JP2019055048A - 医療用四肢ベルト - Google Patents
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Abstract
Description
長尺形状で変形可能であり、孔を有する帯部と、
前記孔を通過可能な太さの通過部と、前記通過部の太さより太くかつ前記孔の縁部に係止可能な少なくとも一つの膨らみ部と、を有する紐部を備え、
前記帯部と前記膨らみ部の少なくとも一方が弾性を有する。
図1では、帯部2から最も遠い第七通過部47の長さを、帯部2から二番目に遠い第六通過部46の長さよりも長い構成としている。第七通過部47は、手で持ちやすい程度に十分な長さで構成することができる。第一通過部41、第二通過部42、第三通過部43、第四通過部44、第五通過部45、第六通過部46は、帯部2に対する紐部5の位置調整を細かく行い易い長さ、例えば、帯部2の厚みとほぼ等しい長さで構成することができる。
帯部2の全体が弾性を有する場合、帯部2の長尺方向の長さが装着者の装着箇所に適した長さに変化し、かつ、孔24の内径が大きくなるように変化する。このため、医療用四肢ベルト1を装着するときに装着者にフィットさせやすくなり、医療用四肢ベルト1を外すときに外しやすくなる。
帯部2の一部が弾性を有する場合、孔24を含む帯部2の一部が弾性を有する構成としてもよい。孔24を含む帯部2の一部が有する弾性により、孔24の縁部27は変形し、孔24の内径が大きくなるように変化する。
また、帯部2の一部が弾性を有する場合、孔24を含まない帯部2の一部が弾性を有する構成としてもよい。孔24を含まない帯部2の一部が有する弾性により、帯部2の長尺方向の長さが変化して、装着者の装着箇所に適した長さに変形する。
膨らみ部3の全体が弾性を有する場合、膨らみ部3の全体形状が弾性変形して孔24の内径よりも小さくなり、孔24を通過する。
また、膨らみ部3の係止面31が弾性を有する場合、膨らみ部3の係止面31が弾性変形して孔24の内径よりも小さくなり、孔24を通過する。
帯部2から二番目に遠い通過部46、その他の通過部45、44、43、42、41は、紐部5の位置調整を細かく行うために、短いことが好ましい。
すなわち、本実施形態の医療用四肢ベルト1のように、帯部2から最も遠い通過部47は、帯部から二番目に遠い通過部46よりも長くなるように構成されていることが好ましい。
帯部2Aは、表面22から裏面21に貫通する挿通部61を有している。帯部2Aの表面22に、挿通部61を覆う筒部62が設けられている。筒部62の内側には貫通孔63が設けられている。貫通孔63の一端側(帯部2Aの裏面21側)は、医療器具挿入部64を嵌め込み可能な空間を構成している。貫通孔63の他端側(帯部2Aの表面22側)は、医療器具を差し込み可能な空間を構成している。医療器具挿入部64の一端には、電極板65が接合されている。
次に、帯部2の変形例2である帯部2Bについて、図4を用いて説明する。なお、図1〜図3と共通する構成については、同一符号を付して説明を省略する。
切り込み部25を通過させた紐部5を孔24に挿通して、膨らみ部3を孔24の縁部27に係止した後に、覆い部8の係合部83を、帯部本体7の凹部71に係合する。係合部83が凹部71に係合すると、覆い部8の自由端部82から基端部81までが帯部本体7の表面22の上に重なる。
本開示の医療用四肢ベルトは、非観血血圧(NIBP、Non−invasive Blood Pressure)の測定装置に用いることもできる。図5に示すように、非観血血圧(NIBP)の測定装置に用いる医療用四肢ベルト1Cは、帯部2Cの裏面21側に加圧部66を備えている。なお、図1から図4と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
しかし、従来の測定装置は、測定用バルーンの加圧時に、布が装着者の皮膚に直接接触して、この布の剛性(ごわごわ感、布の硬さ)が装着者に直接伝わり、装着者によってはストレスを感じる者もいたため、改善の余地があった。
これに対し、本変形例の医療用四肢ベルト1Cによれば、帯部2Cが変形可能であり、装着箇所に沿って帯部2Cが変形する。このため、従来の布の強度によるストレスを装着者に与えることが無い。また、本変形例の医療用四肢ベルト1Cによれば、帯部2Cと膨らみ部3が弾性を有するので、装着者の皮膚への負担も少なく、装着者に医療用四肢ベルト1Cを密着させた状態で容易に固定できる。
また、本変形例の医療用四肢ベルト1Cによれば、帯部2Cから加圧部を着脱可能に構成したので、加圧部を帯部2Cから外して医療用四肢ベルト1Cの全体を洗うことにより、清潔な状態を保つことができる。
これに対し、本変形例の医療用四肢ベルト1Cは、帯部2Cをシリコーンで形成したので、測定値等に影響を与えることがない。
これに対し、本変形例の医療用四肢ベルト1Cによれば、帯部2Cの材質をシリコーンで形成し、加圧部66(測定用バルーン)と帯部2Cを着脱可能に構成したので、加圧部66を帯部2Cから外して、帯部2Cを洗うことが出来る。これにより、医療用四肢ベルト1Cの全体を清潔に保つことができる。医療用四肢ベルト1、1A、1Bについても、シリコーンで形成することにより、医療用四肢ベルト1Cと同様の効果が得られる。
次に、変形例4である医療用四肢ベルト1Dについて、図6を用いて説明する。なお、図1〜図5と共通する構成については、同一符号を付して説明を省略する。
テーパー部51は、孔24Aを通過可能な太さの通過部4Aと、通過部4Aの太さより太くかつ孔24の縁部27に係止可能な膨らみ部3Aとを有している。通過部4Aと膨らみ部3Aとは、太さが連続的に変化する一部材として構成されていてもよい。すなわち、通過部4Aと膨らみ部3Aとは、明確な境界線を設けずに、徐々に太さが異なるように構成されていてもよい。
膨らみ部3Aは、孔24Aの縁部27に係止可能な係止面31Aを有している。
帯部2Dの切り込み部25を通過させた紐部50のテーパー部51を、孔24Aに挿通していく。この紐部50を孔24Aに挿入しようとする力により、孔24Aの縁部27を拡張する力がかかる。このとき、縁部27を拡張する力は、孔24Aと連通している切り欠き部28に逃がされる。
医療用四肢ベルト1、1A、1B、1Cについても、医療用四肢ベルト1Dと同様に、切り欠き部28を有する構成とすることができ、同様の効果を得ることができる。
紐部5、50の膨らみ部3、3Aの材質が十分に弾性変形できる程度に柔らかくて、容易に孔24、24Aに紐部5,50を抜き差しできる場合も、帯部2、2A、2B、2C、2Dは、切り込み部25を設けない構成とすることができる。
また、本開示の医療用四肢ベルト1、1A、1B、1C、1Dは、各種サイズで構成することができる。帯部2、2A、2B、2C、2Dが変形可能に構成されているので、本開示の医療用四肢ベルト1、1A、1B、1C、1Dは大人にも新生児にも好適に使用し得る。
Claims (11)
- 長尺形状で変形可能であり、孔を有する帯部と、
前記孔を通過可能な太さの通過部と、前記通過部の太さより太くかつ前記孔の縁部に係止可能な膨らみ部と、を有する紐部を備え、
前記帯部と前記膨らみ部の少なくとも一方が弾性を有する医療用四肢ベルト。 - 前記膨らみ部及び前記通過部を複数備え、前記膨らみ部と前記通過部が交互に前記紐部に配置されている請求項1に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記帯部及び前記膨らみ部は、弾性を有する請求項1または請求項2に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記帯部及び前記紐部は、弾性を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記膨らみ部は、側面視でテーパー形状に形成されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記通過部は、円柱形状に形成されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記紐部は、前記通過部を複数有し、
複数の前記通過部のうち前記帯部から最も遠い通過部は、前記帯部から二番目に遠い通過部よりも長くなるように構成されている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。 - 前記孔の一部を端部とし、前記帯部の幅方向に前記紐部を通過可能な切り込み部を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記切り込み部の少なくとも一部を含む第一領域の前記帯部の厚みは、前記第一領域以外の前記帯部の厚みよりも厚く形成されている請求項8に記載の医療用四肢ベルト。
- 前記帯部は、前記切り込み部が形成された帯部本体と、前記帯部本体とつながるように構成された基端部を有する覆い部と、を有し、
前記覆い部は、前記基端部から前記切り込み部を覆う方向に延長される自由端部と、前記切り込み部よりも前記自由端部の側となる位置において、前記帯部本体に係合する係合部とを有する請求項8または請求項9に記載の医療用四肢ベルト。 - 前記帯部は、前記孔を一端とする切り欠き部を有する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の医療用四肢ベルト。
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