JPH08163194A - クロック再生回路及びそれを用いた通信装置 - Google Patents

クロック再生回路及びそれを用いた通信装置

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JPH08163194A
JPH08163194A JP6304569A JP30456994A JPH08163194A JP H08163194 A JPH08163194 A JP H08163194A JP 6304569 A JP6304569 A JP 6304569A JP 30456994 A JP30456994 A JP 30456994A JP H08163194 A JPH08163194 A JP H08163194A
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JP
Japan
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timing
phase
detection
clock
output
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JP6304569A
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Inventor
Shinichi Shimoda
慎一 下田
Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
Akihiro Suzuki
章浩 鱸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】クロックを再生する機能を持つ回路において、
クロックの高速引込みとジッタの低減を実現し、安定し
た再生クロックを提供する。 【構成】入力された角度変調波を、位相量子化手段2で
量子化し、位相データ遅延手段3と演算手段4により1
シンボル時間における位相の変化量を示すアイパターン
を得る。このアイパターンの値から検出値を複数設定
し、その値となるタイミングを検出手段5により検出す
る。検出されたタイミングを補正の必要がある甲はタイ
ミング遅延手段6によって遅延させてタイミング補正
し、補正の必要無い乙との論理和をとり、このタイミン
グで位相同期ループ8によって高速化とジッタの低減を
実現したクロックを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を角度
変調して伝送された角度変調波からディジタル信号を復
調するために必要なタイミングクロックを再生するクロ
ック再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クロックの再生回路は特開平5−
276206号公報や特開平5−316156号公報に
開示してあるようなものが知られている。図9で説明す
ると、1から入力された角度変調信号は、位相量子化手
段2によって角度変調信号1から位相情報をサンプリン
グして量子化し、ディジタル化した位相データに変換す
る。位相データは図3に示すように変調波の位相がどの
位相に存在するかに対応している。
【0003】ここで、π/4シフトQPSK変調方式
は、図4及び表1に示すように2ビットのディジタルデ
ータにより1シンボル期間に遷移させる位相を対応させ
ている。
【0004】
【表1】
【0005】よって、復調する場合は変調波の1シンボ
ル期間における位相変化量を求める。
【0006】位相データより復調する場合、1シンボル
期間前の時刻の位相との相対的な位相変化量を求める必
要があり、図9に示すように位相データ遅延手段3と演
算手段4によってこれを実現している。演算手段4にお
いて、位相データ遅延手段3によって保持された1シン
ボル期間前の位相データと現在の位相データとの減算
値、つまり位相変化量を得る。この演算出力をアイパタ
ーンデータと言い、模式的に表わすと図5のような時間
的な値の変化を示す。図5は復調アイパターンを2シン
ボル期間毎に重ねあわせたものであり、シンボルタイミ
ング●の点では、常に、図4及び表1に示す位相変化量
ΔΦ(3π/4,π/4,−π/4,−3π/4)の値
をとる。クロック再生はこの図5に示すアイパターンよ
り所定のシンボルタイミングを検出し、これに同期した
タイミングクロックを再生する。図5で説明すると、ア
イパターンの値が0となるタイミングはシンボルタイミ
ング間の中間点付近に集中している。このアイパターン
が0となるタイミングを検出(ゼロクロス検出)し、半
シンボル時間ずらしたタイミング(逆相)に図9に示す
位相同期ループ8を同期させクロックを再生する。この
ように再生されたクロックのタイミングによってアイパ
ターンの値を判定すれば表1に示す法則により復調が可
能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック再生回
路は、アイパターンからタイミングを抽出する場合、信
号のパターンによってはタイミング検出が出来ないもの
がある。例えば、アイパターンがπ/4から3π/4に
変化する場合はアイパターンの値が0とならず、ゼロク
ロス検出が出来ない。よってアイパターンの値が0とな
る信号のパターンが出現するまで検出時間がかかりクロ
ックの引込み時間がかかるという問題がある。また、ク
ロックの引込みを高速化するためにアイパターンの値が
0以外でも検出するように検出値(しきい値)を複数設
け、その値でも検出するようにするとゼロクロス検出の
みのときよりも検出タイミングがばらつき、クロックの
ジッタが増大し、安定した再生クロックが得られないと
いう問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1に記載の
クロック再生回路の動作原理を示すブロック図である。
【0009】本発明は、受信された角度変調信号から、
位相情報をサンプリングして量子化した位相データに変
換し、出力する位相量子化手段2と、前記位相量子化手
段2からの位相データの出力を所定の時間遅延し出力す
る位相データ遅延手段3と、前記位相量子化手段2の位
相データ出力と、前記位相データ遅延手段3の位相デー
タ出力との減算を行ない演算結果であるアイパターンデ
ータを出力する演算手段4と、前記演算手段4の演算結
果出力であるアイパターンデータより、遅延させるべき
検出タイミング出力甲と遅延させないで良い検出タイミ
ング出力乙をそれぞれ抽出し出力する検出手段5と、前
記検出手段5からの遅延させるべき検出タイミング出力
甲を所定の時間遅延し出力するタイミング遅延手段6
と、前記検出手段5からの遅延させないで良い検出タイ
ミング出力乙と前記タイミング遅延手段6からの遅延さ
せた検出タイミング出力との論理和をとり、検出タイミ
ングを出力する論理ゲート手段7と、前記論理ゲート手
段7からの検出タイミングに同期して再生クロックを出
力するディジタル位相同期ループ8より構成される。
【0010】
【作用】クロックを再生するする回路において、復調ア
イパターンより複数のしきい値を設定することにより検
出数を増やし引込み速度を高速化している。また、検出
したタイミングを検出時のデータによって所定の遅延時
間を加えるタイミングによって、ジッタの少ないクロッ
クタイミングの検出を行なっている。よって、高速引込
みで安定したクロックの再生をすることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の第一の実施例
について説明する。
【0012】図1において、2は受信された角度変調信
号1をサンプリングして量子化した位相データに変換
し、出力する位相量子化手段、3は位相量子化手段2か
らの位相データの出力を所定の時間遅延し出力する位相
データ遅延手段、4は位相量子化手段2の位相データ出
力と、位相データ遅延手段3の位相データ出力との減算
を行ない演算結果であるアイパターンデータを出力する
演算手段、5は演算手段4の演算結果出力であるアイパ
ターンデータより、遅延させるべき検出タイミング出力
甲と遅延させなくて良い検出タイミング出力乙をそれぞ
れ抽出し出力する検出手段、6は検出手段5からの遅延
させるべき検出タイミング出力甲を所定の時間遅延し出
力するタイミング遅延手段、7は検出手段5からの遅延
させないで良い検出タイミング出力乙とタイミング遅延
手段6からの遅延させた検出タイミング出力との論理和
をとり、検出タイミングを出力する論理ゲート手段、8
は論理ゲート手段7からの検出タイミングに同期して再
生クロックを出力するディジタル位相同期ループであ
る。これより、位相同期ループ8より再生クロック9が
出力される。以上によって第一の実施例は構成される。
【0013】次に第一の実施例の動作について図1から
図8を用いて説明する。
【0014】図1において、角度変調波1は位相量子化
手段2に入力される。図2において位相量子化手段2の
リミッタ21に入力された角度変調信号は、図2に示す
ような方形波のリミッタ出力となり、位相比較回路22
に入力される。位相比較回路22は、発振器23からの
角度変調波の搬送波周波数と同じ周波数である発振器出
力と、リミッタ出力を比較し、位相差γn(n=1,
2,…)に比例した電圧を出力する。この電圧信号をA
/D変換器24で量子化し、量子化したデータに対応す
る位相データに変換する。このときの位相データの割当
ての模式的な説明図を図4に示す。位相比較回路22か
ら得られる位相情報γnをこの場合は4ビットにディジ
タル変換し位相量子化データとする。図2で示すγ1
位相差は、図3のデータ割当てで、0001のデータと
なる。この位相データをもとにアイパターンを得る方法
を以下に示す。
【0015】図1において、位相量子化データをもとに
位相データ遅延手段3と演算手段4によりアイパターン
を得るため、遅延検波を行なう。ここでπ/4シフトQ
PSK信号よりアイパターンを得る方法は次の通りであ
る。図4はπ/4シフトQPSK信号の信号空間ダイヤ
グラムで、二値ディジタルデータ2ビットの情報(それ
ぞれ記号Xk,Ykで示す。)を表1に示す差動符号化規
則に則り1シンボル期間の相対的な位相遷移(遷移パタ
ーンを記号ΔΦで示す。)に対応させたものである。
【0016】例えば、図4に示すように時刻tk-1にΦ
k-1の位相にあった場合、1シンボル期間経過後は2ビ
ットのディジタルデータに対応して、○で示したいずれ
かの点に遷移する。このπ/4シフトQPSK信号の検
波はシンボルタイミング時刻毎の受信位相を検波して、
連続するシンボル時刻の相対的な位相遷移量を計算し、
求めた遷移に最も近い遷移パターンを判定することで行
なう。図5のアイパターンは、この位相遷移量の計算値
の時間的変化を表したものである。
【0017】π/4シフトQPSK信号のアナログ遅延
検波方式のアイパターンの説明図を図5に示す。本発明
ではディジタルデータである演算手段出力がアイパター
ンデータであるので図5の右に示す演算出力の値となり
階段状のアイパターンとなる。本説明では4ビットのデ
ータでアイパターンを表しているが、ビット数を多くす
ると図5に示すようななめらかなアナログ方式のアイパ
ターンに近づく。
【0018】さて、この得られたアイパターンデータよ
り検出タイミングを抽出する。
【0019】従来のゼロクロス検出では、図5のアイパ
ターンが0の値となったタイミングをタイミング抽出点
とし、検出する。つまり、アイパターンデータの演算出
力の最上位ビット(MSB)の変化点を、例えば図6の
ゼロクロス検出回路10等によって検出する。このタイ
ミングより半シンボル時間ずれた位相(逆相)に同期す
るようにクロックを再生すればシンボルタイミングに同
期した再生クロックを得られる。
【0020】本発明のクロックタイミング抽出では、ク
ロックの引込み時間を高速化するため、図5に示すアイ
パターンが0の値となったタイミングを検出するだけで
なく、それ以外でも、例えば、π/2,−π/2の値で
も検出するようにする。このとき引込み時間は高速化す
るがジッタが増加するという問題が生じる。そこで、図
1に示すようにπ/2,−π/2の値で検出するものに
ついてはタイミング遅延手段6で検出タイミングを遅延
させることによりタイミング調整を行ないジッタを低減
する。では、タイミングの検出をアイパターンが0,π
/2,−π/2の3つの値で検出する場合について以下
説明する。
【0021】図6において、ゼロクロス検出の場合は前
述したようにアイパターンである演算出力の最上位ビッ
トの変化点を検出用のクロックでラッチし、変化点の前
後の最上位ビットのEOR(排他的論理和)をとること
で実現できる。検出用のクロックは演算出力の変化(つ
まり位相データのサンプリングの速度)よりも同じか、
あるいは速いクロックとする。また、π/2,−π/2
の検出の場合は図5の演算出力より、上位2ビットが同
じか違うかで検出する。つまり、上位2ビットのEOR
をクロックでラッチし、変化点前後のEORを再びとる
ことで実現できる。さらに、π/2,−π/2の検出の
場合はタイミングがばらつき、ジッタが大きいので調整
を行う。
【0022】π/2,−π/2で検出されるものは、図
7で説明すると3π/4,−3π/4から変化する(外
側から内側に変化する)6通り(A)と、3π/4,−
3π/4へと変化する(内側から外側に変化する)6通
り(B)とがある。図を見てもわかるように本来のタイ
ミングよりも(A)は平均的にτだけタイミングが速く
(B)は平均的にτだけタイミングが遅い。よって
(A)はτだけタイミングを遅延させ、(B)は2π−
τだけタイミングを遅延させればよい。
【0023】図6において、前述した(A),(B)の
場合の検出はπ/2,−π/2の検出に上位2ビットの
EORとのANDをとることで実現できる。つまり、検
出した時点のEORの値で判定する。EORの値が0
(上位2ビットが同じ)ならば外側から内側(A),1
(上位2ビットが異なる)ならば内側から外側(B)で
ある。これより、+τ遅延用検出、−τ遅延用検出を出
力する。これらをタイミング遅延手段6に入力してそれ
ぞれタイミング遅延させる。次にタイミング遅延手段の
構成と動作について説明する。
【0024】図8はタイミング遅延手段の実施例を示す
ブロック図である。61は検出手段からの検出タイミン
グによって”H”を出力し立ち下がりエッジ検出65か
らの出力で”L”0を出力するSRラッチ、62はSR
ラッチの出力によりカウンタのクロックを動作させるA
ND回路、63はカウンタ、64は設定したカウント値
にパルスを発生するデコーダ、65はデコーダのパルス
の立ち下がりを検出して、カウンタをリセットし、SR
ラッチをリセットしてカウンタのクロックを停止する立
ち下がりエッジ検出器である。以上によってタイミング
遅延手段は構成される。
【0025】図8において、検出手段より入力した+τ
遅延用検出信号(A)は、検出パルスと同時に、SRラ
ッチ61、AND回路62によってカウンタ63のクロ
ックを動作させ、カウンタ63を動作する。カウンタ6
3は設定された時間+τまでカウントするとデコーダ6
4によりパルスを発生される。これにより検出パルスの
遅延が行われ、タイミング調整された検出タイミングを
出力される。一方、検出パルスを発生し終わった立ち下
がり信号を立ち下がりエッジ検出器65によって検出さ
れ、カウンタとSRラッチのリセットを行い次の検出信
号に備える。また、−τ遅延用検出信号(B)の場合も
同様に入力された時刻から時間2π−τまでカウントさ
れた後、デコーダによりパルスを発生する。タイミング
を補正する遅延時間はデコーダの設定値によって調整で
きる。以上により、タイミングの補正をされた検出タイ
ミングが出力される。
【0026】アイパターンより検出手段5で検出された
信号は、遅延させるべき信号(本説明の場合はπ/2,
−π/2の検出信号)甲はタイミング遅延手段6によっ
てタイミング補正され、遅延させないゼロクロス検出信
号乙との論理和をとる論理ゲート手段であるOR回路7
を経て位相同期ループ8に入力される。位相同期ループ
8はこのタイミングをもとに再生クロック9を発生させ
る。
【0027】以上により、引込み時間の高速化とジッタ
の低減を実現したクロック再生回路となる。
【0028】図10は本発明のクロック再生回路をディ
ジタルセルラ電話器に適用した場合の第三の実施例を示
したものである。図10はディジタルセルラ電話器の構
成を示すブロック図である。図10において、101は
音声を入力するマイク、102は音声をディジタル信号
に符号化する音声符号器、103は符号化された信号を
フレーム構成してビット列に変換する送信信号処理回
路、104は各部の動作を制御する制御回路、105は
送信信号処理回路からのビット列にしたがい変調信号を
発生する変調器、106は変調された信号を送信できる
周波数に変換する送信ミキサ、107は送信する周波数
を割り当てる周波数シンセサイザ、108は送信の出力
を増幅する送信電力増幅器、109は分波器、110は
アンテナ、111は受信信号を復調できる周波数に変換
する受信ミキサ、112は復調できる周波数に変換され
た信号を増幅するIF増幅器、113は本発明であるI
F増幅器112からの信号から検出タイミングを抽出
し、このタイミングから復調に必要なクロックを出力す
るクロック再生回路、114は変調信号をディジタル信
号に復調する復調器、115は復調されたディジタル信
号のなかからフレーム構成を解いて音声のディジタル信
号をとりだす受信信号処理回路、116はディジタル信
号を音声信号に変換する音声復号器、117はスピーカ
である。以上によって第二の実施例は構成される。
【0029】次に第二の実施例の動作について説明す
る。図10においてマイク101に入力された音声は音
声符号器102によってディジタル信号に符号化され、
送信信号処理回路103でディジタル信号のビット列に
フレーム構成され変調器105に出力される。変調器1
05は入力されたディジタル信号に従い変調信号を発生
し、送信ミキサ106で送信できる周波数に変換して送
信電力増幅器108で増幅した後、分波器109、アン
テナ110を通って電波として出力される。一方、アン
テナ110で受信された受信波は分波器109を通り受
信ミキサ111で復調できる周波数に変換されIF増幅
器112で増幅される。IF増幅器112は、増幅した
変調信号をクロック再生回路113と復調器114にそ
れぞれ出力する。
【0030】IF増幅器112からの変調信号である角
度変調波からクロック再生回路113では検出タイミン
グを抽出し、このタイミングに同期させシンボルクロッ
クを出力する。シンボルクロックを復調器114に入力
し、これらのクロックタイミングで復調動作を行なう
が、このクロックの引込みが遅かったり安定しないとデ
ィジタルセルラが移動した際の基地局の切り替え(ハン
ドオーバ)などに回線が切れる可能性がある。そのため
クロックの高速引込みと安定化を図る必要がある。そこ
で本発明のクロック再生回路113で高速引込み可能で
安定したクロックを出力する。ここで、クロック再生回
路は第一の実施例の構成とする。
【0031】復調器114はこれらのクロックでIF増
幅器112からの変調信号を復調しディジタル信号とす
る。受信信号処理回路115で復調器からのディジタル
信号のなかから音声のディジタル信号をとりだし、音声
復号器で音声信号に変換してスピーカ117より音声が
出力される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、再生クロックの引込み
の高速化を図り、ジッタを低減し、安定した再生クロッ
クを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロック再生回路の第一の実施例の構成を示す
ブロック図。
【図2】第一の実施例の位相量子化手段の構成と動作を
示す説明図。
【図3】第一の実施例の位相量子化回路の位相データ割
当てを模式的に示す説明図。
【図4】π/4シフトQPSK変調方式の説明図。
【図5】π/4シフトQPSK変調方式の復調アイパタ
ーンの説明図。
【図6】第一の実施例の検出手段の説明図。
【図7】第一の実施例の検出手段の動作の説明図。
【図8】第一の実施例のタイミング遅延手段の構成を示
すブロック図。
【図9】従来のクロック再生回路の回路構成を示すブロ
ック図。
【図10】本発明のクロック再生回路を用いたディジタ
ルセルラの実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…角度変調波、 2…位相量子化手段、 3…位相データ遅延手段、 4…演算手段、 5…検出手段、 6…タイミング遅延手段、 7…論理ゲート手段、 8…位相同期ループ、 9…再生クロック。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信された角度変調信号より位相情報をサ
    ンプリングして量子化した位相データに変換し、出力す
    る位相量子化手段と、前記位相量子化手段からの位相デ
    ータの出力を所定の時間遅延し出力する位相データ遅延
    手段と、前記位相量子化手段の位相データ出力と、前記
    位相データ遅延手段からの位相データ出力との減算を行
    ない演算結果であるアイパターンデータを出力する演算
    手段と、前記演算手段の演算結果出力であるアイパター
    ンデータより、遅延させるべき検出タイミング出力甲と
    させないで良い検出タイミング出力乙をそれぞれ抽出し
    て出力する検出手段と、 前記演算手段からの遅延させるべき前記検出タイミング
    出力甲を所定の時間遅延し出力するタイミング遅延手段
    と、前記演算手段からの遅延させないで良い前記検出タ
    イミング出力乙と前記タイミング遅延手段を経由して出
    力される遅延タイミング出力との論理和をとり、検出タ
    イミングを出力する論理ゲート手段と、前記論理ゲート
    手段からの検出タイミングに同期して再生クロックを出
    力するディジタル位相同期ループとを備えたことを特徴
    とするクロック再生回路。
  2. 【請求項2】アイパターンデータの値より抽出した検出
    値の異なる複数の検出タイミングを、各検出値毎にいく
    つかの異なる時間遅延させるタイミング遅延手段を備
    え、再生クロックの高速引込みとジッタの低減を実現し
    たことを特徴とするクロック再生回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記のクロッ
    ク再生回路を備えた通信装置。
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