JP2000000694A - プレス装置 - Google Patents

プレス装置

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JP2000000694A
JP2000000694A JP10170381A JP17038198A JP2000000694A JP 2000000694 A JP2000000694 A JP 2000000694A JP 10170381 A JP10170381 A JP 10170381A JP 17038198 A JP17038198 A JP 17038198A JP 2000000694 A JP2000000694 A JP 2000000694A
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roller
pressure roller
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Kiyohiro Kimura
清広 木村
Hiroyuki Ishikawa
宏行 石川
Yuji Kamiseki
祐史 上関
Takashi Aotani
隆 青谷
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Sony Corp
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転圧ローラが円滑に昇降動作を行うととも
に、プレス動作中の動作位置が安定されることにより、
品質の安定した高精度のプレス材を形成し、かつ保守性
の向上を図ったプレス装置を提供する。 【解決手段】本体フレーム5に対して、互いに接離自在
に対向支持された第1の転圧ローラ9及び第2の転圧ロ
ーラ10を備える。第1の転圧ローラ9の支軸12を回
転自在に支持する第1の軸受部13と、第2の転圧ロー
ラ10の支軸15を回転自在に支持する第2の軸受部1
6とを備える。第1の軸受部13を第2の軸受部16に
対して接離自在に支持して第1の転圧ローラ9と第2の
転圧ローラ10との間の転圧空間部7aの間隔を設定す
る支持機構14と、本体フレーム5と第1の軸受部13
との間に配設されたガイド機構28を備える。ガイド機
構28を転がり軸受によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の転圧ローラ
間に搬送される板状部材やシート状部材等の被プレス材
にプレス処理を施して所定の厚みに形成するプレス装置
の改良に関し、例えばリチウムイオン電池の帯状電極材
の製造工程に用いられるホットプレス装置に用いて好適
なプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各種の電子機器や、ノート型パ
ーソナルコンピュータ或いはコードレス電話機等には、
直流電源としてリチウムイオン電池等の2次電池が備え
られている。リチウムイオン2次電池は、一般に負極に
金属リチウムが用いられるとともに、正極に各種電極材
料と導電材とを混合したものが用いられて構成されてい
る。リチウムイオン電池は、その全体形状から円筒型、
扁平型(コイン型)、ピン型或いは平板型(角型、ペー
パ型)等に分類される。リチウムイオン2次電池は、例
えば、帯状の金属箔集電体に電極活物質を塗布してなる
電極材をセパレータを介して渦巻状に巻回し、これを円
筒形容器内に密封するとともに正極端子と負極端子とを
設けて構成される。リチウムイオン2次電池は、電極材
が渦巻状に巻回されて反応面積が大きくなることから大
電流を得ることが可能となる。
【0003】電極材は、電池の性能を向上させるために
金属箔集電体に対して電極活物質の粒子がバインダによ
りしっかりと固定されるとともに、バインダ内に高密度
で分散されている必要がある。このため、電極材は、図
6乃至図8に示したホットプレス装置100によって電
極素材に対して、加熱・圧延するホットプレス処理が施
されて形成される。電極材は、このホットプレス処理に
よって電極活物質の粒子がバインダ内で高密度に且つし
っかりと固定される。
【0004】従来のプレス装置100は、図6に示すよ
うに、本体フレーム101に、互いに接離自在に対向し
て第1の転圧ローラ102と第2の転圧ローラ103と
が回転自在に支持されている。これら第1の転圧ローラ
102と第2の転圧ローラ103とは、相対する外周面
間に帯状の電極素材104が搬送される転圧空間部10
5を構成する。プレス装置100は、第1の転圧ローラ
102と第2の転圧ローラ103とによって転圧空間部
105を搬送される電極素材104を挟み込んで搬送す
ることにより、この電極素材104に対してホットプレ
ス処理を施して所定の厚み寸法に形成する。第1の転圧
ローラ102には、図示しないがその内部にヒータが付
設されており電極素材104を加熱する。
【0005】プレス装置100は、本体フレーム101
の下部101aに配設した第1の軸受部106によっ
て、第1の転圧ローラ102の支軸107の両端を回転
自在に支持している。プレス装置100は、本体フレー
ム101の上部101bに配設した第2の軸受部108
によって、第2の転圧ローラ103の支軸109の両端
を回転自在に支持している。プレス装置100は、第1
の転圧ローラ102を軸支する第1の軸受部106が図
示しないスタンドに対して上下方向、すなわち第2の転
圧ローラ103を軸支する第2の軸受部108に対して
接離自在とされている。プレス装置100には、第1の
軸受部106に、第1の転圧ローラ102が第2の転圧
ローラ103に対して移動されて転圧空間部105の高
さ寸法を調整しながら支持する第1の支持機構110が
付設されている。
【0006】プレス装置100には、図7に示すよう
に、第1の軸受部106を構成する第1の軸受箱106
aと本体フレーム101との間に左右一対の第1のライ
ナ111が付設されている。これら第1のライナ111
は、第1の支持機構110によって第1の軸受箱106
aが本体フレーム101のガイドに沿って移動する際、
本体フレーム101と第1の軸受箱106aとの隙間を
調整する。また、プレス装置100には、第2の軸受部
108を構成する第2の軸受箱108aを本体フレーム
101に固定するために、第2の軸受箱108aに対し
て本体フレーム101に左右一対の第2のライナ112
が付設されている。
【0007】以上のように構成されたプレス装置100
は、第1の支持機構110によって第2の転圧ローラ1
03に対して第1の転圧ローラ102が調整移動されて
転圧空間部105が所定の高さ寸法に設定される。プレ
ス装置100は、図示しない供給機構を介して電極素材
104が転圧空間部105の内部に搬送されて、この電
極素材104を第1の転圧ローラ102と第2の転圧ロ
ーラ103とで挟み込んで搬送する。電極素材104
は、これによって加熱されるとともに所定の厚み寸法と
するプレス処理が施される。電極素材104は、このプ
レス処理により電極活物質が金属箔集電体に対してより
高密度でかつ均一な状態でしっかりと固定されて電極材
を構成する。なお、電極材は、次工程へと搬送されて例
えば渦巻状に巻回したり積層したりする等の工程が施さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプレス装置100においては、図6に示すように、
第2の転圧ローラに対して第1の転圧ローラ102が第
1の支持機構110によりその対向間隔を幅方向の全域
に亘って調整されることによって転圧空間部105が所
定の高さ寸法に設定される。転圧空間部105は、その
高さ寸法が幅方向に亘って同一寸法に保持されている。
【0009】プレス装置100は、図7に示すように、
第1の転圧ローラ102の昇降動作により第2の転圧ロ
ーラ103とによって構成される転圧空間部105の高
さ寸法を設定する際に、第1の軸受部106を構成する
第1の軸受箱106aが第1の支持機構110によって
本体フレーム101のガイドに沿ってすべりながら昇降
動作する。プレス装置100においては、第1の転圧ロ
ーラ102が本体フレーム101に沿ってスムーズに昇
降動作するとともに、この第1の転圧ローラ102が第
2の転圧ローラ103とによって電極素材104に対す
るホットプレス処理を行うために所定の高さ位置で固定
される。したがって、プレス装置100では、本体フレ
ーム101と第1の軸受箱106aとの間隔t(図8参
照)が精密に設定されていた。隙間tは、0.1mm〜
0.2mmの微細な範囲で調整される。
【0010】プレス装置100においては、第1の転圧
ローラ102をヒータによって加熱して電極素材104
に対するホットプレス処理を行うが、この熱が伝わって
第1の軸受部106や本体フレーム101の各部が熱膨
張する。プレス装置100は、これによって第1の転圧
ローラ102が円滑に昇降動作されなくなるといった問
題が生じる。したがって、プレス装置100において
は、上述した隙間tが各部の熱膨張を見越して精緻に調
整されなければならず、極めて重要である。
【0011】一方、プレス装置100においては、ホッ
トプレス温度が変わることによって熱膨張の影響が異な
り、本体フレーム101と第1の軸受箱106aとの間
に構成される隙間tが変化する。したがって、プレス装
置100は、電極素材104の仕様やプレス条件等によ
ってホットプレス温度の変更を行う都度、隙間tの調整
操作を行わなければならなかった。この隙間tの調整操
作は、極めて微細にかつ精密に設定しなければならない
ために極めて面倒である。
【0012】プレス装置100においては、本体フレー
ム101と第1の軸受箱106aとの隙間tの調整が、
上述したように本体フレーム101に付設した左右一対
の第1のライナ111によって行われる。プレス装置1
00においては、第1の転圧ローラ102が円滑に昇降
動作されるために設定される隙間tによって、この第1
の転圧ローラ102が第2の転圧ローラ103とによっ
て電極素材104に対してホットプレス処理を行う際に
ガタが生じる。プレス装置100は、第1の転圧ローラ
102のガタ付きにより、電極素材104に対する精密
なホットプレス処理を施し得ず、厚み寸法に5μm〜1
0μmのバラツキのある電極材を形成するといった問題
があった。
【0013】厚み寸法が不均一な電極材は、金属箔集電
体に対して電極活物質の密度が不均一であるために、次
工程において例えば渦巻状に巻回されたり積層されたり
する際に不均一な層構造を構成することから電池品質を
劣化させるといった問題を生じさせる。
【0014】プレス装置100は、保守点検等に際して
第1の転圧ローラ102や第2の転圧ローラ103が本
体フレーム101から着脱操作される。プレス装置10
0は、この操作に伴って上述した極めて面倒な本体フレ
ーム101と第1の軸受箱106aとの隙間tの調整操
作を行わなければならない。したがって、プレス装置1
00は、第1の転圧ローラ102や第2の転圧ローラ1
03の着脱操作や隙間tの調整操作に手間がかかり、メ
ンテナンス性が悪いといった問題があった。
【0015】したがって、本発明は、転圧ローラが円滑
に昇降動作を行うとともにプレス動作中の動作位置も安
定されることにより、品質の安定した高精度のプレス材
を形成しかつ保守性の向上を図ったプレス装置を提供す
ることを目的に提案されたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるプレス装置は、本体フレームに対して、互い
に接離自在に対向支持された第1の転圧ローラと第2の
転圧ローラとの相対する外周面間に被プレス材を挟み込
んでプレス処理を施す。プレス装置は、本体フレームに
設けた軸受組付空間部に組み込まれ、第1の転圧ローラ
の支軸を回転自在に支持する第1の軸受部と、本体フレ
ームに設けた軸受組付空間部に第1の軸受部と平行に組
み込まれ、第2の転圧ローラの支軸を回転自在に支持す
る第2の軸受部とを備える。プレス装置は、第1の軸受
部及び第2の軸受部の少なくとも一方を他方の軸受部に
対して接離自在に支持することによって第1の転圧ロー
ラと第2の転圧ローラとの対向間隔を設定する支持機構
と、本体フレームと支持機構が設けられた一方の軸受部
との間に配設され、この軸受部を昇降自在に支持するガ
イド機構とを備える。プレス装置は、ガイド機構を転が
り軸受手段によって構成してなる。
【0017】また、プレス装置には、本体フレームの軸
受組付空間部を構成する一方の側面部に、ガイド機構を
介して一方の軸受部を他方の側面部に押圧する押圧手段
が配設されて構成される。さらに、プレス装置には、本
体フレームに押圧手段に対向して、この押圧手段に抗し
て軸受部を一方の側面部側に移動させる移動手段が配設
されて構成される。
【0018】以上のように構成された本発明にかかるプ
レス装置によれば、支持機構が設けられた軸受部が本体
フレームに対して転がり軸受手段によって昇降自在に支
持されることから、これら軸受部と本体フレームとの間
に構成される隙間が微小であっても軸受部が円滑に昇降
動作されるようになる。したがって、プレス装置は、本
体フレームと転圧ローラとの間に設定する隙間量の精密
設定或いはその調整操作が不要となり、例えば転圧ロー
ラの内部にヒータを付設して被プレス材にホットプレス
処理を施す場合において発生する熱膨張分を考慮した調
整も容易となりかつ過大な隙間量の設定も不要となり、
転圧ローラ間に構成される転圧空間部が高精度に保持さ
れて被プレス材に高精度のプレス処理を施す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
として図1乃至図5に示したプレス装置1は、リチウム
電池の製造工程中に設置されて図示しない供給部から連
続して供給されるシート状の電極素材2にホットプレス
処理を施すことにより、金属箔集電体に対して電極活物
質が高密度且つ強固に固定されて一定の厚み寸法を有す
る高精度の電極材を形成するようにしたホットプレス装
置である。
【0020】ホットプレス装置1は、図1乃至図3に示
すように、ベース3と、このベース3の上に互いに平行
に対峙してそれぞれ固定金具4によって固定された左右
一対のサイドフレーム5とによって本体フレームが構成
されている。なお、以下の説明において、前後、上下及
び左右等の用語は、図1を基準としてそれぞれ用いるも
のとする。
【0021】ホットプレス装置1は、図1及び図3に示
すように、ベース3の左側領域に詳細を後述するローラ
駆動部6が構成されるとともに右側領域にサイドフレー
ム5に支持された詳細を後述する各部材が配設されて転
圧部7が構成されてなる。ホットプレス装置1には、図
2において矢印で示すように前方側から走行して電極素
材2が供給される。電極素材2は、図3に示すように、
転圧部7を挟んで配設された詳細を省略するガイド機構
7b、7cによって搬送され、この転圧部7に構成され
た転圧空間部7aを通過する際に所定の厚み寸法とする
ホットプレス処理が施される。電極素材2は、ホットプ
レス装置1から後方側へと搬送されて図示しない次工程
へと供給される。
【0022】ローラ駆動部6は、詳細を省略するが、駆
動モータ8と、この駆動モータ8の回転出力を減速して
後述する第1の転圧ローラ9と第2の転圧ローラ10と
に伝達する減速歯車機構11等から構成される。ローラ
駆動部6には、減速歯車機構11に、図2において第1
の転圧ローラ9を時計方向へと回転駆動させるとともに
第2の転圧ローラ10を反時計方向へと回転駆動させる
ために分岐歯車機構が設けられている。ローラ駆動部6
は、第1の転圧ローラ9と第2の転圧ローラ10とを等
速度で回転駆動する。
【0023】転圧部7には、サイドフレーム5の内部
に、図1に示すように上下に互いに平行状態で支持され
るとともに、相対する外周面の間に転圧空間部7aを構
成する第1の転圧ローラ9と第2の転圧ローラ10とが
備えられる。また、転圧部7には、第1の転圧ローラ9
の支軸12の両端を回転自在に支持する左右一対からな
る第1の軸受部13と、第1の転圧ローラ12の高さ位
置を調整自在に支持する左右一対からなる第1の支持機
構14とが備えられる。同様に、転圧部7には、第2の
転圧ローラ10の支軸15の両端をそれぞれ回転自在に
支持する左右一対からなる第2の軸受部16と、第2の
転圧ローラ10高さ位置を支持する左右一対からなる第
2の支持機構17とが備えられている。
【0024】サイドフレーム5は、後述する電極素材2
にホットプレス処理を施す際に変形等が生じることのな
い充分な機械的強度を有しており、上述したように固定
金具4によってベース3上に立設されている。サイドフ
レーム5は、図1及び図3に示すようにその上端部に架
け渡したディスタンスロッド18によって所定の対向間
隔に保持されて上述した転圧部7を構成している。サイ
ドフレーム5は、図2に示すように、中央領域が高さ方
向にくり貫かれることによって、第1の軸受部13と第
2の軸受け部16とをそれぞれ上下方向に移動自在に組
み付ける軸受組付空間部19を構成している。
【0025】サイドフレーム5には、図4に示すよう
に、前方側のサイドフレーム5aに、第1の軸受部13
を後方側のサイドフレーム5b側に押圧するスプリング
22が組み付けられている。サイドフレーム5には、同
図に示すように、後方側のサイドフレーム5bに小型の
油圧ジャッキ23が組み付けられている。油圧ジャッキ
23は、スプリング22と対向して配置され、後述する
ようにこのスプリング22の弾性力に抗して第1の軸受
部13を前方側のサイドフレーム5a側へと移動動作さ
せる。
【0026】サイドフレーム5には、軸受組付空間部1
9の両側面に、第1の軸受箱13aに対応して前後一対
の第1のライナ組付凹部24がそれぞれ形成されてい
る。サイドフレーム5には、軸受組付空間部19の両側
面に、第2の軸受箱16aに対応して前後一対の第2の
ライナ組付凹部25がそれぞれ形成されている。前方側
サイドフレーム5aには、スプリング22を組み付ける
上下一対のスプリング組付凹部26が設けられている。
後方側サイドフレーム5bには、油圧ジャッキ23を組
み付けるジャッキ組付凹部27が設けられている。
【0027】第1のライナ組付凹部24には、軸受組付
空間部19と第1の軸受箱13aとの間に構成される隙
間を調整するとともに、第1の軸受箱13aの軸受組付
空間部19内の昇降動作をガイドする前後一対の第1の
ライナ20a、20bがそれぞれ組み付けられている。
前方の第1のライナ20aは、スプリング組付凹部26
を閉塞するようにして第1のライナ組付凹部24に組み
付けられる。後方の第1のライナ20bは、ジャッキ組
付凹部27を閉塞するようにして第1のライナ組付凹部
24に組み付けられる。第2のライナ組付凹部25に
は、軸受組付空間部19と第2の軸受箱16aとの間に
構成される隙間を調整するとともに、第2の軸受箱16
aの軸受組付空間部19内の昇降動作をガイドする第2
のライナ21がそれぞれ組み付けられている。
【0028】第1のライナ20は、略矩形に形成されて
おり、軸受組付空間部19内を昇降動作する第1の軸受
箱13aをサイドフレーム5に保持するのに充分な大き
さを有している。第1のライナ20は、その厚みを適宜
変えることにより、上述したように軸受組付空間部19
の側面と第1の軸受箱13aとの隙間を調整する。後方
側サイドフレーム5bに組み付けられる第1のライナ2
0bには、第2のライナ組付凹部25に対応して上下方
向の略中央部に切欠きが設けられている。
【0029】第2のライナ21も、略矩形に形成されて
おり、軸受組付空間部19内を昇降動作する第2の軸受
箱16aをサイドフレーム5に保持するのに充分な大き
さを有している。第2のライナ21は、その厚みを適宜
変えることにより、上述したように軸受組付空間部19
の側面と第2の軸受箱16aとの隙間を調整する。
【0030】スプリング組付凹部26には、第1のライ
ナ20aとの間に圧縮された状態でコイルスプリングか
らなるスプリング22がそれぞれ組み付けられている。
スプリング22は、上下方向に離間して配設されること
により第1のライナ20aを介して第1の軸受箱13a
を後方側サイドフレーム5b側へとバランスよく付勢す
る。スプリング22については、上述したコイルスプリ
ングばかりでなく、例えば円弧状に折曲された板ばねに
よって構成するようにしてもよいことは勿論である。
【0031】ジャッキ組付凹部27には、プレッシャ2
3aが第1のライナ20bに設けた切欠部を貫通されて
軸受組付空間部19内に臨ませられて油圧ジャッキ23
が組み付けられている。油圧ジャッキ23は、プレッシ
ャ23aが第1の軸受箱13aの中心部に対応位置して
いる。油圧ジャッキ23は、動作されると、後述するよ
うにプレッシャ23aがスプリング22の弾性力に抗し
て第1の軸受箱13aを前方側サイドフレーム5a側へ
と移動させる。なお、油圧ジャッキ23については、例
えばエアージャッキ等の適宜の駆動手段によって構成し
てもよいことは勿論である。
【0032】第1の軸受箱13aには、第1のライナ2
0との間に形成される左右一対の隙間19a、19bに
位置する側面に、それぞれローラベアリング28が設け
られている。ローラベアリング28は、第1の軸受部1
3を構成する第1の軸受箱13aに対して、左右一対か
つ上下一対が設けられる。ローラベアリング28は、周
知のように軸受箱の内部に回転自在な多数個のローラを
有しており、第1の軸受箱13aと第1のライナ20と
の間で転がり軸受けを構成する。したがって、第1の軸
受箱13aは、第1のライナ20との隙間19a、19
bが小さい場合であっても、この第1のライナ20に対
して円滑に昇降動作が行われるようになる。
【0033】第1の転圧ローラ9は、金属材料により電
極素材2をホットプレス処理する際に変形等が生じるこ
とのないように充分な機械的剛性を有し、且つサイドフ
レーム5の対向間隔よりもやや小幅とされて形成されて
なる。第1の転圧ローラ9は、その両側に第1の転圧ロ
ーラ支軸12を貫通させるとともにこれと一体的に回転
する。第1の転圧ローラ支軸12は、後述するようにそ
の両側を第1の軸受部13により回転自在に軸支されて
いる。また、第1の転圧ローラ9には、内部にヒータ9
aが組み込まれており、所定の温度に加熱されている。
第1の転圧ローラ9は、転圧部7を搬送される電極素材
2を加熱する。
【0034】第1の軸受部13は、図1及び図2に示す
ようにサイドフレーム5の軸受組付空間部19に位置し
てそれぞれ組み付けられている。第1の軸受部13は、
第1の転圧ローラ支軸12を回転自在に支持するととも
に詳細を後述するように第1の支持機構14を介してそ
れぞれ上下方向に調整自在に支持されている。第1の軸
受部13は、第1の軸受箱13aと、これら軸受箱13
aの内部に設けられた図示しない軸受メタルとボールベ
アリング等によって構成されている。
【0035】第1の支持機構14は、サイドフレーム5
の下部5cにそれぞれ設けた左右一対の油圧シリンダ装
置によって構成される。第1の支持機構14は、図2に
示すように各シリンダ本体がサイドフレーム5に取り付
けられるとともに各ピストン部材の先端部がそれぞれ第
1の軸受部13の軸受箱13aの底面とそれぞれ連結さ
れている。第1の支持機構14は、かかる構成によって
第1の軸受部13の下方部を支持している。第1の支持
機構14は、駆動されることによりピストン部材が動作
して第1の軸受部13をサイドフレーム5に沿って上下
方向に調整移動させる。したがって、ホットプレス装置
1は、第1の支持機構14によって第1の転圧ローラ9
が上下方向に調整移動されることから、上述したように
第2の転圧ローラ10との対向間隔、すなわち転圧空間
部7aの高さ寸法が調整される。
【0036】第2の転圧ローラ10も、上述した第1の
転圧ローラ9と同様に、金属材料により電極素材2をホ
ットプレス処理する際に変形等が生じることのない充分
な機械的剛性を有し、且つサイドフレーム5の対向間隔
よりもやや小幅とされて形成されてなる。第2の転圧ロ
ーラ10は、転圧部7の内部に上述した第1の転圧ロー
ラ9の上方に位置して配設され、その両側に第2の転圧
ローラ支軸15を貫通させるとともにこれと一体的に回
転する。第2の転圧ローラ支軸15は、後述するように
その両端を第2の軸受部16によって回転自在に軸支さ
れる。第2の転圧ローラ10にも、その内部にヒータ1
0aが組み込まれており、所定の温度に加熱されてい
る。第2の転圧ローラ10は、第1の転圧ローラ9とに
よって転圧部7を搬送される電極素材2を加熱する。
【0037】第2の軸受部16は、上述した第1の転圧
ローラ支軸12を軸支する第1の軸受部13とほぼ同等
の構成を有しており、図1及び図2に示すように、サイ
ドフレーム5間に構成された軸受組付空間部19の上方
に位置してそれぞれ組み付けられている。第2の軸受部
16は、第2の転圧ローラ支軸15の両端を回転自在に
支持するとともに詳細を後述するように第2の支持機構
17を介してそれぞれ上下方向に移動自在に支持されて
いる。第2の軸受部16は、第2の軸受箱16aと、こ
れら軸受箱16aの内部に設けられた図示しない軸受メ
タルとボールベアリング等によって構成されている。
【0038】第2の支持機構17は、詳細を省略するが
サイドフレーム5の上部5dにそれぞれ固定された左右
一対の取付金具によって構成される。第2の支持機構1
7は、図2に示すように第2の軸受部16を構成する第
2の軸受箱16aの上面にそれぞれ結合されることによ
って、この第2の軸受部16の高さ位置を規定してい
る。したがって、ホットプレス装置1は、高さ位置が規
定された第2の軸受部16に支持される第2の転圧ロー
ラ10を基準として、サイドフレーム5の軸受組付空間
部19に沿って第1の軸受部13が上下方向に調整移動
されてこの第1の軸受部13に支持された第1の転圧ロ
ーラ9の高さ位置が設定される。
【0039】勿論、ホットプレス装置1においては、第
2の支持機構を油圧シリンダ装置で構成することにより
第2の軸受部16をサイドフレーム5に沿って上下方向
に調整自在としてもよい。ホットプレス装置1は、この
場合第1の転圧ローラ9も上述した構成によって支持す
るようにしてもよいが、転圧空間部7aの高さ寸法を規
定する機械的基準を保持するために第1の転圧ローラ9
を支持する第1の軸受部13をサイドフレーム5に対し
て固定することが好ましい。
【0040】以上のように構成されたホットプレス装置
1について、図4及び図5を参照して電極素材2に対す
るホットプレス処理の動作について説明する。ホットプ
レス装置1は、第1の支持機構14を構成する油圧シリ
ンダ装置により第1の転圧ローラ9の動作量が設定され
ることによって、第2の転圧ローラ10とで構成する転
圧空間部7aの高さ寸法が規定される。転圧空間部7a
の高さ寸法は、電極素材2の厚み寸法、金属箔集電体や
これに塗布される電極活物質の材質或いは加熱温度等に
応じて、第2の転圧ローラ10に対して第1の転圧ロー
ラ9が昇降動作して電極素材2に所定のプレス圧を以て
ホットプレス処理が施こされて形成される電極材の所定
の厚み寸法である。
【0041】ホットプレス装置1は、電極素材2が転圧
空間部7aの内部に搬送されると、第1の支持機構14
が動作して第1の転圧ローラ9を上方へと移動動作させ
て電極素材2を第2の転圧ローラ10との間で挟み込ん
でホットプレス処理を行う。
【0042】ホットプレス装置1には、上述したように
第1の軸受部13を構成する第1の軸受箱13aと第1
のライナ20との間に、ローラベアリング28が設けら
れている。ホットプレス装置1は、ヒータ10aの熱に
よって各部の熱膨張が生じ、第1の軸受箱13aと第1
のライナ20との間隙が微小となることがある。ホット
プレス装置1は、ローラベアリング28の作用によって
第1の軸受箱13aと第1のライナ20との間隙が微小
であっても、第1の軸受部13がサイドフレーム5のガ
イドに沿って上下方向に円滑に昇降動作されるようにな
る。
【0043】ホットプレス装置1は、前方側サイドフレ
ーム5a側に配設されたスプリング22の弾性力によっ
て、第1の軸受部13を油圧ジャッキ23が配設された
後方側サイドフレーム5a側に押圧させる。ホットプレ
ス装置1は、電極素材2をホットプレス処理する際に、
第1の転圧ローラ9の内部に設けられたヒータ10aが
加熱され、その熱が伝わることによりサイドフレーム5
や第1の転圧ローラ9が熱膨張する。ホットプレス装置
1は、第1の軸受箱13aがスプリング22により前方
側サイドフレーム5a側に押圧されて軸受組付空間部1
9に支持されることで、その膨張分の吸収が図られるよ
うになる。
【0044】また、ホットプレス装置1は、例えば保守
点検等に際して第1の転圧ローラ9を交換する場合に、
軸受組付空間部19の側面と新たに組み込まれる第1の
軸受部13との間で隙間の変化が生じる。ホットプレス
装置1は、このような軸受組付空間部19の側面とと第
1の軸受部との間の隙間の変化が生じた場合おいても、
第1の軸受箱13aがスプリング22によりサイドフレ
ーム5の一方の側に押圧されながら支持されることでそ
の調整が図られる。したがって、ホットプレス装置1
は、精密な隙間調整の操作が不要とされるとともに、第
1の軸受部13を常に一方側に押圧させながら支持する
ことで、この第1の軸受部13を常に安定した位置に支
持させる。
【0045】したがって、ホットプレス装置1は、これ
らホットプレス処理及び転圧ローラの交換等に伴うサイ
ドフレーム5と第1の軸受部13との精緻な間隙調整を
必要とせず、第1の支持機構14により調整移動される
第1の転圧ローラ9が円滑に昇降動作を行い、且つ第1
の転圧ローラ9のホットプレス処理を行っている際の動
作位置が安定する。
【0046】ホットプレス装置1においては、上述した
第1の転圧ローラ9を交換する場合に、油圧ジャッキ2
3を作動させる。ホットプレス装置1は、この油圧ジャ
ッキ23の動作によってプレッシャ23aによって第1
の軸受部13を構成する第1の軸受箱13aがスプリン
グ22の弾性力に抗して前方側サイドフレーム5a側に
移動動作される。したがって、ホットプレス装置1は、
後方側サイドフレーム5bと第1の軸受箱13aとの間
に隙間が構成され、油圧ジャッキ23が配設された側の
第1のライナ20aを取り外すことが可能となる。
【0047】ホットプレス装置1は、油圧ジャッキ23
を復帰動作させることで、スプリング22の弾性力によ
って第1の軸受箱13aが後方側サイドフレーム5b側
に押圧される。ホットプレス装置1は、これによって前
方側サイドフレーム5aと第1の軸受箱13aとの間に
隙間ができ、スプリング22が配設された側の第1のラ
イナ20b及びスプリング22を取り外すことが可能と
なる。したがって、ホットプレス装置1は、軸受組付空
間部19に第1の軸受部13だけが残り第1の転圧ロー
ラ9の交換操作が行われる。
【0048】ホットプレス装置1は、上述したように第
1の転圧ローラ9が安定した状態で昇降動作して電極素
材2に対してホットプレス処理を行うことから、プレス
圧が一定となって金属箔集電体に対して塗布された電極
活物質の粒子がバインダによりしっかりと固定されると
ともに、バインダ内に高密度でかつ均一に分散された電
極材を形成する。また、ホットプレス装置1は、バラツ
キが1μm〜2μm程度と極めて均一な厚み寸法の電極
材を形成する。したがって、ホットプレス装置1は、高
品質で高精度の電極材によって高品質で高精度のリチウ
ムイオン電池の製造を可能とする。
【0049】なお、上述した実施の形態として示したホ
ットプレス装置1は、供給部から連続して供給されるシ
ート状の電極素材2にホットプレス処理を施すことによ
り、金属箔集電体に対して電極活物質が高密度且つ強固
に固定されて一定の厚み寸法を有する電極材を形成する
ようにしたホットプレス装置であるが、本発明はかかる
ホットプレス装置に限定されるものではなく、帯状の適
宜の被プレス材を所定の厚み寸法にプレス処理するプレ
ス装置にも展開される。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるプレス装置によれば、第1の転圧ローラを昇降動作
させて第2の転圧ローラとの対向間隔を調整して所定の
高さのプレス空間部を設定するに際して、少なくとも一
方の転圧ローラが本体フレームに対して転がり軸受手段
によってガイドされて昇降動作するように構成したこと
から、この転圧ローラの軸受部と本体フレームとの間の
間隙を微小に設定した場合であっても転圧ローラが円滑
に昇降動作するようになる。また、プレス装置は、転圧
ローラの軸受部と本体フレームとの間に各部材の熱膨張
等を考慮した大きな間隙を設定することを不要とし、熱
膨張等によって各部の寸法が変化した場合でもこの転圧
ローラが本体フレームに対して円滑に昇降動作するよう
になる。したがって、プレス装置は、第1の転圧ローラ
と第2の転圧ローラとによって構成される転圧空間部が
高精度に保持されかつ転圧ローラの安定した昇降動作に
よって被プレス材を精度良くプレスする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプレス装置の実施の形態として
示す電極素材のホットプレス装置の正面図である。
【図2】同ホットプレス装置の側面図である。
【図3】同ホットプレス装置の平面図である。
【図4】同ホットプレス装置の支持機構が設けられた軸
受部の動作の詳細を模式的に説明する側面図である。
【図5】同ホットプレス装置の支持機構が設けられた軸
受部の動作の詳細を模式的に説明する要部側面図であ
る。
【図6】従来のホットプレス装置を模式的に説明する要
部正面図である。
【図7】同ホットプレス装置の支持機構が設けられた軸
受部の動作の詳細を模式的に説明する側面図である。
【図8】同ホットプレス装置の支持機構が設けられた軸
受部の動作の詳細を模式的に説明する要部側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ホットプレス装置(プレス装置)、2 電極素材、
3 ベース、5 サイドフレーム(本体フレーム)、6
ローラ駆動部、7 転圧部、7a 転圧空間部、9
第1の転圧ローラ、10 第2の転圧ローラ、12 第
1の転圧ローラのローラ支軸、13 第1の軸受部、1
3a 第1の軸受箱、14 第1の支持機構、15 第
2の転圧ローラのローラ支軸、16 第2の軸受部、1
6a 第2の軸受箱、17 第2の支持機構、19 軸
受組付空間部、20 第1のライナ、21 第2のライ
ナ、22 スプリング(押圧手段)、23 油圧ジャッ
キ(移動手段)、28 ローラベアリング(ガイド機
構)
フロントページの続き (72)発明者 上関 祐史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 青谷 隆 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4E090 AA01 AA04 AB01 AB07 BA02 DA01 FA02 FA05 5H014 AA01 BB01 BB05 BB17 5H028 BB04 BB05 BB17 5H029 AJ14 CJ02 CJ03 CJ30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体フレームに対して、互いに接離自在に
    対向支持された第1の転圧ローラと第2の転圧ローラと
    の相対する外周面間に被プレス材を挟み込んで搬送する
    ことによりプレス処理を施すプレス装置において、 上記本体フレームに設けた軸受組付空間部に組み込ま
    れ、上記第1の転圧ローラの支軸を回転自在に支持する
    第1の軸受部と、 上記本体フレームに設けた上記軸受組付空間部に上記第
    1の軸受部と平行に組み込まれ、上記第2の転圧ローラ
    の支軸を回転自在に支持する第2の軸受部と、 上記第1の軸受部及び第2の軸受部の少なくとも一方の
    軸受部を他方の軸受部に対して接離自在に支持すること
    によって、上記第1の転圧ローラと第2の転圧ローラと
    の間に構成されるプレス空間部の高さを設定する支持機
    構と、 上記本体フレームと上記支持機構とが設けられた上記一
    方の軸受部との間に配設され、この軸受部を昇降自在に
    支持するガイド機構とを備え、 上記ガイド機構は、転がり軸受手段によって構成された
    ことを特徴とするプレス装置。
  2. 【請求項2】 上記本体フレームには、上記軸受組付空
    間部を構成する一方の側面部に押圧手段が配設され、上
    記ガイド機構を介して、上記支持機構が設けられた上記
    一方の軸受部を上記軸受組付空間部を構成する他方の側
    面部に押圧することを特徴とする請求項1に記載のプレ
    ス装置。
  3. 【請求項3】 上記本体フレームには、上記押圧手段に
    対向して上記他方の側面部に移動手段が配設され、この
    移動手段を介して、上記押圧手段に抗して上記一方の軸
    受部を上記一方の側面部側に移動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のプレス装置。
JP10170381A 1998-06-17 1998-06-17 プレス装置 Withdrawn JP2000000694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018058113A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 ユースエンジニアリング株式会社 ロールプレス装置
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CN112768743A (zh) * 2021-01-08 2021-05-07 天能电池集团(安徽)有限公司 一种用于包片机的可更换式包片辊

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