JPH08169696A - 産業車両のカウンタウェイト - Google Patents

産業車両のカウンタウェイト

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Publication number
JPH08169696A
JPH08169696A JP31388994A JP31388994A JPH08169696A JP H08169696 A JPH08169696 A JP H08169696A JP 31388994 A JP31388994 A JP 31388994A JP 31388994 A JP31388994 A JP 31388994A JP H08169696 A JPH08169696 A JP H08169696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
weight
industrial vehicle
frame
concrete
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31388994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Nakajima
孝文 中島
Shozo Takahashi
省三 高橋
Shigezo Yamamoto
茂三 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TCM Corp
Original Assignee
Toyo Umpanki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Umpanki Co Ltd filed Critical Toyo Umpanki Co Ltd
Priority to JP31388994A priority Critical patent/JPH08169696A/ja
Publication of JPH08169696A publication Critical patent/JPH08169696A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 納期を短縮でき、さらにコストを軽減できる
産業車両のカウンタウェイトを提供する。 【構成】 コンクリート製のウェイト本体12と、このウ
ェイト本体12の上面と側面を覆う樹脂製のカバー12と、
従来の車両本体2のフレーム7に係止するネジ8と2個
のワッシャ8Aから構成する。 【効果】 ウェイト本体12では従来の外板が不要とな
り、外板の製造にかかっていた時間が短縮され、納期を
短縮でき、さらにコストを低減することができる。ま
た、コンクリート製のウェイト本体12が樹脂製カバー13
にて覆われることによって、後部衝突時の衝撃を緩和で
き、また外観の見栄えを向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばフォークリフ
トなどの産業車両において、車両本体の後部に前後方向
のバランスをとるために取付けられるカウンタウェイト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンタウェイトを備えた産業車
両の一例を図3,図4により説明する。
【0003】図3において、1は車両本体2の前面にフ
ォーク3を取付けたフォークリフトであり、フォーク3
を昇降してパレットを掬って支持し、運搬する産業車両
である。前記車両本体2には、走行手段としてエンジ
ン、減速機、差動機などを備え、また油圧によるフォー
ク2の駆動手段として油圧シリンダ、油圧モータ、ポン
プなどを備え、これらを制御するコントローラ(いずれ
も図示せず)を備えている。また車両本体2の後端に
は、フォーク2により荷物を支持した際の前後方向のバ
ランスをとるために、カウンタウェイト5が取付けられ
ている。
【0004】上記カウンタウェイト5は、図4に示すよ
うに、ウェイト(重量物)である平面コ字状の鋳物製ウ
ェイト本体6と、このウェイト本体6を車両本体2のフ
レーム7に取付ける部材であるネジ8と2個のワッシャ
8Aから構成されている。
【0005】上記ウェイト本体6の両内側面には、フレ
ーム7の支持部材7A,7Bに一致する凹部6A,およ
び段差部6Bが設けられ、またフレーム7には上記ネジ
8に噛合するナット9が固定されており、ウェイト本体
6の中央下部には、後方から前方へネジ8を通すネジ孔
6Cが設けられ、ネジ孔6Cの両側には、フレーム7の
凹部(図示せず)に嵌合する凸部6Dが設けられ、さら
にウェイト本体6の上面には一対の吊り部材10が固定さ
れている。
【0006】ウェイト本体6のフレーム7への固定は、
ウェイト本体6の吊り部材10にロープを掛けてウェイト
本体6を吊り上げ、フレーム7の支持部材7Aとウェイ
ト本体6の凹部6Aが一致し、かつフレーム7の支持部
材7Bにウェイト本体6の段差部6Bが一致するように
ウェイト本体6を降ろし、フレーム7の凹部に凸部6D
を嵌合させ、ネジ8をワッシャ8Aおよびネジ孔6Cを
通してナット9に締めつけることにより行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカウン
タウェイト5は鋳物製ウェイトであるため、コストが高
いという問題があった。そこで、カウンタウェイト5
に、鋳物製カウンターウェイトよりコスト的に有利なボ
ックス型重コンウェイトが使用されてきている。このボ
ックス型重コンウェイトは、外板を鋼板により形成し、
内部を重量コンクリートとしたウェイトである。しか
し、このコスト的に有利なボックス型重コンウェイトで
は、特に外板の製造に時間がかかることから製造日程を
短縮できず、さらにコスト的に有利であっても、外板の
製造にはコストがかなりかかるという問題があった。
【0008】本発明は上記問題を解決するものであり、
納期を短縮でき、さらにコストを軽減できる産業車両の
カウンタウェイトを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1発明の産業車両のカウンタウェイトは、ウェイト
であるウェイト本体とこのウェイト本体の車両本体への
取付部材からなる産業車両のカウンタウェイトであっ
て、前記ウェイト本体を、コンクリート製のウェイトと
することを特徴とするものである。
【0010】また第2発明のカウンタウェイトは、上記
第1発明の産業車両のカウンタウェイトであって、ウェ
イト本体の上面および側面を覆う樹脂製カバーを付加し
たことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記第1発明の構成によると、ウェイト本体が
コンクリート製のウェイトであることから、外板を全く
使用せず、よって外板の製造時間が短縮され、またコス
トが低減される。
【0012】また第2発明によると、コンクリート製の
ウェイト本体が樹脂製カバーにて覆われることによっ
て、後部衝突時の衝撃が緩和され、また外観の見栄えが
向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図3,図4の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す産業車両の
カウンタウェイトの斜視図である。本発明の産業車両の
カウンタウェイト11は、コンクリート製ウェイトである
ウェイト本体12と、このウェイト本体12の上面と側面を
覆う樹脂製のカバー13と、従来の車両本体2のフレーム
7に係止するネジ8と2個のワッシャ8Aから構成され
ている。
【0015】上記コンクリート製のウェイト本体12に
は、従来のウェイト本体6と同様に、両内側面に、フレ
ーム7の支持部材7A,7Bに一致する凹部12A,およ
び段差部12Bが設けられ、中央下部に、後部から前方へ
ネジ8を通すネジ孔12C,およびフレーム7の凹部に嵌
合する凸部12Dが設けられている。なお、ウェイト本体
12のフレーム7への固定手順は、従来のウェイト本体6
と同様であり、説明を省略する。
【0016】前記ウェイト本体12は、下記の製造工程に
より製造される。 1.カウンタウェイト金型枠を組む。 2.カウンタウェイト金型枠内に、棒鋼、金網材などか
らなる金属性骨材を組み込む。 3.コンクリートを流し込み硬化させる。 4.硬化後、前記金型枠を取り外す。 5.バリ取りを行う。
【0017】このように、ウェイト本体12には金属性骨
材が組み込まれているため、剛性が生じ、ウェイト本体
12は、ウェイト本体12にかかる、曲げ、剪断、捩じりな
どの力に耐えることができる。
【0018】また、カバー13は、上部に膨らみを持たせ
た形状としており、2点鎖線に示すようにその内側面が
ウェイト本体12に接着される。上記構成により、カウン
タウェイト11には従来の外板が不要となり、外板の製造
にかかっていた時間が短縮されることによって納期を短
縮でき、さらにコストを低減することができる。また、
コンクリート製のウェイト本体12が樹脂製カバー13にて
覆われることによって、後部衝突時の衝撃を緩和でき、
また外観の見栄えを向上させることができる。
【0019】なお、本実施例では、カバー13をウェイト
本体12に接着させているが、図2(a),あるいは
(b)に示すように、ウェイト本体12にタップドブロッ
ク14、あるいは植込みボルト15を埋め込み、カバー13に
このタップドブロック14、あるいは植込みボルト15に対
向して係止孔16を設け、この係止孔16にタップドブロッ
ク14、あるいは植込みボルト15を差込み、ワッシャ17を
介してボルト18、あるいはナット19をタップドブロック
14、あるいはボルト15に取付け、締め付けることでカバ
ー13をウェイト本体12に取付けるようにすることもでき
る。
【0020】また、本実施例では、ウェイト本体12に鋼
板を全く使用していないが、車両本体2に取付ける取付
け部に鋼板を使用することもできる。また、ウェイト本
体12に全く、曲げ、剪断、捩じりなどの力がかからない
ように車両本体2が構成されている場合には、金属性骨
材を除くこともできる。
【0021】さらに、樹脂製カバー13の代わりに、表面
コーティング剤を塗布してもよく、外観の見栄えを向上
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、ウェイ
ト本体がコンクリート製のことから、外板を全く使用せ
ず、よって外板の製造にかかっていた時間を短縮でき、
すなわち納期を短縮でき、さらにコストを低減すること
ができる。
【0023】また第2発明によれば、コンクリート製の
ウェイト本体が樹脂製カバーにて覆われることによっ
て、後部衝突時の衝撃を緩和でき、また外観の見栄えを
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における産業車両のカウンタ
ウェイトの斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例における産業車両のカウン
タウェイトとカバーの取付け部の断面図である。
【図3】産業車両の側面図である。
【図4】従来の産業車両のカウンタウェイトの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 フォークリフト(産業車両) 2 車両本体 3 フォーク 7 フレーム 8 ネジ 8A ワッシャ 11 カウンタウェイト 12 ウェイト本体 12A 凹部 12B 段差部 12C ネジ孔 12D 凸部 13 カバー 14 タップドブロック 15 植込みボルト 16 係止孔 17 ワッシャ 18 ボルト 19 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェイトであるウェイト本体とこのウェ
    イト本体の車両本体への取付部材からなる産業車両のカ
    ウンタウェイトであって、 前記ウェイト本体を、コンクリート製のウェイトとする
    ことを特徴とする産業車両のカウンタウェイト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の産業車両のカウンタウェ
    イトであって、 ウェイト本体の上面および側面を覆う樹脂製カバーを付
    加したことを特徴とする。
JP31388994A 1994-12-19 1994-12-19 産業車両のカウンタウェイト Withdrawn JPH08169696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31388994A JPH08169696A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 産業車両のカウンタウェイト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31388994A JPH08169696A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 産業車両のカウンタウェイト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08169696A true JPH08169696A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18046738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31388994A Withdrawn JPH08169696A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 産業車両のカウンタウェイト

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JP (1) JPH08169696A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010001136A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Tcm Corp 産業車両のウエイト脱落防止構造
CN103438149A (zh) * 2013-08-16 2013-12-11 牛力机械制造有限公司 一种新型叉车平衡重

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010001136A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Tcm Corp 産業車両のウエイト脱落防止構造
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