JPH08150032A - キャビネット - Google Patents
キャビネットInfo
- Publication number
- JPH08150032A JPH08150032A JP6294073A JP29407394A JPH08150032A JP H08150032 A JPH08150032 A JP H08150032A JP 6294073 A JP6294073 A JP 6294073A JP 29407394 A JP29407394 A JP 29407394A JP H08150032 A JPH08150032 A JP H08150032A
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- JP
- Japan
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- cabinet
- trash
- lid
- opening
- dust
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- Pending
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- Legs For Furniture In General (AREA)
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビネットの前方の床面のごみを簡単に除
去清掃することができ、そのごみ処理作業も容易なキャ
ビネットを提供する。 【構成】 キャビネット本体1の下端に台輪部2が設け
られ、この台輪部2に前方へ引き出し自在な偏平形状の
ごみ箱体3が収容され、このごみ箱体3の前端が開口さ
れこの前端開口部4に下端側で枢支されて前方へ傾倒回
動自在な蓋体5が開閉自在に付設され、この蓋体5の開
閉側端縁6が前方の床面7に当接し得るように同蓋体5
の回動範囲が設定されている。
去清掃することができ、そのごみ処理作業も容易なキャ
ビネットを提供する。 【構成】 キャビネット本体1の下端に台輪部2が設け
られ、この台輪部2に前方へ引き出し自在な偏平形状の
ごみ箱体3が収容され、このごみ箱体3の前端が開口さ
れこの前端開口部4に下端側で枢支されて前方へ傾倒回
動自在な蓋体5が開閉自在に付設され、この蓋体5の開
閉側端縁6が前方の床面7に当接し得るように同蓋体5
の回動範囲が設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネット本体の下
端に台輪部を有する台所用、玄関用、洗面所用等のキャ
ビネットに関するものである。
端に台輪部を有する台所用、玄関用、洗面所用等のキャ
ビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図7に示す如く、キャビネッ
ト本体(イ)の下端に台輪部(ロ)を設けてなるキャビ
ネットは知られている。該キャビネットは台所用キャビ
ネットで、キャビネット本体(イ)の前面開口部分には
開閉自在な扉パネル(ハ)が付設され、該キャビネット
本体(イ)内には鍋、釜、洗剤等の台所用小物が出し入
れ自在に収納される。又、同キャビネット本体(イ)の
上面部分にはカウンター(ニ)が設けられており、該カ
ウンター(ニ)にはシンク(ホ)、その後方に水栓金具
(ヘ)、厨房器等が設けられている。
ト本体(イ)の下端に台輪部(ロ)を設けてなるキャビ
ネットは知られている。該キャビネットは台所用キャビ
ネットで、キャビネット本体(イ)の前面開口部分には
開閉自在な扉パネル(ハ)が付設され、該キャビネット
本体(イ)内には鍋、釜、洗剤等の台所用小物が出し入
れ自在に収納される。又、同キャビネット本体(イ)の
上面部分にはカウンター(ニ)が設けられており、該カ
ウンター(ニ)にはシンク(ホ)、その後方に水栓金具
(ヘ)、厨房器等が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、キャビネット付近の床面(ト)に
調理の際に生じる切り屑、ごみ等が散乱し易く、特に、
台輪(ロ)の前側に近接した部分の床面(ト)には同切
り屑、ごみ等が溜まり易く、該切り屑、ごみ等を除去清
掃するのに大変な手間を要していた。
来の技術においては、キャビネット付近の床面(ト)に
調理の際に生じる切り屑、ごみ等が散乱し易く、特に、
台輪(ロ)の前側に近接した部分の床面(ト)には同切
り屑、ごみ等が溜まり易く、該切り屑、ごみ等を除去清
掃するのに大変な手間を要していた。
【0004】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、キャビネットの前方の床面のごみを簡単に除去清掃
することができ、そのごみ処理作業も容易なキャビネッ
トを提供することである。
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、キャビネットの前方の床面のごみを簡単に除去清掃
することができ、そのごみ処理作業も容易なキャビネッ
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
のキャビネットは、キャビネット本体の下端に台輪部を
設け、該台輪部に前方へ引き出し自在な偏平形状のごみ
箱体を収容し、該ごみ箱体の前端を開口させ該前端開口
部に下端側で枢支されて前方へ傾倒回動自在な蓋体を開
閉自在に付設し、該蓋体の開閉側端縁が前方の床面に当
接し得るように同蓋体の回動範囲を設定してなり、この
構成によって上記課題が解決された。
のキャビネットは、キャビネット本体の下端に台輪部を
設け、該台輪部に前方へ引き出し自在な偏平形状のごみ
箱体を収容し、該ごみ箱体の前端を開口させ該前端開口
部に下端側で枢支されて前方へ傾倒回動自在な蓋体を開
閉自在に付設し、該蓋体の開閉側端縁が前方の床面に当
接し得るように同蓋体の回動範囲を設定してなり、この
構成によって上記課題が解決された。
【0006】本発明の請求項2)記載のキャビネット
は、上記請求項1)記載のキャビネットにおいて、蓋体
の開閉側端縁を断面先鋭状となるように薄肉に形成した
ことを特徴とする。
は、上記請求項1)記載のキャビネットにおいて、蓋体
の開閉側端縁を断面先鋭状となるように薄肉に形成した
ことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3)記載のキャビネット
は、上記請求項1)又は2)記載のキャビネットにおい
て、蓋体の裏面両側に側壁部を突設したことを特徴とす
る。
は、上記請求項1)又は2)記載のキャビネットにおい
て、蓋体の裏面両側に側壁部を突設したことを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項4)記載のキャビネット
は、上記請求項1)〜3)のいずれか一つの請求項記載
のキャビネットにおいて、ごみ箱体の前端付近の上部に
キャビネット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止
される把手片を突設したことを特徴とする。
は、上記請求項1)〜3)のいずれか一つの請求項記載
のキャビネットにおいて、ごみ箱体の前端付近の上部に
キャビネット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止
される把手片を突設したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1)記載のキャビネットにおい
ては、キャビネット本体の下端に設けられる台輪部に、
前端が開口した偏平形状のごみ箱体が収容されているた
め、台輪部の前方の床面のごみをごみ箱体内にその前端
開口部から掃き入れて除去することができる。しかも、
その際、同前端開口部に下端側で枢支されて前方へ傾倒
回動自在な蓋体が開閉自在に付設され、該蓋体の開閉側
端縁が前方の床面に当接し得るように同蓋体の回動範囲
が設定されているため、同蓋体の開閉側端縁を床面に当
接させ該蓋体を塵取りの如く利用して、ごみをごみ箱体
の前端開口部へと簡単に掃き入れ案内することができ、
ごみをごみ箱体内に掃き入れ除去した後に、同蓋体を閉
じて台輪部の前方の外観を体裁良く納めると共に臭い漏
れの防止を図ることもできる。又、ごみ箱体は台輪部に
前方へ引き出し自在に収容されているため、同ごみ箱体
内にある程度の量のごみを蓄積させた後に該ごみ箱体を
引き出して同蓄積されたごみをまとめて容易に廃棄処理
することができる。
ては、キャビネット本体の下端に設けられる台輪部に、
前端が開口した偏平形状のごみ箱体が収容されているた
め、台輪部の前方の床面のごみをごみ箱体内にその前端
開口部から掃き入れて除去することができる。しかも、
その際、同前端開口部に下端側で枢支されて前方へ傾倒
回動自在な蓋体が開閉自在に付設され、該蓋体の開閉側
端縁が前方の床面に当接し得るように同蓋体の回動範囲
が設定されているため、同蓋体の開閉側端縁を床面に当
接させ該蓋体を塵取りの如く利用して、ごみをごみ箱体
の前端開口部へと簡単に掃き入れ案内することができ、
ごみをごみ箱体内に掃き入れ除去した後に、同蓋体を閉
じて台輪部の前方の外観を体裁良く納めると共に臭い漏
れの防止を図ることもできる。又、ごみ箱体は台輪部に
前方へ引き出し自在に収容されているため、同ごみ箱体
内にある程度の量のごみを蓄積させた後に該ごみ箱体を
引き出して同蓄積されたごみをまとめて容易に廃棄処理
することができる。
【0010】本発明の請求項2)記載のキャビネットに
おいては、特に、蓋体の開閉側端縁が断面先鋭状となる
ように薄肉に形成されているため、該蓋体の開閉側端縁
を床面に当接させた際に床面との間で段差が発生し難
く、ごみ箱体の前端開口部へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。
おいては、特に、蓋体の開閉側端縁が断面先鋭状となる
ように薄肉に形成されているため、該蓋体の開閉側端縁
を床面に当接させた際に床面との間で段差が発生し難
く、ごみ箱体の前端開口部へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。
【0011】本発明の請求項3)記載のキャビネットに
おいては、特に、蓋体の裏面両側に側壁部が突設されて
いるため、該蓋体の上を掃かれ案内されるごみが、同蓋
体の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体の前端開口
部へと確実に掃き入れ案内される。
おいては、特に、蓋体の裏面両側に側壁部が突設されて
いるため、該蓋体の上を掃かれ案内されるごみが、同蓋
体の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体の前端開口
部へと確実に掃き入れ案内される。
【0012】本発明の請求項4)記載のキャビネットに
おいては、特に、ごみ箱体の前端付近の上部にキャビネ
ット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止される把
手片が突設されているため、把手片がキャビネット本体
の底板の前端縁部分に係止されることによって、ごみ箱
体の台輪部奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱
体は定位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片を
持ってごみ箱体を容易に引き出し入れすることができ
る。
おいては、特に、ごみ箱体の前端付近の上部にキャビネ
ット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止される把
手片が突設されているため、把手片がキャビネット本体
の底板の前端縁部分に係止されることによって、ごみ箱
体の台輪部奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱
体は定位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片を
持ってごみ箱体を容易に引き出し入れすることができ
る。
【0013】
【実施例】図1、図2、図3に示すキャビネットは、本
発明の一実施例で、キャビネット本体1の下端に台輪部
2を設け、該台輪部2に前方へ引き出し自在な偏平形状
のごみ箱体3を収容し、該ごみ箱体3の前端を開口させ
該前端開口部4に下端側で枢支されて前方へ傾倒回動自
在な蓋体5を開閉自在に付設し、該蓋体5の開閉側端縁
6が前方の床面7に当接し得るように同蓋体5の回動範
囲を設定してなるものである。
発明の一実施例で、キャビネット本体1の下端に台輪部
2を設け、該台輪部2に前方へ引き出し自在な偏平形状
のごみ箱体3を収容し、該ごみ箱体3の前端を開口させ
該前端開口部4に下端側で枢支されて前方へ傾倒回動自
在な蓋体5を開閉自在に付設し、該蓋体5の開閉側端縁
6が前方の床面7に当接し得るように同蓋体5の回動範
囲を設定してなるものである。
【0014】該実施例のキャビネットにおいては、蓋体
5の開閉側端縁6が断面先鋭状となるように薄肉に形成
されており、該蓋体5の裏面両側には側壁部8が突設さ
れている。又、ごみ箱体3の前端付近の上部には、キャ
ビネット本体1の底板9の前端縁部分に着脱自在に係止
される把手片10が突設されている。
5の開閉側端縁6が断面先鋭状となるように薄肉に形成
されており、該蓋体5の裏面両側には側壁部8が突設さ
れている。又、ごみ箱体3の前端付近の上部には、キャ
ビネット本体1の底板9の前端縁部分に着脱自在に係止
される把手片10が突設されている。
【0015】該実施例のキャビネットは、図3に示す如
く、台所用キャビネットで、キャビネット本体1の前面
開口部分には開閉自在な複数の扉パネル11が付設され、
該キャビネット本体1内には鍋、釜、洗剤等の台所用小
物が出し入れ自在に収納される。又、同キャビネット本
体1の上面部分にはカウンター12が設けられており、該
カウンター12には厨房器具13、シンク14、その後方に水
栓金具(図示せず)等が設けられている。
く、台所用キャビネットで、キャビネット本体1の前面
開口部分には開閉自在な複数の扉パネル11が付設され、
該キャビネット本体1内には鍋、釜、洗剤等の台所用小
物が出し入れ自在に収納される。又、同キャビネット本
体1の上面部分にはカウンター12が設けられており、該
カウンター12には厨房器具13、シンク14、その後方に水
栓金具(図示せず)等が設けられている。
【0016】ごみ箱体3は、図2に示す如く、前端にの
み開口した偏平形状の矩形箱体として合成樹脂にて一体
に形成されている。該ごみ箱体3の前端開口部4に開閉
自在に付設される蓋体5は、同前端開口部4に略合致す
る形状の合成樹脂板にて形成されている。該蓋体5の両
側の側壁部8に設けられる枢支軸部15がごみ箱体3の内
側面に枢着されることによって、同蓋体5は前方へ傾倒
回動自在となるように付設されている。ごみ箱体3の前
端開口部4の上縁内側にはマグネットラッチ16が付設さ
れており、該マグネットラッチ16に蓋体5の開閉側端縁
6付近の裏面が着脱自在に磁着されることによって、同
蓋体5の閉塞状態が保持される。又、ごみ箱体3の上板
部17の前端縁付近上面に突設される把手片10は、下端が
同上板部17の上面に枢着されて上部が後方へ折曲した一
対の略L字状バー部18と、該略L字状バー部18の上端間
を連続させる水平バー部19とでなり、金属バー材を折曲
加工する等して一体に形成されている。該把手片10の水
平バー部19の外周には、柔軟な合成樹脂、ゴム等で形成
される略円筒状カバー20が装着されている。
み開口した偏平形状の矩形箱体として合成樹脂にて一体
に形成されている。該ごみ箱体3の前端開口部4に開閉
自在に付設される蓋体5は、同前端開口部4に略合致す
る形状の合成樹脂板にて形成されている。該蓋体5の両
側の側壁部8に設けられる枢支軸部15がごみ箱体3の内
側面に枢着されることによって、同蓋体5は前方へ傾倒
回動自在となるように付設されている。ごみ箱体3の前
端開口部4の上縁内側にはマグネットラッチ16が付設さ
れており、該マグネットラッチ16に蓋体5の開閉側端縁
6付近の裏面が着脱自在に磁着されることによって、同
蓋体5の閉塞状態が保持される。又、ごみ箱体3の上板
部17の前端縁付近上面に突設される把手片10は、下端が
同上板部17の上面に枢着されて上部が後方へ折曲した一
対の略L字状バー部18と、該略L字状バー部18の上端間
を連続させる水平バー部19とでなり、金属バー材を折曲
加工する等して一体に形成されている。該把手片10の水
平バー部19の外周には、柔軟な合成樹脂、ゴム等で形成
される略円筒状カバー20が装着されている。
【0017】図1に示す如く、上記把手片10は、後上方
へ回動され上記略円筒状カバー20がキャビネット本体1
の底板9の前端縁部分の上面に当接された状態で同底板
9の前端縁部分に係止され、前下方へ回動されて同同底
板9の前端縁部分から離脱される。その際、略円筒状カ
バー20がキャビネット本体1の底板9の上面に回動しな
がら摺接し、該略円筒状カバー20の部分を持って同把手
片10を容易に回動操作することができ、又、同略円筒状
カバー20の部分を持ってごみ箱体3を容易に引き出し入
れすることができる。台輪部2の前端面部分には、同ご
み箱体3が出し入れされ得る大きさの開口が形成されて
いる。
へ回動され上記略円筒状カバー20がキャビネット本体1
の底板9の前端縁部分の上面に当接された状態で同底板
9の前端縁部分に係止され、前下方へ回動されて同同底
板9の前端縁部分から離脱される。その際、略円筒状カ
バー20がキャビネット本体1の底板9の上面に回動しな
がら摺接し、該略円筒状カバー20の部分を持って同把手
片10を容易に回動操作することができ、又、同略円筒状
カバー20の部分を持ってごみ箱体3を容易に引き出し入
れすることができる。台輪部2の前端面部分には、同ご
み箱体3が出し入れされ得る大きさの開口が形成されて
いる。
【0018】したがって、該実施例のキャビネットにお
いては、図3に示す如く、台輪部2の前方の床面7のご
みを、ごみ箱体3内にその前端開口部4からほうき21等
によって掃き入れて除去することができる。しかも、そ
の際、蓋体5の開閉側端縁6を床面7に当接させ該蓋体
5を塵取りの如く利用することによって、ごみをごみ箱
体3の前端開口部4へと簡単に掃き入れ案内することが
でき、ごみをごみ箱体3内に掃き入れ除去した後には、
同蓋体5を閉じて台輪部2の前方の外観を体裁良く納め
ると共に臭い漏れの防止を図ることもできる。又、ごみ
箱体3内にある程度の量のごみを蓄積させた後に、該ご
み箱体3を引き出して同蓄積されたごみをまとめて容易
に廃棄処理することができる。
いては、図3に示す如く、台輪部2の前方の床面7のご
みを、ごみ箱体3内にその前端開口部4からほうき21等
によって掃き入れて除去することができる。しかも、そ
の際、蓋体5の開閉側端縁6を床面7に当接させ該蓋体
5を塵取りの如く利用することによって、ごみをごみ箱
体3の前端開口部4へと簡単に掃き入れ案内することが
でき、ごみをごみ箱体3内に掃き入れ除去した後には、
同蓋体5を閉じて台輪部2の前方の外観を体裁良く納め
ると共に臭い漏れの防止を図ることもできる。又、ごみ
箱体3内にある程度の量のごみを蓄積させた後に、該ご
み箱体3を引き出して同蓄積されたごみをまとめて容易
に廃棄処理することができる。
【0019】又、該実施例のキャビネットにおいては、
特に、蓋体5の開閉側端縁6が断面先鋭状となるように
薄肉に形成されていて、該蓋体5の開閉側端縁6を床面
7に当接させた際に床面7との間で段差が発生し難く、
ごみ箱体3の前端開口部4へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。又、蓋体5の裏面両側に側壁部8が突設
されていて、該蓋体5の上を掃かれ案内されるごみが、
同蓋体5の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体3の
前端開口部4へと確実に掃き入れ案内される。又、ごみ
箱体3の前端付近の上部にキャビネット本体1の底板9
の前端縁部分に着脱自在に係止される把手片10が突設さ
れていて、把手片10がキャビネット本体1の底板9の前
端縁部分に係止されることにより、ごみ箱体3の台輪部
2奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱体3は定
位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片10を持っ
てごみ箱体3を容易に引き出し入れすることができる。
特に、蓋体5の開閉側端縁6が断面先鋭状となるように
薄肉に形成されていて、該蓋体5の開閉側端縁6を床面
7に当接させた際に床面7との間で段差が発生し難く、
ごみ箱体3の前端開口部4へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。又、蓋体5の裏面両側に側壁部8が突設
されていて、該蓋体5の上を掃かれ案内されるごみが、
同蓋体5の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体3の
前端開口部4へと確実に掃き入れ案内される。又、ごみ
箱体3の前端付近の上部にキャビネット本体1の底板9
の前端縁部分に着脱自在に係止される把手片10が突設さ
れていて、把手片10がキャビネット本体1の底板9の前
端縁部分に係止されることにより、ごみ箱体3の台輪部
2奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱体3は定
位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片10を持っ
てごみ箱体3を容易に引き出し入れすることができる。
【0020】又、該実施例のキャビネットにおいては、
図3、図4に示す如く、台輪部2の前端面部分の上記ご
み箱体3が出し入れされる開口の側方に、横長形状の収
納用開口22が形成されており、該収納用開口22から同台
輪部2内のスペースに上記ほうき21やその他の台所用具
等が出し入れ自在に収納される。この場合、台輪部2内
のスペースには上記ごみ箱体3のようなものが収容され
ず、同台輪部2内のスペースに直接にほうき21やその他
の台所用具等が収納されるが、同収納用開口22には上記
蓋体5と同様の扉板23が開閉自在に付設されている。
図3、図4に示す如く、台輪部2の前端面部分の上記ご
み箱体3が出し入れされる開口の側方に、横長形状の収
納用開口22が形成されており、該収納用開口22から同台
輪部2内のスペースに上記ほうき21やその他の台所用具
等が出し入れ自在に収納される。この場合、台輪部2内
のスペースには上記ごみ箱体3のようなものが収容され
ず、同台輪部2内のスペースに直接にほうき21やその他
の台所用具等が収納されるが、同収納用開口22には上記
蓋体5と同様の扉板23が開閉自在に付設されている。
【0021】なお、本発明のキャビネットにおいては、
図5に示す実施例の如く構成されても良い。すなわち、
該実施例のキャビネットは玄関用キャビネットで下駄箱
として使用され、キャビネット本体1内には靴、下駄、
草履等の履物が出し入れ自在に収納される。又、該実施
例のキャビネットにおいては、ごみ箱体3が木製で前端
及び上方に開口するように形成されており、蓋体5は木
質板にて形成されている。又、該蓋体5の両側の側壁部
8の外面には係止凸起24が形成され、該係止凸起24が着
脱自在に係止される係止凹穴26がごみ箱体3の両側壁内
面に形成されており、該両係止凸起24と係止凸起24とが
係止されることによって、同蓋体5の閉塞状態が保持さ
れる。又、キャビネット本体1の底板9の中程下面にス
トッパー片26が垂設されており、該ストッパー片26にご
み箱体3の後端が当止されることによって、該ごみ箱体
3の台輪部2奥方への入り込み過ぎが防止されて同ごみ
箱体3は定位置に確実に収容固定される。
図5に示す実施例の如く構成されても良い。すなわち、
該実施例のキャビネットは玄関用キャビネットで下駄箱
として使用され、キャビネット本体1内には靴、下駄、
草履等の履物が出し入れ自在に収納される。又、該実施
例のキャビネットにおいては、ごみ箱体3が木製で前端
及び上方に開口するように形成されており、蓋体5は木
質板にて形成されている。又、該蓋体5の両側の側壁部
8の外面には係止凸起24が形成され、該係止凸起24が着
脱自在に係止される係止凹穴26がごみ箱体3の両側壁内
面に形成されており、該両係止凸起24と係止凸起24とが
係止されることによって、同蓋体5の閉塞状態が保持さ
れる。又、キャビネット本体1の底板9の中程下面にス
トッパー片26が垂設されており、該ストッパー片26にご
み箱体3の後端が当止されることによって、該ごみ箱体
3の台輪部2奥方への入り込み過ぎが防止されて同ごみ
箱体3は定位置に確実に収容固定される。
【0022】又、該実施例のキャビネットにおいて、そ
の他は上記実施例のキャビネットと同様に構成されてお
り、したがって、該実施例のキャビネットにおいても、
請求項1)、2)、3)に関する作用効果が上記実施例
のキャビネットと同様に奏される。
の他は上記実施例のキャビネットと同様に構成されてお
り、したがって、該実施例のキャビネットにおいても、
請求項1)、2)、3)に関する作用効果が上記実施例
のキャビネットと同様に奏される。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
キャビネットにおいては、台輪部の前方の床面のごみを
ごみ箱体内にその前端開口部から掃き入れて除去するこ
とができ、その際、蓋体の開閉側端縁を床面に当接させ
て該蓋体を塵取りの如く利用することにより、ごみをご
み箱体の前端開口部へと簡単に掃き入れ案内することが
でき、ごみをごみ箱体内に掃き入れ除去した後には、同
蓋体を閉じて台輪部の前方の外観を体裁良く納めると共
に臭い漏れの防止を図ることもでき、又、ごみ箱体内に
ある程度の量のごみを蓄積させた後に該ごみ箱体を引き
出して同蓄積されたごみをまとめて容易に廃棄処理する
ことができる。
キャビネットにおいては、台輪部の前方の床面のごみを
ごみ箱体内にその前端開口部から掃き入れて除去するこ
とができ、その際、蓋体の開閉側端縁を床面に当接させ
て該蓋体を塵取りの如く利用することにより、ごみをご
み箱体の前端開口部へと簡単に掃き入れ案内することが
でき、ごみをごみ箱体内に掃き入れ除去した後には、同
蓋体を閉じて台輪部の前方の外観を体裁良く納めると共
に臭い漏れの防止を図ることもでき、又、ごみ箱体内に
ある程度の量のごみを蓄積させた後に該ごみ箱体を引き
出して同蓄積されたごみをまとめて容易に廃棄処理する
ことができる。
【0024】又、本発明の請求項2)記載のキャビネッ
トにおいては、特に、蓋体の開閉側端縁が断面先鋭状と
なるように薄肉に形成されていて、該蓋体の開閉側端縁
を床面に当接させた際に床面との間で段差が発生し難
く、ごみ箱体の前端開口部へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。
トにおいては、特に、蓋体の開閉側端縁が断面先鋭状と
なるように薄肉に形成されていて、該蓋体の開閉側端縁
を床面に当接させた際に床面との間で段差が発生し難
く、ごみ箱体の前端開口部へとごみがスムーズに掃き入
れ案内される。
【0025】又、本発明の請求項3)記載のキャビネッ
トにおいては、特に、蓋体の裏面両側に側壁部が突設さ
れていて、該蓋体の上を掃かれ案内されるごみが、同蓋
体の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体の前端開口
部へと確実に掃き入れ案内される。
トにおいては、特に、蓋体の裏面両側に側壁部が突設さ
れていて、該蓋体の上を掃かれ案内されるごみが、同蓋
体の側方へとこぼれ落ちることなくごみ箱体の前端開口
部へと確実に掃き入れ案内される。
【0026】又、本発明の請求項4)記載のキャビネッ
トにおいては、特に、ごみ箱体の前端付近の上部にキャ
ビネット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止され
る把手片が突設されていて、把手片がキャビネット本体
の底板の前端縁部分に係止されることにより、ごみ箱体
の台輪部奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱体
は定位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片を持
ってごみ箱体を容易に引き出し入れすることができる。
トにおいては、特に、ごみ箱体の前端付近の上部にキャ
ビネット本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止され
る把手片が突設されていて、把手片がキャビネット本体
の底板の前端縁部分に係止されることにより、ごみ箱体
の台輪部奥方への入り込み過ぎが防止されて該ごみ箱体
は定位置に確実に収容固定され、しかも、同把手片を持
ってごみ箱体を容易に引き出し入れすることができる。
【図1】本発明の一実施例であるキャビネットを示す要
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図2】同キャビネットにおけるごみ箱体を示す斜視図
である。
である。
【図3】同キャビネット全体の使用状態を示す概略斜視
図である。
図である。
【図4】同キャビネット全体の別の部位における縦断面
図である。
図である。
【図5】別の実施例であるキャビネットを示す要部縦断
面図である。
面図である。
【図6】同キャビネットにおけるごみ箱体を示す斜視図
である。
である。
【図7】本発明の従来例であるキャビネット全体を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
1 キャビネット本体 2 台輪部 3 ごみ箱体 4 前端開口部 5 蓋体 6 開閉側端縁 7 床面 8 側壁部 9 底板 10 把手片
Claims (4)
- 【請求項1】 キャビネット本体の下端に台輪部を設
け、該台輪部に前方へ引き出し自在な偏平形状のごみ箱
体を収容し、該ごみ箱体の前端を開口させ該前端開口部
に下端側で枢支されて前方へ傾倒回動自在な蓋体を開閉
自在に付設し、該蓋体の開閉側端縁が前方の床面に当接
し得るように同蓋体の回動範囲を設定してなるキャビネ
ット。 - 【請求項2】 蓋体の開閉側端縁を断面先鋭状となるよ
うに薄肉に形成したことを特徴とする請求項1)記載の
キャビネット。 - 【請求項3】 蓋体の裏面両側に側壁部を突設したこと
を特徴とする請求項1)又は2)記載のキャビネット。 - 【請求項4】 ごみ箱体の前端付近の上部にキャビネッ
ト本体の底板の前端縁部分に着脱自在に係止される把手
片を突設したことを特徴とする請求項1)〜3)のいず
れか一つの請求項記載のキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294073A JPH08150032A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294073A JPH08150032A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150032A true JPH08150032A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17802939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6294073A Pending JPH08150032A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08150032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106120A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Okamura Corp | 金庫 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP6294073A patent/JPH08150032A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106120A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Okamura Corp | 金庫 |
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