JPH0817225B2 - 電界効果トランジスタを有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタを有する半導体装置およびその製造方法

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JPH0817225B2
JPH0817225B2 JP2113634A JP11363490A JPH0817225B2 JP H0817225 B2 JPH0817225 B2 JP H0817225B2 JP 2113634 A JP2113634 A JP 2113634A JP 11363490 A JP11363490 A JP 11363490A JP H0817225 B2 JPH0817225 B2 JP H0817225B2
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    • H01L21/8232Field-effect technology
    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/823468MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of the gate sidewall spacers, e.g. double spacers, particular spacer material or shape

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電界効果トランジスタに関し、特に、DR
AMに適用される電界効果トランジスタおよびその製造方
法に関する。
[従来の技術] 従来、情報の記憶および書込を行なう装置として、MO
Sトランジスタを用いたDRAMが知られている。第3図
は、従来のDRAMのメモリセル部の断面構造図である。第
3図を参照して、P型シリコン基板1表面には素子分離
用の厚いフィールド酸化膜2が形成されている。さら
に、フィールド酸化膜2によって囲まれたP型シリコン
基板1表面上にはトランスファゲートトランジスタ3お
よびキャパシタ10が形成されている。
トランスファゲートトランジスタ3は、P型シリコン
基板1表面上にゲート酸化膜5を介して形成されたゲー
ト電極(ワード線)4cを備えている。ゲート電極4cの周
囲は、絶縁酸化膜44で覆われている。絶縁酸化膜44のゲ
ート電極4cの側壁部はサイドウォール構造を有するサイ
ドウォール44aが形成されている。またP型シリコン基
板1中にはゲート電極4cに自己整合する位置関係で低濃
度のn-不純物領域43a,43bが形成されている。さらに、
サイドウォール44aに自己整合する位置関係で高濃度のn
+不純物領域53a,53bが形成されている。このn-不純物領
域43a,43bとn+不純物領域53a,53bとによっていわゆるLD
D(Lightly Doped Drain)が形成されている。そして、
このLDD構造の不純物領域がソース・ドレイン領域6a,6b
となる。なお、n-不純物領域43a,43bとn+不純物領域53
a,53bは、イオン注入法によって形成される。
キャパシタ10は、不純物をドーピングした下部電極11
と、シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜あるいはシリ
コン窒化膜とシリコン酸化膜の多層膜などからなる誘電
体膜12と、不純物をドーピングしたポリシリコンからな
る上部電極13との積層構造を有している。キャパシタ10
は、下部電極11がトランスファゲートトランジスタ3の
ゲート電極4cの上部に形成されている。さらに、下部電
極11の一部はトランスファゲートトランジスタ3の一方
のソース・ドレイン領域6aに接続されている。このよう
に、キャパシタ10の一部がトランスファゲートトランジ
スタ3の上部に形成された構造を有するものをスタック
トキャパシタと称し、さらにこのようなキャパシタを含
むDRAMをスタックトタイプのDRAMと称する。また、ソー
ス・ドレイン領域6bには、ビット線15が接続されてい
る。さらに、フィールド酸化膜2上には、ゲート電極4d
が形成されている。
このメモリセルへの書込動作としては、ビット線15に
印加されたデータ信号に相当する電圧を、ゲート電極4c
に電圧を印加することによりトランスファゲートトラン
ジスタ3をONさせてキャパシタ10に、ビット線15に与え
られたデータに相当する電荷が蓄えられるのである。逆
にキャパシタ10に蓄積されたデータに相当する電荷を読
出す場合には、ゲート電極4cに所定の電圧を印加してト
ランスファゲートトランジスタ3をONさせてキャパシタ
10に蓄積された電荷に相当する電圧をビット線15から読
出すのである。
[発明が解決しようとする課題] 前述のように、従来のDRAMのメモリセル部は、ビット
線15が接続されるソース・ドレイン領域6bとキャパシタ
10が接続されるソース・ドレイン領域6aの双方をイオン
注入法により形成していた。
しかし、このイオン注入法では、P型シリコン基板1
の表面にイオン打込みを行なう際に、基板表面に結晶欠
陥が生じるという不都合がある。また結晶欠陥はサイド
ウォール44aの形成時のエッチングや下部電極11への不
純物ドープによっても生じる。基板表面に結晶欠陥が生
じると、キャパシタ10に蓄積される電荷がその結晶欠陥
によりP型シリコン基板1側にリークするため、DRAMの
リフレッシュ特性が劣化するという問題点があった。一
方ビット線15が接続されるソース・ドレイン領域6bで
は、その表面に結晶欠陥が生じたとしても、ビット線15
を介して外部から電源供給があるため、結晶欠陥による
影響は少ない。
そこで、従来、キャパシタ10の下部電極11が接続され
るソース・ドレイン領域6aをイオン注入法ではなく熱拡
散法により形成するものが提案されている。これらは、
たとえば、特開昭64−80065号公報に開示されている。
第4図は、第3図に示したキャパシタが接続されるソー
ス・ドレイン領域を熱拡散法により形成した場合の拡散
状態を説明するための断面構造図である。第4図を参照
して、n-不純物領域43aはイオン注入によるダメージが
少ないため従来と同様にイオン注入法により形成する。
その後、不純物がドープされた下部電極11を熱処理する
ことにより下部電極11に含まれる不純物をP型シリコン
基板1中に拡散するというものである。しかし、この熱
拡散を用いてソース・ドレイン領域6aを形成するという
方法では、結晶欠陥をソース・ドレイン領域6a内に閉じ
込めるためにソース・ドレイン領域を深くする必要があ
る。ところが、この熱拡散法による方法では、ソース・
ドレイン領域6aの深さを深くするに従って横方向の拡散
も進み、ゲート電極4cの下まで拡散してしまうという不
都合が生じる。このような場合には、トランスファゲー
トトランジスタ3の実効チャネル長が短くなり、いわゆ
るショートチャネル効果が大きくなるという問題点が生
じる。この対策として、ゲート電極4cの両側のサイドウ
ォール44aを均一に厚くする方法も考えられるが、LDD構
造を構成するn-不純物領域43bは、pn接合の接合領域を
緩やかにすることにより電界強度を緩和してホットキャ
リアの生成を抑制するものであるため、その拡散幅およ
び不純物濃度を厳密に制御することが要求される。した
がって、そのn-不純物領域43bの拡散幅を自己整合的に
制御する要素となるサイドウォール44aの幅も厳密に制
御する必要がある。その結果、サイドウォール44aの幅
を単純に広くするということはできないのである。つま
り、従来では、基板表面の結晶欠陥を低減するために熱
拡散法を採用するとショートチャネル効果が大きくなっ
てしまうという問題点があり、ショートチャネル効果を
有効に防止しながら基板表面の結晶欠陥を低減すること
は困難であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになさ
れたもので、基板表面の結晶欠陥を有効に低減するとと
もにショートチャンネル効果をも有効に防止することが
可能な電界効果トランジスタおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1における電界効果トランジスタを有する半導
体装置は、半導体基板の表面に形成されその一端がチャ
ネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、半導体基
板の表面に形成されその一端がチャネル領域の他端に接
しその最大深さが第1の不純物領域の最大深さより深く
形成された第2の不純物領域と、半導体基板のチャネル
領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
と、、ゲート電極の第1の不純物領域側の側壁に形成さ
れた第1の側壁絶縁膜と、第1の側壁絶縁膜の側面に接
するとともに第1の不純物領域に電気的に接続され所定
電位が印加される第1の導電層と、ゲート電極の第2の
不純物領域側の側壁に形成され第1の側壁絶縁膜の半導
体基板の主表面に沿った方向の幅より広い半導体基板の
主表面に沿った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、
その第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第2の不
純物領域に電気的に接続される第2の導電層とを備えて
いる。
請求項2における電界効果トランジスタを有する半導
体装置は、半導体基板の主表面に形成されその一端がチ
ャネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、半導体
基板の表面に形成されその一端がチャネル領域の他端に
接しその最大深さが第1の不純物領域の最大深さより深
く形成された第2の不純物領域と、半導体基板のチャネ
ル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
と、ゲート電極の第1の不純物領域側の側壁に形成され
た第1の側壁絶縁膜と、第1の側壁絶縁膜の側面に接す
るとともに第1の不純物領域に電気的に接続され所定電
位が印加される第1の導電層と、ゲート電極の第2の不
純物領域側の側壁に形成され第1の側壁絶縁膜の半導体
基板の主表面に沿った方向の幅より広い半導体基板の主
表面に沿った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、第
2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第2の不純物領
域に電気的に接続されるキャパシタ下部電極とを備えて
いる。
請求項3における電界効果トランジスタを有する半導
体装置は、上記した請求項2に従属する半導体装置であ
って、上記した第1の導電層がビット線であり、上記し
たゲート電極がワード線である。
請求項4における電界効果トランジスタを有する半導
体装置は、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域とを有
しメモリセルアレイ領域と周辺回路領域とのそれぞれが
電界効果トランジスタを有する半導体装置である。そし
て、メモリセルアレイ領域は、半導体基板の表面に形成
されその一端が第1のチャネル領域の一端と接する第1
の不純物領域と、半導体基板の表面に形成されその一端
が第1のチャネル領域の他端に接しその最大深さが第1
の不純物領域の最大深さより深く形成された第2の不純
物領域と、半導体基板の第1のチャネル領域上に第1の
ゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、
第1のゲート電極の第1の不純物領域側の側壁に形成さ
れた第1の側壁絶縁膜と、その第1の側壁絶縁膜の側面
に接するとともに第1の不純物領域に電気的に接続され
所定電位が印加される第1の導電層と、第1のゲート電
極の第2の不純物領域側の側壁に形成され第1の側壁絶
縁膜の半導体基板の主表面に沿った方向の幅より広い半
導体基板の主表面に沿った方向の幅を有する第2の側壁
絶縁膜と、その第2の側壁絶縁膜の側面に接するととも
に第2の不純物領域に電気的に接続される第2の導電層
とを含んでいる。また、周辺回路領域は、半導体基板の
表面に形成されその一端が第2のチャネル領域の一端と
接する第3の不純物領域と、半導体基板の表面に形成さ
れその一端が第2のチャネル領域の他端に接しその最大
深さが第3の不純物領域の最大深さより深く形成された
第4の不純物領域と、半導体基板の第2のチャネル領域
上に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲー
ト電極と、第2のゲート電極の第3の不純物領域側の側
壁に形成された第3の側壁絶縁膜と、第3の側壁絶縁膜
の側面に接するとともに第3の不純物領域に電気的に接
続され所定電位が印加される第3の導電層と、ゲート電
極の第4の不純物領域側の側壁に形成され第3の側壁絶
縁膜の半導体基板の主表面に沿った方向の幅より広い半
導体基板の主表面に沿った方向の幅を有する第4の側壁
絶縁膜と、第4の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第
3の不純物領域に電気的に接続される第4の導電層とを
含んでいる。
請求項5における電界効果トランジスタを有する半導
体装置は、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域とを有
しメモリセルアレイ領域と周辺回路領域とのそれぞれが
電界効果トランジスタを有する半導体装置である。そし
て、メモリセルアレイ領域は、半導体基板の表面に形成
されその一端が第1のチャネル領域の一端と接する第1
の不純物領域と、半導体基板の表面に形成されその一端
が第1のチャネル領域の他端に接しその最大深さが第1
の不純物領域の最大深さより深く形成された第2の不純
物領域と、半導体基板の第1のチャネル領域上に第1の
ゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、
第1のゲート電極の第1の不純物領域側の側壁に形成さ
れた第1の側壁絶縁膜と、第1の側壁絶縁膜の側面に接
するとともに第1の不純物領域に電気的に接続され所定
電位が印加される第1の導電層と、第1のゲート電極の
第2の不純物領域側の側壁に形成され第1の側壁絶縁膜
の半導体基板の主表面に沿った方向の幅より広い半導体
基板の主表面に沿った方向の幅を有する第2の側壁絶縁
膜と、第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第2の
不純物領域に電気的に接続されるキャパシタ下部電極と
を含んでいる。また、周辺回路領域は、半導体基板の表
面に形成されその一端が第2のチャネル領域の一端と接
する第3の不純物領域と、半導体基板の表面に形成され
その一端が第2のチャネル領域の他端に接しその最大深
さが第3の不純物領域の最大深さより深く形成された第
4の不純物領域と、半導体基板の第2のチャネル領域上
に第2のゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート
電極と、第2のゲート電極の第3の不純物領域側の側壁
に形成された第3の側壁絶縁膜と、、第3の側壁絶縁膜
の側面に接するとともに第3の不純物領域に電気的に接
続され所定電位が印加される第3の導電層と、ゲート電
極の第4の不純物領域側の側壁に形成され第3の側壁絶
縁膜の半導体基板の主表面に沿った方向の幅より広い半
導体基板の主表面に沿った方向の幅を有する第4の側壁
絶縁膜と、第4の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第
4の不純物領域に電気的に接続される第4の導電層とを
含んでいる。
請求項6における半導体装置は、上記した請求項5に
記載の半導体装置であって、第1の導電層がビット線で
あり、第1のゲート電極がワード線である。
請求項7における電界効果トランジスタを有する半導
体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート電極を形成
する工程と、そのゲート電極の側壁部に第1の側壁絶縁
膜を形成する工程と、第1の側壁絶縁膜をマスクとして
不純物をイオン注入することにより第1の不純物領域を
形成する工程と、その第1の不純物領域および第1の輪
壁絶縁膜上に第1の導電層および第2の絶縁膜を形成し
所定形状にパターニングする工程と、半導体基板の全面
に第3の絶縁膜を形成し異方性エッチングすることによ
り第1の導電層の側壁部および第1の側壁絶縁膜の側壁
部に第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、第2の側壁絶
縁膜上およびゲート電極の第2の側壁絶縁膜が形成され
る側の半導体基板上に不純物が導入された第2の導電層
を形成する工程と、熱処理を施し第2の導電層に導入さ
れた不純物を半導体基板中に拡散させて第2の不純物領
域を形成する工程とを備えている。
請求項8における電界効果トランジスタを有する半導
体装置の製造方法は、メモリセルアレイ領域と周辺回路
領域とを有しメモリセルアレイ領域と周辺回路領域との
それぞれが電界効果トランジスタを有する半導体装置の
製造方法である。そして、その半導体装置の製造方法
は、メモリセルアレイ領域の半導体基板上に第1のゲー
ト電極を形成するとともに周辺回路領域の半導体基板上
に第2のゲート電極を形成する工程と、第1および第2
のゲート電極の側壁部にそれぞれ第1および第2の側壁
絶縁膜を形成する工程と、第1および第2の側壁絶縁膜
をマスクとして不純物をイオン注入することによりメモ
リセルアレイ領域の第1の不純物領域と周辺回路領域の
第2の不純物領域とを形成する工程と、メモリセルアレ
イ領域の第1の不純物領域および第1の側壁絶縁膜上に
所定形状の第1の導電層および第1の絶縁膜を形成する
とともに、周辺回路領域の第2の不純物領域および第2
の側壁絶縁膜上に所定形状の第2の導電層および第2の
絶縁膜を形成する工程と、半導体基板の全面に第3の絶
縁膜を形成し異方性エッチングを行なうことによりメモ
リセルアレイ領域の第1の導電層の側壁部および第1の
側壁絶縁膜の側壁部に第3の側壁絶縁膜を形成するとと
もに、周辺回路領域の第2の導電層の側壁部および第2
の側壁絶縁膜の側壁部に第4の側壁絶縁膜を形成する工
程と、メモリセルアレイ領域の第3の側壁絶縁膜および
第1のゲート電極の第3の側壁絶縁膜が形成される側の
半導体基板上と周辺回路領域の第4の側壁絶縁膜上およ
び第2のゲート電極の第4の側壁絶縁膜が形成される側
の半導体基板上とに、不純物が導入された第3の導電層
を形成する工程と、熱処理を施し第3の導電層に導入さ
れた不純物を半導体基板中に拡散されることによって、
メモリセルアレイ領域に第3の不純物領域を形成すると
ともに周辺回路領域に第4の不純物領域を形成する工程
とを備えている。
[作用] 請求項1〜3に係る電界効果トランジスタを有する半
導体装置では、半導体基板の表面にその一端がチャネル
領域の一端と接する第1の不純物領域が形成され、半導
体基板の表面にその一端がチャネル領域の他端に接しそ
の最大深さが第1の不純物領域の最大深さより深く形成
された第2の不純物領域が形成され、その第2の不純物
領域に電気的に接続するように第2の導電層(キャパシ
タ下部電極)が形成されるので、第2の導電層と第2の
不純物領域との接合領域に生じる結晶欠陥が第2の不純
物領域により有効に覆われる。また、ゲート電極の第1
の不純物領域側の側壁に第1の側壁絶縁膜が形成され、
ゲート電極の第2の不純物領域側の側壁に第1の側壁絶
縁膜の幅より広い第2の側壁絶縁膜が形成され、その第
2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに第2の不純物領
域に電気的に接続されるように第2の導電層が形成され
るので、たとえば第2の導電層内に含まれる不純物を拡
散させることによって第2の不純物領域を形成する場合
に広い幅の第2の側壁絶縁膜によって第2の不純物領域
のチャネル領域方向(横方向)への拡散が抑制される。
これにより、ショートチャネル効果を有効に防止しなが
ら上記した第2の導電層と第2の不純物領域との接合領
域に生じる結晶欠陥が深さの深い第2の不純物領域によ
り有効に覆われる。
請求項4〜6に係る電界効果トランジスタを有する半
導体装置では、上記した請求項1〜3の作用に加えて、
さらに以下の作用がある。すなわち、メモリセルアレイ
領域では、上記した請求項1〜3と同様に、その最大深
さが第1の不純物領域の最大深さにより深く形成された
第2の不純物領域によってその第2の不純物領域とそれ
に接続される第2の導電層との接合領域における結晶欠
陥が有効に覆われるとともに、第1のゲート電極の第2
の不純物領域側の側壁に形成される第1の側壁絶縁膜の
幅よりも広い幅を有する第2の側壁絶縁膜によってたと
えば第2の導電層から不純物を拡散させて第2の不純物
領域を形成する場合に第2の不純物領域の横方向の拡散
が防止される。これに加えて、周辺回路領域では、その
一端が第2の不純物領域の一端と接する第3の不純物領
域が形成され、その一端が第2のチャネル領域の他端に
接しその最大深さが第3の不純物領域の最大深さより深
い第4の不純物領域が形成され、第2のゲート電極の第
3の不純物領域側の側壁に第3の側壁絶縁膜が形成さ
れ、ゲート電極の第4の不純物領域側の側壁に第3の側
壁絶縁膜の幅より広い幅を有する第4の側壁絶縁膜が形
成されるので、その第4の側壁絶縁膜をたとえば2回の
絶縁膜堆積工程とエッチング工程とによって形成する場
合に第4の不純物領域となる領域の表面のダメージが大
きくなり結晶欠陥が増加したとしても、深さの深い第4
の不純物領域によってその結晶欠陥などのダメージが有
効に修復される。
請求項7に係る電界効果トランジスタを有する半導体
装置の製造方法では、ゲート電極の側壁部に第1の側壁
絶縁膜が形成され、その第1の側壁絶縁膜をマスクとし
て不純物がイオン注入されることによって第1の不純物
領域が形成され、第1の不純物領域および第1の側壁絶
縁膜上に所定形状にパターニングされた第1の導電膜お
よび第2の絶縁膜が形成され、全面に形成された第3の
絶縁膜が異方性エッチングされることによって第1の側
壁絶縁膜の側壁部に第2の側壁絶縁膜が形成され、その
第2の側壁絶縁膜が形成される側の半導体基板上に不純
物が導入された第2の導電層が形成され、熱処理を施す
ことによってその第2の導電層に導入された不純物を半
導体基板中に拡散させることによって第2の不純物領域
が形成されるので、第2の側壁絶縁膜により第2の導電
層に導入された不純物が横方向に拡散してゲート電極下
に拡散することが抑制されながら、結晶欠陥を有効に覆
うことが可能な深さの深い第2の不純物領域が容易に形
成される。
請求項8に係る電界効果トランジスタを有する半導体
装置の製造方法では、メモリセルアレイ領域において
は、第1の側壁絶縁膜の側壁部に第3の側壁絶縁膜が形
成され、第1のゲート電極の第3の側壁絶縁膜が形成さ
れる側の半導体基板上に第3の導電層が形成され、その
第3の導電層を熱処理することによって第2の導電層か
ら半導体基板に向かって不純物を拡散させて第3の不純
物領域が形成されるので、第3の導電層に導入された不
純物が横方向に拡散してゲート電極下に拡散するのが抑
制されながら深い深さの第3の不純物領域が形成され
る。これと同時に、周辺回路領域においては、第2の側
壁絶縁膜の側壁上にさらに第4の側壁絶縁膜が形成さ
れ、上記した第3の導電層がその第4の側壁絶縁膜が形
成される側の半導体基板上に形成され、上記した第3の
導電層の熱処理によって第3の電導層から不純物を半導
体基板に向かって拡散させることによって第4の不純物
領域が形成されるので、第3および第4の側壁絶縁膜の
形成時のエッチングによって第4の不純物領域が形成さ
れる半導体基板表面の結晶欠陥が増加した場合にも、深
さの深い第4の不純物領域が形成されることによって結
晶欠陥が容易に修復される。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示したDRAMの断面構造
図である。第1図を参照して、DRAMは、メモリセルアレ
イ部101と周辺回路部102とから構成されている。メモリ
セルアレイ部101は、トランスファゲートトランジスタ
3と、キャパシタ10とから構成されている。トランスフ
ァゲートトランジスタ3は、P型シリコン基板1表面に
形成された1対のソース・ドレイン領域6a,6bと、ソー
ス・ドレイン領域6a,6bの間に位置するP型シリコン基
板1の表面上にゲート絶縁膜5を介してそれぞれ形成さ
れたゲート電極4b,4cとを備える。ゲート電極4b、4cは
絶縁酸化膜20およびサイドウォール20a,20bに覆われて
いる。キャパシタ10は下部電極(ストレージノード)11
と誘電体層12と上部電極(セルプレート)13との積層構
造から構成される。下部電極11は、フィールド酸化膜2
に隣接して形成されたソース・ドレイン領域6aに接続さ
れたベース部分11aと、このベース部分11aの最外周に沿
って鉛直方向に延びて形成された立壁部分11bの2つの
部分とからなる。下部電極11の立壁部分11bは内外側面
の両方とも容量部分を構成することとなるので微細化さ
れた場合に一定容量を確保するのに有効である。トラン
スファゲートトランジスタ3の一方側のソース・ドレイ
ン領域6bにはビット線15が接続されている。また、フィ
ールド酸化膜2上には、ゲート電極4d,4eが形成されて
おり、そのゲート電極4d,4eを覆うように絶縁酸化膜20
が形成されている。上部電極13上には層間絶縁層22が形
成されており、層間絶縁層22上にはゲート電極4b,4c,4
d,4eに対応する位置に配線層18がそれぞれ形成されてい
る。配線層18を覆うように保護膜23が形成されている。
一方、周辺回路部102には、同じ導電型のMOSトランジ
スタ30が形成されている。すなわち、P型シリコン基板
1上にソース・ドレイン領域33a,33bがMOSトランジスタ
30に対応した数だけ形成されており、それらのMOSトラ
ンジスタはフィールド酸化膜2によってそれぞれ分離さ
れている。ソース・ドレイン領域33aには、配線層16が
接続されており、ソース・ドレイン領域33bには、配線
層17が形成されている。そして、配線層16および17上に
はそれぞれコンタクトプラグ19を介して配線層18が形成
されている。また、1対のソース・ドレイン領域33a,33
bの間にはゲート酸化膜32を介してゲート電極31が形成
されている。ゲート電極31を覆うように絶縁酸化膜20お
よびサイドウォール20a,20bが形成されている。配線層1
6と配線層17が重なる部分には絶縁酸化膜21が介在され
ている。
本実施例では、DRAMをこのような構造としたが、従来
構造に比べて本実施例が特徴とするのは、サイドウォー
ル20aおよびソース・ドレイン領域6aである。すなわ
ち、サイドウォール20aの幅は、ビット線15が接続され
る側のサイドウォール20bの幅より広く形成されてお
り、ソース・ドレイン領域6aは、ソース・ドレイン領域
6bより深く形成されている。このように構成することに
よってキャパシタ10の下部電極11とソース・ドレイン領
域6aとの接合領域に生じる結晶欠陥がソース・ドレイン
領域6a内に収まり、結晶欠陥による悪影響を低減するこ
とができる。
第2A図ないし第2H図は、第1図に示したメモリセルア
レイ部のトランスファゲートトランジスタと周辺回路部
のMOSトランジスタの製造プロセスを説明するための断
面構造図である。第2A図ないし第2H図を参照して、次に
製造プロセスについて説明する。まず、第2A図に示すよ
うに、P型シリコン基板1上にSiO2からなる酸化膜41を
形成する。酸化膜41上にゲート電極4c,31となるポリシ
リコン層を形成し、SiO2からなる酸化膜42を形成する。
第2B図に示すように、As(砒素)またはP(リン)をイ
オン注入することにより、たとえば1×1013〜3×1014
/cm2の濃度を有するn-不純物領域43を形成する。第2C
図に示すように、全面にSiO2からなる酸化膜を形成して
異方性エッチングを行なうことによりサイドウォール20
bおよび絶縁酸化膜20を形成する。第2D図に示すよう
に、後述するメモリセルのキャパシタが接続されるn-
純物領域43およびゲート電極4c上にレジスト45を形成す
る。レジスト45をマスクとしてAsをイオン注入すること
により、たとえば、1×1015〜6×1015/cm2の不純物
濃度を有するn+不純物領域44を形成する。第2E図に示す
ように、上記n-不純物領域43およびn+不純物領域44によ
りソース・ドレイン領域6b,33a,33bが形成される。ソー
ス・ドレイン領域6b,33a,33b上に形成された酸化膜をRI
Eを用いて除去する。全面にポリシリコン層およびSiO2
からなる絶縁酸化膜21を形成した後、所定形状にパター
ニングしてソース・ドレイン領域6b上にビット線15およ
び絶縁酸化膜21を形成し、ソース・ドレイン領域33a上
に配線層16および絶縁酸化膜21を形成する。なお、ビッ
ト線15および配線層16にはAsのイオン注入が行なわれて
いる。次に第2F図に示すように、全面にSiO2からなる酸
化膜を形成し、異方性エッチングを行なうことにより、
ビット線15,配線層16の側壁部およびゲート電極4c,31の
側壁部にサイドウォール21a,20aを形成する。これによ
って、ゲート電極4c,31の両側の側壁部のサイドウォー
ル20a,20bは、サイドウォール20aがサイドウォール20b
より幅が広く形成された形となる。この後、第2G図に示
すように、n-不純物領域43およびソース・ドレイン領域
33b上に、ポリシリコン層にP(リン)を注入しながら
形成したキャパシタの下部電極を構成するベース部分11
aおよび配線層17をそれぞれ形成する。次に第2H図に示
すように、ベース部分11aが接続されたn-不純物領域43
(第2G図参照)および配線層17が接続されたソース・ド
レイン領域33bに、ベース部分11aおよび配線層17に導入
されたP(燐)を熱拡散法を用いて拡散させる。この熱
拡散の条件としては、たとえば、850℃で5時間以内と
いう条件が考えられる。これによって、ソース・ドレイ
ン領域6aおよび33cが形成される。ここで、まず、本実
施例によって形成されたサイドウォール20a,20bの幅
S1,S2を比較すると、S1はたとえば1000Åに形成され、
S2は1500〜2000Åとなるように形成される。このように
サイドウォール20aの幅を厚くすることにより、ベース
部分11aに導入されたリンが熱拡散により拡散する場合
にその拡散深さを深くしたとしても、n-不純物領域43を
超えて拡散が進むことはなく、ゲート電極4c下にソース
・ドレイン領域6aが形成されることもない。したがっ
て、従来問題となっていたキャパシタの下部電極を構成
するベース部分11aが接続されるソース・ドレイン領域6
aを熱拡散により深く形成した場合に、実効チャネル長
が短くなるという不都合はなく、ショートチャネル効果
を有効に防止することができる。その結果、従来困難で
あったキャパシタとキャパシタが接続される不純物領域
との接合領域における結晶欠陥を有効に防止しながら、
しかもショートチャネル効果を有効に防止することがで
きることとなった。なお、ソース・ドレイン領域6aの拡
散深さx2は、たとえば1500〜2000Åに形成されており、
ソース・ドレイン領域6bの拡散深さはたとえば1000Åで
形成されている。また、本実施例では、ソース・ドレイ
ン領域6aおよび6bの両方をLDD構造としたが、本発明は
これに限らず、ソース・ドレイン領域6bはLDD構造とせ
ずにソース・ドレイン領域6aのみLDD構造を有するもの
であってもよい。このようにしてサイドウォールおよび
熱拡散層を形成した後、数工程のプロセスを経て第1図
に示したDRAMが形成される。ここで、本実施例のDRAMで
は、サイドウォール20aの厚みを厚くすることおよびキ
ャパシタ10が接続されるソース・ドレイン領域6aを熱拡
散法により深く形成することにより、キャパシタ10とソ
ース・ドレイン領域6aとの接合領域に生じる結晶欠陥を
有効に低減できるとともにさらにトランスファゲートト
ランジスタ3のショートチャネル効果を有効に防止する
ことができる。この結果、キャパシタ10に蓄積された電
荷のリークを有効に防止でき、リフレッシュ特性が向上
できるとともにトランスファゲートトランジスタ3のト
ランジスタ特性を向上させることができる。
また、本実施例では、第2H図に示した工程において、
メモリセルアレイ領域のソース・ドレイン領域6aの形成
と同時に周辺回路領域のソース・ドレイン領域33cを形
成する。このソース・ドレイン領域33cの形成によっ
て、サイドウォール20aを形成するために2回のエッチ
ングを行なうことによりソース・ドレイン領域33cが形
成される領域の表面に結晶欠陥が増加したとしても、深
さの深いソース・ドレイン領域33cによってその結晶欠
陥が有効に覆われる。
[発明の効果] 請求項1〜3に記載の電界効果トランジスタを有する
半導体装置によれば、チャネル領域の一端と接する第1
の不純物領域よりもその最大深さが深い第2の不純物領
域をチャネル領域の他端に形成し、ゲート電極の第2の
不純物領域側の側壁にゲート電極の第1の不純物領域側
に形成される第2の側壁絶縁膜の幅よりも広い幅を有す
る第2の側壁絶縁膜を形成し、第2の不純物領域に電気
的に接続するように第2の導電層を形成することによっ
て、たとえば第2の不純物領域を第2の導電層からの不
純物拡散によって形成する場合に、幅の広い第2の側壁
絶縁膜によって第2の導電層に導入された不純物が横方
向に拡散してゲート電極下に拡散するのを有効に抑制す
ることができる。この結果、ショートチャネル効果を有
効に防止しながら深さの深い第2の不純物領域によって
第2の導電層と第2の不純物領域との接合領域に生じる
結晶欠陥を有効に覆うことができる。
請求項4〜6に記載の電界効果トランジスタを有する
半導体装置によれば、メモリセルアレイ領域においては
上記した請求項1〜3と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、幅の広い第2の側壁絶縁膜によって、第
2の導電層から不純物を拡散させて深い第2の不純物領
域を形成する場合にも、不純物が横方向に拡散してゲー
ト電極下に拡散するのが抑制されるの、でショートチャ
ネル効果を有効に防止することができるとともに、深さ
の深い第2の不純物領域によって第2の導電層と第2の
不純物領域との接合領域に生じる結晶欠陥を有効に覆う
ことができる。さらに、周辺回路領域においては、第2
のゲート電極の第3の不純物領域側の第3の側壁絶縁膜
よりも広い幅を有する第4の側壁絶縁膜を第2のゲート
電極の第4の不純物領域側に形成し、その第4の不純物
領域に電気的に接続するように第4の導電層を形成する
ことによって、幅の広い第4の側壁絶縁膜を2回のエッ
チング工程によって形成する場合に第4の不純物領域が
形成される領域の表面にダメージが加わり、その領域に
結晶欠陥が増加したとしても深さの深い第4の不純物領
域によってその結晶欠陥を有効に覆うことができる。
請求項7に係る電界効果トランジスタを有する半導体
装置の製造方法によれば、ゲート電極の側壁部に第1の
側壁絶縁膜を形成し、半導体基板の全面に第3の絶縁膜
を形成し異方性エッチングすることによって一方の第1
の側壁絶縁膜の側壁部に第2の側壁絶縁膜を形成し、そ
の第2の側壁絶縁膜が形成される側の半導体基板上に不
純物が導入された第2の導電層を形成し、熱処理を施す
ことによってその第2の導電層に導入された不純物を半
導体基板中に拡散させて第2の不純物領域を形成するこ
とによって、第2の側壁絶縁膜により第2の導電層に導
入された不純物が横方向に拡散してゲート電極下に拡散
することが抑制される。これにより、ショートチャネル
効果を有効に防止しながら深さの深い第2の不純物領域
を形成することができる。この結果、第2の導電層と第
2の不純物領域との接合領域に生じる結晶欠陥をその深
さの深い第2の不純物領域によって有効に覆うことがで
きる。
請求項8に係る電界効果トランジスタを有する半導体
装置の製造方法によれば、メモリセルアレイ領域におい
ては、上記した請求項7の製造方法と同様に幅の広い第
3の側壁絶縁膜と深さの深い第3の不純物領域によっ
て、ショートチャネル効果を有効に防止しながらメモリ
セルアレイ領域の第3の導電層と第3の不純物領域との
接合領域における結晶欠陥を深さの深い第3の不純物領
域によって有効に覆うことができる。また、これに加え
て、周辺回路領域では、幅の広い第4の側壁絶縁膜側に
形成される深さの深い第4の不純物領域によって、幅の
広い第4の側壁絶縁膜を形成するための2回のエッチン
グ工程によって第4の不純物領域が形成される領域の表
面にダメージが加わり、その領域に結晶欠陥が増加した
としても、深さの深い第4の不純物領域によってその結
晶欠陥を有効に覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したDRAMの断面構造図、
第2A図ないし第2H図は第1図に示したメモリセルアレイ
部のトランスファゲートトランジスタと周辺回路部のMO
Sトランジスタの製造プロセスを説明するための断面構
造図、第3図は従来のDRAMのメモリセル部を示した断面
構造図、第4図は熱拡散法により第3図に示したキャパ
シタが接続されるソース・ドレイン領域を形成した場合
の拡散状態を説明するための断面構造図である。 図において、1はP型シリコン基板、3はトランスファ
ゲートトランジスタ、4b,4c,4d,4eはゲート電極、6a,6b
はソース・ドレイン領域、10はキャパシタ、20aはサイ
ドウォールである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 H01L 29/78 301 L (72)発明者 蜂須賀 敦司 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 奥平 智仁 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 平2−102542(JP,A) 特開 昭64−76768(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の表面に形成され、その一端が
    チャネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記チャ
    ネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第1の不純
    物領域の最大深さより深く形成された第2の不純物領域
    と、 前記半導体基板のチャネル領域上にゲート絶縁膜を介し
    て形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の前記第1の不純物領域側の側壁に形成
    された第1の側壁絶縁膜と、 前記第1の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    1の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第1の導電層と、 前記ゲート電極の前記第2の不純物領域側の側壁に形成
    され、前記第1の側壁絶縁膜の前記半導体基板の主表面
    に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表面に沿
    った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、 前記第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第2
    の不純物領域に電気的に接続される第2の導電層とを備
    えた、電界効果トランジスタを有する半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板の表面に形成され、その一端が
    チャネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記チャ
    ネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第1の不純
    物領域の最大深さより深く形成された第2の不純物領域
    と、 前記半導体基板のチャネル領域上にゲート絶縁膜を介し
    て形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の前記第1の不純物領域側の側壁に形成
    された第1の側壁絶縁膜と、 前記第1の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    1の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第1の導電層と、 前記ゲート電極の前記第2の不純物領域側の側壁に形成
    され、前記第1の側壁絶縁膜の前記半導体基板の主表面
    に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表面に沿
    った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、 前記第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第2
    の不純物領域に電気的に接続されるキャパシタ下部電極
    とを備えた、電界効果トランジスタを有する半導体装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の導電層はビット線であり、前記
    ゲート電極はワード線である、請求項2に記載の電界効
    果トランジスタを有する半導体装置。
  4. 【請求項4】メモリセルアレイ領域と周辺回路領域とを
    有し、前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域と
    のそれぞれが電界効果トランジスタを有す半導体装置で
    あって、 前記メモリセルアレイ領域は、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が第1のチ
    ャネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記第1
    のチャネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第1
    の不純物領域の最大深さより深く形成された第2の不純
    物領域と、 前記半導体基板の前記第1のチャネル領域上に第1のゲ
    ート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の前記第1の不純物領域側の側壁
    に形成された第1の側壁絶縁膜と、 前記第1の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    1の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第1の導電層と、 前記第1のゲート電極の前記第2の不純物領域側の側壁
    に形成され、前記第1の側壁絶縁膜の前記半導体基板の
    主表面に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表
    面に沿った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、 前記第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第2
    の不純物領域に電気的に接続される第2の導電層とを含
    み、 前記周辺回路領域は、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が第2のチ
    ャネル領域の一端と接する第3の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記第2
    のチャネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第3
    の不純物領域の最大深さより深く形成された第4の不純
    物領域と、 前記半導体基板の第2のチャネル領域上に第2のゲート
    絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極と、 前記第2のゲート電極の前記第3の不純物領域側の側壁
    に形成された第3の側壁絶縁膜と、 前記第3の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    3の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第3の導電層と、 前記第2のゲート電極の前記第4の不純物領域側の側壁
    に形成され、前記第3の側壁絶縁膜の前記半導体基板の
    主表面に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表
    面に沿った方向の幅を有する第4の側壁絶縁膜と、 前記第4の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第4
    の不純物領域に電気的に接続される第4の導電層とを含
    む、電界効果トランジスタを有する半導体装置。
  5. 【請求項5】メモリセルアレイ領域と周辺回路領域とを
    有し、前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域と
    のそれぞれが電界効果トランジスタを有する半導体装置
    であって、 前記メモリセルアレイ領域は、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が第1のチ
    ャネル領域の一端と接する第1の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記第1
    のチャネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第1
    の不純物領域の最大深さより深く形成された第2の不純
    物領域と、 前記半導体基板の前記第1のチャネル領域上に第1のゲ
    ート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の前記第1の不純物領域側の側壁
    に形成された第1の側壁絶縁膜と、 前記第1の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    1の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第1の導電層と、 前記第1のゲート電極の前記第2の不純物領域側の側壁
    に形成され、前記第1の側壁絶縁膜の前記半導体基板の
    主表面に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表
    面に沿った方向の幅を有する第2の側壁絶縁膜と、 前記第2の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第2
    の不純物領域に電気的に接続されるキャパシタ下部電極
    とを含み、 前記周辺回路領域は、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が第2のチ
    ャネル領域の一端と接する第3の不純物領域と、 前記半導体基板の表面に形成され、その一端が前記第2
    のチャネル領域の他端に接し、その最大深さが前記第3
    の不純物領域の最大深さより深く形成された第4の不純
    物領域と、 前記半導体基板の第2のチャネル領域上に第2のゲート
    絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極と、 前記第2のゲート電極の前記第3の不純物領域側の側壁
    に形成された第3の側壁絶縁膜と、 前記第3の側壁絶縁膜の側面に接するとともに、前記第
    3の不純物領域に電気的に接続され、所定電位が印加さ
    れる第3の導電層と、 前記ゲート電極の前記第4の不純物領域側の側壁に形成
    され、前記第3の側壁絶縁膜の前記半導体基板の主表面
    に沿った方向の幅より広い前記半導体基板の主表面に沿
    った方向の幅を有する第4の側壁絶縁膜と、 前記第4の側壁絶縁膜の側面に接するとともに前記第4
    の不純物領域に電気的に接続される第4の導電層とを含
    む、電界効果トランジスタを有する半導体装置。
  6. 【請求項6】前記第1の導電層はビット線であり、前記
    第1のゲート電極はワード線である、請求項5に記載の
    電界効果トランジスタを有する半導体装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上にゲート電極を形成する工程
    と、 前記ゲート電極の側壁部に第1の側壁絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第1の側壁絶縁膜をマスクとして不純物をイオン注
    入することにより第1の不純物領域を形成する工程と、 前記第1の不純物領域および前記第1の側壁絶縁膜上に
    第1の導電層および第2の絶縁膜を形成し、所定形状に
    パターニングする工程と、 前記半導体基板の全面に第3の絶縁膜を形成し、異方性
    エッチングを行なうことにより、前記第1の導電層の側
    壁部および前記第1の側壁絶縁膜の側壁部に第2の側壁
    絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の側壁絶縁膜上および前記ゲート電極の前記第
    2の側壁絶縁膜が形成される側の前記半導体基板上に不
    純物が導入された第2の導電層を形成する工程と、 熱処理を施し、前記第2の導電層に導入された不純物を
    前記半導体基板中に拡散させて第2の不純物領域を形成
    する工程とを備えた、電界効果トランジスタを有する半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】メモリセルアレイ領域と周辺回路領域とを
    有し、前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域と
    のそれぞれが電界効果トランジスタを有する半導体装置
    の製造方法であって、 前記メモリセルアレイ領域の半導体基板上に第1のゲー
    ト電極を形成するとともに、前記周辺回路領域の前記半
    導体基板上に第2のゲート電極を形成する工程と、 前記第1および第2のゲート電極の側壁部にそれぞれ第
    1および第2の側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記第1および第2の側壁絶縁膜をマスクとして不純物
    をイオン注入することによりメモリセルアレイ領域の第
    1の不純物領域と周辺回路領域の第2の不純物領域とを
    形成する工程と、 前記メモリセルアレイ領域の前記第1の不純物領域およ
    び前記第1の側壁絶縁膜上に所定形状の第1の導電層お
    よび第1の絶縁膜を形成するとともに、前記周辺回路領
    域の前記第2の不純物領域および前記第2の側壁絶縁膜
    上に所定形状の第2の導電層および第2の絶縁膜を形成
    する工程と、 前記半導体基板の全面に第3の絶縁膜を形成し、異方性
    エッチングを行なうことにより、前記メモリセルアレイ
    領域の前記第1の導電層の側壁部および前記第1の側壁
    絶縁膜の側壁部に第3の側壁絶縁膜を形成するととも
    に、前記周辺回路領域の前記第2の導電層の側壁部およ
    び第2の側壁絶縁の側壁部に第4の側壁絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記メモリセルアレイ領域の前記第3の側壁絶縁膜上お
    よび前記第1のゲート電極の前記第3の側壁絶縁膜が形
    成される側の前記半導体基板上と、前記周辺回路領域の
    前記第4の側壁絶縁膜上および前記第2のゲート電極の
    前記第4の側壁絶縁膜が形成される側の前記半導体基板
    上とに不純物が導入された第3の導電層を形成する工程
    と、 熱処理を施し、前記第3の導電層に導入された不純物を
    前記半導体基板中に拡散させることによって、前記メモ
    リセルアレイ領域に第3の不純物領域を形成するととも
    に、前記周辺回路領域に第4の不純物領域を形成する工
    程とを備えた、電界効果トランジスタを有する半導体装
    置の製造方法。
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