JPH0815693B2 - ねじ締め機 - Google Patents

ねじ締め機

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Publication number
JPH0815693B2
JPH0815693B2 JP61273566A JP27356686A JPH0815693B2 JP H0815693 B2 JPH0815693 B2 JP H0815693B2 JP 61273566 A JP61273566 A JP 61273566A JP 27356686 A JP27356686 A JP 27356686A JP H0815693 B2 JPH0815693 B2 JP H0815693B2
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JP
Japan
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bolt
nut
catcher
center column
bit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61273566A
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English (en)
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JPS63127838A (ja
Inventor
清昭 井手
智章 藤井
Original Assignee
日本電装株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電装株式会社 filed Critical 日本電装株式会社
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Publication of JPS63127838A publication Critical patent/JPS63127838A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、多形状のボルトおよび/またはナットをね
じ締めする場合において、多形状を持つ複数のキャッチ
ャ(ねじ保持具)の一つを選択し、一つのドライバによ
りねじ締めをすることが可能なねじ締め機に関する。
「従来の技術」 従来の特開昭60−94278,60−104658,60−108276及び1
91767号などに開示された発明においては、一つのドラ
イバで一形状のボルトあるいはナットをねじ締めするこ
とが行われているので、ねじ形状が増えるたびにドライ
バを持つことになり、このことはねじ締め機のコスト上
昇につながり、また設備スペースも大きくなるという問
題があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、上記の問題を解決するためになされたもの
であり、ボルトおよびナットを一つのドライバでねじ締
めすることができるねじ締め機を提供すること目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手
段を採用する。
すなわち、本発明では、コントローラ11により制御可
能な回転駆動手段1と、 この回転駆動手段1と連結され、機枠12に対し回転可
能に設けられたセンターコラム3と、 このセンターコラム3の外周において、前記機枠12に
対し固定的に設けられたカム4と、 前記センターコラム3の外周に、前記カム4により選
択的に上方へ突き出し可能に設けられ、かつボルト16を
保持するボルト用キャッチャ51、52、53と、 前記センターコラム3の外周に、前記カム4により上
方へ突き出し可能に設けられ、ナット14を保持するナッ
ト用キャッチャ6と、 前記ボルト用キャッチャ51、52、53により保持される
ボルト16と係止され、このボルト16を締付ける締付け部
81、および前記ナット用キャッチャ6により保持される
ナット14に回転を伝達する回転伝達用嵌合部82を有する
ビット8と、 このビット8を回転および上下動させるためのドライ
バ7と、 前記ボルト用キャッチャ51、52、53および前記ナット
用キャッチャ6を、前記ボルト16および前記ナット14に
対してアンクランプ状態およびクランプ状態に操作する
プッシャ101、102と備え、 前記ボルト用キャッチャ51、52、53および前記ナット
用キャッチャ6のいずれか1つが、前記センターコラム
3の回転に伴って、前記ビット8および前記ドライバ7
の軸心上に移動するように構成されており、 さらに前記ドライバ7の回転および上下動と、前記ボ
ルト用キャッチャ51、52、53および前記ナット用キャッ
チャ6のアンクランプ状態およびクランプ状態を前記コ
ントローラ11により制御して、前記ボルト16および前記
ナット14のねじ締めを選択的に行うねじ締め機を特徴と
している。
なお、上記各手段の符号は、後述する実施例記載の具
体的手段との対応関係を示す。
「作用」 上記技術的手段によれば、コントローラ11により回転
制御されるセンターコラム3の回転により、ボルト用キ
ャッチャ51、52、53およびナット用キャッチャ6のう
ち、ボルト用キャッチャが選択されたときには、ビット
8およびドライバ7の軸心上にボルト用キャッチャが移
動し、これらの軸心が合致した後に、ボルト用キャッチ
ャにより保持されるボルト16にビット8の締付け部81を
係止する。そして、ドライバ7の回転によりビット8を
介してボルト16が対象物に締め付け始められる。
このボルト16の対象物への締め付けが現実に始まった
時点で、ボルト用キャッチャがプッシャ101によりアン
クランプ状態となり、さらにその後のドライバ7の回
転、上動によりボルト16が対象物に完全に締め付けられ
る。
また、ナット用キャッチャ6が選択されたときは、ビ
ット8の回転伝達用嵌合部82にナット14側の回転伝達部
が嵌合することにより、ビット8からナット14に回転を
伝達し得る状態となるので、ドライバ7の回転によりビ
ット8を介してナット14が対象物に締め付け始められ
る。そして、ナット14の対象物への締め付けが現実に始
まった時点で、ナット用キャッチャ6がプッシャ102に
よりアンクランプ状態となり、さらにその後のドライバ
7の回転、上動によりナット14が対象物に完全に締め付
けられる。
「実施例」 次に、本発明の実施例を第1図から第5図について具
体的に説明する。
第1図において、DCサーボモータ1はコントローラ11
によりコンピュータ制御され、任意の位置で回転停止さ
せることができる。DCサーボモータ1の回転軸にはピニ
オンギヤ2が取付けられており、このギヤ2はセンター
コラム3の外周に設けられたリング状ギヤ31と噛合わさ
れている。4形状に対応する本実施例では、センターコ
ラム3には、多形状のボルトに対応した3個のボルト用
キャッチャ51、52、53を上下動可能に保持しており、ま
た1個のナット用キャッチャ6を上下動可能に保持して
いる。センターコラム3は機枠12に対し回転自在に設け
られている。カム4は、機枠12に対し固定的に設けられ
ており、第2図に示されるようにカム斜面41を有し、セ
ンターコラム3の回転に伴い、ねじ締めに用いるボルト
用キャッチャ51〜53またはナット用キャッチャ6の一つ
を選択的に上方に突き出すものである。ボルト用キャッ
チャ51〜53は、それぞれ別種類のボルトを保持できるも
のであり、第2図および第4図(a)に示されるように
鋏み状に形成され、非保持端の内側にはボルト用キャッ
チャ51〜53をクランプ状態にするための圧縮ばね13が挿
入されている。ナット用キャッチャ6は、ナット,スプ
リング,ワッシャ,および平ワッシャを1セットに接着
した組ナット14を保持できるものであり、第3図および
第5図(a)に示されるように、鋏み状に形成され、保
持端側の内側にはナット用キャッチャ6をクランプ状態
にするための引張ばね15が張設されている。センターコ
ラム3から離れて、コントローラ11によび回転および上
下動可能に制御されるドライバ7が設けられており、そ
のドライバー7の上端にはビット8が固設されている。
第2図に示されるごとく、ビット8の先端にはボルト
16の頭部十字部161との嵌め合いが良くねじ締め中に外
れることがない十字部(締付部)81が形成されている。
また、ビット8の根元には、第3図に示されるごとく、
ナット用キャッチャ6の入口の多角形61に嵌め合い係止
される多角形部(回転伝達用嵌合部)82が形成されてお
り、ビット8の回転に伴って、組ナット14が回転され
る。
コントローラ11により制御されるプッシャ作動シリン
ダ9は、ボルト用キャッチャ51〜53またはナット用キャ
ッチャ6をアンクランプするために入口にテーパ部が設
けられた二又状の2枚のプッシャ101および102を上下動
させる。第1のプッシャ101はボルト締めを完全に行な
う際にボルト用キャッチャ51〜53をアンクランプさせる
ものであり、第2のプッシャ102はナット締めを完全に
する際にナット用キャッチャ6をアンクランプさせるも
のであって、両プッシャ101,102は2枚合せにして作動
シリンダ9の頭部に固定されている。
「作動」 上記構成において、コントローラ11によりDCサーボモ
ータ1が所要の回転角度を回転されると、ギヤ2,31を介
してセンターコラム3が回転され、第1図に示された本
実施例では、ボルト用キャッチャ51とドライバ7との軸
心が一致されている。
次に、第1図に示された状態からドライバ7を上昇さ
せると、第2図に示されるように、ボルト16の頭部中心
にビット8の十字部81の中心が当たり、ビット8を回転
させるとビット8の十字部81とボルト16の頭部十字部16
1とが嵌め合い係止され、ボルト締めが可能な状態にな
る。ボルト用キャッチャ52,53を用いて他の種類のボル
ト16をねじ締めする場合には、サーボモータ1によりセ
ンターコラム3を更に回転させることになる。ボルト16
を締め付ける準備が完了した状態においてビット8を回
転させ、ボルト16が図示されないタップ穴にほぼ締め付
け始められた信号がコントローラ11に入力されると、そ
のコントローラ11によりプッシャ作動シリンダ9が作動
され、第4図(b)に示されるように、作動シリンダ9
により上昇されたプッシャ101がボルト用キャッチャ51
の非保持端側を閉成させるため、ボルト用キャッチャ51
がアンクランプされ、更にドライバ7を回転しながら上
昇させて、ボルト16の締め付けを完了させる。
第1図に示された状態からナット用キャッチャ6をセ
ンターコラム3の回転によりドライバ7の上部に軸心を
合せて移動させると、組ナット14の締め付けが可能な状
態になる。ドライバ7が上昇されると、第3図に示され
るように、ビット8の根元の多角形部82とナット用キャ
ッチャ6の多角形部61とが嵌め合いされ、ビット8の回
転がそのまま組ナット14の回転となる。組ナット14の締
め付け準備が完了した状態においてビット8を回転さ
せ、組ナット14が図示しないボルトにほぼ締め付け始め
られた信号がコントローラ11に入力されると、そのコン
トローラ11によりプッシャ作動シリンダ9が作動され、
第5図(b)に示されるように、作動シリンダ9により
上昇されたプッシャ102がナット用キャッチャ6の非保
持端側を閉成させるため、ナット用キャッチャ6がアン
クランプされ、更にドライバ7を回転しながら上昇させ
て、組ナット14の締め付けを完了させる。
以上の作動を他のボルト用キャッチャ52,53に対して
も行うことにより、一つのドライバ7で、他の形状のボ
ルトを締め付けることができ、従って一つのドライバ7
により多形状のボルトおよびナットをねじ締めすること
ができる。
「その他の実施例」 センターコラム3の回転駆動力の伝達のためには、一
対をなすギヤ2,31の他に、タイミングベルト、Vベルト
またはチェーン等の伝達手段によっても同様に回転駆動
力を伝達することができる。また、回転駆動力の発生手
段もDCサーボモータ1に限定されず、空気圧または油圧
を用いた回転シリンダなどを使用することもでき、種々
な回転駆動手段によることができる。センターコラム3
にはボルト用キャッチャまたはナット用キャッチャのみ
がさらに多数個設けられてもよい。
「効果」 以上述べたように、本発明のねじ締め機は上記の構成
を有するから、ボルトおよびナットを一つのドライバで
ねじ締めすることができ、また、特許請求の範囲第2項
に記載したように、ボルト用キャッチャおよびナット用
キャッチャの少なくとも一方を複数個設けて、この複数
個のキャッチャにて、形状の異なる複数のボルトまたは
ナットを保持して、ねじ締めすることも簡単に実施でき
る。従って、ねじ締め機のコストを低減することができ
ると共に、設備スペースを小さくすることができるなど
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視構成図、第2図はボ
ルトを締める場合のボルト用キャッチャとビットとの関
係位置を示す断面図、第3図は組ナットを締める場合の
ナット用キャッチャとビットとの関係位置を示す断面
図、第4図(a),(b)はボルト用キャッチャが第1
のプッシャによりアンクランプされる状態の前後を90゜
転回して示す正面図であり、第4図(c)は第4図
(a)の側面図、第5図(a),(b)はナット用キャ
ッチャが第2のプッシャによりアンクランプされる状態
の前後を90゜転回して示す正面図であり、第5図(c)
は第5図(a)の側面図である。 1……DCサーボモータ、3……センターコラム、4……
カム、51,52,53……ボルト用キャッチャ、6……ナット
用キャッチャ、7……ドライバ、8……ビット、81……
十字部、82……多角形部、101,102……第1、第2のプ
ッシャ、12……機枠、14……組ナット、16……ボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントローラにより制御可能な回転駆動手
    段と、 この回転駆動手段と連結され、機枠に対し回転可能に設
    けられたセンターコラムと、 このセンターコラムの外周において、前記機枠に対し固
    定的に設けられたカムと、 前記センターコラムの外周に、前記カムにより選択的に
    上方へ突き出し可能に設けられ、かつボルトを保持する
    ボルト用キャッチャと、 前記センターコラムの外周に、前記カムにより上方へ突
    き出し可能に設けられ、ナットを保持するナット用キャ
    ッチャと、 前記ボルト用キャッチャにより保持されるボルトと係止
    され、このボルトを締付ける締付け部、および前記ナッ
    ト用キャッチャにより保持されるナットに回転を伝達す
    る回転伝達用嵌合部を有するビットと、 このビットを回転および上下動させるためのドライバ
    と、 前記ボルト用キャッチャおよび前記ナット用キャッチャ
    を、前記ボルトおよび前記ナットに対してアンクランプ
    状態およびクランプ状態に操作するプッシャとを備え、 前記ボルト用キャッチャおよび前記ナット用キャッチャ
    のいずれか1つが、前記センターコラムの回転に伴っ
    て、前記ビットおよび前記ドライバの軸心上に移動する
    ように構成されており、 さらに前記ドライバの回転および上下動と、前記ボルト
    用キャッチャおよび前記ナット用キャッチャのアンクラ
    ンプ状態およびクランプ状態を前記コントローラにより
    制御して、前記ボルトおよび前記ナットのねじ締めを選
    択的に行うことを特徴とするねじ締め機。
  2. 【請求項2】前記ボルト用キャッチャおよび前記ナット
    用キャッチャのうち、少なくともいずれか一方が、形状
    の異なるボルトまたはナットを保持するように複数個設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のねじ締め機。
JP61273566A 1986-11-17 1986-11-17 ねじ締め機 Expired - Lifetime JPH0815693B2 (ja)

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JP61273566A JPH0815693B2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17 ねじ締め機

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JP61273566A JPH0815693B2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17 ねじ締め機

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JPS63127838A JPS63127838A (ja) 1988-05-31
JPH0815693B2 true JPH0815693B2 (ja) 1996-02-21

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JP61273566A Expired - Lifetime JPH0815693B2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17 ねじ締め機

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4730297U (ja) * 1971-04-21 1972-12-06
JPS5934973B2 (ja) * 1982-07-23 1984-08-25 日本国有鉄道 衝撃摩耗試験機のブレ−キ材押付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934973U (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 株式会社ケンウッド 自動ビス締め機におけるビス供給装置

Patent Citations (2)

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JPS63127838A (ja) 1988-05-31

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