JPH08169372A - クローラ式走行装置のクローラ緊張装置 - Google Patents

クローラ式走行装置のクローラ緊張装置

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JPH08169372A
JPH08169372A JP31280194A JP31280194A JPH08169372A JP H08169372 A JPH08169372 A JP H08169372A JP 31280194 A JP31280194 A JP 31280194A JP 31280194 A JP31280194 A JP 31280194A JP H08169372 A JPH08169372 A JP H08169372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
crawler
tension
tension bolt
large diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP31280194A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Yoshimi Miyano
良實 宮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH08169372A publication Critical patent/JPH08169372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クローラ式走行装置のクローラ緊張装置を、
クローラベルトの脱着作業を容易迅速に行えるものにす
る。 【構成】 緊張輪の軸支部材7を前後移動自在にトラッ
クフレーム1に支持し、テンションボルト8を軸支部材
7に螺合するとともに、テンションボルト8の回転操作
部8bを、トラックフレーム1に固着した受止め部材1
0に回転操作可能に貫通し、テンションボルト8に備え
た大径当り部8aを受止め部材10で当接支持するよう
構成したクローラ式走行装置のクローラ緊張装置におい
て、受止め部材10に形成したテンションボルト貫通用
の孔10aをテンションボルト8の大径当り部8aを挿
通し得る大きさに設定するとともに、テンションボルト
8の回転操作部8bにボルト径方向から係脱可能な小幅
の切欠き12を備えた当たり部材11を、受止め部材1
0と大径当り部8aとの間に位置させて回転操作部8b
にボルト径方向から係合装着し、かつ、当たり部材11
のボルト径方向への離脱を阻止する外れ止め具13を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラ緊張輪をテン
ションボルトで位置調節するよう構成したクローラ式走
行装置のクローラ緊張装置部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、緊張輪の軸支
部材7を前後移動自在にトラックフレーム22に支持
し、テンションボルト21を前記軸支部材7に備えたナ
ット9に螺合するとともに、テンションボルト21の回
転操作部21bを、トラックフレーム22に固着した受
止め部材23に回転操作可能に貫通し、前記テンション
ボルト21に備えた大径当り部21aを前記受止め部材
23の前面に直接当接させて、テンションボルト21に
働くクローラベルト緊張反力を受止め部材23で受止め
支持させるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メンテナンス
のためのクローラベルトを着脱するために緊張輪を大き
く後退移動させる場合、テンションボルトを何回も回転
操作しなければならず、クローラベルト脱着作業に手数
のかかるものとなっていた。本発明の目的は、クローラ
脱着作業を容易迅速に実行できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、ク
ローラ緊張輪の軸支部材を前後移動自在にトラックフレ
ームに支持し、テンションボルトのネジ部を前記軸支部
材に螺合するとともに、テンションボルトの回転操作部
を、トラックフレームに固着した受止め部材に回転操作
可能に貫通し、前記テンションボルトに備えた大径当り
部を前記受止め部材で当接支持するよう構成したクロー
ラ式走行装置のクローラ緊張装置において、前記受止め
部材に形成したテンションボルト貫通用の孔をテンショ
ンボルトの大径当り部を挿通し得る大きさに設定すると
ともに、テンションボルトの回転操作部にボルト径方向
から係脱可能な小幅の切欠きを備えた当たり部材を、受
止め部材と大径当り部との間に位置させて前記回転操作
部にボルト径方向から係合装着し、かつ、前記当たり部
材のボルト径方向への離脱を阻止する外れ止め具を設け
てある点にある。
【0005】
【作用】つまり、外れ止め具を取り外すと当たり部材を
テンションボルトからボルト径方向へ離脱でき、当たり
部材が無くなるとテンションボルトの大径当り部を受止
め部材の大径の孔を挿通して大きく後退移動させること
ができでき、ボルト回転操作を必要とすることなくクロ
ーラ緊張輪を大きく移動させてクローラを十分に緩めら
れる。また、当たり部材をテンションボルトの大径当り
部と受止め部材の間に介在装着して外れ止め具を取付け
ることで、テンションボルトを当たり部材を介して受止
め部材に確実に支持させ、クローラを十分に緊張でき
る。
【0006】
【発明の効果】その結果、クローラ脱着に際してテンシ
ョンボルトを何回も回す必要が無くて、クローラ脱着作
業を容易迅速に実行でき、メンテナンス性において優れ
たクローラ式走行装置を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に、コンバインに装備するクローラ走行
装置が示されている。このクローラ走行装置は、ミッシ
ヨンケースMに軸支した駆動スプロケット2と、トラッ
クフレーム1に装着した転輪5群および緊張輪3に亘っ
てゴム製のクローラベルト4を巻回張設した構造となっ
ている。
【0008】本発明では、前記緊張輪3の緊張装置6を
以下のように構成している。つまり、図2ないし図4に
示すように、緊張輪3の軸支部材7を前後スライド移動
自在にトラックフレーム1の後端に嵌合装着し、クロー
ラ緊張用のテンションボルト8を軸支部材7に固着した
ナット9に螺合させ、テンションボルト8に形成した六
角軸状の回転操作部8bを、トラックフレーム1上に立
設固定した受止め部材10の孔10aに挿通する。この
孔10aは、テンションボルト8に一体形成した大径当
り部8aを挿通し得る大きさに設定してあり、テンショ
ンボルト8を受止め部材10に支持させるための当たり
部材11を、大径当り部8aと受止め部材10との間に
介装する。この当たり部材11は、テンションボルト8
の回転操作部8bにボルト径方向から係脱できる小幅の
切欠き12を備えるとともに、受止め部材10の上端縁
に係合する折曲げ辺11aを備えている。また、テンシ
ョンボルト8の回転操作部8bにはL字状の外れ止め具
13を相対回転不能に外嵌装着し、その屈折辺13aを
当たり部材11の折曲げ辺11a上に係合させること
で、当たり部材11が回転操作部8bから上方に離脱す
るのを阻止し、かつ、外れ止め具13に対する抜け止め
用βピン15を回転操作部8bに脱着自在に取付けてあ
る。
【0009】つまり、βピン15を抜いて外れ止め具1
3を取り外すと、当たり部材11をテンションボルト8
からボルト径方向へ離脱でき、受止め部材11によるテ
ンションボルト8の受止め作用を無くして、大径当り部
8aが孔10aを通して前方に移動するようにテンショ
ンボルト8全体を大きく移動させ、クローラ緊張輪3を
大きく移動させて容易迅速にクローラベルト4を緩めら
れるように構成してあるのである。
【0010】また、当たり部材11をテンションボルト
8と受止め部材10の間に介在装着して外れ止め具13
とβピン15を取付けるだけで、容易迅速にクローラベ
ルト4を緊張できる状態に復帰できるのである。なお、
当たり部材11の上方離脱を阻止する外れ止め具13は
当たり部材11との係合によって回転が阻止され、これ
によってテンションボルト8自体の不測な回転が阻止さ
れて、クローラ緊張状態が変化しない。
【0011】〔別実施例〕 当たり部材11の形状は適当に変更でき、例えば図
4および図5に示すように、折曲げ片11aをU字状に
屈曲するとともに、テンションボルト8の回転操作部8
bに係合する三角形の凹部16を折曲げ片11aの先端
に設け、テンションボルト8を回転すると回転操作部8
bによるカム作用で当たり部材11が押し上げられて容
易に当たり部材11を取り外せるように構成してもよ
い。 外れ止め具13をテンションボルト8に回転可能に
外嵌装着して、外れ止め具13を着けたままでテンショ
ンボルト8を回転操作できるように構成してもよい。ま
た、外れ止め具13の具体構造は適当に変更でき、例え
ば図6に示すように当たり部材11に付設したボルトな
どを外れ止め具13にしてもよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置の側面図
【図2】クローラ緊張部の一部切欠き側面図
【図3】クローラ緊張部の分解斜視図
【図4】クローラ緊張部の別実施例を示す一部切欠き側
面図
【図5】クローラ緊張部の別実施例の分解斜視図
【図6】当たり部材の別実施例を示す正面図
【図7】従来のクローラ緊張部の一部切欠き側面図
【符号の説明】
1 トラックフレーム 3 緊張輪 7 軸支部材 8 テンションボルト 8a 大径当たり部 10 受止め部材 11 当たり部材 12 切り欠き部 13 外れ止め具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊張輪(3)の軸支部材(7)を前後移
    動自在にトラックフレーム(1)に支持し、テンション
    ボルト(8)を前記軸支部材(7)に螺合するととも
    に、テンションボルト(8)の回転操作部(8b)を、
    トラックフレーム(1)に固着した受止め部材(10)
    に回転操作可能に貫通し、前記テンションボルト(8)
    に備えた大径当り部(8a)を前記受止め部材(10)
    で当接支持するよう構成したクローラ式走行装置のクロ
    ーラ緊張装置において、 前記受止め部材(10)に形成したテンションボルト貫
    通用の孔(10a)をテンションボルト(8)の大径当
    り部(8a)を挿通し得る大きさに設定するとともに、
    テンションボルト(8)の回転操作部(8b)にボルト
    径方向から係脱可能な小幅の切欠き(12)を備えた当
    たり部材(11)を、受止め部材(10)と大径当り部
    (8a)との間に位置させて前記回転操作部(8b)に
    ボルト径方向から係合装着し、かつ、前記当たり部材
    (11)のボルト径方向への離脱を阻止する外れ止め具
    (13)を設けてあるクローラ式走行装置のクローラ緊
    張装置。
JP31280194A 1994-12-16 1994-12-16 クローラ式走行装置のクローラ緊張装置 Pending JPH08169372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31280194A JPH08169372A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 クローラ式走行装置のクローラ緊張装置

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JP31280194A JPH08169372A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 クローラ式走行装置のクローラ緊張装置

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Publication Number Publication Date
JPH08169372A true JPH08169372A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18033575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31280194A Pending JPH08169372A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 クローラ式走行装置のクローラ緊張装置

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JP (1) JPH08169372A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100858886B1 (ko) * 2007-08-20 2008-09-17 충남대학교산학협력단 무한궤도 장력 조절장치
KR101427173B1 (ko) * 2014-01-03 2014-08-07 엘아이지넥스원 주식회사 트랙형 이동로봇을 위한 장력 조정 장치 및 이를 이용한 장력 조정 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100858886B1 (ko) * 2007-08-20 2008-09-17 충남대학교산학협력단 무한궤도 장력 조절장치
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