JPH08150010A - 電子機器筐体と可搬バンドの結合具 - Google Patents

電子機器筐体と可搬バンドの結合具

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JPH08150010A
JPH08150010A JP32164894A JP32164894A JPH08150010A JP H08150010 A JPH08150010 A JP H08150010A JP 32164894 A JP32164894 A JP 32164894A JP 32164894 A JP32164894 A JP 32164894A JP H08150010 A JPH08150010 A JP H08150010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
locking tool
band
locking
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP32164894A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryokichi Munakata
良吉 宗像
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止具3を弾性体で形成し、バンド4の着脱
が容易であるとともにバンド4を装着後は意図的にのみ
取り外ずし可能な電子機器筐体と可搬バンドの結合具を
提供する。 【構成】 鍔2Aつき掛け具2を筐体1の側面に取り付
ける。係止具3は鍔2Aが入る大円部3Aと、掛け具2
の軸部2Bが入る小円部3Bと、大円部3Aと小円部3
Bを接続する隘路3Cを形成する係止穴31をもつ。隘
路3Cの両側に長穴32を形成する。係止具3をエラス
トマ樹脂など弾性板材でつくる。可搬バンド4は係止具
3を終端に取り付ける。掛け具2が小円部3Bにあると
きは、隘路3Cを弾性変形させる力を意図的に働かさな
ければ、係止具3は掛け具2から容易に外れることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器筐体と可搬
バンドの結合具についてのものである。一般的に直方体
である電子機器筐体(以下、筐体と略称する。)に肩掛
け用のバンドを取り付けると持ち運びに便利である。こ
の発明は筐体に掛け具を取り付け、可搬バンド(以下、
バンドと略称する。)に係止具を取り付け、掛け具と係
止具が着脱する結合具についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による筐体とバンドの結
合具の構成を図4により説明する。図4アは正面図、図
4イは図4アの側面図である。図4の1は筐体、2は掛
け具、4はバンド、5は係止具である。図4では、筐体
1の上部両側壁に掛け具2が取り付けられる。バンド4
の両終端には係止具5が取り付けられる。掛け具2に係
止具5が着脱自在に結合する。
【0003】図5は図4の掛け具2の部分拡大図であ
る。図5アは正面図、図5イは図5アの側面図である。
掛け具2は図5に示されるように円柱状であり、軸部2
Bより直径の大きい鍔2Aが形成される。
【0004】図6は図4の係止具5の拡大図である。図
6では、係止具5には係止穴51と取付穴52があけら
れる。係止穴51は掛け具2の鍔2Aが入る大円穴5A
と、軸部2Bが入る切り欠き5Bが形成される。取付穴
52はバンド4の終端が取り付けられる。
【0005】図6では、切欠穴5Bの溝幅は軸部2Bの
直径より若干大きくなっている。係止具5の板厚は、鍔
2Aと筐体1とで形成される間隙より若干薄くなってい
る。したがって、筺体1にバンド4を挿着するときは、
係止具5の大円穴5Aに鍔2Aを入れ、切り欠き5Bの
円弧の方に軸部2Bを移動することにより、挿着が完了
する。筐体1からバンド4を取り外したいときは、挿着
とは逆に大円穴5Aを掛け具2の方に移動させ、大円穴
5Aを鍔2Aから外せばよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4では、係止具5の
自重で大円穴5Aの方に移動し、バンド4が筐体1から
不用意に外れる場合がある。筐体1を持ち運ぼうとする
ときに、再び係止具5を掛け具2に取り付けなくてはい
けないので不便である。
【0007】この発明は、係止具5を弾性体で形成し、
バンドの着脱が容易であるとともにバンドを装着後は意
図的にのみ取り外ずし可能な電子機器筐体と可搬バンド
の結合具の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、筐体1の側面に取り付ける鍔2Aつき
掛け具2と、鍔2Aが入る大円部3Aと掛け具2の軸部
2Bが入る小円部3Bと大円部3Aと小円部3Bを接続
する隘路3Cを形成する係止穴31と、隘路3Cの両側
に形成する長穴32とをもち、弾性板材でなる係止具3
と、前記係止具3を終端に取り付ける可搬バンド4とを
備え、前記掛け具2と前記係止具3が着脱自在に結合す
る。また、前記係止具3をエラストマ樹脂で形成する。
【0009】
【作用】前述の構成に依れば、係止具3の隘路3Cは掛
け具2の直径より狭く形成されている。大円部3Aから
小円部3Bに軸部2Bが移動するときは、係止具3の弾
力で長穴32が変形して隘路3Cが広がる。軸部2Bが
小円部3Bに在するときは、前記弾性に打ち勝つ力が働
かない限り、係止具3は掛け具2から不用意に外れるこ
とはない。
【0010】
【実施例】次に、この発明による筐体とバンドの結合具
の構成を図1の実施例により説明する。図1アは正面
図、図1イは図1アの側面図である。図1の3は係止具
であり、その他は図4と同じものである。すなわち、図
1は図4の係止具5を係止具3に換えたものである。
【0011】図1では、筐体1の上部両側壁に掛け具2
が取り付けられる。バンド4の両終端には係止具3が取
り付けられる。掛け具2に係止具3が着脱自在に結合す
る。掛け具2は筐体1とエラストマ樹脂で一体に成形す
ることもできる。
【0012】図2は図1の係止具3の拡大図である。図
2アは正面図、図2イは平面図である。図2の係止具3
は弾性をもつ合成樹脂板、好ましくはエラストマ樹脂で
形成される。図2では、係止具3には係止穴31と長穴
32と取付穴33があけられる。係止穴31は掛け具2
の鍔2Aが入る大円部3Aと、軸部2Bが入る小円部3
Bが形成される。取付穴33はバンド4の終端が取り付
けられる。
【0013】図2では、係止具3の板厚は、鍔2Aと筐
体1とで形成される間隙より若干薄くなっている。大円
部3Aの直径は掛け具2の鍔2Aの直径より若干大きく
なっている。小円部3Bの直径は掛け具2の軸部2Bの
直径より若干大きくなっている。大円部3Aと小円部3
Bを接続する隘路3Cは軸部2Bの直径より若干狭く形
成されている。隘路3Cの両側には、隘路3Cに軸部2
Bが通過すると弾性で変形する長穴32が形成される。
【0014】図3は、この発明による筐体とバンドの結
合具の状態変化図である。図3アは掛け具2の鍔2Aに
係止具3の大円部3Aを通した状態である。図3イは軸
部2Bが隘路3Cを通過している状態であり、長穴32
が変形することにより、掛け具2が大円部3Aから小円
部3Bに移動できる。
【0015】図3ウは軸部2Bが小円部3Bに移動した
状態である。図3ウの状態では、係止具3は隘路3Cと
鍔2Aに遮られ、回転はするが、掛け具2から不用意に
外れることはない。図3ウの状態から、図3アに移動す
る力を付与すれば、すなわち、隘路3Cを弾性変形させ
る力を付与すれば、図アの状態でバンド4を筐体1から
容易に外すことができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、筐体の側面に鍔つき掛け具
を取り付け、弾性板材で形成され、鍔が入る大円部と掛
け具の軸部が入る小円部と大円部と小円部を接続する隘
路を形成する係止穴と隘路の両側に形成する長穴とをも
つ係止具をバンドの終端にもっているので、筐体からバ
ンドが自重で外れるようなことがなく、便利である。ま
た、掛け具を筐体とエラストマ樹脂て一体成形すれば、
外観も良く、生産性も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による筐体とバンドの結合具の実施例
による構成図である。
【図2】図1の係止具3の拡大図である。
【図3】この発明による筐体とバンドの結合具の状態変
化図である。
【図4】従来技術による筐体とバンドの結合具の構成図
である。
【図5】図4の掛け具2の部分拡大図である。
【図6】図4の係止具5の拡大図である。
【符号の説明】
1 筺体 2 掛け具 2A 鍔 2B 軸部 3 係止具 3A 大円部 3B 小円部 3C 隘路 4 可搬バンド 31 係止穴 32 長穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器筐体(1) の側面に取り付ける鍔
    (2A)つき掛け具(2)と、 鍔(2A)が入る大円部(3A)と掛け具(2) の軸部(2B)が入る
    小円部(3B)と大円部(3A)と小円部(3B)を接続する隘路(3
    C)を形成する係止穴(31)と、隘路(3C)の両側に形成する
    長穴(32)とをもち、弾性板材でなる係止具(3) と、 前記係止具(3) を終端に取り付ける可搬バンド(4) とを
    備え、 前記掛け具(2) と前記係止具(3) が着脱自在に結合する
    ことを特徴とする電子機器筐体と可搬バンドの結合具。
  2. 【請求項2】 係止具(3) をエラストマ樹脂で形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体と可搬バ
    ンドの結合具。
JP32164894A 1994-11-29 1994-11-29 電子機器筐体と可搬バンドの結合具 Pending JPH08150010A (ja)

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JP32164894A JPH08150010A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 電子機器筐体と可搬バンドの結合具

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JP32164894A JPH08150010A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 電子機器筐体と可搬バンドの結合具

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JPH08150010A true JPH08150010A (ja) 1996-06-11

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ID=18134852

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JP32164894A Pending JPH08150010A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 電子機器筐体と可搬バンドの結合具

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JP (1) JPH08150010A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8104655B2 (en) 2008-08-13 2012-01-31 Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Laptop carrier
CN107816163A (zh) * 2017-09-29 2018-03-20 苏州苏明装饰股份有限公司 悬挂式顶棚吊装系统
JP2019055048A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 日本光電工業株式会社 医療用四肢ベルト

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8104655B2 (en) 2008-08-13 2012-01-31 Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Laptop carrier
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CN107816163A (zh) * 2017-09-29 2018-03-20 苏州苏明装饰股份有限公司 悬挂式顶棚吊装系统
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