JP2002202838A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2002202838A
JP2002202838A JP2001311440A JP2001311440A JP2002202838A JP 2002202838 A JP2002202838 A JP 2002202838A JP 2001311440 A JP2001311440 A JP 2001311440A JP 2001311440 A JP2001311440 A JP 2001311440A JP 2002202838 A JP2002202838 A JP 2002202838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
icon
input
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001311440A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard Ian Taylor
イアン テイラー リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JP2002202838A publication Critical patent/JP2002202838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像が処理されているときに、その処理に関
する情報がユーザに対して表示されるように、ユーザに
対する表示情報が改善された画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置2において、複数の個別入
力画像を処理する。処理する入力画像毎に、画素数を減
少させた画像のバージョンを生成して、装置のユーザに
対して表示する。次いで、各々の表示画像は、処理から
画像を削除するのに、ユーザによる選択が可能である。
加えて、処理が進行するのに伴って、各画像を徐々に変
化させて処理の結果を示す。このように、ユーザは、個
々の画像毎の処理の状態と、既に処理された画像の数、
およびまだ処理されていない画像の数の観点から全入力
画像に対する全体的な処理の状態とを確認することが可
能である。さらに、各入力画像は、実行された画像処理
操作の結果を編集するのに、ユーザによる選択が可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理の分野に関
し、具体的には、複数の画像が処理されているときのユ
ーザに対する情報の表示に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのアプリケーションでは、複数の個
別的な画像を処理することが必要とされる。当該アプリ
ケーションとしては、例えば、異なる位置および方向で
記録されたオブジェクトのいくつかの画像を処理するこ
とによって、該オブジェクトの三次元コンピュータ・モ
デルを生成することが挙げられる。
【0003】しかしながら、画像が画像処理装置によっ
て処理されているときに、該処理に関する情報がユーザ
に対して表示されない場合が多い。あるいは、情報が表
示される場合でも、それは、処理が進行するに従い、実
行された処理の量に応じて0%から100%まで移動す
るスライディング・バーから典型的に構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
問題に対処し、ユーザに対して表示される情報を改善す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、異なる
入力画像を処理し、処理する画像毎に、個別のアイコン
を生成して表示し、次いでそれを変化させて処理の進捗
状況を示す画像処理装置および方法が提供される。
【0006】このように、ユーザは、画像数に関連し
て、どれだけの処理が既に実行され、どれだけの処理が
まだ残っているかを容易に確認することが可能となる。
【0007】画像の各アイコンは、対応する入力画像に
基づくが、より画素数の少ない画像であることが好まし
く、また各アイコンは、入力画像に対する処理操作の結
果を示すために変化するのが好ましい。
【0008】このように、ユーザは、処理結果を編集す
る必要があるかどうかを判断することが可能となる。
【0009】各アイコンは、対応する入力画像に対して
処理操作が実行されている間に、リアルタイムで徐々に
変化するのが好ましい。
【0010】このように、ユーザは、異なる2つのレベ
ルでの処理の進捗状況、すなわち個々の入力画像に対す
る処理の進捗状況、および全入力画像に対する包括的な
処理の進捗状況を確認することが可能となる。
【0011】本発明は、プログラマブル装置を上述の方
式で動作するように設定するためのコンピュータ・プロ
グラムをも提供する。
【0012】次に、添付の図面を参照しながら、例によ
ってのみ本発明の実施形態を説明する。以下に説明する
実施形態は、オブジェクトの三次元コンピュータ・モデ
ルを生成するための画像処理に関するものであるが、本
発明はこの用途に限定されるものではなく、画像処理装
置によっていくつかの画像を処理するあらゆる画像処理
用途に適用可能であることが、以下の説明から明らかに
なるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1に示すとおり、本発明の実施形態は、従来のパーソ
ナル・コンピュータ・モニタのような表示装置4、キー
ボードやマウス等のユーザ入力装置6、プリンタ8、な
らびにWACOM社製PL400のような画素ごとの表
示制御が可能なフラット・パネルを含む表示パネル10
とともに、1つまたは複数のプロセッサ、メモリ、グラ
フィックス・カード等を従来通りに含むパーソナル・コ
ンピュータのような処理装置2を備えている。
【0014】処理装置2は、プログラミング指示入力に
従って作動するようプログラミングされており、プログ
ラミング指示入力は、例えばディスク12のようなデー
タ記憶装置に記憶されたものでも、信号14のように処
理装置2に入力されたものでも、あるいはその両方であ
ってもよく、信号14は、例えばリモート・データベー
スからインターネットのような通信ネットワーク(不図
示)を介した伝送や無線による伝送によって入力された
ものでも、キーボードのようなユーザ入力装置6を介し
てユーザが入力したものでも、あるいはその両方であっ
てもよい。
【0015】以下により詳細に説明するが、該プログラ
ミング指示は、異なる位置および方向で記録された1つ
または複数の対象オブジェクト(subject object)の
複数の画像を定める入力データを処理して、それらの入
力画像が記録された位置および方向を計算し、計算され
た位置および方向を用いて、該対象オブジェクトの三次
元コンピュータ・モデルを定めるデータを生成するよう
に処理装置2を設定させるための指示を含む。本実施形
態では、その上に既知の特徴パターンを有する較正(ca
libration)オブジェクト(本実施形態では二次元の写
真マット(photographic mat))上に対象オブジェク
トの画像を形成し、画像内の較正オブジェクト・パター
ンの特徴の位置を検出することによって、入力画像が記
録された位置および方向を計算する。処理する入力画像
毎に表示装置4上に、ユーザに対してアイコンを表示す
る。本実施形態では、各アイコンは入力画像の「サム・
ネイル」画像(すなわち、入力画像の縮小画素バージョ
ン)を含む。処理の開始に先だって、ユーザは、処理す
る入力画像を追加し、または削除することができる。加
えて、処理の進行に伴い、入力画像の処理が進むに従っ
て、該入力画像に対する表示アイコンが変化する。より
具体的には、以下により詳細に説明するが、本実施形態
では、アイコンを変化させて処理結果を示し、次いで、
必要に応じてユーザが処理結果を編集することが可能で
ある。このように、表示されたサム・ネイル画像は、
(既に実行された処理、およびまだ実行されていない処
理の観点から)2つの異なるレベルでの処理の状態、す
なわち個々の入力画像に対する処理の状態、および全入
力画像に対する包括的な処理の状態を示す。加えて、サ
ム・ネイル画像を使用して進捗状況を表示すると、(上
述の画像選択および編集上の利点を提供する)表示入力
画像に対する個別的な進捗状況インディケータが不必要
になるため、表示画面が小さい場合は、特別の利点がも
たらされる。
【0016】処理装置2は、プログラミング指示によっ
てプログラミングされた場合には、処理操作を実行する
ための複数の機能的ユニットとして構成されているもの
とみなすことができる。当該機能的ユニット、およびそ
れらの相互接続の例を図1に示す。しかし、図1に示さ
れているユニットおよび相互接続は概念的なものであ
り、理解の助けとなるように例示のために示されている
にすぎない。すなわち、それらは、必ずしも処理装置2
のプロセッサやメモリ等が構成するユニットおよび接続
を表すものではない。
【0017】図1に示す機能的ユニットを参照すると、
中央制御装置20は、ユーザ入力装置6からの入力を処
理するとともに、他の機能的ユニットに対しても制御お
よび処理を行う。中央制御装置20および他の機能的ユ
ニットに使用されるメモリ24が設けられている。
【0018】マット・ジェネレータ(mat generator)
30は、制御プリンタ8または表示パネル10に対して
制御信号を発生して、用紙のような記録媒体上に写真マ
ット34を印刷し、または表示パネル10上に写真マッ
トを表示する。以下により詳細に説明するが、該写真マ
ットは所定の特徴パターンを含み、三次元コンピュータ
・モデルを生成しようとするオブジェクトが、印刷され
た写真マット34、または写真マットを表示する表示パ
ネル10上に配置される。次いで、オブジェクトおよび
写真マットの画像が記録され、処理装置2に入力され
る。マット・ジェネレータ30は、入力画像が記録され
た位置および方向を計算するのに処理装置2に使用され
る、写真マット上に印刷または表示された特徴パターン
を定めるデータを記憶する。より具体的には、マット・
ジェネレータ30は、特徴パターンに対して相対的な座
標系(実質的に写真マットの基準位置および方向を定め
る)とともに、特徴パターンを定めるデータを記憶し、
処理装置2は、定められた座標系において入力画像が記
録された位置および方向(したがって、基準位置および
方向に対して相対的な位置および方向)を計算する。
【0019】本実施形態において、写真マット上のパタ
ーンは、例えば出願係属中のPCT特許出願GB00/
04469(WO−A−01/39124)に記載され
ている特徴の立体クラスタ(その全内容が相互参照によ
り本明細書に盛り込まれる)、または、例えば特開平9
−170914に記載されているように、各ドットがそ
れぞれ異なる色相/明度の組み合わせを持つことで各々
のドットが特異性を有する有色ドットのパターンのよう
な任意の既知の特徴パターン、例えばイメージ・アンド
・ビジョン・コンピューティング17(1999年)の
125から134ページに掲載された「モバイル・カメ
ラを用いた三次元オブジェクトの自動復元」(Nie
m)に記載されているように、既知の寸法を有し、各象
限に位置マーカが付された放射線状の線分によって繋げ
られた同心円のパターン、あるいは、例えばコンピュー
タ・グラフィックス・プロシーディングス、年次会議シ
リーズ、1996年、ACM−0−89791−764
−4/96/008(Gortler他)に掲載された
「ザ・ルミグラフ」に記載されているように、寸法が異
なる同心円を有するパターンを含む。
【0020】以降の説明では、プリンタ8によって記録
媒体(本実施形態ではシートまたは紙)上にパターンを
印刷して印刷写真マット34を生成するものとするが、
上述のように、その代わりにパターンを表示パネル10
上に表示させることも可能である。
【0021】入力データ記憶装置40は、例えばディス
ク42のような記憶装置に記憶されたデータや、処理装
置2に伝送された信号44、またはユーザ入力装置6を
使用して処理装置2に入力される入力データを記憶す
る。入力データは、異なる位置および方向で記録された
写真マット上の1つまたは複数の対象オブジェクトの複
数の画像と、その背景色、またはマットの背景色と同じ
色を有する異なるオブジェクトを示すために写真マット
の一部とともにオブジェクトを画像化した際の背景を示
す入力画像とを有する。さらに、本実施形態において、
入力データは、画像を記録したカメラの固有パラメー
タ、すなわちアスペクト比、焦点距離、主点(光軸が画
像形成面を横切る点)、一次半径後方歪係数およびスキ
ュー角(画素格子の軸間の角度(軸が完全に直交してい
るとは限らないため))を定めるデータを含む。
【0022】例えば画像を記録したデジタル・カメラか
ら画素データをダウンロードすることによって、または
スキャナ(不図示)を使用して写真をスキャンすること
によって、入力画像を定める入力データを生成すること
ができる。ユーザがユーザ入力装置6を使用することに
よって、カメラの固有パラメータを定める入力データを
入力することができる。
【0023】カメラ計算器(camera calculator)50
は、各入力画像を処理して、写真マット上の特徴パター
ンの画像内の位置を検出するとともに、入力画像が記録
されたときのカメラの位置および方向を計算する。
【0024】画像データ・セグメンタ(image data s
egmenter)60は、各入力画像を処理して、対象オブジ
ェクトに対応する画像データを画像内の他の画像データ
から分離させる。
【0025】画像分割エディタ(image segmentation
editor)70は、ユーザ管理下で動作可能となり、画
像データ・セグメンタ60によって生成された分割画像
データを編集する。以下により詳細に説明するが、これ
によりユーザは、画像データ・セグメンタ60によって
生成した画像区分を補正し、特に、例えば画像データ・
セグメンタ60によって対象画像210に関連するもの
と誤って判断された画素を補正することが可能となる
(例えば、写真マット34および対象オブジェクトをそ
の上に配置した場合の画像において表面上の目に見える
マークまたは他の特徴に関連する画素、写真マット3
4、および/またはそれが配置される表面上の陰に関連
する画素、ならびに入力画像内の対象オブジェクトの輪
郭に接触する写真マット34上の特徴パターンに関連す
る画素は、すべて画像データ分割時に誤って分類され、
補正されなければ、得られる三次元コンピュータ・モデ
ルが不正確になる)。
【0026】サーフェイス・モデラ(surface modele
r)80は、画像データ・セグメンタ60および画像分
割エディタ70によって生成された分割画像データ、な
らびにカメラ計算器50によって生成された、画像が記
録された位置および方向を定めるデータを処理して、入
力画像内のオブジェクトの実際の表面を表す三次元コン
ピュータ・モデルを定めるデータを生成する。
【0027】サーフェイス・テクスチャラ(surface t
exturer)90は、入力画像データからテクスチャ・デ
ータを生成して、サーフェイス・モデラ80によって生
成されたサーフェイス・モデル上に描写する。
【0028】アイコン・コントローラ100は、ユーザ
が処理される入力画像、および処理装置2によって実行
される処理の進捗状況を確認できるとともに、ユーザが
処理の結果を確認し、必要に応じていずれかの結果を選
択して編集できるように、入力画像を表すアイコンの表
示装置4上の表示、ならびにそれに対して行われる処理
を制御する。
【0029】ディスプレイ・プロセッサ110は、中央
制御装置20の制御下において、表示装置4を介してユ
ーザに対する指示を表示する。さらに、中央制御装置2
0の制御下において、ディスプレイ・プロセッサ110
は、また、サーフェイス・モデラ80によって生成され
たサーフェイス・モデル・データを処理し、サーフェイ
ス・テクスチャ90によって生成されたテクスチャ・デ
ータをサーフェイス・モデル上に描写することによっ
て、ユーザ選択の観点からオブジェクトの三次元コンピ
ュータ・モデルの画像を表示する。
【0030】出力データ記憶装置120は、入力画像毎
にカメラ計算器50によって計算されたカメラの位置お
よび方向、画像データ・セグメンタ60および画像分割
エディタ70によって生成された各入力画像からの対象
オブジェクトに関連する画像データ、ならびにサーフェ
イス・モデラ80およびサーフェイス・テクスチャラ9
0によって生成されたサーフェイス・モデルおよびその
テクスチャ・データを記憶する。中央制御装置20は、
例えばディスク122のような記憶装置上のデータ、お
よび/または信号124のような出力データ記憶装置1
20からのデータの出力を制御する。
【0031】図2に示すとおり、印刷された写真マット
34が表面200に配置され、三次元コンピュータ・モ
デルを生成しようとする対象オブジェクト210は、マ
ット上に形成された特徴パターンがオブジェクト210
を囲むように写真マット34上に配置されている。
【0032】好ましくは、表面200は、可能であれ
ば、入力画像において、対象オブジェクト210に関連
する画像データが画像データ・セグメンタ60による分
割処理時に他の画像データから正確に区別できるよう
に、対象オブジェクト210のどの色とも異なる単一色
を実質的に有する。しかし、以下により詳細に説明する
が、これが当てはまらない場合、例えば対象オブジェク
ト210における色と同じ色を有するマーク220が表
面200上に(従って入力画像内に)現れる場合でも、
本実施形態では、画像データ・セグメンタ60によって
生成された分割データをユーザが編集できるようにする
ことによって、これに対処するための処理を行うことが
可能である。
【0033】デジタル・カメラ230を使用して、オブ
ジェクト210の異なる部分を示すために、オブジェク
ト210および写真マット34の画像を異なる位置およ
び方向で記録する。本実施形態では、カメラ230によ
って記録された画像を定めるデータを、配線232を介
して信号44として処理装置2に入力する。
【0034】より具体的にいうと、本実施形態では、カ
メラ230は固定位置を維持し、オブジェクト210を
載置した写真マット34が表面200上を(例えば矢印
204の方向に)移動(トランスレート)および回転
し、カメラ230に対して異なる位置および方向でオブ
ジェクト210の写真が記録される。写真マット34が
表面200上を回転およびトランスレートする間は、オ
ブジェクト210がマット34に対して移動することは
ない。
【0035】図3は、カメラ230に対して異なる位置
および方向にあるオブジェクト210および写真マット
34の、処理装置2に入力された画像300、302、
304および306の例を示す図である。
【0036】本実施形態では、オブジェクト210およ
び写真マット34の画像の記録および入力に続いて、さ
らなる画像が処理装置2に記録および入力される。この
さらなる画像は「背景画像」を含み、表面200、およ
び写真マット34が印刷される用紙と同じ色を有するオ
ブジェクトの画像である。写真マット34が記録される
シートと同じ色を有する一枚の用紙を表面200に配置
することによって、または写真マット34を表面200
にかぶせてその上のパターンが画像中で見えないように
することによって、当該背景画像を記録することができ
る。
【0037】図4は、本実施形態における入力データを
処理する、処理装置2によって実行される処理操作を示
す図である。
【0038】図4を参照すると、ステップS4−2にお
いて、中央制御装置20は表示プロセッサ110に、処
理するデータを入力するようユーザに要求するメッセー
ジを表示装置4上に表示させる。
【0039】ステップS4−4において、ステップS4
−2における要求に応じてユーザが入力したデータを入
力データ記憶装置40に記憶させる。より具体的には、
本実施形態において、入力データは、カメラ230に対
して異なる位置および方向で記録されたオブジェクト2
10およびマット34の画像を定める画像データと、写
真マット34のパターンが印刷されている記録物質と同
じ色を有するオブジェクトとともに入力画像を記録した
もので、写真マット34を配置した表面200を示す
「背景画像」と、該入力画像を記録したカメラ230の
固有パラメータ、すなわちアスペクト比、焦点距離、主
点(光軸が画像形成面を横切る点)、一次半径後方歪係
数およびスキュー角(画素格子の軸間の角度)を定める
データとを含む。
【0040】ステップS4−6において、アイコン・コ
ントローラ100はディスプレイ・プロセッサ110
に、ステップ4−4において記憶された対象オブジェク
ト210の各入力画像に対するそれぞれのアイコンを表
示装置4上に表示させる。図5を参照してより具体的に
説明すると、本実施形態では、各アイコン310〜32
4は、対応する入力画像の解像度縮小バージョン(サム
・ネイル画像)を含むことによって、処理する入力画像
が正しい画像であるかどうか(例えば、すべての画像が
同じ対象オブジェクトの画像であること、および異なる
対象オブジェクトの画像が存在しないこと)、ならびに
入力画像が処理に適したものであること(例えば、対象
画像が少なくとも1つの画像内において目に見える状態
であること、および各入力画像においてオブジェクトの
輪郭全体が目に見える状態であること、すなわちオブジ
ェクトの一部が入力画像の側方から突出していないこ
と)をユーザが確認できるようにしている。各サム・ネ
イル画像は、従来の方法で生成される。すなわち、サム
・ネイル画像を生成するためには、対応する入力画像を
(所定数の近隣画素を含む各集合体から1つの画素を抜
き出し、その集合体の中の他の画素がサム・ネイル画像
内に表示されないようにそれらを拒絶するように)部分
抽出するか、または対応する入力画像を処理し、入力画
像内の所定数の近隣画素の値を平均することによってサ
ム・ネイル画像内の各画素に対する値を計算する。
【0041】再び図4を参照すると、ステップS4−8
において、中央制御装置20は、ユーザが、カーソル3
42およびマウスのようなユーザ入力装置6を使用し
て、表示装置4上に表示された「画像変更」ボタン34
0(図5)をポイントおよびクリックすることにより1
つまたは複数の入力画像を変化させることを指示する入
力信号を処理装置2に入力したかどうかを判断する。
【0042】ステップS4−8において、ユーザが1つ
または複数の画像を変化させることを希望していると判
断された場合は、ステップS4−10において、中央制
御装置20は、ユーザ入力装置6を用いたユーザ指示入
力の制御下で動作し、ユーザ指示に従って画像の削除お
よび/または追加を行う。画像を追加するには、ユーザ
は、入力画像を定める画像データを入力するよう要求さ
れ、ユーザが入力したデータが入力データ記憶装置40
に記憶される。画像を削除するには、ユーザは、削除す
べき入力画像に対応する表示アイコン310〜324を
ポイントおよびクリックし、キーボード・ユーザ入力装
置6上の「削除」キーを押す。画像が追加または削除さ
れた後に、アイコン・コントローラ100は、処理する
入力画像をユーザが確認できるように、表示装置4上の
表示されたサム・ネイル画像310〜324をディスプ
レイ・プロセッサ110に更新させる。
【0043】ステップS4−12において、中央制御装
置20は、処理する画像に対してさらなる変更を加える
かどうかを判断する。入力画像に対してさらなる変更が
加えられなくなるまでステップS4−10およびステッ
プS4−12を繰り返す。
【0044】ステップS4−8またはステップS4−1
2において、入力画像に変更を加えないものと判断され
る場合は(これは、ユーザが表示装置4に表示された
「処理開始」ボタン344をポイントおよびクリックす
ることによって示される)、ステップS4−14の処理
に進む。以下に説明するように、サム・ネイル画像31
0〜324は、その処理を通じて表示されたままである
が、処理の進行に伴い、かつ特定のユーザ入力に応じて
変化する。
【0045】ステップS4−14において、カメラ計算
器50は、ステップS4−4において記憶され、ステッ
プS4−10において修正された入力データを処理し
て、入力画像毎に、写真マット34に対する(かつオブ
ジェクト210に対する)カメラ230の位置および方
向を判断する。この処理は、各入力画像について、写真
マット34上にパターンを形成する画像内の特徴を検出
し、その特徴パターンと写真マットについての記憶パタ
ーンとを比較して、マットに対するカメラ230の位置
および方向を判断する。ステップS4−14においてカ
メラ計算器50が実行した処理は、写真マット34に対
して使用された特徴のパターンに依存する。したがっ
て、出願係属中のPCT特許出願GB00/04469
(WO−A−01/39124)、特開平9−1709
14、イメージ・アンド・ビジョン・コンピューティン
グ17(1999年)の125から134ページに掲載
された「モバイル・カメラを用いた三次元オブジェクト
の自動復元」(Niem)、およびコンピュータ・グラ
フィックス・プロシーディングス、年次会議シリーズ、
1996年、ACM−0−89791−764−4/9
6/008(Gortler他)に掲載された「ザ・ル
ミグラフ」に好適な処理が記載されている。
【0046】ステップS4−16において、画像データ
・セグメンタ60は各入力画像を処理して、写真マット
34、および写真マット34が配置される表面200を
表す画像データから、オブジェクト210を表す画像デ
ータを分離する(以下により詳細に説明するが、ステッ
プS4−16は、続くオブジェクト210の表面の三次
元コンピュータ・モデルの生成に使用するデータを生成
する、本実施形態における予備的なステップである)。
【0047】図6は、ステップS4−16において画像
データ・セグメンタ60により実行された処理操作を示
す図である。
【0048】図6に示すとおり、ステップS6−2から
S6−10において、画像データ・セグメンタ60は、
オブジェクト210そのものではなく、写真マット34
および背景200を表す入力画像における色を示す定量
値のハッシュ・テーブルを構築する。
【0049】より具体的には、ステップS6−2におい
て、画像データ・セグメンタ60は、図4のステップS
4−4において記憶された「背景画像」(すなわち、処
理装置2に最後に入力される画像であって、表面200
およびオブジェクトを示し、写真マット34が印刷され
る材料と同じ色を有する画像)における次の画素のRB
Gデータ値を読み取る。
【0050】ステップS6−4において、画像データ・
セグメンタ60は、以下の式に従って、画素に対する定
量赤色(R)値、定量緑色(G)値および定量青色
(B)値を計算する。
【0051】q=(p+t/2)/t・・・(1) ただし、「q」は定量値、「p」は、ステップS6−2
において読み取られたR、GまたはB値、「t」はしき
い値であり、オブジェクト210を示す入力画像からの
RGB値が、背景として分類される背景色にどの程度近
いものでなければならないかを決定する。本実施形態で
は、「t」を4に設定する。
【0052】ステップS6−6において、画像データ・
セグメンタ60は、ステップS6−4において計算され
た定量R、GおよびB値を従来の方法によって「三重値
(triple value)」に統合する。
【0053】ステップS6−8において、画像データ・
セグメンタ60は、ステップS6−4において計算され
た定量R、GおよびB値にハッシング関数(hashing f
unction)を適用してハッシュ・テーブル内のビン(b
in)を定め、この定められたビンにステップS6−6
において定めた「三重」値を加える。より具体的には、
本実施形態において、画像データ・セグメンタ60は、
ハッシュ・テーブル内のビンを定めるのに、定量R、G
およびB値に以下のハッシング関数を適用する。
【0054】 h(q)=(qred&7)*2^6+(qgreen&7)*2^3+(q blue&7)・・・(2) すなわち、ハッシュ・テーブル内のビンは、各色の3つ
の最小桁ビットによって定められる。この関数は各ビン
が少数の「三重」値のみを有するように、試行しながら
データをハッシュ・テーブル内の利用可能なビンに分配
するように選択される。本実施形態では、ステップS6
−8において、各「三重」値がハッシュ・テーブルに一
度だけ加えられるように、「三重」値がビン内に存在し
ない場合にのみ、「三重」値をビンに加える。
【0055】ステップS6−10において、画像データ
・セグメンタ60は、背景画像内に他の画素が存在する
かどうかを判断する。「背景」画像内の各画素が上述の
方法で処理されるまで、ステップS6−2からステップ
S6−10を繰り返す。この処理の結果として、「背
景」画像における色を表す値を含むハッシュ・テーブル
が生成される。
【0056】ステップS6−12からS6−48におい
て、画像データ・セグメンタ60は、次に各入力画像を
考慮し、ハッシュ・テーブルを使用して、写真マット3
4および背景に関連する入力画像内のデータを、オブジ
ェクト210に関連する入力画像内のデータから分離す
る。入力画像に対してこの分割処理が行われている間
に、ユーザが(対応するアイコンを見ることによって)
個々の入力画像に対する処理の進捗状況を監視し、また
(既に分割が行われた画像の数と、まだ分割が行われて
いない画像の数を確認することによって)包括的な処理
の進捗状況を監視できるように、表示装置4上に表示さ
れた対応するアイコン310〜324が変化する。
【0057】本実施形態では、ハッシュ・テーブルを生
成するためにステップS6−2からS6−10において
処理された「背景」画像は、写真マット34上の特徴パ
ターンを示さない。したがって、ステップS6−12か
らS6−48において行われた分割は、オブジェクト2
10に関連する画素データとマット34上の特徴パター
ンに関連する画素データとを区別するものではない。そ
の代わり、本実施形態では、以下により詳細に説明する
が、オブジェクト210の表面の三次元コンピュータ・
モデルを生成するためにサーフェイス・モデラ80によ
って実行された処理を、写真マット34上の特徴パター
ンに関連する画素がサーフェイス・モデルに寄与しない
ように行う。
【0058】ステップS6−12において、画像データ
・セグメンタ60は次の入力画像の処理に移り、ステッ
プS6−14において、入力画像内の次の画素に対する
R、GおよびB値を読み取る(この画素を第1の画素と
して、第1のタイム・ステップS−14を実行する)。
【0059】ステップS6−16において、画像データ
・セグメンタ60は、上記の式(1)を用いて、画素に
対する定量R値、定量G値および定量B値を計算する。
【0060】ステップS6−18において、画像データ
・セグメンタ60は、ステップS6−16において計算
された定量R、GおよびB値を「三重値」に統合する。
【0061】ステップS6−20において、画像データ
・セグメンタ60は、上記の式(2)によるハッシング
関数を、ステップS6−16において計算された定量値
に適用して、ステップ6−2からステップ6−10にお
いて生成されたハッシュ・テーブル内のビンを定める。
【0062】ステップS6−22において、画像データ
・セグメンタ60は、ステップS6−20において定め
られたハッシュ・テーブルビン内の「三重」値を読み取
り、これらの「三重」値は、写真マット34の材料およ
び背景表面200の色を表す。
【0063】ステップS6−24において、画像データ
・セグメンタ60は、ステップS6−18において生成
された「三重」値であって、現在考慮されている入力画
像内の画素の三重値が、ハッシュ・テーブル・ビン内の
背景「三重」値のいずれかと同じであるかどうかを判断
する。
【0064】ステップS6−24において、画素の該
「三重」値が1つの背景「三重」値と同じであると判断
された場合は、ステップS6−26において、該画素は
背景画素であると判断され、該画素の値を「黒色」に設
定する。
【0065】一方、ステップS6−24において、該画
素の「三重」値が背景のいずれの「三重」値とも同じで
ないと判断された場合は、ステップS6−28におい
て、該画素はオブジェクト210の一部であり、画像デ
ータ・セグメンタ60は該画素の値を「白色」に設定す
る。
【0066】ステップS6−30において、画像データ
・セグメンタ60は、入力画像内に他の画素が存在する
かどうかを判断する。入力画像内の各画素が上述の方法
で処理されるまで、ステップS6−14からステップS
6−30を繰り返す。
【0067】ステップS6−32からS6−46におい
て、画像データ・セグメンタ60は、背景画素またはオ
ブジェクト画素としての画像画素の分類におけるエラー
を補正するとともに、対応するサム・ネイル画像を更新
して、分割処理の現在の状態を示すための処理を実行す
る。
【0068】より具体的には、ステップS6−32にお
いて、画像データ・セグメンタ60は、メディアン・フ
ィルタとして使用する円形マークを定める。本実施形態
において、外円形マークは4画素分の半径を有する。
【0069】ステップS6−34において、画像データ
・セグメンタ60は、ステップS6−26およびS6−
28において生成された2値画像内の次の画素(この画
素を第1の画素として、一巡目のステップS6−34が
実行される)の中央に、S6−32において定められた
マスクの中心を配置するための処理を行う。
【0070】ステップS6−36において、画像データ
・セグメンタ60は、マスク内の黒色画素の数と白色画
素の数をカウントする。
【0071】ステップS6−38において、画像データ
・セグメンタ60は、マスク内の白色画素の数が、マス
ク内の黒色画素の数より多いか、またはそれと同じであ
るかどうかを判断する。
【0072】ステップS6−38において、白色画素の
数が黒色画素の数より多いか、またはそれと同じである
と判断された場合は、ステップS6−40において、画
像データ・セグメンタ60は、マスクの中央の画素の値
を白色に設定する。一方、ステップS6−38におい
て、黒色画素の数が白色画素の数より多いと判断された
場合は、ステップS6−42において、画像データ・セ
グメンタ60は、マスクの中央の画素の値を黒色に設定
する。
【0073】ステップS6−44において、アイコン・
コントローラ100は、現在分割処理が行われている入
力画像に対する表示装置4上に表示されたアイコンをデ
ィスプレイ・プロセッサ110に更新させる。図7を参
照してより具体的に説明すると、本実施形態では、ステ
ップS6−34からステップS6−42で画素に対して
既に行われた分割処理の結果を考慮して、分割が行われ
ている画像に対応するアイコン(図7の例ではアイコン
310)をアイコン・コントローラ100によって変化
させる。したがって、アイコン310は、入力画像内の
各画素が処理されるのに伴って徐々に更新される。本実
施形態では、アイコン・コントローラ100は、背景を
表すものと判断される入力画像における画像データが、
サム・ネイル画像における所定の色、例えば青(図7の
例ではシェーディングによって表されている)として示
されるように、ディスプレイ・プロセッサ110により
サム・ネイル画像を変化させる。図7では、第1の入力
画像の約5分の4が既に処理され、入力画像の最下部
(図7ではアイコン310の非陰影部によって表され
る)がまだ処理されていない状態についてのアイコンが
示されている。
【0074】このようにしてアイコンが変更された結果
として、ユーザは、入力画像の既に処理された部分を確
認するとともに、まだ処理されていない包括的な入力画
像をも確認することが可能になるばかりでなく、分割処
理の結果を確認することができ、したがって何らかの修
正が必要であるかどうかを判断することができるように
なる。
【0075】再び図6を参照すると、ステップS6−4
6において、画像データ・セグメンタ60は、2値画像
内に他の画素が存在するかどうかを判断し、各画素が上
述の方法で処理されるまで、ステップS6−34からス
テップS6−46が繰り返される。
【0076】ステップS6−48において、画像データ
・セグメンタ60は、処理すべき他の画像が存在するか
どうかを判断する。各入力画素が上述の方法で処理され
るまで、ステップS6−12からステップS6−48が
繰り返す。
【0077】再び図4を参照すると、ステップS4−1
8において、中央制御装置20は、ステップS4−16
において生成された画像区分の修正をユーザが希望して
いることを示す信号(この信号は、本実施形態におい
て、修正することが望まれる区分に対応するアイコン3
10〜324をポイントおよびクリックすることによっ
て、ユーザにより生成されている)を、ユーザ入力装置
6を介してユーザから受信したかどうかを判断する。
【0078】ステップS4−18において、画像区分を
変化させるものと判断した場合は、ステップS4−20
において、画像分割エディタ70は、ユーザ入力指示に
従って、ステップS4−18においてユーザが選択した
区分を修正する。
【0079】図8は、ステップS4−20における画像
区分についての対話型式で修正する際に画像分割エディ
タ70によって実行される処理操作を示す図である。
【0080】図8を参照すると、ステップS8−2にお
いて、画像分割エディタ70は、ステップS4−18に
おいてユーザが(対応するアイコンをポイントおよびク
リックすることによって)選択した画像区分を表示装置
4上にディスプレイ・プロセッサ110によって表示さ
せて編集を行う。図9を参照してより具体的に説明する
と、本実施形態では、ステップS4−18においてユー
ザが選択した画像区分をアイコン画像内よりも大きい形
でウィンドウ400内に表示させる。本実施形態では、
ウィンドウ400内に表示された画像区分は、当該区分
を生成するために処理された入力画像と同じ数の画素を
有する。さらに、ユーザが選択したアイコン(図9の例
ではアイコン318)の境界を強調表示するか、あるい
は他のアイコンと区別して、これは編集用に拡大された
形で表示された区分であることを示す。
【0081】ステップS8−2において、画像分割エデ
ィタ70は、ウィンドウ400内の表示画像区分上に、
ユーザにより移動可能なウィンドウ402をディスプレ
イ・プロセッサ110に表示させる。さらに、画像分割
エディタ70は、ステップS4−16においてオブジェ
クト210または写真マット34上の特徴パターンに属
するものと画像データ・セグメンタ60によって判断さ
れた画素、ならびに背景画素に属するものと判断された
画素をユーザが確認できるように、ウィンドウ402に
含まれる画像区分の部分が拡大された形で表示されるさ
らなるウィンドウ410をディスプレイ・プロセッサ1
10に表示させる。
【0082】ステップS8−4において、画像分割エデ
ィタ70は、ユーザ指示に従って、ウィンドウ410内
に表示された画素を、背景画素からオブジェクト画素
(すなわち、オブジェクト210または写真マット34
上の特徴パターンを表す画素)に変化させ、かつ/また
はオブジェクト画素を背景画素に変化させる。より具体
的には、編集のために、画像分割エディタ70は、ユー
ザがウィンドウ410において変更すべき画素を指定す
るためにマウスのようなユーザ入力装置6を使用して動
かすことのできる、本実施形態ではブラシの形をしたポ
インタ412をディスプレイ・プロセッサ110に表示
させる。本実施形態では、ユーザがポインタ412でタ
ッチする各画素は、それが以前は背景画素であればオブ
ジェクト画素に変化し、あるいは以前はオブジェクト画
素であれば背景画素に変化する。本実施形態では、分割
エディタ70は、選択することによって(より多くの画
素を同時に指定できることによってウィンドウ410内
の広いエリアを迅速に変化させることができるように)
ポインタ412が広くなるユーザ選択可能ボタン41
4、および選択することによってポインタ412が狭く
なる、ユーザ選択可能ボタン416をディスプレイ・プ
ロセッサ110に表示させる。
【0083】このように処理を実行することにより、ユ
ーザは、例えば画像データ・セグメンタ60により生成
された区分を編集し、画像データ・セグメンタ60によ
ってオブジェクト210に関連するものと誤って判断さ
れたあらゆる画素(例えば、対象オブジェクト210に
おける色と同じ色を有する場合は、画像データ・セグメ
ンタ60によって対象オブジェクト210に関連する画
像データと区別されることのない、表面200上のマー
ク220に関連する画素データ)を背景画素として指定
し、かつ/または補正されなければ、サーフェイス・モ
デラ80によって続いて生成される対象オブジェクトの
三次元コンピュータ・モデル内にエラーを生じてしま
う、(図9の例に示すような)画像区分内の対象オブジ
ェクト210の輪郭に触れる写真マット34上の各特徴
パターンに関連する画素を背景画素として指定すること
ができる。同様に、ユーザは、画像データ・セグメンタ
60によって対象オブジェクト210に関連するものと
誤って判断された写真マット34および/または表面2
00上の陰に関連する画素を背景画素として指定するこ
とができる。
【0084】ステップS8−6において、ユーザが、
(異なるアイコン310〜324をポイントおよびクリ
ックするか、または「処理の開始」ボタン344をポイ
ントおよびクリックすることによって)現在表示されて
いる区分の編集を終えた後に、アイコン・コントローラ
100は、ステップS8−4においてユーザが行った画
像区分に対する変更を示すために、ステップS8−4に
おいてユーザにより編集された区分に対応する表示アイ
コン(図9の例ではアイコン318)をディスプレイ・
プロセッサ110により変化させる。
【0085】再び図4を参照すると、ステップS4−2
2において、画像分割エディタ70は、ユーザが画像区
分に対してさらなる変更を加えることを希望しているか
どうか、すなわちユーザがさらなるアイコン310〜3
24をポイントおよびクリックしたかどうかを判断す
る。
【0086】ステップS4−18またはS4−22にお
いて、画像区分に対してさらなる変更が加えられない
(すなわち、ユーザが「処理の開始」ボタン344をポ
イントおよびクリックした)ものと判断されたときは、
処理はステップS4−24に進む。
【0087】ステップS4−24において、サーフェイ
ス・モデラ80は、対象オブジェクト210の表面の三
次元コンピュータ・モデルを定めるデータを生成するた
めの処理を行う。
【0088】本実施形態では、ステップS4−24にお
ける処理は、従来の方法で実行され、以下の3つの段階
を含む。
【0089】(1)ステップS4−14において生成さ
れたカメラの位置および方向、ならびにステップS4−
16およびS4−20における分割画像データを処理し
て、オブジェクトを包含するボクセルの三次元グリッド
を定めるデータを含む、ボクセル・カービング(voxel
carving)を生成する。サーフェイス・モデラ80
は、従来の方法、例えば「画像シーケンスからの高速八
部木構成」(R.Szeliski、CVGIP):
(イメージ・アンダースタンディング、第58巻、N
o.1、1993年7月、23〜32ページ)に記載さ
れているような方法で、この段階についての処理を行
う。しかし、本実施形態では、ボクセル・カーブ処理が
行われる、サーフェイス・モデラ80によって定められ
る開始ボリュームは、垂直方向の側面と、水平方向の上
面および底面を有する直平行六面体を含む。垂直方向の
側面は、写真マット34上の特徴パターンのエッジに触
れるように(したがって、全面的に対象オブジェクト2
10を包含するように)配置される。上面の位置は、カ
メラ230の焦点から、ステップS4−4において記憶
されたいずれか1つの入力画像の上端を通る線と、写真
マット34の中心を通る鉛直線とを交差させることによ
って定められる。より具体的には、ステップS4−14
において行われた位置および方向の計算の結果として、
カメラ230の焦点および画像の上端が把握され、その
線が写真マット34の中心を通る鉛直線と交差する点に
対応するように上面の高さを設定することによって、
(対象オブジェクト210の最上部が各入力画像内で目
に見える状態にあると仮定すれば)その上面が常に対象
オブジェクト210の最上部の上に位置することにな
る。水平方向の底面の位置は、写真マット34の平面よ
り若干上にくるように設定される。このように底面の位
置を設定することによって、(ステップS4−16また
はステップS4−20において実行された画像分割にお
いて、対象オブジェクトから分離されなかった)写真マ
ット34上のパターンにおける特徴はボクセル・カービ
ング処理を通じて無視されることになり、対象オブジェ
クト210の三次元表面モデルのみが生成されることに
なる。
【0090】(2)ボクセル・カービングを定めるデー
タを処理して、オブジェクト210の表面を定める三角
形の三次元サーフェイス・メッシュを定めるデータを生
成する。本実施形態では、この段階の処理は、例えば
W.E.LorensenおよびH.E.Clineに
よる「マーチング・キューブ:高解像度三次元面構成ア
ルゴリズム」(コンピュータ・グラフィックス、SIG
GRAPH87会報、21:163−169、1987
年7月)、またはJ.Bloomenthalによる
「暗示的表面ポリゴナイザ」(グラフィックス Gem
sIV、APプロフェッショナル、1994年、ISB
N 0123361559、pp 324−350)に
記載されているような従来のマーチング・キューブ・ア
ルゴリズムに従ってサーフェイス・モデラ80が実行す
る。
【0091】(3)段階2で生成されるサーフェイス・
メッシュにおける三角形の数は、デシメーション処理を
実施することによって著しく削減される。
【0092】段階3において、サーフェイス・モデラ8
0は、本実施形態における処理を実施し、段階2で生成
された三角形のメッシュから無作為に頂点を取り除くこ
とによってデシメーション処理を行って、各々の頂点が
オブジェクト210の表面の形状に寄与しているか否か
を確認する。その形状に寄与していない頂点は三角網か
ら除去されるため、最終モデル内の頂点が減少する(し
たがって、三角形が減少する)。除去および検査する頂
点の選択は、隣接する頂点を連続的に除去することによ
って表面のより大きな部分を浸食する効果を防ぐため
に、任意の順序で行われる。本実施形態においてサーフ
ェイス・モデラ80によって実行されるデシメーション
・アルゴリズムを、疑似コードで以下に記載する。 入力 頂点を読み込む。 三角形を形成する三組の頂点IDを読み込む。 処理 NVERTEXを数回繰り返す。これまでに選択されて
いない任意の頂点Vを選択する。頂点としてVを有する
すべての三角形の集合Sを配置する。近接する三角形が
互いに隣り合うようにSを配列する。Vを無視して三角
形の集合を再構成する(すなわち、選択された三角形&
V を取り除き、次いで穴を埋める)。Vと各三角形の
平面の間の最大距離を求める。(距離<しきい値)の場
合は、Vを破棄して、新たな三角網を維持する。そうで
ない場合は、Vを維持して、旧い三角網に戻る。 出力 維持された頂点のリストを出力する。更新された三角形
のリストを出力する。
【0093】写真マット34上の特徴パターンの絶対位
置が把握されているため(あらかじめ記憶された位置を
定めるデータに従って特徴パターンが印刷されているた
め)、ステップS4−24において、オブジェクト21
0の表面の三次元モデルが正しいスケールで生成され
る。
【0094】ステップS4−26において、サーフェイ
ス・テクスチャラ90は、ステップS4−24において
サーフェイス・モデラ80により生成されたサーフェイ
ス・モデル内の表面三角形毎にテクスチャ・データを生
成する。
【0095】より具体的には、本実施形態において、サ
ーフェイス・テクスチャラ90は、従来の方法で処理を
行い、ステップS4−24において生成されたサーフェ
イス・メッシュ内の各三角形を選択するとともに、選択
された三角形と最前で直面する入力画像「i」を見いだ
す。すなわち、値nt^.vi^が最も大きい入力画像を
見いだす(ただし、nt^は三角形の法線で、vi^は
「i」番目の画像に対する表示方向である)。これによ
って、選択された表面三角形が最大の投射領域を有する
入力画像が識別される。(上記nt^.vi^は 上記nt^は、 上記vi^は、 をそれぞれ表す)次いで、選択された表面三角形を、識
別された入力画像内に投射し、投射した三角形の頂点を
テクスチャ座標として利用して、画像テクスチャ・マッ
プを定める。
【0096】上述の処理を実行した結果が、モデル上に
描写される画像データを定めるテクスチャ座標を備え
た、オブジェクト210の表面のVRMLモデル(また
は類似形式のモデル)である。
【0097】ステップS4−28において、中央制御装
置20は、オブジェクト210の三次元コンピュータ・
モデルを定めるデータを、例えばディスク122のよう
な記憶装置に記憶されたデータ、または信号124とし
て、出力データ記憶装置120から出力する(図1)。
さらに、あるいはその代わりに、中央制御装置20は、
テクスチャ・データが描かれたオブジェクト210の三
次元コンピュータ・モデルの画像を、例えばユーザ入力
装置6を使用してユーザが入力した観点に従って、表示
プロセッサ110に表示させる。あるいは、ステップS
4−14において生成された入力画像毎にカメラ230
の位置および方向を定めるデータ、ならびにステップS
4−16およびステップS4−20において生成された
各入力画像の区分を定めるデータを、例えばディスク1
22のような記憶装置に記録されたデータ、または信号
124として出力することができる。次いで、ステップ
S4−24およびステップS4−26を実行するようプ
ログラミングされた個別的な処理装置にこのデータを入
力することができる。
【0098】上述の実施形態において、処理する入力画
像毎にアイコン310〜324を生成および表示し、次
にステップS4−16における対応する画像に対する分
割処理が完了すると各アイコンを変化させて、処理の結
果を示す。このように、ユーザは処理する画像を確認し
(また、処理の開始に先立って変更を行い)、処理の進
行に伴って分割処理が完了した画像の数を確認し、さら
に各々の画像に対する分割処理の結果を確認する(ま
た、変更を行う)ことが可能である。
【0099】しかし、以下に説明する第2の実施形態か
ら明らかなように、分割処理以外の処理操作に従って、
各入力画像に対するアイコンを生成および表示し、それ
を変化させることが可能である。
【0100】第2の実施形態 次に本発明の第2の実施形態について説明する。第2の
実施形態の構成要素およびそれによって実行される処理
操作は、対象オブジェクト210が較正オブジェクト上
に画像化されず(よって、第2の実施形態では、マット
・ジェネレータ30、プリンタ8および表示パネル10
は必要とされない)、図4のステップS4−14におい
てカメラ計算器50およびアイコン・コントローラ10
0によって実行される処理操作が異なる点を除いては、
第1の実施形態と同じである。これらの相違点を以下に
説明する。
【0101】第2の実施形態では、対象オブジェクト2
10を写真マット34上に配置する代わりに、各々がそ
れぞれ異なる色を有する複数のマーカを、実質的に均一
に分散するように対象オブジェクト210上に付着させ
る。次いで、第1の実施形態と同様に、対象オブジェク
ト210をカメラ230に対して移動させることによっ
て、異なる位置および方向で入力画像を記録する。
【0102】図10は、第2の実施形態における処理装
置2に入力された画像500、502、504および5
06の例を示す図である(図10において、有色マーカ
が円で示されている)。
【0103】第2の実施形態では、第1の実施形態と同
様に、オブジェクト210の画像の記録および入力に続
いて、さらなる「背景」画像を記録および入力する。し
かし、第2の実施形態では、背景画像は単なる表面20
0の画像である。
【0104】第2の実施形態のステップS4−6におい
て、第1の実施形態と同様に、アイコン・コントローラ
100はディスプレイ・プロセッサ110に、各入力画
像をサム・ネイル形式で表示装置4上に表示させる。し
たがって、図11を参照すると、処理が行われる入力画
像をユーザが確認できるように、各々が入力画像のサイ
ズ縮小バージョンを含むアイコン520から534が表
示される。このように、必要ならばステップS4−10
において、不正確な対象オブジェクト210に関連する
入力画像、または対象オブジェクト210の全体が見え
ない入力画像(例えば、図11のアイコン528によっ
て表される入力画像)をユーザが削除し、かつ/または
さらなる入力画像を追加することが可能である。以下に
説明するように、第1の実施形態と同様に、処理する画
像に対するアイコンは、後続の処理を通じて表示された
ままであるが、処理の進行に伴って、また特定のユーザ
入力に応じて変更される。
【0105】第2の実施形態のステップS4−14にお
いて、カメラ計算器50は、各入力画像に対して処理を
行って、入力画像内で目に見える対象オブジェクト21
0に付された各有色マーカの位置を検出し、その検出さ
れた有色マーカを入力画像間でマッチさせることによっ
て各入力画像の位置および方向を計算する。特徴を検出
してマッチさせ、確定した組み合わせに従って画像化位
置および方向を計算する処理を、例えば欧州特許公開第
0809245号(EP−A−0898245)に記載
されているような従来の方法で実行する。
【0106】ステップS4−14においてカメラ計算器
50によって実行される処理を通じて、アイコン・コン
トローラ100は、内部の有色マーカを検出してマッチ
させるための処理が既に行われた画像と、まだそのよう
に処理されていない画像をユーザに示すようにして、表
示装置4上に表示されたアイコン520から534をデ
ィスプレイ・プロセッサ110により変化させる。より
具体的には、図12を参照すると、本実施形態におい
て、アイコン・コントローラ100は、特徴を検出して
マッチさせるための処理が既に行われた画像に対するア
イコンを、そのアイコンの境界が変化するように、ディ
スプレイ・コントローラ110により変化させるととも
に、ユーザに対して処理の結果を表示させる。したがっ
て、図12の例では、第1の3つの入力画像を処理し
て、その内部の特徴を検出してマッチさせ、それに応じ
て対応するアイコン520、522および524を更新
して処理の結果を示した、すなわち、カメラ計算器50
によって検出された各有色マーカの位置をばつ印で表
し、カメラ計算器50によって判断された検出済みの特
徴を対応する数字で示して、各入力画像内の同じ特徴を
表している(各画像内における同じ特徴は同じ照合番号
で表されている)。したがって、内部の有色マーカを検
出し、その検出されたマーカと先の入力画像における検
出済みのマーカとをマッチさせる処理を実行した後で、
入力画像に対するアイコンを変化させる。
【0107】図13を参照すると、カメラ計算器50
が、内部の有色マーカを検出してマッチさせるために各
入力画像を処理した後で、ユーザはアイコン520〜5
34のいずれかを選択して、特徴検出およびマッチング
処理の結果を修正することが可能になる。
【0108】より具体的には、図13の例において、ユ
ーザが(従来の方法でアイコンをポイントおよびクリッ
クすることによって)アイコン524を選択し、したが
ってアイコン・コントローラ100は、ディスプレイ・
プロセッサ110にアイコン524の境界を強調表示さ
せて、それを他のアイコンから区別する。
【0109】アイコンの1つを選択した結果として、ア
イコン・コントローラ100は、対応する入力画像に対
する特徴検出およびマッチング処理の結果をウィンドウ
550内に拡大した形でディスプレイ・プロセッサ11
0により表示させる。さらに、アイコン・コントローラ
100は、対象オブジェクト210の画像の様々に異な
る部分を包含する、ウィンドウ550内でユーザが移動
させることのできるウィンドウ552と、ウィンドウ5
52内に包含された画像データを含むさらなるウィンド
ウ560とを拡大した形でディスプレイ・プロセッサ1
10に表示させる。次いで、カメラ計算器50は、ウィ
ンドウ560内に表示された特徴検出およびマッチング
処理の結果を修正するユーザ入力指示に応答して動作可
能となる。例として、ユーザは、有色マーカについて表
示されたばつ印の位置(カメラ計算器50が検出した有
色マーカの位置を示す)が不正確な場合はそれを変更
し、特徴が不正確にマッチングされた場合は、カメラ計
算器50によって有色マーカに付与された数字を変更
し、かつ/または図13の例に示すように、有色マーカ
の中央をポイントおよびクリックし、特徴に対して数字
を付与し、他の画像においてマッチさせる特徴を示すこ
とにより、カメラ計算器50によって検出されなかった
有色マーカにばつ印を付与する。
【0110】その結果、ユーザは特徴検出およびマッチ
ング結果を、カメラ計算器50が該結果を処理して入力
画像の位置および方向を計算する前に補正することがで
きる。
【0111】後続の処理を通じて、カメラ計算器50が
入力画像の位置および方向を計算する処理を実行するの
に伴って、アイコン・コントローラ100は、位置およ
び方向が計算された画像に対応するアイコンを、位置お
よび方向がまだ計算されていない画像に対するアイコン
と区別するようにして、ディスプレイ・プロセッサ11
0により変化させる。このように、ユーザは、カメラ計
算器50による位置および方向の計算の進捗状況を見る
ことができる。
【0112】その他の実施形態 請求項の範囲内で、上記の実施形態に多くの修正を加え
ることができる。
【0113】例えば、上述の実施形態において、入力画
像を表す各アイコン310〜324、520〜534
は、入力画像それ自体の画素縮小バージョン(サム・ネ
イル画像)である。しかし、各アイコンは、入力画像内
の画素の数、およびディスプレイ装置4のディスプレイ
上に表示可能な画素の数に応じて、入力画像からのすべ
ての画素を含むことができる。
【0114】上述の実施形態では、ステップS4−4に
おいて、カメラ230の固有パラメータを定める、ユー
ザにより入力されたデータが記憶される。しかし、その
代わりに、該カメラパラメータの一部またはすべてに対
してデフォルト値を想定することができ、あるいは、例
えばHartleyによる「未校正の視点によるユーク
リッド復元」(コンピュータ・ビジョンにおける不変性
の応用、編集:Mundy、Zissermanおよび
Forsyth eds、pp 237−256、Az
ores 1993年)に記載されているような従来の
方法で固有パラメータ値を計算する処理を行うことがで
きる。
【0115】上述の実施形態では、図6を参照しながら
上述したように、対象オブジェクト210に関連する入
力画像からの画像データを、背景に関連する画像データ
から分離する。しかし、その代わりに、従来の他の分割
方法を用いることもできる。例えば、写真マット34お
よび背景(または第二の実施形態では単に背景)の色を
表す単一のRGB値を記憶し、入力画像内の各画素を処
理して、RGB背景値とRGB画素値の間のRGB空間
におけるユークリッド距離が特定のしきい値より小さい
かどうかを判断する分割方法を用いることができる。
【0116】上述の実施形態では、ステップS6−44
において、アイコン・コントローラ100は、対応する
入力画像内の各画素が画像データ・セグメンタ60によ
って処理されるのに伴って、サム・ネイル画像を更新す
る。すなわち、ステップS6−44は、ステップS6−
34からS6−46を含むループの一部として実行され
る。しかし、その代わりに、アイコン・コントローラ1
00は、入力画像内のすべての画素が処理された後に、
サム・ネイル画像を更新するようにしてもよい。すなわ
ち、ステップS6−46の後で、ステップS6−44を
実行することができる。このように、入力画像内のすべ
ての画素についてステップS6−34からステップS6
−42が実行されたときに、各サム・ネイル画像を更新
するだけで、分割処理の結果を示すことになる。
【0117】上述の実施形態では、ステップS8−4に
おいてユーザが入力画像に対する区分を編集し終えた後
に、ステップS8−6を実行してサム・ネイル画像を更
新する。しかし、その代わりに、各サム・ネイル画像が
区分編集の結果をリアルタイムで表示するように、入力
画像区分を編集しながらステップS8−6を実行するこ
ともできる。
【0118】上述の実施形態では、各入力画像を表すア
イコンは入力画像自体の画素縮小バージョンであり、処
理の進行に伴って各アイコンを変化させて、アイコンに
対応する特定の入力画像に対する画像処理操作の結果を
示す。しかし、各アイコンは完全に概略化され、外見上
は入力画像と無関係なものであってもよい。例えば、各
アイコンは単一色の単純な幾何学形状のものであっても
よく、入力画像に対する問題の処理操作が終了したこと
を示すために色を変化させることもできる(または、目
に見える他の様式でアイコンを変化させることもでき
る)。
【0119】上述の実施形態では、入力画像に対する特
定の処理操作(分割処理ならびに特徴検出およびマッチ
ング処理)を実行した結果を、対応するアイコンを選択
することによって編集することが可能である。しかし、
結果を編集する機能を提供する必要はなく、あるいは対
応するアイコンを選択するという方法以外の方法で(例
えば、入力画像に対応する数字をタイプすることによっ
て)結果を選択して編集を行うことが可能である。
【0120】上述の実施形態では、ステップS4−24
において、サーフェイス・モデラ80は、ボクセル・カ
ービング技術を用いて、対象オブジェクト210の表面
の三次元コンピュータ・モデルを定めるデータを生成す
る。しかし、例えば「Nフォトグラフは三次元形状につ
いて何を語るか?」と題するロチェスター大学コンピュ
ータ・サイエンス技術報告書第680号(1998年1
月)、または「スペース・カービングによる形状の理
論」と題するロチェスター大学コンピュータ・サイエン
ス技術報告書第692号(1998年5月)(いずれも
著者はKiriakos N.KutulakosとS
tephen M.Seitsである)に記載されてい
るようなボクセル着色法、ならびにIllingwor
thおよびHiltonによる「モデル・ワールドの構
築に対する着目:コンピュータ・ビジョンを用いたスタ
ティック・オブジェクトの自動構成」(IEE電気通信
工学ジャーナル、1998年6月、103〜113ペー
ジ)に記載されているようなシルエット交差法のような
他の技術を用いてもよい。
【0121】上述の実施形態では、画像分割エディタ7
0は、編集ステップS8−4において、ユーザがポイン
タ412でタッチした各画素が、それまで背景画素であ
ればオブジェクト画素に変化し、それまでオブジェクト
画素であれば背景画素に変化するように処理を行うよう
構成される。しかし、その代わりに、画像分割エディタ
70は、ユーザがユーザ入力装置6を使用して「背景か
らオブジェクト」画素編集モードを選択し、このモード
が選択されている間は、ユーザがポインタ412でタッ
チした各画素が、それまで背景画素であればオブジェク
ト画素に変化するものの、オブジェクト画素は背景画素
に変化することのないように処理を行うよう構成されて
いてもよい。同様に、ユーザは、ユーザがポインタ41
2でタッチした各画素が、それまでオブジェクト画素で
あれば背景画素に変化するものの、背景画素はオブジェ
クト画素に変化することのない「オブジェクトから背
景」変化モードを選択することもできる。
【0122】上述の実施形態では、プログラミング指示
によって定められた処理ルーチンを使用し、コンピュー
タによって処理が行われる。しかし、ハードウェアを使
用して、一部またはすべての処理を行うことも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理装置のコンポーネントが、プログラミング
指示によりプログラミングされたときに、そのように構
成されるものと考えられる概念的・機能的処理ユニット
とともに、本発明の第1の実施形態の構成要素を概略的
に示す図である。
【図2】第1の実施形態において三次元コンピュータ・
モデルが生成されるオブジェクトの画像の記録を示す図
である。
【図3】第1の実施形態において、図1の処理装置に入
力されるオブジェクトの画像を示す図である。
【図4】入力データを処理するために図1の処理装置に
よって実行される処理操作を示す図である。
【図5】図4のステップS4−6における「サム・ネイ
ル」(縮小画素)形式の各入力画像の表示を示す図であ
る。
【図6】図4のステップS4−16において実行される
処理操作を示す図である。
【図7】図6のステップS6−44において、サム・ネ
イル画像がどのように変化するかを示す図である。
【図8】図4のステップS4−20において実行される
処理操作を示す図である。
【図9】図8のステップS8−2とS8−4での処理時
における図1の表示装置上の表示の例を示す図である。
【図10】第2の実施形態において、図1の処理装置に
入力される、三次元コンピュータ・モデルが生成される
オブジェクトの画像を示す図である。
【図11】第2の実施形態において、図4のステップS
4−6でのサム・ネイル形式の入力画像の表示を示す図
である。
【図12】図4のステップS4−14において処理が進
行するのに伴って、第2の実施形態において、表示され
たサム・ネイル画像がどのように変化するかを示す図で
ある。
【図13】図4の第2の実施形態のステップS4−14
において実行される、処理結果の対話型式による編集を
示す図である。
【符号の説明】
2 処理装置 4 表示装置 6 ユーザ入力装置 8 プリンタ 10 表示パネル 12、42 ディスク 14 信号 20 中央制御装置 24 メモリ 30 マット・ジェネレータ 34 写真マット 40 入力データ記憶装置 50 カメラ計算器 60 画像データ・セグメンタ 70 画像分割エディタ 80 サーフェイス・モデラ 90 サーフェイス・テクスチャラ 100 アイコン・コントローラ 110 ディスプレイ・プロセッサ 120 出力データ記憶装置 230 カメラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月15日(2002.1.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図4A、図4Bは、本実施形態における入
力データを処理する、処理装置2によって実行される処
理操作を示す図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図4を参照すると、ステップS4−2に
おいて、中央制御装置20は表示プロセッサ110に、
処理するデータを入力するようユーザに要求するメッセ
ージを表示装置4上に表示させる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】再び図4を参照すると、ステップS4−
8において、中央コントローラ20は、ユーザが、カー
ソル342およびマウスのような入力装置6を使用し
て、表示装置4上に表示された「画像変更」ボタン34
0(図5)をポイントおよびクリックすることにより1
つまたは複数の入力画像を変化させることを指示する入
力信号を処理装置2に入力したかどうかを判断する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】図6A、図6B、図6Cは、ステップS4
−16において画像データ・セグメンタ60により実行
された処理操作を示す図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】図6に示すとおり、ステップS6−2か
らS6−10において、画像データ・セグメンタ60
は、オブジェクト210そのものではなく、写真マット
34および背景200を表す入力画像における色を示す
定量値のハッシュ・テーブルを構築する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】より具体的には、ステップS6−2におい
て、画像データ・セグメンタ60は、図4のステップ
S4−4において記憶された「背景画像」(すなわち、
処理装置2に最後に入力される画像であって、表面20
0およびオブジェクトを示し、写真マット34が印刷さ
れる材料と同じ色を有する画像)における次の画素のR
BGデータ値を読み取る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】再び図6を参照すると、ステップS6−
46において、画像データ・セグメンタ60は、2値画
像内に他の画素が存在するかどうかを判断し、各画素が
上述の方法で処理されるまで、ステップS6−34から
ステップS6−46が繰り返される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】再び図4を参照すると、ステップS4−
18において、中央制御装置20は、ステップS4−1
6において生成された画像区分の修正をユーザが希望し
ていることを示す信号(この信号は、本実施形態におい
て、修正することが望まれる区分に対応するアイコン3
10〜324をポイントおよびクリックすることによっ
て、ユーザにより生成されている)を、ユーザ入力装置
6を介してユーザから受信したかどうかを判断する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】再び図4を参照すると、ステップS4−
22において、画像分割エディタ70は、ユーザが画像
区分に対してさらなる変更を加えることを希望している
かどうか、すなわちユーザがさらなるアイコン310〜
324をポイントおよびクリックしたかどうかを判断す
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】第2の実施形態 次に本発明の第2の実施形態について説明する。第2の
実施形態の構成要素およびそれによって実行される処理
操作は、対象オブジェクト210が較正オブジェクト上
に画像化されず(よって、第2の実施形態では、マット
・ジェネレータ30、プリンタ8および表示パネル10
は必要とされない)、図4のステップS4−14にお
いてカメラ計算器50およびアイコン・コントローラ1
00によって実行される処理操作が異なる点を除いて
は、第1の実施形態と同じである。これらの相違点を以
下に説明する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0115
【補正方法】変更
【補正内容】
【0115】上述の実施形態では、図6A乃至Cを参照
しながら上述したように、対象オブジェクト210に関
連する入力画像からの画像データを、背景に関連する画
像データから分離する。しかし、その代わりに、従来の
他の分割方法を用いることもできる。例えば、写真マッ
ト34および背景(または第二の実施形態では単に背
景)の色を表す単一のRGB値を記憶し、入力画像内の
各画素を処理して、RGB背景値とRGB画素値の間の
RGB空間におけるユークリッド距離が特定のしきい値
より小さいかどうかを判断する分割方法を用いることが
できる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】処理装置のコンポーネントが、プログラミング
指示によりプログラミングされたときに、そのように構
成されるものと考えられる概念的・機能的処理ユニット
であり、本発明の実施形態の構成要素を概略的に示す図
である。
【図2】三次元コンピュータモデルが生成されるオブジ
ェクトの画像の記録を示す図である。
【図3】図1の処理装置に入力されるオブジェクトの画
像を示す図である。
【図4】入力データを処理するために図1の処理装置
によって実行される処理操作を示す図である。
【図4入力データを処理するために図1の処理装置
によって実行される処理操作を示す図である。
【図5】図4のステップS4−6における「サムネイ
ル」(縮小画素)形式の各入力画像の表示を示す図であ
る。
【図6】図4のステップS4−16において実行さ
れる処理操作を示す図である。
【図6図4BのステップS4−16において実行さ
れる処理操作を示す図である。
【図6図4BのステップS4−16において実行さ
れる処理操作を示す図である。
【図7】図6のステップS6−44において、サムネ
イル画像がどのように変化するかを示す図である。
【図8】図4のステップS4−20において実行され
る処理操作を示す図である。
【図9】図8のステップS8−2からS8−3での処理
時における図1の表示装置上の表示の例を示す図であ
る。
【図10】第2の実施形態において、図1の処理装置に
入力される、三次元コンピュータ・モデルが生成される
オブジェクトの画像を示す図である。
【図11】第2の実施形態において、図4のステップ
S4−6でのサム・ネイル形式の入力画像の表示を示す
図である。
【図12】図4のステップS4−14において処理が
進行するのに伴って、第2の実施形態において、表示さ
れたサム・ネイル画像がどのように変化するかを示す図
である。
【図13】図4の第2の実施形態のステップS4−1
4において実行される、処理結果の対話型式による編集
を示す図である。
【符号の説明】 2 処理装置 4 表示装置 6 ユーザ入力装置 8 プリンタ 10 表示パネル 12、42 ディスク 14 信号 20 中央制御装置 24 メモリ 30 マット・ジェネレータ 34 写真マット 40 入力データ記憶装置 50 カメラ計算器 60 画像データ・セグメンタ 70 画像分割エディタ 80 サーフェイス・モデラ 90 サーフェイス・テクスチャラ 100 アイコン・コントローラ 110 ディスプレイ・プロセッサ 120 出力データ記憶装置 230 カメラ
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図8】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6A】
【図6C】
【図6B】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA36 GB02 MC19 MC21 NN11 NN14 5B057 CA16 CB16 CD05 CE08 CF10 5C076 AA19 AA21 AA22 5E501 AA01 AC09 AC15 AC32 BA03 CA02 FA04 FA46

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理する複数の画像を定めるデータを受
    信する工程と、 処理する画像毎に各アイコンを示すための表示用データ
    を生成する工程と、 画像に対する処理を行うとともに、前記処理の進行に伴
    って、変化後のアイコンを示して前記処理の状態を伝え
    るための表示用データを生成する工程とを備えることを
    特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 対応する画像の内容の少なくとも一部を
    伝えるように各アイコンを生成することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 入力画像を処理して、より画素の少ない
    画像を生成することによって各アイコンを生成すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記処理の進行に伴って、対応する画像
    に対する処理が完了した場合にのみ、変化後のアイコン
    を示すための表示用データを生成することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 個々の画像に対する処理が進行するのに
    伴って、対応するアイコンを変化させて、前記個々の画
    像に対する前記処理の進捗状況を伝える表示用データを
    生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 変化後のアイコンを示す表示用データを
    生成する前記工程において、前記変化後のアイコンは、
    対応する画像に対して行われた処理の少なくとも1つの
    結果を示すことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 処理する画像に対する各々のアイコンを
    ユーザにより選択可能とすることで画像が処理されるの
    を回避することができることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 画像に対する処理を行う前記工程におい
    て、 選択された少なくとも1つのアイコンを定める信号を受
    信する工程と、 受信信号において定められたアイコンに対応する画像を
    除くすべての画像を処理する工程とを更に備えることを
    特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 変化後の各アイコンをユーザにより選択
    可能とすることで、対応する画像に対する処理の結果を
    ユーザが編集できるように処理を行うことを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれかに記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 ユーザによって選択された変化後のア
    イコンを定める信号を受信する工程と、 変化後のアイコンに対応する画像に対する前記処理の結
    果を変化後のアイコンより大きい形で示す、ユーザに対
    する表示用画像データを生成する工程と、 処理入力の結果に対する少なくとも1つの変更を定める
    信号を受信する工程と、 受信信号に従って前記処理の結果を定めるデータを修正
    する工程とをさらに備えることを特徴とする請求項9に
    記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 処理する複数の画像を定めるデータを
    受信する手段と、 処理する画像毎に各アイコンを示すための表示用データ
    を生成するアイコン表示データ生成手段と、 画像に対する処理を行う処理手段と、 前記処理手段による前記処理の進行に伴って、変化後の
    アイコンを示して前記処理の状態を伝えるための表示用
    データを生成するアイコン変更手段とを備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記アイコン表示データ生成手段は、
    対応する画像の内容の少なくとも一部を伝えるように各
    アイコンを生成することを特徴とする請求項11に記載
    の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記アイコン表示データ生成手段は、
    入力画像を処理して、より画素の少ない画像を生成する
    ことによって各アイコンを生成することを特徴とする請
    求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記アイコン変更手段は、対応する画
    像に対する処理が完了した場合にのみ、変化後のアイコ
    ンを示すための表示用データを生成することを特徴とす
    る請求項11乃至13のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記アイコン変更手段は、個々の画像
    に対する処理が進行する一方で、対応するアイコンを変
    化させて、前記個々の画像に対する前記処理の進捗状況
    を伝えるために表示用データを生成することを特徴とす
    る請求項11乃至13のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記アイコン変更手段は、変化後の各
    アイコンが、対応する画像に対して行われた処理の少な
    くとも1つの結果を示すように表示用データを生成する
    ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載
    の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 処理する画像に対する各々のアイコン
    を選択可能とすることで、前記画像が処理されるのを回
    避することができる手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項11乃至16のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 変化後の各アイコンを選択可能とする
    ことで、対応する画像に対する処理の結果を編集できる
    ように処理を行う手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項11乃至17のいずれかに記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 選択された変化後のアイコンを定める
    信号を受信する手段と、 変化後のアイコンに対応する画像に対する前記処理の結
    果を変化後のアイコンより大きい形で示す表示用画像デ
    ータを生成する手段と、 処理入力の結果に対する少なくとも1つの変更を定める
    信号を受信する手段と、 受信信号に従って前記処理の結果を定めるデータを修正
    する手段とをさらに備えることを特徴とする請求項18
    に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至10の少なくともいずれ
    か1項に記載の画像処理方法をプログラマブル処理装置
    により実現させるためのプログラム命令を記憶する記憶
    媒体。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至10の少なくともいずれ
    か1項に記載の画像処理方法をプログラマブル処理装置
    により実行するためのプログラム命令を伝達する信号。
JP2001311440A 2000-10-06 2001-10-09 画像処理装置 Pending JP2002202838A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0024592.8 2000-10-06
GB0024592A GB2371194B (en) 2000-10-06 2000-10-06 Image processing apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002202838A true JP2002202838A (ja) 2002-07-19

Family

ID=9900846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001311440A Pending JP2002202838A (ja) 2000-10-06 2001-10-09 画像処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020085001A1 (ja)
JP (1) JP2002202838A (ja)
GB (1) GB2371194B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018197685A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 公益財団法人かずさDna研究所 三次元計測装置

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003123086A (ja) * 2001-10-11 2003-04-25 Sony Corp 情報処理装置及び方法、並びに情報処理プログラム
US7639842B2 (en) 2002-05-03 2009-12-29 Imagetree Corp. Remote sensing and probabilistic sampling based forest inventory method
US7212670B1 (en) * 2002-05-03 2007-05-01 Imagetree Corp. Method of feature identification and analysis
JP4279083B2 (ja) * 2003-08-18 2009-06-17 富士フイルム株式会社 画像処理方法および装置、並びに画像処理プログラム
US20050076313A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-07 Pegram David A. Display of biological data to maximize human perception and apprehension
US20050171961A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-04 Microsoft Corporation Fingerprinting software applications
CA2707912C (en) * 2007-12-03 2016-01-05 Shimane Prefectural Government Image recognition device and image recognition method
US8255816B2 (en) * 2008-01-25 2012-08-28 Schlumberger Technology Corporation Modifying a magnified field model
US8160992B2 (en) 2008-05-15 2012-04-17 Xerox Corporation System and method for selecting a package structural design
US8915831B2 (en) * 2008-05-15 2014-12-23 Xerox Corporation System and method for automating package assembly
US7788883B2 (en) * 2008-06-19 2010-09-07 Xerox Corporation Custom packaging solution for arbitrary objects
US9132599B2 (en) 2008-09-05 2015-09-15 Xerox Corporation System and method for image registration for packaging
US8174720B2 (en) * 2008-11-06 2012-05-08 Xerox Corporation Packaging digital front end
US9493024B2 (en) * 2008-12-16 2016-11-15 Xerox Corporation System and method to derive structure from image
US20100162163A1 (en) * 2008-12-18 2010-06-24 Nokia Corporation Image magnification
US8170706B2 (en) 2009-02-27 2012-05-01 Xerox Corporation Package generation system
US8775130B2 (en) * 2009-08-27 2014-07-08 Xerox Corporation System for automatically generating package designs and concepts
US20110119570A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-19 Xerox Corporation Automated variable dimension digital document advisor
US9082207B2 (en) * 2009-11-18 2015-07-14 Xerox Corporation System and method for automatic layout of printed material on a three-dimensional structure
US8643874B2 (en) 2009-12-18 2014-02-04 Xerox Corporation Method and system for generating a workflow to produce a dimensional document
US8757479B2 (en) 2012-07-31 2014-06-24 Xerox Corporation Method and system for creating personalized packaging
US9760659B2 (en) 2014-01-30 2017-09-12 Xerox Corporation Package definition system with non-symmetric functional elements as a function of package edge property
US9892212B2 (en) 2014-05-19 2018-02-13 Xerox Corporation Creation of variable cut files for package design
US9916401B2 (en) 2015-05-18 2018-03-13 Xerox Corporation Creation of cut files for personalized package design using multiple substrates
US9916402B2 (en) 2015-05-18 2018-03-13 Xerox Corporation Creation of cut files to fit a large package flat on one or more substrates
US10169665B1 (en) * 2016-02-28 2019-01-01 Alarm.Com Incorporated Virtual inductance loop
CN113760140B (zh) * 2021-08-31 2023-12-08 Oook(北京)教育科技有限责任公司 一种内容显示方法、装置、介质和电子设备

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1317678C (en) * 1989-03-20 1993-05-11 William Jaaskelainen Dynamic progress marking icon
JPH04514A (ja) * 1990-04-17 1992-01-06 Toshiba Corp 計算機の処理進度表示方法
JP3284561B2 (ja) * 1991-06-03 2002-05-20 株式会社日立製作所 学習支援システム
JPH07210352A (ja) * 1994-01-10 1995-08-11 Hitachi Medical Corp 処理進行状況表示方法
JP3608758B2 (ja) * 1995-06-23 2005-01-12 株式会社リコー 索引生成方法、索引生成装置、索引付け装置、索引付け方法、ビデオ議事録生成方法、フレーム編集方法及びフレーム編集装置
JP3869876B2 (ja) * 1995-12-19 2007-01-17 キヤノン株式会社 画像計測方法及び画像計測装置
US5815683A (en) * 1996-11-05 1998-09-29 Mentor Graphics Corporation Accessing a remote cad tool server
US5960125A (en) * 1996-11-21 1999-09-28 Cognex Corporation Nonfeedback-based machine vision method for determining a calibration relationship between a camera and a moveable object
US6097390A (en) * 1997-04-04 2000-08-01 International Business Machines Corporation Progress-indicating mouse pointer
US5953010A (en) * 1997-08-01 1999-09-14 Sun Microsystems, Inc. User-friendly iconic message display indicating progress and status of loading and running system program in electronic digital computer
EP0898245B1 (en) * 1997-08-05 2004-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method and apparatus
US6396518B1 (en) * 1998-08-07 2002-05-28 Hewlett-Packard Company Appliance and method of using same having a send capability for stored data
US6414697B1 (en) * 1999-01-28 2002-07-02 International Business Machines Corporation Method and system for providing an iconic progress indicator
US6847388B2 (en) * 1999-05-13 2005-01-25 Flashpoint Technology, Inc. Method and system for accelerating a user interface of an image capture unit during play mode
JP2001034775A (ja) * 1999-05-17 2001-02-09 Fuji Photo Film Co Ltd 履歴画像表示方法
US7065242B2 (en) * 2000-03-28 2006-06-20 Viewpoint Corporation System and method of three-dimensional image capture and modeling
US7728848B2 (en) * 2000-03-28 2010-06-01 DG FastChannel, Inc. Tools for 3D mesh and texture manipulation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018197685A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 公益財団法人かずさDna研究所 三次元計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB0024592D0 (en) 2000-11-22
GB2371194A (en) 2002-07-17
GB2371194B (en) 2005-01-26
US20020085001A1 (en) 2002-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002202838A (ja) 画像処理装置
US5751852A (en) Image structure map data structure for spatially indexing an imgage
EP1267309B1 (en) 3D Computer Modelling Apparatus
US20040155877A1 (en) Image processing apparatus
US5809179A (en) Producing a rendered image version of an original image using an image structure map representation of the image
JP4497772B2 (ja) 画像処理装置
JP3647407B2 (ja) 画像処理装置
US6774889B1 (en) System and method for transforming an ordinary computer monitor screen into a touch screen
US5710877A (en) User-directed interaction with an image structure map representation of an image
US7453456B2 (en) System and method of three-dimensional image capture and modeling
EP1355277A2 (en) Three-dimensional computer modelling
JP2000090289A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びに媒体
EP0831421B1 (en) Method and apparatus for retouching a digital color image
CN110033507B (zh) 模型贴图的内描线绘制方法、装置、设备及可读存储介质
JP2019207535A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US6806878B2 (en) Graphic editing apparatus for adding or deleting curve to/from graphics by interactive processing
JP3651943B2 (ja) アイコン作成方法及び動画用のコマ作成方法
JP2001266176A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JPH0644346A (ja) 距離画像処理方法及び装置
JP2003331318A (ja) 物体データ生成装置
GB2387093A (en) Image processing apparatus with segmentation testing
JP2007094680A (ja) 画像処理装置、画像処理方法等
CN113486803A (zh) 视频中嵌入图像的装置
Ouhyoung et al. A three-dimensional building authoring tool based on line drawing understanding
JPS61251975A (ja) 形状ピツク方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718