JPH08153287A - 煙熱複合感知器 - Google Patents

煙熱複合感知器

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JPH08153287A
JPH08153287A JP29185094A JP29185094A JPH08153287A JP H08153287 A JPH08153287 A JP H08153287A JP 29185094 A JP29185094 A JP 29185094A JP 29185094 A JP29185094 A JP 29185094A JP H08153287 A JPH08153287 A JP H08153287A
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JP
Japan
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smoke
heat
sensor
thermistor
sensing
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Withdrawn
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JP29185094A
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Masafumi Fukuda
雅史 福田
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Shoichi Oka
昭一 岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】設計変更することなく従来の煙感知室がそのま
ま使用でき、熱感知部が煙感知部に影響を与えることな
く、煙熱複合感知器の構造設計も容易となる。また、感
知器ヘッドが、2段構造でないため、感知器ヘッドを薄
くすることができる。 【構成】煙感知部を構成する、煙を流入させる煙感知室
SRを感知器ヘッドH内に設け、煙感知ヘッドHの外側
に、熱感知部を構成するサーミスタTHを配置して構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災感知器に係り、更
に詳しくは、煙感知器及び熱感知器を一体化した煙熱複
合感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の煙感知器の構成を図5に示す。こ
の煙感知器は、電源回路101から電源を供給して、発
光部102によって煙感知室(不図示)内に間欠的に発
光パルスを発生させ、この発光パルスの煙による散乱光
を受光信号処理部103で受光処理することにより、煙
の濃度に応じて発報信号を出力する構成とされている。
更に詳しく説明すると、発光部102の発光素子駆動回
路102aによって煙感知室内に設けた受光素子102
bを間欠的に発光させ、煙による散乱光を煙感知室内に
設けた受光信号処理部103の受光素子103aで受光
して電気信号に変換し、受光信号増幅回路103bで増
幅して、この増幅された信号レベルがパルスカウント回
路103cで予め定められたレベルを越えている場合に
パルス数をカウントし、連続してカウントしたパルス数
が、予め定められた値(例えば3パルス)を越えたとき
にはカウント判別回路103dで判別して発報信号を出
力する構成とされている。
【0003】このような煙感知器100の外観図及び煙
感知室100aの内部構造を図6及び図7に示してお
り、外部の光を遮断して煙のみ入れるためにラビリンス
構造とされた煙感知室100a内に、発光素子102b
を設けた発光室100bと受光素子103aを設けた受
光室100cとを備え、発光室100bと受光室100
cとは受光素子103aが発光素子102bの発光を直
接受けない配置とされており、煙感知室100a内に侵
入した煙粒子による散乱光を受光素子103aで受光し
て、煙濃度に応じた電気信号を得る構造となっている。
【0004】次に、従来の熱感知器の構成を図8に示
す。この熱感知器は、温度の上昇に応じて電気抵抗の減
少する感熱素子であるサーミスタを利用して熱感知を行
う。この図において、201は端子L、Cから供給され
る電源電圧を一定の電圧にして内部回路に供給する電源
素子、204は抵抗R100とサーミスタTH’とを直
列に接続してこれらの接続点の信号を検出信号として出
力する熱検知回路、203は抵抗R201とR202で
電源電圧を分圧して得られる基準電圧と検知信号とをコ
ンパレータCMPで比較する比較回路、202はコンパ
レータCMPの出力信号に応じて端子L、C間を短絡し
て発報信号を出力するスイッチング回路である。
【0005】この熱感知器では、周囲温度が上昇すると
サーミスタTH’の電気抵抗が減少するので熱検知回路
204の検出信号が低下する。そして、比較回路203
の基準電圧よりも検知信号のレベルが低下すればコンパ
レータCMPから「H」レベルの信号が出力されてスイ
ッチング回路202が駆動されて端子L、C間が短絡さ
れて警報信号が出力される定温式感熱器の動作を行う。
【0006】ここで、熱感知器は、煙のみが発生して、
温度が殆ど上昇しない火災の場合、火災を検知できない
という欠点がある。逆に、煙感知器は温度のみが上昇し
て、煙が殆ど発生しない火災の場合、火災を検知できな
いという欠点がある。そこで、これらの欠点を互いに補
い、火災を早期に発見できる火災感知器として、熱感知
器及び煙感知器を一体化した煙熱複合感知器が従来から
あった。
【0007】従来のこの煙熱複合感知器を図9に示す。
この煙熱複合感知器の感知器ヘッドHに煙感知部の煙感
知室SRと熱感知部のサーミスタTHにより構成されて
いる。この煙感知部の煙感知室SRは図7に示した上記
煙感知室100aであり、熱感知部のサーミスタTH
は、図8に示したサーミスタTH’である。
【0008】煙熱複合感知器は、煙感知部の煙感知室S
R内の投光素子102bより照射される光線が、煙感知
室100a内に煙粒子が存在する場合には、この煙粒子
により散乱され、この散乱光を受光素子100cが検出
することにより煙を検出し、火災を報知する。一方、熱
感知部は、温度変化によるサーミスタTHの抵抗値の変
化により温度上昇を検出し、火災を報知する。
【0009】従って、煙のみが発生して温度が殆ど上昇
しない火災の場合でも、温度のみが上昇して煙が殆ど発
生しない火災の場合でも、火災を報知することができ
る。ここで、単体の煙感知器では、従来より、その煙感
知室SRが煙感知器の中心に配置されていた。この煙感
知室SRは、煙感知室SRへの煙の流入性や投光素子、
受光素子の配置による投受光角度等を総合的に考慮して
設計されているため、煙感知器の煙感知室の構造設計を
変更することは技術的に困難であり、従来と同様に感知
器の中央に配置する必要がある。
【0010】一方、熱感知部のサーミスタTHは、その
熱応答があまり速くないために感度を向上させる必要が
あり、また、周囲の気流の方向性による応答のばらつき
をなくす必要から複合感知器の中央に配置する必要があ
る。このため、図9に示した通り、煙熱複合感知器のヘ
ッドHは、煙感知部の煙感知室SRと熱検知部のサーミ
スタTHとの双方を複合感知器の中心に配置した2段構
造とされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の煙熱複合感知器
においては、次のような問題点があった。即ち、上述の
通り、煙感知部の煙感知室SRと熱検知部のサーミスタ
THの双方を複合感知器の中心に配置する必要から、2
段構造となるため、単体の煙感知器及び熱感知器に比
べ、感知器ヘッドHの構造が厚くなる。また、2段構造
とするには、熱感知部のサーミスタTHが煙感知部の煙
感知室SRを通って配置され、或は、配線される必要が
あり、熱感知部のサーミスタTHが煙感知部煙感知室S
Rに影響を与える。
【0012】即ち、煙感知室内SRへの煙の流入がサー
ミスタTHにより遮られ、または、その経路が変更され
て、煙感知の感度が変わったり、発光素子からの光線ま
たは煙感知室内の迷光がサーミスタTHにより進行方向
が変えられ、受光素子に検出され誤報を発したりする可
能性があり、煙感知部の誤動作の原因となる。これを防
ぐには、煙感知部の煙感知室SRを設計変更しなければ
ならないが、それには、上述したような技術的困難さに
よる時間的、経済的な問題が生じ、煙熱複合感知器のコ
ストアップにもつながる。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、煙感知部の煙感知室を設計変更することなく、熱
検知部のサーミスタが煙感知部に影響を与ず、かつ、感
度良く煙感知及び熱感知を行う煙熱感知器を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決のするための手段】請求項1に記載した本
発明による煙熱複合感知器は、煙感知部を構成する、煙
を流入させる煙感知室を感知器ヘッド内に設け、感知器
ヘッドの外側に、熱感知部を構成するサーミスタを配置
して構成される。請求項2に記載した本発明による煙熱
複合感知器は、煙感知部を構成する、煙を流入させる煙
感知室を感知器ヘッド内に設け、この煙感知室の外周囲
に、熱感知部を構成する複数のサーミスタを同心状に配
置して構成される。
【0015】請求項3に記載した本発明による煙熱複合
感知器は、請求項2に記載の煙熱複合感知器の上記同心
状に配置された複数のサーミスタが並列に接続され、こ
れらのサーミスタの平均化された計数値を検知する上記
熱感知部により構成される。
【0016】
【作用】請求項1に記載した本発明による煙熱感知器に
よれば、感知器ヘッド内に設けられた煙感知室に流入し
た煙を感知することにより、煙感知部が煙を感知し、感
知器ヘッドの外側に配置されたサーミスタにより温度変
化を検知する。請求項2に記載した本発明による煙熱感
知器によれば、感知器ヘッドの外側に同心状に配置され
た複数のサーミスタがそれぞれ温度変化を検知し、検知
された最も高い温度を検知温度とする。
【0017】請求項3に記載した本発明による煙熱感知
器によれば、同心状に配置されたサーミスタは並列に接
続され、複数のサーミスタの平均化された計数値を検知
する。
【0018】
【実施例】請求項1に記載した本発明による煙熱複合感
知器の一構成例を図1に示す。この煙熱複合感知器は、
本体の下部に設けられた感知器ヘッドH内に、煙を流入
させる煙感知室SRを設け、熱感知部のサーミスタTH
をこの煙感知室SRの外側に配置して構成される。
【0019】この煙熱複合感知器は、サーミスタTHを
この感知ヘッドHの外側に配置することにより、煙感知
室SRを感知器の中心に配置することができ、かつ、熱
感知部を構成するサーミスタTHは、感知器ヘッドH内
の煙感知室SRを通って配置され、或は、配線される必
要がなくなり煙感知部に影響を与えなくなるため、従来
の煙感知室がそのまま使用でき、低価格化が実現できる
とともに、煙熱複合感知器の構造設計も容易となる。ま
た、感知器ヘッドHが、2段構造でないためにめ、感知
器ヘッドHを薄くすることができる。
【0020】請求項2に記載した本発明による煙熱複合
感知器の一構成例を図2に示す。この煙熱複合感知器
は、煙を流入させる煙感知室SRを感知器ヘッドH内に
設けるとともに、熱感知部の2つのサーミスタTH1、
TH2を煙感知室SRの設けられた感知器ヘッドHの外
周囲に同心状に配置して構成される。この煙熱複合感知
器の場合は、熱検知部を構成するサーミスタが2つある
ので、感知器の中心に対しての点対称になるように感知
器ヘッドHの外側に配置している。
【0021】ここで、同心状とは、感知器の中心の点を
中心として、均等となる方向に各サーミスタを配置する
ことをいう。即ち、上記中心点から各サーミスタを見た
場合に隣接するサーミスタ間のなす角度がほぼ等しくな
るな方位に、各サーミスタが配置される。このときの各
サーミスタと上記中心点との距離は必ずしも等しくする
必要はない。
【0022】上記2つのサーミスタにより熱感知を行う
熱検知部の構成を図3に示す。温度変化によって生じる
サーミスタTH1、TH2の電気抵抗の変化は、それぞ
れ対応する温度検知回路C1、C2により個別に検出さ
れ、これら検出れた温度を比較手段により比較して、こ
れらの内、最も高い温度を現在の温度として採用する。
【0023】この煙熱複合感知器は、2つのサーミスタ
が同心状に配置されているため、感知器の周囲の気流が
図2中のW1であった場合は、サーミスタTH1が感度
良く熱検知することができる一方、図2中のW2の気流
に対しては、サーミスタTH2が感度良く熱検知するこ
とができる。従って、サーミスタを感知器の中心に設け
なることなく、気流の方向に対する、熱応答性のばらつ
きをなくすことができる。
【0024】次に、請求項3に記載した本発明による煙
熱複合感知器の熱感知部の一構成例を図4に示す。この
煙熱複合感知器は、図2に示したものと同様に配置され
た2つのサーミスタTH1、TH2を有しており、これ
らのサーミスタTH1、TH2は、並列に接続されて1
つの温度検知回路Cに接続され、サーミスタTH1、T
H2には、同型状、同特性のものを使用する。従って、
この温度検知回路Cは、サーミスタTH1、TH2の並
列合成抵抗値の変化に基づいて温度変化を検出する。例
えば、サーミスタTH1が30℃、サーミスタTH2を
50℃とすると図4の回路において検知される温度は4
2℃程度となる。この意味で、温度検知回路Cにより検
出される温度は平均化されるといえる。
【0025】この熱検知装置は、1つの温度検知回路C
のみで、2つのサーミスタの電気抵抗の変化を検知する
ことができるため、部品点数が減少して低価格化が可能
となるのみならず、サーミスタにより検知される温度を
平均化しているため、誤動作を減少することができる。
【0026】
【効果】請求項1に記載した本発明による煙熱感知器を
用いれば、煙感知部に影響を与えることなく、従来の煙
感知部がそのまま使用でき、低価格化が実現できるとと
もに、煙熱複合感知器の構造設計も容易となる。また、
感知器ヘッドHが、2段構造でないためにめ、感知器ヘ
ッドHを薄くすることができる。
【0027】請求項2に記載した本発明による煙熱感知
器を用いれば、サーミスタを感知器の中心に設けなるこ
となく、気流の方向に対する、熱応答性のばらつきをな
くすことができる。請求項3に記載した本発明による煙
熱感知器を用いれば、1つの温度検知回路のみで、2つ
のサーミスタの電気抵抗の変化を検知することができる
ため、部品点数が減少して低価格化が可能となるのみな
らず、サーミスタにより検知される温度を平均化してい
るため、誤動作を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明による煙熱感知器の
一構成例を示す図である。
【図2】請求項2に記載した本発明による煙熱感知器の
一構成例を示す図である。
【図3】請求項2に記載した本発明による煙熱感知器の
温度検知部の一構成例を示す図である。
【図4】請求項3に記載した本発明による煙熱感知器の
温度検知部の一構成例を示す図である。
【図5】従来の煙感知器の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】従来の煙感知器の外観を示す図である。
【図7】従来の煙感知器の煙感知室を示す図である。
【図8】従来の熱感知器の構成を示す図である。
【図9】従来の煙熱複合感知器の構成を示す図である。
【符号の説明】
H・・・感知器ヘッド SR・・・煙感知室 TH、TH1、TH2・・・サーミスタ C、C1、C2・・・温度検知回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の煙感知器の構成を図5に示す。こ
の煙感知器は、電源回路101から電源を供給して、発
光部102によって煙感知室(不図示)内に間欠的に発
光パルスを発生させ、この発光パルスの煙による散乱光
を受光信号処理部103で受光処理することにより、煙
の濃度に応じて発報信号を出力する構成とされている。
更に詳しく説明すると、発光部102の発光素子駆動回
路102aによって煙感知室内に設けた発光素子102
を間欠的に発光させ、煙による散乱光を煙感知室内に
設けた受光信号処理部103の受光素子103aで受光
して電気信号に変換し、受光信号増幅回路103bで増
幅して、この増幅された信号レベルがパルスカウント回
路103cで予め定められたレベルを越えている場合に
パルス数をカウントし、連続してカウントしたパルス数
が、予め定められた値(例えば3パルス)を越えたとき
にはカウント判別回路103dで判別して発報信号を出
力する構成とされている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】次に、従来の熱感知器の構成を図8に示
す。この熱感知器は、温度の上昇に応じて電気抵抗の減
少する感熱素子であるサーミスタを利用して熱感知を行
う。この図において、201は端子L、Cから供給され
る電源電圧を一定の電圧にして内部回路に供給する電源
素子、204は抵抗R200とサーミスタTH’とを直
列に接続してこれらの接続点の信号を検出信号として出
力する熱検知回路、203は抵抗R201とR202で
電源電圧を分圧して得られる基準電圧と検知信号とをコ
ンパレータCMPで比較する比較回路、202はコンパ
レータCMPの出力信号に応じて端子L、C間を短絡し
て発報信号を出力するスイッチング回路である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】煙熱複合感知器は、煙感知部の煙感知室S
R内の発光素子102bより照射される光線が、煙感知
室100a内に煙粒子が存在する場合には、この煙粒子
により散乱され、この散乱光を受光素子103cが検出
することにより煙を検出し、火災を報知する。一方、熱
感知部は、温度変化によるサーミスタTHの抵抗値の変
化により温度上昇を検出し、火災を報知する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】従って、煙のみが発生して温度が殆ど上昇
しない火災の場合でも、温度のみが上昇して煙が殆ど発
生しない火災の場合でも、火災を報知することができ
る。ここで、単体の煙感知器では、従来より、その煙感
知室SRが煙感知器の中心に配置されていた。この煙感
知室SRは、煙感知室SRへの煙の流入性や発光素子
受光素子の配置による投受光角度等を総合的に考慮して
設計されているため、煙感知器の煙感知室の構造設計を
変更することは技術的に困難であり、従来と同様に感知
器の中央に配置する必要がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】一方、熱感知部のサーミスタTHは、周囲
の気流の方向性による応答のばらつきをなくす必要から
複合感知器の中央に配置する必要がある。このため、図
9に示した通り、煙熱複合感知器のヘッドHは、煙感知
部の煙感知室SRと熱検知部のサーミスタTHとの双方
を複合感知器の中心に配置した2段構造とされる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、煙感知部の煙感知室を設計変更することなく、熱
検知部のサーミスタが煙感知部に影響を与ず、かつ、感
度良く煙感知及び熱感知を行う煙熱複合感知器を提供す
ることを目的とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】上記2つのサーミスタにより熱感知を行う
熱検知部の構成を図3に示す。温度変化によって生じる
サーミスタTH1、TH2の電気抵抗の変化は、それぞ
れ対応する温度検知回路C1、C2により個別に検出さ
れ、これら検出された温度を比較手段により比較して、
これらの内、最も高い温度を現在の温度として採用す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感知器ヘッド内に、煙感知部を構成する、
    煙を流入させる煙感知室を設けるとともに、感知器ヘッ
    ドの外側に、熱感知部を構成するサーミスタを配置した
    構造の煙熱複合感知器。
  2. 【請求項2】煙感知室を設けた、感知器ヘッドの外周囲
    に、熱感知部を構成する複数のサーミスタを同心状に配
    置した構造の煙熱複合感知器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の煙熱複合感知器におい
    て、 上記同心状に配置されたサーミスタは並列に接続され、
    上記熱感知部は、複数のサーミスタの平均化された計数
    値を検知する構造とした請求項2に記載の煙熱複合感知
    器。
JP29185094A 1994-11-25 1994-11-25 煙熱複合感知器 Withdrawn JPH08153287A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230510A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 火災警報器
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JP2020160779A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 能美防災株式会社 熱検知器及びそれによる火災判定方法
JP2022118146A (ja) * 2018-05-31 2022-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱感知器
WO2023135643A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 ホーチキ株式会社 火災検出装置

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