JPH08161530A - アイコン作成方法及び動画用のコマ作成方法 - Google Patents

アイコン作成方法及び動画用のコマ作成方法

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JPH08161530A
JPH08161530A JP6305920A JP30592094A JPH08161530A JP H08161530 A JPH08161530 A JP H08161530A JP 6305920 A JP6305920 A JP 6305920A JP 30592094 A JP30592094 A JP 30592094A JP H08161530 A JPH08161530 A JP H08161530A
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Masaya Katsumata
政也 勝俣
Hiroshi Hirayama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】三次元画像の形状を正確に表現したアイコン又
は動画用のコマを作成する方法を提供すること。 【構成】物体の三次元画像データがそれぞれ保存された
複数の画像ファイルから任意の三次元画像データを選択
させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎に表示す
るアイコンを作成するアイコン作成方法である。三次元
画像データから少なくとも輪郭情報を抽出し、その輪郭
情報から同物体の立体形状が現れた二次元画像を求め、
その二次元画像をメニュー画面に合わせて拡大又は縮小
することによりアイコンを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のスライス画像又
は3次元ベクトルデータ等からなる三次元画像データか
らアイコンを作成するアイコン作成方法、及び三次元画
像データからアニメーション用のコマを作成するコマ作
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ上において複数のデータフ
ァイルから任意のファイルを選択する手段としてグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を利用す
ることができる。一般のGUIは、コンピュータの画面
上にアイコンを表示し、その画面上でクリックされたア
イコンに対応するデータファイルを読出して所定の作業
を行えるようにする。アイコンは対応するデータファイ
ルの内容を二次元画像で観念的に表現したものであり、
このアイコンの視認性によっては作業性能を左右するこ
とにもなる。
【0003】ところで、走査型顕微鏡を使用して厚みの
ある標本のスライス像を次々と取り込んでいき、それら
スライス像を積み重ねて三次元画像を形成する技術が考
えられている。複数のスライス像からなる三次元画像デ
ータを、標本毎に画像ファイルを作成して格納しておく
ことにより、後から必要な時に読出して利用することが
できる。このような場合も各標本単位でアイコンを作成
しておき、画像ファイルを選択するためのメニュー画面
を作成しておけば、GUIを介して容易に所望の標本の
三次元画像データを読み出すことができる。
【0004】また、医療の分野では、走査型顕微鏡を使
用して立体標本等の三次元画像データを取得し、その三
次元画像を表示部に表示させると共に標本評価のため画
像を左右斜めに振らせるいわゆるアニメーションを行っ
ている。
【0005】かかるアニメーションでは、三次元画像デ
ータを構成する複数のスライス像から複数の動画用のコ
マを作り、このコマを連続的に画面上に表示させること
により標本像を角度を変えて見えるようにしている。
【0006】図18(a)〜(c)はアニメーションの
コマ作成方法を示している。同図(a)に示すように、
複数のスライス像からなる三次元画像データ1の隣接す
るスライス像を(−)Y軸方向に順次数画素づつずら
し、移動後の全スライス像から各(x,y)座標におけ
るZ軸方向の最大値をXY平面上に投影して1つのコマ
(二次元画像)を作成する。同様に(−)Y軸方向への
画素のずらし量を変化させて複数のコマを作成する。ま
た、図18(b)に示すように、三次元画像データ1の
スライス像から(x,y)座標におけるZ軸方向の最大
値をXY平面上に投影して1つのコマ(二次元画像)を
作成する。さらに、図18(c)に示すように、三次元
画像データ1の隣接するスライス画像を(+)Y軸方向
に順次数画素づつずらし、移動後の全スライス画像から
各(x,y)座標におけるZ軸方向の最大値をXY平面
上に投影して1つのコマ(二次元画像)を作成し、同様
に(+)Y軸方向への画素のずらし量を変化させて複数
のコマを作成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、種々の
形状をなす標本の三次元画像のデータファイル等のよう
に同一概念で括られる複数のデータファイルが存在する
場合、標本の全体像を正確に表したアイコンでなけれ
ば、所望のデータファイルを選択することが困難にな
る。
【0008】また、上述した図18に示す方法で作成し
たコマを使ってアニメーションを実施すると、動画のコ
マに視点と反対側の形状までワイヤフレームとなって現
れてしまうため図19に示すように立体形状の判別が困
難な画像となる。また、コマの中にノイズが最大値とし
て残ってしまう可能性がある。そのため、アニメーショ
ンを使って行う標本の評価が難しいといった欠点があっ
た。
【0009】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、画像データファイルに格納されている三次
元画像を正確に表現したアイコンを容易に作成すること
ができ画像データファイルを適格に認識できるアイコン
作成方法を提供することを目的とする。
【0010】本発明は、非常に視認性に優れていて標本
の評価等に好適な三次元画像のアニメーションを実現で
きる動画用コマを作成するコマ作成方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、物体の三次元画像データが保存された
1つ又は複数の画像ファイルから任意の三次元画像デー
タを選択させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎
に表示するアイコンを作成するアイコン作成方法におい
て、前記三次元画像データから同物体の少なくとも輪郭
情報を抽出し、その輪郭情報から同物体の立体形状が現
れた二次元画像を求め、その二次元画像を前記メニュー
画面に合わせて拡大又は縮小することによりアイコンを
作成する。
【0012】請求項2に対応する本発明は、複数のスラ
イス像から構成される三次元画像データが保存された1
つ又は複数の画像ファイルから任意の画像ファイルを選
択させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎に表示
するアイコンを作成するアイコン作成方法において、ス
ライス像を積み重ねてなる三次元画像データからスライ
ス像を積重ね方向の一端部より取り出し、その取り出さ
れたスライス像の各座標の画素値と予め設定したしきい
値とを比較して各座標をしきい値よりも大きい画素値で
更新し、最後に取り出されたスライス像について前記比
較が終了した時に各座標に設定されている画素値からな
る二次元画像を前記メニュー画面に合わせて拡大又は縮
小することによりアイコンを作成する。
【0013】請求項3に対応する本発明は、複数のスラ
イス像から構成される三次元画像データが保存された1
つ又は複数の画像ファイルから任意の画像ファイルを選
択させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎に表示
するアイコンを作成するアイコン作成方法において、三
次元画像データからスライス像を取り出し、最初に取り
出されたスライス像の画素値をデータ保持部に記憶し、
2番目以降に取り出される各スライス像の各画素値を前
記データ保持部にその時保持されている対応する座標の
画素値と比較して保持されていた画素値よりも大きい場
合にその座標の画素値を更新し、最後に取り出されたス
ライス像について前記比較が終了した時に前記データ保
持部に保持されている画素値からなる二次元画像を前記
メニュー画面に合わせて拡大又は縮小することによりア
イコンを作成する。
【0014】請求項4に対応する本発明は、三次元画像
データから取り出したスライス像の各画素値に、視点か
ら各スライス像までの距離に応じた大きさの係数を掛け
る処理を行う。
【0015】請求項5に対応する本発明は、物体の三次
元画像データが保存された1つ又は複数の画像ファイル
から任意の画像ファイルを選択させるメニュー画面上に
各三次元画像データ毎に表示するアイコンを作成するア
イコン作成方法において、前記三次元画像データをボリ
ュームレンダリングにより同三次元画像の面,エッジ等
の外形情報を抽出し、その外形情報から三次元画像の立
体形状が現れた二次元画像を求め、その二次元画像を前
記メニュー画面に合わせて拡大又は縮小することにより
アイコンを作成する。
【0016】請求項6に対応する本発明は、複数枚のス
ライス像で構成される三次元画像データから動画用のコ
マを作成するコマ作成方法において、スライス像を積み
重ねてなる三次元画像データからスライス像を積重ね方
向の一端部より取り出し、その取り出されたスライス像
の各座標の画素値と予め設定したしきい値とを比較して
各座標をしきい値よりも大きい画素値で更新し、最後に
取り出されたスライス像について前記比較が終了した時
に各座標に設定されている画素値からなる二次元画像を
動画の1つのコマとする。
【0017】請求項7に対応する本発明は、三次元画像
データから順番に取り出されるスライス像の座標値を、
スライス像毎に順次スライス像の取出し順位に応じた画
素数だけ所定方向へずらした後に前記比較を行ってコマ
を作成し、画素ずらし量及びずらし方向を異ならせて一
連の動きを表現する複数のコマを作成する。
【0018】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、三次元画像データの少なくとも輪郭情報から
同物体の立体形状が現れた二次元画像が求められ、二次
元画像がメニュー画面に合わせて拡大又は縮小されてア
イコンとしてメニュー画面に登録される。
【0019】従って、アイコンは対応する三次元画像の
外形をそのまま正確に表現した画像となり、三次元画像
データの選択が簡単かつ正確になる。請求項2に対応す
る本発明によれば、スライス像を積み重ねてなる三次元
画像データからスライス像を積重ね方向の一端部より1
枚又は複数枚おきに取り出され、スライス像の画素値と
しきい値とが比較される。そして、しきい値よりも大き
い画素値で座標が更新される。全スライス像についてし
きい値との比較が終了した時に記憶されている画素値か
らなる二次元画像がアイコンとなる。
【0020】従って、スライス像を積重ね方向の一端部
から順にしきい値と比較していくので、三次元画像を積
重ね方向(最後に取り込まれたスライス像側)からみた
形状が表現された二次元画像をアイコンとして用いるこ
とができる。
【0021】請求項3に対応する本発明によれば、三次
元画像データからスライス像が1枚又は複数枚おきに取
り出される。最初に取り出されたスライス像の画素値が
データ保持部に記憶される。2番目以降に取り出される
各スライス像の各画素値はデータ保持部にその時保持さ
れている対応する座標の画素値と比較される。そして、
保持されていた画素値よりも今回取り込んだ画素値が大
きい場合にその座標の画素値が更新される。最後に取り
出されたスライス像について比較が終了した時にデータ
保持部に保持されている画素値からなる二次元画像がア
イコンとなる。
【0022】請求項4に対応する本発明によれば、スラ
イス像の各画素値に視点から各スライス像までの距離に
応じた大きさの係数が掛けられる。このようなスライス
像を使って上記した請求項2又は請求項3の手法で二次
元画像を作成すれば係数によって明暗付けされた立体的
な奥行きのあるアイコンとなる。
【0023】請求項5に対応する本発明によれば、三次
元画像の面,エッジ等の外形が、ボリュームレンダリン
グにより認識され、その認識された外形情報から三次元
画像の立体形状が現れた二次元画像が求められる。
【0024】請求項6に対応する本発明によれば、スラ
イス像を積み重ねてなる三次元画像データからスライス
像を積重ね方向の一端部より1枚又は複数枚おきに取り
出されて、各座標の画素値と予め設定したしきい値とが
比較される。各座標の画素値はしきい値よりも大きい画
素値で更新され、最後に取り出されたスライス像につい
て比較が終了した時に各座標に設定されている画素値か
らなる二次元画像が動画の1つのコマとなる。従って、
手前のスライス像で隠される後側のスライス像のワイヤ
フレームが表示されず、しかもノイズが除去されたコマ
を作成することができる。請求項7に対応する本発明に
よれば、視認性に優れた複数のコマを連続して表示させ
てアニメーションを行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、アイコン作成機能を備えた画像表示システムの概
略構成を示す図である。同図において、符号10はパー
ソナルコンピュータ等で構成される制御部である。制御
部10は、複数の画像ファイルに格納されている三次元
画像を選択するためのメニュー画面に表示するアイコン
を作成する機能を備えている。前記画像ファイルに格納
すべき三次元画像データは画像取込部11から取込まれ
る。画像取込部11は、立体的な標本を図3等に示すよ
うな複数枚の二次元のスライス像の状態で取込む走査型
顕微鏡,CTスキャン装置等で構成される。制御部10
がスライス像から構成された三次元画像データを記憶装
置12に標本ごとに画像ファイルの状態で保存する。
【0026】一方、制御部10に対するオペレータの指
令はキーボード13及びマウス15から入力する。画像
ファイルを選択するためのアイコン画面を表示部14に
表示し任意のアイコンをマウス15でクリックすれば、
その選択されたアイコンに対応した画像ファイルを表示
部14に表示し、又はフィルタ処理等の画像処理を実施
するように構成されている。
【0027】本実施例では、三次元画像を選択するメニ
ュー画面に表示されるアイコンは、全て対応する三次元
画像の外観形状を正確に表現した形となっている。以
下、アイコンの作成方法について詳しく説明する。
【0028】図2は三次元画像データからアイコンを作
成するまでの概略的な作業工程を示しており、図5は具
体的なアイコン作成処理の手順を示している。今、図3
に示す玉子形をなす物体の三次元画像データを、画像取
込部11から制御部10に対して入力する画像取込処理
が行われたとする(ステップS1)。この画像取込処理
が実施されると、表示部14に当該三次元画像データに
対するアイコンを作成するか否か問い合わせメッセージ
を出力する(ステップS2)。既に、同物体に対してア
イコンが作成されている場合等、アイコンを作成する必
要がない場合はキーボード13から不作成の指示が入力
されることになる。不作成指示が入力された場合はアイ
コン作成処理を終了する。
【0029】一方、ステップS2においてアイコン作成
の指示が入力されたと判断すれば、三次元画像データか
らスライス像(二次元画像)を1枚入力する(ステップ
S3)。三次元画像データからアイコンを作成する場
合、全てのスライス像を使用するとは限らない。スライ
ス像の枚数が多い場合は間引くことができる。スライス
像を選択的に使用する場合は、予め選択条件を設定して
おき、選択条件に基づいてそのスライス像が必要かどう
か判断する(ステップS4)。また、使用するスライス
像を任意に選択できるように、使用有無の判断をオペレ
ータが入力するようにしても良い。
【0030】次に、アイコンを作成するため取込んだス
ライス像に前処理が必要か否か判断する(ステップS
5)。前処理が必要な場合は所定の前処理ルーチンを準
備しておき、ステップS4で選択されたスライス像に対
して前処理ルーチンで必要な処理を加える(ステップS
6)。
【0031】ここで、ステップS6での前処理の一例と
して明暗処理が考えられる。処理を行っているスライス
像をn枚目(n=0,1,2…)とするとき、下式で定
義される係数kを現在処理しているスライス像の全ての
画素に掛け合わせる。 k=L/{(D+d・n)・(D+d・n)} なお、Dは使用者から使用者に最も近いスライス像まで
の距離、dは隣接するスライス像間の距離、Lは明るさ
を決める定数(例えばL=D)である。このように係数
kをスライス像の位置に応じて変化させることにより、
これらスライス像で作成したアイコンに画像の明るさで
奥行きを出すことができる。
【0032】次に、ステップS4で選択されたスライス
像(ステップS5で前処理が加えられたものは前処理後
のスライス像)を使ってアイコンの作成に必要な処理
(後述する最大値重ね合わせ、サーフェスモデル化等)
を実行する(ステップS7)。作成途中の二次元画像は
一時的に記憶装置12に記憶される。
【0033】ここで、ステップS7の処理内容として最
大値重ね合わせ処理を選択した場合について説明する。
最初に取込まれた1枚目のスライス像はXY平面におけ
る各画素値がそのまま記憶装置11に記憶される。次
に、2枚目のスライス像が取込まれたならば、2枚目の
スライス像の各座標(x,y)における各画素値と1枚
目のスライス像の各画素値とを同じ(x,y)座標どう
しで比較し、値の大きい画素値でその(x,y)座標の
画素値を更新する。3枚目のスライス像が取込まれたな
らば、3枚目のスライス像の各座標(x,y)における
各画素値と現在記憶装置11に記憶されている各画素値
とを同一の(x,y)座標で比較し、値の大きい画素値
でその(x,y)座標を更新する。同様にして、画素値
の比較及び画素値の更新を繰り返すことにより、最終的
には記憶装置11に図4に示すような等高線状の二次元
画像が記憶される。すなわち、物体を真上から見ること
により認識される立体形状を正確に表現した二次元画像
が形成されたことになる。また、上記ステップS5で係
数kを掛け合わせる前処理が加えられている場合は、明
暗により立体的な奥行きのある二次元画像が形成される
ことになる。
【0034】ステップS7の処理が終了したら(ステッ
プS8)、その処理結果の二次元画像をアイコンによる
選択画面に登録される他のアイコンの寸法に合わせるた
め必要な大きさに拡大/縮小する(ステップS9)。そ
して、適当な大きさに調整した二次元画像をアイコンに
よる選択画面の中に登録する(ステップS10)。この
ようにして図3に示すような三次元画像データから図4
に示す二次元状のアイコンが作成されたことになる。
【0035】次に、ステップS7の処理内容としてサー
フェスモデルを選択した場合について説明する。図6に
示す三次元画像データから図7に示すサーフェスモデル
を作成する場合は、図8に示すフローチャートに基づい
た処理を実行する。即ち、三次元画像データを構成して
いる複数のスライス像Mを、最後尾のスライス像M
(1)から上側に向けて順に取込む(ステップT1)。
なお、スライス像の取込みは前述した図5のステップS
3に対応する。
【0036】ステップT1で取込んだスライス像M
(1)の最初の画素値P1(1,1)を入力する(ステ
ップT2)。ノイズ成分を除去等するため予め設定して
おいたしきい値と画素値P1とを比較し(ステップT
3)、画素値P1がしきい値よりも大きい場合には当該
XY座標(1,1)を画素値P1で更新する(ステップ
T4)。次に、スライス像M(1)において比較すべき
画素位置を1画素シフトして(ステップT6)、画素値
P1から1画素ずれた画素値P2を読み込み、上記ステ
ップT3〜T5の処理を繰り返す。
【0037】スライス像M(1)における全ての画素値
をしきい値と比較したと判断したならば(ステップT
6)、スライス像M(n)よりも一つ上のスライス像M
(2)を入力し(ステップT7)、そのスライス像M
(2)について上記ステップT2〜T6の処理を繰り返
し実行する。
【0038】ステップT8の処理において全てのスライ
ス像M(1)〜M(n)について処理が完了したと判断
したときには、図7に示すように、ノイズが除去され、
かつ物体の稜線が現れた二次元画像が記憶装置12に記
憶されたことになる。以降は図5のステップS9,ステ
ップS10と同様の処理によりアイコン画面上に登録さ
れる。
【0039】なお、図3,図6に示す三次元画像データ
をXY平面のスライス像ではなく、XZ平面又はYZ平
面のスライス像となるようにアドレス指定して読出し、
図5に示す処理によりアイコンを作成することもでき
る。
【0040】次に、ボリュームレンダリングにより、図
9に示す三次元画像データから図10に示す二次元画像
(アイコン)を作成する場合について説明する。この場
合は、図5におけるステップS3〜S10までの処理
が、図11に示すステップQ1〜ステップQ4の処理に
置き換えられる。
【0041】先ず、図9に示す三次元画像データを構成
しているスライス像を補完処理し(ステップQ1)、そ
のスライス像データ及び補完データを使ってボリューム
レンダリングする(ステップQ2)。このボリュームレ
ンダリングにより三次元画像の全ての面やエッジ等を認
識する。
【0042】次に、使用者から視点及び光源の位置座標
が指定されると、予め定められている基準点から視点ま
での移動量に応じて三次元画像全体を座標変換する。ま
た、指定された光源位置と座標変換後の三次元画像の各
面との関係から各面の明るさを決定し、図10に示すよ
うに各面で明るさの差を付ける処理を行う(ステップQ
3)。そして、ステップQ3の処理により座標変換及び
面毎の明暗付けされた二次元画像からアイコンを作成す
る(ステップQ4)。
【0043】図12は、以上のようにして作成された種
々のアイコンから構成されるメニュー選択画面を示して
いる。記憶装置12にはメニュー選択画面に登録されて
いる各アイコンに対応して図13(a)又は同図(b)
に示すような状態で三次元画像データが保存されてい
る。図13(a)の例ではアイコンと三次元画像データ
とが同一ファイル上に保存されるが、同図(b)の例で
はアイコンと三次元画像データとが別ファイル上に保存
される。
【0044】観察者は、記憶装置12に保存している全
ての三次元画像データ又は必要な三次元画像データにつ
いて上述したいずれかの方法にてアイコンを作成し図1
2に示すメニュー選択画面に登録しておく。そして、過
去に保存したデータや他から複写してきたデータを記憶
装置11から呼び出す場合は、表示部14上に図12に
示すメニュー選択画面表示し、読出すべきデータのアイ
コンをマウス15でクリックする。同図には「sampl1.b
mp」を選択した場合が示されている。そのクリックされ
たアイコンとリンクされている三次元画像データが選択
される。そして、次のオペレーションで画像表示、フィ
ルタ処理等の指示がなされると、その指示された処理を
選択されている三次元像データに対して実施する。
【0045】このように本実施例によれば、それぞれ三
次元画像データが保存されている複数の画像ファイルの
中から1つの画像ファイルを選択するメニュー選択画面
に、三次元画像データを構成する複数のスライス像を合
成して作成したアイコンを表示するようにしたので、ア
イコンで三次元画像の外観形状を正確に表現することが
でき、アイコンから三次元画像の全体像を正確かつ容易
に把握できることからメニュー選択画面上において必要
なデータを容易に選択することができる。
【0046】本実施例によれば、三次元画像を構成する
複数のスライス像を順次比較して、各座標(x,y)に
おける最大値からアイコンを作成するようにしたので、
三次元画像の立体形状が正確に表現されたアイコンを作
成することができる。
【0047】本実施例によれば、三次元画像を構成する
複数のスライス像について、一番下のスライス像から順
に各座標(x,y)の画素値としきい値とを比較し、各
座標(x,y)の画素値をしきい値を越える画素値で順
次更新してアイコンを作成するようにしたので、三次元
画像の稜線が正確に現れると共にノイズの除去されたサ
ーフェスモデルをアイコンとして作成することができ
る。
【0048】本実施例によれば、最大値重ね合わせ処理
又はサーフェスモデル化を実施する前に前処理としてス
ライス像の各画素に上式にて決定される係数kを掛ける
ようにしたので、明暗により奥行きのあるアイコン画像
を作成できる。
【0049】本実施例によれば、三次元画像を構成する
複数のスライス像からボリュームレンダリングにより三
次元画像の面,エッジを認識し、視点及び光源の位置の
指示に応じて三次元画像を座標変換する機能を持たせた
ので、非常に視認性に優れたアイコンを作成することが
できる。
【0050】なお、以上の説明では三次元画像データと
してスライス像の集合した画像データを例に説明した
が、本発明はこのようなデータ構造のものに限らず他の
三次元画像データ、例えばCADシステム等で扱われる
三次元方向の情報を持ったベクトル形式の画像データに
も適用できる。
【0051】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図14には、第2実施例に係る走査型顕微鏡システ
ムの概略的な構成が示されている。同図における符号2
0は、パーソナルコンピュータ等で構成される制御部で
ある。制御部20は、三次元画像データから動画用のコ
マを作成してアニメーション表示を行う簡易アニメーシ
ョン機能を備えている。簡易アニメーションを行う三次
元画像データは走査型顕微鏡21から取込まれる。走査
型顕微鏡21は走査型顕微鏡制御部22から動作を制御
されることにより標本のスライス像を取得することがで
きるように構成されている。制御部20がスライス像か
ら構成された三次元画像データを記憶装置23に保存す
る。
【0052】一方、制御部20に対するオペレータの指
示はキーボード24またはマウス26からから入力す
る。制御部20には三次元画像データのアニメーション
表示を行うための表示部25やGUIを介して制御部2
0にオペレータの指示を入力するためのマウス26等が
接続されている。表示部25に表示したメニュー選択画
面でアニメーション表示の項目をマウス26でクリック
すれば、後述するコマ作成ループが起動され三次元画像
からコマを作成しアニメーションを行うようになってい
る。
【0053】次に、三次元画像データから動画のコマを
作成してアニメーション表示するまでの具体的な処理内
容について説明する。走査型顕微鏡は、立体標本の三次
元画像データを複数枚のスライス像の状態で取り込むこ
とのできる装置として一般に知られている。走査型顕微
鏡21が、走査型顕微鏡制御部22の制御の下に標本を
走査して複数のスライス像からなる三次元画像データを
取得すると制御部20を介して記憶装置23に保存され
る。例えば、図15(a)に示すスライス像群からなる
三次元画像データが保存されたものとする。
【0054】ここで、制御部20に対してアニメーショ
ン表示の指示が入力されていれば、図16に示すフロー
チャートに基づいた処理が実行される。すなわち、最後
尾にあるスライス像M(1)を記憶装置23から読み込
む(ステップS1)。
【0055】次に、入力したスライス像Mの画素ずらし
量を計算する(ステップS2)。ステップS2における
処理では、コマ番号に基づいて画素ずらし方向及び画素
ずらしピッチを決定する。例えば、7つのコマを作成す
るのであれば、コマ番号1はY軸方向に−3画素、コマ
番号2はY軸方向に−2画素、コマ番号3はY軸方向に
−1画素、コマ番号4はY軸方向に0画素、コマ番号5
はY軸方向に1画素、コマ番号6はY軸方向に2画素、
コマ番号7はY軸方向に3画素ずらす。最初に作成する
コマの番号をコマ番号1として、以後順番にコマ番号を
インクリメントする。
【0056】また、同一コマ番号では、スライス像の番
号mに基づいて画素ずらし量を決定する。画素ずらし量
は、スライス像番号m×画素ずらしピッチで定められ
る。なお、番号mは最後尾のスライス像をm=0として
スライス像の入力に伴い順次インクリメントする。同一
コマ番号では画素ずらしピッチ及び方向が変化しないの
は上記した通りである。
【0057】次に、ステップS2の処理により画素ずら
し処理されたスライス像の画素値Pを読み込む(ステッ
プS3)。最初は、スライス像の1行1列に相当する座
標(1,1)の画素値P1を読み込み、予め設定されて
いるしきい値Tと比較する(ステップS4)。画素値P
1がしきい値Tよりも大きい場合には当該座標(1,
1)を画素値P1で更新する(ステップS5)。
【0058】次に、スライス像Mにおいて比較すべき画
素位置を1画素シフトして(ステップS6)、画素値P
1から1画素ずれた画素値P2を読み込み、上記ステッ
プS4〜S6の処理を繰り返す。
【0059】ステップS2で画素ずらし処理したスライ
ス像Mにおける全ての画素値をしきい値Tと比較したと
判断したならば(ステップS7)、スライス像M(1)
よりも一つ上のスライス像M(2)を入力する(ステッ
プS8)。次に、ステップS2の処理に移行して、スラ
イス像M(2)の各画素の座標を上記同様にシフトさせ
る。この画素ずらしされたスライス像M(2)について
ステップS3〜ステップS7の処理を実行する。そし
て、ステップS9の処理で最上段にあるスライス像M
(n)について上記ステップS2〜S7の処理が終了し
たと判断したならば、その時に各座標値に登録されてい
る画素値からなる二次元画像データを記憶装置23に記
憶する。
【0060】例えば、図15(a)に示す三次元画像デ
ータでコマ番号=4の場合には、同図(b)に示す二次
元画像データが記憶装置23に記憶されたことになる。
すなわち、三次元画像をある角度から見た時に認識され
る形状が正確に表現された二次元画像データが取得され
る。また、ある視点から物体を見た時に反対側に位置す
るスライス像から順に手前側にスライス像を重ねていく
ので、従来の手法でコマ作成すれば図19に示す二次元
画像となる物体であれば、本実施例の手法によれば図1
7に示す二次元画像となる。ノイズはしきい値により除
去され、実際には観察されない反対側の外形を表すワイ
ヤフレームは表示されていない。
【0061】次に、コマ番号をインクリメントし(ステ
ップS10)、ステップS1〜ステップS9の処理を実
行する。コマ番号をインクリメントすることにより、ス
テップS2の処理において、画素ずらし方向及び画素ず
らしピッチが変わるので同一物体を異なる角度から見た
時に認識される二次元画像が記憶装置23に記憶される
ことになる。例えば、図18(a)の三次元画像データ
から同図(c)の三次元画像データに変更される。
【0062】ステップS11の処理において、全てのコ
マを作成したと判断すると、アニメーション表示が実行
される(ステップS12)。以上の処理で作成した全て
のコマ(コマ番号1〜7)を記憶装置23から読出し、
各コマの二次元画像をコマ番号1からコマ番号7の順に
連続的に表示し、コマ番号7まで表示したら、逆にコマ
番号7からコマ番号1の順で連続的に各コマの二次元画
像を表示させる。これにより表示部25に表示される立
体的な物体像が振られるように変化するアニメーション
となる。
【0063】このように本実施例によれば、三次元画像
データを構成するスライス像の各画素値としきい値Tと
を比較してしきい値よりも大きい画素値で各座標(x,
y)の画素値を更新し、最後尾のスライス像から順に上
側のスライス像を重ねていって動画用のコマを作成する
ようにしたので、手前のスライス像で隠される後側のス
ライス像のワイヤフレームが表示されず、しかもノイズ
が除去されたコマを作成することができる。また、この
ような視認性に優れた複数のコマを連続して表示させて
アニメーションを行うことで標本等の評価に好適なアニ
メーションを実現できる。本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変形実施可能である。
【0064】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、画
像データファイルに格納されている三次元画像を正確に
表現したアイコンを容易に作成することができ画像デー
タファイルを適格に認識できるアイコン作成方法を提供
できる。
【0065】また本発明によれば、非常に視認性に優れ
ていて標本の評価等に好適な三次元画像のアニメーショ
ンを実現できる動画用コマを作成するコマ作成方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像表示システムの
システム構成図である。
【図2】第1実施例の画像表示システムにおけるアイコ
ン作成処理の工程図である。
【図3】アイコン作成対象となる三次元画像データの構
成図である。
【図4】図3に示す三次元画像データから作成した二次
元画像を示す図である。
【図5】第1実施例の画像表示システムにおけるアイコ
ン作成処理のためのフローチャートである。
【図6】アイコン作成対象となる三次元画像データの構
成図である。
【図7】図6に示す三次元画像データをサーフェスモデ
ル化した二次元画像を示す図である。
【図8】図7に示す二次元画像を作成するアイコン作成
処理のためのフローチャートである。
【図9】アイコン作成対象となる三次元画像データの構
成図である。
【図10】図9に示す三次元画像データをボリュームレ
ンダリング及び座標変換して作成した二次元画像を示す
図である。
【図11】図10に示す二次元画像を作成するためのフ
ローチャートである。
【図12】複数のアイコンを登録したメニュー選択画面
の構成図である。
【図13】記憶装置における三次元画像データとアイコ
ンとの関係を示す図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る走査型顕微鏡シス
テムの構成図である。
【図15】三次元画像データとその三次元画像データか
ら作成されるコマをそれぞれ示す図である。
【図16】第2実施例の走査型顕微鏡システムにおける
アニメーション表示の一連の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図17】第2実施例で作成したコマの一例を示す図で
ある。
【図18】従来のコマ作成方法を示す図である。
【図19】従来のコマ作成方法で作成したコマを示す図
である。
【符号の説明】
10,20…制御部、11…画像取込装置、12,23
…記憶装置、13,24…キーボード、14,25…表
示部、15,26…マウス、21…走査型顕微鏡、22
…走査型顕微鏡制御部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/30 G06T 15/00 9194−5L G06F 15/401 310 A 9365−5H 15/72 450 K

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の三次元画像データが保存された1
    つ又は複数の画像ファイルから任意の画像ファイルを選
    択させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎に表示
    するアイコンを作成するアイコン作成方法において、 前記三次元画像データから同物体の少なくとも輪郭情報
    を抽出し、その輪郭情報から同物体の立体形状が現れた
    二次元画像を求め、その二次元画像を前記メニュー画面
    に合わせて拡大又は縮小することによりアイコンを作成
    したことを特徴とするアイコン作成方法。
  2. 【請求項2】 複数のスライス像から構成される三次元
    画像データが保存された1つ又は複数の画像ファイルか
    ら任意の画像ファイルを選択させるメニュー画面上に各
    三次元画像データ毎に表示するアイコンを作成するアイ
    コン作成方法において、 スライス像を積み重ねてなる三次元画像データからスラ
    イス像を積重ね方向の一端部より取り出し、 その取り出されたスライス像の各座標の画素値と予め設
    定したしきい値とを比較して各座標をしきい値よりも大
    きい画素値で更新し、 最後に取り出されたスライス像について前記比較が終了
    した時に各座標に設定されている画素値からなる二次元
    画像を前記メニュー画面に合わせて拡大又は縮小するこ
    とによりアイコンを作成したことを特徴とするアイコン
    作成方法。
  3. 【請求項3】 複数のスライス像から構成される三次元
    画像データが保存された1つ又は複数の画像ファイルか
    ら任意の画像ファイルを選択させるメニュー画面上に各
    三次元画像データ毎に表示するアイコンを作成するアイ
    コン作成方法において、 三次元画像データからスライス像を取り出し、 最初に取り出されたスライス像の画素値をデータ保持部
    に記憶し、 2番目以降に取り出される各スライス像の各画素値を前
    記データ保持部にその時保持されている対応する座標の
    画素値と比較して保持されていた画素値よりも大きい場
    合にその座標の画素値を更新し、 最後に取り出されたスライス像について前記比較が終了
    した時に前記データ保持部に保持されている画素値から
    なる二次元画像を前記メニュー画面に合わせて拡大又は
    縮小することによりアイコンを作成したことを特徴とす
    るアイコン作成方法。
  4. 【請求項4】 三次元画像データから取り出したスライ
    ス像の各画素値に、視点から各スライス像までの距離に
    応じた大きさの係数を掛ける処理を行うことを特徴とす
    る請求項2又は請求項3に記載のアイコン作成方法。
  5. 【請求項5】 物体の三次元画像データが保存された1
    つ又は複数の画像ファイルから任意の画像ファイルを選
    択させるメニュー画面上に各三次元画像データ毎に表示
    するアイコンを作成するアイコン作成方法において、 前記三次元画像データをボリュームレンダリングにより
    同三次元画像の面,エッジ等の外形情報を抽出し、その
    外形情報から三次元画像の立体形状が現れた二次元画像
    を求め、その二次元画像を前記メニュー画面に合わせて
    拡大又は縮小することによりアイコンを作成したことを
    特徴とするアイコン作成方法。
  6. 【請求項6】 複数枚のスライス像で構成される三次元
    画像データから動画用のコマを作成するコマ作成方法に
    おいて、 スライス像を積み重ねてなる三次元画像データからスラ
    イス像を積重ね方向の一端部より取り出し、 その取り出されたスライス像の各座標の画素値と予め設
    定したしきい値とを比較して各座標をしきい値よりも大
    きい画素値で更新し、 最後に取り出されたスライス像について前記比較が終了
    した時に各座標に設定されている画素値からなる二次元
    画像を動画の1つのコマとすることを特徴とするコマ作
    成方法。
  7. 【請求項7】 三次元画像データから順番に取り出され
    るスライス像の座標値を、スライス像毎に順次スライス
    像の取出し順位に応じた画素数だけ所定方向へずらした
    後に前記比較を行ってコマを作成し、画素ずらし量及び
    ずらし方向を異ならせて一連の動きを表現する複数のコ
    マを作成することを特徴とする請求項6記載のコマ作成
    方法。
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