JPH08169281A - 自動車用コンソールボックス - Google Patents

自動車用コンソールボックス

Info

Publication number
JPH08169281A
JPH08169281A JP31356294A JP31356294A JPH08169281A JP H08169281 A JPH08169281 A JP H08169281A JP 31356294 A JP31356294 A JP 31356294A JP 31356294 A JP31356294 A JP 31356294A JP H08169281 A JPH08169281 A JP H08169281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
lever
console
parking brake
console box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31356294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3191584B2 (ja
Inventor
Masahiro Kubo
雅洋 久保
Shigeki Tatsumi
茂樹 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP31356294A priority Critical patent/JP3191584B2/ja
Publication of JPH08169281A publication Critical patent/JPH08169281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191584B2 publication Critical patent/JP3191584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位と下位の周縁部を有するレバー開口に対
しても、コンソール本体の位置決めが容易で、パーキン
グブレーキレバーが中央に位置して見える自動車用コン
ソールボックスの提供。 【構成】 コンソール本体3の上部に、上下方向にずれ
た上位と下位の周縁部13a,13bを有するレバー開
口11を形成し、レバー開口11の周縁部13に、パー
キングブレーキレバー9の挿通されるレバー挿通部25
を有する軟質のカバー15を配設してなるコンソールボ
ックス1のカバー15の上面19を、上位側19aを基
準とする略水平面状に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用コンソール
ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に、従来のこの種のコンソ
ールボックスの一例を示す(実開昭62−99466号
公報参照)。
【0003】図3に示すように、コンソールボックス1
01のコンソール本体103は、車体後方に傾斜して設
けられた上壁105と、上壁105の両端から略鉛直方
向に曲折して車体側に固定される側壁107とを備えて
いる。コンソール本体103の上壁105には、パーキ
ングブレーキレバー109を挿通してコンソール本体1
03の内部から車室内に突出させるためのレバー開口1
11が形成され、レバー開口111の周縁部113には
カバー115が配設されている。パーキングブレーキレ
バー109は、車体前後方向に沿った鉛直面内を移動自
在に設けられている。
【0004】図4に示すように、レバー開口111の周
縁部113は内側に曲折して突出し、周縁部113の先
端にカバー115が当接している。カバー115は、可
撓性又は弾性を有する軟質の板体状であり、カバー11
5の幅方向両端部115a,115bは、固定部材11
7,117を介して、熱加締め等により上壁105の裏
面105aに固定されている。固定部材117,117
は、カバー115を上壁105の裏面105aから周縁
部113の突出分だけ離間して固定し、カバー115の
上面119は上壁105の裏面105aに沿って設けら
れているので、上面119にはカバー115の幅方向に
おける傾きがほとんど生じていない。カバー115の幅
方向略中央には、パーキングブレーキレバー109の移
動方向(図4中において紙面と垂直な方向)に沿った長
穴状のレバー挿通部125が形成され、レバー挿通部1
25の幅方向略中央にはパーキングブレーキレバー10
9が挿通されている。この状態で、パーキングブレーキ
レバー109の両側の間隙d3 ,d4 は、カバー115
の幅方向においてほぼ同高さに生じる。
【0005】かかるカバー115は、レバー開口111
からコンソール本体103内への異物の落下防止や、レ
バー開口111とパーキングブレーキレバー109との
位置ずれの吸収や、パーキングブレーキレバー109と
レバー開口111との当接による打音の発生防止などの
機能を果たしている。
【0006】コンソール本体103を車体側に組付ける
場合、カバー115のレバー挿通部125にパーキング
ブレーキレバー109を挿通し、パーキングブレーキレ
バー109の両側に生じる間隙d3 ,d4 がほぼ等しく
なるように、コンソール本体103を略水平方向(図中
X方向)に移動させて固定する。ここで、コンソール本
体103の位置合せ移動方向Xは、両間隙d3 ,d4 の
生じるカバー115の上面119とほぼ平行となるの
で、両間隙d3 ,d4 は、コンソール本体103の位置
合せ移動に伴って、カバー115の上面119内で二次
元的に増減することとなる。このため、両間隙d3 ,d
4 を容易に等しく合せることができ、コンソール本体1
13の位置決め作業を容易に行うことができる。
【0007】一方、図5に示すコンソールボックス12
1のように、運転者からのパーキングブレーキレバー1
09の操作性向上やコンソール本体123の上面125
の有効利用等の目的から、パーキングブレーキレバー1
09を運転席側に傾けて設けることがある。このように
パーキングブレーキレバー109を傾けると、図6に示
すように、レバー開口131が運転席側に偏在してボッ
クス本体123の側壁127に達してしまう場合があ
る。この場合、レバー開口131の幅方向両側の周縁部
133a,133bは上壁125と側壁127とに形成
され、両周縁部133a,133bは上下方向に高さH
だけずれた状態となる。すなわち、上壁125側の周縁
部133aが上位となり、側壁側127の周縁部133
bが下位となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
ような上位と下位の周縁部133a,133bを有する
レバー開口131に対して、前記従来と同様のカバー1
15を適用すると、カバー115の上面が急激に変化
し、パーキングブレーキレバー109の両側の間隙d5
,d6 が前記高さHに相当する分だけ上下方向にずれ
て形成されるため、両間隙d5 ,d6 が水平方向から傾
いた面P内に生じてしまう。すなわち、コンソール本体
123の位置合せ移動方向Xに対して、間隙d5 ,d6
の生じる面Pが交叉してしまう。
【0009】このため、パーキングブレーキレバー10
9に対するコンソール本体123の位置決め作業におい
て、コンソール本体123の位置合せ移動に伴って両間
隙d5 ,d6 が三次元的に増減してしまい、前記コンソ
ールボックス101(図4参照)のように両間隙d3 ,
d4 が二次元的に増減する場合に比べて、位置合せが煩
雑となり、コンソール本体123の位置決め作業性の低
下が否めなかった。
【0010】また、パーキングブレーキレバー109を
レバー挿通部125の中央に合わせた状態で、コンソー
ル本体123を組付けた場合であっても、両間隙d5 ,
d6が上下方向にずれて形成されるために、パーキング
ブレーキレバー109が中央からずれているように見え
てしまうという不都合があった。
【0011】そこでこの発明は、上下にずれた周縁部を
有するレバー開口にカバーを設けた場合でも、コンソー
ル本体の位置決めを容易に行うことができ、且つコンソ
ール本体の組付け後にパーキングブレーキレバーがレバ
ー挿通部の中央に位置して見える自動車用コンソールボ
ックスの提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、コンソール本体の上部に、
上下方向にずれた上位と下位の周縁部を有するレバー開
口を形成し、該レバー開口の周縁部に、パーキングブレ
ーキレバーの挿通されるレバー挿通部を有する軟質のカ
バーを配設してなる自動車用コンソールボックスであっ
て、前記カバーの上面を、前記上位側を基準とする略水
平面状に設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
コンソールボックスであって、前記下位周縁部に、前記
カバーの下位側を支持して該カバーの上面を略水平面状
に保持するカバー支持部を突設したことを特徴とするも
のである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
コンソールボックスであって、前記カバーは、下位側に
嵌合凹部を有し、前記カバー支持部は、前記下位周縁部
から堤状に突設され、前記嵌合凹部と嵌合して前記カバ
ーを支持することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、カバーのレバー挿通
部にパーキングブレーキレバーを挿通し、コンソール本
体を略水平方向に移動させて、レバー挿通部の略中央に
パーキングブレーキレバーを合せるコンソール本体の位
置決め作業時において、カバーの上面を略水平面状に設
けているので、パーキングブレーキレバーの上位側及び
下位側に形成される間隙が、コンソール本体の移動方向
に沿った同一の略水平面内で増減される。すなわち、コ
ンソール本体の位置合せ移動方向と、両間隙が増減され
る面とがほぼ平行となるので、コンソール本体の位置合
せ移動に伴って、両間隙を略同一平面内で二次元的に増
減させることができる。
【0016】また、カバーの上面を上位側を基準とした
略水平面状に設けたので、上方から見易いコンソール本
体の上部側に前記間隙を生じさせることができる。
【0017】従って、上方から見易いコンソール本体の
上部側で、パーキングブレーキレバーに対するコンソー
ル本体の位置合せを略同一平面内で二次元的に行うこと
ができるので、コンソール本体の位置決め作業を容易に
行うことができる。 また、コンソール本体の組付け後
は、パーキングブレーキレバーの上位側及び下位側の間
隙が同一の略水平面内に生じているので、パーキングブ
レーキレバーが挿通部の中央に位置しているように見え
る。
【0018】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、上位側を基準としてカバーの
上面を略水平面に設けた場合、カバーの下位側では上面
を下位周縁部から上方の離れた位置に設ける必要が生じ
るが、下位周縁部にカバーの下位側を支持してカバーの
上面を略水平面状に保持するカバー支持部を突設したの
で、軟質のカバーを下位周縁部から上方の離れた位置に
設けても、カバーの下位側の上面が略水平面状に確実に
保持されて変形し難くなり、カバーの変形に起因した間
隙の変動を抑えることができる。
【0019】すなわち、上方から見易いコンソール本体
の上部側で、コンソール本体の位置合せを略同一平面内
で二次元的に行うことができ、且つ、カバーが変形して
間隙が変動することもないので、コンソール本体の位置
決め作業をさらに容易に行うことができる。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項2に記載
の発明の作用に加えて、堤状のカバー支持部にカバーの
嵌合凹部を嵌合するという簡単な構造によって、カバー
の下位側を確実に支持することができる。
【0021】また、カバー支持部にカバーの嵌合凹部を
嵌合することにより、カバー支持部にカバーの下位側が
外嵌された状態となるので、カバー支持部をカバーによ
って覆うことができ、レバー開口周縁の外観性が向上す
る。
【0022】
【実施例】以下この発明の一実施例を、図面に基づいて
説明する。図1はこの発明の一実施例にかかるを示した
斜視図、図2は図1のA−A断面図である。
【0023】図1に示すように、コンソールボックス1
のコンソール本体3は、略水平に設けられた上壁5と、
上壁5の両端から略垂直方向に曲折して車体側に固定さ
れる側壁7とを備え、PP樹脂、PPタルク樹脂、AB
S樹脂等によって一体形成されている。コンソール本体
3の上部には、パーキングブレーキレバー9を挿通して
コンソール本体3の内部から車室内に突出させるための
レバー開口11が形成され、レバー開口11の周縁部1
3には、レバー開口11を覆うための軟質のカバー15
が配設されている。カバー15は、PVC樹脂、SEB
S樹脂等によって形成され、可撓性又は弾性を有してい
る。カバー15の幅方向略中央には、パーキングブレー
キレバー9の移動方向に沿った長穴状のレバー挿通部2
5が形成され、レバー挿通部25の幅方向略中央にパー
キングブレーキレバー9が挿通されている。かかるカバ
ー15は、レバー開口11からコンソール本体3内への
異物の落下防止や、レバー開口11とパーキングブレー
キレバー9との位置ずれの吸収や、パーキングブレーキ
レバー9とレバー開口11との当接による打音の発生防
止などの機能を果たしている。
【0024】図2に示すように、パーキングブレーキレ
バー9は、運転者からの操作性向上やコンソール本体3
の上面5の有効利用等の目的から、運転席側に傾けて設
けて設けられている。このため、レバー開口11は運転
席側に偏在してボックス本体3の側壁7に達し、レバー
開口11の幅方向両側の周縁部13a,13bは上壁5
と側壁7とに形成され、両周縁部13a,13bは上下
方向に高さHだけずれた状態となる。すなわち、レバー
開口11は、上壁5側の上位の周縁部13aと、側壁側
7の下位の周縁部13bとを有している。
【0025】レバー開口11の上位の周縁部13aは、
上壁5から内側(鉛直下方向)に曲折して突出し、その
先端にカバー15の上位側15aが当接している。この
カバー15の上位側15aは、固定部材17を介して、
熱加締め等により上壁5の裏面5aに固定されている。
固定部材17は、カバー15の上位側15aを上壁5の
裏面5aから上位の周縁部13aの突出分だけ離間して
固定しているため、カバー15の上位側15aの上面1
9aは、上壁5の裏面5aに沿って略水平面状に設けら
れている。
【0026】レバー開口11の下位の周縁部13bは、
側壁7から内側(水平方向)に曲折し、その先端がレバ
ー開口11を区画している。下位の周縁部13bには、
レバー開口11の長手方向に沿った堤状のカバー支持部
21が突設されている。カバー15の下位側15bは、
断面略コ字状に形成され、その内面がカバー支持部21
に嵌合する嵌合凹部23を構成すると共に、側部がレバ
ー挿通部25の下位側25bを区画している。カバー支
持部21に嵌合凹部23を嵌合すると、カバー15の下
位側15bはカバー支持部21に外嵌した状態となり、
カバー支持部21はカバー15によって覆われる。カバ
ー支持部21の突設高さhは、外嵌したカバー15の下
位側15bの上面19bが上位側15aの上面19aと
略同高さとなるように設定されており、カバー15の下
位側15bがカバー支持部21によって支持されると共
に、カバー15の上面19が略水平面状に保持される。
すなわち、カバー15の上面19は、上位側15aを基
準とした略水平面状に設けられている。また、カバー1
5の下位側15bの前記側部には、下位の周縁部13b
の下面と当接する固定部27が突設され、固定部27
は、カバー支持部21にカバー15を外嵌した状態で、
固定部材29を介して、熱加締め等により下位側の周縁
部13bの下面に固定されている。
【0027】次に、作用を説明する。
【0028】コンソール本体3を車体側に組付ける場
合、カバー5のレバー挿通部25にパーキングブレーキ
レバー9を挿通し、パーキングブレーキレバー9の上位
側と下位側とに生じる間隙d1 ,d2 がほぼ等しくなる
ように、コンソール本体3を略水平方向(図中X方向)
に移動させて固定する。
【0029】かかる作業において、カバー15の上面1
9が略水平面状に設けられているので、パーキングブレ
ーキレバー9の上位側及び下位側に形成される間隙d1
,d2 が、コンソール本体3の移動方向Xに沿った同
一の略水平面内で増減される。すなわち、コンソール本
体3の位置合せ移動方向Xと、両間隙d1 ,d2 が増減
されるカバー15の上面19とがほぼ平行となるので、
コンソール本体3の位置合せ移動に伴って、両間隙d1
,d2 を略同一平面内で二次元的に増減させることが
できる。
【0030】また、カバー15の上面19を上位側を基
準とした略水平面状に設けたので、上方から見易いコン
ソール本体3の上部側に両間隙d1 ,d2 を生じさせる
ことができる。
【0031】また、上位側15aを基準としてカバー1
5の上面19を略水平面に設けると、カバー15の下位
側15bでは上面19bを下位周縁部13bから上方の
離れた位置に設けなければならず、このままではカバー
15の上位側15aに比べて下位側15bが変形し易く
なってしまうが、下位周縁部15bにカバー支持部21
を突設しているので、軟質のカバー15を下位周縁部1
5bから上方の離れた位置に設けても、カバー15の下
位側15bの上面19bが略水平面状に確実に保持され
て変形し難くなり、カバー15の変形に起因した間隙d
1 ,d2 の変動を抑えることができる。
【0032】これにより、上方から見易いコンソール本
体3の上部側で、コンソール本体3の位置合せを略同一
平面内で二次元的に行うことができ、且つ、カバー15
が変形して間隙d1 ,d2 が変動することもないので、
コンソール本体3の位置決め作業を極めて容易に行うこ
とができる。従って、コンソール本体3の組付け作業性
が向上すると共に、レバー開口11とパーキングブレー
キレバー9との位置ずれの吸収をカバー15によって確
実に行うことができる。
【0033】また、コンソール本体3の組付け後は、両
間隙d1 ,d2 が同一の略水平面内に生じるので、パー
キングブレーキレバー9がレバー挿通部25の中央に位
置しているように見え、外観の良好なコンソールボック
ス1とすることができる。
【0034】さらに、堤状のカバー支持部21にカバー
15の嵌合凹部23を嵌合するという簡単な構造によっ
て、カバー15の下位側15bを確実に支持して、カバ
ー15の上面19を略水平面状に保持させることができ
る。
【0035】また、カバー支持部21にカバー15の嵌
合凹部23を嵌合することにより、カバー支持部21に
カバー15の下位側15bが外嵌された状態となるの
で、カバー支持部21をカバー15によって覆うことが
でき、レバー開口11周縁の外観性を向上させることも
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、カバーの上面を略水平面状に設けてい
るので、コンソール本体の位置合せ移動に伴って、両間
隙を上方から見易いコンソール本体の上部側の略同一平
面内で二次元的に増減させることができる。従って、上
下にずれた周縁部を有するレバー開口にカバーを設けた
場合でも、コンソール本体の位置決めを容易に行うこと
ができ、コンソール本体の組付け作業性の向上を図ると
共に、レバー開口とパーキングブレーキレバーとの位置
ずれの吸収をカバーによって確実に行うことができる。
【0037】また、コンソール本体の組付け後は、両間
隙が同一の略水平面内に生じるので、パーキングブレー
キレバーが挿通部の中央に位置しているように見え、外
観の良好なコンソールボックスとすることができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、下位周縁部にカバー支持部を
突設したので、軟質のカバーを下位周縁部から上方の離
れた位置に設けても、カバーの下位側の上面が略水平面
状に確実に保持されて変形し難くなり、カバーの変形に
起因した間隙の変動を抑えることができ、コンソール本
体の位置コンソール本体の位置決めをさらに容易に行う
ことができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、堤状のカバー支持部にカバー
の嵌合凹部を嵌合するという簡単な構造によって、カバ
ーの下位側を確実に支持することができ、また、カバー
支持部をカバーによって覆うことができるので、レバー
開口周縁の外観性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】他の従来例の斜視図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 3 コンソール本体 9 パーキングブレーキレバー 11 レバー開口 13 レバー開口の周縁部 13a 上位の周縁部 13b 下位の周縁部 15 カバー 15a カバーの上位側 15b カバーの下位側 19 カバーの上面 19a 上位側の上面 19b 下位側の上面 21 カバー支持部 23 嵌合凹部 25 レバー挿通部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソール本体の上部に、上下方向にず
    れた上位と下位の周縁部を有するレバー開口を形成し、
    該レバー開口の周縁部に、パーキングブレーキレバーの
    挿通されるレバー挿通部を有する軟質のカバーを配設し
    てなる自動車用コンソールボックスであって、 前記カバーの上面を、前記上位側を基準とする略水平面
    状に設けたことを特徴とする自動車用コンソールボック
    ス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンソールボックスで
    あって、 前記下位周縁部に、前記カバーの下位側を支持して該カ
    バーの上面を略水平面状に保持するカバー支持部を突設
    したことを特徴とする自動車用コンソールボックス。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンソールボックスで
    あって、 前記カバーは、下位側に嵌合凹部を有し、 前記カバー支持部は、前記下位周縁部から堤状に突設さ
    れ、前記嵌合凹部と嵌合して前記カバーを支持すること
    を特徴とする自動車用コンソールボックス。
JP31356294A 1994-12-16 1994-12-16 自動車用コンソールボックス Expired - Lifetime JP3191584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31356294A JP3191584B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 自動車用コンソールボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31356294A JP3191584B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 自動車用コンソールボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08169281A true JPH08169281A (ja) 1996-07-02
JP3191584B2 JP3191584B2 (ja) 2001-07-23

Family

ID=18042807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31356294A Expired - Lifetime JP3191584B2 (ja) 1994-12-16 1994-12-16 自動車用コンソールボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191584B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10244454A1 (de) * 2002-09-24 2004-03-25 Volkswagen Ag Anordnung mit einem Abdeckelement für einen Hebeldurchtrittsschlitz

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10244454A1 (de) * 2002-09-24 2004-03-25 Volkswagen Ag Anordnung mit einem Abdeckelement für einen Hebeldurchtrittsschlitz
DE10244454B4 (de) * 2002-09-24 2016-10-20 Volkswagen Ag Anordnung mit einem Abdeckelement für einen Hebeldurchtrittsschlitz

Also Published As

Publication number Publication date
JP3191584B2 (ja) 2001-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7222906B2 (en) Mounting structure for console
JP3279115B2 (ja) 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造
US7147274B2 (en) Windshield spacer
JPH08169281A (ja) 自動車用コンソールボックス
JP2000095038A (ja) 内装部品の接合構造
KR20180105280A (ko) 자동차용 보조손잡이 고정구
WO2017002191A1 (ja) Ecuブラケット及び車両
JP3173125B2 (ja) ピラートリムの取付構造
JP3189622B2 (ja) 車両用マップランプ配設部構造
JPH0789349A (ja) ドアサッシュの接続部構造
JPH0740442Y2 (ja) 自動車のセンターピラー構造
JP3949881B2 (ja) 自動車用ドアのコーナーピース取付構造
JP7419139B2 (ja) 車両の装備品取付け構造
JPH11240391A (ja) サイドパネルの取付構造
JP2001171348A (ja) 樹脂製トリムの構造
JP3471416B2 (ja) 車体内装構造
JP3461096B2 (ja) クランプタイプスペーサ
JP2001180531A (ja) エンジンカバー取付構造
JPH1058971A (ja) サンバイザホルダ取付構造
JP2000318543A (ja) ピラーガーニッシュ
JP3252995B2 (ja) グローブボックスの取付構造
JPH07251687A (ja) ルーフヘッドライニングの取付構造
KR0139423Y1 (ko) 인스트루먼트 패널의 상단부 보강 구조
JPH0769054A (ja) 一体構造スクリューグロメット支持構造
JPH0811643A (ja) ピラーガーニッシュの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term