JP2007275483A - 血圧計用カフ - Google Patents

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Abstract

【課題】上腕に対する装着作業が容易化した血圧計用カフを提供する。
【解決手段】血圧計用カフ150Aは、上腕210に装着した状態において上腕210に巻き付けられる巻き付け部と、巻き付け部から上腕210の延びる方向に向けて突出して設けられた仮保持用の突出舌片165とを含んでいる。突出舌片165は、血圧計用カフ150Aを上腕210に装着した状態において肘215側に向けて突出しており、血圧計用カフ150Aを装着するに際して肘215の内側において前腕220および上腕210によって保持可能に構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、血圧計を用いた血圧値の測定の際に上腕に巻き付けられる血圧計用カフに関する。
近年、高血圧を要因とする生活習慣病の早期発見や血圧管理のために血圧計が広く利用されている。通常、血圧値の測定に際しては、動脈を圧迫する流体袋を内包するカフを生体の体表面に巻き付け、巻き付けた流体袋を膨張・収縮させることによって動脈内に生じる動脈圧脈波の検出を行ない、これによって血圧値の測定が行なわれる。
ここで、カフとは、内腔を有する帯状の構造物であって生体の被測定部位(たとえば上腕や手首等)に巻き付けが可能なものを意味し、気体や液体等の流体を内腔に注入することによって上下肢の動脈圧測定に利用されるもののことを指す。したがって、カフは、流体袋とこの流体袋を生体に巻き付けるための巻付手段とを含めた概念を示す言葉であり、腕帯あるいはマンシェットと呼ばれることもある。
通常、上腕に装着されるカフには外装部材が設けられ、この外装部材の内部に流体袋としての空気袋が収容されるとともに、外装部材に上腕への巻き付け固定のための係止手段が設けられる。このようなカフの構成が開示された文献として、たとえば、実開平7−24304号公報(特許文献1)や特開昭62−213730号公報(特許文献2)、特開2004−159968号公報(特許文献3)等がある。なお、係止手段としては一般的に面ファスナが利用される。上腕の周長は被験者によって異なるため、面ファスナを利用すれば任意の位置で上腕に巻き回した外装部材の周方向の端部同士を係止することが可能になり、上腕への巻き付け固定後においてカフが上腕に隙間なく装着できるようになる。
上腕に巻き付けることが企図された血圧計用カフにおいては、上腕への巻き付け方向、すなわちカフを展開した状態でのカフの長手方向における空気袋の中央部分が上腕の皮下に位置する上腕大動脈の直上に位置するように、カフが上腕に対して位置決めされて巻き付け固定されることが好ましい。このように正しくカフが位置決めされて上腕に巻き付け固定された場合には、その厚み方向において最も膨張する部分である空気袋の長手方向の中央部分と上腕大動脈とが近接して配置されることになるため、上腕大動脈を効率よくかつ確実に空気袋で圧迫・阻血することが可能になる。したがって、高精度に血圧値を測定することが可能になる。
しかしながら、空気袋は外装部材の内部に収容されているため、上述のように空気袋の長手方向の中央部分を上腕の所定の位置に位置決めして巻き付ける作業は非常に困難である。そこで、この問題を解決するものとして、カフの外装部材の表面に位置決め用の目印が付されたものが知られている。当該カフにおいては、カフが巻き付けられる腕の中指の延長線上に当該目印が位置することとなるように、被験者によってカフが上腕に対して位置決めされて装着されることが企図されている。ここで、通常、上腕大動脈は上腕の体幹側(すなわち胸部側)に位置しているため、空気袋の長手方向の中央部分は、予め上記外装部材に設けられた目印から所定の距離を隔てて離間配置されている。
実開平7−24304号公報 特開昭62−213730号公報 特開2004−159968号公報
しかしながら、従来の血圧計用カフにあっては、装着の際にカフの巻き付け固定のために被験者がカフの一端を引っ張ると、カフが上腕上を回転してしまい、面ファスナによる係止の際にうまく力がカフに伝わらず係止が困難になり、その結果装着作業が煩雑になるという問題を有していた。そのため、装着に不慣れな被験者が使用した場合に、上腕への巻き付け固定後においてカフと上腕との間に隙間が生じ、正しい装着状態が得られないケースも生じてくる。このような状態で測定を行なった場合には、空気袋による上腕の均等な圧迫が実現できず、測定精度に悪影響を与えることとなってしまう。
また、上述のように位置決め用の目印を備えた血圧計用カフにおいても、カフを上腕に巻き付ける作業はやはり煩雑である。すなわち、被験者自らがカフを上腕に装着する場合において予め位置あわせをしてカフを上腕に取り付けようとしても、カフの巻き付け固定のために被験者がカフの一端を引っ張ると、カフはそれに伴って上腕上を回転することになり、位置ずれが生じてしまうことになる。そのため、巻き付け固定後において再度カフを上腕上において回転させて目印が所望の位置に配置されるように調整する作業が必要になり、装着作業自体が必ずしも容易化しているとは言えない。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、上腕に対する装着作業が容易化する血圧計用カフを提供することを目的とする。また、他の目的としては、外装部材に内包された空気袋が上腕に対して確実に位置決めされ得る血圧計用カフを提供することにある。
本発明に基づく血圧計用カフは、上腕を圧迫するための流体袋と、上記流体袋を内包する袋状の外装部材とを備え、上腕に巻き付けられて使用される帯状のものであって、血圧計用カフを上腕に装着した状態において上腕を取り囲むように巻き付けられる巻き付け部と、血圧計用カフを上腕に装着した状態において上記巻き付け部から上腕の延びる方向に向けて突出して設けられた仮保持用の突出部とを含んでいる。
このように構成することにより、カフの装着に際してカフが装着される腕側の所定の部位で仮保持用の突出部を仮保持することが可能になるため、血圧計用カフが回転することが防止され、装着作業の容易化が図られるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記突出部が弾性変形可能に構成された突出舌片からなることが好ましい。
このように突出部を弾性変形可能な突出舌片にて構成することにより、仮保持用の突出部の保持が容易化し、装着の際の血圧計用カフの回転がより確実に防止できるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記外装部材が、上記巻き付け部に対応する部分と上記突出舌片に対応する部分との境界部において区切られた2つの空間を内部に有していることが好ましい。その場合に、上記2つの空間のうち、上記巻き付け部に対応する部分に設けられた空間に上記流体袋が収容されていることが好ましく、また、上記突出舌片に対応する部分に設けられた空間に可撓性の弾性板が収容されていることが好ましい。
このように構成することにより、突出舌片を容易に可撓性の弾性板にて弾性変形可能に構成することができる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上記外装部材に内包されるとともに上記流体袋の外側に配置され、血圧計用カフを上腕に装着した状態において上腕に対して上記流体袋を付勢する湾曲弾性板をさらに備えていることが好ましい。その場合には、上記突出舌片が上記湾曲弾性板から連続して延びる部分を少なくとも一部に含んでいることが好ましい。
このように構成することにより、突出舌片を湾曲弾性板の一部にて容易に弾性変形可能に構成することができる。また、流体袋を上腕に付勢するための湾曲弾性板にて突出舌片の一部を構成することにより、別途弾性板を必要とせず、部品点数を削減することができる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、血圧計用カフを上腕に装着した状態において、上記突出部がカフが装着された腕の肘側に向かって突出していることが好ましく、その場合に、上記突出部が、カフを装着するに際してカフが装着される腕の肘の内側において前腕および上腕によって保持可能に構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、カフが装着される腕の肘の内側において前腕および上腕によって突出部が保持可能になるため、装着の際の血圧計用カフの回転が確実に防止できるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、血圧計用カフを上腕に装着した状態において、上記突出部がカフが装着された腕側の肩側に向かって突出していることが好ましく、その場合に、上記突出部が、カフを装着するに際してカフが装着される腕側の腋の下において上腕および体幹によって保持可能に構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、カフが装着される腕側の腋の下において上腕および体幹によって突出部が保持可能になるため、装着の際の血圧計用カフの回転が確実に防止できるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、血圧計用カフを上腕に装着した状態において、上記突出部がカフが装着された腕の肘側に向かって突出していることが好ましく、その場合に、上記突出部が、カフを装着するに際してカフが装着される腕の肘の外側を覆うように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、カフが装着される腕の肘を机等の台につくことにより、突出部を台に対して押し付け保持することが可能になるため、装着の際の血圧計用カフの回転が確実に防止できるようになる。
上記本発明に基づく血圧計用カフにあっては、上腕に装着する際の位置決め用の目印をさらに備えていることが好ましい。
このように構成することにより、カフの仮保持の際に目印を用いてカフを上腕に対して容易に位置決めすることが可能になる。また、位置決め後におけるカフの巻き付け固定の際にカフが上腕上において回転することもないため、正しい装着位置が維持されることになる。したがって、装着の際の位置決めの容易化が図られるとともに高精度の血圧値測定が可能になる。
本発明によれば、上腕に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。また、外装部材に内包された空気袋が上腕に対して確実に位置決めされ得る血圧計用カフとすることもできる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、左腕の上腕が被測定部位として採用されることが企図されたオシロメトリック式の上腕式血圧計に具備された血圧計用カフに本発明を適用した場合を例示して説明を行なう。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における血圧計の外観を示す斜視図である。まず、この図を参照して、本実施の形態における血圧計の外観構造について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における血圧計100は、装置本体110とカフ150Aとを主に備えている。装置本体110は、表示部114および操作部115を有している。表示部114は、血圧値の測定結果や脈拍数の測定結果等を数値やグラフなどを用いて視認可能に表示する。この表示部114としては、たとえば液晶パネル等が利用される。操作部115には、たとえば電源ボタンや測定開始ボタン等が配設されている。
カフ150Aは、被験者の左腕の上腕に巻き付けられることが企図されたものであり、帯状の外形を有している。カフ150Aは、上腕を圧迫するための流体袋としての空気袋151(図2、図4、図5および図8等参照)と、この空気袋151を上腕に巻き付けて固定するための外装部材としての袋状カバー体160とを有している。空気袋151は、袋状カバー体160の内部に設けられた空間に収容されている。なお、カフ150Aの詳細な構造については後述する。
カフ150Aと装置本体110とは、接続管としてのエア管140によって接続されている。エア管140は可撓性のチューブからなり、一端が後述する装置本体110に設けられた血圧測定用エア系コンポーネント131(図2参照)に接続され、他端が前述したカフ150Aの空気袋151に接続されている。
図2は、本実施の形態における血圧計の構成を示す機能ブロック図である。次に、この図を参照して、本実施の形態における血圧計の主要な機能ブロックの構成について説明する。
図2に示すように、血圧計100の装置本体110の内部には、カフ150Aに内包された空気袋151にエア管140を介して空気を供給または排出するための血圧測定用エア系コンポーネント131が設けられている。血圧測定用エア系コンポーネント131には、空気袋151内の圧力を検出する圧力検出手段である圧力センサ132と、空気袋151を膨縮させるための膨縮手段133であるポンプ134および弁135が含まれる。また、装置本体110の内部には、血圧測定用エア系コンポーネント131に関連して発振回路125、ポンプ駆動回路126および弁駆動回路127が設けられる。
さらに、装置本体110には、各部を集中的に制御および監視するためのCPU(Central Processing Unit)122と、CPU122に所定の動作をさせるプログラムや測定された血圧値などの各種情報を記憶するためのメモリ部123と、血圧測定結果を含む各種情報を表示するための表示部114と、測定のための各種指示を入力するために操作される操作部115と、CPU122および各機能ブロックに電力を供給するための電源部124とが設置される。CPU122は、血圧値を算出するための血圧値算出手段としても機能する。
圧力センサ132は、空気袋151内の圧力(以下、「カフ圧」という)を検出し、検出した圧力に応じた信号を発振回路125に出力する。ポンプ134は、空気袋151に空気を供給する。弁135は、空気袋151内の圧力を維持したり、空気袋151内の空気を排出したりする際に開閉する。発振回路125は、圧力センサ132の出力値に応じた発振周波数の信号をCPU122に出力する。ポンプ駆動回路126は、ポンプ134の駆動をCPU122から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路127は、弁135の開閉制御をCPU122から与えられる制御信号に基づいて行なう。
図3は、本実施の形態における血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。次に、この図を参照して、本実施の形態における血圧計における血圧測定処理の流れについて説明する。このフローチャートに従うプログラムは、図2において示したメモリ部123に予め記憶されており、CPU122がメモリ部123からこのプログラムを読出して実行することにより、血圧測定処理が実施される。
図3に示すように、被験者が血圧計100の操作部115の操作ボタンを操作して電源をオンにすると血圧計100の初期化がなされる(ステップS1)。次に、測定可能状態になると、CPU122はポンプ134の駆動を開始し、空気袋151のカフ圧を徐々に上昇させる(ステップS2)。カフ圧を徐々に加圧する過程において、カフ圧が血圧測定のために必要な所定のレベルにまで達すると、CPU122はポンプ134を停止し、次いで閉じていた弁135を徐々に開いて空気袋151の空気を徐々に排気し、カフ圧を徐々に減圧させ(ステップS3)、このカフ圧の微速減圧過程においてカフ圧の検出が行なわれる。
次に、CPU122は公知の手順で血圧値(最高血圧値、最低血圧値)を算出する(ステップS4)。具体的には、カフ圧が徐々に減圧する過程において、CPU122は発振回路125から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、抽出された脈波情報により血圧値を算出する。ステップS4において血圧値が算出されると、算出された血圧値を表示部114に表示する(ステップS5)。なお、以上において説明した測定方式は、空気袋の減圧時に脈波を検出して血圧値を算出するいわゆる減圧測定方式に基づいたものであるが、空気袋の加圧時に脈波を検出して血圧値を算出するいわゆる加圧測定方式を採用することも当然に可能である。
図4は、本実施の形態における血圧計用カフを展開させた状態を示す図であり、図5は、図4中に示すV−V線に沿った血圧計用カフの断面図である。以下においては、これらの図を参照して、本実施の形態における血圧計用カフの構造について詳細に説明する。
図4および図5に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Aは、エア管140に接続された空気袋151と、この空気袋151を内包する外装部材としての袋状カバー体160とを有している。図4に示すように、カフ150Aを展開した状態においては、空気袋151は略矩形状の外形を有しており、袋状カバー体160は空気袋151を内包する略矩形状の帯状の外形を有している。
カフ150Aは、上腕に巻き付けられた状態において上腕を取り巻いて覆うこととなる巻き付け部161と、この巻き付け部161から突出して設けられた突出部としての突出舌片165とを備えている。巻き付け部161は、カフ150Aのうちの空気袋151が収容される帯状の部分であり、カフ150Aを装着した状態において上腕への巻き付けに寄与する部分である。突出舌片165は、カフ150Aが上腕に巻き付けられた状態において、上腕の延びる方向(すなわち、カフの幅方向)のうち、カフ150Aが左腕に装着された状態において、左腕の肘側に向かって巻き付け部161から突出するように設けられている。突出舌片165は、カフ150Aを上腕に装着する際に、当該カフ150Aが装着される左腕の肘の内側において前腕および上腕によって仮保持されるための部位である。
図5に示すように、空気袋151は、好適には樹脂シートを用いて形成された袋状の部材からなる。空気袋151は、カフ150Aを上腕に巻き付けた状態において上腕である生体側に位置することとなるシート部材152と、カフ150Aを上腕に巻き付けた状態においてシート部材152の外側に位置することとなるシート部材153とを重ね合わせ、その周縁を溶着することにより袋状に形成されており、内部に膨縮空間154を有している。膨縮空間154は、上述のエア管140に接続されている。
空気袋151を構成する樹脂シートの材質としては、伸縮性に富んでおり溶着後において膨縮空間154からの漏気がないものであればどのようなものでも利用可能である。このような観点から、樹脂シートの好適な材質としては、エチレン−酢酸ビニール共重合体(EVA)、軟質塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、ポリアミド(PA)、生ゴム等が挙げられる。
図5に示すように、袋状カバー体160は、上腕への装着状態において上腕である生体側に位置することとなる内側カバー部材162と、上腕への装着状態において空気袋151を挟んで上腕側とは反対側に位置することとなる外側カバー部材163とによって構成されており、これら内側カバー部材162と外側カバー部材163とを重ね合わせてその周縁を結合することによって袋状に形成されている。
袋状カバー体160は、好適にはポリアミド(PA)、ポリエステル等の合成繊維からなる布地によって形成され、内側カバー部材162と外側カバー部材163との結合には、溶着や縫合等が利用される。なお、袋状カバー体160の内側カバー部材162は、好適には伸縮性に優れた部材にて構成され、袋状カバー体160の外側カバー部材163は、好適には内側カバー部材162よりも伸縮性に乏しい部材にて構成される。
図4に示すように、袋状カバー体160の長手方向の一方の端部には、リング168が取り付けられている。リング168は、血圧計用カフ150Aの上腕への巻き付け固定の際に補助具として機能するものであり、袋状カバー体160の他方の端部がこのリング168に挿入されて折り返されることにより、血圧計用カフ150Aの上腕への巻き付けが行なわれる。
また、袋状カバー体160のリング168が取り付けられた端部とは反対側に位置する端部近傍の外周面には、面ファスナ164が設けられている。面ファスナ164は、カフ150Aを上腕に装着した状態において、袋状カバー体160の外周面の所定の位置に係止される。すなわち、面ファスナ164は、カフ150Aを上腕に巻き付け固定するための係止手段に相当する。
さらに、袋状カバー体160の長手方向の所定位置には、袋状カバー体160の幅方向と対応する方向に延びる目印167が設けられている。この目印167は、カフ150Aを上腕に装着する際の位置決めに利用されるものであり、袋状カバー体160に内包される空気袋151の長手方向の中央部分を幅方向に横切る中心線158に対して所定方向に所定のオフセット量Yだけ離して離間配置されている。
図4に示すように、袋状カバー体160の周縁には、内側カバー部材162と外側カバー部材163とを結合することによって形成された結合部166aが全周囲にわたって位置している。ここで、結合部166aは、その一部が突出舌片165の外縁に沿って設けられている。また、袋状カバー体160の巻き付け部161と突出舌片165との境界部には、内側カバー部材162と外側カバー部材163とを結合することによって形成された結合部166cが位置している。さらに、袋状カバー体160の巻き付け部161の長手方向の所定位置には、袋状カバー体160の幅方向(すなわち、長手方向と直交する方向)に延びる結合部166bが設けられている。
図4および図5に示すように、上述の結合部166a〜166cを設けることによって形成された袋状カバー体160の内部の3つの空間のうち、突出舌片165に対応する部分に形成された空間には、弾性板171が収容されている。また、巻き付け部161に対応する部分に形成された残る2つの空間のうち、リング168が位置する側の空間には、空気袋151が収容されている。
突出舌片165に対応する部分に形成された空間に収容される弾性板171の材質としては、適度な可撓性を有するように好適にはポリプロピレン(PP)等が利用される。弾性板171の形状としては、カフ150Aを上腕に装着するに際して肘側に位置する上腕の付け根にフィットするように、その主面が所定方向に湾曲した形状とされることが好ましい。
図6は、本実施の形態における血圧計用カフを左腕の上腕に対して位置決めする際の概念図であり、図7および図8は、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための図である。なお、図8は、上腕の延伸方向において破断面を末梢側から中枢側に向けて見た場合の図である。以下においては、これらの図を参照して、本実施の形態における血圧計用カフを上腕に装着する作業について詳細に説明する。
図6に示すように、上記構成の血圧計用カフ150Aを左腕200の上腕210に装着するに際しては、肘を曲げることなく左腕200を伸ばし、左手230の中指231の延長線X上に目印167が位置するように、袋状カバー体160に設けられた目印167を視認しつつカフ150Aの上腕210に対する装着位置を調整する。そして、図7に示すように、上記目印167が中指231の延長線X上に位置した状態を保ちつつ、左腕200の肘215を折り曲げて前腕220と上腕210とによってカフ150Aの突出舌片165を挟み込んで仮保持する。
つづいて、肘215の内側によって突出舌片165を仮保持した状態を維持しつつ、図8に示すように、リング168に通されて折り返された袋状カバー体160の端部を図中矢印A方向に向けて引っ張り、袋状カバー体160が上腕210に巻き付けられた状態を維持して、面ファスナ164を上腕210に巻き付けられた袋状カバー体160の外周面に係止させる。以上により、上腕210に対するカフ150Aの巻き付け固定が完了する。巻き付け固定後においては、折り曲げていた肘215を伸ばして突出舌片165の仮保持を解除してよい。
上述のように、本実施の形態における血圧計用カフ150Aにあっては、装着に際して巻き付け部161から突出するように設けられた突出舌片165が肘215の内側において肘215を折り曲げることにより仮保持可能である。したがって、カフ150Aの巻き付けのためにカフ150Aの一端を引っ張っても、上腕210上においてカフ150Aが上腕210の周方向に回転することが防止されるようになる。すなわち、図8に示すように、カフ150Aの一端を引っ張ることによって生じるカフ150Aの巻き付け部161の図中矢印B方向への回転が上述の仮保持によって制限される。したがって、巻き付けのための力がカフ150Aにうまく伝わることになり、カフ150Aの巻き付け固定作業が容易化する。その結果、上腕210に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。
また、本実施の形態における血圧計用カフ150Aにあっては、目印167を使って予め上腕210に対して位置決めしたカフ150Aの位置合わせが巻き付け作業中においても維持されることになる。そのため、巻き付け後においてカフ150Aは、上腕210に対して当初位置決めした状態のまま固定されることになる。ここで、空気袋151の中心線158に対する上記目印167のオフセット量Yを、経験的に得られる上腕210の中心軸から上腕大動脈212までの距離に基づいた所定の値としておくことにより、図8に示すように、上記装着状態において空気袋151の長手方向の中央部分が上腕大動脈212の直上に位置することになる。したがって、厚み方向において最も膨張する部分である空気袋151の長手方向の中央部分と上腕大動脈212とが近接して配置されることになり、上腕大動脈212が空気袋151の中央部分と上腕骨211によって挟み込まれることになる。その結果、測定時において上腕大動脈212が効率よくかつ確実に空気袋151によって圧迫・阻血されることになり、高精度に血圧値を測定することが可能になる。
なお、本実施の形態にける血圧計用カフ150Aにあっては、突出舌片165が肘215の内側によって仮保持し易い形状に形成されていることが好ましい。そのため、突出舌片165の外形寸法は、好適には図4に示す長手方向の大きさL1が10cm±5cmの範囲となるように、かつ図4に示す幅方向における大きさD1が3cm±1.5cmの範囲となるように調整される。なお、血圧計用カフ150Aの巻き付け部161の外形寸法は、好適にはその長手方向における全長が46cm±20cmの範囲に形成され、その幅方向における全幅(突出舌片165が形成された部分を除く)が14cm±5cmの範囲に形成される。上記寸法の範囲内であれば、男性、女性、成人、高齢者等の別を問わず、カフ150Aの装着の際の突出舌片165の肘215の内側による仮保持が可能になる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2における血圧計用カフの外観を示す斜視図であり、図10は、幅方向の断面図である。また、図11および図12は、本実施の形態における血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を示す図である。なお、図12は、上腕の延伸方向において破断面を末梢側から中枢側に向けて見た場合の図である。図9ないし図12においては、上述の実施の形態1における血圧計用カフと同様の部分について同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図9に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Bは、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aと同様に、上腕に巻き付けられた状態において上腕を取り巻いて覆うこととなる巻き付け部161と、この巻き付け部161から突出して設けられた突出舌片165とを備えている。突出舌片165は、カフ150Bが上腕に巻き付けられた状態において、上腕の延びる方向(すなわち、カフの幅方向)のうち、カフ150Bが左腕に装着された状態において、左腕の肘側に向かって巻き付け部161から突出するように設けられている。突出舌片165は、カフ150Bを上腕に装着する際に、当該カフ150Bが装着される左腕の肘の内側において前腕および上腕によって仮保持されるための部位である。
図9および図10に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Bは、空気袋151および袋状カバー体160に加え、湾曲弾性板としてのカーラ172を備えている。カーラ172は、袋状カバー体160に内包されるとともに空気袋151の外側に配置されている。
カーラ172は、上腕にフィットするように円筒形状に形成されており、環状に巻き回されることによって径方向に弾性変形可能に構成された可撓性の部材からなる。カーラ172は、空気袋151の外周面に図示しない両面テープ等の接着手段によって接着・固定されており、自身の環状形態を維持することによって上腕に沿うように構成されている。このカーラ172は、被験者自身によってカフ150Bを上腕に装着し易くするためのものであるとともに、カフ150Bの上腕への装着状態において空気袋151を上腕側に向けて付勢する。このカーラ172は、十分な弾性力を発現するように、たとえばポリプロピレン(PP)等の樹脂部材にて形成される。
カーラ172は、カフ150Bの巻き付け部161に対応する部分からその幅方向に向かって突出する立設部173を有している。この立設部173は、カーラ172に一体的に設けられており、上述の突出舌片165の内部の空間に収容されて突出舌片165の一部を構成している。なお、立設部173の形状としては、カフ150Bを上腕に装着するに際して肘側に位置する上腕の付け根にフィットするように、その主面が所定方向に湾曲した形状とされることが好ましい。
また、本実施の形態における血圧計用カフ150Bにあっては、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aと異なり、巻き付け作業の際の補助具となるリング168が設けられていない。そのため、カフ150Bの長手方向の一方端は折り返されることなく上腕に巻き付けられる。したがって、面ファスナ164は、巻き付け後において内側に位置することとなるカフ150Bの一方端近傍の外周面に設けられている。
上記構成の血圧計用カフ150Bを左腕の上腕に装着するに際しては、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aの場合と同様に、肘を曲げることなく左腕を伸ばし、左手の中指の延長線上にカフ150Bの袋状カバー体160の外周面に設けられた目印167が位置するように、カフ150Bの上腕に対する装着位置を調整する。ここで、本実施の形態における血圧計用カフ150Bにあっては、袋状カバー体160の内部にカーラ172が収容されているため、カーラ172の有する環状形態によって上腕へのカフ150Bの取り付けが容易となっている。そして、図11に示すように、上記目印167が左手230の中指の延長線上に位置した状態を保ちつつ、左腕200の肘215を折り曲げて前腕220と上腕210とによってカフ150Bの突出舌片165を挟み込んで仮保持する。
つづいて、肘215の内側によって突出舌片165を仮保持した状態を維持しつつ、図12に示すように、袋状カバー体160の一方の端部を図中矢印C方向に向けて引っ張り、袋状カバー体160が上腕210に締め付けられた状態として面ファスナ164を上腕210に巻き付けられた袋状カバー体160の内周面に係止させる。以上により、上腕210に対するカフ150Bの巻き付け固定が完了する。巻き付け固定後においては、折り曲げていた肘215を伸ばして突出舌片165の仮保持を解除してよい。
本実施の形態の如くの血圧計用カフ150Bとした場合にも、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aとした場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、装着に際して巻き付け部161から突出するように設けられた突出舌片165を肘の内側において肘を折り曲げることによって仮保持することにより、上腕210上においてカフ150Bが図12中の矢印D方向に回転することが防止され、カフ150Bの巻き付け固定作業が容易化する。その結果、上腕210に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。また、予め上腕210に対して位置決めしたカフ150Bの位置合わせが巻き付け作業後においても維持されることになるため、測定時において上腕大動脈212が効率よくかつ確実に空気袋151によって圧迫・阻血されることになり、高精度に血圧値を測定することが可能になる。
さらには、本実施の形態における血圧計用カフ150Bにおいては、突出舌片165の一部をカーラ172の立設部173によって構成しているため、突出舌片165を容易に弾性変形可能に構成することができる。したがって、別途弾性板を必要とせず、部品点数を削減することができる。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3における血圧計用カフを展開させた状態を示す図である。また、図14は、本実施の形態における血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための図である。なお、本実施の形態における血圧計用カフは、上述の実施の形態1における血圧計用カフと近似の構成を有しているため、上述の実施の形態1における血圧計用カフと同様の部分について図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図13に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Cは、上腕に巻き付けられた状態において上腕を取り巻いて覆うこととなる巻き付け部161と、この巻き付け部161から突出して設けられた突出舌片165とを備えている。突出舌片165は、カフ150Cが上腕に巻き付けられた状態において、上腕の延びる方向(すなわち、カフの幅方向)のうち、カフ150Cが左腕に装着された状態において、左腕側の肩側に向かって巻き付け部161から突出するように設けられている。突出舌片165は、カフ150Cを上腕に装着する際に、当該カフ150Cが装着される左腕側の腋の下において上腕210および体幹240によって仮保持されるための部位である。
図13に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Cにおいても、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aと同様に、袋状カバー体160に結合部166a〜166cが設けられている。これら結合部166a〜166cを設けることによって形成された袋状カバー体160の内部の3つの空間のうち、突出舌片165に対応する部分に形成された空間には、弾性板171が収容されている。また、巻き付け部161に対応する部分に形成された残る2つの空間のうち、リング168が位置する側の空間には、空気袋151が収容されている。突出舌片165に対応する部分に形成された空間に収容される弾性板171としては、適度な可撓性を有するように好適にはポリプロピレン(PP)等の材質からなるものが選択され、その形状は、カフ150Cを上腕に装着するに際して肩側に位置する上腕の付け根にフィットするように、その主面が所定方向に湾曲した形状とされることが好ましい。
上記構成の血圧計用カフ150Cを左腕の上腕に装着するに際しては、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aの場合と同様に、肘を曲げることなく左腕を伸ばし、左手の中指の延長線上にカフ150Cの袋状カバー体160の外周面に設けられた目印167が位置するように、カフ150Cの上腕に対する装着位置を調整する。そして、図13に示すように、上記目印167が中指231の延長線上に位置した状態を保ちつつ、左腕200側の腋の下において上腕210と体幹240とによってカフ150Cの突出舌片165を挟み込んで仮保持する。
つづいて、腋の下によって突出舌片165を仮保持した状態を維持しつつ、袋状カバー体160の一方の端部近傍に設けられた面ファスナ164を上腕210に巻き付けられた袋状カバー体160の外周面に係止させる。以上により、上腕210に対するカフ150Cの巻き付け固定が完了する。巻き付け固定後においては、腋の下による突出舌片165の仮保持を解除してよい。
本実施の形態の如くの血圧計用カフ150Cとした場合にも、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aとした場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、装着に際して腋の下を閉じることにより、巻き付け部161から突出するように設けられた突出舌片165を腋の下において上腕210と体幹240とで仮保持することができ、その結果、上腕210上においてカフ150Cが上腕210の周方向に回転することが防止され、カフ150Cの巻き付け固定作業が容易化する。その結果、上腕210に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。また、予め上腕210に対して位置決めしたカフ150Cの位置合わせが巻き付け作業後においても維持されることになるため、測定時において上腕大動脈212が効率よくかつ確実に空気袋151によって圧迫・阻血されることになり、高精度に血圧値を測定することが可能になる。
なお、本実施の形態にける血圧計用カフ150Cにあっては、突出舌片165が腋の下によって仮保持し易い形状に形成されていることが好ましい。そのため、突出舌片165の外形寸法は、好適には図13に示す長手方向の大きさL2が20cm±10cmの範囲となるように、かつ図13に示す幅方向における大きさD2が3cm±1.5cmの範囲となるように調整される。
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4における血圧計用カフの外観を示す斜視図である。また、図16は、本実施の形態における血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の図である。なお、本実施の形態における血圧計用カフは、上述の実施の形態1における血圧計用カフと近似の構成を有しているため、上述の実施の形態1における血圧計用カフと同様の部分について図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図15に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Dは、上腕に巻き付けられた状態において上腕を取り巻いて覆うこととなる巻き付け部161と、この巻き付け部161から突出して設けられた突出舌片165とを備えている。突出舌片165は、カフ150Dが上腕に巻き付けられた状態において、上腕の延びる方向(すなわち、カフの幅方向)のうち、カフ150Dが左腕に装着された状態において、左腕の肘側に向かって巻き付け部161から突出するように設けられている。ここで、本実施の形態における血圧計用カフ150Dにあっては、突出舌片165が、カフ150Dを装着するに際してカフ150Dが装着される左腕の肘の外側を覆うように構成されている。
突出舌片165は、血圧計用カフ150Dを上腕に装着する際に、当該カフ150Dが装着される左腕の肘によって机等の台に向けて押し付けられる部位であり、突出舌片165に対応する部分の袋状カバー体160の内部の空間には、好適には弾性板が収容される。突出舌片165に対応する部分の袋状カバー体160の内部の空間に収容される弾性板としては、適度な可撓性を有するように好適にはポリプロピレン(PP)等の材質からなるものが選択される。
上記構成の血圧計用カフ150Dを左腕の上腕に装着するに際しては、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aの場合と同様に、肘を曲げることなく左腕を伸ばし、左手の中指の延長線上にカフ150Dの袋状カバー体160の外周面に設けられた目印167が位置するように、カフ150Dの上腕に対する装着位置を調整する。そして、図16に示すように、上記目印167が中指の延長線上に位置した状態を保ちつつ、左腕200の肘215をカフ150Dの突出舌片165を介して机等の台300に対して押し付け、肘215と机等の台300とによってカフ150Dの突出舌片165を挟み込んで仮保持する。
つづいて、肘215によって突出舌片165を机等の台300に押し付けた状態を維持しつつ、袋状カバー体160の一方の端部近傍に設けられた面ファスナ164を上腕210に巻き付けられた袋状カバー体160の外周面に係止させる。以上により、上腕210に対するカフ150Dの巻き付け固定が完了する。巻き付け固定後においては、肘215による突出舌片165の机等の台300に対する押し付けを解除してもよい。
本実施の形態の如くの血圧計用カフ150Dとした場合にも、上述の実施の形態1における血圧計用カフ150Aとした場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、装着に際して巻き付け部161から突出するように設けられた突出舌片165を肘215で机等の台300に対して押し付けることにより、上腕210上においてカフ150Dが上腕210の周方向に回転することが防止され、カフ150Dの巻き付け固定作業が容易化する。その結果、上腕210に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。また、予め上腕210に対して位置決めしたカフ150Dの位置合わせが巻き付け作業後においても維持されることになるため、測定時において上腕大動脈212が効率よくかつ確実に空気袋151によって圧迫・阻血されることになり、高精度に血圧値を測定することが可能になる。
なお、本実施の形態にける血圧計用カフ150Dにあっては、突出舌片165が肘215によって机等の台300に押し付け易い形状に形成されていることが好ましい。そのため、突出舌片165の外形寸法は、好適には図15に示す長手方向の大きさL3が10cm±5cmの範囲となるように、かつ図15に示す幅方向における大きさD3が15cm±5cmの範囲となるように調整される。また、袋状カバー体160における突出舌片165の形成位置は、突出舌片165の中心位置が袋状カバー体160の面ファスナ164が設けられた側の端部から30cm±10cmの範囲に含まれるように調整されることが好ましい。
また、本実施の形態における血圧計用カフ150Dにおいては、巻き付け部161に対して突出舌片165が回動可能もしくは折り曲げ可能に構成されていることが好ましい。突出舌片165を巻き付け部161に対して回動可能に構成するためには、好適にはヒンジが適用される。また、突出舌片165を巻き付け部161に対して折り曲げ可能に構成するためには、突出舌片165と巻き付け部161との境界部を他の部位に比して柔軟に構成したり薄く構成したりすることが考えられる。
(実施の形態5)
図17は、本発明の実施の形態5における血圧計用カフの外観を示す斜視図である。また、図18および図19は、本実施の形態における血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための図である。なお、図19は、上腕の延伸方向において破断面を末梢側から中枢側に向けて見た場合の図である。本実施の形態における血圧計用カフは、上述の実施の形態2における血圧計用カフと近似の構成を有しているため、上述の実施の形態2における血圧計用カフと同様の部分について図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図17に示すように、本実施の形態における血圧計用カフ150Eは、上述の実施の形態2における血圧計用カフ150Bと近似の構成を有しており、突出舌片165に代えて一対のアーム部174およびグリップ部175からなる保持具を有している。一対のアーム部174のそれぞれは、袋状カバー体160の内部に収容されたカーラ172に固定され、それぞれ袋状カバー体160の巻き付け部161から上腕の延びる方向に向けて突出して設けられている。グリップ部175は、一対のアーム部174の先端に固定されている。アーム部174は、可撓性を実質的に有しない剛体にて構成されることが好ましく、金属製のものや硬質プラスチック製のもの等が好適である。
上記構成の血圧計用カフ150Eを左腕の上腕に装着するに際しては、図18に示すように、カフ150Eの巻き付け部161内に上腕210を挿入し、左手230によってグリップ部175を把持する。つづいて、図19に示すように、左手230によってグリップ部175を把持した状態を維持しつつ、袋状カバー体160の一方の端部を図中矢印C方向に向けて引っ張り、袋状カバー体160の一方の端部近傍に設けられた面ファスナ164を上腕210に巻き付けられた袋状カバー体160の内周面に係止させる。以上により、上腕210に対するカフ150Eの巻き付け固定が完了する。巻き付け固定後においては、左手230によるグリップ部175の把持を解除してもよい。
本実施の形態の如くの血圧計用カフ150Eとした場合にも、上述の実施の形態2における血圧計用カフ150Bとした場合と同様の効果を得ることができる。すなわち、装着に際して巻き付け部161から突出するように設けられた保持具のグリップ部175を把持することにより、上腕210上においてカフ150Eが図19中の矢印D方向に回転することが防止され、カフ150Eの巻き付け固定作業が容易化する。その結果、上腕210に対する装着作業が容易化した血圧計用カフとすることができる。また、目印を特に設けずとも保持具と空気袋151との相対的な位置決めを予め行なっておくことにより、図18に示す把持状態において必ず空気袋151の長手方向の中央部分と上腕大動脈212との位置あわせが実施されるようになる。したがって、測定時において上腕大動脈212が効率よくかつ確実に空気袋151によって圧迫・阻血されることになり、高精度に血圧値を測定することが可能になる。なお、被験者により上腕210から左手230までの距離は異なるため、アーム部174の長さを可変調節可能に構成すればさらに使い勝手のよい血圧計用カフとすることができる。
上述の実施の形態1ないし4においては、位置決め用の目印が設けられた血圧計用カフを例示して説明を行なったが、位置決め用の目印が特に設けられない血圧計用カフに本発明を適用することも当然に可能であり、その場合にもカフに仮保持用の突出部を設けることにより、装着の際の巻き付け作業がより容易に行なえるようになる。
また、上述の実施の形態1ないし5においては、仮保持用の突出部が舌片形状であるものを例示して説明を行なったが、突出部の形状はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
また、上述の実施の形態1ないし5においては、左腕の上腕に装着されることが企図された血圧計用カフを例示して説明を行なったが、右手の上腕に装着されることが企図された血圧計用カフに本発明を適用することも可能である。
さらに、上述の実施の形態1ないし5においては、オシロメトリック式の血圧計のカフに本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、当然にコロトコフ式の血圧計のカフに本発明を適用することも可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の実施の形態1における血圧計の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における血圧計用カフを展開させた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1における血圧計用カフの図4中に示すV−V線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態1における血圧計用カフを左腕の上腕に対して位置決めする際の概念図である。 本発明の実施の形態1における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態1における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2における血圧計用カフの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における血圧計用カフの幅方向の断面図である。 本発明の実施の形態2における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態2における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態3における血圧計用カフを展開させた状態を示す図である。 本発明の実施の形態3における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態4における血圧計用カフの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態5における血圧計用カフの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態5における血圧計用カフにおいて、位置決め後に血圧計用カフを左腕の上腕に巻き付け固定する際の巻き付け動作を説明するための断面図である。
符号の説明
100 血圧計、110 装置本体、114 表示部、115 操作部、122 CPU、123 メモリ部、124 電源部、125 発振回路、126 ポンプ駆動回路、127 弁駆動回路、131 血圧測定用エア系コンポーネント、132 圧力センサ、133 膨縮手段、134 ポンプ、135 弁、140 エア管、150A〜150E 血圧計用カフ、151 空気袋、152,153 シート部材、154 膨縮空間、158 中心線、160 袋状カバー体、161 巻き付け部、162 内側カバー部材、163 外側カバー部材、164 面ファスナ、165 突出舌片、166a〜166c 結合部、167 目印、168 リング、171 弾性板、172 カーラ、173 立設部、174 アーム部、175 グリップ部、200 左腕、210 上腕、211 上腕骨、212 上腕大動脈、215 肘、220 前腕、230 左手、231 中指、240 体幹、300 台。

Claims (8)

  1. 上腕を圧迫するための流体袋と、前記流体袋を内包する袋状の外装部材とを備え、上腕に巻き付けられて使用される帯状の血圧計用カフであって、
    当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において上腕を取り囲むように巻き付けられる巻き付け部と、
    当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において前記巻き付け部から上腕の延びる方向に向けて突出して設けられた仮保持用の突出部とを含む、血圧計用カフ。
  2. 前記突出部は、弾性変形可能に構成された突出舌片からなる、請求項1に記載の血圧計用カフ。
  3. 前記外装部材は、前記巻き付け部に対応する部分と前記突出舌片に対応する部分との境界部において区切られた2つの空間を内部に有し、
    前記2つの空間のうち、前記巻き付け部に対応する部分に設けられた空間に前記流体袋が収容され、前記突出舌片に対応する部分に設けられた空間に可撓性の弾性板が収容されている、請求項2に記載の血圧計用カフ。
  4. 前記外装部材に内包されるとともに前記流体袋の外側に配置され、当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において上腕に対して前記流体袋を付勢する湾曲弾性板をさらに備え、
    前記突出舌片が、前記湾曲弾性板から連続して延びる部分を少なくとも一部に含んでいる、請求項2に記載の血圧計用カフ。
  5. 前記突出部は、当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において当該血圧計用カフが装着された腕の肘側に向かって突出しており、
    当該血圧計用カフを装着するに際して、当該血圧計用カフが装着される腕の肘の内側において前腕および上腕によって前記突出部が保持可能に構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の血圧計用カフ。
  6. 前記突出部は、当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において当該血圧計用カフが装着された腕側の肩側に向かって突出しており、
    当該血圧計用カフを装着するに際して、当該血圧計用カフが装着される腕側の腋の下において上腕および体幹によって前記突出部が保持可能に構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の血圧計用カフ。
  7. 前記突出部は、当該血圧計用カフを上腕に装着した状態において当該血圧計用カフが装着された腕の肘側に向かって突出しており、
    当該血圧計用カフを装着するに際して、当該血圧計用カフが装着される腕の肘の外側を覆うように前記突出部が構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の血圧計用カフ。
  8. 上腕に装着する際の位置決め用の目印をさらに備えた、請求項1から7のいずれかに記載の血圧計用カフ。
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