JPS6338219Y2 - - Google Patents

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JPS6338219Y2
JPS6338219Y2 JP1982191835U JP19183582U JPS6338219Y2 JP S6338219 Y2 JPS6338219 Y2 JP S6338219Y2 JP 1982191835 U JP1982191835 U JP 1982191835U JP 19183582 U JP19183582 U JP 19183582U JP S6338219 Y2 JPS6338219 Y2 JP S6338219Y2
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boom
cylinder
wire rope
pulley
tip
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JP1982191835U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、基端ブームに外側ブームを、外側
ブームに中間ブームを、中間ブームに内側ブーム
を夫々伸縮自在に嵌挿してなる4段伸縮式のクレ
ーンブーム、特に外側ブーム、中間ブームおよび
内側ブームからなる三段伸縮ブーム部分を同時伸
縮式としたクレーンブームに関するものである。
従来、外側ブーム、中間ブームおよび内側ブー
ムからなる三段伸縮ブーム部分を同時伸縮式とし
たクレーンブームは、例えば特開昭55−74994に
よつて公知である。すなわち第6図に示す如く、
外側ブーム2と中間ブーム3間に油圧シリンダ8
を倒立状に内装配設(ピストンロツド先端を外側
ブーム2基端部に、シリンダの基端部を中間ブー
ム3の基端部に夫々連結して外側ブーム2と中間
ブーム3間に内装配設)し、油圧シリンダ8のシ
リンダ部の両端部に夫々滑車14,22を設け、
更に、その基端部を外側ブーム2の基端部に止着
して伸縮ブーム内に延在したケーブル支持機構5
を設け、ケーブル支持機構5の先端部にその一端
を止着したワイヤーロープ18を前記滑車14に
懸け回した上でその他端を内側ブーム4に止着
し、且つケーブル支持機構5の先端部にその一端
を止着したワイヤーロープ23を前記滑車22に
懸け回した上でその他端を内側ブーム4に止着し
て構成している。
このように構成した三段伸縮ブーム部分にあつ
ては、両ワイヤーロープ18,22の一端止着部
を三段伸縮ブーム部分内において外側ブーム2の
先端部に対応する位置に確保することができるの
で、両ワイヤーロープを各ブームの側壁間を経過
させる必要がないという効果を有するものであ
る。この公知例においては、内側ブームの伸長用
ワイヤーロープ23についても、三段伸縮ブーム
部分内に内装するよう構成しているが、この内側
ブームの伸長用ワイヤーロープ23は、第6図に
一点鎖線で示すように、滑車22を中間ブーム3
の先端部に取り付けた上で、当該滑車23を経由
して外側ブーム2先端部と内側ブーム4基端部間
に張設するようにしても良い。この場合、中間ブ
ーム3と内側ブーム4間に伸長用ワイヤーロープ
23を経過させる必要があるが、少なくとも内側
ブームの縮小用ワイヤーロープ18はブーム側壁
間を経過させる必要がないのである。
ところで、この種三段伸縮ブーム部分における
外側ブーム2の基端側へ外側ブーム2を伸縮自在
に受容する基端ブームを追加し、且つこの基端ブ
ームと外側ブーム間に油圧シリンダを内装配設し
て、4段伸縮式のクレーンブームとする場合、4
段伸縮式のクレーンブーム内に2本の油圧シリン
ダと、ケーブル支持機構の三者を組み込まねばな
らず、その構造が複雑となるのみならず、4段伸
縮式のクレーンブーム内にこれら三者を内装する
に足るスペースを確保しなければならないという
問題がある。
本考案は、少なくとも内側ブームの縮小用ワイ
ヤーロープ18の一端止着部をケーブル支持機構
5を介して三段伸縮ブーム部分内に確保するよう
に構成した三段同時伸縮ブーム部分の、外側ブー
ム2の基端側へ外側ブーム2を伸縮自在に受容す
る基端ブームを追加しこの基端ブームと外側ブー
ム間に油圧シリンダを内装配設した4段伸縮式の
クレーンブームに関し、特に、クレーンブーム内
の構造を簡単にすることを目的とするものであ
る。
上記目的を達成するため、本考案のクレーンブ
ームは、 基端ブームに外側ブームを、外側ブームに中間
ブームを、中間ブームに内側ブームを夫々伸縮自
在に嵌挿し、この基端ブームと外側ブーム間に第
1油圧シリンダを、外側ブームと中間ブーム間に
第2油圧シリンダを夫々倒立状に内装配設し、こ
れら第1と第2油圧シリンダのシリンダチユーブ
の基端部を外側ブームと中間ブームの各基端部に
夫々連結固定し、且つこれら第1と第2油圧シリ
ンダのピストンロツドの各基端部を基端ブームと
外側ブームの各基端部に夫々連結固定し、前記中
間ブームの先端に滑車を設けると共にこの滑車を
経由して外側ブームの先端部と内側ブームの基端
部間に内側ブームの伸長用ワイヤーロープを張設
し、以つて第2油圧シリンダを伸長したときには
前記伸長用ワイヤーロープを介して内側ブームが
中間ブームと共に伸長するよう構成すると共に、
前記第1油圧シリンダのシリンダチユーブ先端部
には折返し案内具を配設し、前記第2油圧シリン
ダのシリンダチユーブの基端部には左右一対の滑
車を配設し、且つ一端を内側ブーム適所に止着し
た縮小用ワイヤーロープを、前記左右一対の滑車
の一方の滑車、前記折返し案内具、前記左右一対
の滑車の他方の滑車に順次折返し状にかけ回した
後、当該縮小用ワイヤーロープの他端を内側ブー
ムの適所に止着して張設し、以つて第2油圧シリ
ンダを縮小したときは、前記縮小用ワイヤーロー
プを介して内側ブームが中間ブームと共に縮小す
るよう構成したのである。
このように構成することにより、本願考案のク
レーンブームは、基端ブームに対して外側ブーム
を伸縮駆動するための第1油圧シリンダのシリン
ダチユーブを、外側ブーム、中間ブームおよび内
側ブームからなる同時伸縮式の三段伸縮ブーム部
分の内側ブーム縮小用ワイヤーの一端を当該三段
同時伸縮ブーム部分内において外側ブーム先端対
応位置に止着するためのケーブル支持機構に兼用
し得たので、従来技術の如くケーブル支持機構を
独立して設ける必要がなく、それだけ4段伸縮式
のクレーンブームの構造を簡略にすることができ
るのである。
次に本考案を具体的1実施例をもとに詳細に説
明する。
1は基端ブーム、2はこの基端ブーム1内に伸
縮自在に嵌挿した外側ブーム、3はこの外側ブー
ム2内に伸縮自在に嵌挿した中間ブーム、4はこ
の中間ブーム3内に伸縮自在に嵌挿した内側ブー
ムである。5は、倒立状に配設した第1シリンダ
でありそのピストンロツド5′の基端部を基端ブ
ーム1の基端部に、そのシリンダチユーブ5″の
基端部を外側ブーム2の基端部に夫々ピン6,7
を介して枢着連結している。8は倒立状に配設し
た第2シリンダであり、そのピストンロツド8′
の端部は、前記ピン7を支持するシリンダチユー
ブ5″に突出配置したブラケツト9に連結固定さ
れている。またそのシリンダチユーブ8″の基端
部を中間ブーム3の基端部にピン10を介して枢
着連結されている。このピン10の連結の詳細は
第5図に示したように、中間ブーム3の基端部に
設けたピン孔を有するボス11、シリンダチユー
ブ8″から側方へ突出して設けたピン孔を有する
ボス12の両者を前記ピン10で連結するもので
あり、このボス12の外周は円筒状に形成してあ
りこの円筒部12′に軸受13を介して滑車14
を左右に一対配設している。15はシリンダチユ
ーブ5″の先端部に設けたガイドであり、このガ
イド15内をシリンダチユーブ8″が摺動自在に
案内されるようにしている。16は、シリンダチ
ユーブ8″の先端部に設けた支持ローラであり、
この支持ローラ16は、内側ブーム4の下面に当
接している。17は、シリンダチユーブ5″の先
端に水平状に設けた半円状の折り返し案内具であ
る。18は、縮小用ロープでありその一端を内側
ブーム4の先端部に止着19した後一方の滑車1
4にかけ回し、その後内側ブーム4の先端部に設
けた折り返し案内具17にまでひき出してこの折
り返し案内具17にかけ回し、再び後方にひき込
み前記他方の滑車14にかけ回して再び内側ブー
ム4の先端部に止着20するものであり、この縮
小用ロープ18は上述した経路を経過するもので
あるので内側ブーム4の内側に位置している。2
1は、内側ブーム4の基端部上面外側に設けた半
円状のガイドである。22は、中間ブーム3の先
端部上面に左右に離隔して設けた滑車である。2
3は、伸長用ロープであり、外側ブーム2の先端
上面に一端を止着24した後前記滑車のうち一方
の滑車22にかけ回し、その後前記ガイド21に
かけ回した後再び前方へ引き出して他方の滑車2
2にかけ回して外側ブーム2の先端部に止着25
している。
次に作用を説明する。
ブームの伸長について 第1シリンダ5を伸長駆動するとピン7を介し
て外側ブーム2が、この第1シリンダ5と連結固
定された第2シリンダ8が、この第2シリンダ8
とピン10を介して中間ブーム3が、伸長用ロー
プ23を介して内側ブーム4が夫々同時に基端ブ
ーム1に対して伸長する。この状態を示したのが
第2図の状態である。
この第2図の状態から、第2シリンダ8を伸長
駆動するとピン10を介して中間ブーム3が伸長
すると共に、伸長用ロープ23を介して内側ブー
ム4が中間ブーム3に対して第3図に示したよう
に伸長して、第2シリンダ8の全伸長状態では第
4図に示した状態となる。
ブームの縮小について 第4図の状態から第2シリンダ8を縮小駆動す
ると、この第2シリンダ8に1体連結された滑車
14を介して縮小用ロープ18が張力を受け内側
ブーム4が中間ブーム3ともども縮小して、第3
図の状態から更に第2図の状態へと至る。次に第
2図の状態から、第1シリンダ5を縮小駆動する
と、第1図の状態に至る。
以上の実施例では、4段伸縮ブームであつた
が、内側ブーム4に更に例えば手動引出し式のブ
ームを伸縮自在に嵌挿して、5段伸縮ブームとし
てもよい。また、基端ブーム1の外側に更にブー
ムを設け、このブームに基端ブーム1を伸縮自在
に嵌挿してもよいこと勿論である。
以上要するに本考案は、実用新案登録請求の範
囲に記載の構成としたので、基端ブームに対して
外側ブームを伸縮駆動するための第1油圧シリン
ダのシリンダチユーブを、外側ブーム、中間ブー
ムおよび内側ブームからなる同時伸縮式の三段伸
縮ブーム部分の、内側ブーム縮小用ワイヤーの一
端を当該三段同時伸縮ブーム部分において外側ブ
ーム先端対応位置に止着するためのケーブル支持
機構に兼用し得たので、従来技術の如くケーブル
支持機構を独立して設ける必要がなく、それだけ
4段伸縮式のクレーンブームの構造を簡略にする
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を示すクレーンブ
ームの全縮小説明図、第2図は第1図から第1シ
リンダを伸長させた状態の説明図、第3図は第2
図から更に第2シリンダを中間量だけ伸長させた
状態の説明図、第4図は、第3図から第2シリン
ダを全量伸長させた状態の説明図、第5図は、第
2図のA−A矢視図、第6図は、従来技術の説明
図である。 1……基端ブーム、2……外側ブーム、3……
中間ブーム、4……内側ブーム、5……第1シリ
ンダ、8……第2シリンダ、17……折り返し案
内具、14……滑車、18……縮小用ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端ブームに外側ブームを、外側ブームに中間
    ブームを、中間ブームに内側ブームを夫々伸縮自
    在に嵌挿し、この基端ブームと外側ブーム間に第
    1油圧シリンダを、外側ブームと中間ブーム間に
    第2油圧シリンダを夫々倒立状に内装配設し、こ
    れら第1と第2油圧シリンダのシリンダチユーブ
    の基端部を外側ブームと中間ブームの各基端部に
    夫々連結固定し、且つこれら第1と第2油圧シリ
    ンダのピストンロツドの各基端部を基端ブームと
    外側ブームの各基端部に夫々連結固定し、前記中
    間ブームの先端に滑車を設けると共にこの滑車を
    経由して外側ブームの先端部と内側ブームの基端
    部間に内側ブームの伸長用ワイヤーロープを張設
    し、以つて第2油圧シリンダを伸長したときには
    前記伸長用ワイヤーロープを介して内側ブームが
    中間ブームと共に伸長するよう構成すると共に、
    前記第1油圧シリンダのシリンダチユーブ先端部
    には折返し案内具を配設し、前記第2油圧シリン
    ダのシリンダチユーブの基端部には左右一対の滑
    車を配設し、且つ一端を内側ブーム適所に止着し
    た縮小用ワイヤーロープを、前記左右一対の滑車
    の一方の滑車、前記折返し案内具、前記左右一対
    の滑車の他方の滑車に順次折返し状にかけ回した
    後、当該縮小用ワイヤーロープの他端を内側ブー
    ムの適所に止着して張設し、以つて第2油圧シリ
    ンダを縮小したときは、前記縮小用ワイヤーロー
    プを介して内側ブームが中間ブームと共に縮小す
    るよう構成したことを特徴とする4段伸縮式のク
    レーンブーム。
JP19183582U 1982-12-17 1982-12-17 クレ−ンブ−ム Granted JPS5995085U (ja)

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JPS5995085U JPS5995085U (ja) 1984-06-28
JPS6338219Y2 true JPS6338219Y2 (ja) 1988-10-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650460Y2 (ja) * 1986-10-28 1994-12-21 古河機械金属株式会社 ブーム伸縮装置

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