JPH08160372A - 表示素子用セルの製造方法 - Google Patents

表示素子用セルの製造方法

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JPH08160372A
JPH08160372A JP33025294A JP33025294A JPH08160372A JP H08160372 A JPH08160372 A JP H08160372A JP 33025294 A JP33025294 A JP 33025294A JP 33025294 A JP33025294 A JP 33025294A JP H08160372 A JPH08160372 A JP H08160372A
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cell
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cut
substrates
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JP33025294A
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English (en)
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Yasuyuki Kurisu
保之 栗栖
Masahide Shigemura
政秀 重村
Takanobu Narushige
隆信 成重
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Original Assignee
Kyocera Display Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック基板を有する液晶表示素子など
の表示素子用セルにおいて、そのプラスチック基板に対
して応力をほとんどかけることなく、切断用の切り込み
を入れる。 【構成】 互いに対向する面に所定のパターンをもって
それぞれ透明電極が形成された一対のプラスチック基板
21,22を、それらの間にシール材23を挟んで重ね
合わせて同時に複数の表示素子用セル24を一体化して
形成した後、所定の切断具12にてプラスチック基板2
1,22を切断して、その各セル24内に液晶などの表
示活性物質を注入するための注入孔出しやその表示活性
物質注入後の透明電極端子出しなどを行なうにあたっ
て、切断具12を加熱し、かつ、所定の圧力を加えてプ
ラスチック基板21,22を熱溶融させながら、同基板
に切断のための切り込み25a,25bを好ましくは基
板厚さの1/3以上の深さをもって入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子などに用い
られる表示素子用セルの製造方法に関し、さらに詳しく
言えば、プラスチック基板を用いた表示素子用セルの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実際の製造ラインを経て最終製品形態の
液晶表示素子を得るまでには、何回かの基板切断工程が
ある。すなわち、透明電極を有する一対の基板を、それ
らの間にシール材を挟んで重ね合わせることにより、複
数の空セルを同時に形成してマルチ基板とした後、液晶
を注入するための注入孔出しを行なうため、そのマルチ
基板から一列単位とされた複数の空セルを含むスティッ
ク状基板を切断する。そして、そのスティック状基板の
各空セル内に液晶を注入した後に透明電極出しを行なう
際にも、基板の切断が行なわれる。
【0003】ところで、その基板がガラス基板の場合に
は、同ガラス基板を切断テーブルに固定し、ある角度を
持たせた例えば超硬カッターなどで比較的簡単に切断す
ることができるが、ガラス基板の場合、ポケット電卓の
ように薄型ケースに収納されると、割れやすいという欠
点があるばかりでなく、反射型の場合には、裏面側基板
の厚みが厚いと表示面と反射面で二重像が生ずることに
なる。これを防止するには、例えば裏面側基板を薄くす
ればよいのであるが、ガラスの場合には、薄くするに連
れて、価格が高くなり、また、より割れやすくなってし
まう。
【0004】これに対して、プラスチック基板の場合に
は、ガラス基板に比べて安価であり、しかも割れにく
く、また軽いという点では有利である。なお、このプラ
スチック基板には熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂のいずれ
も使用可能であるが、その代表的なものを挙げれば、熱
可塑性樹脂としてはポリエチレンテレフタレート、ポリ
エーテルスルフォン、ポリカーボネートなどがあり、熱
硬化性樹脂にはアクリル系、エポキシ系樹脂などがあ
る。
【0005】しかしながら、プラスチック基板の場合に
は、ガラス基板に比べて柔軟性があり、かつ、簡単には
割れにくいという材質上、ガラス基板の切断方法をその
まま適用できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図5を参照し
ながら、プラスチック基板に対する従来の切断方法につ
いて説明する。なお、同図には一対のプラスチック基板
1、2をシール材3を挟んで重ね合わせて、それらの内
部に空セル4を形成した状態が例示されており、この場
合、図示されていないがプラスチック基板1、2の対向
する各内面には透明電極が所定のパターンをもってそれ
ぞれ形成されているとともに、それらの透明電極に対す
る駆動用信号の入力端子部5が例えば裏側基板2の引き
出し部2aの内面側に形成されているものとする。ここ
で、空セルとは液晶などの表示活性物質注入前の内部が
空洞とされているセルのことを言う。
【0007】図5の状態から、入力端子部5の端子出し
(透明電極端子出し)を行なうには、それが形成されて
いる裏側基板2の引き出し部2aと対向する表側基板1
の引き出し部1aをA部から切断することになるが、そ
の際、入力端子部5を傷つけないように注意する必要が
ある。
【0008】しかしながら、ここで用いられているプラ
スチック基板の厚みは0.1〜0.8mm程度ときわめ
て薄いため、従来ではシール材3を介して基板1,2
を張り合わせる前の段階で、予め一方の表側基板1の引
き出し部1aをA部からカッター、例えばダイサーなど
で切断してしまう方法と、表側基板1の引き出し部1
aのA部に、その厚みの適当なところまでに、図示のよ
うなV字状の切り込み(ハーフカット)6を入れた後
に、その切り込み6から引き出し部11を引き裂く方法
とが知られている。
【0009】しかしながら、の前者の方法では切断面
から塵が発生し、周囲の無塵環境が汚染されてしまう。
これに対して、の後者の方法によればマルチ基板を作
製して量産化に対応することができるが、切り込み6を
入れる場合に問題があった。すなわち、この切り込み6
は例えばカッター引きや長尺カッターの押し付け、もし
くは回転刃により形成されるが、いずれにしてもプラス
チック基板に応力が加えられるため、シール材3を介し
ての基板1、2の接着により強い接着強度が要求される
などの問題がある。
【0010】なお、プラスチック基板を張り合わせる前
に、同基板に対して切り込みを入れることもできるが、
このようにすると、工程中で不用意に基板が切れたりす
るおそれがあり、その取り扱いに難があるばかりでな
く、マルチ基板を形成する際、その切り込みとシール材
との位置合わせが難しく、実用的ではない。
【0011】本発明は、このような従来の事情にかんが
みなされたもので、その目的は、マルチ基板の形成後に
おいて、プラスチック基板に応力をほとんどかけること
なく、切断用の切り込みを入れることができるようにし
た表示素子用セルの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、互いに対向する面に所定のパターンをも
ってそれぞれ透明電極が形成された一対のプラスチック
基板を、それらの間にシール材を挟んで重ね合わせて同
時に複数の表示素子用セルを一体化して形成した後、所
定の切断具にて上記プラスチック基板を切断して、その
各セル内に液晶などの表示活性物質を注入するための注
入孔出しやその表示活性物質注入後の透明電極端子出し
などを行なう表示素子用セルの製造方法において、上記
切断具を加熱し、かつ、所定の圧力を加えて上記プラス
チック基板を熱溶融させながら、同基板に切断のための
切り込みを入れるようにしたことを特徴としている。
【0013】この場合、上記切断具の加熱温度は100
〜300℃であることが好ましい。プラスチック基板の
樹脂にもよるが、100℃未満であると、切り込みの形
成時に同基板に対する応力(負荷)がさほど軽減され
ず、他方、300℃を超える場合には、樹脂を変性させ
るおそれが生ずる。
【0014】また、上記切り込みの深さは、プラスチッ
ク基板の硬さにもよるが、その厚みの1/3以上(より
好ましくは1/2以上)であることが好ましい。切り込
みの深さがプラスチック基板の厚みの1/3未満である
と、基板をその切り込みから引き裂く際に、シール材と
の接着面に余計な応力が加えられることになる。
【0015】一方、上記プラスチック基板に対する上記
切断具の押圧力は、好ましくは10〜30kg/平方c
mの範囲であるとよい。10kg/平方cm未満の場合
には、切り込みに形成に時間がかかり、また、30kg
/平方cmを超えると、シール材との接着面に好ましく
ない応力が加えられることになる。
【0016】
【作用】上記構成によれば、加熱された切断具が所定の
圧力にてプラスチック基板に押し付けられることによ
り、同基板が熱溶融されるため、プラスチック基板に対
して過大な機械的ストレスを加えることなく、切断のた
めの切り込みを入れることが可能となる。
【0017】したがって、プラスチック基板とシール材
との接着に、より強固な接着強度が要求されないととも
に、同基板に形成されている酸素バリアコート、ハード
コートおよび透明電極などにクラックなどが発生するお
それもない。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。図1には、本発明に適用される切断
装置10の一例が示されている。これによると、同切断
装置10は切断テーブル11と、この切断テーブル11
上に載置されたマルチ基板20に切断のための切り込み
を入れるカッターバー12とを備えている。
【0019】この実施例において、カッターバー12は
同カッターバー12を加熱する電気ヒーターなどからな
るヒーターバー13とともにホルダー14に保持され、
このホルダー14を介して水平アーム15に取り付けら
れている。なお、カッターバー12はマルチ基板20の
幅全体に対して一度で切り込みを入れられるような長さ
を有し、図1の紙面に対して前後方向に延在するように
配置されている。
【0020】ホルダー14は図示しないサーボ駆動制御
手段により、水平アーム15に対して図1の左右方向
(例えばX方向)に移動可能になっているとともに、水
平アーム15は切断テーブル11上に立設されているス
テム16に対して上下動可能に保持されている。
【0021】そして、このステム16も図示しないサー
ボ駆動制御手段により、切断テーブル11上において、
図1の紙面前後方向(例えばY方向)に往復的に移動可
能とされている。すなわち、カッターバー12はホルダ
ー14とステム16とにより、X−Y方向の任意の位置
に移動可能であり、また、水平アーム15により上下方
向に移動可能となっている。
【0022】マルチ基板20は図2に示されているよう
に、一対のプラスチック基板21,22を、それらの間
にシール材23を挟んで重ね合わせたものからなり、そ
れらの間には複数の空セル24が形成されている。
【0023】このマルチ基板20を切断するにあたって
は、同マルチ基板20を切断テーブル11上に載置し、
上記ホルダー14およびステム16を移動させて、マル
チ基板20の切断箇所に対してカッターバー12を位置
合わせする。
【0024】そして、カッターバー12をヒーターバー
13にて所定温度に加熱し、上記水平アーム15を下降
させて、マルチ基板20の一方の基板21に所定の圧力
にて押し付け、その基板樹脂を溶融させながら、好まし
くは基板厚みの1/3以上の深さの切り込み25aを形
成する(図2(A)参照)。
【0025】次に、マルチ基板20を切断テーブル11
上で逆様とし、他方の基板22の上記切り込み25aと
対向する部位に、上記と同じ方法により、好ましくは基
板厚みの1/3以上の深さの切り込み25bを形成する
(図2(B)参照)。
【0026】このように、加熱したカッターバー12を
用いることにより、プラスチック基板21,22に性能
劣化に結び付くような機械的ストレスを与えることな
く、切り込み25a,25bを形成することができる。
なお、最終的な切断は、この薄肉とされた切り込み25
a,25bの部分を折り曲げ、もしくは引き裂くことに
より行なわれる。
【0027】次に、図2に加えて図3および図4を併せ
て参照しながら、液晶表示素子について、実際の製造工
程に沿ってその実施例を説明する。図3(A)にはマル
チ基板20の全体的な平面図が示されている。
【0028】このマルチ基板20は、マザー基板として
の大きさを有する一対のプラスチック基板21,22を
備えている。この場合、プラスチック基板21,22は
ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルスルホン、
ポリカーボネイトなどの熱可塑性樹脂、もしくはアクリ
ル系、エポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂のいずれでも
よく、その互いに対向する内面には、酸素バリアコー
ト、ハードコートおよびSiOが順次形成され、その
上にITO(インジュウム−錫オキサイド)よりなる透
明電極が所定のパターンをもって数百オングストローム
の厚さで形成されている。さらに、この透明電極上にS
iOよりなる電気絶縁膜およびポリイミド膜がそれぞ
れ数百オングストロームの厚さで形成されている。
【0029】そして、この一対のプラスチック基板2
1,22に対して配向処理(ラビング)を行なった後、
それらの間にエポキシ樹脂からなるシール材23をマト
リックス状に配置して重ね合わせる。このようにして、
その各シール材23にて複数の空セル24が形成された
マルチ基板20を作製する。
【0030】次に、このマルチ基板20を上記切断装置
10の切断テーブル11上に好ましくは負圧により吸引
固定し、加熱されたカッターバー12を所定の圧力をも
って押し付けて、同マルチ基板20の各基板21,22
に1列単位ごとに先に説明した図2(A)(B)のよう
に切り込み25a,25bを入れる。
【0031】そして、この切り込み25a,25bの部
分を折り曲げるか、もしくは引き裂くことにより、図3
(B)に示されているように、同マルチ基板20を複数
のステイック状基板20aに分離して、その各空セル2
4に対して液晶を注入するための注入孔出しを行なう。
【0032】この場合、カッターバー12として、刃渡
り350mmで、刃先角度が10〜30°のステンレス
刃を用い、これをヒーターバー13により100〜30
0℃に加熱し、マルチ基板20に対して平行に10〜3
0kg/平方cmの圧力で約5秒間カッターバー12を
押圧することにより、各プラスチック基板21,22
に、機械的なストレスを与えることなく、その厚み
(0.1〜0.8mm)に対して、1/3以上の深さの
切り込み25a,25bをそれぞれ形成することができ
る。
【0033】ステイック状基板20aの各空セル24内
に液晶を注入し、その注入口を封止した後、図4に示さ
れているように、透明電極の入力端子出し(透明電極端
子出し)を兼ねて、ステイック状基板20aから個々の
液晶表示素子20bが切り出される。
【0034】この場合、各透明電極の入力端子部26は
図5の入力端子部5と同様に、一方のプラスチック基板
21の各空セル24間に形成されているものとする。な
お、空セル24に液晶を注入した後のセルを以後、液晶
封入セル24aとして説明する。
【0035】まず、図4(A)に示されているように、
ステイック状基板20aを基板21側を上にして切断テ
ーブル11上にセットし、上記と同様に加熱したカッタ
ーバー12にて例えば隣接する液晶封入セル24aのシ
ール材23の縁に沿ったC1の部分に切り込みを入れ
る。次に、ステイック状基板20aを逆様として、基板
22側について上記C1と対向するC2の部分と、当該
液晶封入セル24aのシール材23の縁に沿ったC3の
部分とにそれぞれ切り込みを入れる。
【0036】このように、ステイック状基板20aの液
晶封入セル24aの各々について、そのC1〜C3の部
分に切り込みを入れた後、それらの各切り込み部分を折
り曲げるか、もしくは引き裂くことにより、図4(B)
に示されているように、一方の基板21の片側に入力端
子部26を有する点灯表示が可能な液晶表示素子20b
が得られる。
【0037】なお、上記実施例ではマルチ基板20の幅
寸法よりも長いカッターバー12を使用しているが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、加熱
した短尺のカッターに所定の圧力を加えながら線引きす
るようにして切り込みを入れるか、もしくはガラス基板
の切断に用いられる超硬ホイールカッターを加熱し、加
圧しながら切り込みを入れることも可能である。
【0038】また、この表示素子用セルは、上記の液晶
表示素子のほかに、エレクトロクロミック表示素子、電
気泳動表示素子などの電気光学的表示が可能な素子にも
適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、次ぎのような効果が奏される。すなわち、切断具を
加熱し、かつ、所定の圧力を加えてプラスチック基板を
熱溶融させながら、同基板に切断のための切り込みを入
れるようにした請求項1の発明によれば、プラスチック
基板に対して過大な機械的ストレスを加えることなく、
また、短時間で切断のための切り込みを入れることが可
能となる。したがって、プラスチック基板とシール材と
の接着に、より強固な接着強度が要求されないととも
に、同基板に形成されている酸素バリアコート、ハード
コートおよび透明電極などにクラックなどが発生するお
それもない。
【0040】この場合、切断具の加熱温度を100〜3
00℃の範囲とした請求項2の発明によれば、プラスチ
ック基板の樹脂を変性させることなく、良好な切り込み
を入れることができる。
【0041】また、切り込みの深さを、プラスチック基
板の厚みの1/3以上とした請求項3の発明によれば、
わずかな力による折り曲げや引き裂きなどの操作にて、
簡単にプラスチック基板を切断することが可能となる。
【0042】さらに、プラスチック基板に対する切断具
の押圧力を、10〜30kg/平方cmの範囲とした請
求項4の発明によれば、請求項1の発明の効果がより高
められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示素子用セルの製造方法に適用され
る切断装置の一例を示した概略的な側面図。
【図2】上記切断装置にてプラスチック基板に切り込み
を入れる状態を説明するための本発明の実施例に係る断
面図。
【図3】本発明が対象とするマルチ基板と、同マルチ基
板から分離されたステイック基板を示した模式的平面
図。
【図4】本発明により上記ステイック基板から個々の点
灯表示可能な表示素子を分離する状態を説明するための
説明図。
【図5】従来例を説明するための説明図。
【符号の説明】
10 切断装置 11 切断テーブル 12 カッターバー 13 ヒーターバー 14 ホルダー 15 水平アーム 16 ステム 20 マルチ基板 20a ステイック基板 20b 液晶表示基板 21,22 プラスチック基板 23 シール材 24 空セル 24a 液晶封入セル 25a,25b 切り込み 26 入力端子部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する面に所定のパターンをも
    ってそれぞれ透明電極が形成された一対のプラスチック
    基板を、それらの間にシール材を挟んで重ね合わせて同
    時に複数の表示素子用セルを一体化して形成した後、所
    定の切断具にて上記プラスチック基板を切断して、その
    各セル内に液晶などの表示活性物質を注入するための注
    入孔出しやその表示活性物質注入後の透明電極端子出し
    などを行なう表示素子用セルの製造方法において、上記
    切断具を加熱し、かつ、所定の圧力を加えて上記プラス
    チック基板を熱溶融させながら、同基板に切断のための
    切り込みを入れるようにしたことを特徴とする表示素子
    用セルの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記切断具の加熱温度が100〜300
    ℃であることを特徴とする請求項1に記載の表示素子用
    セルの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記切り込みの深さは、上記プラスチッ
    ク基板の厚みの1/3以上であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の表示素子用セルの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記プラスチック基板に対する上記切断
    具の押圧力は、10〜30kg/平方cmであることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示素
    子用セルの製造方法。
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Cited By (3)

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