装置1は、所定の厚み寸法を有する電極素材2にホットプレス処理を施して所定の厚み寸法を有する電極材を形成するようにしたが、不均一な厚みの被プレス材を均一な厚みに形成することも可能である。さらに、本発明にかかるプレス装置によれば、第1の転圧ロール10と第2の転圧ロール11とを相互に調整自在とするとともに、撓み補正機構によってプレス圧を意図的に調整することも可能であることから部分的に厚み寸法を変えたプレス材も製造される。
【0041】
撓み補正機構20は、第2の軸受部14と第4の軸受部18との間にそれぞれ配設された油圧プレス装置20a乃至20dによって構成したが、かかる構成に限定されるものでは無い。撓み補正機構20は、例えばモータによって支持枠に対して移動されるラック部材によって構成してもよく、要は第2の軸受部14と第4の軸受部18とを離間させる方向の作用力を生成する機構であればよい。
【0042】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかるプレス装置によれば、互いに接離動作する第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとにより形成される転圧空間部の高さ寸法を規定し、被プレス材を挟み込んでプレス処理を施す際に生じる軸方向の撓みを、撓み補正機構によって予め補正するように構成したことから、これら第1の転圧ローラと第2の転圧ローラにより被プレス材が幅方向の全域に亘って均一な転圧力で圧延されて厚み寸法が均一であるとともに品質の安定したプレス材を形成する。また、プレス装置は、撓み補正機構を適宜に設定操作することによって第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとによる転圧力が適宜調整されしかも撓み補正機構によってその転圧力の反作用力によって生じる第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの軸方向の撓みが補正されることから、所望の厚み寸法を有するプレス材を高精度に形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプレス装置の第1の実施の形態として示す電極素材のホットプレス装置の正面図である。
【図2】同ホットプレス装置の側面図である。
【図3】同ホットプレス装置の平面図である。
【図4】同ホットプレス装置の軸受部の詳細を示す一部切欠き要部正面図である。
【図5】同ホットプレス装置の撓み補正機構の詳細を示す要部側面図である。
【図6】同ホットプレス装置による電極素材のホットプレス処理を説明する模式図であり、撓み補正機構の設定状態を示す。
【図7】同ホットプレス装置による電極素材のホットプレス処理を説明する模式図であり、ホットプレス状態を示す。
【図8】従来のホットプレス装置を模式的に説明する要部正面図である。
【図9】同ホットプレス装置による電極素材のホットプレス処理時の状態を模式的に説明する要部正面図である。
【符号の説明】
1 ホットプレス装置(プレス装置)、2 電極素材、3 ベース、5 サイドフレーム、6 ローラ駆動部、7 転圧部、7a 転圧空間部、10 第1の転圧ローラ、11 第2の転圧ローラ、12 第1の転圧ローラのローラ支軸、13 第1の軸受部、14 第2の軸受部、15 第1の支持機構、16 第2の転圧ローラのローラ支軸、17 第3の軸受部、18 第4の軸受部、19 第2の支持機構、20 撓み補正機構、20a〜20d 油圧プレス装置、23受け座部材、28 受け座部材
Claims (2)
- 互いに接離自在に対向支持された第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの相対する外周面間に被プレス材を挟み込んでプレス処理を施すプレス装置において、
上記第1の転圧ローラの両側に配設されてローラ支軸を回転自在に支持する第1の軸受部と、
上記第1の軸受部の外側に位置して配設され上記第1の転圧ローラのローラ支軸の端部を回転自在に支持する第2の軸受部と、
上記第2の転圧ローラの両側に配設されてローラ支軸を回転自在に支持する第3の軸受部と、
上記第3の軸受部の外側に位置して配設され上記第2の転圧ローラのローラ支軸の端部を回転自在に支持する第4の軸受部と、
上記第1の軸受部及び第3の軸受部の少なくとも一方の軸受部を他方の軸受部に対して接離自在に支持することによって、上記第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの対向間隔を設定する第1の支持機構と、
上記第2の軸受部と第4の軸受部との間に位置して配設され、上記第1の転圧ローラのローラ支軸と第2の転圧ローラのローラ支軸とを互いに離間する方向にそれぞれ付勢し、上記第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとに生じる軸方向の撓みを補正する撓み補正機構とを備え、
上記第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとによって被プレス材をプレス処理する際に、上記第1の支持機構により上記第1の転圧ローラと第2の転圧ローラで構成される転圧空間部の高さ寸法を規定し、上記撓み補正機構によりこれら第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとに生じる軸方向の撓み量が予め補正されるように構成したことを特徴とするプレス装置。 - 上記第1の転圧ローラ及び第2の転圧ローラには、少なくともいずれか一方にヒータが備えられ、
これら第1の転圧ローラと第2の転圧ローラとの間に搬送された金属箔集電体に電極活物質を塗布してなる帯状の電極素材に加熱、圧延するホットプレス処理を施すことを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。
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