JPH08153816A - センサ装置のパッケージ方法 - Google Patents
センサ装置のパッケージ方法Info
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- JPH08153816A JPH08153816A JP29677194A JP29677194A JPH08153816A JP H08153816 A JPH08153816 A JP H08153816A JP 29677194 A JP29677194 A JP 29677194A JP 29677194 A JP29677194 A JP 29677194A JP H08153816 A JPH08153816 A JP H08153816A
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- sensor
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- H01L2224/44—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
- H01L2224/45—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
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- H01L2224/451—Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
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- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 センサ装置のパッケージ気密性を向上させる
とともに、センサ素子がダイボンド材を介して接合され
る場合のダイボンド材の選定を容易にする。 【構成】 Gセンサ5がダイボンド材6を介して設置さ
れたセラミック基板1上に、はんだ4がリフローされた
セラミック製のキャップ3を位置合わせし、その後、パ
ルスヒート方式熱圧着装置のヒータツール8をキャップ
3上にあて、加圧した状態で通電し、ジュール熱による
加熱を数秒間行った後、エアーを吹き掛け強制冷却し、
圧力を開放する。このようにしてパッケージ化されたG
センサ装置を構成する。なお、パルスヒート方式による
熱圧着により、パッケージ内にほとんど熱が伝わらない
ため、ダイボンド材6の耐熱性を気にする必要がなくな
る。
とともに、センサ素子がダイボンド材を介して接合され
る場合のダイボンド材の選定を容易にする。 【構成】 Gセンサ5がダイボンド材6を介して設置さ
れたセラミック基板1上に、はんだ4がリフローされた
セラミック製のキャップ3を位置合わせし、その後、パ
ルスヒート方式熱圧着装置のヒータツール8をキャップ
3上にあて、加圧した状態で通電し、ジュール熱による
加熱を数秒間行った後、エアーを吹き掛け強制冷却し、
圧力を開放する。このようにしてパッケージ化されたG
センサ装置を構成する。なお、パルスヒート方式による
熱圧着により、パッケージ内にほとんど熱が伝わらない
ため、ダイボンド材6の耐熱性を気にする必要がなくな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速度(G)センサ装
置等のセンサ装置をパッケージする方法に関し、特にセ
ンサ素子を搭載する基板にキャップを取り付けて中空パ
ッケージ構造とするもののパッケージ方法に関する。
置等のセンサ装置をパッケージする方法に関し、特にセ
ンサ素子を搭載する基板にキャップを取り付けて中空パ
ッケージ構造とするもののパッケージ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センサ装置として、例えばGセン
サ装置をパッケージする場合、図2に示すような工程を
用いて行っている。まず、配線が表面上に形成されたセ
ラミック基板1に、Gセンサ5を、ダイボンド材6を用
いて接合する。このダイボンド材6は、セラミック基板
1とGセンサ5の熱膨張差を吸収し、かつ後工程で行わ
れるワイヤボンディング時の荷重等に耐え得る樹脂を用
いている。
サ装置をパッケージする場合、図2に示すような工程を
用いて行っている。まず、配線が表面上に形成されたセ
ラミック基板1に、Gセンサ5を、ダイボンド材6を用
いて接合する。このダイボンド材6は、セラミック基板
1とGセンサ5の熱膨張差を吸収し、かつ後工程で行わ
れるワイヤボンディング時の荷重等に耐え得る樹脂を用
いている。
【0003】この後、AuもしくはAlワイヤでワイヤ
ボンディングを行い、Gセンサ5上のパッドとセラミッ
ク基板1上の配線を結線する。次に、所望の接続部分に
予めはんだ4がリフローされたセラミック製のキャップ
3を、セラミック基板1上の配線2(表面Auめっき)
に位置合わせし、キャップ3の上に重り10を載せて圧
力をかける。
ボンディングを行い、Gセンサ5上のパッドとセラミッ
ク基板1上の配線を結線する。次に、所望の接続部分に
予めはんだ4がリフローされたセラミック製のキャップ
3を、セラミック基板1上の配線2(表面Auめっき)
に位置合わせし、キャップ3の上に重り10を載せて圧
力をかける。
【0004】ここで、キャップ3のサイズは約1cm2
であり、重り10ではせいぜい数10kgf/cm2 程
度の圧力しかかけられない。そのため、N2 リフロー炉
11にてN2 など還元雰囲気でのリフローを行ってい
る。
であり、重り10ではせいぜい数10kgf/cm2 程
度の圧力しかかけられない。そのため、N2 リフロー炉
11にてN2 など還元雰囲気でのリフローを行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
フローを行った場合、セラミック基板1とキャップ3の
接合はできるものの、ところどころに濡れ不良によるボ
イドが残り、十分な気密性が確保できない場合がある。
このように気密性が悪いと、パッケージ外部より水蒸気
が侵入し、Gセンサ5表面上の保護膜が吸湿することに
よって、膜応力が発生し、その応力によってセンサが誤
動作してしまう。また、侵入水蒸気量が多くなるとセン
サ表面に結露が発生し、パッド間でのリーク、Al腐食
等の不具合が発生してしまう。
フローを行った場合、セラミック基板1とキャップ3の
接合はできるものの、ところどころに濡れ不良によるボ
イドが残り、十分な気密性が確保できない場合がある。
このように気密性が悪いと、パッケージ外部より水蒸気
が侵入し、Gセンサ5表面上の保護膜が吸湿することに
よって、膜応力が発生し、その応力によってセンサが誤
動作してしまう。また、侵入水蒸気量が多くなるとセン
サ表面に結露が発生し、パッド間でのリーク、Al腐食
等の不具合が発生してしまう。
【0006】また、はんだ4は、最終的にプリント板に
はんだで組付ける都合上、必然的に融点270°C以上
の高温はんだとなる。そのため、リフロー炉11内の温
度は最大で約320°C、炉に入っている時間は30分
以上であり、この間パッケージを構成する材料が高温に
さらされ続けることになる。この場合、ダイボンド材6
の耐熱性(接続強度劣化、アウトガス等)が問題とな
り、上記した要求の厳しいダイボンド材の選択の自由度
をさらに狭めることになる。
はんだで組付ける都合上、必然的に融点270°C以上
の高温はんだとなる。そのため、リフロー炉11内の温
度は最大で約320°C、炉に入っている時間は30分
以上であり、この間パッケージを構成する材料が高温に
さらされ続けることになる。この場合、ダイボンド材6
の耐熱性(接続強度劣化、アウトガス等)が問題とな
り、上記した要求の厳しいダイボンド材の選択の自由度
をさらに狭めることになる。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、パッケージ内に気密封止されるセンサ装置の気密性
を向上させることを第1の目的とする。また、センサ素
子が基板にダイボンド材を介して接合される構造におい
て、そのダイボンド材の選定の自由度を狭めないように
することを第2の目的とする。
で、パッケージ内に気密封止されるセンサ装置の気密性
を向上させることを第1の目的とする。また、センサ素
子が基板にダイボンド材を介して接合される構造におい
て、そのダイボンド材の選定の自由度を狭めないように
することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、センサ素子
(5)を搭載した基板(1)上に、接合部材(4)を介
してキャップ(3)を取り付け、内部を中空に気密封止
してなるセンサ装置のパッケージ方法において、前記接
合部材としてはんだ(4)を用い、熱圧着法にて前記基
板(1)と前記キャップ(3)との間を接合することを
特徴としている。
め、請求項1に記載の発明においては、センサ素子
(5)を搭載した基板(1)上に、接合部材(4)を介
してキャップ(3)を取り付け、内部を中空に気密封止
してなるセンサ装置のパッケージ方法において、前記接
合部材としてはんだ(4)を用い、熱圧着法にて前記基
板(1)と前記キャップ(3)との間を接合することを
特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記センサ素子(5)はダイボンド
材(6)を用いて前記基板(1)上に設置されているも
のであって、パルスヒート方式の熱圧着装置のヒータツ
ール(8)を前記キャップ(3)上にあて、加圧した状
態で通電し加熱を行うことにより、前記基板(1)と前
記キャップ(3)との間を接合するものであることを特
徴としている。
載の発明において、前記センサ素子(5)はダイボンド
材(6)を用いて前記基板(1)上に設置されているも
のであって、パルスヒート方式の熱圧着装置のヒータツ
ール(8)を前記キャップ(3)上にあて、加圧した状
態で通電し加熱を行うことにより、前記基板(1)と前
記キャップ(3)との間を接合するものであることを特
徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記キャップ(3)は前記はんだ
(4)を介し前記基板(1)上に形成された配線(2)
上に取り付けられるもので、前記ヒータツール(8)に
よる加圧力は、前記はんだ(4)と前記配線(2)上に
存在する酸化膜を突き破る程度の圧力であることを特徴
としている。
載の発明において、前記キャップ(3)は前記はんだ
(4)を介し前記基板(1)上に形成された配線(2)
上に取り付けられるもので、前記ヒータツール(8)に
よる加圧力は、前記はんだ(4)と前記配線(2)上に
存在する酸化膜を突き破る程度の圧力であることを特徴
としている。
【0011】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明によれば、接
合部材としてはんだを用い、熱圧着法により基板とキャ
ップとの間を接合し、センサ装置のパッケージを行うよ
うにしているから、熱圧着法によりパッケージ内の気密
性を向上させることができる。請求項2に記載の発明に
よれば、センサ素子がダイボンド材を用いて基板上に設
置されており、パルスヒート方式の熱圧着装置のヒータ
ツールをキャップ上にあて、加圧した状態で通電し加熱
を行うことにより、基板とキャップとの間を接合してい
る。このパルスヒート方式の熱圧着により、加熱時間を
短くすることができるため、パッケージ内部にはほとん
ど熱は伝わらない。従って、ダイボンド材の耐熱性を気
にする必要がなく、ダイボンド材の選定の自由度を狭め
ないようにすることができる。
合部材としてはんだを用い、熱圧着法により基板とキャ
ップとの間を接合し、センサ装置のパッケージを行うよ
うにしているから、熱圧着法によりパッケージ内の気密
性を向上させることができる。請求項2に記載の発明に
よれば、センサ素子がダイボンド材を用いて基板上に設
置されており、パルスヒート方式の熱圧着装置のヒータ
ツールをキャップ上にあて、加圧した状態で通電し加熱
を行うことにより、基板とキャップとの間を接合してい
る。このパルスヒート方式の熱圧着により、加熱時間を
短くすることができるため、パッケージ内部にはほとん
ど熱は伝わらない。従って、ダイボンド材の耐熱性を気
にする必要がなく、ダイボンド材の選定の自由度を狭め
ないようにすることができる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、キャップ
がはんだを介し基板上に形成された配線上に取り付けら
れるものであり、ここにおいてヒータツールによる加圧
力を、はんだと配線上に存在する酸化膜を突き破る程度
の圧力としている。このような大きな加圧力を加えるこ
とにより、パッケージ内の気密性を一層向上させること
ができる。
がはんだを介し基板上に形成された配線上に取り付けら
れるものであり、ここにおいてヒータツールによる加圧
力を、はんだと配線上に存在する酸化膜を突き破る程度
の圧力としている。このような大きな加圧力を加えるこ
とにより、パッケージ内の気密性を一層向上させること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1に、本発明の一実施例を示すGセンサ装置の
パッケージ方法を示す。図1において、セラミック基板
1にGセンサ5をダイボンド材6を用いて接合し、その
後、AuもしくはAlワイヤでワイヤボンディングを行
い、Gセンサ5上のパッドとセラミック基板1上の配線
を結線する。この点は図2に示す従来のものと同じであ
る。ここで、ダイボンド材6としては、セラミック基板
1(Al 2 O3 で構成され、熱膨張率7ppm/°Cの
もの)とGセンサ5(Siで構成され、熱膨張率2.5
ppm/°Cのもの)の熱膨張差を吸収する柔らかさ
と、ワイヤボンディング時の荷重等に耐えうる硬さを併
せ持つ樹脂を用いている。
する。図1に、本発明の一実施例を示すGセンサ装置の
パッケージ方法を示す。図1において、セラミック基板
1にGセンサ5をダイボンド材6を用いて接合し、その
後、AuもしくはAlワイヤでワイヤボンディングを行
い、Gセンサ5上のパッドとセラミック基板1上の配線
を結線する。この点は図2に示す従来のものと同じであ
る。ここで、ダイボンド材6としては、セラミック基板
1(Al 2 O3 で構成され、熱膨張率7ppm/°Cの
もの)とGセンサ5(Siで構成され、熱膨張率2.5
ppm/°Cのもの)の熱膨張差を吸収する柔らかさ
と、ワイヤボンディング時の荷重等に耐えうる硬さを併
せ持つ樹脂を用いている。
【0015】次に、所望の接続部分に予めはんだリフロ
ーされたセラミック製のキャップ3を、設置台9上に設
置されたセラミック基板1上の配線2(表面Auめっ
き)に位置合わせする。そして、パルスヒート方式熱圧
着装置のヒータツール8をキャップ3上にあて、加圧
(20kgf/cm2 )した状態で通電し、ジュール熱
による加熱(320°C)を数秒間行った後、エアーを
吹き掛け強制冷却し、圧力を開放する。
ーされたセラミック製のキャップ3を、設置台9上に設
置されたセラミック基板1上の配線2(表面Auめっ
き)に位置合わせする。そして、パルスヒート方式熱圧
着装置のヒータツール8をキャップ3上にあて、加圧
(20kgf/cm2 )した状態で通電し、ジュール熱
による加熱(320°C)を数秒間行った後、エアーを
吹き掛け強制冷却し、圧力を開放する。
【0016】この際、加圧力は、はんだ4と配線2の表
面に存在する酸化膜を突き破る程度の大きな圧力が必要
となる。この値は、実験により約20kgf/cm2 の
圧力が必要であることを確認している。なお、上記パル
スヒート方式熱圧着装置を用いれば、加圧力を、エアー
圧もしくは油圧で段階的に設定できるため、その制御が
容易となる。
面に存在する酸化膜を突き破る程度の大きな圧力が必要
となる。この値は、実験により約20kgf/cm2 の
圧力が必要であることを確認している。なお、上記パル
スヒート方式熱圧着装置を用いれば、加圧力を、エアー
圧もしくは油圧で段階的に設定できるため、その制御が
容易となる。
【0017】以上の工程により、セラミック基板1にセ
ラミック製のキャップ3を取り付けて中空パッケージを
構成することができる。上記のように、本実施例に係る
熱圧着はパルスヒート方式であり、温度は320°Cで
あるが加熱時間は数秒間であり、パッケージ内部にほと
んど熱は伝わらない。従って、ダイボンド材6の耐熱性
を気にする必要は全くなく、材料選択の自由度を狭める
ことがない。
ラミック製のキャップ3を取り付けて中空パッケージを
構成することができる。上記のように、本実施例に係る
熱圧着はパルスヒート方式であり、温度は320°Cで
あるが加熱時間は数秒間であり、パッケージ内部にほと
んど熱は伝わらない。従って、ダイボンド材6の耐熱性
を気にする必要は全くなく、材料選択の自由度を狭める
ことがない。
【0018】さらに、1パッケージあたり数秒での接続
となるため、工数低減となり、コストダウンのためのイ
ンライン化、自動化が容易であり、量産性に適する。な
お、パッケージ内に収納するものとしては、Gセンサ5
のみならず、それを制御するモノリシックICやアクチ
ュエータを駆動するパワーICをも収納するようにして
もよい。また、本発明に係るセンサ装置を、Gセンサ装
置以外に、圧力センサ装置等の半導体力学センサにも適
用してもよい。
となるため、工数低減となり、コストダウンのためのイ
ンライン化、自動化が容易であり、量産性に適する。な
お、パッケージ内に収納するものとしては、Gセンサ5
のみならず、それを制御するモノリシックICやアクチ
ュエータを駆動するパワーICをも収納するようにして
もよい。また、本発明に係るセンサ装置を、Gセンサ装
置以外に、圧力センサ装置等の半導体力学センサにも適
用してもよい。
【0019】さらに、パッケージとしては、セラミック
製のものに限らず、他のパッケージ例えば液晶ポリマー
等の樹脂パッケージを用いるようにしてもよい。
製のものに限らず、他のパッケージ例えば液晶ポリマー
等の樹脂パッケージを用いるようにしてもよい。
【図1】本発明の一実施例に係るGセンサ装置のパッケ
ージ工程を示す工程図である。
ージ工程を示す工程図である。
【図2】従来のGセンサ装置のパッケージ工程を示す工
程図である。
程図である。
1……セラミック基板、2……配線、3……キャップ、
4……はんだ、5……Gセンサ、6……ダイボンド材、
7……ワイヤ、8……ボンディングツール。
4……はんだ、5……Gセンサ、6……ダイボンド材、
7……ワイヤ、8……ボンディングツール。
Claims (3)
- 【請求項1】 センサ素子を搭載した基板上に、接合部
材を介してキャップを取り付け、内部を中空に気密封止
してなるセンサ装置のパッケージ方法において、 前記接合部材としてはんだを用い、熱圧着法にて前記基
板と前記キャップとの間を接合することを特徴とするセ
ンサ装置のパッケージ方法。 - 【請求項2】 前記センサ素子はダイボンド材を用いて
前記基板上に設置されているものであって、パルスヒー
ト方式の熱圧着装置のヒータツールを前記キャップ上に
あて、加圧した状態で通電し加熱を行うことにより、前
記基板と前記キャップとの間を接合するものであること
を特徴とする請求項1に記載のセンサ装置のパッケージ
方法。 - 【請求項3】 前記キャップは前記はんだを介し前記基
板上に形成された配線上に取り付けられるもので、前記
ヒータツールによる加圧力は、前記はんだと前記配線上
に存在する酸化膜を突き破る程度の圧力であることを特
徴とする請求項2に記載のセンサ装置のパッケージ方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677194A JP3391123B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | センサ装置のパッケージ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677194A JP3391123B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | センサ装置のパッケージ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153816A true JPH08153816A (ja) | 1996-06-11 |
JP3391123B2 JP3391123B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17837921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29677194A Expired - Fee Related JP3391123B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | センサ装置のパッケージ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391123B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000029823A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Maxim Integrated Products, Inc. | Hermetic packaging for semiconductor pressure sensors |
WO2000029822A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Maxim Integrated Products, Inc. | Chip-scale packaged pressure sensor |
WO2000037912A1 (en) * | 1998-12-18 | 2000-06-29 | Maxim Integrated Products, Inc. | Compensated semiconductor pressure sensor |
US6502839B1 (en) | 1997-07-02 | 2003-01-07 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Sensor installation structure for vehicles |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008147243A (ja) | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Olympus Corp | 気密封止装置 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29677194A patent/JP3391123B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6502839B1 (en) | 1997-07-02 | 2003-01-07 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Sensor installation structure for vehicles |
WO2000029823A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Maxim Integrated Products, Inc. | Hermetic packaging for semiconductor pressure sensors |
WO2000029822A1 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-25 | Maxim Integrated Products, Inc. | Chip-scale packaged pressure sensor |
US6346742B1 (en) | 1998-11-12 | 2002-02-12 | Maxim Integrated Products, Inc. | Chip-scale packaged pressure sensor |
US6351996B1 (en) | 1998-11-12 | 2002-03-05 | Maxim Integrated Products, Inc. | Hermetic packaging for semiconductor pressure sensors |
WO2000037912A1 (en) * | 1998-12-18 | 2000-06-29 | Maxim Integrated Products, Inc. | Compensated semiconductor pressure sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3391123B2 (ja) | 2003-03-31 |
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