JPH08162529A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08162529A
JPH08162529A JP6297288A JP29728894A JPH08162529A JP H08162529 A JPH08162529 A JP H08162529A JP 6297288 A JP6297288 A JP 6297288A JP 29728894 A JP29728894 A JP 29728894A JP H08162529 A JPH08162529 A JP H08162529A
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JP
Japan
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film
plasma
oxide film
teos
wafer
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JP6297288A
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English (en)
Inventor
Daisuke Kunitomo
大裕 國友
Shigeo Iida
重雄 飯田
Toru Hara
原  徹
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配線の下地が、電気的に異なる多数の領域で構
成される集積回路の場合であっても、配線上の酸化膜表
面に段差が生じにくい半導体装置の製造方法を提供す
る。 【構成】配線6a,6bが形成された第一層間膜5上
に、TEOSを反応ガスとたプラズマCVD法で酸化シ
リコン膜(プラズマTEOS膜)7を形成し、この状態
のウエハに対して水素アニールを施した後に、プラズマ
TEOS膜7の表面を窒素系ガスでプラズマ処理する。
その後で、プラズマTEOS膜7の上に、TEOSとオ
ゾンとの反応を用いてCVD法によりシリコン酸化膜
(O3 −TEOS膜)8を形成する。このようにして形
成されたO3 −TEOS膜8は、下地がゲート3である
配線6a側の膜厚t1 と、下地がドレイン4である配線
6b側の膜厚t2 が等しくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、表面平坦性が必要とされる多層配線
構造の層間絶縁膜を形成する工程の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体集積回路の高密度化
に伴い、配線の微細化および多層化が進んでいるが、こ
のようにして高密度化された回路の信頼性を確保するた
めには、配線により生じる段差を平坦化する技術が重要
なものとなる。そして、このような段差を有するウエハ
上に、平坦な表面形状を有する絶縁膜を形成する方法と
して、有機系シリコン化合物とオゾンとの反応を用いて
気相成長によりシリコン酸化膜を形成する方法があり、
特に、有機系シリコン化合物としてSi(OC2 5
4 (テトラエチルオルソシリケート、略称「TEO
S」)を用いた方法(以下、「O3 −TEOS CVD
法」と略称する。)がその代表的なものである。また、
このTEOSとオゾンとの反応を用いて気相成長により
得られたシリコン酸化膜は「O3 −TEOS膜」と称さ
れている。
【0003】このO3 −TEOS CVD法によれば、
配線間隔が1.0μm以下と非常に狭い場合であって
も、当該配線間を完全に埋め込んで表面平坦性の高い絶
縁膜を配線層上に形成することができる。ところが、こ
の方法には、配線の下地状態によって形成されるシリコ
ン酸化膜の膜厚が異なり、配線下地が電気的に異なる多
数の領域で構成される集積回路では配線上の酸化膜表面
に段差が生じるという問題点がある。
【0004】すなわち、図2に示すように、隣合う配線
6a,6bの下地がそれぞれ、配線6aは、半導体基板
1の表面の素子分離領域に形成されたLOCOS酸化膜
2とその上に形成されたゲート3であり、配線6bは、
半導体基板1の表面の素子領域に形成されたドレイン
(またはソース)4である場合に、その上にO3 −TE
OS CVD法でシリコン酸化膜(O3 −TEOS膜)
8を形成すると、ゲート3上の配線6a側の膜厚t1
ドレイン(またはソース)4上の配線6b側の膜厚t2
より大きくなったり、その逆になったりして、O3 −T
EOS膜8の表面に段差が生じる。
【0005】このようなO3 −TEOS CVD法の問
題点を解決するための方法として、特開平6−6920
0号公報には、配線上に直接O3 −TEOS膜を形成し
ないで、配線が形成された熱酸化膜上にTEOSを反応
ガスとしたプラズマCVD法でプラズマTEOS膜を形
成し、このプラズマTEOS膜上に、さらに、無機系シ
リコン化合物であるモノシランを反応ガスとしたプラズ
マCVD法でプラズマ酸化膜を形成してから、このプラ
ズマ酸化膜上にO3 −TEOS膜を形成する方法が開示
されている。
【0006】また、特開平6−84802号公報には、
プラズマTEOS膜を介さずに配線上に直接O3 −TE
OS膜を形成しながら当該O3 −TEOS膜表面を平坦
にする方法として、CVDチャンバ内に導入するオゾン
の濃度を初めは低い状態にして、配線の凹凸がある酸化
膜上にO3 −TEOS膜を付着しやすくしてから、前記
濃度を連続的に上昇させることにより最終的にO3 −T
EOS膜表面を平坦にする技術が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平6−69200号公報に記載の方法では、プラズマ
TEOS膜とO3 −TEOS膜との間に設けるモノシラ
ンからのプラズマ酸化膜に膜厚のバラツキが生じるた
め、O3 −TEOS膜形成後にエッチバック処理を行わ
なければO3 −TEOS膜表面の平坦性は改善されな
い。また、オゾン濃度が低いと、得られるO3 −TEO
S膜のクラック耐性が低下するため、CVD初期にオゾ
ン濃度を低くする前記特開平6−84802号公報に記
載の方法では、膜強度の点で不具合がある。
【0008】本願各発明は、このような従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、配線下地が電
気的に異なる多数の領域で構成される集積回路の場合で
も、配線上の酸化膜表面に段差が生じにくい半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記目
的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、以下のよう
な知見を得て本願各発明を完成させた。すなわち、O3
−TEOS CVD法によると、TEOSとオゾンとの
反応中間体を経てウエハ上に酸化膜が形成されるが、こ
の反応中間体は疎水性であり、親水性である配線直下の
絶縁膜には付着されにくいため、当該絶縁膜を配線が形
成された後にプラズマTEOS膜で覆うと表面が疎水性
に近いものとなって、当該絶縁膜とO3 −TEOS膜と
の密着性が向上する。また、配線層下地の電気的状態が
部分部分で異なる場合には、O3 −TEOS膜が形成さ
れるウエハ面に窒素系ガスによるプラズマ処理を施すこ
とにより、得られるO3 −TEOS膜の表面に段差が生
じ難くすることができるが、前記プラズマ処理が均一に
なされるためには、当該プラズマ処理がなされる時点で
ウエハに局所的な帯電が生じていない必要がある。そし
て、このようなウエハの局所的な帯電は、水素ガスを含
む雰囲気で熱処理を施すことにより解消される。
【0010】このような知見に基づいて、本願の請求項
1に係る発明は、ウエハに対して水素ガスを含む雰囲気
で熱処理を施し、当該熱処理後のウエハ表面を窒素系ガ
スでプラズマ処理してから、当該ウエハに対して、有機
系シリコン化合物とオゾンとの反応を用いて気相成長に
よりシリコン酸化膜を形成することを特徴とする半導体
装置の製造方法を提供する。
【0011】また、請求項2に係る発明は、配線を有す
るウエハ上に、有機系シリコン化合物を反応ガスとした
プラズマ反応を用いて気相成長によりシリコン酸化膜を
形成するプラズマ酸化膜形成工程と、当該プラズマ酸化
膜形成工程後のウエハに対して、水素ガスを含む雰囲気
で熱処理を施す水素アニール工程と、当該水素アニール
工程後のウエハ表面を窒素系ガスでプラズマ処理する窒
素プラズマ処理工程と、当該窒素プラズマ処理工程後の
ウエハに対して、有機系シリコン化合物とオゾンとの反
応を用いて気相成長によりシリコン酸化膜を形成するオ
ゾン酸化膜形成工程とを含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法を提供する。
【0012】前記請求項1および2における有機系シリ
コン化合物としては、請求項3に示すように、Si(O
2 5 4 (テトラエチルオルソシリケート)がその
代表として挙げられ、それ以外にも、前記オゾン酸化膜
形成工程に使用される有機系シリコン化合物として公知
であるSi2 6 18O(ヘキサメチルジシロキサン、
略称「HMDS」)、Si4 8 244 (オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、略称「OMCTS」)等を
用いることができる。
【0013】前記請求項1〜3におけるプラズマ処理の
窒素系ガスとしては、請求項4または5に示すように、
2 ガスまたはNH3 ガスが挙げられる。
【0014】
【作用】請求項1に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、表面が窒素系ガスでプラズマ処理されるウエハに対
して、事前に水素ガスを含む雰囲気で熱処理が施される
ことにより、当該ウエハに局所的な帯電が生じている場
合でもこれが解消されるため、プラズマ処理がなされる
時点ではウエハに局所的な帯電が生じていない。これに
より、前記プラズマ処理がウエハ表面に対して均一にな
されるため、当該プラズマ処理後のウエハに対して、有
機系シリコン化合物とオゾンとの反応を用いて気相成長
によりシリコン酸化膜を形成すると、当該ウエハの下地
が電気的に異なる複数の部分で構成されていても、当該
シリコン酸化膜の表面に段差が生じ難くなる。
【0015】請求項2に係る半導体装置の製造方法によ
れば、プラズマ酸化膜形成工程において、配線が形成さ
れたウエハ表面がTEOS等の有機系シリコン化合物に
よるプラズマ酸化膜で覆われるため、通常、親水性の絶
縁膜面となっている前記ウエハ表面に対する、後に形成
されるオゾン酸化膜の密着性が向上する。また、このプ
ラズマ酸化膜形成工程後のウエハに対して、前記水素ア
ニール工程において水素ガスを含む雰囲気で熱処理が施
されることにより、当該ウエハに局所的な帯電が生じて
いる場合でもこれが解消される。そのため、前記窒素プ
ラズマ処理工程において、ウエハに局所的な帯電が生じ
ていない状態で窒素系ガスによるプラズマ処理がなされ
る。これにより、前記プラズマ処理がウエハ表面に対し
て均一になされるため、当該プラズマ処理後のウエハに
対して、前記オゾン酸化膜形成工程において、有機系シ
リコン化合物とオゾンとの反応を用いて気相成長により
シリコン酸化膜を形成すると、当該ウエハの下地が電気
的に異なる複数の部分で構成されていても、当該シリコ
ン酸化膜(すなわち配線上の酸化膜)の表面に段差が生
じ難くなる。
【0016】
【実施例】以下、本願各発明に係る方法の実施例につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本願各発明に係
る方法の一実施例を工程順に説明するための半導体装置
の縦断面図である。先ず、図1(a)に示すように、半
導体基板1の表面の素子分離領域に局所的にLOCOS
酸化膜2を3000〜5000Åの膜厚で形成し、この
上にゲート3を3000〜5000Åの膜厚で形成し、
素子領域に所定のソースおよびドレイン4(この図では
いずれか一方のみ示しており、ここでは4をドレインと
する。)を形成してから、これらの上に絶縁用の第一層
間膜5としてNSG膜またはBPSG膜を5000〜1
0000Åの膜厚で形成し、この第一層間膜5のゲート
3とドレイン4の直上に、これらと配線6a,6bとを
それぞれ接続するコンタクトホール51,52を、通常
のフォトリソ工程・エッチング工程により形成する。そ
して、この第一層間膜5の上に、アルミニウム等の金属
またはポリシリコンからなる配線6a,6bを、通常の
薄膜形成工程・フォトリソ工程・エッチング工程によ
り、5000〜10000Åの膜厚で形成する。
【0017】次に、図1(b)に示すように、配線6
a,6bが形成された第一層間膜5の上に、プラズマC
VD装置により、例えば、基板温度400℃、圧力3.
5torr、発振周波数13.56MHz、印加高周波
電力800Wの条件で、TEOSガス(流量800sc
cm)と酸素ガス(流量600sccm)を用いてシリ
コン酸化膜(プラズマTEOS膜)7を気相成長させる
(請求項2のプラズマ酸化膜形成工程)。
【0018】このようにして、プラズマTEOS膜7が
例えば1000Åの膜厚で形成されたウエハを、水素ガ
スが100sccmおよび窒素ガスが900sccmの
流量で導入され、内部が400℃に保持されたチャンバ
内に15分以上120分以内の時間だけ置くことによ
り、水素アニール処理を施す(請求項2の水素アニール
工程)。
【0019】この水素アニール処理後に、ウエハをプラ
ズマ処理用のチャンバに入れ、例えば、雰囲気温度36
0℃、圧力6torr、発振周波数13.56Hz、印
加高周波電力400W、窒素ガス流量840sccm、
NH3 ガス流量40sccmの条件で、プラズマTEO
S膜7の表面に対して、窒素系ガスによるプラズマ処理
を施す(請求項2の窒素プラズマ処理工程)。
【0020】次に、図1(c)に示すように、プラズマ
処理後のプラズマTEOS膜7の上に、例えば、基板温
度400℃、圧力760torr、TEOSガス流量1
700sccm、酸素流量7500sccm、オゾン濃
度80g/m3 の条件で、TEOSとオゾンとを反応さ
せ、気相成長によりシリコン酸化膜(O3 −TEOS
膜)8を、例えば5000Åの膜厚で形成する(請求項
2のオゾン酸化膜形成工程)。
【0021】このようにして得られたウエハは、配線6
a,6bと第一層間膜5の表面がプラズマTEOS膜7
で覆われるため、親水性の第一層間膜5に対するO3
TEOS膜8の密着性が向上する。また、プラズマTE
OS膜7が形成された後のウエハに対して、前述のよう
に水素アニール処理が施されることにより、隣合う一方
の配線6aの下地がゲート3であって、他方の配線6b
の下地がドレイン(またはソース)4であることに伴っ
て、プラズマTEOS膜7に局所的な帯電が生じていて
もこれが解消される。したがって、プラズマTEOS膜
7に局所的な帯電が生じていない状態で、前述の窒素系
ガスによるプラズマ処理がなされるため、このプラズマ
処理がプラズマTEOS膜7の表面に対して均一になさ
れる。
【0022】これにより、プラズマTEOS膜7の上に
前述のようにして形成されたO3 −TEOS膜8は、下
地がゲート3である配線6a側の膜厚t1 と、下地がド
レイン(またはソース)4である配線6bの膜厚t2
がほぼ等しくなるため、配線6a,6b上の酸化膜であ
るO3 −TEOS膜8の表面に、段差が生じ難くなる。
【0023】具体的に、O3 −TEOS膜8の膜厚は、
前述のように水素アニール処理がなされた場合には、配
線6a側(t1 )と配線6b側(t2 )とでほぼ等しく
(例えば5000Åに)なったが、水素アニール処理を
行わない以外はすべて同じ条件で行った場合には、配線
6a側(t1 )が5000Åで、配線6b側(t2 )が
3500Åとなり、O3 −TEOS膜8の表面に段差が
生じた。
【0024】なお、前記実施例では、有機系シリコン化
合物としてTEOSを用いた場合について説明したが、
Si2 6 18O(ヘキサメチルジシロキサン、略称
「HMDS」)やSi4 8 244 (オクタメチルシ
クロテトラシロキサン、略称「OMCTS」)等の場合
にも、同様の効果が得られる。その場合には、プラズマ
酸化膜形成工程とオゾン酸化膜形成工程とで同じ有機系
シリコン化合物を用いることが好ましい。また、前記実
施例では、窒素プラズマ処理工程において窒素ガスとア
ンモニア(NH3 )ガスとの混合ガスを用いているが、
窒素ガスのみを用いても同様の効果が得られる。また、
前記実施例の水素アニール工程においては、チャンバ内
に供給するガスの10%を水素ガスとして、水素10%
の雰囲気でアニール処理を行っているが、当該水素雰囲
気における好ましい水素濃度は3〜10%である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1〜
5に係る半導体装置の製造方法によれば、下地が電気的
に異なる複数の部分で構成されているウエハの上に、表
面平坦性に優れたシリコン酸化膜を形成することが可能
となるため、当該シリコン酸化膜を多層配線構造の層間
絶縁膜に適用することにより、回路の信頼性が高い高密
度集積回路を得ることができる。
【0026】また、特に、請求項2に係る半導体装置の
製造方法によれば、前記プラズマ酸化膜の存在により、
配線が形成されたウエハ表面に対する前記オゾン酸化膜
の密着性が向上するため、前記効果に加えて、耐久性に
優れた高密度集積回路を得ることができるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各発明に係る方法の一実施例を工程順に説
明するための半導体装置の縦断面図であり、(a)は、
ウエハに対する配線形成までの工程を示し、(b)は、
プラズマ酸化膜の形成工程からオゾン酸化膜の形成前ま
での工程を示し、(c)は、各種処理が施されたプラズ
マ酸化膜に対するオゾン酸化膜の形成工程を示すもので
ある。
【図2】従来の方法の問題点を説明するための半導体装
置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 LOCOS酸化膜 3 ゲート 4 ドレイン 5 第一層間膜 6a,6b 配線 7 プラズマTEOS膜(プラズマ酸化膜) 8 O3 −TEOS膜(オゾン酸化膜)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハに対して水素ガスを含む雰囲気で
    熱処理を施し、当該熱処理後のウエハ表面を窒素系ガス
    でプラズマ処理してから、当該ウエハに対して、有機系
    シリコン化合物とオゾンとの反応を用いて気相成長によ
    りシリコン酸化膜を形成することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 配線が形成されたウエハ上に、有機系シ
    リコン化合物を反応ガスとしたプラズマ反応を用いて気
    相成長によりシリコン酸化膜を形成するプラズマ酸化膜
    形成工程と、当該プラズマ酸化膜形成工程後のウエハに
    対して、水素ガスを含む雰囲気で熱処理を施す水素アニ
    ール工程と、当該水素アニール工程後のウエハ表面を窒
    素系ガスでプラズマ処理する窒素プラズマ処理工程と、
    当該窒素プラズマ処理工程後のウエハに対して、有機系
    シリコン化合物とオゾンとの反応を用いて気相成長によ
    りシリコン酸化膜を形成するオゾン酸化膜形成工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記有機系シリコン化合物はSi(OC
    2 5 4 であることを特徴とする請求項1または2記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記プラズマ処理の窒素系ガスはN2
    スであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記プラズマ処理の窒素系ガスはNH3
    ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100334986B1 (ko) * 1999-06-29 2002-05-03 니시가키 코지 반도체 장치에서의 다층 배선구조 및 그 제조방법
US8951902B2 (en) 2000-04-28 2015-02-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Methods of removing contaminant impurities during the manufacture of a thin film transistor by applying water in which ozone is dissolved

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