JP2722307B2 - 空調システムの制御方法 - Google Patents

空調システムの制御方法

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JP2722307B2 JP5041749A JP4174993A JP2722307B2 JP 2722307 B2 JP2722307 B2 JP 2722307B2 JP 5041749 A JP5041749 A JP 5041749A JP 4174993 A JP4174993 A JP 4174993A JP 2722307 B2 JP2722307 B2 JP 2722307B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調システムの制御方
法に係り、特に一般のビルなどに使用する空調システム
の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷温水機などの熱源機を使用した
空調設備では、熱源機の冷温水流量を定流量となるよう
に差圧調整弁を設けたバイパス配管を設けるのが一般的
である。空調機を3方弁にする方法もあるが、この方法
はコストアップであるため2方弁のケースが多い。そし
て、2方弁の方式では、空調機の使用状態によって流量
が変化するためバイパス配管を設けて、一定流量とする
必要がある。しかし、これでは配管設備費が高く、スペ
ースをとる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためなされたものであって、バイパス配管
を設けることなく簡素な空調設備で冷温水流量を制御で
きる空調システムの制御方法を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、冷温水コイルと該冷温水コイルへの冷
温水流量を調整する冷温水弁とを有する2以上の空調機
と、該空調機に冷温水を供給する熱源機と、前記各機器
を制御する制御装置と、それらを監視制御する中央制御
盤と、該中央制御盤と前記各制御装置を接続する伝送線
とからなる空調システムにおいて、熱源機運転中で前記
各空調機の冷温水弁の開度の総和が所定の値以下の時に
は、停止中の空調機の冷温水弁に開信号を出力して、開
度の総和が所定値以下にならないように制御することを
特徴とする空調システムの制御方法としたものである。
前記方法において、開信号を出力する空調機は、冷温水
配管上で熱源機から末端の空調機からとするのがよい。
【0005】
【作用】上記のように、本発明では、中央制御盤が各空
調機の運転状態、即ち、冷温水弁の開度を的確に把握し
ておき、その総和が所定の値以下の場合は停止中の空調
機の冷温水弁を開き開度の総和が所定値以下とならない
ように制御することにより、バイパス配管を設けずに熱
源機の冷温水流量を一定量以上確保することができる。
また、開度の調整により冷温水弁を開く空調機を熱源機
からはなれた末端の空調機とすることにより、空調機始
動時スムーズに運転ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面によって具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1は、本発明の空調システムの制御方法の基本を示す
系統図である。図1において、1は熱源機である冷温水
機、2は冷温水機制御盤、3は空調機、4は給気ファ
ン、5は冷温水コイル、6は冷温水弁、7は空調機制御
盤、8は冷温水配管、9は伝送線、10は中央制御盤を
それぞれ示している。
【0007】次に、図1を用いて本発明の制御方法を説
明する。図1において、空調機3はスケジュールで運転
停止をおこなう。中央制御盤10は伝送線9を介して、
各空調機の制御盤7と接続されており、空調機の運転状
況、即ち、冷温水弁6の開度を把握する。冷温水弁の開
度は空調機が エアハンドリングユニットのような場合は0〜100% ファンコイル のような場合は0%か100
% (但し、ファンコイルでも比例的に変わる場合もある)
で中央制御盤が情報を把握する。
【0008】このように、空調機3が運転中は空調機制
御盤7から冷温水弁6に開閉の制御信号が出力される。
一方、中央制御盤10は空調機3が運転されると、冷温
水機1に信号を送り、適正台数運転する。ここで、冷温
水は次の経路で流れる。 熱源機1→冷温水配管8→空調機3→冷温水配管8→熱
源機1
【0009】空調機が停止していくと、冷温水弁6が通
常「閉」となり、冷温水流量が絞られていく。このと
き、中央制御盤は、熱源機が運転している台数を熱源機
制御盤2と伝送線9より知ることができる。従って、熱
源機が必要とする流量F1は、式、 F1=ΣFi (Fi:熱源機が必要とする最低の冷温水流量、i=運
転している冷温水機) 一方、空調機を流れる流量F2は冷温水弁の開度より、
式 F2=ΣF(Vi) (F(Vi):冷温水弁を流れる流量、Vi:開度の関
数となる)
【0010】F1≦F2となるように、停止中の空調機
の冷温水弁を調整する。但しF2はできるだけF1に近
ずける。さらに、停止中の空調機を選択する場合は、特
に冷温水機のウォーミングアップの場合を考慮すると、
冷温水配管が冷温水機から最も遠い空調機の順に選択す
るのがよい。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
冷温水機回りの冷温水配管設備を簡素化することによ
り、省コスト・省スペースの空調システムを提供できる
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調システムの制御方法を説明するた
めの系統図。
【符号の説明】
1:冷温水機、2:冷温水機制御盤、3:空調機、4:
給気ファン、5:冷温水コイル、6:冷温水弁、7:空
調機制御盤、8:冷温水配管、9:伝送線、10:中央
制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 恭一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会 社荏原製作所内 (56)参考文献 特開 平5−141748(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷温水コイルと該冷温水コイルへの冷温
    水流量を調整する冷温水弁とを有する2以上の空調機
    と、該空調機に冷温水を供給する熱源機と、前記各機器
    を制御する制御装置と、それらを監視制御する中央制御
    盤と、該中央制御盤と前記各制御装置を接続する伝送線
    とからなる空調システムにおいて、熱源機運転中で前記
    各空調機の冷温水弁の開度の総和が所定の値以下の時に
    は、停止中の空調機の冷温水弁に開信号を出力して、開
    度の総和が所定値以下にならないように制御することを
    特徴とする空調システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記開信号を出力する空調機は、冷温水
    配管上で熱源機から末端の空調機からとすることを特徴
    とする請求項1記載の空調システムの制御方法。
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