JP2669858B2 - 手首用血圧計 - Google Patents
手首用血圧計Info
- Publication number
- JP2669858B2 JP2669858B2 JP63185860A JP18586088A JP2669858B2 JP 2669858 B2 JP2669858 B2 JP 2669858B2 JP 63185860 A JP63185860 A JP 63185860A JP 18586088 A JP18586088 A JP 18586088A JP 2669858 B2 JP2669858 B2 JP 2669858B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrist
- clip plate
- blood pressure
- cuff band
- sphygmomanometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
本発明は手首に装着される手首用血圧計に関する。
血圧計は一般に上腕にカフ帯を装着して血圧の測定を
行なうのであるが、血圧の測定をオシロメトリック法で
行なう血圧計が実用に供されるに従い、手首で血圧測定
を行えるようにしたものが登場している。 第４図にこの手首用血圧計のカフ帯１を示す。空気袋
11とこれを包み込む内布12及び外布13とからなるカフ帯
１は、面状ファスナー14によって手首に巻かれ、空気袋
11に空気を供給してこれを膨張させることにより、手首
内を通っている動脈41,42を圧迫する。
行なうのであるが、血圧の測定をオシロメトリック法で
行なう血圧計が実用に供されるに従い、手首で血圧測定
を行えるようにしたものが登場している。 第４図にこの手首用血圧計のカフ帯１を示す。空気袋
11とこれを包み込む内布12及び外布13とからなるカフ帯
１は、面状ファスナー14によって手首に巻かれ、空気袋
11に空気を供給してこれを膨張させることにより、手首
内を通っている動脈41,42を圧迫する。
ところで、手首の内部には２本の動脈41,42の他に、
２本の骨43,44が通っており、両動脈41,42は並んでいる
２本の骨43,44の片側にあるために、カフ帯１の巻き付
けが少しずれてしまうと、第５図に示すように、骨43,4
4のために動脈41,42が適切に圧迫されず、正確な血圧測
定ができなくなってしまう。しかるに手首は容易に回転
したりねじれたりするところであるために、カフ帯１が
ずれて第５図に示す状態になってしまうことがしばしば
生ずる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであって、
その目的とするところはカフ帯の手首への装着を正確に
行なうことができる手首用血圧計を提供するにある。
２本の骨43,44が通っており、両動脈41,42は並んでいる
２本の骨43,44の片側にあるために、カフ帯１の巻き付
けが少しずれてしまうと、第５図に示すように、骨43,4
4のために動脈41,42が適切に圧迫されず、正確な血圧測
定ができなくなってしまう。しかるに手首は容易に回転
したりねじれたりするところであるために、カフ帯１が
ずれて第５図に示す状態になってしまうことがしばしば
生ずる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであって、
その目的とするところはカフ帯の手首への装着を正確に
行なうことができる手首用血圧計を提供するにある。
しかして本発明に係る手首用血圧計は、少なくとも手
首の拍動部側の半周に合致した形状となっているととも
に弾性を有しているクリップ板を内蔵したカフ帯と、上
記クリップ板に形成されたマウント部に取り付けられた
血圧計本体とからなる血圧計であって、血圧計本体はク
リップ板における手首の掌側の対応部と平行とされてい
ることに特徴を有している。 ＜作用＞ 本発明によれば血圧計本体が掌側にくるようにカフ帯
を装着すれば、クリップ板が手首形状に合致して手首に
対してカフ帯が正確に装着された状態となるとともにこ
の状態がクリップ板によって保持されるものであり、ず
れた状態で手首に装着すれば、血圧計本体が掌側に位置
しなくなる上に、クリップ板が手首と合致せずに違和感
を与えるものである。 ＜実施例＞ 以下本発明を図示の実施例に基づいて説明すると、こ
の血圧計は図からも明かなように、手首に巻き付けられ
るカフ帯１と、このカフ帯１に直接取り付けられた血圧
計本体２とからなるもので、カフ帯１は第２図に示すよ
うに、空気袋11とこれを包む内布12及び外布13の他に、
外布13内面と空気袋11外面との間にいれられたクリップ
板15とから構成され、面状ファスナー14によって手首に
巻き付け固定される。 ここにおけるクリップ板15は、弾性を有する合成樹脂
板で形成されたもので、その断面形状が手首の掌側の半
周に合わせた形状、つまりは楕円を長軸で切った形状と
なっており、外周面側からは外布13を貫通して外部に突
出する突部としてのマウント部16を一体に備えている。 一方、表面に血圧値表示部21や操作スイッチ22,23が
設けられている血圧計本体２は、上記マウント部16に連
結されることでその表面とクリップ板15の長軸方向とが
平行となるようにカフ帯１に取り付けられたもので、ク
リップ板15の中央に形成された孔を通じて空気袋11に接
続される圧力センサーや空気ポンプ（図示せず）等を内
蔵している。 しかしてこの血圧計では、クリップ板15の弾性を利用
して手首にはめつけたならば、この状態がクリップ板15
で保持されて仮止めされるものであり、この状態を面状
ファスナー14によって固定する。このように手首に取り
付けた後、手首とクリップ板15とが合致した状態となる
上に、血圧計本体２の表面が掌側を向くために、違和感
のない状態となるものであり、空気袋11を膨張させた時
にも、動脈41,42を確実に圧迫して、正確な血圧測定を
行なうことができる。 そして、手首に対してずれた状態で装着しようとした
時には、第３図に示すように、クリップ板15と手首形状
とが合致せず、これ故に違和感を伴ったものとなって、
装着が的確になされていないことを使用者は明確に認識
することができる。
首の拍動部側の半周に合致した形状となっているととも
に弾性を有しているクリップ板を内蔵したカフ帯と、上
記クリップ板に形成されたマウント部に取り付けられた
血圧計本体とからなる血圧計であって、血圧計本体はク
リップ板における手首の掌側の対応部と平行とされてい
ることに特徴を有している。 ＜作用＞ 本発明によれば血圧計本体が掌側にくるようにカフ帯
を装着すれば、クリップ板が手首形状に合致して手首に
対してカフ帯が正確に装着された状態となるとともにこ
の状態がクリップ板によって保持されるものであり、ず
れた状態で手首に装着すれば、血圧計本体が掌側に位置
しなくなる上に、クリップ板が手首と合致せずに違和感
を与えるものである。 ＜実施例＞ 以下本発明を図示の実施例に基づいて説明すると、こ
の血圧計は図からも明かなように、手首に巻き付けられ
るカフ帯１と、このカフ帯１に直接取り付けられた血圧
計本体２とからなるもので、カフ帯１は第２図に示すよ
うに、空気袋11とこれを包む内布12及び外布13の他に、
外布13内面と空気袋11外面との間にいれられたクリップ
板15とから構成され、面状ファスナー14によって手首に
巻き付け固定される。 ここにおけるクリップ板15は、弾性を有する合成樹脂
板で形成されたもので、その断面形状が手首の掌側の半
周に合わせた形状、つまりは楕円を長軸で切った形状と
なっており、外周面側からは外布13を貫通して外部に突
出する突部としてのマウント部16を一体に備えている。 一方、表面に血圧値表示部21や操作スイッチ22,23が
設けられている血圧計本体２は、上記マウント部16に連
結されることでその表面とクリップ板15の長軸方向とが
平行となるようにカフ帯１に取り付けられたもので、ク
リップ板15の中央に形成された孔を通じて空気袋11に接
続される圧力センサーや空気ポンプ（図示せず）等を内
蔵している。 しかしてこの血圧計では、クリップ板15の弾性を利用
して手首にはめつけたならば、この状態がクリップ板15
で保持されて仮止めされるものであり、この状態を面状
ファスナー14によって固定する。このように手首に取り
付けた後、手首とクリップ板15とが合致した状態となる
上に、血圧計本体２の表面が掌側を向くために、違和感
のない状態となるものであり、空気袋11を膨張させた時
にも、動脈41,42を確実に圧迫して、正確な血圧測定を
行なうことができる。 そして、手首に対してずれた状態で装着しようとした
時には、第３図に示すように、クリップ板15と手首形状
とが合致せず、これ故に違和感を伴ったものとなって、
装着が的確になされていないことを使用者は明確に認識
することができる。
以上のように本発明においては、クリップ板の形状の
ために手首に所要の向きでカフ帯を取り付けないことに
は違和感の高いものとなって、使用者がその装着間違い
を明確に認識することができるものであり、このために
カフ帯の正確な装着を促すことができるものであり、ま
た血圧計本体が掌側を向いているかどうかによっても正
確な装着がなされているかどうかを視認することができ
るものであり、しかも上記クリップ板は手首の半周に合
致した形状で且つ弾性を有しているために、カフ帯を手
首に装着するにあたり、クリップ板の弾性を利用して手
首にはめつけることができるとともにこの状態がクリッ
プ板によって保持されて仮止めされることから、血圧計
本体が取り付けられているために片手では困難であった
手首へのカフ帯の巻き付け固定を簡単に行うことができ
るものであって、正確な血圧測定を容易に得られるもの
である。
ために手首に所要の向きでカフ帯を取り付けないことに
は違和感の高いものとなって、使用者がその装着間違い
を明確に認識することができるものであり、このために
カフ帯の正確な装着を促すことができるものであり、ま
た血圧計本体が掌側を向いているかどうかによっても正
確な装着がなされているかどうかを視認することができ
るものであり、しかも上記クリップ板は手首の半周に合
致した形状で且つ弾性を有しているために、カフ帯を手
首に装着するにあたり、クリップ板の弾性を利用して手
首にはめつけることができるとともにこの状態がクリッ
プ板によって保持されて仮止めされることから、血圧計
本体が取り付けられているために片手では困難であった
手首へのカフ帯の巻き付け固定を簡単に行うことができ
るものであって、正確な血圧測定を容易に得られるもの
である。
第１図は本発明一実施例の斜視図、第２図及び第３図は
同上の断面図、第４図及び第５図は従来例の断面図であ
って、１はカフ帯、２は血圧計本体、11は空気袋、15は
クリップ板、16はマウント部を示す。
同上の断面図、第４図及び第５図は従来例の断面図であ
って、１はカフ帯、２は血圧計本体、11は空気袋、15は
クリップ板、16はマウント部を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも手首の拍動部側の半周に合致し
た形状となっているとともに弾性を有しているクリップ
板を内蔵したカフ帯と、上記クリップ板に形成されたマ
ウント部に取り付けられた血圧計本体とからなり、血圧
計本体はクリップ板における手首の掌側の対応部と平行
とされていることを特徴とする手首用血圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63185860A JP2669858B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 手首用血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63185860A JP2669858B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 手首用血圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0234143A JPH0234143A (ja) | 1990-02-05 |
| JP2669858B2 true JP2669858B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16178147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63185860A Expired - Lifetime JP2669858B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 手首用血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669858B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10092250B2 (en) | 2006-01-24 | 2018-10-09 | Swelling Solutions, Inc. | Control unit for a medical device |
| EP1983963B1 (en) * | 2006-01-24 | 2019-09-25 | Swelling Solutions, Inc. | Control unit assembly |
| US10772790B2 (en) | 2003-03-27 | 2020-09-15 | Tactile Systems Technology Inc. | Compression device for the limb |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1025798B1 (en) | 1994-10-07 | 2002-09-11 | Omron Corporation | A blood pressure monitor |
| WO1999035962A1 (fr) * | 1998-01-13 | 1999-07-22 | Omron Corporation | Tensiometre a brassard |
| US6422086B1 (en) | 2000-09-25 | 2002-07-23 | Welch Allyn, Inc. | Low profile pressure measuring device |
| WO2003020185A1 (en) * | 2001-08-29 | 2003-03-13 | Nicholas Meyer | Forearm support band with direct pressure monitoring |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP63185860A patent/JP2669858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10772790B2 (en) | 2003-03-27 | 2020-09-15 | Tactile Systems Technology Inc. | Compression device for the limb |
| US10092250B2 (en) | 2006-01-24 | 2018-10-09 | Swelling Solutions, Inc. | Control unit for a medical device |
| EP1983963B1 (en) * | 2006-01-24 | 2019-09-25 | Swelling Solutions, Inc. | Control unit assembly |
| US11471116B2 (en) | 2006-01-24 | 2022-10-18 | Swelling Solutions, Inc. | Control unit assembly |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0234143A (ja) | 1990-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070704 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 12 |