JPH08173671A - 下糸巻回装置 - Google Patents

下糸巻回装置

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JPH08173671A
JPH08173671A JP4345295A JP4345295A JPH08173671A JP H08173671 A JPH08173671 A JP H08173671A JP 4345295 A JP4345295 A JP 4345295A JP 4345295 A JP4345295 A JP 4345295A JP H08173671 A JPH08173671 A JP H08173671A
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JP
Japan
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bobbin
thread
case
winding
shaft
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JP4345295A
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English (en)
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Kazunori Katayama
和紀 片山
Hiroyuki Tomioka
宏之 富岡
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻き始めの糸端を確実にボビンケース内のボ
ビンに絡み付けることにより、ボビンケース外に下糸を
出すことがなく、良好な縫い目を形成できると共に上糸
切れの発生の畏れをなくし、しかも糸端外れやボビン軸
以外のものへの巻回をなくして、手動復帰の畏れをなく
し、信頼性を向上する。 【構成】 繰り出し手段Fにより下糸供給源200から
繰り出された下糸150を、エアー案内手段Gによりボ
ビンケース開口部8Aに案内し、このボビンケース開口
部8Aに案内された下糸150を、繰り出し手段Fによ
りさらに繰り出すと共に、エアー案内手段Gのエアーに
よりボビンケース8内に送り込み、ボビン駆動手段M2
によるボビン回転に伴って、ボビン軸に確実に絡み付か
せるよう構成してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンに下糸を巻回す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の本縫いミシンにおいては、ボビン
に巻回されていた下糸がなくなった場合には、ボビンケ
ースと共にボビンを釜から取り外し、ボビンに下糸を巻
回して再度釜に装着するか、或は予め用意しておいた下
糸巻回済みのボビンに交換する等の作業を行っていた
が、このような人手によるボビンへの下糸の巻回作業及
びボビンケースの交換作業は、その作業に多くの時間、
労力を要するために、特開平5−192476号公報や
特願平4−188688号明細書等において、ボビンへ
の糸巻き及びボビン交換を自動的に行う装置の提案がな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−192476号公報を始めとした特願平4−1
8868号明細書等の装置にあっては、糸巻きからの下
糸端をクランプ機構によりクランプして該下糸をボビン
ケース内に導き、ボビンを回転させることにより下糸を
ボビン軸に絡み付けて巻回するよう構成しているので、
クランプ機構により挟持した糸端が巻回終了後にボビン
ケース外に残ってしまい、このような状態で本縫いを行
うと、ボビンケース外に残った糸端が絡まったり、ボビ
ンケースの隙間に挟まったり等して、良好な縫い目が形
成できず、場合によっては上糸切れが発生するといった
問題がある。
【0004】また、上述のように、糸巻きからの下糸端
をクランプ機構によりクランプする構成となっている
が、当該クランプされている糸端がクランプ機構から外
れる畏れがあり、その場合には手動による復帰が必要と
なるので、装置の信頼性が低下するといった問題があ
る。
【0005】また、これら装置にあっては、下糸を確実
にボビンケース内に導けない場合がり、このような場合
には、下糸がボビン軸以外の例えば下糸巻回装置の巻取
軸やボビンケース軸に巻回されてしまい、手動による復
帰が必要となるので、装置の信頼性が低下するといった
問題がある。
【0006】また、上記のような下糸巻回装置に対し、
ボビンの下糸巻回量を検出可能な機構を付加した提案
が、例えば特願平5−239194号明細書等になされ
ている。この装置は、下糸巻回量をボビンを回転させる
ボビン巻取軸の回転数により検出するようにしたもので
ある。しかしながら、下糸巻回量に対応するボビン回転
数は糸番手に従って異なってしまうので、標準太さの糸
以外には糸番手に応じて補正を行っているが、精度が比
較的良くないといった問題がある。
【0007】また、このような装置にあっては、下糸を
ボビン軸に絡み付けて巻回していくわけであるが、この
絡み付け量は実際の縫製時には使用されるものでなく、
しかもこの絡み付けを完了した時期が判らないことか
ら、ボビンの下糸巻回量が正確に判らないといった問題
もある。
【0008】そこで本発明は、巻き始めの糸端を確実に
ボビンケース内のボビンに絡み付けることにより、ボビ
ンケース外に下糸が出ることがなく、良好な縫い目が形
成できると共に上糸切れの発生の畏れがなく、しかも糸
端外れやボビン軸以外のものへの巻回がなく、手動復帰
の畏れをなくして、信頼性を向上できる下糸巻回装置を
提供することを目的とする。また、糸番手に拘らずボビ
ンの有効下糸巻回量を正確に把握でき、しかも巻回する
機構に余分な負荷をかけず縫い品質に影響を与えること
のない下糸巻回装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の下糸巻回装置は、周縁に開口部を形成し
たボビンケースと、このボビンケース内に収納されると
共に回転可能に支持され糸を巻回可能なボビン軸を有す
るボビンと、ボビンケース内のボビンを回転させるボビ
ン駆動手段と、下糸を下糸供給源から繰り出す繰り出し
手段と、この繰り出し手段により下糸供給源から繰り出
された下糸を、エアーによってボビンケース開口部に案
内するエアー案内手段と、を具備し、ボビンケース開口
部に案内された下糸を、繰り出し手段による下糸繰り出
し及びエアー案内手段によるエアーによって、ボビンケ
ース内に送り込むと共に、ボビン駆動手段によるボビン
回転によって、ボビン軸に絡み付かせてなる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2の下
糸巻回装置は、周縁に開口部を形成したボビンケース
と、このボビンケース内に収納されると共に回転可能に
支持され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、ボ
ビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段と、
下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
ボビンケース内に挿入する挿入手段と、このボビンケー
ス内に挿入された下糸を、ボビンの回転によりボビン軸
に絡み付かせるように前記ボビン駆動手段を制御するボ
ビン駆動制御手段と、ボビン軸に絡み付いた下糸のボビ
ンへの巻取開始を検出する巻取検出手段と、を具備し、
ボビンケース開口部よりボビンケース内に挿入された下
糸を、ボビン駆動手段によるボビンの回転によってボビ
ン軸に絡み付かせるようにし、前記巻取検出手段の出力
に基づいて、下糸のボビン軸への絡み付きを検出可能と
した。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3の下
糸巻回装置は、周縁に開口部を形成したボビンケース
と、このボビンケース内に収納されると共に回転可能に
支持され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、ボ
ビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段と、
下糸供給源とボビンケースとの間において下糸を巻き付
けて回転可能とした繰り出しローラと、この繰り出しロ
ーラを回転させると共に、その回転速度が前記ボビン駆
動手段によるボビン回転速度より小に設定された繰り出
しローラ駆動手段と、該繰り出しローラのボビン駆動手
段による回転を許容するように繰り出しローラと繰り出
しローラ駆動手段との間を連結・遮断するワンウェイク
ラッチと、前記繰り出しローラの回転を検出する繰り出
しローラ回転検出手段と、前記繰り出しローラ駆動手段
による繰り出しローラの回転によって、繰り出された下
糸を、エアーによってボビンケース開口部に案内するエ
アー案内手段と、を具備し、ボビンケース開口部に案内
された下糸を、繰り出しローラ駆動手段による繰り出し
ローラの回転及びエアー案内手段によるエアーによっ
て、ボビンケース内に送り込むと共に、ボビン駆動手段
によるボビン回転によって、ボビン軸に絡み付かせるよ
うにし、前記繰り出しローラ回転検出手段の出力に基づ
いて、下糸のボビン軸への絡み付きを検出可能とした。
【0012】上記目的を達成するために、請求項4の下
糸巻回装置は、周縁に開口部を形成したボビンケース
と、このボビンケース内に収納されると共に回転可能に
支持され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、ボ
ビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段と、
下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
ボビンケース内に挿入する挿入手段と、このボビンケー
ス内に挿入された下糸を、ボビンの回転によりボビン軸
に絡み付かせるように前記ボビン駆動手段を制御するボ
ビン駆動制御手段と、ボビン駆動手段によるボビンへの
巻取量を検出する巻取量検出手段と、ボビン軸に絡み付
いた下糸のボビンへの巻取開始を検出する巻取検出手段
と、上記巻取開始の検出により、ボビンの巻取量の検出
を開始するように制御する検出制御手段と、を備えた。
【0013】上記目的を達成するために、請求項5の下
糸巻回装置は、周縁に開口部を形成したボビンケース
と、このボビンケース内に収納されると共に回転可能に
支持され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、ボ
ビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段と、
下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
ボビンケース内に挿入する挿入手段と、このボビンケー
ス内に挿入された下糸を、ボビンの回転によりボビン軸
に絡み付かせるように前記ボビン駆動手段を制御するボ
ビン駆動制御手段と、ボビン駆動手段によるボビンへの
巻取量を検出する巻取量検出手段と、この巻取量検出手
段により下糸供給源からの下糸の供給量を判定する下糸
供給量判定手段と、を具備し、ボビンケース開口部より
ボビンケース内に挿入された下糸を、ボビン駆動手段に
よるボビンの回転によってボビン軸に絡み付かせるよう
にし、前記下糸供給量判定手段の出力に基づいて、下糸
のボビン軸への供給量を判定可能とした。
【0014】上記目的を達成するために、請求項6の下
糸巻回装置は、上記請求項1に加えて、エアー案内手段
による下糸案内方向を、ボビン軸中心とエアー案内手段
先端とを結ぶ線分よりも、ボビン軸外周の下糸巻き付け
側にしたことを特徴としている。
【0015】
【作用】このような請求項1の下糸巻回装置によれば、
繰り出し手段により下糸供給源から繰り出された下糸
は、エアー案内手段によりボビンケース開口部に案内さ
れ、このボビンケース開口部に案内された下糸は、繰り
出し手段によりさらに繰り出されると共に、エアー案内
手段のエアーによりボビンケース内に送り込まれ、ボビ
ン駆動手段によるボビン回転に伴って、ボビン軸に確実
に絡み付く。
【0016】このような請求項2の下糸巻回装置によれ
ば、挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端はボビ
ンケース開口部よりボビンケース内に挿入され、ボビン
駆動制御手段によりボビン駆動手段が制御されて、ボビ
ンケース内に挿入された下糸はボビン回転によってボビ
ン軸に絡み付くが、この下糸のボビン軸への絡み付き
(巻取開始)は、巻取検出手段の出力に基づいて検出さ
れる。
【0017】このような請求項3の下糸巻回装置によれ
ば、繰り出しローラ駆動手段により下糸供給源から繰り
出しローラを介して繰り出された下糸は、エアー案内手
段によりボビンケース開口部に案内され、このボビンケ
ース開口部に案内された下糸は、繰り出しローラ駆動手
段により下糸供給源から繰り出しローラを介してさらに
繰り出されると共に、エアー案内手段のエアーによりボ
ビンケース内に送り込まれ、ボビン駆動手段によるボビ
ン回転に伴って、ボビン軸に確実に絡み付き、この時の
繰り出しローラ回転は繰り出しローラ回転検出手段によ
り検出されるが、下糸がボビン軸に絡み付くと、繰り出
しローラ回転速度<ボビン回転速度に設定されているこ
とから、ワンウェイクラッチにより繰り出しローラ駆動
手段の回転が繰り出しローラに対して遮断され、繰り出
しローラ回転検出手段による出力が繰り出しローラ回転
速度からボビン回転速度に変化し、下糸のボビン軸への
絡み付きが検知されると共に、例えばボビン軸に巻回さ
れる有効下糸巻回量が検出される。この有効下糸巻回量
は、ボビン軸への絡み付き以降のものであると共に繰り
出しローラの回転に基づくものである。また、ワンウェ
イクラッチにより下糸巻回時に繰り出しローラ駆動手段
の負荷がボビン駆動手段にかからない。
【0018】このような請求項4の下糸巻回装置によれ
ば、挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端はボビ
ンケース開口部よりボビンケース内に挿入され、ボビン
駆動制御手段によりボビン駆動手段が制御されて、ボビ
ンケース内に挿入された下糸はボビン回転によってボビ
ン軸に絡み付き、この下糸のボビン軸への絡み付き(巻
取開始)は、巻取検出手段の出力に基づいて検出され、
この巻取検出手段の出力に基づいて下糸のボビン軸への
巻取開始が検出されると、検出制御手段により巻取量検
出手段によるボビンへの巻取量検出が開始される。
【0019】このような請求項5の下糸巻回装置によれ
ば、挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端はボビ
ンケース開口部よりボビンケース内に挿入され、ボビン
駆動制御手段によりボビン駆動手段が制御されて、ボビ
ンケース内に挿入された下糸はボビン回転によってボビ
ン軸に絡み付き巻き取られるが、この巻取量は巻取量検
出手段により検出され、この巻取量に従って下糸供給量
判定手段により下糸供給源からの下糸の供給量が判定さ
れ、例えば下糸を使い尽くして無くなった場合や、下糸
供給路において下糸が絡まった場合等の下糸供給源から
の下糸の供給量の不具合の判定がなされる。
【0020】このような請求項6の下糸巻回装置によれ
ば、エアー案内手段による下糸案内方向を、ボビン軸中
心とエアー案内手段先端とを結ぶ線分よりも、ボビン軸
外周の下糸巻き付け側としたことから、ボビンケース内
に送り込まれた下糸は、エアーとボビン軸回転との共働
により良好にボビン軸に絡み付く。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。先ず、図7乃至図11を参照し、この発明
の下糸巻回装置が採用される下糸自動供給装置の概略を
説明する。
【0022】この下糸自動供給装置は、ミシンベッド1
の下方の底が油溜となっている空間内に配されており、
図7、図8に示すように、ボビンケース着脱位置A、残
糸除去位置B及び下糸巻回位置Cが一軸の回りに120
°間隔に配され、且つ、図7乃至図9に示すように、ボ
ビンケース着脱位置Aと他の作業位置B、Cは前記一軸
の両端部側に分かれており、前記空間内に立設された支
柱2と、この支柱2に載設されたメインベース3と、こ
のメインベース3に水平に支持された前記一軸であるガ
イド軸4と、このガイド軸4と共に回転可能、且つ、軸
方向に摺動可能に支持された回動アーム5と、ガイド軸
4に沿って回動アーム5を前進、後退させる前後進レバ
ー6と、60°を単位として回動アーム5を正転又は逆
転させる駆動装置と、から構成されている。
【0023】ガイド軸4は、図10に示すように、両端
でメインベース3の起立部に回転可能に支持されてい
る。その横断面は、図11に示すように、非円形であ
り、対応する回動アーム5のボス5aの孔の形状も同形
状である。従って、回動アーム5は、ガイド軸4に沿っ
て摺動することができると共に、ガイド軸4と共に回転
することができる。
【0024】回動アーム5は、図7に示すように、中心
から両側に対称的に若干屈折して延びており、各端部付
近には、図10に示すように、ボビン7を内蔵するボビ
ンケース8が着脱可能に支持されている。この回動アー
ム5におけるボビン着脱機構は、例えば特開平5−19
2476号公報の下糸自動供給装置や本出願人が先に出
願した特願平5−121960号明細書のミシンのボビ
ン交換装置に記載されている一対の電磁石吸着ヘッドを
始めとして、例えば本出願人が先に出願した特願平5−
116363号明細書のミシンのボビン交換装置に記載
されているレバー爪によるもの等、適宜のものを採用す
ることができ、要はボビンケース8を必要に応じて対向
部材(例えば、釜16)に対して着脱できるものであれ
ば良い。
【0025】前後進レバー6は、図8、図9に示すよう
に、メインベース3に立設された軸9によって回動可能
に支持されている。その自由端付近には長孔6aが形成
されている。他端は、支持板10によってメインベース
3に取付けられたエアーシリンダー11の、そのロッド
先端のナックル12に固設された軸13に、回動可能に
取付けられている。そして、前後進レバー6の長孔6a
には、図10、図11に示すように、回動アーム5のボ
ス5aに回転可能に取り付けられたカラー14の、その
表面に突設されたピン15が係合している。従って、エ
アーシリンダー11のロッドが伸縮すると、前後進レバ
ー6は、軸9を中心に正、逆転する。それに伴って、回
動アーム5は前後進レバー6の長孔6aに係合するピン
15を介してガイド軸4に沿って前、後進する。すなわ
ち、回動アーム5は、図7、図10に示す釜16の配設
されている縫製位置であるボビンケース着脱位置A側と
その反対側(残糸除去位置B及び下糸巻回位置Cが存在
する)をガイド軸4に沿って前、後進することができ
る。
【0026】回動アーム5の回転駆動装置は、図8、図
9に示すように、メインベース3の下方のブラケット1
7に固定されたブラケット18に取付けられているモー
ター19と、その回転軸20に固定された歯車21と、
ブラケット17に回転可能に支持され歯車21に噛み合
う歯車22と、歯車22の一つの面に固定された原車2
3、ピン24及びブラケット17に回転可能に支持され
た従車25よりなるゼネバ機構と、従車25に同軸に固
定された歯車26と、ガイド軸4に固定され(図10参
照)歯車26に噛み合う歯車27と、からなっている。
従って、歯車26と歯車27を所定の歯車比で構成する
ことにより回動アーム5は、モーター19を駆動源とし
て回転駆動装置のゼネバ機構により、ガイド軸4を介し
て60°単位で回転される。
【0027】残糸除去位置Bには、例えば本出願人が先
に出願した特願平5−203610号明細書や特願平6
−40351号明細書のボビンの残糸除去装置を始めと
して、適宜のものを採用することができ、要はボビンケ
ースを保持した状態で、ボビン7に巻かれた糸を引き出
す引き出し手段の糸引き出し動作によって、ボビン7が
回転されて、ボビン7に巻回された糸が引き出されるよ
うなものであればどのようなものであっても良い。
【0028】以上のように構成された下糸自動供給装置
において、モーター19の回転によって回動アーム5が
60°を単位とする正、逆転及びガイド軸4に沿う前
進、後退を繰り返すことによって、ボビンケース8を各
作業位置A、B、Cへ確実に運搬し、作業を実行した
り、受けることになる。
【0029】例えば、回動アーム5の一端にボビンケー
ス8を保持せず、他端に下糸巻回装置により下糸の巻か
れたボビン(詳しくは後述)7内蔵のボビンケース8を
保持し、且つ、ボビンケース8を保持していない一端が
AとBの中間の位置D(図8参照)に待機しているとす
る。この状態で所定の縫製が終了すると、回動アーム5
が図8における反時計回りに60°回転すると共に図7
における釜側に前進し、ボビンケース着脱位置Aにある
釜16から残糸のあるボビン内蔵のボビンケース8が回
動アーム5の一端に保持される。
【0030】次いで、回動アーム5がガイド軸4の後退
位置に後退すると共に180°回転し、前進すると、回
動アーム5の他端に保持され下糸巻回済みのボビン内蔵
のボビンケース8がボビンケース着脱位置Aの釜16に
装着される。そして、回動アーム5が後退すると共に図
8における反時計方向に60°回転すると、回動アーム
5の一端に保持している残糸付きボビン内蔵のボビンケ
ース8が残糸除去位置Bへ進み、そこの残糸除去装置に
よってボビン7の残糸が除去され、そのボビンは糸のな
い空ボビンとなる。その後、回動アーム5が図8におけ
る時計方向に120°回転し、後退すると、残糸の除去
された空ボビン内蔵のボビンケース8が下糸巻回位置C
へ進み、そこの下糸巻回装置によって空ボビンに下糸が
巻回される。以後、これらの動作が繰り返される。
【0031】次に、上記下糸巻回位置Cに配設された本
発明の特徴をなす下糸巻回装置について、図1乃至図5
を参照しながら、以下説明する。
【0032】この下糸巻回装置はボビン7を回転させる
ボビン駆動手段Eを備える。このボビン駆動手段Eにつ
いて以下説明する。図1において、符号50は巻取り軸
を示しており、この巻取り軸50は図示されないベース
に回転自在に支承されている。巻取り軸50の一端には
ボビン7に形成された複数の既設の孔にクラッチ可能な
クラッチ機構50aが、他端にはプーリ50bがそれぞ
れ固定されている。上記ベースにはボビン駆動モータM
2も固定されている。このボビン駆動モータM2の出力
軸にはプーリ52が固定されており、このプーリ52と
プーリ50bとの間にはベルト51が掛け渡されてい
る。
【0033】すなわち、回動アーム5の回転により下糸
巻回位置Cに至ったボビンケース8が該回動アーム5の
前進動作により前進すると共にボビン駆動モータM2が
駆動すると、巻取り軸50が回転すると共、該クラッチ
機構50aとボビン7とが連結されるようになってい
る。なお、クラッチ機構は、上述のような孔に係合する
構成のものに限定されるものではなく、他の構成のもの
であっても構わない。
【0034】また、下糸巻回装置は糸巻き200(図4
参照)からの下糸150を繰り出す繰り出し機構Fを備
える。この繰り出し機構Fについて以下説明する。図1
乃至図3において、符号53はコの字状のベースを示し
ている。このベース53の一方の側板53aには、繰り
出しローラ駆動手段としての繰り出しモータM1が固定
されており、その出力軸56は該側板53aを貫いてい
る。この繰り出しモータM1の回転速度は、上記ボビン
駆動モータM2の回転速度より小となるように設定され
ている。一方、ベース53の他方の側板53bには、繰
り出しモータM1の出力軸56に軸心を一致させた繰り
出しローラ軸55が回転自在に支承されており、この繰
り出しローラ軸55の反繰り出しモータM1側端部に
は、糸巻き200からの下糸150が巻回された(1巻
き)された繰り出しローラ54が固定されている。繰り
出しモータM1の出力軸56と繰り出しローラ軸55と
の間には、当該軸55,56同士の回転を連結・遮断す
るワンウェイクラッチ57が介在している。このワンウ
ェイクラッチ57はスリーブ59に内蔵されており、こ
のスリーブ59にはセンサスリット58が固定されてい
る。
【0035】上記ワンウェイクラッチ57は、繰り出し
ローラ軸55の回転速度が繰り出しモータM1の出力軸
56の回転速度を上回ると、該繰り出しモータM1の出
力軸56の回転を繰り出しローラ軸55に対して遮断す
る構成となっている。
【0036】上記センサスリット58は円盤状をなし、
外周の一部に溝が設けられている。このセンサスリット
58の対向位置には繰り出しローラ回転検出手段として
のフォトセンサ60が配設されており、センサスリット
58の溝を検出可能となっている。すなわち、フォトセ
ンサ60により繰り出しローラ54の回転を検出できる
ようになっている。
【0037】以上のように繰り出し機構Fは構成されて
おり、この繰り出し機構Fのフォトセンサ60には、下
糸150のボビン軸への絡み付きを検知すると共にボビ
ン軸に巻回される有効下糸巻回量を検出する有効下糸巻
回量検出手段61が接続されている。この有効下糸巻回
量検出手段61に関しては詳しくは後述する。
【0038】上記繰り出し機構Fには、下糸150の緩
みを取る緩み取り機構が付設されている。この緩み取り
機構は、繰り出しローラ軸55に対して図示されない軸
受を介して回転自在に支承され孔に下糸150が通され
た緩み取りレバー62と、この緩み取りレバー62を下
糸150の緩みを取る方向に付勢するバネ64と、この
バネ64の付勢力による緩み取りレバー62の回動を規
制するストッパ63と、から構成されている。
【0039】また、下糸巻回装置は、繰り出し機構Fに
より繰り出された下糸150をボビンケース8の開口部
8Aに案内するエアー案内手段Gを備えている。このエ
アー案内手段Gについて以下説明する。図1において、
符号65は略中空円筒状の糸吸引器を示しており、この
糸吸引器65には、図1及び図5に示されるように、内
部空間と外部とを連通し上流側から下流側に向う吸引孔
65aが形成されている。この糸吸引器65の上流側に
は、該糸吸引器65の内部空間に連通するエアーチュー
ブ66の一端が接続されている。このエアーチューブ6
6の他端には電磁弁68が接続されており、この電磁弁
68には図示されないエアー源が接続されている。ま
た、電磁弁68のオン、オフを行う図示しない糸装着ス
イッチが備えられている。
【0040】糸吸引器65の下流側には、該糸吸引器6
5の内部空間に連通しこの糸吸引器65に対して回転可
能なエアーチューブ67の一端が接続されている。この
エアーチューブ67の他端側はコの字状に折曲されてお
り、上述のクラッチ機構50aとボビン7とが連結され
た状態で、その先端のエアーノズル67aがボビンケー
ス8の開口部8Aに対向するように位置調整がなされて
いる。そして、図12及び図13に示すように、対向位
置に停止しているエアーノズル67a先端(エアー案内
手段の先端)の下糸案内方向は、ボビン軸下糸巻き付け
側にある。
【0041】ここで言うボビン軸下糸巻き付け側とは、
図13に示されるように、ボビン軸7a中心とエアーノ
ズル67a先端とを結ぶ線分Yにより2分割されるボビ
ン軸7a外周の一方向、すなわち下糸150をボビン軸
7aに絡み付かせる側(図中の符号X方向)である。ま
た、エアーノズル67a先端の下糸案内方向は、好まし
くはボビン軸下糸巻き付け側Xのボビン軸7a外周に交
差する方向で、特に好ましくはボビン軸7a外周に接す
る方向である。
【0042】そして、電磁弁68がオンすると、エアー
源からエアーが供給されて当該エアーはエアーチューブ
66、糸吸引器65、エアーチューブ67を介して、エ
アーノズル67aから吹き出すようになっている。この
時、対向位置に停止しているエアーノズル67a先端と
ボビンケース8の開口部8Aとの間隔H(図12参照)
は、好ましくは10mm以下で、特に好ましくは3〜7
mmである。この範囲により、下糸150の吹き出しエ
アーによるばたつきや、ボビンケース8内で下糸150
がボビン軸7aに絡み付くのに必要な渦流を形成するこ
とができる。
【0043】ところで、上記エアーチューブ67の途中
部分は下糸巻回装置のベース1に回転自在に支承されて
いる。このエアーチューブ67は、バネ70により図1
における時計方向に付勢されている一方で、ノズル退避
ソレノイド69の駆動により該バネ70の付勢力に抗す
る方向に回動される。すなわち、ノズル退避ソレノイド
69のオン時には、バネ70の付勢力に抗してエアーノ
ズル67aがボビンケース8の開口部8Aから退避し、
ノズル退避ソレノイド69のオフ時には、バネ70の付
勢力によりエアーノズル67aがボビンケース8の開口
部8Aに対向する対向位置に移動する。
【0044】繰り出し機構Fと糸巻き200との間に
は、図4に示されるように、下糸150の張力を可変と
する糸張力可変手段204が設けられている。この糸張
力可変手段204は、通過する下糸150を押圧する張
力ばね205と、この張力ばね205の押圧力をマニュ
アル操作により調整する螺子206と、ミシンベッド1
内に配され上記張力ばね205の押圧力に抗するソレノ
イド推力を生ぜしめるソレノイドSOLと、から構成さ
れている。
【0045】この糸張力可変手段204を駆動する電気
回路は、ソレノイドSOLに電源Vを直列に接続し、そ
の間にスイッチSWを介した構成となっている。
【0046】従って、スイッチSWをオフした場合に
は、上記ソレノイド推力が発生せず、下糸150には張
力ばね205の押圧力が最大限にかかり、下糸張力は最
大となる。また、スイッチSWをオンした場合には、上
記ソレノイド推力が最大限に発生し、下糸150には張
力ばね205の押圧力からソレノイド推力を減じたもの
がかかり、下糸張力は最小となる。
【0047】次に、このように構成された下糸巻回装置
の動作について、図1乃至図6を参照しながら、以下説
明する。
【0048】先ず、繰り出しローラ54に、糸巻き20
0、糸張力可変手段204からの下糸150を1巻きす
ると共に、この1巻きした下糸を緩み取りレバー62の
孔に通しておく。この時点で、糸張力可変手段204の
スイッチSWをオンにし、上記ソレノイド推力を最大限
に発生させて下糸張力を最小とする。
【0049】次いで、この下糸150の糸端を糸吸引器
65の吸引孔65aに挿入し、少々押し込む。次いで、
繰り出しモータM1を駆動して下糸150を繰り出すと
共に、電磁弁68を一時オンにしてエアーチューブ6
6,67にエアー源からのエアーを流し、吸引孔65a
に挿入し押し込まれていた下糸150を、エアーの流れ
によってエアーノズル67aに導いてその糸端を該エア
ーノズル67aより露出させる。これに代えて、電磁弁
68のオン、オフを行う図示しない糸装着スイッチを操
作し、一定時間エアーチューブ66,67に空気流を発
生させて、自動的に糸端をエアーノズル67aより露出
させることも考えられる。
【0050】そして、回動アーム5の回転により下糸巻
回位置Cに至ったボビンケース8を該回動アーム5の前
進動作により前進させると共にボビン駆動モータM2を
一時駆動して、クラッチ機構50aとボビン7とを連結
する。そして、ノズル退避ソレノイド69をオフし、エ
アーノズル67aをボビンケース8の開口部8Aに向わ
せる。
【0051】次いで、繰り出しモータM1を駆動して下
糸150を繰り出すと共に、電磁弁68をオンにしてエ
アーチューブ66,67にエアー源からのエアーを流
し、エアーノズル67aから露出していた糸端をボビン
ケース8内に導くと共に、ボビンケース8内に渦流を形
成する。これと略同時に若しくは若干のタイムラグをも
ってボビン駆動モータM2を駆動しボビン7を回転させ
る(図6(a)〜(c)参照)。
【0052】すると、ボビンケース8内に導かれた下糸
150はボビン軸に絡み付き、下糸150のボビン軸へ
の巻回が行われる。ところで、繰り出しローラ54の回
転は、上述のように、フォトセンサ60により検出され
ているわけであるが、下糸150がボビン軸に絡み付く
までは繰り出しモータM1の回転が検出されている。こ
こで、下糸150がボビン軸に絡み付き当該ボビン軸に
巻回されていくと、上述のように、繰り出しモータM1
の回転速度を、ボビン駆動モータM2の回転速度より小
となるように設定しているので、ワンウェイクラッチ5
7により、該繰り出しモータM1の出力軸56の回転は
繰り出しローラ軸55に対して遮断され、繰り出しロー
ラ54はボビン駆動モータM2の回転速度で駆動され
る。
【0053】すなわち、フォトセンサ60により検出さ
れる信号は、図6(d)に示されるように、パルス間隔
が狭くなる。ここで、フォトセンサ60に接続される有
効下糸巻回量検出手段61にあっては、一定間隔で発生
する基準クロックパルス内に幾つの検出パルス(検出信
号)が発生するかをカウントすることにより、検出信号
の変化を検出できるようになっている。従って、この検
出信号の変化を検出することにより、下糸150のボビ
ン軸への絡み付き時期を検知できるようになっており、
ボビン軸への絡み付き以降のものを有効下糸巻回量とし
て把握できるようになっている。
【0054】そして、この有効下糸巻回量検出手段61
により下糸150のボビン軸への絡み付き時期が検知さ
れたら、繰り出しモータM1の駆動を停止すると共に、
電磁弁68をオフする。
【0055】次いで、ボビン軸への巻取り時間を短縮す
るためにボビン駆動モータM2の回転速度を上げてさら
に巻回を続行する。なお、ボビン駆動モータM2の回転
速度は上げなくても良い。そして、所定の回転計数(下
糸巻回量)に達したらボビン駆動モータM2を停止す
る。
【0056】そして、ノズル退避ソレノイド69をオン
し、エアーノズル67aをボビンケース8の開口部8A
から退避させる。このようにしてボビン7への下糸15
0の巻回動作が自動的になされたら、糸張力可変手段2
04のスイッチSWをオフにし、上記ソレノイド推力を
なくして下糸張力を最大にした状態で、該ボビンケース
8の開口部8Aより導出する下糸150をボビンケース
に自動的に糸掛し、この糸掛け動作が終わったら、糸張
力可変手段204のスイッチSWをオンし、上記ソレノ
イド推力を最大限に発生させて下糸張力を最小とした状
態で、下糸張力ばね下から導出する下糸を所定量残した
切断を自動的に行う。
【0057】このボビンケースへの糸掛け機構及び糸掛
けのなされた下糸の切断機構に関しては、例えば特開平
5−192476号公報や特願平4−18868号明細
書等に記載の機構を適宜採用できるが、本願発明要旨と
は直接関係ないので、ここでの説明は省略する。
【0058】そして、この下糸切断動作が自動になされ
たら、回動アーム5がガイド軸4の後退位置に後退する
と共に回転し、前進して、回動アーム5に保持され下糸
巻回済みのボビン内蔵のボビンケース8がボビンケース
着脱位置Aの釜16に装着される。
【0059】このように、本実施例においては、繰り出
し機構Fにより糸巻き200から繰り出された下糸15
0を、エアー案内手段Gによりボビンケース開口部8A
に案内し、このボビンケース開口部8Aに案内した下糸
150を、繰り出し機構Fによりさらに糸巻き200か
ら繰り出すと共に、エアー案内手段Gのエアーによりボ
ビンケース8内に送り込み、ボビン駆動手段Eによるボ
ビン回転に伴って、ボビン軸に確実に絡み付かせるよう
構成したものであるから、ボビンケース8外に下糸が出
ることがなく、良好な縫い目が形成できると共に上糸切
れの発生の畏れがなくなり、しかも糸端外れやボビン軸
以外のものへの巻回がなくなって、手動復帰の畏れがな
くなり、信頼性を向上することが可能となっている。
【0060】また、繰り出しローラ駆動手段M1により
糸巻き200から繰り出しローラ54を介して繰り出さ
れた下糸150を、エアー案内手段Gによりボビンケー
ス開口部8Aに案内し、このボビンケース開口部8Aに
案内された下糸150を、繰り出しローラ駆動手段M1
により糸巻き200から繰り出しローラ54を介してさ
らに繰り出すと共に、エアー案内手段Gのエアーにより
ボビンケース8内に送り込み、ボビン駆動手段Eによる
ボビン回転に伴って、ボビン軸に確実に絡み付かせて該
ボビン軸に巻回し、この時の繰り出しローラ回転を繰り
出しローラ回転検出手段60により検出する一方で、繰
り出しローラ回転速度<ボビン回転速度に設定し、下糸
150がボビン軸に絡み付くと、ワンウェイクラッチ5
7により繰り出しローラ駆動手段M1の回転を繰り出し
ローラ54に対して遮断し、繰り出しローラ回転検出手
段60による出力を繰り出しローラ回転速度からボビン
回転速度に変化させ、下糸150のボビン軸への絡み付
きを検知すると共に、ボビン軸に巻回される有効下糸巻
回量を検出し、この有効下糸巻回量を、ボビン軸への絡
み付き以降のものとすると共にボビン回転によるもので
はなく繰り出しローラ54の回転に基づくものとするよ
う構成したものであるから、上記効果に加えて、糸番手
に拘らずボビン7の有効下糸巻回量を正確に把握するこ
とが可能となる。また、ワンウェイクラッチ57により
下糸巻回時に繰り出しローラ駆動手段M1の負荷をボビ
ン駆動手段Eにかからないよう構成したものであるか
ら、縫い品質に影響を与えることがなく、信頼性を向上
することが可能となっている。
【0061】また、エアーノズル67a先端の下糸案内
方向を、ボビン軸下糸巻き付け側Xとしているので、ボ
ビンケース8内に送り込まれた下糸150が、エアーと
ボビン軸回転との共働により良好にボビン軸7aに絡み
付くようになっている。
【0062】なお、ボビン軸への絡み付き以降のものを
下糸巻回量とし、その有効下糸巻回量を正確に把握する
ことを目的とする場合には、上記繰り出し機構F及びエ
アー案内手段Gを必ずしも用いる必要がなく、下糸供給
源としての糸巻き200からの下糸の先端をボビンケー
ス開口部8Aよりボビンケース8内に挿入する挿入手段
に代えても良い。
【0063】また、繰り出しローラ回転検出手段60か
らの出力に基づいて、下糸150のボビン軸への絡み付
きを検知する一方で、ボビン7に対する回転数を検出す
る手段として例えばエンコーダ等を別個に設け、繰り出
しローラ回転検出手段60からの出力に基づいて下糸1
50のボビン軸への絡み付きを検知したら、ボビン7に
対する回転検出手段による下糸巻回量の検出を開始する
ように制御しても良い。
【0064】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、糸掛け及び下糸切断時に干
渉を避けるために、ノズル退避ソレノイド69によりエ
アーノズル67aをボビンケース8の開口部8Aから退
避させるようにしているが、干渉しないようであれば、
ノズル退避ソレノイド69はなくても良い。
【0065】また、例えば下糸供給源からの下糸の供給
量を上記有効下糸巻回量に基づいて判定する下糸供給量
判定手段を設け、下糸150を使い尽くして無くなった
場合や、下糸繰り出し機構Fの経路において下糸150
が絡まった場合等の下糸供給源からの下糸150の供給
量の不具合を判定することも可能である。
【0066】なお、繰り出しモータM1の出力軸56と
繰り出しローラ軸55とをワンウェイクラッチ57を用
いずに、例えばカップリング等により直接接続すること
も可能である。但し、このように構成した場合には、繰
り出しローラ回転速度とボビン回転速度とを略同じ若し
くはボビン回転速度を多少速くすることが望ましく、糸
端がボビン軸に絡み付いたら繰り出しモータM1を停止
する必要がある。この停止時期は実験等により求められ
るものである。そして、この繰り出しモータM1の停止
から繰り出しローラ54の回転を検出することになる
が、上述のように、この停止時期は糸端のボビン軸への
絡み付きとは正確には一致しない(実際の絡み付きの時
期は判らない)ので、有効下糸巻回量が正確にはなら
ず、また下糸巻回時に、繰り出しモータM1の無励磁状
態の負荷がボビン駆動モータM2にかかることになるの
で、多少縫い品質に悪影響がでる畏れがある。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の下糸巻回
装置によれば、繰り出し手段により下糸供給源から繰り
出された下糸を、エアー案内手段によりボビンケース開
口部に案内し、このボビンケース開口部に案内された下
糸を、繰り出し手段によりさらに繰り出すと共に、エア
ー案内手段のエアーによりボビンケース内に送り込み、
ボビン駆動手段によるボビン回転に伴って、ボビン軸に
確実に絡み付かせるよう構成したものであるから、ボビ
ンケース外に下糸が出ることがなく、良好な縫い目が形
成できると共に上糸切れの発生の畏れがなくなり、しか
も糸端外れやボビン軸以外のものへの巻回がなくなっ
て、手動復帰の畏れがなくなり、信頼性を向上すること
が可能となる。
【0068】また、請求項2の下糸巻回装置によれば、
挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端をボビンケ
ース開口部よりボビンケース内に挿入し、ボビン駆動制
御手段によりボビン駆動手段を制御して、ボビンケース
内に挿入された下糸をボビン回転によってボビン軸に絡
み付かせ、この下糸のボビン軸への絡み付き(巻取開
始)を、巻取検出手段の出力に基づいて検出するよう構
成したものであるから、請求項1と同様な効果の他に、
例えばボビン軸への絡み付き以降のものを下糸巻回量と
して検出可能となり、その有効下糸巻回量を正確に把握
することが可能となる。また、巻取開始を検出するよう
構成しているので、例えば巻き付きエラーや下糸供給源
からの下糸供給切れを検出できるという効果もある。
【0069】また、請求項3の下糸巻回装置によれば、
繰り出しローラ駆動手段により下糸供給源から繰り出し
ローラを介して繰り出された下糸を、エアー案内手段に
よりボビンケース開口部に案内し、このボビンケース開
口部に案内された下糸を、繰り出しローラ駆動手段によ
り下糸供給源から繰り出しローラを介してさらに繰り出
すと共に、エアー案内手段のエアーによりボビンケース
内に送り込み、ボビン駆動手段によるボビン回転に伴っ
て、ボビン軸に確実に絡み付かせ、この時の繰り出しロ
ーラ回転を繰り出しローラ回転検出手段により検出する
一方で、繰り出しローラ回転速度<ボビン回転速度に設
定し、下糸がボビン軸に絡み付くと、ワンウェイクラッ
チにより繰り出しローラ駆動手段の回転を繰り出しロー
ラに対して遮断し、繰り出しローラ回転検出手段による
出力を繰り出しローラ回転速度からボビン回転速度に変
化させ、下糸のボビン軸への絡み付きを検知すると共
に、ボビン軸に巻回される有効下糸巻回量を検出可能と
し、この有効下糸巻回量を、ボビン軸への絡み付き以降
のものとすると共にボビン回転によるものではなく繰り
出しローラの回転に基づくものとするよう構成したもの
であるから、請求項1と同様な効果の他に、糸番手に拘
らずボビンの有効下糸巻回量を正確に把握することが可
能となる。また、ワンウェイクラッチにより下糸巻回時
に繰り出しローラ駆動手段の負荷をボビン駆動手段にか
からないよう構成したものであるから、縫い品質に影響
を与えることがなく、信頼性を向上することが可能とな
る。
【0070】また、請求項4の下糸巻回装置によれば、
挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端をボビンケ
ース開口部よりボビンケース内に挿入し、ボビン駆動制
御手段によりボビン駆動手段を制御して、ボビンケース
内に挿入された下糸をボビン回転によってボビン軸に絡
み付かせ、この下糸のボビン軸への絡み付き(巻取開
始)を、巻取検出手段の出力に基づいて検出し、この巻
取検出手段の出力に基づいて下糸のボビン軸への巻取開
始を検出すると、検出制御手段により巻取量検出手段に
よるボビンへの巻取量検出を開始するよう構成したもの
であるから、請求項1と同様な効果の他に、ボビン軸へ
の絡み付き以降のものを下糸巻回量として検出可能とな
り、その有効下糸巻回量を正確に把握することが可能と
なる。また、ボビン軸への下糸の絡み付きの検出と下糸
量の検出とを別々に行うことができるようになる。
【0071】また、請求項5の下糸巻回装置によれば、
挿入手段により下糸供給源からの下糸の先端をボビンケ
ース開口部よりボビンケース内に挿入し、ボビン駆動制
御手段によりボビン駆動手段を制御して、ボビンケース
内に挿入された下糸をボビン回転によってボビン軸に絡
み付かせて巻取り、この巻取量を巻取量検出手段として
の例えばフォトセンサにより検出し、この巻取量に従っ
て下糸供給量判定手段により下糸供給源からの下糸の供
給量を判定可能とするよう構成したものであるから、例
えば下糸を使い尽くして無くなった場合や、下糸供給路
において下糸が絡まった場合等の下糸供給源からの下糸
の供給量の不具合の判定を容易に行うことが可能となっ
ている。
【0072】また、請求項6の下糸巻回装置によれば、
請求項1に加えて、エアー案内手段による下糸案内方向
を、ボビン軸下糸巻き付け側とするよう構成しているの
で、ボビンケース内に送り込まれた下糸が、エアーとボ
ビン軸回転との共働により良好にボビン軸に絡み付くよ
うになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における下糸巻回装置の斜視
図である。
【図2】図1の繰り出し機構の正面図である。
【図3】図1の繰り出し機構の側面図である。
【図4】同上実施例に適用された糸張力可変手段の正面
図である。
【図5】図1の下糸吸引器の横断面図である。
【図6】同上下糸巻回装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図7】同上下糸巻回装置が適用される下糸自動供給装
置の斜視図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の平面図である。
【図10】図7の側面図である。
【図11】同上下糸自動供給装置を構成する回動アー
ム、前後進レバー及びガイド軸の関係を表した正面図で
ある。
【図12】エアー案内手段のボビンケース及びボビン軸
に対する配置関係を表したエアー案内手段及びボビンケ
ースの配置説明図である。
【図13】ボビン軸の下糸巻き付け側を説明するための
図である。
【符号の説明】
7 ボビン 7a ボビン軸 8 ボビンケース 8A ボビンケース開口部 54 繰り出しローラ 57 ワンウェイクラッチ 60 繰り出しローラ回転検出手段 61 有効下糸巻回量検出手段(巻取検出手段) 150 下糸 200 糸巻き E ボビン駆動手段 F 繰り出し手段 G エアー案内手段 M1 繰り出しローラ駆動手段 X 下糸巻き付け側 Y ボビン軸中心とエアー案内手段先端とを結ぶ線分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁に開口部を形成したボビンケース
    と、 このボビンケース内に収納されると共に回転可能に支持
    され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、 ボビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段
    と、 下糸を下糸供給源から繰り出す繰り出し手段と、 この繰り出し手段により下糸供給源から繰り出された下
    糸を、エアーによってボビンケース開口部に案内するエ
    アー案内手段と、を具備し、 ボビンケース開口部に案内された下糸を、繰り出し手段
    による下糸繰り出し及びエアー案内手段によるエアーに
    よって、ボビンケース内に送り込むと共に、ボビン駆動
    手段によるボビン回転によって、ボビン軸に絡み付かせ
    てなる下糸巻回装置。
  2. 【請求項2】 周縁に開口部を形成したボビンケース
    と、 このボビンケース内に収納されると共に回転可能に支持
    され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、 ボビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段
    と、 下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
    ボビンケース内に挿入する挿入手段と、 このボビンケース内に挿入された下糸を、ボビンの回転
    によりボビン軸に絡み付かせるように前記ボビン駆動手
    段を制御するボビン駆動制御手段と、 ボビン軸に絡み付いた下糸のボビンへの巻取開始を検出
    する巻取検出手段と、を具備し、 ボビンケース開口部よりボビンケース内に挿入された下
    糸を、ボビン駆動手段によるボビンの回転によってボビ
    ン軸に絡み付かせるようにし、 前記巻取検出手段の出力に基づいて、下糸のボビン軸へ
    の絡み付きを検出可能とした下糸巻回装置。
  3. 【請求項3】 周縁に開口部を形成したボビンケース
    と、 このボビンケース内に収納されると共に回転可能に支持
    され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、 ボビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段
    と、 下糸供給源とボビンケースとの間において下糸を巻き付
    けて回転可能とした繰り出しローラと、 この繰り出しローラを回転させると共に、その回転速度
    が前記ボビン駆動手段によるボビン回転速度より小に設
    定された繰り出しローラ駆動手段と、 該繰り出しローラのボビン駆動手段による回転を許容す
    るように繰り出しローラと繰り出しローラ駆動手段との
    間を連結・遮断するワンウェイクラッチと、 前記繰り出しローラの回転を検出する繰り出しローラ回
    転検出手段と、 前記繰り出しローラ駆動手段による繰り出しローラの回
    転によって、繰り出された下糸を、エアーによってボビ
    ンケース開口部に案内するエアー案内手段と、を具備
    し、 ボビンケース開口部に案内された下糸を、繰り出しロー
    ラ駆動手段による繰り出しローラの回転及びエアー案内
    手段によるエアーによって、ボビンケース内に送り込む
    と共に、ボビン駆動手段によるボビン回転によって、ボ
    ビン軸に絡み付かせるようにし、 前記繰り出しローラ回転検出手段の出力に基づいて、下
    糸のボビン軸への絡み付きを検出可能とした下糸巻回装
    置。
  4. 【請求項4】 周縁に開口部を形成したボビンケース
    と、 このボビンケース内に収納されると共に回転可能に支持
    され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、 ボビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段
    と、 下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
    ボビンケース内に挿入する挿入手段と、 このボビンケース内に挿入された下糸を、ボビンの回転
    によりボビン軸に絡み付かせるように前記ボビン駆動手
    段を制御するボビン駆動制御手段と、 ボビン駆動手段によるボビンへの巻取量を検出する巻取
    量検出手段と、 ボビン軸に絡み付いた下糸のボビンへの巻取開始を検出
    する巻取検出手段と、 上記巻取開始の検出により、ボビンの巻取量の検出を開
    始するように制御する検出制御手段と、を備えた下糸巻
    回装置。
  5. 【請求項5】 周縁に開口部を形成したボビンケース
    と、 このボビンケース内に収納されると共に回転可能に支持
    され糸を巻回可能なボビン軸を有するボビンと、 ボビンケース内のボビンを回転させるボビン駆動手段
    と、 下糸供給源からの下糸の先端をボビンケース開口部より
    ボビンケース内に挿入する挿入手段と、 このボビンケース内に挿入された下糸を、ボビンの回転
    によりボビン軸に絡み付かせるように前記ボビン駆動手
    段を制御するボビン駆動制御手段と、 ボビン駆動手段によるボビンへの巻取量を検出する巻取
    量検出手段と、 この巻取量検出手段により下糸供給源からの下糸の供給
    量を判定する下糸供給量判定手段と、を具備し、 ボビンケース開口部よりボビンケース内に挿入された下
    糸を、ボビン駆動手段によるボビンの回転によってボビ
    ン軸に絡み付かせるようにし、 前記下糸供給量判定手段の出力に基づいて、下糸のボビ
    ン軸への供給量を判定可能とした下糸巻回装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の下糸巻回装置において、 エアー案内手段による下糸案内方向は、ボビン軸中心と
    エアー案内手段先端とを結ぶ線分よりも、ボビン軸外周
    の下糸巻き付け側にあることを特徴とする下糸巻回装
    置。
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KR1019950037295A KR100366990B1 (ko) 1994-10-26 1995-10-26 보빈스레드 감기장치
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH09206488A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Juki Corp 下糸自動供給装置
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DE19846269B4 (de) * 1997-10-08 2010-04-22 Juki Corp., Chofu Automatische Unterfaden-Zuführvorrichtung für eine Nähmaschine

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