JPH028717A - 炎感知器 - Google Patents

炎感知器

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JPH028717A
JPH028717A JP15976988A JP15976988A JPH028717A JP H028717 A JPH028717 A JP H028717A JP 15976988 A JP15976988 A JP 15976988A JP 15976988 A JP15976988 A JP 15976988A JP H028717 A JPH028717 A JP H028717A
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JP
Japan
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light receiving
receiving means
flame
difference
amplifier
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JP15976988A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Hirotomi
一隆 広富
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Nippon Ceramic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ceramic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、炎の放射する特徴的な発光スペクトルのみ
感知し、他の発熱物体による誤動作をなくしたことを特
徴とする炎感知器に関する。
[従来の技術] 従来より赤外線式炎感知器については、いろいろな方式
が提案されているが、いずれも下記原理に基づくもので
ある。
災厄外の黒体から放射される赤外線の発光スぺクトル分
布はブランクの法則に従い、連続スペクトルとなってお
り、そのピーク値は黒体の温度により決定され、200
℃、400℃、1000℃の黒体の発光スペクトル分布
は第1図(イ)、(ロ)、 (ハ)に示すようになる。
これに対し、炎を伴う物体においては、ブランクの法則
に従わず、第1図中(ニ)に示すような特徴的な発光ス
ペクトル分布を持っている。この4.3μm付近のピー
クは、CO2共鳴放射現象によるものである轟従って、
炎を感知するには、この4.3μm付近のピークを検出
すればよいおけであり、従来においては、4.3μm付
近の放射線量とCo2共鳴放射のない3.5μm付近の
放射線量の差を検出する手段(特許公開公報昭48−9
0030号)が提案されている。しかし、この手段によ
れば、第1図中(イ)、または(ロ)の如くエネルギー
放射量のピークが3.5μmよりも長い波長域にあるよ
うな発光スペクトル分布を有する放射物体を炎と感知し
てしまう。従って、4.3μmとその近傍の2波長の単
なる差を取るだけでは、炎のみを選択的に感知できると
は限らないのである。 このため、3.5μm、4.3
7zm及び5゜1μmの3つの選択的受光手段による受
光量を。
それぞれQ3.61 e<、s* ea、tとし−(8
4,3−85、t) −(e、、6−e4.3)なる演
算を行なって、4.3μmと他の2波長における差が、
ある一定値以上になった場合に炎を感知する手段(特許
公開公報昭50−2497号)が提案されているが、こ
の手段は、下記問題点がある。
炎を伴わない発熱体の強度が強い場合においては、3波
長の各選択受光手段における少しの不平衡により、誤動
作を生ずる可能性がある。特に、赤外光フィルターにお
いては、その多層薄膜コーティングという工程の性質上
、均一な特性のものは造りにくい。従って、前述の2つ
の手段ともに、ある一定値を適当に選ぶことによって誤
動作を少なくすることはできるが、その設定に非常な困
難を伴う。
また、炎感知器に使用する赤外線センサの対象波長域は
、中赤外光領域であるが、この領域において使用可能な
赤外線センサとして、 a)PbSe、PbS等の量子型センサb)サーモパイ
ル C)焦電型センサ 等が上げられる。
この中で、a)は他と比較して一桁はど高い感度を持つ
が1価格においても高価であり、一般にはC)の焦電型
センサが良く用いられる。
しかし、焦電型センサは、その動作原理によりセンサ単
体では炎感知の用途に使用することはできない。焦電型
センサは、強誘電体の焦電効果を利用しているが、これ
は入射エネルギーの微分値に比例した焦電流を生ずる現
象であるため、定常的な出力を得ることはできない、従
って、なんらかの光学的チョッパを使用せざるを得ない
b)のサーモパイルは、直流出力型のセンサであり、基
本的には、単体で炎感知器に使用できるが、ケースの過
渡的な温度変化等の外乱に弱く、a)、c)より低感度
であり、更に直流増幅が必要であるため、増幅器のドリ
フト、オフセラ(・も無視できない。
[発明が解決しようとする問題点] 炎を伴う放射物体と他の放射物体との明確な区分及びそ
れらの物体からの放射線が重畳し、尚且つその強度が炎
を伴わない物体の方が強い時でも。
その中に炎の存在を感知すること。
前述の装置を機械的可動部を廃し、高信頼性で。
しかも安価に供給すること。
[問題を解決するための手段] この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、その手段とするところは、炎の発光スペクトル特
有の形を明確に識別するために、4.3μmを含む、少
なくとも3つ以上の特定の波長のみを選択的に受光する
受光手段を有し、それぞれの受光量の差の比を取ること
により、炎の発光スペクトルを明確に区別することであ
り、また、光電変換素子にサーモパイルを用い、各素子
及び増幅器の熱的平衡を保つためのケースに入れ、その
出力差を取ることにより、熱的外乱の影響をなくしたこ
とである。
[実施例] 第1図が本発明のブロック図で、1の赤外線放射物体か
らでた赤外線は2,3.4のバンドパスフィルターを通
しそれぞれのサーモパイルに入射する。サーモパイルの
出力は6のチョッパー増幅器により所定のレベルに増幅
された後、7.8の差動増幅器に入力される。7の差動
増幅器A、8の差動増幅器Bはその差動利得をそれぞれ
Aシロ。
Aν、とすれば、AシB/Aシロ=α程度に設定されて
おり、さらに差動増幅器Bの出力には図中10.11で
示す抵抗器と理想化ダイオードによる非線形回路が接続
されており、この増幅器の出力が負になった時、その出
力電圧を抵抗でに分圧するようになっており、差動増幅
器Aの出力にはVxなる電圧を発生する9の直流電圧発
生器が接続され、その出力をVx分シフトさせている。
4.3μm、3.9μm、3.5μmの各選択的受光手
段による6のチョッパー増幅器による出力電圧を84.
3+  3.11+ 83.5とすれtf、8の出力が
正の時は。
(84,3−+33.e)  Vx>α(e3.。−e
 3.5)−■の時、炎を感知する。
8の出力が負の時は、α×−=βとすると、(e<、a
  ea、*)  Vx>β(e s、 e  e L
 6)−■の時、炎を感知する。
上記、第1式、第2式、右辺がe4.2−ex、aの値
を予測する項であり、その値よりVx分以上高くなった
時、炎を感知する。
ここで、Vxは各受光手段の出力が0に近い時、上記が
不確定になるのを防止するためである。また、α、βを
8の符号により設定する理由は、発熱体の温度が高温の
時と低温の時では3.5μmから4.3μm付近での発
光スペクトル分布の形状が異なり、高温側、すなわち ea、5−e3.6<0 なる領域では、第4図42に示すような形状になる場合
があり、それにより下式を満足するようβを設定する。
(e4.a−ss、J/(es、s  ea、s) =
β−■β−側の発熱体も同様で、下式よりαを設定する
(e<、s−e s、 s)/ (e a、 s−e 
s、 5) =α−■このα、βの設定に際しては、発
熱体の温度範囲を100℃〜1000℃とし、この範囲
であれば誤動作しない値に設定する。
また、発熱体の温度が100℃以下、もしくは500℃
近くの場合は、α、βが大きくなる場合があるが、この
時は、e3.*−ea、sの絶対値が小さいので、Vx
にて誤動作を防止する。第3図が本実施例の断面図であ
り、3つのセンサの熱的平衡を保つため、3つのセンサ
を金属ケースに入れ、更に空気の対流を防ぐためと熱的
に結合するため、低温ハンダですきまをモールドしてい
る。また、電子回路を実装している7のプリント基板も
同様の対策をしている。更に、これらを外部と断熱され
たケースに入れ、内ケースでの温度勾配が生じないよう
、考慮している。
[発明の効果] このように構成された炎感知器では、炎に特有な発光ス
ペクトル分布のみを検出し、他の物体に対する誤動作が
なく、また工場等における複数の放射物体からの放射線
が複雑に重畳する環境においても、炎の存在を明確に感
知することが可能である。
また、本発明においては、機械的可動部がなく。
高信頼性の装置を安価に供給可能であり、工業的利用価
値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、各物体の発光スペク1−ル分布、第2図は、
炎感知器のブロック図、第3図は、炎感知器のセンサ及
びチョッパーアンプ部の断面図、第4図は各物体の発光
スペクトリ分布の拡大図である。 (イ)200℃の黒体の発光スペクトル分布(ロ)40
0℃ (ハ)1000℃ (ニ)炎を伴う物体 2〜4 赤外線放射物体 赤外線バンドパスフィルタ サーモパイル チョッパー増幅器 差動増幅器A 〃   B 直流電圧発生器 抵抗器 理想化ダイオード 比較器 金属ケース シリコンウェハー 樹脂リング 赤外バンドパスフィルター プリント基板 低温ハンダ サーモパイル 低温発熱体の発光スペクトル分布 高温 xI11 箪長くμm)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炎に特有なCO_2の共鳴放射による、波長4.
    3μmの赤外線を検出する炎感知器において、この波長
    を選択的に受光する第1の受光手段と、上記波長帯を含
    まず、尚且つ上記波長近傍の赤外線を選択的に受光する
    第2、第3、もしくはそれ以上の受光手段を有し、第1
    の受光手段と第2の受光手段との放射強度の差と、第2
    の受光手段と第3の受光手段との放射強度の差を演算し
    、後者の演算結果に基づき、第1、第2の受光手段の放
    射強度の差を予測し、この値と実測値におけるそれとの
    差及び比が一定値以上の時、炎を感知することにより、
    炎特有な4.3μm付近の線スペクトルのみに感知し、
    他の物体が放射する連続スペクトルとの区別を明確にし
    、誤動作をなくしたことを特徴とする炎感知器。
  2. (2)前記受光素子にサーモパイルを用い、それぞれの
    サーモパイルの熱的平衡を保つため、熱容量が大きく、
    熱伝導率の良い容器に入れ、更に外部からの熱伝導を少
    なくするために、熱的に絶縁された容器で覆ったことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記サーモパイルの信号を増幅する増幅器にチョ
    ッパースタピライズドアンプを用い、それを前記のケー
    スに入れることにより、配線間のペルチェ効果による熱
    起電力の影響を少なくした、特許請求の範囲第2項記載
    の装置。
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