JP2676577B2 - 空調システムとその制御方法 - Google Patents

空調システムとその制御方法

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JP2676577B2
JP2676577B2 JP5041747A JP4174793A JP2676577B2 JP 2676577 B2 JP2676577 B2 JP 2676577B2 JP 5041747 A JP5041747 A JP 5041747A JP 4174793 A JP4174793 A JP 4174793A JP 2676577 B2 JP2676577 B2 JP 2676577B2
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正和 藤本
毅一 入江
祥治 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調システムに係り、
特に一般の建物の空調設備に使用される空調システムと
その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機停止中に冷温水弁を開いて
おくと冷温水が必要でないところにも流れ、必要な空調
機に冷温水が流れにくくなるといった欠点があったた
め、空調機が停止中は冷温水弁を閉としていた。しか
し、これでは、冷温水機の冷温水量を確保するために設
備配管に差圧調整弁とバイパス配管を設けなければなら
ない欠点があった。またシステム立ち上がり時、バイパ
ス配管の冷温水のみしか冷え(暖まら)ず、空調機側の
保有水は温度が上昇(下降)したままで立ち上がり特性
が悪い欠点があった。
【0003】これらの点を、従来の空調システムを示し
た図3によって説明する。図3において、11は熱源
機、12は空調機、13は冷温水弁、14は冷温水配
管、15は空調機制御盤、16は熱源機の制御盤、1
7、18は冷温水ヘッダー、19は差圧調整弁であり、
20はバイパス配管を示す。この従来の空調システムの
運転では、各空調機12a、12bはスケジュールなど
で、運転されており、任意に運転停止となる。空調機1
2a、12bとも停止すると冷温水弁は閉となるため、
冷温水流量が絞られてくる。従って、冷温水機の冷温水
流量を確保するために、冷温水ヘッダー17と18の間
に差圧調整弁19を備えたバイパス配管20を備えてお
く必要があった。
【0004】また、システム運転開始前のウォーミング
アップ時などでは、まず、熱源機11をまず運転する。
この時、冷温水はバイパスの冷温水配管20と冷温水ヘ
ッダー17、18及び前述の差圧調整弁19により構成
される回路(熱源機11→冷温水配管14→冷温水ヘッ
ダー17→バイパス配管20→差圧調整弁19→バイパ
ス配管20→冷温水ヘッダー18→冷温水配管14→熱
源機11)にしか流れないので、冷温水配管14a、1
4b、14cの冷温水は循環せず、冷温水が所定の温度
に達していない。このようなときに、空調機の運転を開
始すると、空調機の立ち上がり特性が悪くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためなされたものであって、空調機への冷
温水の流れを考慮して、簡素な設備配管と立ち上がりの
スムースな空調システムを提供することを特徴とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、給気ファンと冷温水コイルと該冷温水
コイルへの冷温水流量を制御する冷温水弁とそれらを制
御する制御盤とを有する空調機を、2台以上備えた空調
システムにおいて、前記各空調機が空調システムの「末
端」か「末端でない」かを設定する入力部を備えている
こととしたものである。本発明の空調システムにおいて
は、前記各空調機の停止中は、「末端」と入力された空
調機の冷温水弁を開とし、「末端でない」と入力された
空調機の冷温水弁を閉とするように制御盤を用いて制御
するものである。
【0007】
【作用】本発明においては、上記のように各空調機が
「末端」か、「末端でない」かを入力しているため、空
調機の停止中でも「末端」と入力された空調機の冷温水
弁を開いておくことにより、従来技術のような差圧調整
弁を設けたバイパス管は必要がなく、また、空調要求に
対して直ちに対応でき立ち上がり特性が大巾に改善され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1に、本発明の空調システムに用いる空調機の概略図
を示す。図1において、1は空調機本体、2は空調機制
御盤、3は設定入力部、4は冷温水コイル、5は冷温水
弁、6は冷温水配管、7は給気ファンである。
【0009】図1の空調機においては、空調機制御盤2
に設定入力部3より「末端」と入力されると、空調機が
停止中でも冷温水弁5には空調機制御盤2より弁「開」
の信号が送られ、冷温水コイル4には冷温水が流れる。
また、空調機制御盤2に設定入力部3より「末端でな
い」と入力されると、空調機が停止中の時、冷温水弁5
には空調機制御盤2より弁「閉」の信号が送られ、冷温
水コイル4には冷温水が流れない。
【0010】図2に、本発明の空調システムの概略構成
図を示す。図2において、11は熱源機、12a、12
bは空調機、13a、13bは冷温水弁、14、14
a、14b、14cは冷温水配管、15a、15bは空
調機制御盤、16は熱源機の制御盤、17、18は冷温
水ヘッダーである。そして、添え字、aは「末端でな
い」を、bは「末端」を示す。
【0011】次に、図2に従って、本発明の空調システ
ムを説明すると、まず、空調機12aの制御部15aに
は「末端でない」と入力され、空調機12bの制御部1
5bには「末端」であると入力されたとする。この場
合、空調機が停止すると冷温水電動弁13aには閉信号
が、冷温水弁13bには開信号が出力される。従って、
空調機が停止した場合でも、次の回路、即ち、熱源機1
1→冷温水ヘッダー17→冷温水配管14c、14b→
空調機12b→冷温水配管14b、14c→冷温水ヘッ
ダー18→熱源機11で冷温水が流れ、冷温水機の冷温
水流量が確保できる。
【0012】また、システム運転開始前のウォーミング
アップ時も、上記の回路を冷温水が流れ、従来のように
空調機側の冷温水が循環しないという欠点が大方解消さ
れる。ここで、「末端」と入力する空調機についてのべ
る。空調機において、「末端」と入力するのは、次の基
準による。 (1)、冷温水配管が冷温水機から遠い空調機の順とす
る。 (2)、その中で、空調機に流れる総和が冷温水機の運
転が可能な量が確保できればよい。
【0013】なお、「末端」は「末端」と「末端でな
い」の他に、「末端」であることを2段階に設定して、
全開と半開のようにセットするときめ細かくなり、口径
による違いに対応することができる。上記説明では、空
調機としてエアハンドリングを想定して、1台の空調機
に制御盤を設置しているが、空調機がファンコイルのよ
うな場合も同様にすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
空調機への冷温水の流れを考慮するとともに、簡素な設
備配管と立ち上がりのスムースな空調システムを提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調システムに用いる空調機の概略図
【図2】本発明の空調システムの概略構成図
【図3】従来の空調システムの概略構成図
【符号の説明】
1:空調機本体、2:空調機制御盤、3:設定入力部、
4:冷温水コイル、5:冷温水弁、6:冷温水配管、
7:給気ファン、11:熱源機、12a、12b:空調
機、13a、13b:冷温水弁、14、14a、14
b、14c:冷温水配管、15a、15b:空調機制御
盤、16:熱源機の制御盤、17、18:冷温水ヘッダ
ー、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気ファンと冷温水コイルと該冷温水コ
    イルへの冷温水流量を制御する冷温水弁とそれらを制御
    する制御盤とを有する空調機を、2台以上備えた空調シ
    ステムにおいて、前記各空調機が空調システムの「末
    端」か「末端でない」かを設定する入力部を備えている
    ことを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空調システムの制御方法
    において、前記各空調機の停止中は、「末端」と入力さ
    れた空調機の冷温水弁を開とし、「末端でない」と入力
    された空調機の冷温水弁を閉とする制御をすることを特
    徴とする空調システムの制御方法。
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