JP3159862U - 血圧計用カフ - Google Patents

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Abstract

【課題】再現度が高い巻回がなされて、精密かつ安定的な血圧測定が可能であり、個別特性に影響を受けずに、一人でも正しく巻付けることができる血圧計用カフを提供する。【解決手段】カフは、生体を圧迫するための流体袋と、流体袋の外側に配される少なくとも一つの可撓性部材と、流体袋と可撓性部材とを内包するカバー体と、を備える。ここで、可撓性部材は、開けられた形態を維持しながらカフの装着時に巻回方向に力を加えれば、カフが生体に巻き付けられるように環状に変形する。【選択図】図5

Description

本考案は、生体の血圧測定のための血圧計に採用されるものであって、生体に巻き付けられて装着される血圧計用カフに関する。
通常、血圧は、流体袋を内包する血圧計用カフを生体表面に巻回し、該巻回した流体袋を膨脹・収縮させることによって、動脈内に生じる動脈血管の脈波を検出して測定する。ここで、カフは、締結帯としてのカバー体を含み、このカバー体は、カフを生体に固定させる。したがって、カフの使用時に流体袋が生体に固定されるように、カバー体が生体に確実に巻き付けられる必要がある。
しかし、通常の血圧計用カフにおいては、巻回作業が被験者の手に委ねられているために、確実な巻付けが必ずしも再現されるものではない。確実な巻付けが再現されない場合には、測定値に変動が生じて精密で安定的に血圧を測定することが困難になる。
したがって、カフの確実な巻付けが再現されるように、図1に示されたように、カバー体内にカラー(curler)と呼ばれる可撓性部材を収容して構成した血圧計用カフが知られている(特許文献1参照)。
図1を参照すれば、可撓性部材からなるカラー11は、流体袋の外側に環状に巻き付けられてカフ10の環状を維持し、カフ10を直径方向に弾性変形可能に構成されている。このようなカラー11を備えたカフ10は、装着後にカラー11によって流体袋が腕に圧迫されて固定されるために、カフ10の確実な巻付けが再現されうる。
しかし、前述したカラー11を備えた血圧計用カフ10においては、環状のカフ10を腕に巻付けるために、カフ10を広く開けて腕に巻回しなければならないので、カフ10の装着作業が非常に煩雑で、一人ではカフ10を容易に装着することができないという問題を有している。
したがって、図2に示されたように、特許文献2に開示された血圧計用カフは、巻回作業の容易化を図っている。カフは、環状に巻き付けられたカラー21の一端部が外側に延びた構造を有する。これにより、ユーザは、装着時に延びたカラー21の一端部を腕31にかけ、その状態でカラー21を広く開けながら腕31に巻付けることによって、巻回作業の容易化を図る。
しかし、前述した場合においても、カラー21を広く開けるためには力を必要とするが、特に、力の弱い老弱者、女性ユーザにおいて、装着が難しくなる。そして、上腕サイズの大きなユーザの場合、さらに広く開けるために力をさらに与えなければならないので、力が多くかかり、装着過程で正しく装着されないこともある。
また、カフは、測定再現度を高めるためには、カフに設けられたセンサーが測定位置に常に位置するように腕に巻き付けられる必要がある。ところが、前述した場合、カラーを広く開けながら腕に巻付ける過程で、センサーを正確に位置させて巻付けることが難しいことがある。
したがって、カフが腕に巻き付けられる時、カフが腕周りに沿って回転して位置変動されることがあるために、センサーの位置を直すためにはセンサー位置を確認してカフを回転させなければならない煩わしさがあり得る。一方、カフを巻付けた後に腕とカフとの間に別途にセンサーを挿入することができるが、センサーを挿入する動作が追加されるので、煩雑な問題がありうる。
特開第2003−210423号公報(2003年7月29日公開) 特開第2002−209858号公報(2002年7月30日公開)
本考案の課題は、前記問題点を解決するためのものであって、再現度が高い巻回がなされて、精密かつ安定的な血圧測定を可能にし、老弱者や上腕サイズの大きな被験者などの個別特性に影響を受けずに、一人でも正しく巻き付けうる血圧計用カフを提供することである。
前記の課題を果たすための本考案による血圧計用カフは、生体を圧迫するための流体袋と、前記流体袋の外側に配される少なくとも一つの可撓性部材と、前記流体袋と前記可撓性部材とを内包するカバー体と、を備え、前記可撓性部材は、開けられた形態を維持しながら前記カフの装着時に巻回方向に力を加えれば、前記カフが生体に巻き付けられるように環状に変形することを特徴とする。
本考案によれば、力の弱い老弱者、女性、上腕サイズの大きなユーザも大きな力を入れずとも、上腕にカフを巻付けることができる。同時に、ユーザは、一人でも容易に正しく上腕にカフを巻付けることができ、カフの確実な巻付けが再現されうる。
本考案によれば、カフは、非装着時には開けられた状態にあり得るために、非装着時ににも巻き付けられた状態にあるものに比べて、据え置き空間を小さく占めて保管などに有利である。
本考案によれば、カフ装着後にセンサー位置調整のためにカフの位置を調整しなければならない煩わしさと別途にセンサーを挿入する動作とがないことがあり、カフ装着時にセンサーが測定位置に常に正確に位置されうる。したがって、測定再現度が高くなることができるので、血圧が精密で安定的に測定可能になる。
本考案によれば、可撓性部材は、複数個備えられ、カフの巻回幅方向に互いに離隔して配されれば、上腕にカフが巻き付けられる力が調節されうる。
本考案によれば、カフの両側端部に相対的に強い弾性復元力を有する可撓性部材が配され、カフの中央に相対的に弱い弾性復元力を有する可撓性部材が配されれば、上腕の屈曲によってカフの両側端部部位が上腕に密着されない現象を防止することができる。
本考案によれば、可撓性部材がカフの巻回方向に沿って圧迫部の先端と後端とに相対的に強い弾性復元力を有し、圧迫部の中央に相対的に弱い弾性復元力を有すれば、より堅固に上腕に巻き付けられた状態が維持されうる。
従来の一例による血圧計用カフに対する斜視図である。 従来の他の例による血圧計用カフを腕に巻付ける過程を説明するための斜視図である。 本考案の一実施形態による血圧計用カフに対する斜視図である。 図3の血圧計用カフにおいて、生体に巻き付けられる面が表われるように示した斜視図である。 図4の血圧計用カフを一部切開して示した斜視図である。 図5において、A−A線に沿って切り取った断面図である。 図3の血圧計用カフを腕に装着する過程を説明するための図である。 図3の血圧計用カフを腕に装着する過程を説明するための図である。 図3の血圧計用カフを腕に装着する過程を説明するための図である。 図3の可撓性部材が開けられた形態と環状とに変形される例を説明するための斜視図である。 図3において、可撓性部材の第1変形例を示した平面図である。 図3において、可撓性部材の第2変形例を示した平面図である。
以下、添付した図面を参照して、望ましい実施形態による本考案をを詳しく説明する。
図3は、本考案の一実施形態による血圧計用カフに対する斜視図であり、図4は、図3の血圧計用カフにおいて、生体に巻き付けられる面が表われるように示した斜視図であり、図5は、図4の血圧計用カフを一部切開して示した斜視図である。そして、図6は、図5において、A−A線に沿って切り取った断面図である。ここで、説明の便宜上、カフにおいて、生体に巻き付けられる面を内側面と言い、反対側面を外側面と定義して説明する。
図3ないし図6を参照すれば、血圧計用カフ100は、生体、例えば、被験者の上腕などに巻き付けられて装着されるものであって、カバー体110と、流体袋120、及び少なくとも一つの可撓性部材130とを含む。
カバー体110は、カフ100の外被を成すものであって、布などの材質で形成される。そして、カバー体110は、袋型で形成されて、内部に流体袋120及び可撓性部材130を内包する。カバー体110は、流体袋120及び可撓性部材130が内包される圧迫部111と、圧迫部111から延びる固定部112とからなりうる。固定部112の外側面には、面ファスナー(fastener)113が付着されうる。固定部112は、上腕に圧迫部111が巻き付けられた状態で圧迫部111を取り囲み、面ファスナー113によって圧迫部111に固定されることによって、カフ100が上腕に巻き付けられた状態を安定的に維持できるようにする。
流体袋120は、カバー体110に内包されて被験者の上腕を圧迫するためのものである。流体袋120は、流体、例えば、空気が流出入される内部空間を有する。流体袋120の内部空間は、ニップル121を通じてゴムチューブ(図示せず)と接続されうる。ニップル121は、カバー体110の外側面に外部に引き出されるように位置される。そして、ゴムチューブは、図示していないが、血圧計本体に内蔵された加圧ポンプと負圧ポンプとに接続される。
流体袋120の内部空間は、血圧測定時に加圧ポンプと負圧ポンプとによって空気が流入または流出されることによって流体袋120を膨脹または収縮させる。流体袋120の膨脹時に被験者の上腕が圧迫されうる。流体袋120の内側面側には、センサー101が配置される。センサー101は、血圧測定時に流体袋120の膨脹と収縮過程で収縮期血圧と弛緩期血圧とを感知するためのものである。センサー101は、流体袋120の中央部位に対応する位置でカバー体110内に固定されうる。
可撓性部材130は、流体袋120の外側面側に配される。可撓性部材130は、開けられた形態を維持しながらカフ100の装着時に巻回方向に力を加えれば、カフ100が上腕に巻き付けられるように環状に変形される。そして、可撓性部材130は、カフ120が上腕に巻き付けられた状態で環状を維持しながら巻回方向と逆方向とに力を加えれば、開けられた形態に変形される。可撓性部材130は、環状に変形されて維持される時、流体袋120を上腕に対して固定できるようにし、開けられた形態に変形されて維持される時、流体袋120を上腕に対して固定された状態から解除させる。
前記の構成を有する血圧計用カフ100の装着動作について、図7ないし図9を参照して説明すれば、次の通りである。ここでは、カフ100を左腕1の上腕に装着する過程を説明しているが、右腕の上腕に装着する過程も同一方式からなりうる。
まず、図7に示されたように、ユーザは、可撓性部材130が開けられた形態を維持するように変形させてカフ100を開けた状態に作る。この状態で、ユーザは、右手2を用いてカバー体110の圧迫部111を左腕1の上腕の上面に位置させる。この際、センサー101が上腕の動脈位置に対応する位置に置かれるように圧迫部111を位置させる。次いで、圧迫部111の外側面に右手2の手の平を密着させた状態で右手2の指で圧迫部111を握りながら力を加える。
そうすると、可撓性部材130が開けられた形態から環状に変形されながら、図8に示されたように、圧迫部111が上腕に巻き付けられる。この際、可撓性部材130は、環状を維持させるので、圧迫部111が上腕に巻き付けられた状態を維持する。次いで、右手2でカバー体110の固定部112を取って圧迫部111を取り囲むように巻回し、面ファスナー113を用いて固定部112を圧迫部111に固定する。これにより、図9に示されたように、カフ100が左腕1の上腕に装着されうる。カフ100が上腕に装着された状態から分離する過程は、前述した過程と逆過程とを通じてなされうる。
前述したように、ユーザは、カフ100をあらかじめ開けた状態で正確な位置に置いてカフ100に力を加えてカフ100を上腕に巻付けるので、図1及び図2で一手でカラー1121を開けながらカフを上腕に巻付ける従来とは異なって、力の弱い老弱者、女性、上腕サイズの大きなユーザも大きな力を入れずとも、上腕にカフ100を巻付けることができる。同時に、ユーザは、一人でも容易に正しく上腕にカフ100を巻付けることができ、カフ100の確実な巻付けが再現されうる。
また、従来には、図1及び図2でのように、カラー1121を広く開けながら上腕に巻付ける過程でカフが位置変動されることによってセンサーの位置が測定位置から外れることができるが、センサーの位置を直すためにセンサー位置を確認してカフの位置を調整しなければならない煩わしさがあり得る。他の従来の例として、カフを巻付けた後に上腕とカフとの間に別途にセンサーを挿入したりするが、この場合、センサーを挿入する動作が追加されるので、煩雑な問題があり得る。
しかし、本実施形態によれば、カフ100は開けられた状態であるために、センサー101が上腕の動脈位置に対応する位置に置かれるようにカフ100の位置を調整した後、カフ100を上腕に正確に装着することができる。これにより、カフ100を上腕に装着した後、カフ100の位置を調整しなければならない煩わしさと別途にセンサーを挿入する動作とがないこともある。同時に、カフ100装着時にセンサー101が測定位置に常に正確に位置されうる。したがって、測定再現度が高くなることができるので、血圧が精密で安定的に測定可能になる。
そして、本実施形態によれば、カフ100は、非装着時には開けられた状態にあり得るために、非装着時にも巻き付けられた状態にあるものに比べて、据え置き空間を小さく占めて保管などに有利である。
一方、可撓性部材130は、開けられた形態と環状とを維持しようとする二つの安定状態を有し、何れか一つの安定状態で、特定臨界値を超過する力を加えれば、他の安定状態に変化される構造からなりうる。また、可撓性部材130は、環状に変形された状態で特定臨界値を超過しない範囲内の力が加えられれば、環状に巻回されようとする弾性復元力を有する構造からなりうる。
例えば、図6及び図7とともに図10を参照すれば、可撓性部材130は、開けられた形態である時、板状にカフ100の長手方向に沿って長く延びるが、カフ100の内側面に向けて凸状の円弧状の断面を有するように幅方向に巻回された構造からなりうる。
このような可撓性部材130は、円弧状の断面を有するように幅方向に巻回されているために、巻回されていようとする力によって開けられた形態を維持する。ここで、可撓性部材130は、開けられた形態で特定臨界値を超過しない範囲内の力が加えられれば、開けられた形態を維持しようとする弾性復元力を有するようになる。特定臨界値は、円弧状の断面を解消させる力に該当しうる。
そして、可撓性部材130は、円弧状の断面が解消されるように力が加えられれば、開けられた形態を維持しようとする力が環状に変化しようとする力に転換されながら環状に変形される。ここで、可撓性部材130は、環状で円弧状の断面に復帰されない範囲内の力が加えられれば、環状を維持しようとする弾性復元力を有するようになる。
このような原理によって、可撓性部材130は、開けられた形態を維持しながら上腕の測定部位にカフ100をつけて巻回方向に力を加えれば、環状に変形されながらカフ100が上腕に巻回されるようになる。このように、ユーザは、可撓性部材130に比較的小さな力を与えることだけでもカフ130が上腕に巻き付けられるために、ユーザは、自ら容易にカフ130を上腕に巻付けることができる。
一方、可撓性部材130は、複数個備えられ、カフ100の巻回幅方向に互いに離隔して配置される。これにより、カフ100が被験者の上腕に巻き付けられた状態で、可撓性部材130が位置した部位でのみ上腕が圧迫され、可撓性部材130の間に離隔した部位では、上腕が圧迫されないことがあり得る。したがって、可撓性部材130の間の間隔を設定することによって、上腕にカフ100が巻き付けられる力が調節されうる。
可撓性部材130は、カバー体110と位置固定布116との間に挿入されて位置固定されうる。位置固定布116は、可撓性部材130が互いに離隔した状態で位置固定されるようにカバー体110に縫製されうる。一方、可撓性部材130は、物理的に互いに分離されたものと例示されているが、互いに連結されるものも可能である。
図11に示されたように、4つの可撓性部材230a、230b、230c、230dが備えられ、両側縁部に位置した可撓性部材230a、230bは、中央に位置した可撓性部材230c、230dより環状での弾性復元力が大きな構造からなりうる。このために、両側縁部に位置した2つの可撓性部材230a、230bは、中央に位置した2つの可撓性部材230c、230dより広い幅を有することによって、環状での弾性復元力が大きく設定しうる。ここで、4つの可撓性部材230a、230b、230c、230dは、同時に開かれて環状に変形されるように、開けられた形態と環状とを境界付ける臨界値が同様に設定されることが望ましい。
このように、可撓性部材230a、230b、230c、230dが構成されれば、カフ100の両側端部に相対的に強い弾性復元力を有する可撓性部材230a、230bが配され、カフ100の中央に相対的に弱い弾性復元力を有する可撓性部材230c、230dが配置される。したがって、上腕二頭筋が発達して上腕の屈曲が激しいユーザの場合、上腕の屈曲によってカフ100の両側端部部位が上腕に密着されない現象を防止することができる。一方、可撓性部材は、3つに備えられるか、5つ以上に備えられることも可能であるので、前述した例に限定されるものではない。
図12に示されたように、可撓性部材330a、330b、330c、330dは、両側端部部位が中央部位より環状状態での弾性復元力が大きな構造でそれぞれなされることも可能である。このために、可撓性部材330a、330b、330c、330dは、両側端部部位が中央部位より広い幅をそれぞれ有することによって、環状での弾性復元力が大きく設定しうる。
このような可撓性部材330a、330b、330c、330dは、カフ100の巻回方向に沿って圧迫部111の先端と後端とに相対的に強い弾性復元力を有し、圧迫部111の中央に相対的に弱い弾性復元力を有しうる。したがって、カフ100が上腕に巻き付けられた状態で圧迫部111の先端と後端との間がさらに締められることができるので、より堅固に上腕に巻き付けられた状態が維持されうる。一方、可撓性部材は、すべて同じサイズからなることも可能であるので、前述した例に限定されるものではない。
本考案は、添付した図面に示された一実施形態を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本考案の真の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲によってのみ決定されるべきである。
本考案は、生体に巻き付けられて装着される血圧計用カフに関連する技術分野に適用可能である。
110:カバー体
111:圧迫部
112:固定部
120:流体袋
130、230a、230b、230c、230d、330a、330b、330c、330d:可撓性部材

Claims (6)

  1. 生体に巻き付けられることで装着される血圧計用カフであって、
    生体を圧迫するための流体袋と、
    前記流体袋の外側に配される少なくとも一つの可撓性部材と、
    前記流体袋と前記可撓性部材とを内包するカバー体と、を備え、
    前記可撓性部材は、開けられた形態を維持しながら前記カフの装着時に巻回方向に力を加えれば、前記カフが生体に巻き付けられるように環状に変形することを特徴とする血圧計用カフ。
  2. 前記可撓性部材は、
    開けられた形態と環状とを維持しようとする二つの安定状態を有し、
    何れか一つの安定状態で、特定臨界値を超過する力を加えれば、他の安定状態に変化されることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用カフ。
  3. 前記可撓性部材は、
    環状に変形された状態で特定臨界値を超過しない範囲内の力が加えられれば、環状に巻回されようとする弾性復元力を有することを特徴とする請求項1に記載の血圧計用カフ。
  4. 前記可撓性部材は、複数個備えられ、前記カフの巻回幅方向に互いに離隔して配されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうち何れか一項に記載の血圧計用カフ。
  5. 前記可撓性部材は、3つ以上に備えられ、
    前記3つの可撓性部材のうち、両側縁部に位置したものは中央に位置したものより環状での弾性復元力が大きなことを特徴とする請求項4に記載の血圧計用カフ。
  6. 前記それぞれの可撓性部材は、両側端部部位が中央部位より環状での弾性復元力が大きなことを特徴とする請求項4に記載の血圧計用カフ。
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