JPH08157184A - 多段伸縮ブーム - Google Patents
多段伸縮ブームInfo
- Publication number
- JPH08157184A JPH08157184A JP32375694A JP32375694A JPH08157184A JP H08157184 A JPH08157184 A JP H08157184A JP 32375694 A JP32375694 A JP 32375694A JP 32375694 A JP32375694 A JP 32375694A JP H08157184 A JPH08157184 A JP H08157184A
- Authority
- JP
- Japan
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- cylinder
- boom
- outer peripheral
- side end
- double
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- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時伸縮式の多段伸縮ブームには、複動油圧
シリンダ２のヘッド側端部に取り付けた左右一対の折返
し滑車４ａとこれに懸け回されした縮小同調用ワイヤロ
ープ４ｂとからなる縮小同調装置４を備えている。複動
油圧シリンダ２のヘッド側端部は、ヘッド側端壁８ａを
組込むために大径部８ｃを備えており、これの左右に突
設した耳軸８ｄに折返し滑車４ａを回転自在に外嵌めし
ている。このような同時伸縮式の多段伸縮ブームの左右
の折返し滑車４ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅
寸法を小さくすること。 【構成】 左右一対の折返し滑車４ａを、ロープ溝を有
する外周部ｂの幅寸法に対してボス部ａの幅寸法を小さ
くすると共に、ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８
側端面よりもボス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成
となし、ボス部ａを耳軸８ｄに回転自在に外嵌した状態
では、外周部ｂのシリンダ８側端面が大径部８ｃの側面
よりもシリンダ８側に位置するよう構成した。
シリンダ２のヘッド側端部に取り付けた左右一対の折返
し滑車４ａとこれに懸け回されした縮小同調用ワイヤロ
ープ４ｂとからなる縮小同調装置４を備えている。複動
油圧シリンダ２のヘッド側端部は、ヘッド側端壁８ａを
組込むために大径部８ｃを備えており、これの左右に突
設した耳軸８ｄに折返し滑車４ａを回転自在に外嵌めし
ている。このような同時伸縮式の多段伸縮ブームの左右
の折返し滑車４ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅
寸法を小さくすること。 【構成】 左右一対の折返し滑車４ａを、ロープ溝を有
する外周部ｂの幅寸法に対してボス部ａの幅寸法を小さ
くすると共に、ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８
側端面よりもボス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成
となし、ボス部ａを耳軸８ｄに回転自在に外嵌した状態
では、外周部ｂのシリンダ８側端面が大径部８ｃの側面
よりもシリンダ８側に位置するよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動式クレーンあるい
は高所作業車に用いられる多段伸縮ブーム、特に同時伸
縮式の多段伸縮ブームに関するものである。
は高所作業車に用いられる多段伸縮ブーム、特に同時伸
縮式の多段伸縮ブームに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の多段伸縮ブームの従来例を、図
２および図３に基いて説明する。図２および図３におい
て、多段伸縮ブームＡは、多段ブーム１、複動油圧シリ
ンダ２、伸長同調装置、および、縮小同調装置とで以て
構成されている。
２および図３に基いて説明する。図２および図３におい
て、多段伸縮ブームＡは、多段ブーム１、複動油圧シリ
ンダ２、伸長同調装置、および、縮小同調装置とで以て
構成されている。
【０００３】前記多段ブーム１は、基端側のブームセク
ション５に先端側のブームセクションを６，７を順次伸
縮自在に嵌挿して構成している。
ション５に先端側のブームセクションを６，７を順次伸
縮自在に嵌挿して構成している。
【０００４】前記複動油圧シリンダ２は、そのヘッド側
およびボトム側をそれぞれヘッド側端壁８ａおよびボト
ム側端壁８ｂで閉塞したシリンダ８、シリンダ８内に油
密摺動自在に嵌挿したピストン９、および、ピストン９
にその基端部を連結され前記ヘッド側端壁８ａを油密摺
動自在に貫通してシリンダ８外へ伸びるピストンロッド
１０とから構成されている。そして、シリンダ８のヘッ
ド側端部は、当該ヘッド側端部に前記ヘッド側端壁８ａ
を組み込むために外形を大きく構成した大径部８ｃを備
え、且つ、この大径部８ｃの両側に突出した耳軸８ｄ，
８ｄを備えている。複動油圧シリンダ２は、そのピスト
ンロッド１０の先端部を前記多段ブーム１の基端側のブ
ームセクション５の基端部に、シリンダ８のヘッド側端
部の大径部８ｃの左右の耳軸８ｄ，８ｄを直先端側のブ
ームセクション６の基端部の左右の側壁６ａ，６ａにそ
れぞれ連結することで、多段ブーム１の相隣接するブー
ムセクション５，６間に介装されており、その伸縮動で
もって基端側ブームセクション５に対して直先端側のブ
ームセクション７を伸縮駆動させるようになっている。
およびボトム側をそれぞれヘッド側端壁８ａおよびボト
ム側端壁８ｂで閉塞したシリンダ８、シリンダ８内に油
密摺動自在に嵌挿したピストン９、および、ピストン９
にその基端部を連結され前記ヘッド側端壁８ａを油密摺
動自在に貫通してシリンダ８外へ伸びるピストンロッド
１０とから構成されている。そして、シリンダ８のヘッ
ド側端部は、当該ヘッド側端部に前記ヘッド側端壁８ａ
を組み込むために外形を大きく構成した大径部８ｃを備
え、且つ、この大径部８ｃの両側に突出した耳軸８ｄ，
８ｄを備えている。複動油圧シリンダ２は、そのピスト
ンロッド１０の先端部を前記多段ブーム１の基端側のブ
ームセクション５の基端部に、シリンダ８のヘッド側端
部の大径部８ｃの左右の耳軸８ｄ，８ｄを直先端側のブ
ームセクション６の基端部の左右の側壁６ａ，６ａにそ
れぞれ連結することで、多段ブーム１の相隣接するブー
ムセクション５，６間に介装されており、その伸縮動で
もって基端側ブームセクション５に対して直先端側のブ
ームセクション７を伸縮駆動させるようになっている。
【０００５】複動油圧シリンダ２の伸縮動は、伸長同調
装置３および縮小同調装置４を介して次段位のブームセ
クション７を伸縮駆動するようになっている。伸長同調
装置３は、複動油圧シリンダ２の伸長動をブームセクシ
ョン７の伸長動として伝達するためのものであって、ブ
ームセクション６の先端部に配置した折返し滑車３ａ
と、一端をブームセクション５の先端部に他端をブーム
セクション７の基端部にそれぞれ止着され前記折返し滑
車３ａにＵ字状に懸け回した伸長同調用ワイヤロープ３
ｂとで以て構成している。
装置３および縮小同調装置４を介して次段位のブームセ
クション７を伸縮駆動するようになっている。伸長同調
装置３は、複動油圧シリンダ２の伸長動をブームセクシ
ョン７の伸長動として伝達するためのものであって、ブ
ームセクション６の先端部に配置した折返し滑車３ａ
と、一端をブームセクション５の先端部に他端をブーム
セクション７の基端部にそれぞれ止着され前記折返し滑
車３ａにＵ字状に懸け回した伸長同調用ワイヤロープ３
ｂとで以て構成している。
【０００６】縮小同調装置４は、複動油圧シリンダ２の
縮小動をブームセクション７の縮小動として伝達するた
めのものであって、複動油圧シリンダ２のシリンダ８の
前記左右の耳軸８ｄ，８ｄに回転自在に外嵌した左右一
対のシーブ４ａ，４ａと、当該左右一対のシーブ４ａ，
４ａにそれぞれ折返し状に懸け回されて基端側のブーム
セクション５と先端側のブームセクション７との間に張
設した縮小同調用ワイヤロープ４ｂとで構成している。
図示の実施例では、縮小同調用ワイヤロープ４ｂの基端
側のブームセクション５への連結は、その基端部を基端
側のブームセクション５の基端部へ連結されて多段ブー
ム１に内装したロッド部材４ｃの先端部においてなされ
ており、ブームセクション７への連結は、ブームセクシ
ョン７の基端部においてなされている。
縮小動をブームセクション７の縮小動として伝達するた
めのものであって、複動油圧シリンダ２のシリンダ８の
前記左右の耳軸８ｄ，８ｄに回転自在に外嵌した左右一
対のシーブ４ａ，４ａと、当該左右一対のシーブ４ａ，
４ａにそれぞれ折返し状に懸け回されて基端側のブーム
セクション５と先端側のブームセクション７との間に張
設した縮小同調用ワイヤロープ４ｂとで構成している。
図示の実施例では、縮小同調用ワイヤロープ４ｂの基端
側のブームセクション５への連結は、その基端部を基端
側のブームセクション５の基端部へ連結されて多段ブー
ム１に内装したロッド部材４ｃの先端部においてなされ
ており、ブームセクション７への連結は、ブームセクシ
ョン７の基端部においてなされている。
【０００７】このように構成した多段伸縮ブームＡは、
多段ブーム１の各ブームセクションを複動油圧シリンダ
２により同時に伸縮駆動できるものであるから、移動式
クレーンあるいは高所作業車に多用されている。
多段ブーム１の各ブームセクションを複動油圧シリンダ
２により同時に伸縮駆動できるものであるから、移動式
クレーンあるいは高所作業車に多用されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の多段伸縮ブームＡにおける縮小同調装置４の折返し
滑車４ａ，４ａは、耳軸８ｄ，８ｄに回転自在に外嵌さ
れるボス部ａのシリンダ８側端面、および、ロープ溝を
有する外周部ｂのシリンダ８側端面が、同一面上に位置
するよう構成しているため、外周部ｂのシリンダ８側端
面がシリンダ８の大径部８ｃの外側に位置するよう配置
されている。従って、折返し滑車４ａ，４ａは、そのボ
ス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌した状態で
は、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリンダ８にお
ける大径部８ｃの側面よりもシリンダ８から離隔するよ
うになっている。このため、左右の折返し滑車４ａ，４
ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅寸法が大きくな
り、その結果、シリンダ８のヘッド側端部が連結される
ブームセクション６の幅寸法が大きくなり、ひいては多
段伸縮ブームＡの幅寸法が大きくなるという問題があっ
た。
来の多段伸縮ブームＡにおける縮小同調装置４の折返し
滑車４ａ，４ａは、耳軸８ｄ，８ｄに回転自在に外嵌さ
れるボス部ａのシリンダ８側端面、および、ロープ溝を
有する外周部ｂのシリンダ８側端面が、同一面上に位置
するよう構成しているため、外周部ｂのシリンダ８側端
面がシリンダ８の大径部８ｃの外側に位置するよう配置
されている。従って、折返し滑車４ａ，４ａは、そのボ
ス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌した状態で
は、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリンダ８にお
ける大径部８ｃの側面よりもシリンダ８から離隔するよ
うになっている。このため、左右の折返し滑車４ａ，４
ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅寸法が大きくな
り、その結果、シリンダ８のヘッド側端部が連結される
ブームセクション６の幅寸法が大きくなり、ひいては多
段伸縮ブームＡの幅寸法が大きくなるという問題があっ
た。
【０００９】この発明は、縮小同調装置４の左右の折返
し滑車４ａ，４ａのシリンダ８ヘッド側端部への取り付
け構成を変更し、左右の折返し滑車４ａ，４ａを含むシ
リンダ８のヘッド側端部の幅寸法を小さくし、もって多
段伸縮ブームＡの幅寸法を小さくしようとするものであ
る。
し滑車４ａ，４ａのシリンダ８ヘッド側端部への取り付
け構成を変更し、左右の折返し滑車４ａ，４ａを含むシ
リンダ８のヘッド側端部の幅寸法を小さくし、もって多
段伸縮ブームＡの幅寸法を小さくしようとするものであ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の多段伸縮ブームＡは、縮小同調装置４にお
ける左右一対の折返し滑車４ａ，４ａを、ロープ溝を有
する外周部ｂの幅寸法に対してボス部ａの幅寸法を小さ
くすると共に、ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８
側端面よりもボス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成
となし、ボス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌
した状態では、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリ
ンダ８における大径部８ｃの側面よりもシリンダ８側に
位置するよう構成したのである。
め、本発明の多段伸縮ブームＡは、縮小同調装置４にお
ける左右一対の折返し滑車４ａ，４ａを、ロープ溝を有
する外周部ｂの幅寸法に対してボス部ａの幅寸法を小さ
くすると共に、ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８
側端面よりもボス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成
となし、ボス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌
した状態では、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリ
ンダ８における大径部８ｃの側面よりもシリンダ８側に
位置するよう構成したのである。
【００１１】
【作用】以上の如く構成した本発明の多段伸縮ブームＡ
は、縮小同調装置に４における左右の折返し滑車４ａ，
４ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅寸法が、従来
のそれよりも小さくすることができるものであるから、
複動油圧シリンダ２におけるシリンダ８のヘッド側端部
が連結されるブームセクション６の幅寸法を小さくで
き、ひいては多段伸縮ブームＡの幅寸法が小さくできる
のである。
は、縮小同調装置に４における左右の折返し滑車４ａ，
４ａを含むシリンダ８のヘッド側端部の幅寸法が、従来
のそれよりも小さくすることができるものであるから、
複動油圧シリンダ２におけるシリンダ８のヘッド側端部
が連結されるブームセクション６の幅寸法を小さくで
き、ひいては多段伸縮ブームＡの幅寸法が小さくできる
のである。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例を図１に従って説明す
る。本発明の多段伸縮ブームＡは、図２〜図３に示し上
述した従来の多段伸縮ブームＡに比して、その縮小同調
装置４における左右一対の折返し滑車４ａ，４ａのシリ
ンダ８ヘッド側端部への取り付け構成が異なるものであ
るから、その他の説明については上述した従来技術の説
明をそのまま援用するものとする。
る。本発明の多段伸縮ブームＡは、図２〜図３に示し上
述した従来の多段伸縮ブームＡに比して、その縮小同調
装置４における左右一対の折返し滑車４ａ，４ａのシリ
ンダ８ヘッド側端部への取り付け構成が異なるものであ
るから、その他の説明については上述した従来技術の説
明をそのまま援用するものとする。
【００１３】図１において、左右の耳軸８ｄ，８ｄに回
転自在に外嵌めされた左右一対の折返し滑車４ａ，４ａ
のそれぞれは、ロープ溝を有する外周部ｂの幅寸法Ｔに
対してボス部ａの幅寸法ｔを小さな寸法とすると共に、
ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８側端面よりもボ
ス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成としている。そ
して、ボス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌し
た状態では、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリン
ダ８における大径部８ｃの側面よりもシリンダ８側に位
置するよう構成している。
転自在に外嵌めされた左右一対の折返し滑車４ａ，４ａ
のそれぞれは、ロープ溝を有する外周部ｂの幅寸法Ｔに
対してボス部ａの幅寸法ｔを小さな寸法とすると共に、
ロープ溝を有する外周部ｂのシリンダ８側端面よりもボ
ス部ａのシリンダ８側端面が凹んだ構成としている。そ
して、ボス部ａを該当する耳軸８ｄに回転自在に外嵌し
た状態では、前記外周部ｂのシリンダ８側端面がシリン
ダ８における大径部８ｃの側面よりもシリンダ８側に位
置するよう構成している。
【００１４】このように構成することにより、縮小同調
装置に４における左右の折返し滑車４ａ，４ａを含むシ
リンダ８のヘッド側端部の幅寸法が、従来のそれよりも
小さくすることができるのである。その結果、、複動油
圧シリンダ２におけるシリンダ８のヘッド側端部が連結
されるブームセクション６の幅寸法を小さくでき、ひい
ては多段伸縮ブームＡの幅寸法が小さくできるのであ
る。
装置に４における左右の折返し滑車４ａ，４ａを含むシ
リンダ８のヘッド側端部の幅寸法が、従来のそれよりも
小さくすることができるのである。その結果、、複動油
圧シリンダ２におけるシリンダ８のヘッド側端部が連結
されるブームセクション６の幅寸法を小さくでき、ひい
ては多段伸縮ブームＡの幅寸法が小さくできるのであ
る。
【００１５】
【効果】以上の如く構成し作用する本発明の多段伸縮ブ
ームは、従来の多段伸縮ブームの一部を変更した簡単な
構成でありながら、多段伸縮ブームの幅寸法を小さくで
きるという優れた効果を有するものである。
ームは、従来の多段伸縮ブームの一部を変更した簡単な
構成でありながら、多段伸縮ブームの幅寸法を小さくで
きるという優れた効果を有するものである。
【図１】本発明に係る多段伸縮ブームの要部の説明図で
ある。
ある。
【図２】従来の多段伸縮ブームの断面図である。
【図３】図２のＸ断面図である。
１；多段ブーム、２；複動油圧シリンダ、３；伸長同調
装置、３ａ，３ａ；折返し滑車、３ｂ，３ｂ；伸長同調
用ワイヤロープ、４；縮小同調装置、４ａ，４ａ；折返
し滑車、ａ；ボス部、ｔ；ボス部の幅寸法、ｂ；外周
部、Ｔ；外周部の幅寸法、４ｂ，４ｂ；縮小同調用ワイ
ヤロープ、４ｃ；ロッド部材、５，６，７；ブームセク
ション、６ａ，６ａ；側壁、８；シリンダ、８ａ；ヘッ
ド側端壁、８ｂ；ボトム側端壁、８ｃ；大径部、８ｄ，
８ｄ；耳軸、９；ピストン、１０；ピストンロッド、
装置、３ａ，３ａ；折返し滑車、３ｂ，３ｂ；伸長同調
用ワイヤロープ、４；縮小同調装置、４ａ，４ａ；折返
し滑車、ａ；ボス部、ｔ；ボス部の幅寸法、ｂ；外周
部、Ｔ；外周部の幅寸法、４ｂ，４ｂ；縮小同調用ワイ
ヤロープ、４ｃ；ロッド部材、５，６，７；ブームセク
ション、６ａ，６ａ；側壁、８；シリンダ、８ａ；ヘッ
ド側端壁、８ｂ；ボトム側端壁、８ｃ；大径部、８ｄ，
８ｄ；耳軸、９；ピストン、１０；ピストンロッド、
Claims (1)
- 【請求項１】 基端側のブームセクション５に順次先端
側のブームセクション６，７を伸縮自在に嵌挿してなる
多段ブーム１、 そのヘッド側およびボトム側をそれぞれヘッド側端壁８
ａおよびボトム側端壁８ｂで閉塞したシリンダ８、シリ
ンダ８内に油密摺動自在に嵌挿したピストン９、およ
び、ピストン９にその基端部を連結され前記ヘッド側端
壁８ａを油密摺動自在に貫通してシリンダ８外へ伸びる
ピストンロッド１０とからなる複動油圧シリンダ２、特
に、そのシリンダ８におけるヘッド側端部が、前記ヘッ
ド側端壁８ａを組み込むために外形寸法の大きな大径部
８ｃに構成されており、且つ、この大径部８ｃに、左右
両側に突出して耳軸８ｄ，８ｄを備えてなる複動油圧シ
リンダ２であって、そのピストンロッド１０の先端部を
前記多段ブーム１の基端側のブームセクション５の基端
部に、そのシリンダ８のヘッド側端部の大径部８ｃの左
右の耳軸８ｄ，８ｄを直先端側のブームセクション６の
基端部の左右の側壁６ａ，６ａに連結することで、多段
ブーム１の相隣接するブームセクション５，６間に介装
してなる複動油圧シリンダ２、 複動油圧シリンダ２の伸長動を次段位のブームセクショ
ン７の伸長動に伝達する伸長同調装置３、 および、複動油圧シリンダ２の縮小動を次段位のブーム
セクション７の縮小動に伝達する縮小同調装置４とで以
て構成してなる多段伸縮ブームであって、 前記縮小同調装置４が、複動油圧シリンダ２のシリンダ
８の前記左右の耳軸８ｄ，８ｄに回転自在に外嵌した左
右一対の折返し滑車４ａ，４ａと、当該左右一対の折返
し滑車４ａ，４ａにそれぞれ折返し状に懸け回され基端
側のブームセクション５と先端側のブームセクション７
との間に張設された縮小同調用ワイヤロープ４ｂ，４ｂ
とで以て構成したものにおいて、 前記縮小同調装置４における左右一対の折返し滑車４
ａ，４ａを、ロープ溝を有する外周部ｂの幅寸法に対し
てボス部ａの幅寸法を小さくすると共に、ロープ溝を有
する外周部ｂのシリンダ８側端面よりもボス部ａのシリ
ンダ８側端面が凹んだ構成となし、ボス部ａを該当する
耳軸８ｄに回転自在に外嵌した状態では、前記外周部ｂ
のシリンダ８側端面がシリンダ８における大径部８ｃの
側面よりもシリンダ８側に位置するよう構成してあるこ
とを特徴とする多段伸縮ブーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32375694A JP3373963B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 多段伸縮ブーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32375694A JP3373963B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 多段伸縮ブーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157184A true JPH08157184A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3373963B2 JP3373963B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=18158282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32375694A Expired - Fee Related JP3373963B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 多段伸縮ブーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373963B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103407912A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-11-27 | 徐州重型机械有限公司 | 一种单缸插销式伸缩臂、起重机及其伸缩方法 |
| CN103693566A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-04-02 | 徐州重型机械有限公司 | 一种单油缸驱动缸臂销伸缩的缸头 |
| US10077173B2 (en) | 2013-08-27 | 2018-09-18 | Xuzhou Heavy Machinery Co., Ltd. | Single-cylinder plug pin type telescopic arm, telescopic method thereof and crane having telescopic arm |
| CN110259782A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-09-20 | 深圳市世椿智能装备股份有限公司 | 一种多级伸缩杆 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32375694A patent/JP3373963B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103407912A (zh) * | 2013-08-27 | 2013-11-27 | 徐州重型机械有限公司 | 一种单缸插销式伸缩臂、起重机及其伸缩方法 |
| US10077173B2 (en) | 2013-08-27 | 2018-09-18 | Xuzhou Heavy Machinery Co., Ltd. | Single-cylinder plug pin type telescopic arm, telescopic method thereof and crane having telescopic arm |
| CN103693566A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-04-02 | 徐州重型机械有限公司 | 一种单油缸驱动缸臂销伸缩的缸头 |
| CN110259782A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-09-20 | 深圳市世椿智能装备股份有限公司 | 一种多级伸缩杆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3373963B2 (ja) | 2003-02-04 |
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