JPH08164818A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
車両用乗員保護装置Info
- Publication number
- JPH08164818A JPH08164818A JP6307710A JP30771094A JPH08164818A JP H08164818 A JPH08164818 A JP H08164818A JP 6307710 A JP6307710 A JP 6307710A JP 30771094 A JP30771094 A JP 30771094A JP H08164818 A JPH08164818 A JP H08164818A
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- diode
- switch
- voltage
- microcomputer
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイオードの故障診断を可能にすることによ
って冗長設計されたダイオードを省き、コストダウンを
図ると共に、双方のスイッチの故障診断も可能にする。 【構成】 スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含む直
列回路が複数組、電源回路の出力側に接続され、かつ前
記スクイーブ等の故障を検出する診断回路と、車両の衝
突を加速度センサからの出力信号に基づいて判断して前
記スイッチをオン作動する衝突判断回路とを備えてなる
車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記スイ
ッチを短時間、飽和領域で、または能動領域で順次オン
作動し、オンされたスイッチが含まれる直列回路のダイ
オードの下流側の電圧変化を検出して前記故障の診断を
行う。
って冗長設計されたダイオードを省き、コストダウンを
図ると共に、双方のスイッチの故障診断も可能にする。 【構成】 スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含む直
列回路が複数組、電源回路の出力側に接続され、かつ前
記スクイーブ等の故障を検出する診断回路と、車両の衝
突を加速度センサからの出力信号に基づいて判断して前
記スイッチをオン作動する衝突判断回路とを備えてなる
車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記スイ
ッチを短時間、飽和領域で、または能動領域で順次オン
作動し、オンされたスイッチが含まれる直列回路のダイ
オードの下流側の電圧変化を検出して前記故障の診断を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両の乗員を
衝突事故から保護するエアバッグ、特に複数の点火用ス
クイーブ(雷管)を有し、そのスクイーブ等の故障(断
線、短絡)を診断する車両用乗員保護装置に関する。
衝突事故から保護するエアバッグ、特に複数の点火用ス
クイーブ(雷管)を有し、そのスクイーブ等の故障(断
線、短絡)を診断する車両用乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用乗員保護装置を図2に基づ
き説明する。図2において、1は車載バッテリ、2は前
記バッテリ1の出力電圧を昇圧して出力するDC・DC
コンバータで、その入力端子は第1逆流防止用ダイオー
ド3を介して前記バッテリ1に接続されている。4は第
2逆流防止用ダイオードで、アノードが前記バッテリ1
に接続され、またカソードが後述の第3逆流防止用ダイ
オード5のカソードに接続されている。なお、前記第1
及び第2逆流防止用ダイオード3、4のアノードとバッ
テリ1との接続ラインには図示されないイグニッション
スイッチが1つ介挿されている。また、第3逆流防止用
ダイオード5のアノードは前記DC・DCコンバータ2
の出力端子に接続されている。
き説明する。図2において、1は車載バッテリ、2は前
記バッテリ1の出力電圧を昇圧して出力するDC・DC
コンバータで、その入力端子は第1逆流防止用ダイオー
ド3を介して前記バッテリ1に接続されている。4は第
2逆流防止用ダイオードで、アノードが前記バッテリ1
に接続され、またカソードが後述の第3逆流防止用ダイ
オード5のカソードに接続されている。なお、前記第1
及び第2逆流防止用ダイオード3、4のアノードとバッ
テリ1との接続ラインには図示されないイグニッション
スイッチが1つ介挿されている。また、第3逆流防止用
ダイオード5のアノードは前記DC・DCコンバータ2
の出力端子に接続されている。
【0003】6は第1バックアップコンデンサで、突入
電流防止用抵抗7を介して前記第2及び第3逆流防止用
ダイオード4、5のカソードに接続されている。8、9
は並列接続された第1及び第2放電用ダイオードで、そ
れらのアノードが前記バックアップコンデンサ6の非接
地側端子に接続され、かつカソードは前記突入電流防止
用抵抗7と第3逆流防止用ダイオード5との接続点に接
続されている。
電流防止用抵抗7を介して前記第2及び第3逆流防止用
ダイオード4、5のカソードに接続されている。8、9
は並列接続された第1及び第2放電用ダイオードで、そ
れらのアノードが前記バックアップコンデンサ6の非接
地側端子に接続され、かつカソードは前記突入電流防止
用抵抗7と第3逆流防止用ダイオード5との接続点に接
続されている。
【0004】10は第4逆流防止用ダイオードで、アノ
ードが前記バッテリ1に接続され、またカソードが後述
の第5逆流防止用ダイオード11のカソードに接続され
ている。第5逆流防止用ダイオード11のアノードは、
前記DC・DCコンバータ2の出力端子に接続されてい
る。12は第2バックアップコンデンサで、突入電流防
止用抵抗13を介して前記第4及び第5逆流防止用ダイ
オード10、11のカソードに接続されている。
ードが前記バッテリ1に接続され、またカソードが後述
の第5逆流防止用ダイオード11のカソードに接続され
ている。第5逆流防止用ダイオード11のアノードは、
前記DC・DCコンバータ2の出力端子に接続されてい
る。12は第2バックアップコンデンサで、突入電流防
止用抵抗13を介して前記第4及び第5逆流防止用ダイ
オード10、11のカソードに接続されている。
【0005】14、15は並列接続された第3、第4放
電用ダイオードで、それらのアノードが前記バックアッ
プコンデンサ11の非接地側端子に接続され、かつカソ
ードが前記突入電流防止用抵抗13と第5逆流防止用ダ
イオード11との接続点に接続されている。なお、第2
及び第3逆流防止用ダイオード4、5、第1バックアッ
プコンデンサ6、第1突入電流防止用抵抗7、第1、第
2放電用ダイオード8、9による第1回路は、第4及び
第5逆流防止用ダイオード10、11、第2バックアッ
プコンデンサ12、第2突入電流防止用抵抗13、第
3、第4放電用ダイオード14、15による第2回路と
同一機能を有して並列的に接続されている。また、この
第1及び第2回路、前記バッテリ1、第1逆流防止用ダ
イオード3、DC・DCコンバータ2によって電源回路
16が構成されている。
電用ダイオードで、それらのアノードが前記バックアッ
プコンデンサ11の非接地側端子に接続され、かつカソ
ードが前記突入電流防止用抵抗13と第5逆流防止用ダ
イオード11との接続点に接続されている。なお、第2
及び第3逆流防止用ダイオード4、5、第1バックアッ
プコンデンサ6、第1突入電流防止用抵抗7、第1、第
2放電用ダイオード8、9による第1回路は、第4及び
第5逆流防止用ダイオード10、11、第2バックアッ
プコンデンサ12、第2突入電流防止用抵抗13、第
3、第4放電用ダイオード14、15による第2回路と
同一機能を有して並列的に接続されている。また、この
第1及び第2回路、前記バッテリ1、第1逆流防止用ダ
イオード3、DC・DCコンバータ2によって電源回路
16が構成されている。
【0006】17は半導体を用いた第1スイッチで、そ
の入力端子であるエミッタ端子は前記第1回路の出力端
子、即ち第2及び第3逆流防止用ダイオード4、5並び
に第1、第2放電用ダイオード8、9のカソードに接続
され、また出力端子であるコレクタ端子は一方のスクイ
ーブ21に接続されている。また第1スイッチ17の制
御端子であるベース端子は通電制御回路20を介してマ
イクロコンピュータ19に接続され、後述の第1スクイ
ーブ21への電流供給量を制限する。
の入力端子であるエミッタ端子は前記第1回路の出力端
子、即ち第2及び第3逆流防止用ダイオード4、5並び
に第1、第2放電用ダイオード8、9のカソードに接続
され、また出力端子であるコレクタ端子は一方のスクイ
ーブ21に接続されている。また第1スイッチ17の制
御端子であるベース端子は通電制御回路20を介してマ
イクロコンピュータ19に接続され、後述の第1スクイ
ーブ21への電流供給量を制限する。
【0007】18は前記第1スイッチ17と同一機能を
有する半導体を用いた第2スイッチで、その入力端子で
あるエミッタ端子は前記第2回路の出力端子、即ち第4
及び第5逆流防止用ダイオード10、11並びに第3、
第4放電用ダイオード14、15のカソードに接続さ
れ、また出力端子であるコレクタ端子は他方のスクイー
ブ22に接続されている。また、第2スイッチ18の制
御端子であるベース端子は通電制御回路20を介してマ
イクロコンピュータ19に接続され、後述の第2スクイ
ーブ22への電流供給量を制限する。
有する半導体を用いた第2スイッチで、その入力端子で
あるエミッタ端子は前記第2回路の出力端子、即ち第4
及び第5逆流防止用ダイオード10、11並びに第3、
第4放電用ダイオード14、15のカソードに接続さ
れ、また出力端子であるコレクタ端子は他方のスクイー
ブ22に接続されている。また、第2スイッチ18の制
御端子であるベース端子は通電制御回路20を介してマ
イクロコンピュータ19に接続され、後述の第2スクイ
ーブ22への電流供給量を制限する。
【0008】19はマイクロコンピュータで、端子Aに
供給される加速度信号(衝突時に発生する)に基づいて
衝突事故の大きさを判断して通電制御回路20を介して
前記第1及び第2スイッチ回路17、18のそれぞれを
所定時間の間、飽和状態でオンせしめる。また、マイク
ロコンピュータ19は、故障診断時には前記衝突判断時
のオン時間に比べて十分に短い所定の時間の間のみ、通
電制御回路20を飽和領域でオンせしめる。なお、通電
制御回路20を飽和領域でなく、能動領域で駆動しても
よく、その場合も通電時間の実効値を前記衝突判断時に
比べて十分に小さくしなくてはならない。
供給される加速度信号(衝突時に発生する)に基づいて
衝突事故の大きさを判断して通電制御回路20を介して
前記第1及び第2スイッチ回路17、18のそれぞれを
所定時間の間、飽和状態でオンせしめる。また、マイク
ロコンピュータ19は、故障診断時には前記衝突判断時
のオン時間に比べて十分に短い所定の時間の間のみ、通
電制御回路20を飽和領域でオンせしめる。なお、通電
制御回路20を飽和領域でなく、能動領域で駆動しても
よく、その場合も通電時間の実効値を前記衝突判断時に
比べて十分に小さくしなくてはならない。
【0009】21、22は第1及び第2スクイーブで、
それぞれの一端はそれぞれに対応する第1及び第2スイ
ッチ17、18の出力端子に接続されている。また、こ
の第1及び第2スクイーブ21、22のそれぞれの他端
は、対応する第1及び第2ダイオード23、24を介し
て機械式加速度スイッチ25の一端に接続されている。
加速度スイッチ25は、加速度を受けて変位するマグネ
ットの磁気力によって、その入出力間がオン、オフ制御
されるもので、その他端は接地されている。23、24
は電流の逆流を防止するためのダイオードで、それぞれ
のダイオード23、24は2つ1組にされた冗長設計に
されている。
それぞれの一端はそれぞれに対応する第1及び第2スイ
ッチ17、18の出力端子に接続されている。また、こ
の第1及び第2スクイーブ21、22のそれぞれの他端
は、対応する第1及び第2ダイオード23、24を介し
て機械式加速度スイッチ25の一端に接続されている。
加速度スイッチ25は、加速度を受けて変位するマグネ
ットの磁気力によって、その入出力間がオン、オフ制御
されるもので、その他端は接地されている。23、24
は電流の逆流を防止するためのダイオードで、それぞれ
のダイオード23、24は2つ1組にされた冗長設計に
されている。
【0010】上記構成において、マイクロコンピュータ
19が端子Aに供給される加速度信号に基づいて重大事
故が発生したと判断し、かつ加速度スイッチ25が閉成
されている場合には、マイクロコンピュータ19は所定
時間の間、通電制御回路20をオンすることによって、
第1及び第2スイッチ17、18をそれぞれオンせしめ
る。
19が端子Aに供給される加速度信号に基づいて重大事
故が発生したと判断し、かつ加速度スイッチ25が閉成
されている場合には、マイクロコンピュータ19は所定
時間の間、通電制御回路20をオンすることによって、
第1及び第2スイッチ17、18をそれぞれオンせしめ
る。
【0011】この時、電源回路16が正常に作動してい
る場合には、DC・DCコンバータ2からの出力電流
は、第3逆流防止用ダイオード5、第1スイッチ17、
第1スクイーブ21、ダイオード23、加速度スイッチ
25の順に流れると共に、第5逆流防止用ダイオード1
1、第2スイッチ18、第2スクイーブ22、ダイオー
ド24、加速度スイッチ25の順にも流れる。
る場合には、DC・DCコンバータ2からの出力電流
は、第3逆流防止用ダイオード5、第1スイッチ17、
第1スクイーブ21、ダイオード23、加速度スイッチ
25の順に流れると共に、第5逆流防止用ダイオード1
1、第2スイッチ18、第2スクイーブ22、ダイオー
ド24、加速度スイッチ25の順にも流れる。
【0012】また、例えば衝突によってバッテリ1が破
壊された場合には、DC・DCコンバータ2からの出力
電流の供給に替えて、第1及び第2バックアップコンデ
ンサ6、12のそれぞれに充電された電荷が、第3逆流
防止用ダイオード5、第1スイッチ17、第1スクイー
ブ21、ダイオード23、加速度スイッチ25の順に流
れると共に、第5逆流防止用ダイオード11、第2スイ
ッチ18、第2スクイーブ22、ダイオード24、加速
度スイッチ25の順にも流れ、それぞれのエアバック等
を作動せしめる。
壊された場合には、DC・DCコンバータ2からの出力
電流の供給に替えて、第1及び第2バックアップコンデ
ンサ6、12のそれぞれに充電された電荷が、第3逆流
防止用ダイオード5、第1スイッチ17、第1スクイー
ブ21、ダイオード23、加速度スイッチ25の順に流
れると共に、第5逆流防止用ダイオード11、第2スイ
ッチ18、第2スクイーブ22、ダイオード24、加速
度スイッチ25の順にも流れ、それぞれのエアバック等
を作動せしめる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用乗員保護装置にあっては、スクイーブ21、
22と機械式加速度スイッチ25との間に接続された電
流の逆流防止用ダイオード24、25が故障診断されな
い構成にされているために冗長性を持たせて設計してい
たためにコストアップになるという問題点があった。
うな車両用乗員保護装置にあっては、スクイーブ21、
22と機械式加速度スイッチ25との間に接続された電
流の逆流防止用ダイオード24、25が故障診断されな
い構成にされているために冗長性を持たせて設計してい
たためにコストアップになるという問題点があった。
【0014】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、ダイオードの故障診断を可能にするこ
とによって冗長設計されたダイオードを省き、コストダ
ウンを図ると共に、双方のスイッチの故障診断も可能に
することを目的とする。
なされたもので、ダイオードの故障診断を可能にするこ
とによって冗長設計されたダイオードを省き、コストダ
ウンを図ると共に、双方のスイッチの故障診断も可能に
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用乗
員保護装置は、スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含
む直列回路が複数組、電源回路の出力側に接続され、か
つ前記スクイーブ等の故障を検出する診断回路と、車両
の衝突を加速度センサからの出力信号に基づいて判断し
て前記スイッチをオン作動する衝突判断回路とを備えて
なる車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記
スイッチを短時間、飽和領域で、または能動領域で順次
オン作動し、オンされたスイッチが含まれる直列回路の
ダイオードの下流側の電圧変化を検出して前記故障の診
断を行う。
員保護装置は、スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含
む直列回路が複数組、電源回路の出力側に接続され、か
つ前記スクイーブ等の故障を検出する診断回路と、車両
の衝突を加速度センサからの出力信号に基づいて判断し
て前記スイッチをオン作動する衝突判断回路とを備えて
なる車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記
スイッチを短時間、飽和領域で、または能動領域で順次
オン作動し、オンされたスイッチが含まれる直列回路の
ダイオードの下流側の電圧変化を検出して前記故障の診
断を行う。
【0016】
【作用】この発明における車両用乗員保護装置による
と、スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含む直列回路
が順次オンされたときのダイオードと機械式加速度スイ
ッチとの間の電位を変化を検出することによってスイッ
チとダイオードとの双方の断線、短絡等の故障診断を行
う。
と、スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含む直列回路
が順次オンされたときのダイオードと機械式加速度スイ
ッチとの間の電位を変化を検出することによってスイッ
チとダイオードとの双方の断線、短絡等の故障診断を行
う。
【0017】
【実施例】以下、この発明を図1に基づいて説明する。
なお図1に基づいて構成を説明するが、図2において説
明したものと同一構成のもの、または均等なものには同
一符号を付してその説明を省略し、異なる構成について
のみ説明する。
なお図1に基づいて構成を説明するが、図2において説
明したものと同一構成のもの、または均等なものには同
一符号を付してその説明を省略し、異なる構成について
のみ説明する。
【0018】すなわち、図1において、図2における逆
流防止用ダイオード23、24の冗長設計が廃止され
て、加速度スイッチ25に並列に高抵抗素子26が接続
されている。また、第1及び第2スイッチ17、18の
それぞれの制御端子にはそれぞれ別々の通電制御回路2
0、20’が接続され、それらの通電制御回路20、2
0’はマイクロコンピュータ30の別の出力端子に接続
されている。またマイクロコンピュータ30は第1及び
第2ダイオード23、24のカソード側のX点に接続さ
れ、その点Xの電圧を故障診断のための信号として入力
する。
流防止用ダイオード23、24の冗長設計が廃止され
て、加速度スイッチ25に並列に高抵抗素子26が接続
されている。また、第1及び第2スイッチ17、18の
それぞれの制御端子にはそれぞれ別々の通電制御回路2
0、20’が接続され、それらの通電制御回路20、2
0’はマイクロコンピュータ30の別の出力端子に接続
されている。またマイクロコンピュータ30は第1及び
第2ダイオード23、24のカソード側のX点に接続さ
れ、その点Xの電圧を故障診断のための信号として入力
する。
【0019】それによって、第1及び第2スイッチ1
7、18のそれぞれはマイクロコンピュータ30によっ
て別々の通電制御回路20、20’を介して別々のタイ
ミングで制御される。その結果、第1スイッチ17、第
1スクイーブ21、第1ダイオード23、抵抗26に直
列に微小電流が流れ、その時第1ダイオード23の出力
側(下流側)Xに電圧が発生すれば、マイクロコンピュ
ータ30はその電圧から正常と判断するが、所定の電圧
が発生しない場合の時には第1スイッチ17、または第
1ダイオード23がオフ破壊されていると判断して、マ
イクロコンピュータ30はその旨を示す故障報知信号を
出力する。また、前記所定の電圧よりも若干大きな電圧
が発生した場合の時には第1スイッチ17、または第1
ダイオード23が導通破壊されていると判断して、マイ
クロコンピュータ30はその旨を示す故障報知信号を出
力する。
7、18のそれぞれはマイクロコンピュータ30によっ
て別々の通電制御回路20、20’を介して別々のタイ
ミングで制御される。その結果、第1スイッチ17、第
1スクイーブ21、第1ダイオード23、抵抗26に直
列に微小電流が流れ、その時第1ダイオード23の出力
側(下流側)Xに電圧が発生すれば、マイクロコンピュ
ータ30はその電圧から正常と判断するが、所定の電圧
が発生しない場合の時には第1スイッチ17、または第
1ダイオード23がオフ破壊されていると判断して、マ
イクロコンピュータ30はその旨を示す故障報知信号を
出力する。また、前記所定の電圧よりも若干大きな電圧
が発生した場合の時には第1スイッチ17、または第1
ダイオード23が導通破壊されていると判断して、マイ
クロコンピュータ30はその旨を示す故障報知信号を出
力する。
【0020】第1スイッチ17をオンさせ、故障診断が
終了した後には、第2スイッチ18をオンさせ、上記と
同様にマイクロコンピュータ30は動作して判断する。
終了した後には、第2スイッチ18をオンさせ、上記と
同様にマイクロコンピュータ30は動作して判断する。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ダイオードの部品点数が省け、かつコストダウン
が図れると共に、スイッチの故障診断を可能にして故障
を早期に発見できるという効果が発揮される。
れば、ダイオードの部品点数が省け、かつコストダウン
が図れると共に、スイッチの故障診断を可能にして故障
を早期に発見できるという効果が発揮される。
【図1】この発明の実施例の示す回路説明図である。
【図2】従来の回路の説明図である。
2 DC・DCコンバータ 3、4、10、23、24 逆流防止用ダイオード 7、13 突入電流防止用抵抗 6、12 バックアップコンデンサ 8、14、 放電用ダイオード 17、18 スイッチ 20、20’ 通電制御回路 21、22 スクイーブ 25 加速度スイッチ 19、30 マイクロコンピュータ 20 通電制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ、スクイーブ、ダイオードを含
む直列回路が複数組、電源回路の出力側に接続され、か
つ前記スクイーブ等の故障を検出する診断回路と、車両
の衝突を加速度センサからの出力信号に基づいて判断し
て前記スイッチをオン作動する衝突判断回路とを備えて
なる車両用乗員保護装置において、前記診断回路は前記
スイッチを短時間、飽和領域で、または能動領域で順次
オン作動し、オンされたスイッチが含まれる直列回路の
ダイオードの下流側の電圧変化を検出して前記故障の診
断を行うことを特徴とする車両用乗員保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307710A JPH08164818A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 車両用乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307710A JPH08164818A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 車両用乗員保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164818A true JPH08164818A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17972310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6307710A Pending JPH08164818A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 車両用乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164818A (ja) |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6307710A patent/JPH08164818A/ja active Pending
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