JPH08152223A - 吸収冷温水機及びその運転制御方法 - Google Patents

吸収冷温水機及びその運転制御方法

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JPH08152223A
JPH08152223A JP6291788A JP29178894A JPH08152223A JP H08152223 A JPH08152223 A JP H08152223A JP 6291788 A JP6291788 A JP 6291788A JP 29178894 A JP29178894 A JP 29178894A JP H08152223 A JPH08152223 A JP H08152223A
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弘 小島
Makoto Nakamura
誠 中村
Masaru Edera
勝 江寺
Masahiro Oka
雅博 岡
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排熱投入運転モードに際しては排熱の有効利
用を図り、排熱投入運転モードであっても通常運転モー
ドであっても高質燃料の消費量を可能な限り低く抑え
る。 【構成】 通常運転モードか排熱投入運転モードである
かを判断し、いずれの場合であっても、高質燃料の消費
量が最低となるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収冷温水機及びその
運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吸収冷温水機では、冷房負荷が減
少して、冷水入口温度、冷却水入口温度等が定格温度を
下回った状態(所謂「部分負荷」の状態)になった際に
は、系内の溶液循環量を適正な流量に調節し、効率的な
運転を維持している。すなわち、部分負荷運転時は、定
格運転時に比較して、高温再生器内で必要な加熱液量は
少なくて済むので、吸収器からの送出液を減少させるこ
とにより、必要な高質燃料の消費量を減少させ、その分
だけ運転コストを低下させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排熱投入運転
モードの際には、熱交換器を介して系内を循環する溶液
に排熱の熱量が付加される。従って、排熱を有効利用し
て、系内を循環する溶液の液温を定格温度に上昇させる
のに必要な高質燃料の消費量を減少させるためには、該
溶液の流量或いは循環量が多い方が好ましい。換言すれ
ば、系内の溶液循環量を従来通り減少させるという運転
方法では、排熱投入運転モードに際して排熱を有効利用
することが不可能となってしまう、という問題がある。
【0004】一方、排熱を投入しない通常運転モード時
においては、上述した様な部分負荷の状態で溶液循環量
が多いと、高価な高質燃料の消費量が増加してしまう。
【0005】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたものであり、排熱投入運転モードに際して
は排熱を有効利用することが出来て、しかも排熱投入運
転モードであっても通常運転モードであっても、高価な
高質燃料の消費量を可能な限り低く抑えることが出来る
冷温水機及びその運転制御方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による吸収冷温水
機の制御方法は、外部から供給される排熱を用いる排熱
系と、高質燃料の燃焼熱を用いる高質燃料系とを有する
吸収冷温水機の運転制御方法において、高質燃料系のみ
を用いる通常運転モードであるか或いは排熱系を介して
排熱も投入される排熱投入運転モードであるのかを判断
する工程と、通常運転モード或いは排熱投入運転モード
のいずれの場合であっても高質燃料の消費量が最低とな
る様な運転制御を行う制御工程、とを含んでいる。
【0007】また本発明による吸収冷温水機は、外部か
ら供給される排熱を用いる排熱系と、高質燃料の燃焼熱
を用いる高質燃料系とを有する吸収冷温水機において、
高質燃料系のみを用いる通常運転モードであるか或いは
排熱系を介して排熱も投入される排熱投入運転モードで
あるのかを判断する制御手段を備え、該制御手段は、通
常運転モード或いは排熱投入運転モードのいずれの場合
であっても高質燃料の消費量が最低となる様な運転制御
を行う様に、系内の溶液循環量を調整する手段に対して
制御信号を出力する機能を備えている。
【0008】本発明の実施に際して、通常運転モード或
いは排熱投入運転モードのいずれの場合であっても高質
燃料の消費量が最低となる様な運転制御の態様として
は、例えば、吸収冷温水機の吸収器から溶液を再生器に
送出するポンプの流量を切り換える方式、吸収器から再
生器に至る配管に開度調整弁や絞り弁を介装し且つこれ
等の弁の開閉を制御する方式、ポンプ送出流量の切り換
えと配管に介装された弁の開閉制御とを併用する方式、
等を採用するのが好ましい。但し、具体的な制御の内容
は、吸収冷凍機の仕様、設置条件、運転条件、その他の
要因に基づいて決定されるものであり、所謂「ケース・
バイ・ケース」である。
【0009】
【作用】上述した様な構成を具備する本発明によれば、
通常運転モードであるか或いは排熱投入運転モードであ
るのかを判断すると共に、通常運転モード或いは排熱投
入運転モードのいずれの場合であっても高質燃料の消費
量が最低となる様に運転制御を行うので、排熱投入運転
モード時において排熱を有効に利用することが出来る。
それと共に、排熱投入運転モードであっても、通常運転
モードであっても、高価な高質燃料の消費量が可能な限
り低く抑えられるので、運転コストの低減に大いに寄与
することが出来る。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1において、吸収冷温水機20には、蒸
発器9、吸収器10、凝縮器13、高温再生器11及び
排熱熱交換器32が設けられ、冷水ライン6を介して図
示しない冷凍負荷に冷水を供給している。そして、吸収
器10、凝縮器13に冷却水を供給する冷却水ライン3
8と、高温再生器11に高質燃料を供給する調整弁39
を備えた燃料ライン21と、循環量調整手段である調整
弁31を備えた溶液ポンプP10とが設けられている。
また、排熱ライン43からの排熱熱交換器32に例えば
温水を供給する排熱投入ラインL2が設けられ、その排
熱供給ラインL2と排熱ライン43との合流箇所には、
流量調整可能な三方弁V1が設けられている。更に、排
熱ライン43の温度TH を検出する温度センサ45と、
冷却水ライン38の温度TM を検出する温度センサ46
と、冷水ライン6の出口温度TLOを検出する温度センサ
47とが設けられ、それぞれ制御手段である制御装置4
8に接続されている。そして、制御装置48には、調整
弁39、41、溶液ポンプP10及び三方弁V1がそれ
ぞれ接続されている。
【0012】次に、図2を参照して作用を説明する。
【0013】制御装置38は、吸収冷温水機20の稼働
時は、(ステップS1)、所定信号、例えば三方弁V1
の開度信号を受信する(ステップS2)。次いで、三方
弁V1の開度信号に基づき、排熱投入運転モードか否か
を判断する(ステップS3)。なお、この判定のNO
は、三方弁V1が排熱熱交換器32をバイパスする側に
100%開いている場合を意味している。そこで、YE
Sだったら、すなわち排熱投入運転モードと判断したと
きは、調整弁31及び溶液ポンプP10に対し、高質燃
料の消費量が最低となるような排熱投入運転モードの溶
液循環量制御を行う(ステップS4)。
【0014】すなわち、排熱投入運転モードと判断し且
つ部分負荷の状態の場合において、高質燃料の消費量が
最低となる様な運転制御の具体例としては、従来の溶液
循環量に比較して流量を大きくするか、或いは定格流量
を流すことが考えられる。ここで、従来の溶液循環量に
比較して、どの程度まで流量を増加するのかは、個々の
装置の特性や運転条件等によりケース・バイ・ケースで
定められるものであり、画一的に定義することは不可能
である。
【0015】他方、NOの場合すなわち通常運転モード
と判断したときは、通常運転モードの溶液循環量制御を
行い、高質燃料の消費量が最低となるように制御する
(ステップS5)。
【0016】次に、図3以下を参照して、高質燃料の消
費量が最低となる様な制御の具体例について説明する。
なお、図3以下において、符号14及び15は熱交換器
を示している。
【0017】図3は、所謂「シリーズフロー」タイプの
吸収冷温水機に対して本発明を適用した一例を示してい
る。図3において、排熱投入運転モード或いは通常運転
モードにおいて高質燃料の消費量を最低にするための一
手段としては、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を運
転モードによって切り換えれば良い。そのため、例えば
溶液ポンプPは、その送出流量が(少なくとも2段階
に)切り換え可能なポンプ(例:インバータ付きのポン
プ)により構成することが考えられる。また、図3にお
いて、吸収器10と高温再生器11とを連通する配管L
1中、符号49、50、51、52で示す位置のいずれ
か1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁の開度
の制御をすることにより、運転モードに対応して吸収冷
温水機20内の溶液循環流量を変化させれば良い。或い
は、溶液ポンプPを送出流量切り換え可能なポンプによ
り構成すると共に、位置49、50、51、52で示す
位置のいずれか1箇所に、開度調整弁或いは絞り弁を設
けても良い。
【0018】図4もシリーズフロータイプの吸収冷温水
機に本発明を適用した例である。この例において、排熱
投入運転モード或いは通常運転モードについて高質燃料
の消費量を最低にするための手段は、以下の通りであ
る。先ず、図3の実施例と同様に、例えば溶液ポンプP
を、その送出流量が(少なくとも2段階に)切り換え可
能なポンプ(例:インバータ付きのポンプ)により構成
し、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を運転モードに
よって切り換えることが考えられる。また、符号53、
59で示す位置のいずれか1箇所に絞り弁を設け、該弁
を開閉制御して、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を
変化させて、運転モードの切り換えに対処することが考
えられる。或いは、符号54、55、56、57、58
で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁
を設け、該弁を開度調整制御しても良い。さらに、符号
53、59で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設けると共に、符号54、55、56、5
7、58で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或い
は絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良
い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可
能なポンプにより構成すると共に、位置54、55、5
6、57、58で示す位置のいずれか1箇所に、開度調
整弁或いは絞り弁を設けても良い。
【0019】図5もシリーズフロータイプの吸収冷温水
機への適用を示している。この例においても、溶液ポン
プPを、インバータ付きのポンプの様に送出流量が切り
換え可能なポンプにより構成し、以て、吸収冷温水機2
0内の溶液循環流量を運転モードによって切り換えるこ
とが出来る。また、符号60、65、66で示す位置の
いずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁
を開度調整制御して、吸収冷温水機20内の溶液循環流
量を変化させて、運転モードの切り換えに対処すること
も出来る。或いは、符号61、62、63、64で示す
位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設
け、該弁を開度調整制御しても良い。さらに、符号6
0、65、66で示す位置のいずれか1箇所に開度調整
弁或いは絞り弁を設けると共に、符号61、62、6
3、64で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或い
は絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良
い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可
能なポンプにより構成すると共に、位置61、62、6
3、64で示す位置のいずれか1箇所に、開度調整弁或
いは絞り弁を設けても良い。
【0020】図6も本発明をシリーズフロータイプの吸
収冷温水機への適用した一例を示している。この例にお
いても、溶液ポンプPを、インバータ付きのポンプの様
に送出流量が切り換え可能なポンプにより構成すること
により、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を運転モー
ドによって切り換えることが出来る。また、符号67で
示す位置に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度
調整制御して運転モードの切り換えに対処することも出
来る。或いは、符号68、69、70、71、72で示
す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設
け、該弁を開度調整制御しても良い。さらに、符号67
で示す位置に開度調整弁或いは絞り弁を設けると共に、
符号68、69、70、71、72で示す位置のいずれ
か1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、これ等の弁
を開度調整制御しても良い。これに加えて、溶液ポンプ
Pを送出流量切り換え可能なポンプにより構成すると共
に、位置68、69、70、71、72のいずれか1箇
所に、開度調整弁或いは絞り弁を設けても良い。
【0021】図3−6は本発明をシリーズフロータイプ
の吸収冷温水機へ適用した例を示しているが、以下に説
明する図7−10は、所謂「パラレルフロー」タイプの
吸収冷温水機に本発明を適用した例を示している。
【0022】図7において、溶液ポンプPを、インバー
タ付きのポンプの様に送出流量が切り換え可能なポンプ
により構成し、以て、吸収冷温水機20内の溶液循環流
量を運転モードによって切り換えることが可能である。
また、符号73、80で示す位置のいずれか1箇所に開
度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度調整制御し
て、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を変化させて、
運転モードの切り換えに対処することも出来る。或い
は、符号74、75、76、77、78、79で示す位
置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、
該弁を開度調整制御しても良い。さらに、符号73、8
0で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り
弁を設けると共に、符号74、75、76、77、7
8、79で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或い
は絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良
い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可
能なポンプにより構成すると共に、位置74、75、7
6、77、78、79のいずれか1箇所に、開度調整弁
或いは絞り弁を設けても良い。
【0023】図8においても、溶液ポンプPを、インバ
ータ付きのポンプの様に送出流量が切り換え可能なポン
プにより構成し、以て、吸収冷温水機20内の溶液循環
流量を運転モードによって切り換えることが可能であ
る。また、符号81で示す位置に開度調整弁或いは絞り
弁を設け、この弁を開度調整制御して、吸収冷温水機2
0内の溶液循環流量を変化させて、運転モードの切り換
えに対処することも出来る。或いは、符号82、83、
84、85、86で示す位置のいずれか1箇所に開度調
整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度調整制御しても良
い。さらに、符号81で示す位置に開度調整弁或いは絞
り弁を設けると共に、符号82、83、84、85、8
6で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り
弁を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良い。これ
に加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可能なポン
プにより構成すると共に、位置82、83、84、8
5、86のいずれか1箇所に、開度調整弁或いは絞り弁
を設けても良い。
【0024】図9において、吸収冷温水機20内の溶液
循環流量を運転モードによって切り換えるため、溶液ポ
ンプPを送出流量切り換え可能なポンプにより構成する
ことが可能である。また、符号87、88、89で示す
位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設
け、該弁を開度調整制御することにより、運転モードの
切り換えに対処することも出来る。或いは、符号90、
91、92で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設け、該弁の開度調整制御により運転モー
ドの切り換えに対処することが出来る。さらに、符号8
7、88、89で示す位置のいずれか1箇所に開度調整
弁或いは絞り弁を設けると共に、符号90、91、92
で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁
を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良い。これに
加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可能なポンプ
により構成すると共に、位置90、91、92のいずれ
か1箇所に、開度調整弁或いは絞り弁を設けても良い。
なお、図中の符号DLは配管の分岐箇所を示している。
【0025】図10においても、溶液ポンプPをインバ
ータ付きのポンプの様に送出流量が切り換え可能なポン
プにより構成し、吸収冷温水機20内の溶液循環流量を
運転モードによって切り換えることが可能である。ま
た、符号93、94で示す位置のいずれか1箇所に開度
調整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度調整制御して、
吸収冷温水機20内の溶液循環流量を変化させて、運転
モードの切り換えに対処することが可能である。或い
は、符号95、96、97、98で示す位置のいずれか
1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度調
整制御しても良い。さらに、符号93、94で示す位置
のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設けると
共に、符号95、96、97、98で示す位置のいずれ
か1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、これ等の弁
を開度調整制御しても良い。これに加えて、溶液ポンプ
Pを送出流量切り換え可能なポンプにより構成すると共
に、位置95、96、97、98のいずれか1箇所に、
開度調整弁或いは絞り弁を設けても良い。
【0026】図7−10本発明をパラレルフロータイプ
の吸収冷温水機へ適用した例を示しているが、以下に説
明する図11−14は、所謂「リバースフロー」タイプ
の吸収冷温水機に本発明を適用した例を示している。
【0027】図11において、吸収冷温水機20内の溶
液循環流量を運転モードによって切り換えることが出来
る様に、溶液ポンプPを送出流量が切り換え可能なポン
プにより構成することが出来る。また、符号99、10
5で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り
弁を設け、該弁を開度調整制御することにより運転モー
ドの切り換えに対処することも出来る。或いは、符号1
00、101、102、103、104、106で示す
位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設
け、該弁を開度調整制御しても良い。さらに、符号9
9、105で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設けると共に、符号100、101、10
2、103、104、106で示す位置のいずれか1箇
所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、これ等の弁を開度
調整制御しても良い。これに加えて、溶液ポンプPを送
出流量切り換え可能なポンプにより構成すると共に、位
置100、101、102、103、104、106の
いずれか1箇所に、開度調整弁或いは絞り弁を設けても
良い。
【0028】図12でも、吸収冷温水機20内の溶液循
環流量を運転モードによって切り換えるため、溶液ポン
プPを送出流量が切り換え可能なポンプにより構成する
ことが出来る。また、符号107、112、113、1
14で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞
り弁を設け、該弁を開度調整制御することにより運転モ
ードの切り換えに対処することも出来る。或いは、符号
108、109、110、111で示す位置のいずれか
1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁を開度調
整制御しても良い。さらに、符号107、112、11
3、114で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設けると共に、符号108、109、11
0、111で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御しても良
い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換え可
能なポンプにより構成すると共に、位置108、10
9、110、111のいずれか1箇所に、開度調整弁或
いは絞り弁を設けても良い。
【0029】図13において、溶液ポンプPを送出流量
が切り換え可能なポンプにより構成して、吸収冷温水機
20内の溶液循環流量を運転モードによって切り換える
ことが可能である。また、符号115、116、117
で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁
を設け、該弁を開度調整制御することにより運転モード
の切り換えに対処することも出来る。或いは、符号11
8、119で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或
いは絞り弁を設け、該弁を開度調整制御しても良い。さ
らに、符号115、116、117で示す位置のいずれ
か1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設けると共に、符
号118、119で示す位置のいずれか1箇所に開度調
整弁或いは絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御し
ても良い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り
換え可能なポンプにより構成すると共に、位置118、
119のいずれか1箇所に、開度調整弁或いは絞り弁を
設けても良い。
【0030】図14でも、吸収冷温水機20内の溶液循
環流量を運転モードによって切り換えるため、溶液ポン
プPを送出流量が切り換え可能なポンプにより構成する
ことが出来る。また、符号120、121で示す位置の
いずれか1箇所に開度調整弁或いは絞り弁を設け、該弁
を開度調整制御することにより運転モードの切り換えに
対処することも出来る。或いは、符号122、123、
124で示す位置のいずれか1箇所に開度調整弁或いは
絞り弁を設け、該弁を開度調整制御しても良い。さら
に、符号120、121で示す位置のいずれか1箇所に
開度調整弁或いは絞り弁を設けると共に、符号122、
123、124で示す位置のいずれか1箇所に開度調整
弁或いは絞り弁を設け、これ等の弁を開度調整制御して
も良い。これに加えて、溶液ポンプPを送出流量切り換
え可能なポンプにより構成すると共に、位置122、1
23、124のいずれか1箇所に、開度調整弁或いは絞
り弁を設けても良い。
【0031】なお、図示の実施例はあくまでも例示であ
り、本発明の技術的範囲を限定する趣旨のものではない
旨を付記する。例えば、吸収冷温水機20の吸収器10
から高温再生器11に向かう溶液流量の制御態様として
は、図3−14で述べた例の他にも、オリフィス(可変
オリフィス)その他公知の流量制御手段を適用すること
が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
熱投入運転モードに際しては排熱の有効利用を図り、し
かも、排熱投入運転モードであっても、通常運転モード
であっても、高価な高質燃料の消費量を可能な限り低く
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御ブロック図。
【図2】フローチャート図。
【図3】本発明をシリーズフロータイプの吸収冷凍機に
適用した1例を示す図。
【図4】本発明をシリーズフロータイプの吸収冷凍機に
適用した他の例を示す図。
【図5】本発明をシリーズフロータイプの吸収冷凍機に
適用した他の例を示す図。
【図6】本発明をシリーズフロータイプの吸収冷凍機に
適用した他の例を示す図。
【図7】本発明をパラレルフロータイプの吸収冷凍機に
適用した1例を示す図。
【図8】本発明をパラレルフロータイプの吸収冷凍機に
適用した他の例を示す図。
【図9】本発明をパラレルフロータイプの吸収冷凍機に
適用した他の例を示す図。
【図10】本発明をパラレルフロータイプの吸収冷凍機
に適用した他の例を示す図。
【図11】本発明をリバースフロータイプの吸収冷凍機
に適用した1例を示す図。
【図12】本発明をリバースフロータイプの吸収冷凍機
に適用した他の例を示す図。
【図13】本発明をリバースフロータイプの吸収冷凍機
に適用した他の例を示す図。
【図14】本発明をリバースフロータイプの吸収冷凍機
に適用した他の例を示す図。
【符号の説明】
20・・・吸収冷温水機 9・・・蒸発器 10・・・吸収器 13・・・凝縮器 11・・・高温再生器 32・・・排熱熱交換器 6・・・冷水ライン 38・・・冷却水供給ライン 31、39・・・調整弁 21・・・燃料ライン P10・・・溶液ポンプ 43・・・排熱ライン L2・・・排熱投入ライン 45、46、47・・・温度センサ V1・・・三方弁 49−119・・・開度調整弁或いは絞り弁の介装位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される排熱を用いる排熱系
    と、高質燃料の燃焼熱を用いる高質燃料系とを有する吸
    収冷温水機の運転制御方法において、高質燃料系のみを
    用いる通常運転モードであるか或いは排熱系を介して排
    熱も投入される排熱投入運転モードであるのかを判断す
    る工程と、通常運転モード或いは排熱投入運転モードの
    いずれの場合であっても高質燃料の消費量が最低となる
    様な運転制御を行う制御工程、とを含む吸収冷温水機の
    運転制御方法。
  2. 【請求項2】 外部から供給される排熱を用いる排熱系
    と、高質燃料の燃焼熱を用いる高質燃料系とを有する吸
    収冷温水機において、高質燃料系のみを用いる通常運転
    モードであるか或いは排熱系を介して排熱も投入される
    排熱投入運転モードであるのかを判断する制御手段を備
    え、該制御手段は、通常運転モード或いは排熱投入運転
    モードのいずれの場合であっても高質燃料の消費量が最
    低となる様な運転制御を行う様に、系内の溶液循環量を
    調整する手段に対して制御信号を出力する機能を備えた
    ことを特徴とする吸収冷温水機。
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