JP2001217889A - タイミングエラー検出回路および復調回路とその方法 - Google Patents

タイミングエラー検出回路および復調回路とその方法

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timing error
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ小規模な構成で、信号内のシンボル
のタイミングエラーを適切に検出できるタイミングエラ
ー検出回路を提供する。 【解決手段】 所定のシンボル周期で配置されたシンボ
ルを含む信号S2をシンボルレートの4倍の周波数でサ
ンプリングするサンプリング回路20と、前記信号内の
前記サンプリングされた位置の振幅を検出する振幅検出
回路21と、前記検出された複数の振幅の差分に基づい
て、前記信号に含まれるシンボルの想定されたタイミン
グからのずれを示すタイミングエラーを検出する差分検
出回路22およびタイミングエラー信号生成回路23を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号内のシンボル
のタイミングエラーを検出するタイミングエラー検出回
路と、当該検出されたタイミングエラーに基づいてシン
ボルタイミングを再生する復調回路と、それらの方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムでは、送信側で、信号
(情報)をキャリア(搬送波)に乗せる変調を行われ、
受信側で信号が乗せられたキャリアから信号を取り出す
復調が行われる。変調には種々の方式があるが、衛星放
送などに用いられる方式として、PSK(Phase Shift K
eying)変調がある。PSK変調された変調信号S(t)
は、下記式(1)で表される。
【0003】
【数1】
【0004】上記式(1)において、θ(t) は信号(情
報)を位相へ変換したものを表し、ωはキャリアの周波
数を表している。受信装置では、変調信号S(t)か
ら、θ(t)を取り出し、意味のある信号に変換する復
調を行う。図10は、受信装置内の復調回路100の構
成図である。図10に示すように、復調回路100は、
シンボルタイミング再生回路101、キャリア再生回路
102およびシンボルデコード回路103を有する。シ
ンボルタイミング再生回路101は、クロック再生回路
とも呼ばれ、復調回路において予め想定されたクロック
で正しくデータをサンプリングするために用いられる。
通常、クロックを発生するブロックは、様々な要因で厳
密に絶対的な周期のクロック信号を生成することはでき
ない。そのため、予め想定されたクロックと実際のクロ
ックのずれを検出し、帰還をかけることで正確なクロッ
クを作る必要がある。シンボルタイミング再生回路10
1は、この帰還回路に相当する。シンボルタイミング再
生回路101は、受信信号S100のクロック再生を行
い、その結果である信号S101をキャリア再生回路1
02に出力する。このようなシンボルタイミング再生回
路101としては、種々の回路が提案されている。例え
ば、特開平9−28597号公報には、位相信号を生成
し、当該位相信号を用いて、残留キャリアに対して高い
耐性を持つことができるシンボルタイミング再生回路が
開示されている。
【0005】キャリア再生回路102は、信号S101
からキャリア成分を取り除く処理を行う。すなわち、キ
ャリア再生回路102は、信号S101から上記式
(1)のキャリア成分であるexp(jωt)を打ち消
す処理を行う。具体的には、キャリア再生回路102
は、信号S101に、exp(−jωt)を示す信号を
乗算する。
【0006】シンボルデコード回路103は、キャリア
再生回路102から、上記式(1)に示すexp(jθ
(t))に相当する信号S102をキャリア再生回路1
02から入力し、θとデータとの対応表を用いて変換を
行うデコード処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平9−28597号公報に開示されたシンボルタ
イミング再生回路では、位相信号を生成する必要がある
ことから、位相信号生成用のROMテーブルなどを用意
する必要があり、回路が複雑かつ大規模になってしまう
という問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、簡単かつ小規模な構成で、信号内のシンボル
のタイミングエラーを適切に検出できるタイミングエラ
ー検出回路およびその方法と、当該タイミングエラー検
出回路を用いた復調装置およびその方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
第1の観点のタイミングエラー検出回路は、信号に含ま
れる所定のシンボル周期で配置されたシンボルのタイミ
ングエラーを検出するタイミングエラー検出回路であっ
て、前記信号をシンボルレートの2倍以上の周波数でサ
ンプリングするサンプリング回路と、前記信号内の前記
サンプリングされた位置の振幅を検出する振幅検出回路
と、前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記
タイミングエラーを検出する検出回路とを有する。
【0010】本発明の第1の観点のタイミングエラー検
出回路の作用は以下のようになる。サンプリング回路に
おいて、所定のシンボル周期で配置されたシンボルを含
む信号が、シンボルレートの2倍以上の周波数でサンプ
リングされる。次に、振幅検出回路において、前記信号
内の前記サンプリングされた位置の振幅が検出される。
次に、検出回路において、前記検出された複数の振幅の
差分に基づいて、前記タイミングエラーが検出される。
【0011】このように、本発明の第1の観点のタイミ
ングエラー検出回路では、位相信号を用いることなく、
振幅に基づいてシンボルのタイミングを検出できる。そ
のため、簡単かつ小規模な構成で、シンボルのタイミン
グエラーを検出できると共に、キャリア成分の残った信
号に対しても安定かつ高速な同期を実現するを可能にす
る。
【0012】また、本発明の第2の観点のタイミングエ
ラー検出回路は、信号に含まれる所定のシンボル周期T
で配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタ
イミングエラー検出回路であって、前記信号をシンボル
レートの4倍の周波数でサンプリングするサンプリング
回路と、前記信号内の前記サンプリングされた位置の振
幅を検出する振幅検出回路と、予め想定されたシンボル
が現れる時刻を「0」および「T」とした場合に、時刻
「T/4」について前記検出された振幅と時刻「3T/
4」について前記検出された振幅との大小関係および差
分に基づいて、前記タイミングエラーの方向および大き
さを検出する検出回路とを有する。
【0013】本発明の第2の観点のタイミングエラー検
出回路の作用は以下のようになる。サンプリング回路に
おいて、所定のシンボル周期Tで配置されたシンボルを
含む信号が、シンボルレートの4倍の周波数でサンプリ
ングされる。次に、振幅検出回路において、前記信号内
の前記サンプリングされた位置の振幅が検出される。次
に、検出回路において、予め想定されたシンボルが現れ
る時刻を「0」および「T」とした場合に、時刻「T/
4」について前記検出された振幅と時刻「3T/4」に
ついて前記検出された振幅との大小関係および差分に基
づいて、前記タイミングエラーの方向および大きさが検
出される。
【0014】また、本発明の第3の観点のタイミングエ
ラー検出回路は、信号に含まれる所定のシンボル周期T
で配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタ
イミングエラー検出回路であって、前記信号をシンボル
レートの2倍の周波数でサンプリングするサンプリング
回路と、予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」
および「T」とした場合に、前記サンプリングされた時
刻「0」のデータおよび時刻「T/2」のデータとを用
いて時刻「T/4」のデータを生成し、前記サンプリン
グされた時刻「T/2」のデータおよび時刻「T」のデ
ータとを用いて、時刻「3T/4」のデータを生成する
第1の補間回路と、前記時刻「T/4」のデータおよび
時刻「3T/4」のデータから当該位置の前記信号の振
幅を検出する振幅検出回路と、前記時刻「T/4」の振
幅と時刻「3T/4」の振幅との大小関係および差分に
基づいて、前記タイミングエラーの方向および大きさを
検出する検出回路とを有する。
【0015】本発明の第3の観点のタイミングエラー検
出回路の作用は以下のようになる。サンプリング回路に
おいて、所定のシンボル周期Tで配置されたシンボルを
含む信号が、シンボルレートの2倍の周波数でサンプリ
ングされる。次に、補間回路において、前記サンプリン
グされた時刻「0」のデータおよび時刻「T/2」のデ
ータとを用いて時刻「T/4」のデータが生成され、前
記サンプリングされた時刻「T/2」のデータおよび時
刻「T」のデータとを用いて、時刻「3T/4」のデー
タが生成される。次に、振幅検出回路において、前記時
刻「T/4」のデータおよび時刻「3T/4」のデータ
から当該位置の前記信号の振幅が検出される。次に、検
出回路において、前記時刻「T/2」の振幅と時刻「3
T/4」の振幅との大小関係および差分に基づいて、前
記タイミングエラーの方向および大きさが検出される。
【0016】また、本発明の第1の観点の復調回路は、
信号に含まれる所定のシンボル周期で配置されたシンボ
ルのタイミングエラーを検出し、当該検出したタイミン
グエラーに基づいて、前記信号のシンボルタイミングを
再生するシンボルタイミング再生回路と、前記シンボル
タイミングが再生された信号のキャリア再生を行うキャ
リア再生回路と、前記キャリア再生された信号に含まれ
る前記シンボルをデコードするシンボルデコード回路と
を有し、前記シンボルタイミング再生回路は、前記信号
をシンボルレートの2倍以上の周波数でサンプリングす
るサンプリング回路と、前記信号内の前記サンプリング
された位置の振幅を検出する振幅検出回路と、前記検出
された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイミングエ
ラーを検出する検出回路と、前記検出されたタイミング
エラーに基づいて、前記信号に補間処理を行ってシンボ
ルタイミングを再生する補間回路とを有する。
【0017】本発明の第1の観点の復調回路の作用は以
下のようになる。シンボルタイミング再生回路におい
て、前述した第1の観点のタイミングエラー検出回路と
同じ作用によってシンボルのタイミングエラーが検出さ
れ、当該検出されたタイミングエラーに基づいて、前記
信号に補間処理を行ってシンボルタイミングが再生され
る。次に、キャリア再生回路において、前記シンボルタ
イミングが再生された信号のキャリア再生が行われる。
次に、シンボルデコード回路において、前記キャリア再
生された信号に含まれる前記シンボルがデコードされ
る。
【0018】また、本発明の第2の観点の復調回路は、
信号に含まれる所定のシンボル周期で配置されたシンボ
ルのタイミングエラーを検出し、当該検出したタイミン
グエラーに基づいて、前記信号のシンボルタイミングを
再生するシンボルタイミング再生回路と、前記シンボル
タイミングが再生された信号のキャリア再生を行うキャ
リア再生回路と、前記キャリア再生された信号に含まれ
る前記シンボルをデコードするシンボルデコード回路と
を有し、前記シンボルタイミング再生回路は、前記信号
をシンボルレートの4倍の周波数でサンプリングするサ
ンプリング回路と、前記信号内の前記サンプリングされ
た位置の振幅を検出する振幅検出回路と、予め想定され
たシンボルが現れる時刻を「0」および「T」とした場
合に、時刻「T/4」について前記検出された振幅と時
刻「3T/4」について前記検出された振幅との大小関
係および差分に基づいて、前記タイミングエラーの方向
および大きさを検出する検出回路と、前記検出されたタ
イミングエラーに基づいて、前記信号に補間処理を行っ
てシンボルタイミングを再生する補間回路とを有する。
【0019】本発明の第2の観点の復調回路の作用は以
下のようになる。シンボルタイミング再生回路におい
て、前述した第2の観点のタイミングエラー検出回路と
同じ作用によってシンボルのタイミングエラーが検出さ
れ、当該検出されたタイミングエラーに基づいて、前記
信号に補間処理を行ってシンボルタイミングが再生され
る。次に、キャリア再生回路において、前記シンボルタ
イミングが再生された信号のキャリア再生が行われる。
次に、シンボルデコード回路において、前記キャリア再
生された信号に含まれる前記シンボルがデコードされ
る。
【0020】また、本発明の第3の観点の復調回路は、
信号に含まれる所定のシンボル周期で配置されたシンボ
ルのタイミングエラーを検出し、当該検出したタイミン
グエラーに基づいて、前記信号のシンボルタイミングを
再生するシンボルタイミング再生回路と、前記シンボル
タイミングが再生された信号のキャリア再生を行うキャ
リア再生回路と、前記キャリア再生された信号に含まれ
る前記シンボルをデコードするシンボルデコード回路と
を有する。前記シンボルタイミング再生回路は、前記信
号をシンボルレートの2倍の周波数でサンプリングする
サンプリング回路と、予め想定されたシンボルが現れる
時刻を「0」および「T」とした場合に、前記サンプリ
ングされた時刻「0」のデータおよび時刻「T/2」の
データとを用いて時刻「T/4」のデータを生成し、前
記サンプリングされた時刻「T/2」のデータおよび時
刻「T」のデータとを用いて、時刻「3T/4」のデー
タを生成する第1の補間回路と、前記時刻「T/4」の
データおよび時刻「3T/4」のデータから当該位置の
前記信号の振幅を検出する振幅検出回路と、前記時刻
「T/4」の振幅と時刻「3T/4」の振幅との大小関
係および差分に基づいて、前記タイミングエラーの方向
および大きさを検出する検出回路と、前記検出されたタ
イミングエラーに基づいて、前記信号に補間処理を行っ
てシンボルタイミングを再生する第2の補間回路とを有
する。
【0021】また、本発明の第3の観点の復調回路の作
用は以下のようになる。シンボルタイミング再生回路に
おいて、前述した第3の観点のタイミングエラー検出回
路と同じ作用によってシンボルのタイミングエラーが検
出され、当該検出されたタイミングエラーに基づいて、
前記信号に補間処理を行ってシンボルタイミングが再生
される。次に、キャリア再生回路において、前記シンボ
ルタイミングが再生された信号のキャリア再生が行われ
る。次に、シンボルデコード回路において、前記キャリ
ア再生された信号に含まれる前記シンボルがデコードさ
れる。
【0022】また、本発明の第1の観点のタイミングエ
ラー検出方法は、信号に含まれる所定のシンボル周期で
配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイ
ミングエラー検出方法であって、前記信号をシンボルレ
ートの2倍以上の周波数でサンプリングし、前記信号内
の前記サンプリングされた位置の振幅を検出し、前記検
出された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイミング
エラーを検出する。
【0023】また、本発明の第2の観点のタイミングエ
ラー検出方法は、信号に含まれる所定のシンボル周期T
で配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタ
イミングエラー検出方法であって、前記信号をシンボル
レートの4倍の周波数でサンプリングし、前記信号内の
前記サンプリングされた位置の振幅を検出し、予め想定
されたシンボルが現れる時刻を「0」および「T」とし
た場合に、時刻「T/4」について前記検出された振幅
と時刻「3T/4」について前記検出された振幅との大
小関係および差分に基づいて、前記タイミングエラーの
方向および大きさを検出する。
【0024】また、本発明の第3の観点のタイミングエ
ラー検出方法は、信号に含まれる所定のシンボル周期T
で配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタ
イミングエラー検出方法であって、前記信号をシンボル
レートの2倍の周波数でサンプリングし、予め想定され
たシンボルが現れる時刻を「0」および「T」とした場
合に、前記サンプリングされた時刻「0」のデータおよ
び時刻「T/2」のデータとを用いて時刻「T/4」の
データを生成し、前記サンプリングされた時刻「T/
2」のデータおよび時刻「T」のデータとを用いて、時
刻「3T/4」のデータを生成し、前記時刻「T/4」
のデータおよび時刻「3T/4」のデータから当該位置
の前記信号の振幅を検出し、前記時刻「T/4」の振幅
と時刻「3T/4」の振幅との大小関係および差分に基
づいて、前記タイミングエラーの方向および大きさを検
出する。
【0025】また、本発明の第1の観点の復調方法は、
所定のシンボル周期で配置されたシンボルを含む信号を
シンボルレートの2倍以上の周波数でサンプリングし、
前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
し、前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記
タイミングエラーを検出し、前記検出されたタイミング
エラーに基づいて、前記信号に補間処理を行ってシンボ
ルタイミングを再生し、前記シンボルタイミングが再生
された信号のキャリア再生を行い、前記キャリア再生さ
れた信号に含まれる前記シンボルをデコードする。
【0026】また、本発明の第2の観点の復調方法は、
所定のシンボル周期で配置されたシンボルを含む信号を
シンボルレートの4倍の周波数でサンプリングし、前記
信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出し、
予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
「T」とした場合に、時刻「T/4」について前記検出
された振幅と時刻「3T/4」について前記検出された
振幅との大小関係および差分に基づいて、前記タイミン
グエラーの方向および大きさを検出し、前記検出された
タイミングエラーに基づいて、前記信号に補間処理を行
ってシンボルタイミングを再生し、前記シンボルタイミ
ングが再生された信号のキャリア再生を行い、前記キャ
リア再生された信号に含まれる前記シンボルをデコード
する。
【0027】また、本発明の第3の観点の復調方法は、
所定のシンボル周期で配置されたシンボルを含む信号を
シンボルレートの2倍の周波数でサンプリングし、予め
想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および「T」
とした場合に、前記サンプリングされた時刻「0」のデ
ータおよび時刻「T/2」のデータとを用いて時刻「T
/4」のデータを生成し、前記サンプリングされた時刻
「T/2」のデータおよび時刻「T」のデータとを用い
て、時刻「3T/4」のデータを生成し、前記時刻「T
/4」のデータおよび時刻「3T/4」のデータから当
該位置の前記信号の振幅を検出し、前記時刻「T/4」
の振幅と時刻「3T/4」の振幅との大小関係および差
分に基づいて、前記タイミングエラーの方向および大き
さを検出し、前記検出されたタイミングエラーに基づい
て、前記信号に補間処理を行ってシンボルタイミングを
再生し、前記シンボルタイミングが再生された信号のキ
ャリア再生を行い、前記キャリア再生された信号に含ま
れる前記シンボルをデコードする。
【0028】また、上述した本発明のタイミングエラー
検出回路およびその方法と、復調装置およびその方法で
は、特定的には、前記信号は、位相シフト変調された信
号である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の復調回路1の構成図である。図1
に示すように、復調回路1は、例えば、シンボルタイミ
ング再生回路2、キャリア再生回路102およびシンボ
ルデコード回路103を有する。ここで、キャリア再生
回路102およびシンボルデコード回路103は、前述
した図10に示す従来の復調回路100の同一符号の構
成要素と同じである。
【0030】復調回路1は、請求項7および請求項9の
復調回路に対応しており、シンボルタイミング再生回路
2が本発明のシンボルタイミング再生回路に対応し、キ
ャリア再生回路102が本発明のキャリア再生回路に対
応し、シンボルデコード回路103が本発明のシンボル
デコード回路に対応している。
【0031】以下、シンボルタイミング再生回路2につ
いて詳細に説明する。図2は、シンボルタイミング再生
回路2の構成図である。図2に示すように、シンボルタ
イミング再生回路2は、補間回路10、サンプルタイミ
ング決定回路11、ループフィルタ回路12およびタイ
ミングエラー検出回路13を有する。
【0032】補間回路10は、サンプルタイミング決定
回路11からのサンプルタイミング決定信号S11によ
って示されるタイミングで、受信信号S100をサンプ
リングして受信信号S2を生成し、これを図1に示すキ
ャリア再生回路102に出力する。ここで、受信信号S
100は、BPSKおよびQPSKなどの位相シフト変
調された信号である。このとき、補間回路10に入力さ
れる受信信号S100は、パラボラアンテナなどの受信
信号にチューナによる選局処理およびA/D変換処理を
行った後の信号である。
【0033】サンプルタイミング決定回路11は、ルー
プフィルタ回路12から入力したタイミングエラー信号
S12に基づいて、タイミングエラー検出回路13にお
いて検出されたタイミングエラーを無くすかあるいは抑
制するように新たなサンプルタイミングを決定し、当該
決定したサンプルタイミングを示すサンプルタイミング
決定信号S11を補間回路10に出力する。
【0034】ループフィルタ回路12は、タイミングエ
ラー検出回路13から入力したタイミングエラー信号S
13からノイズ成分を除去してタイミングエラー信号S
12を生成し、これをサンプルタイミング決定回路11
に出力する。
【0035】タイミングエラー検出回路13は、例え
ば、補間回路10からの信号S2が、予め想定されてい
るクロック周期およびタイミングでデータがサンプリン
グされているか否かを判断する。具体的には、タイミン
グエラー検出回路13は、信号S2のサンプルタイミン
グと、予め想定されているサンプルタイミングとのずれ
の量および方向を検出し、これらを示すタイミングエラ
ー信号S13を生成し、これをループフィルタ回路12
に出力する。
【0036】以下、タイミングエラー検出回路13にお
けるタイミングエラー信号S13の生成方法を説明す
る。図3は信号S2の振幅と時間との関係を示す図であ
り、図3(A)は信号S2内のシンボルにタイミングず
れが生じていない場合の図であり、図3(B)は信号S
2内のシンボルのタイミングが予め想定されているサン
プルタイミングに対して遅れた場合の図であり、図3
(C)は信号S2内のシンボルのタイミングが予め想定
されているサンプルタイミングに対して進んだ場合の図
である。図3において、Tはシンボル周期を示してい
る。
【0037】ここで、信号S2は、キャリアの位相に信
号(情報)を乗せるPSK方式で変調されているため、
シンボル点においては振幅は一定となる。また、信号S
2の振幅は、位相の変化パターンにも依存するが、殆ど
の場合に、シンボル間では、シンボル点から離れるにつ
れ小さくなり、隣接したシンボルの中間点付近で最小と
なる。従って、信号S2内のシンボルにタイミングずれ
が生じていない場合には、図3(A)に示すように、シ
ンボルSm1およびSm2が位置する時刻をそれぞれ
「0」および「T」とすると、信号S2の振幅は、時刻
「0」および「T」で略同じ最大値であるA1 になり、
その中間である時刻「T/2」で最小値であるA2 にな
る。また、図3(A)に示す場合において、時刻「T/
4」と「3T/4」とでは、信号S2の振幅は等しく成
り、A3 となる。
【0038】また、図3(B)に示すように、信号S2
内でシンボルSm2が、予め想定されているサンプルタ
イミングに対して遅れた場合には、時刻「3T/4」で
の信号S2の振幅は、振幅A3 より小さい振幅A4 にな
る。
【0039】また、図3(C)に示すように、信号S2
内でシンボルSm2が、予め想定されているサンプルタ
イミングに対して進んだ場合には、時刻「3T/4」で
の信号S2の振幅は、振幅A3 より大きい振幅A5 にな
る。
【0040】タイミングエラー検出回路13では、図3
(A)〜(C)に示すような性質を利用して、信号S2
のタイミングエラー信号S13を生成する。具体的に
は、タイミングエラー検出回路13は、シンボルレート
の4倍のサンプルレートで信号S2をサンプルリングす
る。それによって、図3に示す例では、時刻「0」,
「T/4」,「T/2」,「3T/4」および「T」で
サンプリングが行われる。
【0041】そして、タイミングエラー検出回路13
は、時刻「T/4」でサンプリングを行った信号S2の
振幅A(T/4)と、時刻「3T/4」でサンプリング
を行った信号S2の振幅A(3T/4)とを比較し、振
幅A(T/4)の方が大きい場合には図3(B)に示す
ように信号S2内でシンボルが予め想定されているサン
プルタイミングに対して遅れていると判断し、当該判断
結果と、振幅A(T/4)と振幅A(3T/4)との差
分を示すタイミングエラー信号S13を生成する。一
方、タイミングエラー検出回路13は、上記比較の結
果、振幅A(3T/4)の方が大きい場合には図3
(C)に示すように信号S2内でシンボルが予め想定さ
れているサンプルタイミングに対して進んでいると判断
し、当該判断結果と、振幅A(T/4)と振幅A(3T
/4)との差分を示すタイミングエラー信号S13を生
成する。
【0042】図4は、タイミングエラー検出回路13の
構成の一例を示す図である。図4に示すように、タイミ
ングエラー検出回路13は、サンプリング回路20、振
幅検出回路21、差分検出回路22およびタイミングエ
ラー信号生成回路23を有する。ここで、サンプリング
回路20が本発明のサンプリング回路に対応し、振幅検
出回路21が本発明の振幅検出回路に対応し、差分検出
回路22およびタイミングエラー信号生成回路23が本
発明の検出回路に対応している。
【0043】サンプリング回路20は、シンボルレート
の4倍のサンプルレートで信号S2をサンプルリングし
てサンプリング信号S20を生成する。それによって、
図3に示す例では、時刻「0」,「T/4」,「T/
2」,「3T/4」および「T」をサンプリングしたサ
ンプリング信号S20が生成される。
【0044】振幅検出回路21は、サンプリング信号S
20の振幅を検出する。これによって、図3に示す例で
は、例えば、時刻「T/4」でサンプリングを行った信
号S2の振幅A(T/4)、並びに時刻「3T/4」で
サンプリングを行った信号S2の振幅A(3T/4)等
が求められる。差分検出回路22は、振幅検出回路21
で検出された振幅A(T/4)と振幅A(3T/4)と
の差分ΔAを検出する。タイミングエラー信号生成回路
23は、差分ΔAに基づいて、タイミングエラー信号S
13を生成する。
【0045】シンボルタイミング再生回路2の動作を説
明する。シンボルタイミング再生回路2では、パラボラ
アンテナで受信された後にチューナによる選局処理およ
びA/D変換処理などを経て生成された受信信号S10
0が、補間回路10に入力される。補間回路10では、
サンプルタイミング決定回路11からのサンプルタイミ
ング決定信号S11によって示されるタイミングで、受
信信号S100がサンプリングされ、その結果である受
信信号S2が図1に示すキャリア再生回路102および
図2に示すタイミングエラー検出回路13に出力され
る。
【0046】タイミングエラー検出回路13では、信号
S2のサンプルタイミングと、予め想定されているサン
プルタイミングとのずれの量および方向を検出し、これ
らを示すタイミングエラー信号S13が生成される。こ
のとき、タイミングエラー検出回路13におけるタイミ
ングエラー信号S13の生成は、前述したように、位相
信号を生成しないで行われる。タイミングエラー信号S
13は、ループフィルタ回路12においてノイズ成分が
除去され、それによって得られたタイミングエラー信号
S12がサンプルタイミング決定回路11に出力され
る。
【0047】サンプルタイミング決定回路11は、タイ
ミングエラー信号S12に基づいて、タイミングエラー
検出回路13において検出されたタイミングエラーを無
くすかあるいは抑制するように新たなサンプルタイミン
グが決定され、当該決定されたサンプルタイミングを示
すサンプルタイミング決定信号S11が補間回路10に
出力される。
【0048】以上説明したように、シンボルタイミング
再生回路2によれば、タイミングエラー検出回路13に
おけるタイミングエラー信号S13を生成する際に信号
S2の位相信号を生成しないため、簡単かつ小規模な構
成で、信号S2内のシンボルのタイミングずれを検出で
きる。また、シンボルタイミング再生回路2によれば、
タイミングエラー検出回路13においてタイミングエラ
ーの検出時に振幅情報のみ利用しているため、キャリア
成分の残った信号に対しても安定かつ高速な同期を実現
することができる。
【0049】第2実施形態 本実施形態の復調回路は、前述した第1実施形態の復調
回路1と同様に図1に示す構成を有し、シンボルタイミ
ング再生回路も、前述した第1実施形態のシンボルタイ
ミング再生回路2と同様に図2に示す構成を有してい
る。但し、本実施形態の復調回路では、図2に示すタイ
ミングエラー検出回路13における処理が前述した第1
実施形態で示したものとは異なる。
【0050】図5は、本実施形態の復調回路で用いられ
るシンボルタイミング再生回路32の構成図である。図
5に示すように、シンボルタイミング再生回路32は、
補間回路10、サンプルタイミング決定回路11、ルー
プフィルタ回路12およびタイミングエラー検出回路3
3を有する。ここで、図5において、図2と同じ符号を
付した補間回路10、サンプルタイミング決定回路11
およびループフィルタ回路12は、前述した第1実施形
態で説明したものと同じである。すなわち、本実施形態
では、タイミングエラー検出回路33に特徴がある。本
実施形態の復調回路は、請求項7および請求項11の復
調回路に対応しており、シンボルタイミング再生回路2
が本発明のシンボルタイミング再生回路に対応し、キャ
リア再生回路102が本発明のキャリア再生回路に対応
し、シンボルデコード回路103が本発明のシンボルデ
コード回路に対応している。
【0051】以下、タイミングエラー検出回路33につ
いて説明する。前述した第1実施形態のタイミングエラ
ー検出回路13では、シンボルレートの4倍でサンプリ
ングを行う場合を例示したが、本実施形態のタイミング
エラー検出回路33では、シンボルレートの2倍でサン
プリングを行い、その後補間処理を行って前述した図3
に示した振幅A(T/4)およびA(3T/4)を生成
する。具体的には、タイミングエラー検出回路33は、
図6に示す例では、信号S2をシンボルレートの2倍で
サンプリングして、時刻「0」,「T/2」および
「T」のデータD(0),D(T/2)およびD(T)
を得る。そして、タイミングエラー検出回路33は、デ
ータD(0)およびD(T/2)を用いて補間処理を行
って、時刻「T/4」のデータD(T/4)を得る。ま
た、タイミングエラー検出回路33は、データD(T/
2)およびD(T)を用いて補間処理を行って、時刻
「3T/4」のデータD(3T/4)を得る。
【0052】タイミングエラー検出回路33は、補間処
理によって得た時刻「T/4」での信号S2のデータD
(T/4)の振幅A(T/4)と、補間処理によって得
た時刻「3T/4」での信号S2のデータD(3T/
4)の振幅A(3T/4)とを比較し、振幅A(T/
4)の方が大きい場合には図6(B)に示すように信号
S2内でシンボルが予め想定されているサンプルタイミ
ングに対して遅れていると判断し、当該判断結果と、振
幅A(T/4)と振幅A(3T/4)との差分を示すタ
イミングエラー信号S13を生成する。一方、タイミン
グエラー検出回路33は、上記比較の結果、振幅A(3
T/4)の方が大きい場合には図6(C)に示すように
信号S2内でシンボルが予め想定されているサンプルタ
イミングに対して進んでいると判断し、当該判断結果
と、振幅A(T/4)と振幅A(3T/4)との差分を
示すタイミングエラー信号S13を生成する。
【0053】図7は、タイミングエラー検出回路33の
構成の一例を示す図である。図4に示すように、タイミ
ングエラー検出回路13は、サンプリング回路40、補
間回路41、振幅検出回路42、差分検出回路43およ
びタイミングエラー信号生成回路44を有する。ここ
で、サンプルタイミング決定回路40が本発明のサンプ
リング回路に対応し、補間回路42が本発明の第1の補
間回路に対応し、振幅検出回路41が本発明の振幅検出
回路に対応し、差分検出回路43およびタイミングエラ
ー信号生成回路44が本実施形態発明の検出回路に対応
している。サンプリング回路40は、シンボルレートの
2倍のサンプルレートで信号S2をサンプルリングして
サンプリング信号S40を生成する。それによって、図
6に示す例では、時刻「0」,「T/2」および「T」
をサンプリングしたサンプリング信号S40が生成され
る。
【0054】補間回路41は、図6に示す例では、例え
ば、時刻「0」でサンプリングを行った信号S2のデー
タD(0)、時刻「T/2」でサンプリングを行った信
号S2のデータD(T/2)、並びに時刻「T」でサン
プリングを行った信号S2のデータD(T)等を用いて
補間処理を行って、時刻「T/4」のデータD(T/
4)を得る。また、補完回路41は、データD(T/
2)およびD(T)を用いて補間処理を行って、時刻
「3T/4」のデータD(3T/4)を得る。振幅検出
回路42は、補完回路41で生成されたデータに応じた
振幅を検出する。具体的には、振幅検出回路42は、デ
ータD(T/4)および(3T/4)に応じた振幅A
(T/4)およびA(3T/4)を求める。
【0055】差分検出回路43は、振幅検出回路41で
得られた振幅A(T/4)と、振幅A(3T/4)との
差分ΔAを検出する。
【0056】タイミングエラー信号生成回路44は、差
分ΔAに基づいて、タイミングエラー信号S13を生成
する。
【0057】図8は、図7に示す補完回路51、振幅検
出回路42および差分検出回路43の一実現例である回
路50の構成図である。回路50では、サンプリング回
路40においてシンボルレートの2倍でサンプリングさ
れたサンプリング信号S40のI信号S40aおよびQ
信号S40bについて処理が行われる。加算回路521
においてI信号S40aの現サンプリングデータと遅延
回路511 からの1サンプル前のI信号S40aのサン
プリングデータとが加算され、その加算結果がシフト回
路531 において「1/2」倍にされ、その結果である
信号Iが演算回路54に出力される。それと並行して、
加算回路522 においてQ信号S40bの現サンプリン
グデータと遅延回路512 からの1サンプル前のQ信号
S40bのサンプリングデータとが加算され、その加算
結果がシフト回路532 において「1/2」倍にされ、
その結果である信号Qが演算回路54に出力される。
【0058】演算回路54では、信号Iと信号Qとを用
いて、|I2 +Q2 |に相当する演算が行われ、信号S
40の振幅である信号Sが生成される。ここで、信号S
は、図6における時刻「T/4」の振幅(T/4)と時
刻「3T/4」の振幅(3T/4)とを順に示してい
る。
【0059】次に、減算回路56において、演算回路5
4からの信号Sから、遅延回路55からの1サンプル前
の信号Sが減算され、信号S56が生成される。次に、
選択回路57において、振幅(T/4)から振幅(3T
/4)を減算した値と、振幅(3T/4)から振幅(T
/4)を減算した値のうち一方が選択され、当該選択さ
れた値が差分ΔAとして図7に示すタイミングエラー信
号生成回路44に出力される。
【0060】上述したタイミングエラー検出回路33に
よれば、図7に示すように、補間回路42を設けること
で、サンプリング回路40におけるサンプリングをシン
ボルレートの2倍にすることができる。その結果、タイ
ミングエラー検出回路33を、第1実施形態のタイミン
グエラー検出回路13に比べて大幅に小規模にできると
共に消費電力を低減できる。
【0061】第3実施形態 以下、本発明の実施形態に係わる受信装置について説明
する。図9は、本実施形態の受信装置90の構成図であ
る。受信装置90は、例えば、SCPC(Single Channe
l Per Carrier)方式などの周波数分割多元接続(FDM
A:Frequency Division Multiple Access)を用い、BP
SK(Binary Phase Shift Keying) およびQPSK(Qua
drature Phase Shift Keying) などの位相シフト変調さ
れた信号を衛星中継器を介して受信し、受信信号の復調
などを行う受信装置に用いられる。
【0062】図9に示すように、受信装置90は、例え
ば、入力端子110、局部発振回路111、同相検波回
路112、移相回路113、直交検波回路114、アナ
ログ増幅回路115,116、LPF回路118,11
9、A/D変換回路120,121、発振回路122、
補間回路101 ,102 、複素乗算回路130、ロール
オフフィルタ回路131,132、位相検出回路13
3、ループフィルタ回路134、数値制御発振回路13
5、信号変換回路136,137、シンボルデコード回
路103、サンプルタイミング決定回路11、ループフ
ィルタ回路12、タイミングエラー検出回路13、、A
GC(Automatic Gain Control)回路147、PWM信号
生成回路148およびローパスフィルタ149を有す
る。
【0063】ここで、補間回路101 ,102 、サンプ
ルタイミング決定回路11、ループフィルタ回路12お
よびタイミングエラー検出回路13によって、シンボル
タイミング再生回路146が構成される。サンプルタイ
ミング決定回路11、ループフィルタ回路12およびタ
イミングエラー検出回路13は、第1実施形態で説明し
た図2に示す同一符号の構成要素と同じであり、I信号
S131およびQ信号S132について処理を行う。ま
た、補間回路101 および102 は、図2に示す補間回
路10に対応しており、I信号S120およびQ信号S
121について処理を行う。
【0064】局部発振回路111は、受信信号S110
のキャリアとなる中間周波数の局部発振信号S111を
生成し、これを同相検波回路112および移相回路11
3に出力する。同相検波回路112は、局部発振信号S
111と、入力端子110から入力されたQPSK変調
された中間周波数の受信信号S110とを乗算すること
でキャリアの同相成分を検波してベースバンドのI信号
S112を生成し、これをアナログ増幅回路115に出
力する。移相回路113は、局部発振回路111からの
局部発振信号S111の位相を90度移相させて局部発
振信号S113を生成し、これを直交検波回路114に
出力する。直交検波回路114は、局部発振信号S11
3と、入力端子110から入力されたQPSK変調され
た受信信号S110とを乗算することでキャリアの直交
成分を検波してベースバンドのQ信号S114を生成
し、これをアナログ増幅回路116に出力する。
【0065】アナログ増幅回路115は、LPF回路1
49からの増幅率制御信号S149に基づいて、I信号
S112を増幅してI信号S115を生成し、これをL
PF回路118に出力する。アナログ増幅回路116
は、LPF回路149からの増幅率制御信号S149に
基づいて、Q信号S114を増幅してQ信号S116を
生成し、これをLPF回路119に出力する。
【0066】LPF回路118は、I信号S115の高
域成分を除去してI信号S118を生成し、これをA/
D変換回路120に出力する。LPF回路119は、Q
信号S116の高域成分を除去してQ信号S119を生
成し、これをA/D変換回路121に出力する。
【0067】発振回路122は、受信信号S110の予
め決められたサンプリング周波数と同じ周波数を持つ発
振信号S122を生成し、これをA/D変換回路12
0,121に出力する。ここで、サンプリング周波数
は、シンボルタイミング再生(キャリア再生)の都合
上、シンボルレートRsの2倍より大きくする。
【0068】A/D変換回路120は、発振回路122
からの発振信号S122に基づいて、I信号S118の
A/D変換を行ってデジタルのI信号1S20を生成
し、これを補間回路101 に出力する。A/D変換回路
121は、発振回路122からの発振信号S122に基
づいて、Q信号S119のA/D変換を行ってデジタル
のQ信号S121を生成し、これを補間回路102 に出
力する。
【0069】補間回路101 は、シンボルデコード回路
45が適切なタイミングでシンボルの判定を行えるよう
に、サンプルタイミング決定回路11からのサンプリン
グタイミング決定信号S11に基づいてI信号S123
の補間処理を行ってI信号S101 を生成する。補間回
路102 は、シンボルデコード回路45が適切なタイミ
ングでシンボルの判定を行えるように、サンプルタイミ
ング決定回路11からのサンプリングタイミング決定信
号S11に基づいてQ信号S124の補間処理を行って
Q信号S102 を生成する。
【0070】複素乗算回路130は、信号変換回路13
6,137からのキャリア再生用(周波数引き込み並び
に位相同期用)の信号S136,S137を用いて、下
記式(2)に基づいて、I信号S101 およびQ信号S
102 に対して周波数引き込み処理および位相同期処理
を行い、I信号S130aおよびQ信号S130bを生
成する。
【0071】
【数2】
【0072】ロールオフフィルタ回路131は、I信号
S130aに符号間干渉を低減するためのフィルタ処理
を行ってI信号S131を生成し、これを位相検出回路
133、シンボルデコード回路103、タイミングエラ
ー検出回路13およびAGC回路147に出力する。ロ
ールオフフィルタ回路132は、Q信号S130bに符
号間干渉を低減するためのフィルタ処理を行ってQ信号
S132を生成し、これを位相検出回路133、シンボ
ルデコード回路103、タイミングエラー検出回路13
およびAGC回路147に出力する。なお、本実施形態
では、ロールオフフィルタ回路131,132をコスタ
スループ155内に構成した場合を例示したが、これら
を補間回路101 ,102 の直後に設置してもよい。
【0073】位相検出回路133は、I信号S131お
よびQ信号S132によって決まる位相を検出し、当該
位相を示す位相信号S133をループフィルタ回路13
4に出力する。
【0074】ループフィルタ回路134は、位相信号S
133の高域成分を除去して位相信号S134を生成
し、これを数値制御発振回路135に出力する。
【0075】数値制御発振回路135は、オーバーフロ
ーを禁止しない累積加算回路であり、位相信号S134
の値に応じてそのダイナミックレンジまでの加算動作を
行って発振状態となり、位相信号S134の値に応じた
発振周波数を持つ信号S135を生成し、これを信号変
換回路136,137に出力する。すなわち、数値制御
発振回路135は、アナログ回路における電圧制御発振
回路(VCO)と同じ動作をデジタルで行う。
【0076】信号変換回路136は、例えばSIN特性
を持つ8ビットの分解能の信号を格納したROMを有
し、数値制御発振回路135からの信号S135に応じ
てROMから読み出したSIN特性の信号S136を複
素乗算回路130に出力する。信号変換回路137は、
例えばCOS特性を持つ8ビットの分解能の信号を格納
したROMを有し、数値制御発振回路135からの信号
S135に応じてROMから読み出したCOS特性の信
号S137を複素乗算回路130に出力する。
【0077】ここで、複素乗算回路130、ロールオフ
フィルタ回路131,132、位相検出回路133、ル
ープフィルタ回路134、数値制御発振回路135およ
び信号変換回路136,137によってコスタスループ
(Costas Loop) 回路155が構成される。
【0078】シンボルデコード回路103は、前述した
第1実施形態で説明したものと同じであり、ロールオフ
フィルタ回路131および132から入力したキャリア
再生されたI信号S131およびQ信号S132のシン
ボルを、所定の対応表を用いて変換するデコード処理を
行う。シンボルデコード回路103は、デコード処理の
結果を、後段の誤り訂正回路に出力する。
【0079】タイミングエラー検出回路13は、前述し
た図4に示す構成をしており、図3を用いて説明した手
法によってI信号S131およびQ信号S132を用い
て処理を行い、タイミングエラー信号S13を生成す
る。ループフィルタ回路12は、タイミングエラー検出
回路13から入力したタイミングエラー信号S13から
ノイズ成分を除去してタイミングエラー信号S12を生
成し、これをサンプルタイミング決定回路11に出力す
る。サンプルタイミング決定回路11は、ループフィル
タ回路12から入力したタイミングエラー信号S12に
基づいて、タイミングエラー検出回路13において検出
されたタイミングエラーを無くすかあるいは抑制するよ
うに新たなサンプルタイミングを決定し、当該決定した
サンプルタイミングを示すサンプルタイミング決定信号
S11を補間回路101 および102 に出力する。
【0080】AGC回路147は、A/D変換回路12
0,121の後段の回路において安定した適切な振幅を
用いて処理が行えるように、I信号S131およびQ信
号S132の振幅値を用いて、アナログ増幅回路11
5,116の増幅率を制御するためのデジタルの増幅率
制御信号S147を例えば8ビットの分解能で生成し、
これをPWM信号生成回路148に出力する。
【0081】PWM信号生成回路148は、デジタルの
増幅率制御信号S147を、アナログ信号を得るための
PWM信号である増幅率制御信号S148に変換し、こ
れをローパスフィルタ149に出力する。ローパスフィ
ルタ149は、増幅率制御信号S148の高域成分を除
去して、アナログの増幅率制御信号S149を生成し、
これをアナログ増幅回路115および116に出力す
る。
【0082】以下、受信装置90の動作を説明する。衛
星中継器を介して受信した受信信号S110の同相成分
が、同相検波回路112において、局部発振信号S11
1を用いて検波され、ベースバンドのI信号S112が
生成される。また、それと並行して、受信信号S110
の直交成分が、直交検波回路114において、局部発振
信号S111と90度位相差を持つ局部発生信号S11
3を用いて検波され、ベースバンドのQ信号S114が
生成される。
【0083】アナログ増幅回路115における増幅率制
御信号S149に基づいた増幅処理によって、I信号S
112からI信号S115が生成される。LPF回路1
18におけるLPF処理およびA/D変換回路120に
おけるA/D変換処理を経て、I信号S115からI信
号S120が生成される。次に、補間回路101 におい
て、シンボルデコード回路145が適切なタイミングで
シンボルの判定を行えるように、サンプルタイミング決
定回路11からのサンプルタイミング決定信号S11に
基づいてI信号S123の補間処理が行われてI信号S
101 が生成される。
【0084】また、上述したI信号の処理と並行して以
下に示すQ信号の処理が行われる。すなわち、アナログ
増幅回路116における増幅率制御信号S149に基づ
いた増幅処理によって、Q信号S114からQ信号S1
16が生成される。LPF回路119におけるLPF処
理およびA/D変換回路121におけるA/D変換処理
を経て、Q信号S116からQ信号S121が生成され
る。次に、補間回路102 において、シンボルデコード
回路145が適切なタイミングでシンボルの判定を行え
るように、サンプルタイミング決定回路11からのサン
プルタイミング決定信号S11に基づいてQ信号S12
4の補間処理が行われてQ信号S102 が生成される。
【0085】そして、コスタスループ回路155におい
て、I信号S101 およひQ信号S102 の周波数引き
込み処理および位相同期処理が行われる。その過程で、
ロールオフフィルタ回路131,132からのI信号S
131およびQ信号S132がAGC回路147に出力
される。AGC回路147では,増幅回路115,11
6の増幅率を制御するためのデジタルの増幅率制御信号
S147が例えば8ビットの分解能で生成される。デジ
タルの増幅率制御信号S147は、PWM信号生成回路
148において、アナログ信号を得るためのPWM信号
である増幅率制御信号S148に変換され、ローパスフ
ィルタ149に出力される。増幅率制御信号S148
は、ローパスフィルタ149において高域成分が除去さ
れると、アナログの増幅率制御信号S149となり、増
幅回路115および116に出力される。
【0086】また、上述した処理と並行して、ロールオ
フフィルタ回路131および132からタイミングエラ
ー検出回路13に入力されたキャリア再生されたI信号
S131およびQ信号S32に基づいて、タイミングエ
ラー検出回路13において、図3を用いて説明した手法
によってタイミングエラー信号S13が生成される。タ
イミングエラー信号S13は、ループフィルタ回路12
において、ノイズ成分が除去された後に、タイミングエ
ラー信号S12としてサンプルタイミング決定回路11
に出力される。サンプルタイミング決定回路11では、
タイミングエラー信号S12に基づいて、タイミングエ
ラー検出回路13において検出されたタイミングエラー
を無くすかあるいは抑制するように新たなサンプルタイ
ミングが決定され、当該決定されたサンプルタイミング
を示すサンプルタイミング決定信号S11が補間回路1
1 および102 に出力される。
【0087】以上説明したように、受信装置90によれ
ば、第1実施形態で説明したシンボルタイミング再生回
路2と略同じ構成のシンボルタイミング再生回路146
を用いたことで、タイミングエラー検出回路13におけ
るタイミングエラー信号S13を生成する際に振幅情報
のみ利用しているため、キャリア成分の残った信号に対
しても安定かつ高速な同期を実現することができる。
【0088】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した図9に示す受信装置では、タイミ
ングエラー検出回路として、第1実施形態で説明したタ
イミングエラー検出回路13を用いた場合を例示した
が、第2実施形態で説明したタイミングエラー検出回路
33を用いるようにしてもよい。
【0089】また、上述した実施形態では、サンプリン
グ回路において、信号をシンボルレートの2倍および4
倍でサンプリングする場合を例示したが、シンボルレー
トの2倍以上の任意の周波数でサンプリングする場合に
本発明は適用可能である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイミン
グエラー検出回路および復調回路によれば、位相信号を
用いずに、信号の振幅を用いてシンボルのタイミングエ
ラーを検出することで、小規模化が図れる。また、本発
明のタイミングエラー検出回路およびその方法と復調回
路およびその方法によれば、キャリア成分の残った信号
に対しても安定かつ高速な同期を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の復調回路の構
成図である。
【図2】図2は、図1に示すシンボルタイミング再生回
路の構成図である。
【図3】図3は、図2に示すタイミングエラー検出回路
の処理を説明するための図である。
【図4】図4は、図2に示すタイミングエラー検出回路
の一例の構成図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施形態の復調回路のシ
ンボルタイミング再生回路の構成図である。
【図6】図6は、図5に示すタイミングエラー検出回路
の処理を説明するための図である。
【図7】図7は、図5に示すタイミングエラー検出回路
の一例の構成図である。
【図8】図8は、図7に示す振幅検出回路、補間回路お
よび差分検出回路の実現例の回路図である。
【図9】図9は、本発明の第3実施形態の受信装置の構
成図である。
【図10】図10は、従来の復調回路の構成図である。
【符号の説明】
11…サンプルタイミング決定回路、12…ループフィ
ルタ回路、13…タイミングエラー検出回路、110…
入力端子、111…局部発振回路、112…同相検波回
路、113…移相回路、114…直交検波回路、11
5,116…増幅回路、118,119…LPF回路、
120,121…A/D変換回路、101,102 …補
間回路、130…複素乗算回路、131,132…ロー
ルオフフィルタ回路、133…位相検出回路、134…
ループフィルタ回路、135…数値制御発振回路、13
6,137…信号変換回路、145…シンボルデコード
回路、146…シンボルタイミング再生回路、147…
AGC回路、148…PWM信号生成回路、149…ロ
ーパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA05 FA05 FH01 FH04 FH08 FJ14 5K047 AA05 EE02 GG11 MM13 MM33 MM38 MM45 MM60

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号に含まれる所定のシンボル周期で配置
    されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイミン
    グエラー検出回路において、 前記信号をシンボルレートの2倍以上の周波数でサンプ
    リングするサンプリング回路と、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    する振幅検出回路と、 前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイ
    ミングエラーを検出する検出回路とを有するタイミング
    エラー検出回路。
  2. 【請求項2】前記信号は、位相シフト変調された信号で
    ある請求項1に記載のタイミングエラー検出回路。
  3. 【請求項3】信号に含まれる所定のシンボル周期Tで配
    置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイミ
    ングエラー検出回路において、 前記信号をシンボルレートの4倍の周波数でサンプリン
    グするサンプリング回路と、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    する振幅検出回路と、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、時刻「T/4」について前記検出
    された振幅と時刻「3T/4」について前記検出された
    振幅との大小関係および差分に基づいて、前記タイミン
    グエラーの方向および大きさを検出する検出回路とを有
    するタイミングエラー検出回路。
  4. 【請求項4】前記信号は、位相シフト変調された信号で
    ある請求項3に記載のタイミングエラー検出回路。
  5. 【請求項5】信号に含まれる所定のシンボル周期Tで配
    置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイミ
    ングエラー検出回路において、 前記信号をシンボルレートの2倍の周波数でサンプリン
    グするサンプリング回路と、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、前記サンプリングされた時刻
    「0」のデータおよび時刻「T/2」のデータとを用い
    て時刻「T/4」のデータを生成し、前記サンプリング
    された時刻「T/2」のデータおよび時刻「T」のデー
    タとを用いて、時刻「3T/4」のデータを生成する補
    間回路と、 前記時刻「T/4」のデータおよび時刻「3T/4」の
    データから当該位置の前記信号の振幅を検出する振幅検
    出回路と、 前記時刻「T/4」の振幅と時刻「3T/4」の振幅と
    の大小関係および差分に基づいて、前記タイミングエラ
    ーの方向および大きさを検出する検出回路とを有するタ
    イミングエラー検出回路。
  6. 【請求項6】前記信号は、位相シフト変調された信号で
    ある請求項5に記載のタイミングエラー検出回路。
  7. 【請求項7】信号に含まれる所定のシンボル周期で配置
    されたシンボルのタイミングエラーを検出し、当該検出
    したタイミングエラーに基づいて、前記信号のシンボル
    タイミングを再生するシンボルタイミング再生回路と、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行うキャリア再生回路と、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードするシンボルデコード回路とを有し、 前記シンボルタイミング再生回路は、 前記信号をシンボルレートの2倍以上の周波数でサンプ
    リングするサンプリング回路と、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    する振幅検出回路と、 前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイ
    ミングエラーを検出する検出回路と、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生する補間
    回路とを有する復調回路。
  8. 【請求項8】前記信号は、位相シフト変調された信号で
    ある請求項7に記載の復調回路。
  9. 【請求項9】信号に含まれる所定のシンボル周期で配置
    されたシンボルのタイミングエラーを検出し、当該検出
    したタイミングエラーに基づいて、前記信号のシンボル
    タイミングを再生するシンボルタイミング再生回路と、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行うキャリア再生回路と、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードするシンボルデコード回路とを有し、 前記シンボルタイミング再生回路は、 前記信号をシンボルレートの4倍の周波数でサンプリン
    グするサンプリング回路と、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    する振幅検出回路と、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、時刻「T/4」について前記検出
    された振幅と時刻「3T/4」について前記検出された
    振幅との大小関係および差分に基づいて、前記タイミン
    グエラーの方向および大きさを検出する検出回路と、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生する補間
    回路とを有する復調回路。
  10. 【請求項10】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項9に記載の復調回路。
  11. 【請求項11】信号に含まれる所定のシンボル周期で配
    置されたシンボルのタイミングエラーを検出し、当該検
    出したタイミングエラーに基づいて、前記信号のシンボ
    ルタイミングを再生するシンボルタイミング再生回路
    と、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行うキャリア再生回路と、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードするシンボルデコード回路とを有し、 前記シンボルタイミング再生回路は、 前記信号をシンボルレートの2倍の周波数でサンプリン
    グするサンプリング回路と、 前記サンプリングされた時刻「0」のデータおよび時刻
    「T/2」のデータとを用いて時刻「T/4」のデータ
    を生成し、前記サンプリングされた時刻「T/2」のデ
    ータおよび時刻「T」のデータとを用いて、時刻「3T
    /4」のデータを生成する第1の補間回路と、 前記時刻「T/4」のデータおよび時刻「3T/4」の
    データから当該位置の前記信号の振幅を検出する振幅検
    出回路と、 前記時刻「T/4」の振幅と時刻「3T/4」の振幅と
    の大小関係および差分に基づいて、前記タイミングエラ
    ーの方向および大きさを検出する検出回路と、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生する第2
    の補間回路とを有する復調回路。
  12. 【請求項12】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項11に記載の復調回路。
  13. 【請求項13】信号に含まれる所定のシンボル周期で配
    置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイミ
    ングエラー検出方法において、 前記信号をシンボルレートの2倍以上の周波数でサンプ
    リングし、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    し、 前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイ
    ミングエラーを検出するタイミングエラー検出方法。
  14. 【請求項14】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項13に記載のタイミングエラー検出方法。
  15. 【請求項15】信号に含まれる所定のシンボル周期Tで
    配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイ
    ミングエラー検出方法において、 前記信号をシンボルレートの4倍の周波数でサンプリン
    グし、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    し、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、時刻「T/4」について前記検出
    された振幅と時刻「3T/4」について前記検出された
    振幅との大小関係および差分に基づいて、前記タイミン
    グエラーの方向および大きさを検出するタイミングエラ
    ー検出方法。
  16. 【請求項16】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項15に記載のタイミングエラー検出方法。
  17. 【請求項17】信号に含まれる所定のシンボル周期Tで
    配置されたシンボルのタイミングエラーを検出するタイ
    ミングエラー検出方法において、 前記信号をシンボルレートの2倍の周波数でサンプリン
    グし、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、前記サンプリングされた時刻
    「0」のデータおよび時刻「T/2」のデータとを用い
    て時刻「T/4」のデータを生成し、 前記サンプリングされた時刻「T/2」のデータおよび
    時刻「T」のデータとを用いて、時刻「3T/4」のデ
    ータを生成し、 前記時刻「T/4」のデータおよび時刻「3T/4」の
    データから当該位置の前記信号の振幅を検出し、 前記時刻「T/4」の振幅と時刻「3T/4」の振幅と
    の大小関係および差分に基づいて、前記タイミングエラ
    ーの方向および大きさを検出するタイミングエラー検出
    方法。
  18. 【請求項18】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項17に記載のタイミングエラー検出方法。
  19. 【請求項19】所定のシンボル周期で配置されたシンボ
    ルを含む信号をシンボルレートの2倍以上の周波数でサ
    ンプリングし、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    し、 前記検出された複数の振幅の差分に基づいて、前記タイ
    ミングエラーを検出し、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生し、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行い、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードする復調方法。
  20. 【請求項20】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項19に記載の復調方法。
  21. 【請求項21】所定のシンボル周期で配置されたシンボ
    ルを含む信号をシンボルレートの4倍の周波数でサンプ
    リングし、 前記信号内の前記サンプリングされた位置の振幅を検出
    し、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、時刻「T/4」について前記検出
    された振幅と時刻「3T/4」について前記検出された
    振幅との大小関係および差分に基づいて、前記タイミン
    グエラーの方向および大きさを検出し、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生し、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行い、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードする復調方法。
  22. 【請求項22】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項21に記載の復調方法。
  23. 【請求項23】所定のシンボル周期で配置されたシンボ
    ルを含む信号をシンボルレートの2倍の周波数でサンプ
    リングし、 予め想定されたシンボルが現れる時刻を「0」および
    「T」とした場合に、前記サンプリングされた時刻
    「0」のデータおよび時刻「T/2」のデータとを用い
    て時刻「T/4」のデータを生成し、 前記サンプリングされた時刻「T/2」のデータおよび
    時刻「T」のデータとを用いて、時刻「3T/4」のデ
    ータを生成し、 前記時刻「T/4」のデータおよび時刻「3T/4」の
    データから当該位置の前記信号の振幅を検出し、 前記時刻「T/4」の振幅と時刻「3T/4」の振幅と
    の大小関係および差分に基づいて、前記タイミングエラ
    ーの方向および大きさを検出し、 前記検出されたタイミングエラーに基づいて、前記信号
    に補間処理を行ってシンボルタイミングを再生し、 前記シンボルタイミングが再生された信号のキャリア再
    生を行い、 前記キャリア再生された信号に含まれる前記シンボルを
    デコードする復調方法。
  24. 【請求項24】前記信号は、位相シフト変調された信号
    である請求項23に記載の復調方法。
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