JP2770410B2 - 脈診装置 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/02—Detecting, measuring or recording for evaluating the cardiovascular system, e.g. pulse, heart rate, blood pressure or blood flow
-
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- A61B5/021—Measuring pressure in heart or blood vessels
- A61B5/022—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
- A61B5/02233—Occluders specially adapted therefor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば血脈を診断するための脈診装置に関
する。
する。
本発明にかかる脈診装置は、3本のゴムチューブ等の
可撓管を手指に巻付け装置し外部から圧力を加え、圧力
センサで、脈による該可撓管内の圧力変化を検出するこ
とにより、動脈を探しあてる手間が省け、正確に脈波の
検出をすることができ、また、手指用のため小型化で
き、簡単に持ち運びや保存等ができ、ローコスト化が測
れる。
可撓管を手指に巻付け装置し外部から圧力を加え、圧力
センサで、脈による該可撓管内の圧力変化を検出するこ
とにより、動脈を探しあてる手間が省け、正確に脈波の
検出をすることができ、また、手指用のため小型化で
き、簡単に持ち運びや保存等ができ、ローコスト化が測
れる。
従来の脈診装置としては、特公昭57-52054号公報に漢
方医学用の脈診器が開示されており、この漢方医学用の
脈診器を第5図に示す。
方医学用の脈診器が開示されており、この漢方医学用の
脈診器を第5図に示す。
この第5図において漢方医学用の脈診器は、3つの圧
電器(PIEZO-ELECTRIC)から成るクリスタルマイクロホ
ン51,52,53と、該クリスタルマイクロホン51,52,53を手
首の動脈に押し付け、且つ、ずれないように固定する加
布帯54とから成っている。
電器(PIEZO-ELECTRIC)から成るクリスタルマイクロホ
ン51,52,53と、該クリスタルマイクロホン51,52,53を手
首の動脈に押し付け、且つ、ずれないように固定する加
布帯54とから成っている。
上記3つの圧電マイクロホン51,52,53は、それぞれ手
首の動脈上に並べて配置され、その上から上記加布帯54
が巻付けられ装着される。そして、図示しないエアポン
プからエアチューブ56を介して加布帯54中に設けられて
いるエアバッグ(図示せず)に空気を送り込み、この送
り込む空気の量を調節することにより、動脈に加わる圧
力を可変し、高低の脈の変化を計測している。
首の動脈上に並べて配置され、その上から上記加布帯54
が巻付けられ装着される。そして、図示しないエアポン
プからエアチューブ56を介して加布帯54中に設けられて
いるエアバッグ(図示せず)に空気を送り込み、この送
り込む空気の量を調節することにより、動脈に加わる圧
力を可変し、高低の脈の変化を計測している。
ここで、上記脈を計測する圧電マイクロホンが3つ設
けられているのは、漢方医学的にいう寸,関,尺の3つ
の異なる脈を計測するためであり、上記寸は上記手首の
動脈の末端側の脈を、関は中間の脈を、尺は心臓側の脈
を指す言葉である。そして、圧電マイクロホン51で計測
される寸の脈は人間の頭から胸までの健康状態を、圧電
マイクロホン52で計測される関の脈は胸から臍(へそ)
までの健康状態を、圧電マイクロホン53で計測される尺
の脈は臍から足先までの健康状態を表しているため、こ
の寸,関,尺の3つの脈を計測することによって全身の
健康状態を認識することができる。
けられているのは、漢方医学的にいう寸,関,尺の3つ
の異なる脈を計測するためであり、上記寸は上記手首の
動脈の末端側の脈を、関は中間の脈を、尺は心臓側の脈
を指す言葉である。そして、圧電マイクロホン51で計測
される寸の脈は人間の頭から胸までの健康状態を、圧電
マイクロホン52で計測される関の脈は胸から臍(へそ)
までの健康状態を、圧電マイクロホン53で計測される尺
の脈は臍から足先までの健康状態を表しているため、こ
の寸,関,尺の3つの脈を計測することによって全身の
健康状態を認識することができる。
上記各圧電マイクロホン51,52,53は、それぞれ接続コ
ード51a,52a,53aにより電磁オシログラフに接続されて
おり、計測された脈を記録紙等に記録できるようになっ
ている。
ード51a,52a,53aにより電磁オシログラフに接続されて
おり、計測された脈を記録紙等に記録できるようになっ
ている。
しかし、従来の脈診装置は装着に際し、脈の計測でき
る位置である動脈等を探し当て、各圧電マイクロホン5
1,52,53を正確に該動脈上に配置したうえで加布帯で固
定しなければならなかった。この作業は熟練を要し、ま
た、加布帯の締め方によっては動脈が移動してしまい、
正確なデータが得られないという問題があった。
る位置である動脈等を探し当て、各圧電マイクロホン5
1,52,53を正確に該動脈上に配置したうえで加布帯で固
定しなければならなかった。この作業は熟練を要し、ま
た、加布帯の締め方によっては動脈が移動してしまい、
正確なデータが得られないという問題があった。
さらに、従来の脈診装置は大部分が手腕、または手首
装着用であり、このため装置自体が大型化し持ち運び、
保存等においても大変不便であった。
装着用であり、このため装置自体が大型化し持ち運び、
保存等においても大変不便であった。
本発明は上述のような課題に鑑みて成されたものであ
り、簡単に装着でき、正確に脈の計測を行え、小型ゆえ
に手軽に持ち運び保存等が行えるような脈診装置の提供
を目的とする。
り、簡単に装着でき、正確に脈の計測を行え、小型ゆえ
に手軽に持ち運び保存等が行えるような脈診装置の提供
を目的とする。
本発明にかかる脈診装置は、装着したときに指を略々
一周するように形成され、該指の長さ方向の末端側、中
間、心臓側の脈を計測する位置にそれぞれ配置される3
つの密閉空間を有し、これらの3つの密閉空間内にそれ
ぞれ設けられて上記各密閉空間内の圧力変化を測定する
圧力センサを有する圧力検出手段と、上記圧力検出手段
の上記3つの密閉空間が組み込まれた帯状部分を指に巻
き付けて固定することで上記3つの密閉空間を上記各計
測位置に固定し、この状態で上記圧力検出手段の外方よ
り圧力を加えて血流を制御する血流制御手段とを備えた
ことを特徴としている。具体的には、第1図に示すよう
に、装着したときに指を略々一周するような、例えば可
撓管1a,1b,1cにより形成されて成る3つの密閉空間内に
それぞれ設けられて、上記各密閉空間内の圧力変化を測
定する圧力センサである圧力マイクロホン3a,3b,3cを有
する圧力検出手段4と、手指9に上記圧力検出手段4を
装着した状態で該圧力検出手段4の外方より圧力を加え
て血流を制御する血流制御手段である加布帯5とを備え
たことを特徴としている。
一周するように形成され、該指の長さ方向の末端側、中
間、心臓側の脈を計測する位置にそれぞれ配置される3
つの密閉空間を有し、これらの3つの密閉空間内にそれ
ぞれ設けられて上記各密閉空間内の圧力変化を測定する
圧力センサを有する圧力検出手段と、上記圧力検出手段
の上記3つの密閉空間が組み込まれた帯状部分を指に巻
き付けて固定することで上記3つの密閉空間を上記各計
測位置に固定し、この状態で上記圧力検出手段の外方よ
り圧力を加えて血流を制御する血流制御手段とを備えた
ことを特徴としている。具体的には、第1図に示すよう
に、装着したときに指を略々一周するような、例えば可
撓管1a,1b,1cにより形成されて成る3つの密閉空間内に
それぞれ設けられて、上記各密閉空間内の圧力変化を測
定する圧力センサである圧力マイクロホン3a,3b,3cを有
する圧力検出手段4と、手指9に上記圧力検出手段4を
装着した状態で該圧力検出手段4の外方より圧力を加え
て血流を制御する血流制御手段である加布帯5とを備え
たことを特徴としている。
本発明にかかる脈診装置は、第1図に示す手指9に可
撓管1a,1b,1cを巻付け装着し、圧電マイクロホン3で該
可撓管1a,1b,1cの空間内を伝播する脈音を検出している
ため、手首の動脈等を探しあてて正確に圧電マイクロホ
ン等の圧力センサを配置する手間が省け、簡単に脈を計
測することができる。
撓管1a,1b,1cを巻付け装着し、圧電マイクロホン3で該
可撓管1a,1b,1cの空間内を伝播する脈音を検出している
ため、手首の動脈等を探しあてて正確に圧電マイクロホ
ン等の圧力センサを配置する手間が省け、簡単に脈を計
測することができる。
以下、本発明にかかる脈診装置の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は本発明にかかる脈診装置の一実施例の構成例
を示す斜視図である。本発明実施例の脈診装置は、手指
から脈を計測するようにしている。これは、脈は基本的
に体のどの部分で計測しても同じ測定データが得られる
ためである。
を示す斜視図である。本発明実施例の脈診装置は、手指
から脈を計測するようにしている。これは、脈は基本的
に体のどの部分で計測しても同じ測定データが得られる
ためである。
この第1図において本発明にかかる脈診装置は、例え
ばゴム党の可撓性の材料で形成されたゴムチューブ等の
3本の可撓管1a,1b,1cの先端を、中の空気が漏れないよ
うに止め具2等で密閉し、各可撓管1a,1b,1cの基端を3
つのピエゾ型圧電マイクロホン等の一般的な無指向性マ
イクロホンである圧力センサ3a,3b,3cにそれぞれ接続し
た圧力検出手段4と、上記可撓管1a,1b,1cが配設固定さ
れる加布帯5とから成っている。
ばゴム党の可撓性の材料で形成されたゴムチューブ等の
3本の可撓管1a,1b,1cの先端を、中の空気が漏れないよ
うに止め具2等で密閉し、各可撓管1a,1b,1cの基端を3
つのピエゾ型圧電マイクロホン等の一般的な無指向性マ
イクロホンである圧力センサ3a,3b,3cにそれぞれ接続し
た圧力検出手段4と、上記可撓管1a,1b,1cが配設固定さ
れる加布帯5とから成っている。
上記可撓管1a,1b,1cは、この脈診装置を手指9に巻付
け装置したときに、該手指9を略々一周する程度の長さ
であり、それぞれ重ならないように加布帯5に配設され
ている。そして、可撓管1aは漢方医学でいう寸の脈(末
端側)を、可撓管1bは関の脈(中間)を、可撓管1cは尺
の脈(心臓側)を計測するように、それぞれ手指9の末
端側,中間,心臓側に配置される。
け装置したときに、該手指9を略々一周する程度の長さ
であり、それぞれ重ならないように加布帯5に配設され
ている。そして、可撓管1aは漢方医学でいう寸の脈(末
端側)を、可撓管1bは関の脈(中間)を、可撓管1cは尺
の脈(心臓側)を計測するように、それぞれ手指9の末
端側,中間,心臓側に配置される。
上記加布帯5には、いわゆるマジックテープ等の締結
手段6が設けられており、この脈診装置を手指9に巻付
け装着する際に任意の固さで締め付けが行えるようにな
っている。また、加布帯5にはエアバッグ7が内蔵され
ており、図示しないエアポンプ等からの空気をエアチュ
ーブ8を介して該エアバッグ7に送り込むことにより、
可撓管1a,1b,1c及び手指9に圧力を加え血流を制御する
ようになっている。
手段6が設けられており、この脈診装置を手指9に巻付
け装着する際に任意の固さで締め付けが行えるようにな
っている。また、加布帯5にはエアバッグ7が内蔵され
ており、図示しないエアポンプ等からの空気をエアチュ
ーブ8を介して該エアバッグ7に送り込むことにより、
可撓管1a,1b,1c及び手指9に圧力を加え血流を制御する
ようになっている。
第2図は上記第1図で説明した本実施例の脈診装置の
使用状態を示す斜視図であり、上記第1図と同様の箇所
には同じ符号を付してある。
使用状態を示す斜視図であり、上記第1図と同様の箇所
には同じ符号を付してある。
この第2図において、加布帯5と共に可撓管1a,1b,1c
が上述のように寸,関,尺の順に手指9に巻付け装着さ
れている。
が上述のように寸,関,尺の順に手指9に巻付け装着さ
れている。
加布帯5に内蔵されているエアバッグ7には、エアチ
ューブ8を介して空気が送り込まれる。エアバッグ7に
空気が送り込まれると圧力がかかり、上記可撓管1a,1b,
1cが手指9に圧接される。このため、手指9の動脈の血
脈により該可撓管1a,1b,1c内の各圧力が変化し、この各
圧力の変化は圧力センサ3a,3b,3cによって寸,関,尺の
脈波信号として検出される。
ューブ8を介して空気が送り込まれる。エアバッグ7に
空気が送り込まれると圧力がかかり、上記可撓管1a,1b,
1cが手指9に圧接される。このため、手指9の動脈の血
脈により該可撓管1a,1b,1c内の各圧力が変化し、この各
圧力の変化は圧力センサ3a,3b,3cによって寸,関,尺の
脈波信号として検出される。
第3図に上述の本発明にかかる実施例の脈診装置の回
路ブロック図を示す。なお、上記第1図及び第2図と同
様の箇所には同じ符号を付した。
路ブロック図を示す。なお、上記第1図及び第2図と同
様の箇所には同じ符号を付した。
この第3図において、上述のように圧力センサ3a,3b,
3cによって検出された寸,関,尺のそれぞれの脈波信号
は、アンプ21に入力されることにより増幅され、該アン
プ21内に設けられている脈波成分を取り出すための特殊
フィルタ(図示せず)を介して、各電流計22,23,24に入
力されると共に、例えば電磁オシログラフ等の記録器28
内のグラフ29,30,31にそれぞれ入力される。
3cによって検出された寸,関,尺のそれぞれの脈波信号
は、アンプ21に入力されることにより増幅され、該アン
プ21内に設けられている脈波成分を取り出すための特殊
フィルタ(図示せず)を介して、各電流計22,23,24に入
力されると共に、例えば電磁オシログラフ等の記録器28
内のグラフ29,30,31にそれぞれ入力される。
記録器28は、モータ32の駆動により上記グラフ29,30,
31と一体的に回転し、該各グラフ29,30,31にそれぞれ設
けられたペンで、上記特殊フィルタを介した寸,関,尺
の脈波信号を、例えば第4図に示すように記録紙等に記
録する。
31と一体的に回転し、該各グラフ29,30,31にそれぞれ設
けられたペンで、上記特殊フィルタを介した寸,関,尺
の脈波信号を、例えば第4図に示すように記録紙等に記
録する。
漢方医学では、上記寸の脈は頭から胸位までの身体の
健康状態を、関の脈は胸から臍(へそ)位までの身体の
健康状態を、尺の脈は臍から足先位までの身体の健康状
態を表しており、身体に欠陥の生じている部分がある場
合は、この記録された寸,関,尺のいずれかの脈波信号
の振幅が弱く記録されるか、または全く記録されないた
め、一目瞭然で身体の健康状態を認識することができ
る。
健康状態を、関の脈は胸から臍(へそ)位までの身体の
健康状態を、尺の脈は臍から足先位までの身体の健康状
態を表しており、身体に欠陥の生じている部分がある場
合は、この記録された寸,関,尺のいずれかの脈波信号
の振幅が弱く記録されるか、または全く記録されないた
め、一目瞭然で身体の健康状態を認識することができ
る。
上述の本発明にかかる脈診装置の実施例の説明では、
3本の可撓管をそれぞれ独立して用いたが、該3本の可
撓管を連通させて圧力を加えることにより、該3本の可
撓管に同等の圧力が加わり正確に脈波を得ることが可能
となる。
3本の可撓管をそれぞれ独立して用いたが、該3本の可
撓管を連通させて圧力を加えることにより、該3本の可
撓管に同等の圧力が加わり正確に脈波を得ることが可能
となる。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる脈診
装置によれば、可撓管を手指に巻付け装着することによ
り、正確に指の動脈から寸,関,尺の脈を検出すること
ができる。また、手指用のため小型化でき安価で制作及
び持ち運び,保存等が楽に行える。
装置によれば、可撓管を手指に巻付け装着することによ
り、正確に指の動脈から寸,関,尺の脈を検出すること
ができる。また、手指用のため小型化でき安価で制作及
び持ち運び,保存等が楽に行える。
上記検出された寸,関,尺の脈は、脈波の基本型と東
洋医学の陰陽五行の原理を活用することにより、自由に
応用解釈ができて臨床実験に適用することができる。
洋医学の陰陽五行の原理を活用することにより、自由に
応用解釈ができて臨床実験に適用することができる。
すなわち、急,緩,大,小,滑,渋の6種類を更に甚
大な時と若干弱い時を区別して12種類の基本型に区別
し、これに陰と陽即ち五臓と六腑(浮沈)を見分けて見
ると24種類になり、これを上記左,右の寸,関,尺の6
個部位を合わせて見ると144種類の基本型に分類するこ
とができる。
大な時と若干弱い時を区別して12種類の基本型に区別
し、これに陰と陽即ち五臓と六腑(浮沈)を見分けて見
ると24種類になり、これを上記左,右の寸,関,尺の6
個部位を合わせて見ると144種類の基本型に分類するこ
とができる。
なお、本発明によって脈診を行う場合、診断方法を無
数に開拓する余地があるということは勿論である。
数に開拓する余地があるということは勿論である。
本発明にかかる脈診装置は、3本の密閉されたゴム等
の可撓管を加布帯と共に手指に巻付け装着し圧力を加え
ることにより、腕の場合のように動脈を探しあて、該動
脈上に圧力センサを設置する等の面倒な作業が不要とな
り、簡単、且つ、正確に脈を計測することができる。ま
た、手指から脈を計測できるため、装置自体が小型化で
き、持ち運び、保存等を容易に行うことができる。
の可撓管を加布帯と共に手指に巻付け装着し圧力を加え
ることにより、腕の場合のように動脈を探しあて、該動
脈上に圧力センサを設置する等の面倒な作業が不要とな
り、簡単、且つ、正確に脈を計測することができる。ま
た、手指から脈を計測できるため、装置自体が小型化で
き、持ち運び、保存等を容易に行うことができる。
第1図は本発明にかかる脈診装置の一実施例の構成を示
す斜視図、第2図は実施例の脈診装置の使用状態を示す
斜視図、第3図は実施例の脈診装置の回路ブロック図、
第4図は実施例の脈診装置から計測される脈の波形図で
ある。 第5図は従来の脈診装置の使用状態を示す斜視図であ
る。 1……可撓管 2……止め具 3……圧電マイクロホン 4……圧力検出手段 5……加布帯 6……締結手段 7……エアバッグ 8……エアチューブ
す斜視図、第2図は実施例の脈診装置の使用状態を示す
斜視図、第3図は実施例の脈診装置の回路ブロック図、
第4図は実施例の脈診装置から計測される脈の波形図で
ある。 第5図は従来の脈診装置の使用状態を示す斜視図であ
る。 1……可撓管 2……止め具 3……圧電マイクロホン 4……圧力検出手段 5……加布帯 6……締結手段 7……エアバッグ 8……エアチューブ
Claims (1)
- 【請求項1】装着したときに指を略々一周するように形
成され、該指の長さ方向の末端側、中間、心臓側の脈を
計測する位置にそれぞれ配置される3つの密閉空間を有
し、これらの3つの密閉空間内にそれぞれ設けられて上
記各密閉空間内の圧力変化を測定する圧力センサを有す
る圧力検出手段と、 上記圧力検出手段の上記3つの密閉空間が組み込まれた
帯状部分を指に巻き付けて固定することで上記3つの密
閉空間を上記各計測位置に固定し、この状態で上記圧力
検出手段の外方より圧力を加えて血流を制御する血流制
御手段と を備えたことを特徴とする脈診装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1111769A JP2770410B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 脈診装置 |
EP90401136A EP0395519A1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-25 | Pulse-taking diagnostic apparatus |
KR1019900005958A KR900015682A (ko) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | 맥박 진단장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1111769A JP2770410B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 脈診装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02291839A JPH02291839A (ja) | 1990-12-03 |
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